JPH10195048A - 3−(ニトロベンゾイル)インドール誘導体の製造法 - Google Patents

3−(ニトロベンゾイル)インドール誘導体の製造法

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JPH10195048A
JPH10195048A JP657097A JP657097A JPH10195048A JP H10195048 A JPH10195048 A JP H10195048A JP 657097 A JP657097 A JP 657097A JP 657097 A JP657097 A JP 657097A JP H10195048 A JPH10195048 A JP H10195048A
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nitrobenzoyl
indole
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JP657097A
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Masahiko Mizuno
雅彦 水野
Yasunobu Miyamoto
泰延 宮本
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】3−(ニトロベンゾイル)インドール誘導体の
製造法を提供すること. 【解決手段】 一般式(1) で示される3−(ニトロベンゾイル)−N−スルホニル
インドール誘導体と無機塩基とを反応させることを特徴
とする一般式(4) で示される3−(ニトロベンゾイル)−インドール誘導
体の製造法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、特開平4
−244061号公報に記載の医薬中間体として重要で
ある3−(ニトロベンゾイル)インド−ル誘導体の製造
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、下記一般式(4)で示される3−
(ニトロベンゾイル)インドール誘導体の製造法として
特開平4−244061号公報に記載の方法が知られて
いる。この方法は下記ルートに示すように窒素上が無置
換のインドール誘導体と、ハロゲン化ニトロベンゾイル
をルイス酸の存在下反応させる方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の方法で
はインドール誘導体の窒素上にニトロベンゾイル基が導
入された化合物が副生するため収率が非常に悪いという
問題点があり、 必ずしも十分なものではなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような問題を解決す
るために、鋭意検討した結果、下記ルートに示すよう
に、インドール誘導体の窒素上をスルホニル基で保護し
た後、ハロゲン化ニトロベンゾイルと反応させ、その後
スルホニル基を除去することにより3−(ニトロベンゾ
イル)インドール誘導体を製造する方法を見い出し本発
明にいたった。
【0005】すなわち、本発明は 一般式(1) (式中、R1 は、鎖状もしくは環状アルキル基、または
ニトロもしくはアルキルで置換されていてもよいアリー
ル基を示し、R2 、R3 、R4 、R5 、R6 は、同一ま
たは相異なり、水素原子、鎖状もしくは環状アルキル
基、低級アルコキシ基、フェニルアルコキシ基またはニ
トロ、ハロゲン、アルキルもしくはアルコキシで置換さ
れていてもよいアリール基を示す。)で示される3−
(ニトロベンゾイル)−N−スルホニルインドール誘導
体と無機塩基とを反応させることを特徴とする一般式
(4) (式中、R2 、R3 、R4 、R5 、R6 は、前記と同じ
意味を表わす。)で示される3−(ニトロベンゾイル)
−インドール誘導体の製造法を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。本発明で用いられる化合物の一般式に於いて、R
1 の鎖状もしくは環状アルキル基としては、例えばメチ
ル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n
−ブチル基、ter−ブチル基、シクロヘキシル基等が
挙げられ、ニトロもしくはアルキルで置換されていても
よいアリール基としては、例えばフェニル基、2−メチ
ルフェニル基、3−メチルフェニル基、4−メチルフェ
ニル基、2−ニトロフェニル基、3−ニトロフェニル
基、4−ニトロフェニル基、ナフチル基等が挙げられ
る。R2 、R3 、R4 、R5 、R6 の鎖状もしくは環状
アルキル基としては、例えばメチル基、エチル基、n−
プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、ter−
ブチル基、シクロヘキシル基等が挙げられ、低級アルコ
キシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、n−プロピ
ルオキシ基、イソプロピルオキシ基が挙げられ、フェニ
ルアルコキシ基としては、ベンジルオキシ基等が挙げら
れ、ニトロ、ハロゲン、アルキルもしくはアルコキシで
置換されていてもよいアリール基としては、例えばフェ
ニル基、2−メチルフェニル基、3−メチルフェニル
基、4−メチルフェニル基、2,4−ジメチルフェニル
基、2,6−ジメチルフェニル基、2−ニトロフェニル
基、3−ニトロフェニル基、4−ニトロフェニル基、
2,4−ジニトロフェニル基、2,6−ジニトロフェニ
ル基、2−メトキシフェニル基、3−メトキシフェニル
基、4−メトキシフェニル基、2、4−ジメトキシフェ
ニル基、2、6−ジメトキシフェニル基、2−クロロフ
ェニル基、3−クロロフェニル基、4−クロロフェニル
基、2、4−ジクロロフェニル基、2、6−ジクロロフ
ェニル基、ナフチル基等が挙げられる。
【0007】本発明の一般式(1)で示される3−(ニ
トロベンゾイル)−N−スルホニルインドール誘導体と
無機塩基とを反応させることにより一般式(4)で示さ
