JPH10194308A - 押出し容器 - Google Patents
押出し容器Info
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- JPH10194308A JPH10194308A JP9015946A JP1594697A JPH10194308A JP H10194308 A JPH10194308 A JP H10194308A JP 9015946 A JP9015946 A JP 9015946A JP 1594697 A JP1594697 A JP 1594697A JP H10194308 A JPH10194308 A JP H10194308A
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- JP
- Japan
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- container
- duct
- closing member
- film
- top wall
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D47/00—Closures with filling and discharging, or with discharging, devices
- B65D47/04—Closures with discharging devices other than pumps
- B65D47/20—Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge
- B65D47/2018—Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge comprising a valve or like element which is opened or closed by deformation of the container or closure
- B65D47/2031—Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge comprising a valve or like element which is opened or closed by deformation of the container or closure the element being formed by a slit, narrow opening or constrictable spout, the size of the outlet passage being able to be varied by increasing or decreasing the pressure
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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- B65D47/2018—Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge comprising a valve or like element which is opened or closed by deformation of the container or closure
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 押し出し量の手加減容易な自動開閉機能を有
する化粧向けの安価な押出し容器を提供する。 【解決手段】 頚部２が立設された可撓性の容器本体１
と、前記頚部２に嵌着した閉塞部材１０とを有する押出
し容器において、閉塞部材１０の頂壁１１に上下面に貫
通する流通孔１２を設けるとともに、頂壁１１の上面に
可撓性のフィルム１５が密接状態に重ねられて部分接着
されており、フィルム１５の非接着部分が流通孔１２に
連通する排出口１６を有する自動開閉性のダクト１７を
形成している。
する化粧向けの安価な押出し容器を提供する。 【解決手段】 頚部２が立設された可撓性の容器本体１
と、前記頚部２に嵌着した閉塞部材１０とを有する押出
し容器において、閉塞部材１０の頂壁１１に上下面に貫
