JPH10194160A - 輸送車両におけるフラップラバーの規制装置 - Google Patents

輸送車両におけるフラップラバーの規制装置

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JPH10194160A
JPH10194160A JP145697A JP145697A JPH10194160A JP H10194160 A JPH10194160 A JP H10194160A JP 145697 A JP145697 A JP 145697A JP 145697 A JP145697 A JP 145697A JP H10194160 A JPH10194160 A JP H10194160A
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JP
Japan
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rubber
flap rubber
wheel
flap
fender
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Pending
Application number
JP145697A
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English (en)
Inventor
Kozo Ueda
浩三 植田
Daisuke Nagumo
大介 南雲
Tetsuya Oishi
哲也 大石
Kazuo Shimura
和夫 志村
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 輸送車両の走行中又は荷箱の傾動中にフラッ
プラバーが車輪に巻き込まれるのを防止する。 【解決手段】 車体1には荷箱3の後方傾動時にフラッ
プラバー10が車輪6に近づくのを防止する揺動防止装
置Aを設けた。また車体1には走行時にフラップラバー
10が車輪6に近づくのを防止する揺動防止装置Bを設
けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は輸送車両のフェンダ
に垂下したフラップラバーが車輪に巻き込まれるのを防
止するフラップラバーの規制装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、輸送車両がダンプカーの場合には
図8に示すように、シャシフレーム01上にサブフレー
ム02が固定され、このサブフレーム02上に受部材0
3を介して荷箱04がヒンジ部05を中心に後方傾動可
能に搭載されている。また輸送車両がカーゴトラック等
の場合にはシャシフレーム01上にサブフレーム02が
固定され、このサブフレーム02上に受部材03を介し
て荷箱04が搭載されている。そして輸送車両の前記荷
箱04には車輪06の上方を覆うフェンダ07が設けら
れ、このフェンダ07の後端部にはフラップラバー08
が垂下されている。
【0003】前記フラップラバー08は輸送車両の走行
中に車輪06が後方へ跳ね上げた汚水等を受け止めるも
のであり、汚除けとしての役目をはたすためにフラップ
ラバー08のL寸法は長くなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが前記構造にあ
っては、輸送車両の走行中に後方より突風が吹くと、フ
ラップラバーは前方に揺動して1点鎖線の如く車輪に接
近する。するとフラップラバーは車輪の矢印方向の回転
にともなって遠心力により吸い寄せられて2点鎖線の如
く車輪に巻き込まれた状態となる。
【0005】この状態では、フラップラバーは車輪にこ
すられて引っぱられることにより破損するばかりか、車
輪が汚水等を後方に跳ね上げると、汚水等が輸送車両の
後端部に付着したり、後続の車にかかるということがあ
った。また図9に示す如く、輸送車両がダンプカーの場
合には荷箱を後方傾動して積載物を降ろしている時に、
降ろした積載物が一個所に山積状態となって荷降ろしが
完了していない場合がある。そのためそのままの状態
(荷箱を後方傾動した状態)でダンプカーを少し前進さ
せて降ろすのであるが、この場合も荷箱が後方傾動した
状態ではフラップラバーは車輪に近づくため、ダンプカ
ーが前進すると車輪が矢印方向の回転にともなう遠心力
により吸い寄せられて1点鎖線の如く車輪に巻き込まれ
た状態となる。
【0006】この状態では、フラップラバーは車輪にこ
すられて引っぱられることにより破損するということが
あった。そこで本発明の目的は輸送車両の走行中又は荷
箱の傾動中にフラップラバーが車輪に巻き込まれるのを
防止することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のうち請求項1の発明は、車体上に荷箱を後方傾
動可能に搭載し、前記荷箱には車輪の上方を覆うフェン