れる3−(ニトロベンゾイル)−インド−ル誘導体を得
る製造法において、用いられる無機塩基としては、例え
ば炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、水酸化カリウム、水
酸化ナトリウム等のアルカリ金属の炭酸塩、 水酸化物等
が挙げられる。無機塩基の使用量は一般式(1)で示さ
れる3−(ニトロベンゾイル)−N−スルホニルインド
ール誘導体に対して、通常0.1〜100モル倍、好ま
しくは0.5〜10モル倍である。
【0008】本反応には、 通常、 溶媒が用いられ、かか
る溶媒としては、アルコール類と水の混合溶媒が用いら
れる。アルコール類としては、メタノール、エタノー
ル、n−プロパノール、2−プロパノール、n−ブタノ
ール、sec−ブタノール、ter−ブタノール等が挙
げられる。水とアルコール類の重量比(水/アルコール
類)は通常0.05〜5、好ましくは0.1〜1であ
る。使用量は特に限定されない。
【0009】反応温度は、通常0℃〜100℃、好まし
くは50℃〜80℃である。反応時間は特に制限される
ことはない。反応終点は例えば、TLCにより確認する
ことができる。
【0010】反応終了後は、例えば、濃縮、抽出、再結
晶等の通常の後処理操作により目的化合物を得ることが
できる。
【0011】本発明に用いられる一般式(1)で示され
る3−(ニトロベンゾイル)−N−スルホニルインド−
ル誘導体は、一般式(2) (式中、R1 、R2 、R3 、R4 、R5 、R6 は、前記
と同じ意味を表わす。)で示されるN−スルホニルイン
ドール誘導体と一般式(3) (式中、Xは、ハロゲン原子を示す。)で示されるハロ
ゲン化ニトロベンゾイルとをルイス酸の存在下反応させ
ることにより製造することができる。
【0012】一般式(3)で示されるハロゲン化ニトロ
ベンゾイルとしては、例えば塩化2−ニトロベンゾイ
ル、塩化3−ニトロベンゾイル、塩化4−ニトロベンゾ
イル、臭化2−ニトロベンゾイル、臭化3−ニトロベン
ゾイル、臭化4−ニトロベンゾイル、ヨウ化2−ニトロ
ベンゾイル、ヨウ化3−ニトロベンゾイル、ヨウ化4−
ニトロベンゾイル等が挙げられる。一般式(3)で示さ
れるハロゲン化ニトロベンゾイルの使用量は、一般式
(2)で示されるN−スルホニルインドール誘導体に対
して、通常1〜10モル倍、好ましくは1〜1.2モル
倍である。
【0013】ルイス酸としては、通常フリーデルクラフ
ツ反応で用いられる塩化アルミニウム、臭化アルミニウ
ム、塩化亜鉛、臭化亜鉛、塩化鉄(III)、臭化鉄(II
I)、塩化スズ、四塩化チタン、トリフルオロボランエー
テル錯体等を使用することにより本反応を行うことがで
きる。より好ましくは塩化アルミニウムを使用するのが
よい。ルイス酸の使用量は、一般式(2)で示されるN
−スルホニルインドール誘導体に対して、通常0.1〜
10モル倍、好ましくは1〜1.2モル倍である。
【0014】上記反応には、 通常、 溶媒が用いられかか
る溶媒としては、ニトロ化炭化水素、ハロゲン化炭化水
素、エーテル類等が用いられる。例えばニトロメタン、
ニトロベンゼン、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエ
タン、クロロベンゼン、テトラヒドロフラン等である。
使用量は特に限定されない。
【0015】反応温度は、通常0℃〜100℃、好まし
くは20℃〜50℃である。反応時間は特に制限される
ことはない。反応終点はTLCにより確認することがで
きる。反応終了後は、例えば、水を加え分液し、濃縮、
抽出、シリカゲルカラム等の通常の後処理操作により目
的化合物を得ることができる。
【0016】上記反応で用いられる一般式(2)で示さ
れるN−スルホニルインド−ル誘導体は、Synthesis,19
79,136. に記載の方法に準じて以下のように合成するこ
とができる。すなわち、一般式(5) (式中、R2 、R3 、R4 、R5 、R6 は、前記と同じ
意味を表わす。)で示されるインドール誘導体と一般式
(6) (式中、R1 は、前記と同じ意味を表わし、Xはハロゲ
ン原子を示す。)で示されるハロゲン化スルホニルと
を、相間移動触媒と無機塩基の存在下反応させることに
より一般式(2)で示されるN−スルホニルインドール
誘導体を得ることができる。
【0017】一般式(6)で示されるN−スルホニルイ
ンドール誘導体としては、例えば、塩化ベンゼンスルホ
ニル、 塩化p−トルエンスルホン酸、塩化メタンスルホ
ン酸等が挙げられる。その使用量は、一般式(5)で示
されるインドール誘導体に対して、通常、 1〜10モル
倍、好ましくは、 1〜2モル倍である。相間移動触媒と
しては、一般に用いられているものが使用できるが、な
かでも硫酸水素テトラブチルアンモニウムを用いるのが
好ましい。その使用量は、一般式(5)で示されるイン
ドール誘導体に対して、通常、 0.01〜1モル倍、好
ましくは、 0.05〜0.5モル倍である。無機塩基と
しては、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の水酸化
物が、挙げられ、なかでも水酸化ナトリウムが好ましく
用いられる。無機塩基の使用量は、通常、 ハロゲン化ス
ルホニルに対して、1モル倍以上用いられる。
【0018】上記反応には通常、 有機溶媒が用いられ、
かかる溶媒としては、例えば、ヘキサン、トルエン、ジ
クロロメタン、ジエチルエーテル等の炭化水素類、ハロ
ゲン化炭化水素類、エーテル類等が挙げられる。反応温
度は、通常、0〜100℃、好ましくは、20〜50℃
である。反応時間は、特に限定されることはなく、反応
終点は、例えば、TLC等によって確認することができ
る。
【0019】
【発明の効果】本発明の製造法によれば、医薬中間体と
して有用な一般式(4)で示される3−(ニトロベンゾ
イル)インドール誘導体を収率良く製造することができ
る。
【0020】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれにより限定されるものではな
い。
【0021】(参考例1)インド−ル50g(0.42
7mol)と硫酸水素テトラブチルアンモニウム14.