通する流通孔１２を設けるとともに、頂壁１１の上面に
可撓性のフィルム１５が密接状態に重ねられて部分接着
されており、フィルム１５の非接着部分が流通孔１２に
連通する排出口１６を有する自動開閉性のダクト１７を
形成している。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばクリームや
軟膏などのような流動性や半流動性のある内容物を手指
で容器体を圧搾することにより押し出す容器であり、詳
しくは、押出し口を自動的に開閉する機構を有する押出
し容器に関する。
軟膏などのような流動性や半流動性のある内容物を手指
で容器体を圧搾することにより押し出す容器であり、詳
しくは、押出し口を自動的に開閉する機構を有する押出
し容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】チューブ容器のような可撓性のある容器
の開口部に自動開閉機構を設け、例えばクリームや乳
液、ゼリー、軟膏などのように流動性や半流動性のある
内容物が充填された容器を手指で外部から加圧すること
により押出し口を自動的に開口するとともに、消圧によ
って自動的に閉口するようにした押出し容器は周知であ
る。このタイプの容器は、空気の逆流入を阻止して内容
物の乾燥や劣化を防止したり、容器の不用意な転倒によ
る内容物の流出を防止することができるので、化粧品や
トイレタリー製品、医薬品などに利用されており、従来
より多くの提案がなされている。
の開口部に自動開閉機構を設け、例えばクリームや乳
液、ゼリー、軟膏などのように流動性や半流動性のある
内容物が充填された容器を手指で外部から加圧すること
により押出し口を自動的に開口するとともに、消圧によ
って自動的に閉口するようにした押出し容器は周知であ
る。このタイプの容器は、空気の逆流入を阻止して内容
物の乾燥や劣化を防止したり、容器の不用意な転倒によ
る内容物の流出を防止することができるので、化粧品や
トイレタリー製品、医薬品などに利用されており、従来
より多くの提案がなされている。
【０００３】例えば、図５は、特開昭４９ー１２５１８
９号に開示された自動開閉機構を有する押出し容器の要
部を示すもので、容器５１の内部に連通する放出ダクト
５２を有する剛性の放出部５３の内側に、前記放出ダク
ト５２に連通する排出口５４を有する可撓性壁部５５が
設けられているとともに、前記放出部５３の一側外方に
軸ピン５６によってヒンジ結合され且つバネ部材５７で
閉め方向に付勢された嘴片５８が設けられており、前記
嘴片５８が可撓性壁部５５を弾性的に押さえて前記排出
口５４を閉鎖してなるものである。
９号に開示された自動開閉機構を有する押出し容器の要
部を示すもので、容器５１の内部に連通する放出ダクト
５２を有する剛性の放出部５３の内側に、前記放出ダク
ト５２に連通する排出口５４を有する可撓性壁部５５が
設けられているとともに、前記放出部５３の一側外方に
軸ピン５６によってヒンジ結合され且つバネ部材５７で
閉め方向に付勢された嘴片５８が設けられており、前記
嘴片５８が可撓性壁部５５を弾性的に押さえて前記排出
口５４を閉鎖してなるものである。
【０００４】そして、容器５１を手指で圧搾することに
よって放出ダクト５２内の内容物に圧力を加えると、内
容物は嘴片５８の押圧力にうち勝って押出し口５４を自
動的に開口して押し出され、放出ダクト５２内の圧力が
低下すると押出し口５４はバネ部材５７の弾性により自
動的に閉鎖するというものである。
よって放出ダクト５２内の内容物に圧力を加えると、内
容物は嘴片５８の押圧力にうち勝って押出し口５４を自
動的に開口して押し出され、放出ダクト５２内の圧力が
低下すると押出し口５４はバネ部材５７の弾性により自
動的に閉鎖するというものである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の容器は排出
口５４を自動的に開閉する機能を有しているものの、使
用部品数が多いうえに、バネ部材５７の取り付けや嘴片
５８のピン打ち作業など組立に手間がかかり、量産に不
向きな構造であって、高価なものになった。また、容器
５１から押し出された内容物を手や別に用意したトレー
などに直接受けて使用するものであって、例えば、内容
物が頬紅や高価な化粧料エッセンスなどのように、一回
の使用量が少ないために押し出し操作に繊細な手加減を
必要とするとともに、更に指先や筆先で塗布量を再調整
しなければならないような化粧向けの押出し容器に不向