ダを設け、前記フェンダの後端部にフラップラバーを垂
下してなる輸送車両において、前記車体には荷箱の後方
傾動時にフラップラバーが車輪に近づくのを防止する揺
動防止装置を設けたことを特徴としている。
【0008】また請求項2の発明は車体上に荷箱を搭載
し、前記荷箱には車輪の上方を覆うフェンダを設け、前
記フェンダの後端部にフラップラバーを垂下してなる輸
送車両において、前記車体には走行中にフラップラバー
が車輪に近づくのを防止する揺動防止装置を設けたこと
を特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1乃至図3は第1の実施の形態
であり、輸送車両がダンプカーの場合においては、1は
シャシフレーム1aとサブフレーム1bとからなる車体
で、シャシフレーム1a上にはサブフレーム1bが固定
され、このサブフレーム1b上に受部材2を介して荷箱
3がサブフレーム1bの後端部に設けたヒンジ部4を中
心に後方傾動可能に搭載されている。
【0010】また輸送車両がカーゴトラック等の場合に
おいては、1はシャシフレーム1aとサブフレーム1b
とからなる車体で、シャシフレーム1a上にはサブフレ
ーム1bが固定され、このサブフレーム1b上に受部材
2を介して荷箱3が搭載されている。そして輸送車両に
おいて、5は車輪6の上方を覆うフェンダで、このフェ
ンダ5は荷箱3の主桁7から突出されたステー8にボル
ト9止めされている。前記フェンダ5の後端部にはフラ
ップラバー10が垂下され、フラップラバー10の上端
部が押え板11でフェンダ5に押さえられてボルト12
止めされている。
【0011】次にフラップラバー10が前後に揺動する
のを規制する規制装置を説明する。前記規制装置は車体
1側とフラップラバー10との間に設けた揺動防止装置
Aである。前記揺動防止装置Aは、シャシフレーム1a
の外面下方に溶着した左右一対の取付板13と、この一
対の取付板13の下端に溶着された揺動防止部材14と
より構成されている。
【0012】前記揺動防止部材14は一対の取付板13
の下端に溶着された水平部14aと、この水平部14a
の両端より外側下方に延びた延出部14bと、この延出
部14bの外端より略U字状に突出した前方部14ca
と後方部14cbとを有する突出部14cとより構成さ
れ、この突出部14cの前方部14caと後方部14c
bとの間にフラップラバー10の略中間部がはさまれ
て、フラップラバー10は上下にスライド可能となって
いる。
【0013】次に図4乃至図7は第2の実施の形態であ
り、第1の実施の形態と異なるのは揺動防止装置Bのみ
であるので、この揺動防止装置Bを説明する。フラップ
ラバー10の後面とシャシフレーム1aの後端にステー
15を介して設けたリヤバンパ16との間には略水平状
態で連結部材17が連結されている。前記連結部材17
は、両端に一対のヨーク18、19を固定したロッド2
0と、一方のヨーク18をフラップラバー10の後面に
貼着した固定板21より突出させたブラケット22に揺
動自在に結合したピン23と、他方のヨーク19をリヤ
バンパ16より前方に突出させたブラケット24に揺動
自在に結合したピン25とより構成されている。
【0014】次に図7は連結部材17の他の実施の形態
で、固定板21からは一対のブラケット26が後方に突
出され、リヤバンパ16からも一対のブラケット(図示
せず)が後方に突出され、これらのブラケット26から
はワイヤ27若しくはひも(図示せず)の両端がピン2
8により揺動自在に結合されている。ところで本実施の
形態では車体をシャシフレームとサブフレームとで構成
しているがシャシフレームのみでもよい。また第2の実
施の形態では連結部材をサイドバンパに連結しているが
ステーに連結してもよい。
【0015】本発明は前記の如き構成で次に作用につい
て説明する。まず第1の実施の形態において、図1、図
2のダンプカーの荷箱3の伏倒時やカーゴトラック等の
走行中に車輪6が汚水等を後方に跳ね上げると、汚水等
はフラップラバー10で受け止められる。このとき走行
中の風圧によりフラップラバー10が後方に揺動しよう
とするが、揺動防止部材14の突出部14cの後方部1
4cbで受け止められ、揺動することがないので、汚除
けの役目をはたしている。
【0016】またこの走行中に後方より突風が吹くと、
フラップラバー10は揺動防止部材14の突出部14c
の前方部14caで受け止められ、揺動して車輪6に接
近することがないので、車輪6に巻き込まれることがな
く、汚除けの役目をはたしている。次に図3のダンプカ
ーの荷箱3をヒンジ部4を中心に後方傾動させるとフラ
ップラバー10は揺動防止部材14の突出部14cの前
方部14caと後方部14cbとの間を上方に移動する
とともに前方部14caで受け止められ、車輪6に当接
することはない。
【0017】そして積載物を降ろしている時に、降ろし
た積載物が一個所に山積状態となって荷卸ろしが完了し