5g(0.0427mol)をトルエン1100gと2
7%水酸化ナトリウム水1100gの混合溶媒に溶解し
た。これにp−トルエンスルホン酸122g(0.64
0mol)のトルエン367g溶液を室温で1時間かけ
て滴下し、同温で2時間攪拌した。TLCによりインド
ールの消失を確認した後、水層を分液し、トルエンを留
去し粗生成物を得た。これを酢酸エチルとヘキサンの混
合溶媒で再結晶しN−(p−トルエンスルホニル)イン
ドール104.3gを白色結晶として得た。(収率 9
0% 対インドール) 融点:84〜85℃1 H NMR(CDCl3 )δ ppm:2.30
(s,3H,Me) 6.64(d,1H,J=3.
63Hz,C=CH−N) 7.16−7.24
(m,4H,Ph) 7.49−7.53(m,1
H,Ph) 7.55(d,1H,J=3.63H
z,CH−N) 7.72−7.77(m,2H,P
h) 7.99(d,1H,J=8.24Hz,P
h)
【0022】(参考例2)インド−ル35g(0.29
9mol)と硫酸水素テトラブチルアンモニウム10.
15g(0.0299mol)をトルエン770gと4
8%水酸化ナトリウム水450gの混合溶媒に溶解し
た。これに塩化ベンゼンスルホニル79.1g(0.4
48mol)のトルエン385g溶液を室温で1時間か
けて滴下し、同温で1時間攪拌した。TLCによりイン
ドールの消失を確認した後、水1050gを加え水層を
分液し、トルエンを留去し粗生成物を得た。これを酢酸
エチルとヘキサンの混合溶媒で再結晶しN−ベンゼンス
ルホニルインドール65.4gを白色結晶として得た。
(収率 85% 対インドール) 融点:77〜78℃1 H NMR(CDCl3 )δ ppm:6.66(d
d,1H,J=3.63,0.66Hz,C=CH−
N)7.20−7.54(m,6H,Ph) 7.5
6(d,1H,J=3.63Hz,CH−N) 7.
85−7.89(m,2H,Ph) 8.00(d,
1H,J=8.24Hz,Ph)
【0023】(参考例3)インド−ル25g(0.21
3mol)と硫酸水素テトラブチルアンモニウム7.2
5g(0.0214mol)をトルエン550gと27
%水酸化ナトリウム水550gの混合溶媒に溶解した。
これに塩化メタンスルホニル73.3g(0.763m
ol)を50℃で1時間かけて滴下し、同温で7時間攪
拌した。TLCによりインドールの消失を確認した後、
水層を分液し、トルエンを留去し粗生成物を得た。これ
をシリカゲルクロマトグラフィー(移動相:酢酸エチル
/ヘキサン=1/20)により精製し、N−メタンスル
ホニルインドール39.5gを無色液体として得た。
(収率 95% 対インドール)1 H NMR(CDCl3 )δ ppm:3.06
(s,3H,Me) 6.70(dd,1H,J=
3.63,0.99Hz,C=CH−N) 7.2
5−7.40(m,2H,Ph) 7.42(d,1H,J=3.63Hz,CH−N)
7.61(ddd,1H,J=3.63,0.99,
0.66Hz,Ph) 7.90(d,1H,J=
6.27Hz,Ph)
【0024】(参考例4)インド−ル50g(0.42
7mol)と硫酸水素テトラブチルアンモニウム14.
5g(0.0427mol)をトルエン1100gと2
7%水酸化ナトリウム水1100gの混合溶媒に溶解し
た。これに塩化2−ニトロベンゼンスルホニル120g
(0.633mol)のトルエン300g溶液を室温で
1時間かけて滴下し、同温で2時間攪拌した。TLCに
よりインドールの消失を確認した後、水層を分液し、ト
ルエンを留去し粗生成物を得た。これを酢酸エチルとヘ
キサンの混合溶媒で再結晶しN−(2−ニトロベンゼン
スルホニル)インドール109.7gを白色結晶として
得た。(収率 85% 対インドール)
【0025】(参考例5)2−メトキシカルボニルイン
ド−ル75g(0.428mol)と硫酸水素テトラブ
チルアンモニウム14.5g(0.0427mol)を
トルエン1100gと27%水酸化ナトリウム水110
0gの混合溶媒に溶解した。これに塩化p−トルエンス
ルホニル122g(0.640mol)のトルエン36
7g溶液を室温で1時間かけて滴下し、同温で2時間攪
拌した。TLCにより2−メトキシカルボニルインドー
ルの消失を確認した後、水層を分液し、トルエンを留去
し粗生成物を得た。これを酢酸エチルとヘキサンの混合
溶媒で再結晶しN−(p−トルエンスルホニル)−2−
メトキシカルボニルインドール126.9gを白色結晶
として得た。(収率 90% 対2−メトキシカルボニ
ルインドール)
【0026】(参考例6)4−メチルインド−ル56g
(0.427mol)と硫酸水素テトラブチルアンモニ
ウム14.5g(0.0427mol)をトルエン11
00gと27%水酸化ナトリウム水1100gの混合溶
媒に溶解した。これに塩化p−トルエンスルホニル12
2g(0.640mol)のトルエン367g溶液を室
温で1時間かけて滴下し、同温で2時間攪拌した。TL
Cにより4−メチルインドールの消失を確認した後、水
層を分液し、トルエンを留去し粗生成物を得た。これを
酢酸エチルとヘキサンの混合溶媒で再結晶しN−(p−
トルエンスルホニル)−4−メチルインドール103.