きである。
口５４を自動的に開閉する機能を有しているものの、使
用部品数が多いうえに、バネ部材５７の取り付けや嘴片
５８のピン打ち作業など組立に手間がかかり、量産に不
向きな構造であって、高価なものになった。また、容器
５１から押し出された内容物を手や別に用意したトレー
などに直接受けて使用するものであって、例えば、内容
物が頬紅や高価な化粧料エッセンスなどのように、一回
の使用量が少ないために押し出し操作に繊細な手加減を
必要とするとともに、更に指先や筆先で塗布量を再調整
しなければならないような化粧向けの押出し容器に不向
きである。
【０００６】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、内容物の押し出し量の手加減が容易にできるととも
に、且つ押し出された内容物の使用量を再調整できる自
動開閉機能を有する安価な押出し容器を提供することを
目的としている。
で、内容物の押し出し量の手加減が容易にできるととも
に、且つ押し出された内容物の使用量を再調整できる自
動開閉機能を有する安価な押出し容器を提供することを
目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、頚部が立設された可撓性の容器本体と、
前記頚部に嵌着した閉塞部材とを有する押出し容器にお
いて、前記閉塞部材の頂壁に上下面に貫通する流通孔を
設けるとともに、前記頂壁の上面に可撓性のフィルムが
密接状態に重ねられて部分接着されており、前記フィル
ムの非接着部分が前記流通孔に連通する排出口を有する
自動開閉性のダクトを形成した。
決するために、頚部が立設された可撓性の容器本体と、
前記頚部に嵌着した閉塞部材とを有する押出し容器にお
いて、前記閉塞部材の頂壁に上下面に貫通する流通孔を
設けるとともに、前記頂壁の上面に可撓性のフィルムが
密接状態に重ねられて部分接着されており、前記フィル
ムの非接着部分が前記流通孔に連通する排出口を有する
自動開閉性のダクトを形成した。
【０００８】また、フィルムのダクトを構成する部分に
スリットを設けて排出口としてもよい。
スリットを設けて排出口としてもよい。
【０００９】更に、ダクトを押圧するリブが突設された
蓋体を閉塞部材の上端縁に蝶設したことにより、ダクト
を強制的に閉鎖状態に保つ蓋付きの容器とすることがで
きる。
蓋体を閉塞部材の上端縁に蝶設したことにより、ダクト
を強制的に閉鎖状態に保つ蓋付きの容器とすることがで
きる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面を参照しながら詳細に説明する。
を添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【００１１】図１に示す実施の形態の押出し容器容器
は、頚部２が立設された可撓性の容器本体１と、前記頚
部２に嵌着した閉塞部材１０とを有して構成されてい
る。
は、頚部２が立設された可撓性の容器本体１と、前記頚
部２に嵌着した閉塞部材１０とを有して構成されてい
る。
【００１２】容器本体１は、ポリエチレンやポリプロピ
レン、塩化ビニル、ポリアミドなど、可撓性を有する合
成樹脂材料を用いた単層又はこれらによる複層のチュー
ブ容器であり、頚部２の外周には雄螺子３が螺設されて
いる。
レン、塩化ビニル、ポリアミドなど、可撓性を有する合
成樹脂材料を用いた単層又はこれらによる複層のチュー
ブ容器であり、頚部２の外周には雄螺子３が螺設されて
いる。
【００１３】閉塞部材１０は、硬質の合成樹脂材料を用
いて内面に前記雄螺子３に螺合する雌螺子１４を有する
キャップ状に形成されており、容器本体１の頚部２に螺
着されている。そして、その頂壁１１には、上下面に貫
通する流通孔１２が穿設されているとともに、頂壁１１
の上面１３は平坦な底の浅い皿状の凹没面に形成されて
いる。尚、頂壁１１の上面１３は凹没しない平坦面でも
よく、また、閉塞部材１０の嵌着方法は螺子嵌合に限る
ものではなく、アンダーカットによる強制嵌合でもよい
（図示省略）。
いて内面に前記雄螺子３に螺合する雌螺子１４を有する
キャップ状に形成されており、容器本体１の頚部２に螺
着されている。そして、その頂壁１１には、上下面に貫
通する流通孔１２が穿設されているとともに、頂壁１１
の上面１３は平坦な底の浅い皿状の凹没面に形成されて
いる。尚、頂壁１１の上面１３は凹没しない平坦面でも
