JPH10195684A - ステンレス熱延鋼材の脱スケール方法 - Google Patents

ステンレス熱延鋼材の脱スケール方法

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JPH10195684A
JPH10195684A JP34919796A JP34919796A JPH10195684A JP H10195684 A JPH10195684 A JP H10195684A JP 34919796 A JP34919796 A JP 34919796A JP 34919796 A JP34919796 A JP 34919796A JP H10195684 A JPH10195684 A JP H10195684A
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JP
Japan
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scale
stainless steel
pickling
rolling
cold rolling
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JP34919796A
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English (en)
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Toru Matsuhashi
透 松橋
Shigeru Kitani
滋 木谷
Koichi Takeuchi
孝一 武内
Hiroshi Matsumoto
啓 松本
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来から一般に使用されている公害対策等が必
要で取扱いにくい硫酸や硝酸とふっ酸の混酸を使用する
ことなく、ステンレス熱延鋼材を低ストで脱スケールす
る方法を提供する。 【解決手段】熱間圧延後の表面に酸化スケールを有する
ステンレス鋼材に、圧下率5%以上40%以下の冷間圧
延を施し、次いで塩酸水溶液に浸漬してスケールを除去
することを特徴とするステンレス熱延鋼材の脱スケール
方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱間圧延後の表面
に酸化スケール(以下、スケールと記す)を有するステ
ンレス鋼材に冷間圧延を施し、次いで塩酸水溶液に浸漬
してスケールを除去する脱スケール方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ステンレス熱延鋼板の一般的な脱スケー
ル方法は、スケールに機械的にクラックを入れた後、硫
酸や、硝酸とふっ酸の混酸に浸漬する方法が採られてい
る。このような方法が広く採用されているのはスケール
鋼のスケールは主に緻密なCr酸化物からなり酸に溶解
しにくいためである。
【0003】スケールにクラックを入れる方法には、主
にショットブラストが用いられているが、それ以外にも
圧延やブラシを用いる方法がある。
【0004】特公昭57−52122号公報には、ステ
ンレス鋼熱延板を1〜30%圧延し、次いでベルト回転
式の研磨機により研磨を施すことにより、酸洗を省略す
る方法が開示されている。
【0005】特開昭59−41482号公報には、ステ
ンレス鋼の熱延板の脱スケール法として、スケールが付
着した熱延鋼板を2%以上で冷間圧延(以下黒皮冷延と
いう)した後、スケールブレーカーで曲げ加工し、合計
10%以上の歪みを付与させた鋼帯を硫酸水溶液単味、
または硝酸とふっ酸の混酸で酸洗し、さらに研削ブラシ
で表面処理する方法が開示されている。
【0006】また、特開昭57−58912号公報に
は、普通鋼の熱延材を10〜70%の圧下率で黒皮冷延
して酸洗することにより、後工程の冷間圧延を省略する
方法が開示されている。
【0007】しかし、上記特公昭57−52122号公
報に開示されている方法は、黒皮冷間圧延とブラシによ
ってのみ脱スケールするため研削ベルトの消耗が激し
く、ランニングコストが上昇するなどの問題がある。
【0008】特開昭59−41482号公報に示されて
いる方法においては、圧延と曲げ加工によりショットブ
ラスト処理が省略可能となり、表面性状が良好となる。
しかし、酸洗方法は従来の硫酸および硝酸とふっ酸の混
酸を用いているため、酸が比較的高価なために酸原単位
が高くなるうえ、酸洗スラッジの問題が生じる。さら
に、硝酸、ふっ酸は環境および身体への影響も問題とな
る。
【0009】一方、普通鋼の酸洗では、スケール自体が
塩酸に溶解するため、塩酸水溶液を用いて浸漬酸洗する
方法が一般に採られている。場合によっては、脱スケー
ル速度を向上させるめ、表面に1〜2%程度の歪を付与
し、スケールにクラックを導入することもある。
【0010】塩酸の場合には、酸コストが低いうえに、
ほとんどが回収、再生されており、酸の原単位は非常に