6gを白色結晶として得た。(収率 85% 対4−メ
チルインドール)
【0027】(参考例7)5−ベンジルオキシインドー
ル95g(0.425mol)と硫酸水素テトラブチル
アンモニウム14.5g(0.0427mol)をトル
エン1100gと27%水酸化ナトリウム水1100g
の混合溶媒に溶解した。塩化p−トルエンスルホニル1
22g(0.640mol)のトルエン367g溶液を
室温で1時間かけて滴下し、同温で2時間攪拌した。T
LCによりインドールの消失を確認した後、水層を分液
し、トルエンを留去し粗生成物を得た。これを酢酸エチ
ルとヘキサンの混合溶媒で再結晶しN−(p−トルエン
スルホニル)−5−ベンジルオキシインドール128.
3gを白色結晶として得た。(収率 80% 対5−ベ
ンジルオキシカルボニルインドール)
【0028】(実施例1)塩化アルミニウム3.95g
(29.62mmol)のニトロメタン25g溶液中に
室温で塩化3−ニトロベンゾイル5.50g(29.6
4mmol)のニトロメタン10g溶液を滴下した。同
温で1時間攪拌後、参考例1で得られたN−(p−トル
エンスルホニル)インドール8.0g(29.48mm
ol)のニトロメタン20g溶液を室温で滴下し、同温
で1時間攪拌した。TLCによりN−(p−トルエンス
ルホニル)インドールの消失を確認後、水80gを50
℃以下で滴下した。分液により水層を除いた後、濃縮し
粗生成物を得た。これをシリカゲルクロマトグラフィー
(移動相:酢酸エチル/ヘキサン=1/10)により精
製し、3−(3−ニトロベンゾイル)−N−(p−トル
エンスルホニル)インドール11.38gを得た。(収
率 95% 対 N−(p−トルエンスルホニル)イン
ドール) 融点:74〜75℃1 H NMR(DMSO−d6 )δ ppm:2.38
(s,3H,Me−Ph−SO2 −) 7.32
(d,2H,J=8.58Hz,Me−Ph−SO
2 −) 7.37−7.49(m,2H,Ph)
7.75(t,1H,J=8.09Hz,−CH=CH
−C(NO2)−) 7.84(d,2H,J=8.
58Hz,Me−Ph−SO2 −) 8.00−8.03(m,1H,Ph) 8.01
(s,1H,−CO−C=CH−C(NO2 )−)
8.17−8.22(m,1H,Ph) 8.26−
8.31(m,1H,Ph) 8.45−8.50
(m,1H,Ph) 8.63−8.66(m,1H,−N−CH=C−)13 C NMR(DMSO−d6 )δ 21.6,11
3.3,119.6,122.8,123.8,12
5.1,126.3,126.6,127.2,12
8.0,130.0,130.4,133.8,13
4.2,134.4,135.0,140.4,14
6.3,148.2,188.2
【0029】(実施例2)塩化アルミニウム4.14g
(31.05mmol)のニトロメタン25g溶液中に
室温で塩化3−ニトロベンゾイル5.76g(31.0
4mmol)のニトロメタン10g溶液を滴下した。同
温で1時間攪拌後、参考例2で得られたN−ベンゼンス
ルホニルインドール8.0g(31.09mmol)の
ニトロメタン17g溶液を室温で滴下し、同温で1時間
攪拌した。TLCによりN−ベンゼンスルホニルインド
ールの消失を確認後、水80gを50℃以下で滴下し
た。分液により水層を除いた後、濃縮し粗生成物を得
た。これをシリカゲルクロマトグラフィー(移動相:酢
酸エチル/ヘキサン=1/5)により精製し、N−ベン
ゼンスルホニル−3−(3−ニトロベンゾイル)インド
ール10.92gを得た。(収率 90% 対 N−ベ
ンゼンスルホニルインドール) 融点:114〜116℃1 H NMR(DMSO−d6 )δ ppm:7.38
−7.70(m,5H,Ph) 7.76(t,1
H,J=7.92Hz,−C=CH−C(NO2
−) 7.95−8.05(m,4H,Ph)
8.18−8.22(m,1H,Ph) 8.26−
8.31(m,1H,Ph) 8.45−8.51
(m,1H,Ph) 8.64−8.66(m,1
H,N−CH=C)13 C NMR(DMSO−d6 )δ 113.2,11
9.8,122.8,123.8,125.1,12
5.2,126.5,126.7,127.1,12
8.0,129.8,130.0,133.7,13
4.4,134.8,135.0,135.7,13
7.2,140.4,148.2,188.2
【0030】(実施例3)塩化アルミニウム4.10g
(30.75mmol)のニトロメタン25g溶液中に
室温で塩化3−ニトロベンゾイル5.71g(30.7
7mmol)のニトロメタン10g溶液を滴下した。同
温で1時間攪拌後、参考例3で得られたN−メタンスル
ホニルインドール5.13g(26.28mmol)の
ニトロメタン17g溶液を室温で滴下し、同温で1時間
攪拌した。TLCによりN−メタンスルホニルインドー
ルの消失を確認後、水80gを50℃以下で滴下した。
分液により水層を除いた後、濃縮し粗生成物を得た。こ
れをシリカゲルクロマトグラフィー(移動相:酢酸エチ
ル/ヘキサン=1/5)により精製し、N−メタンスル
ホニル−3−(3−ニトロベンゾイル)インドール7.