よく、また、閉塞部材１０の嵌着方法は螺子嵌合に限る
ものではなく、アンダーカットによる強制嵌合でもよい
（図示省略）。
【００１４】前記頂壁１１の上面１３には、可撓性、弾
性、張力など所望の物性と厚みを兼ね備え且つ閉塞部材
１０に接着や溶着可能なフィルム１５が重ねられ、図１
（ｂ）においてクロスハッチングで示す領域において、
周知の熱溶着手段を用いたりホットメルト剤をコーティ
ングしたフィルム１５を熱圧着して接着されている。そ
して、流出孔１２を含む接着されていないフィルム１５
の部分は頂壁１１の上面に気密に密接して流通孔１２に
連通する自動開閉性のダクト１７となっているととも
に、ダクト１７を形成するフィルム１５の端縁がダクト
１７の排出口１６となっている。
性、張力など所望の物性と厚みを兼ね備え且つ閉塞部材
１０に接着や溶着可能なフィルム１５が重ねられ、図１
（ｂ）においてクロスハッチングで示す領域において、
周知の熱溶着手段を用いたりホットメルト剤をコーティ
ングしたフィルム１５を熱圧着して接着されている。そ
して、流出孔１２を含む接着されていないフィルム１５
の部分は頂壁１１の上面に気密に密接して流通孔１２に
連通する自動開閉性のダクト１７となっているととも
に、ダクト１７を形成するフィルム１５の端縁がダクト
１７の排出口１６となっている。
【００１５】尚、図２に示す符号２０は、排出口１６を
覆って閉塞部材１０の頂壁１１に接着されたタックシー
ル２０であり、消費者の使用開始前に容器本体１へ不用
意な外圧がかかっても内容物が押し出されないように排
出口１６を封印し、内容物の漏洩を防止している。
覆って閉塞部材１０の頂壁１１に接着されたタックシー
ル２０であり、消費者の使用開始前に容器本体１へ不用
意な外圧がかかっても内容物が押し出されないように排
出口１６を封印し、内容物の漏洩を防止している。
【００１６】以上のように構成された本実施の形態の押
出し容器を使用するには、タックシール２０を取り除
き、容器本体１を立てた状態に持ってその胴部４を手指
で圧搾する。すると、容器本体１内部の内容物は加圧さ
れて流出通路１２からダクト１７に圧入し、閉鎖状態に
あるダクト１７を自ら押し開いて流入する。
出し容器を使用するには、タックシール２０を取り除
き、容器本体１を立てた状態に持ってその胴部４を手指
で圧搾する。すると、容器本体１内部の内容物は加圧さ
れて流出通路１２からダクト１７に圧入し、閉鎖状態に
あるダクト１７を自ら押し開いて流入する。
【００１７】ダクト１７は、閉塞部材１０の上面とフィ
ルム１５の非接着部分とが密接して構成されたものであ
るので、内容物に加わる圧力がフィルム１５の弾性張力
以上に上昇すると、ダクト１７の部分のフィルム１５は
内容物の進入圧力を受けて撓んで膨隆する。加圧された
内容物は閉鎖状態にあるダクト１７を自動的に押し開き
ながら排出口１６から閉塞部材１０上面１３に押し出さ
れる。
ルム１５の非接着部分とが密接して構成されたものであ
るので、内容物に加わる圧力がフィルム１５の弾性張力
以上に上昇すると、ダクト１７の部分のフィルム１５は
内容物の進入圧力を受けて撓んで膨隆する。加圧された
内容物は閉鎖状態にあるダクト１７を自動的に押し開き
ながら排出口１６から閉塞部材１０上面１３に押し出さ
れる。
【００１８】そして、容器本体１への圧搾を中止するこ
とにより内容物への圧力が消失すると、ダクト１７はフ
ィルム１５自身の弾性張力により自動的に閉鎖状態に復
元する。
とにより内容物への圧力が消失すると、ダクト１７はフ
ィルム１５自身の弾性張力により自動的に閉鎖状態に復
元する。
【００１９】押し出し操作中には、内容物がダクト１７
を押し開く適度の抵抗を手指に感じ取ることができるの
で、内容物の押し出し量の繊細な手加減が容易であると
ともに、押し出された内容物は閉塞部材１０の上面１３
に留保されるので、上面１３をトレーやパレットとして
使用量の再調整をすることができる。
を押し開く適度の抵抗を手指に感じ取ることができるの
で、内容物の押し出し量の繊細な手加減が容易であると
ともに、押し出された内容物は閉塞部材１０の上面１３
に留保されるので、上面１３をトレーやパレットとして
使用量の再調整をすることができる。
【００２０】従って、少量の粧材を繊細に使っていくタ
イプの化粧容器として最適であり、片手で容器を持って
内容物の押し出し量を手加減で調整しながら上面１３に
押し出し、同時にもう一方の手で筆や指を使って上面１
３で化粧料を再調整しながら化粧をすることがができ