低くなる。ステンレス熱延鋼材を塩酸により酸洗ができ
れば、ステンレス鋼の製造コストの大幅な低減が可能と
なる。
【0011】しかし、ステンレス鋼を塩酸水溶液に浸漬
すると鋼板表面が孔食状に溶解され表面が粗くなるた
め、冷間圧延後の表面性状が劣化するという問題があ
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来から一
般に使用されている公害対策等が必要で取扱いにくい硫
酸や硝酸とふっ酸の混酸を使用することなく、ステンレ
ス熱延鋼材を低ストで脱スケールする方法を提供するこ
とを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、ステンレ
ス鋼の熱延鋼材を脱スケールする方法において、硫酸や
硝酸とふっ酸の混酸を使用しないで低コストで脱スケー
ルする方法を開発をすべく塩酸水溶液による酸洗に着目
し、種々実験検討をおこなった。その結果、下記の知見
を得た。
【0014】1)ステンレス熱延鋼材を普通鋼の酸洗で
通常使われている10%程度の塩酸水溶液に浸漬した場
合、地金が孔食状に深く溶解されてしまい、これが冷間
圧延時にカブレ疵等の表面疵の原因となる。
【0015】2)しかし、酸化スケールが付着したまま
の熱延鋼材を、10%以上の圧下率で冷間圧延した後、
塩酸水溶液で酸洗すると、地金の孔食状の溶解を抑制す
ることができる。
【0016】3)また、10%以上40%以下の高圧下
率で黒皮冷延した後、塩酸水溶液で酸洗すると脱スケー
ル速度は飛躍的に向上する。
【0017】本発明は、このような知見に基づきなされ
たもので、その要旨は、「熱間圧延後の表面に酸化スケ
ールを有するステンレス鋼材に、圧下率5%以上40%
以下の冷間圧延を施し、次いで塩酸水溶液に浸漬してス
ケールを除去することを特徴とするステンレス熱延鋼材
の脱スケール方法」にある。
【0018】以下、本発明の実施の形態について詳細に
説明する。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の脱スケールの対象とする
ステンレス熱延鋼材は鋼板、形鋼、棒鋼および管材等で
あり、熱間圧延された鋼材であればよく、形状はどのよ
うなものであってもよい。
【0020】酸洗前の冷間圧延の圧下率を5%以上、4
0%以下に限定したのは、下記の理由による。
【0021】すなわち、5%未満の軽い圧下率での冷間
圧延では、圧下率の増加に伴い塩酸水溶液による酸洗時
間は急激に短縮される。しかし、地金が孔食状に深く溶
解されてしまい、これが後の冷間圧延において、かぶさ
り状の疵の発生原因となる。ところが、5%以上の圧下
率で圧延して酸洗すると孔食状に深く地金が溶解される
ことなく酸洗時間が短縮される。したがって、圧下率の
下限を5%とした。一方、50%以上の圧下率での冷間
圧延では、圧延時にスケールが鋼材の表面に押し込まれ
る量が増加する。しかも、押し込まれたスケールは酸に
難溶性のCr酸化物が主体となっているので酸洗時間を
長くしないと除去することができなくなり、酸洗効率が
低下する。したがって、圧下率の上限を40%とした。
好ましくは5〜30%である。この好適な圧下率を求め
るのにおこなった試験例を以下に示す。
【0022】板厚が3mmのSUS430のステンレス
鋼板を焼鈍した後、圧下率を2〜50%の範囲で種々変
えて黒皮冷延し、80℃の10%塩酸水溶液で酸洗し、
次いで仕上げ冷間圧延を施し全て板厚1mmとした。
【0023】使用した仕上げ圧延機は、2Hiでロール
径50mm、ロール表面粗度はRa=0.08μmであ
る。
【0024】酸洗時には、酸洗液に鋼板を浸漬してから
完全に脱スケールできるまでの時間を測定した。また、
仕上げ圧延した後各鋼板の表面光沢度をJIS Z 8
741に規定する60゜で測定した。
【0025】図1は、酸洗時間の測定結果を、圧下率と
の関係で図に示したものである。
【0026】同図より明らかなように、圧下率が約5〜
40%の範囲ではほぼ一定の酸洗時間となる。これは冷
間圧延した際、母材とスケールの伸展率の差によりスケ
ールが破壊されることにより酸の浸透性が向上したため
であり、この効果は約40%で飽和する。それ以上の圧
下率では逆に酸洗時間は増加している。
【0027】酸洗後に鋼板表面を観察したところ、酸洗
前の冷間圧延での圧下率が低い場合は酸洗によりピット
状に深く浸食されていた。また、圧下率の増大に伴いピ
ット状の溶解形態が全面にわたり細かくかつ浅くなるの
が認められた。
【0028】また、黒皮冷延後の断面を観察したところ
圧下率が5%以上と増加した場合の地金の凹凸が大きく
なっていた。このことから、酸洗前の冷間圧延における
圧下率が40%までの場合に仕上げ冷間圧延後の表面性
状が良好なのは、圧延による残留応力により酸洗時の溶
解反応の起点が細かく分散したためピット状の溶解が小
さくなったと推定される。
【0029】圧下率5〜40%で黒皮冷延した後、80
℃の5%塩酸水溶液で酸洗した場合の酸洗時間は、圧下
率3%の場合の約1/2以下に短縮され、ショットブラ