77gを得た。(収率90% 対 N−メタンスルホニ
ルインドール)
【0031】(実施例4)塩化アルミニウム3.95g
(29.62mmol)のニトロメタン25g溶液中に
室温で塩化3−ニトロベンゾイル5.50g(29.6
4mmol)のニトロメタン10g溶液を滴下した。同
温で1時間攪拌後、参考例4で得られたN−(2−ニト
ロベンゼンスルホニル)インドール8.9g(29.4
4mmol)のニトロメタン20g溶液を室温で滴下
し、同温で1時間攪拌した。TLCによりN−(2−ニ
トロベンゼンスルホニル)インドールの消失を確認後、
水80gを50℃以下で滴下した。分液により水層を除
いた後、濃縮し粗生成物を得た。これをシリカゲルクロ
マトグラフィー(移動相:酢酸エチル/ヘキサン=1/
10)により精製し、3−(3−ニトロベンゾイル)−
N−(2−ニトロベンゼンスルホニル)インドール1
1.54gを得た。(収率 95% 対 N−(2−ニ
トロベンゼンスルホニル)インドール)
【0032】(実施例5)塩化アルミニウム3.95g
(29.62mmol)のニトロメタン25g溶液中に
室温で塩化3−ニトロベンゾイル5.50g(29.6
4mmol)のニトロメタン10g溶液を滴下した。同
温で1時間攪拌後、参考例5で得られたN−(p−トル
エンスルホニル)−2−メトキシカルボニルインドール
9.7g(29.45mmol)のニトロメタン20g
溶液を室温で滴下し、同温で1時間攪拌した。TLCに
よりN−(p−トルエンスルホニル)−2−メトキシカ
ルボニルインドールの消失を確認後、水80gを50℃
以下で滴下した。分液により水層を除いた後、濃縮し粗
生成物を得た。これをシリカゲルクロマトグラフィー
(移動相:酢酸エチル/ヘキサン=1/10)により精
製し、3−(3−ニトロベンゾイル)−N−(p−トル
エンスルホニル)−2−メトキシカルボニルインドール
12.75gを得た。(収率 91% 対 N−(p−
トルエンスルホニル)−2−メトキシカルボニルインド
ール)
【0033】(実施例6)塩化アルミニウム3.95g
(29.62mmol)のニトロメタン25g溶液中に
室温で塩化3−ニトロベンゾイル5.50g(29.6
4mmol)のニトロメタン10g溶液を滴下した。同
温で1時間攪拌後、参考例6で得られたN−(p−トル
エンスルホニル)−4−メチルインドール8.4g(2
9.44mmol)のニトロメタン20g溶液を室温で
滴下し、同温で1時間攪拌した。TLCによりN−(p
−トルエンスルホニル)−4−メチルインドールの消失
を確認後、水80gを50℃以下で滴下した。分液によ
り水層を除いた後、濃縮し粗生成物を得た。これをシリ
カゲルクロマトグラフィー(移動相:酢酸エチル/ヘキ
サン=1/10)により精製し、3−(3−ニトロベン
ゾイル)−N−(p−トルエンスルホニル)−4−メチ
ルインドール10.87gを得た。(収率 85% 対
N−(p−トルエンスルホニル)−4−メチルインド
ール)
【0034】(実施例7)塩化アルミニウム3.95g
(29.62mmol)のニトロメタン25g溶液中に
室温で塩化3−ニトロベンゾイル5.50g(29.6
4mmol)のニトロメタン10g溶液を滴下した。同
温で1時間攪拌後、参考例7で得られたN−(p−トル
エンスルホニル)−5−ベンジルオキシインドール1
1.1g(29.41mmol)のニトロメタン20g
溶液を室温で滴下し、同温で1時間攪拌した。TLCに
よりN−(p−トルエンスルホニル)−5−ベンジルオ
キシインドールの消失を確認後、水80gを50℃以下
で滴下した。分液により水層を除いた後、濃縮し粗生成
物を得た。これをシリカゲルクロマトグラフィー(移動
相:酢酸エチル/ヘキサン=1/10)により精製し、
3−(3−ニトロベンゾイル)−N−(p−トルエンス
ルホニル)−5−ベンジルオキシインドール12.39
gを得た。(収率 80% 対 N−(p−トルエンス
ルホニル)−5−ベンジルオキシインドール)
【0035】(実施例8)塩化アルミニウム3.95g
(29.62mmol)のニトロメタン25g溶液中に
室温で塩化2−ニトロベンゾイル5.50g(29.6
4mmol)のニトロメタン10g溶液を滴下した。同
温で1時間攪拌後、参考例1で得られたN−(p−トル
エンスルホニル)インドール8.0g(29.48mm
ol)のニトロメタン20g溶液を室温で滴下し、同温
で1時間攪拌した。TLCによりN−(p−トルエンス
ルホニル)インドールの消失を確認後、水80gを50
℃以下で滴下した。分液により水層を除いた後、濃縮し
粗生成物を得た。これをシリカゲルクロマトグラフィー
(移動相:酢酸エチル/ヘキサン=1/10)により精
製し、3−(2−ニトロベンゾイル)−N−(p−トル
エンスルホニル)インドール11.38gを得た。(収
率 95% 対 N−(p−トルエンスルホニル)イン
ドール)
【0036】(実施例9)塩化アルミニウム3.95g
(29.62mmol)のニトロメタン25g溶液中に
室温で塩化4−ニトロベンゾイル5.50g(29.6
4mmol)のニトロメタン10g溶液を滴下した。同
温で1時間攪拌後、参考例1で得られたN−(p−トル
エンスルホニル)インドール8.0g(29.48mm
ol)のニトロメタン20g溶液を室温で滴下し、同温