る。
イプの化粧容器として最適であり、片手で容器を持って
内容物の押し出し量を手加減で調整しながら上面１３に
押し出し、同時にもう一方の手で筆や指を使って上面１
３で化粧料を再調整しながら化粧をすることがができ
る。
【００２１】図３は、別の実施の形態を示すもので、閉
塞部材１０の凹没した上面１３全体をフィルム１５で覆
ってダクト１７が形成される部分以外の全周縁部領域を
接着するとともに、フィルム１５のダクト１７を構成す
る部分にスリット２１や幅の狭い長孔を設けて排出口１
６としたものである。このように上面１３のほぼ全域を
フイルム１５面として段差のない平滑なトレーやパレッ
トとして利用できる。
塞部材１０の凹没した上面１３全体をフィルム１５で覆
ってダクト１７が形成される部分以外の全周縁部領域を
接着するとともに、フィルム１５のダクト１７を構成す
る部分にスリット２１や幅の狭い長孔を設けて排出口１
６としたものである。このように上面１３のほぼ全域を
フイルム１５面として段差のない平滑なトレーやパレッ
トとして利用できる。
【００２２】尚、既述した実施の形態においては、閉塞
部材１０全体を覆うオーバーキャップ（図示省略）を使
用しても良いことは言う迄もない。
部材１０全体を覆うオーバーキャップ（図示省略）を使
用しても良いことは言う迄もない。
【００２３】また、図４は、別の実施の形態を示すもの
で、閉塞部材１０の上端縁に蓋体２５を一体に蝶設して
蓋付き容器としたものである。この蓋体２５の下面には
閉蓋状態にあるときダクト１７の上面を押圧するリブ２
６が突設されており、閉蓋時にはリブ２６によってダク
ト１７を強制的に閉鎖しておくことができる。従って、
容器本体１への不用意な外圧が加わってもダクト１７が
開通して内容物が漏出することがない。
で、閉塞部材１０の上端縁に蓋体２５を一体に蝶設して
蓋付き容器としたものである。この蓋体２５の下面には
閉蓋状態にあるときダクト１７の上面を押圧するリブ２
６が突設されており、閉蓋時にはリブ２６によってダク
ト１７を強制的に閉鎖しておくことができる。従って、
容器本体１への不用意な外圧が加わってもダクト１７が
開通して内容物が漏出することがない。
【００２４】上記の形態としたことにより、容器を持っ
た片手で蓋体２５の開閉操作ができるとともに、その手
で直ちに内容物の押し出し操作ができる。従って、容器
を持ったままもう一方の手で筆や指を使用する化粧料容
器として好適であるうえに、携帯にも便利な蓋付き容器
となっている。
た片手で蓋体２５の開閉操作ができるとともに、その手
で直ちに内容物の押し出し操作ができる。従って、容器
を持ったままもう一方の手で筆や指を使用する化粧料容
器として好適であるうえに、携帯にも便利な蓋付き容器
となっている。
【００２５】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【００２６】閉塞部材の上面に密接状態に重ねたフィル
ムを部分接着して流出孔に連通する排出口を有する自動
開閉性のダクトを設けた構成としたので、ダクトを開放
する適度の抵抗を感じながら内容物の押し出し操作がで
きる。従って、内容物の押し出し量の繊細な手加減が容
易となって過剰押し出しが防止され、無駄にすることな
く所望の量の内容物を閉塞部材の上面に確実に押し出す
ことができる。
ムを部分接着して流出孔に連通する排出口を有する自動
開閉性のダクトを設けた構成としたので、ダクトを開放
する適度の抵抗を感じながら内容物の押し出し操作がで
きる。従って、内容物の押し出し量の繊細な手加減が容
易となって過剰押し出しが防止され、無駄にすることな
く所望の量の内容物を閉塞部材の上面に確実に押し出す
ことができる。
【００２７】また、閉塞部材の上面をパレットとして使
用することにより、押し出された内容物の保留と使用量
の再調整が容易となり、押し出された内容物が繊細な使
い方をされる化粧料のような物品の容器として好適な押
出し容器となっている。
用することにより、押し出された内容物の保留と使用量
の再調整が容易となり、押し出された内容物が繊細な使
い方をされる化粧料のような物品の容器として好適な押
出し容器となっている。
【００２８】また、閉塞部材に蓋体を一体に蝶設し、蓋
体のリブでダクトを強制的に閉塞するようにしたことに
より、容器本体に不用意な外圧が加わっても内容物が漏
出することがなく、携帯に好適な押出し容器とすること
ができる。