スト処理と比較しても約2/3の短縮された。
【0030】酸洗液に使用する塩酸水溶液の塩酸の濃度
は10〜15%がよく、液温は70〜90℃が好まし
い。
【0031】なお、本発明の方法は、黒皮圧延と、通常
実施されているベンダ、レベラや重研削ブラシ等の機械
的脱スケールとを組合わせる場合も含むのとし、組合わ
せると一層脱スケールが容易になることはいうまでもな
い。また、本発明の方法はフェライト系ステンレス鋼以
外のオーステナイト系ステンレス鋼や二相ステンレス鋼
にも効果がある。
【0032】
【実施例】
(実施例1)熱間圧延した板厚3mmのフェライト系ス
テンレスSUS430鋼板をバッチ式焼鈍炉により80
0℃で12時間焼鈍し、0〜50%の範囲内で圧下率を
変化させて黒皮冷圧した。その後、80℃の10%塩酸
水溶液で浸漬酸洗しスケールを除去し、次いで仕上げ冷
間圧延で板厚1mmとした。
【0033】従来の脱スケール方法と比較するため、上
記熱間圧延後、ショットブラストを施し、20%硫酸水
溶液で酸洗を行い、さらに8%硝酸+2%ふっ酸水溶液
にて浸漬酸洗したのち上記と同じ仕上げ冷延した。
【0034】酸洗処理では、酸洗液に鋼板を浸漬してか
らスケールが完全に除去されるまでの時間を測定した。
さらに、冷間圧延後表面観察によりかぶさり状の表面疵
の有無を調査した。その結果を表1に示す。
【0035】
【表1】
【0036】表1から、ショットブラスト後に硫酸+硝
ふっ酸酸洗処理した場合に比較して、黒皮冷圧の圧下率
が5〜40%の場合は、酸洗完了時間が短縮されたこと
が分かる。また、冷間圧延後の光沢度は、ショットブラ
ストしたNo.1とほぼ同程度となり、良好な結果を示
した。しかし、圧下率が0〜5%未満の場合、酸洗完了
時間が長時間となり、冷間圧延後の表面観察よりカブレ
状の表面疵が確認された。また40%を超える圧下率で
は、スケール押し込みの増加により酸洗完了時間が増加
した。
【0037】(実施例2)熱延板焼鈍を省略した板厚3
mmのフェライト系ステンレスSUH409L熱延鋼板
を0〜50%の範囲で圧下率を種々変化させて黒皮冷圧
した。次いで80℃の10%塩酸水溶液で酸洗した後、
2mm厚まで仕上げ冷間圧延施した。
【0038】従来の脱スケール方法と比較するため、上
記熱延鋼板にショットブラストを施し、20%硫酸水溶
液で酸洗を行い、さらに8%硝酸+1%ふっ酸水溶液に
て浸漬酸洗したのち上記と同じように仕上げ冷間圧延を
おこなっつた。
【0039】実施例1と同様に酸洗処理時間を測定し
た。測定結果を表2に示す。
【0040】
【表2】
【0041】表2から明らかなよいうに、圧下率5〜4
0%で黒皮冷圧して塩酸酸洗した本発明例のNo.15
〜18は、酸洗完了時間は60秒で、比較例のショット
ブラスト後に硫酸+硝ふっ酸酸洗処理したNo.11の
場合と同じである。
【0042】しかし、圧下率が0〜5%未満のNo.1
2〜14の場合、酸洗完了時間が長時間となり、冷間圧
延後の表面観察よりカブレ状の表面疵が確認された。ま
た40%を超えた圧下率では、スケール押し込みの増加
により酸洗完了時間が増加し、冷間圧延後の光沢度は仕
上げ冷延での圧下率を大きくとることができないため悪
化する。
【0043】
【発明の効果】ステンレス熱延鋼材に黒皮冷延を施すこ
とにより、ステンレスの熱延鋼材の酸洗に塩酸を用いる
普通鋼酸洗設備を利用することが可能となる。これによ
り製品の商品価値を下げることなく、生産性の向上およ
び酸原単位の低減等が可能となり、工業的な意義は大き
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】黒皮冷延の圧下率と塩酸酸洗完了時間との関係
を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 啓 大阪府大阪市中央区北浜4丁目5番33号住 友金属工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱間圧延後の表面に酸化スケールを有する
    ステンレス鋼材に、圧下率5%以上40%以下の冷間圧
    延を施し、次いで塩酸水溶液に浸漬してスケールを除去
    することを特徴とするステンレス熱延鋼材の脱スケール
    方法。
JP34919796A 1996-12-27 1996-12-27 ステンレス熱延鋼材の脱スケール方法 Pending JPH10195684A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112207128A (zh) * 2019-07-12 2021-01-12 常州新武轨道交通新材料有限公司 一种轧钢加工工艺

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112207128A (zh) * 2019-07-12 2021-01-12 常州新武轨道交通新材料有限公司 一种轧钢加工工艺

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