で1時間攪拌した。TLCによりN−(p−トルエンス
ルホニル)インドールの消失を確認後、水80gを50
℃以下で滴下した。分液により水層を除いた後、濃縮し
粗生成物を得た。これをシリカゲルクロマトグラフィー
(移動相:酢酸エチル/ヘキサン=1/10)により精
製し、3−(4−ニトロベンゾイル)−N−(p−トル
エンスルホニル)インドール11.38gを得た。(収
率 95% 対 N−(p−トルエンスルホニル)イン
ドール)
【0037】(実施例10)実施例1により得られた3
−(3−ニトロベンゾイル)−N−(p−トルエンスル
ホニル)インドール5.14g(12.71mmol)
を炭酸カリウム6.82g(49.35mmol)の存
在下、水100g、メタノ−ル300gの混合溶媒中還
流下で攪拌した。TLCにより3−(3−ニトロベンゾ
イル)−N−(p−トルエンスルホニル)インドールの
消失を確認後、溶媒を留去した。酢酸エチル200g、
水100gを加え抽出し、分液により水層を除き、有機
層を水100gで洗浄後溶媒を留去し粗生成物を得た。
これを酢酸エチルにより再結晶し3−(3−ニトロベン
ゾイル)インドール3.21gを黄色結晶として得た。
(収率 95% 対 3−(3−ニトロベンゾイル)−
N−(p−トルエンスルホニル)インドール) 融点:220〜223℃1 1H NMR(DMSO−d6 )δ ppm:7.2
4−7.34(m,2H,Ph) 7.51−7.5
9(m,1H,Ph) 7.84(t,1H,J=
7.92Hz,−C=CH−C(NO 2 )−))
8.08(d,1H,J=3.30Hz,CH−N)
8.21−8.31(m,2H,Ph) 8.42
−8.51(m,2H,Ph) 12.23(br,1H,NH)13 C NMR(DMSO−d6 ):δ 112.3,1
14.6,121.4,122.2,122.9,12
3.4,125.4,126.0,130.1,13
4.5,136.6,136.8,141.6,14
7.7,187.4
【0038】(実施例11)実施例2により得られたN
−ベンゼンスルホニル−3−(3−ニトロベンゾイル)
インドール5.25g(13.45mmol)を炭酸カ
リウム10.77g(77.92mmol)の存在下、
水100g、メタノ−ル300gの混合溶媒中還流下で
攪拌した。TLCによりN−ベンゼンスルホニル−3−
(3−ニトロベンゾイル)インドールの消失を確認後、
溶媒を留去した。酢酸エチル200g、水100gを加
え抽出し、分液により水層を除き、有機層を水100g
で洗浄後溶媒を留去し粗生成物を得た。これを酢酸エチ
ルにより再結晶し3−(3−ニトロベンゾイル)インド
ール3.33gを黄色結晶として得た。(収率 93%
対 N−ベンゼンスルホニル−3−(3−ニトロベンゾ
イル)インドール)
【0039】(実施例12)実施例3により得られたN
−メタンスルホニル−3−(3−ニトロベンゾイル)イ
ンドール3.45g(10.51mmol)を炭酸カリ
ウム8.42g(60.92mmol)の存在下、水1
00g、メタノ−ル300gの混合溶媒中還流下で攪拌
した。TLCによりN−メタンスルホニル−3−(3−
ニトロベンゾイル)インドールの消失を確認後、溶媒を
留去した。酢酸エチル200g、水100gを加え抽出
し、分液により水層を除き、有機層を水100gで洗浄
後溶媒を留去し粗生成物を得た。これを酢酸エチルによ
り再結晶し3−(3−ニトロベンゾイル)インドール
2.52gを黄色結晶として得た。(収率 90% 対
N−メタンスルホニル−3−(3−ニトロベンゾイル)
インドール)
【0040】(実施例13)塩化アルミニウム3.95
g(29.62mmol)のニトロメタン25g溶液中
に室温で塩化3−ニトロベンゾイル5.50g(29.
64mmol)のニトロメタン10g溶液を滴下した。
同温で1時間攪拌後、参考例1で得られたN−(p−ト
ルエンスルホニル)インドール8.0g(29.48m
mol)のニトロメタン20g溶液を室温で滴下し、同
温で1時間攪拌した。TLCによりN−(p−トルエン
スルホニル)インドールの消失を確認後、水80gを5
0℃以下で滴下した。分液により水層を除いた後、濃縮
し粗3−(3−ニトロベンゾイル)−N−(p−トルエ
ンスルホニル)インドール13.41gを得た。(含量
80% 収率90% 対 N−(p−トルエンスルホニ
ル)インドール) 得られた粗3−(3−ニトロベンゾイル)−N−(p−
トルエンスルホニル)インドール13.41gに水10
0g、メタノール300g、炭酸カリウム19.33g
(140mmol)を加え還流下攪拌した。TLCによ
り3−(3−ニトロベンゾイル)−N−(p−トルエン
スルホニル)インドールの消失確認後、溶媒を留去し
た。酢酸エチル200g、水100gを加え抽出し、分
液により水層を除き、有機層を水100gで洗浄後溶媒
を留去し粗生成物を得た。これを酢酸エチルにより再結
晶し3−(3−ニトロベンゾイル)インドール6.75
gを黄色結晶として得た。(収率 86% 対 N−
(p−トルエンスルホニル)インドール)
【0041】(実施例14)塩化アルミニウム4.20
g(31.50mmol)のニトロメタン25g溶液中
に室温で塩化3−ニトロベンゾイル5.80g(31.