体のリブでダクトを強制的に閉塞するようにしたことに
より、容器本体に不用意な外圧が加わっても内容物が漏
出することがなく、携帯に好適な押出し容器とすること
ができる。
【００２９】更に、本発明の押出し容器は、閉塞部材の
上面に可撓性のフィルムを接着して自動開閉性のダクト
を形成したものであるので、部品数も少なく製造も簡単
である。従って、自動開閉機能を有する押出し容器を安
価に提供することができる。
上面に可撓性のフィルムを接着して自動開閉性のダクト
を形成したものであるので、部品数も少なく製造も簡単
である。従って、自動開閉機能を有する押出し容器を安
価に提供することができる。
【図１】本発明の押出し容器の（ａ）は平面図であり、
（ｂ）はその断面図である。
（ｂ）はその断面図である。
【図２】図１の押出し容器の排出口をタックシールで封
印した状態を示す平面図である。
印した状態を示す平面図である。
【図３】別の実施の形態を示す平面図である。
【図４】別の実施の形態を示す断面図である。
【図５】従来例を示す断面図である。
１ 容器本体，２ 頚部，１０ 閉塞部材，１１ 頂
壁，１２ 流通孔，１５フィルム，１６ 排出口，１７
ダクト，２１ スリット，２５ 蓋体，２６リブ，
壁，１２ 流通孔，１５フィルム，１６ 排出口，１７
ダクト，２１ スリット，２５ 蓋体，２６リブ，
Claims (3)
- 【請求項１】 頚部が立設された可撓性の容器本体と、
前記頚部に嵌着した閉塞部材とを有する押出し容器にお
いて、前記閉塞部材の頂壁に上下面に貫通する流通孔を
設けるとともに、前記頂壁の上面に可撓性のフィルムが
密接状態に重ねられて部分接着されており、前記フィル
ムの非接着部分が前記流通孔に連通する排出口を有する
自動開閉性のダクトを形成していることを特徴とする押
出し容器。 - 【請求項２】 フィルムのダクトを構成する部分にスリ
ットを設けて排出口としたことを特徴とする請求項１記
載の押出し容器。 - 【請求項３】 ダクトを押圧するリブが突設された蓋体
を閉塞部材の上端縁に蝶設したことを特徴とする請求項
１または請求項２記載の押出し容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9015946A JPH10194308A (ja) | 1997-01-13 | 1997-01-13 | 押出し容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9015946A JPH10194308A (ja) | 1997-01-13 | 1997-01-13 | 押出し容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10194308A true JPH10194308A (ja) | 1998-07-28 |
Family
ID=11902939
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9015946A Pending JPH10194308A (ja) | 1997-01-13 | 1997-01-13 | 押出し容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10194308A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011073760A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 容器 |
| JP2011152950A (ja) * | 2010-01-28 | 2011-08-11 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 吐出容器 |
| JP2011157082A (ja) * | 2010-01-29 | 2011-08-18 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 吐出容器 |
| JP2011251703A (ja) * | 2010-05-31 | 2011-12-15 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 吐出キャップ |
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