26mmol)のニトロメタン10g溶液を滴下した。
同温で1時間攪拌後、参考例2で得られたN−ベンゼン
スルホニルインドール8.0g(31.09mmol)
のニトロメタン17g溶液を室温で滴下し、同温で1時
間攪拌した。TLCによりN−ベンゼンスルホニルイン
ドールの消失を確認後、水80gを50℃以下で滴下し
た。分液により水層を除いた後、濃縮し粗N−ベンゼン
スルホニル−3−(3−ニトロベンゾイル)インドール
を13.66g得た。(含量 80% 収率 90%対
N−ベンゼンスルホニルインドール) 得られた粗N−ベンゼンスルホニル−3−(3−ニトロ
ベンゾイル)インドール13.66gに水100g、メ
タノール300g、炭酸カリウム19.33g(140
mmol)を加え還流下攪拌した。TLCによりN−ベ
ンゼンスルホニル−3−(3−ニトロベンゾイル)イン
ドールの消失確認後、溶媒を留去した。酢酸エチル20
0g、水100gを加え抽出し、分液により水層を除
き、有機層を水100gで洗浄後溶媒を留去し粗生成物
を得た。これを酢酸エチルにより再結晶し3−(3−ニ
トロベンゾイル)インドール6.62gを黄色結晶とし
て得た。(収率 80% 対 N−ベンゼンスルホニル
インドール)
【0042】(実施例15)塩化アルミニウム4.15
g(31.12mmol)のニトロメタン25g溶液中
に室温で塩化3−ニトロベンゾイル5.75g(30.
99mmol)のニトロメタン10g溶液を滴下した。
同温で1時間攪拌後、参考例3で得られたN−メタンス
ルホニルインドール6.0g(30.73mmol)の
ニトロメタン10g溶液を室温で滴下し、同温で1時間
攪拌した。TLCによりN−メタンスルホニルインドー
ルの消失を確認後、水80gを50℃以下で滴下した。
分液により水層を除いた後、濃縮し粗N−メタンスルホ
ニル−3−(3−ニトロベンゾイル)インドール9.4
gを得た。(含量 90% 収率 80% 対 N−メ
タンスルホニルインドール) 得られた粗N−メタンスルホニル−3−(3−ニトロベ
ンゾイル)インドール9.4gに水100g、メタノー
ル300g、炭酸カリウム19.33g(140mmo
l)を加え還流下攪拌した。TLCによりN−メタンス
ルホニル−3−(3−ニトロベンゾイル)インドールの
消失確認後、溶媒を留去した。酢酸エチル200g、水
100gを加え抽出し分液により水層を除き、有機層を
水100gで洗浄後溶媒を留去し粗生成物を得た。これ
を酢酸エチルにより再結晶し3−(3−ニトロベンゾイ
ル)インドール6.22gを黄色結晶として得た。(収
率76% 対 N−メタンスルホニルインドール)
【0043】(実施例16)インド−ル5.0g(4
2.7mmol)と硫酸水素テトラブチルアンモニウム
1.44g(4.24mmol)をトルエン110gと
48%水酸化ナトリウム水60gの混合溶媒に溶解し
た。塩化p−トルエンスルホニル12.26g(64.
30mmol)のトルエン150mL溶液を室温で1時
間かけて滴下し、同温で4時間攪拌した。TLCにより
インドールの消失を確認した後、水150gを加え、水
層を分液し、トルエンを留去し粗N−(p−トルエンス
ルホニル)インドール11.59gを得た。(含量 9
8% 収率 98% 対インドール)塩化アルミニウム
5.58g(41.85mmol)のニトロメタン30
g溶液中に室温で塩化3−ニトロベンゾイル7.77g
(41.87mmol)のニトロメタン15g溶液を滴
下した。同温で1時間攪拌後前述の粗N−(p−トルエ
ンスルホニル)インドール11.59gのニトロメタン
30g溶液を室温で滴下し、同温で1時間攪拌した。T
LCによりN−(p−トルエンスルホニル)インドール
の消失を確認後、水80gを50℃以下で滴下した。分
液により水層を除いた後、濃縮し粗3−(3−ニトロベ
ンゾイル)−N−(p−トルエンスルホニル)インドー
ル19.05gを得た。(含量 80% 収率88%
対 インドール) 得られた粗3−(3−ニトロベンゾイル)−N−(p−
トルエンスルホニル)インドール19.05gに水10
0g、メタノール300g、炭酸カリウム26.0g
(188.1mmol)を加え還流下2時間攪拌した。
TLCにより3−(3−ニトロベンゾイル)−N−(p
−トルエンスルホニル)インドールの消失確認後、溶媒
を留去した。酢酸エチル200g、水100gを加え抽
出し、分液により水層を除き、有機層を水100gで洗
浄後溶媒を留去し粗生成物を得た。これを酢酸エチルに
より再結晶し3−(3−ニトロベンゾイル)インドール
9.66gを黄色結晶として得た。(収率 85%対
インドール)
【0044】(実施例17)インド−ル5.0g(4
2.7mmol)と硫酸水素テトラブチルアンモニウム
1.44g(4.24mmol)をトルエン110gと
48%水酸化ナトリウム水60gの混合溶媒に溶解し
た。塩化ベンゼンスルホニル11.32g(64.09
mmol)のトルエン55g溶液を室温で1時間かけて
滴下し、同温で4時間攪拌した。TLCによりインドー
ルの消失を確認した後、水150gを加え、水層を分液
し、トルエンを留去し粗N−ベンゼンスルホニルインド
ール10.65gを得た。(含量 98% 収率 95
% 対インドール) 別途、塩化アルミニウム5.41g(40.57mmo
l)のニトロメタン30g溶液中に室温で塩化3−ニト
ロベンゾイル7.53g(40.58mmol)のニト
ロメタン15g溶液を滴下した。同温で1時間攪拌後、
上記で得られた粗N−ベンゼンスルホニルインドール1
0.65gのニトロメタン30g溶液を室温で滴下し、
同温で1時間攪拌した。TLCによりN−ベンゼンスル
ホニルインドールの消失を確認後、水80gを50℃以
下で滴下した。分液により水層を除いた後、濃縮し粗N
−ベンゼンスルホニル−3−(3−ニトロベンゾイル)
インドール16.67gを得た。(含量 85% 収率
85% 対 インドール)上記粗N−ベンゼンスルホニ
ル−3−(3−ニトロベンゾイル)インドール16.6
7gに水100g、メタノール300g、炭酸カリウム
25.0g(180.8mmol)を加え還流下攪拌し
た。TLCによりN−ベンゼンスルホニル−3−(3−
ニトロベンゾイル)インドールの消失確認後、溶媒を留
去した。酢酸エチル200g、水100gを加え抽出
し、分液により水層を除き、有機層を水100gで洗浄
後溶媒を留去し粗生成物を得た。これを酢酸エチルによ
り再結晶し3−(3−ニトロベンゾイル)インドール
9.10gを黄色結晶として得た。(収率 80% 対
インドール)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(1) (式中、R1 は、鎖状もしくは環状アルキル基、または
    ニトロもしくはアルキルで置換されていてもよいアリー
    ル基を示し、R2 、R3 、R4 、R5 、R6 は、同一ま
    たは相異なり、水素原子、鎖状もしくは環状アルキル
    基、低級アルコキシ基、フェニルアルコキシ基またはニ
    トロ、ハロゲン、アルキルもしくはアルコキシで置換さ
    れていてもよいアリール基を示す。)で示される3−
    (ニトロベンゾイル)−N−スルホニルインドール誘導
    体と無機塩基とを反応させることを特徴とする一般式
    (4) (式中、R2 、R3 、R4 、R5 、R6 は、前記と同じ
    意味を表わす。)で示される3−(ニトロベンゾイル)
    −インドール誘導体の製造法。
  2. 【請求項2】一般式(2) (式中、R1 、R2 、R3 、R4 、R5 、R6 は、前記
    と同じ意味を表わす。)で示されるN−スルホニルイン
    ドール誘導体と一般式(3) (式中、Xはハロゲンを示す。)で示されるハロゲン化
    ニトロベンゾイルとを、ルイス酸の存在下反応させ一般
    式(1)で示される3−(ニトロベンゾイル)−N−ス
    ルホニルインドール誘導体を得、次いで、 該誘導体と無
    機塩基とを反応させることを特徴とする一般式(4)で
    示される3−(ニトロベンゾイル)−インド−ル誘導体
    の製造法。
  3. 【請求項3】一般式(5) (式中、R2 、R3 、R4 、R5 、R6 は、前記と同じ
    意味を表わす。)で示されるインドール誘導体と一般式
    (6) (式中、R1 およびXは、前記と同じ意味を表わす。)
    で示されるハロゲン化スルホニルとを、相間移動触媒と
    無機塩基の存在下反応させ一般式(2)で示されるN−
    スルホニルインドール誘導体を得、次いで該誘導体と一
    般式(3)で示されるハロゲン化ニトロベンゾイルと
    を、ルイス酸の存在下反応させ一般式(1)で示される
    3−(ニトロベンゾイル)−N−スルホニルインドール
    誘導体を得、次いで、 該誘導体と無機塩基とを反応させ
    ることを特徴とする一般式(4)で示される3−(ニト
    ロベンゾイル)−インド−ル誘導体の製造法。
  4. 【請求項4】一般式(2)で示されるN−スルホニルイ
    ンドール誘導体と一般式(3)で示されるハロゲン化ニ
    トロベンゾイルとを、ルイス酸の存在下反応させること
    を特徴とする一般式(1)で示される3−(ニトロベン
    ゾイル)−N−スルホニルインドール誘導体の製造法。
  5. 【請求項5】一般式(1)で示される3−(ニトロベン
    ゾイル)−N−スルホニルインドール誘導体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100365458B1 (ko) * 1999-10-01 2002-12-18 화이자 인코포레이티드 아실화 방법
US6787651B2 (en) 2000-10-10 2004-09-07 Smithkline Beecham Corporation Substituted indoles, pharmaceutical compounds containing such indoles and their use as PPAR-γ binding agents

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