ていない場合には、そのままの状態(荷箱3を後方傾動
した状態)でダンプカーを少し前進させる。このときも
フラップラバー10は揺動防止部材14の突出部14c
の前方部14caで受け止められているので、車輪6に
巻き込まれることはない。
【0018】次に第2の実施の形態において、図4のダ
ンプカーの荷箱3の伏倒時やカーゴトラック等の走行中
の風圧によりフラップラバー10が後方に揺動しようと
するが、連結部材17により後方への揺動が防止され、
汚除けの役目をはたしている。またこの走行中に後方よ
り突風が吹くと、フラップラバー10は連結部材17に
より前方への揺動が防止され、車輪6に接近することが
ないので、車輪6に巻き込まれることがなく、汚除けの
役目をはたしている。
【0019】次に図6のダンプカーの荷箱3をヒンジ部
4を中心に後方傾動させると、連結部材17はピン25
を中心に揺動してピン23を後上方へ移動させるのでフ
ラップラバー10と車輪6との距離が遠くなり、車輪6
に当接することはない。このときダンプカーを少し前進
させてもフラップラバー10は連結部材17で後上方位
置に保持されているので、車輪6に巻き込まれることが
ない。
【0020】ここで第2の実施の形態における他の実施
の形態の場合、走行中の風圧によるフラップラバー10
の後方への揺動はワイヤ27若しくはひもなので、防止
できないが、走行中の後方よりの突風による前方への揺
動及びダンプカーの後方傾動時のフラップラバー10の
車輪6への接近は防止される。
【0021】
【発明の効果】以上の如く本発明のうち請求項1の発明
では、輸送車両がダンプカーの場合には、車体に、荷箱
の後方傾動時にフラップラバーが車輪に近づくのを防止
する揺動防止装置を設けたので、ダンプカーの荷箱の後
方傾動中の前進時においてフラップラバーが車輪に巻き
込まれるのが防止される。
【0022】また請求項2の発明では、カーゴトラック
等やダンプカーの輸送車両の車体に、走行中にフラップ
ラバーが車輪に近づくのを防止する揺動防止装置を設け
たので、輸送車両の走行中にフラップラバーが後方から
の突風により車輪に巻き込まれるのが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の全体図である。
【図2】図1の要部斜視図である。
【図3】図1の荷箱を後方傾動させた全体図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の全体図である。
【図5】図4の要部斜視図である。
【図6】図4の荷箱を後方傾動させた全体図である。
【図7】図5に対する他の実施形態の要部斜視図であ
る。
【図8】従来の全体図である。
【図9】図8の荷箱を後方傾動させた全体図である。
【符号の説明】
1 車体 3 荷箱 5 フェンダ 6 車輪 10 フラップラバー A 揺動防止装置 B 揺動防止装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 志村 和夫 神奈川県大和市深見西4丁目1番62号 極 東開発工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体上に荷箱を後方傾動可能に搭載し、
    前記荷箱には車輪の上方を覆うフェンダを設け、前記フ
    ェンダの後端部にフラップラバーを垂下してなる輸送車
    両において、前記車体には荷箱の後方傾動時にフラップ
    ラバーが車輪に近づくのを防止する揺動防止装置を設け
    てなる輸送車両におけるフラップラバーの規制装置。
  2. 【請求項2】 車体上に荷箱を搭載し、前記荷箱には車
    輪の上方を覆うフェンダを設け、前記フェンダの後端部
    にフラップラバーを垂下してなる輸送車両において、前
    記車体には走行時にフラップラバーが車輪に近づくのを
    防止する揺動防止装置を設けてなる輸送車両におけるフ
    ラップラバーの規制装置。
JP145697A 1997-01-08 1997-01-08 輸送車両におけるフラップラバーの規制装置 Pending JPH10194160A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006015789A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Nissan Diesel Motor Co Ltd マッドガードの捲れ上がり防止構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006015789A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Nissan Diesel Motor Co Ltd マッドガードの捲れ上がり防止構造
JP4485271B2 (ja) * 2004-06-30 2010-06-16 Udトラックス株式会社 マッドガードの捲れ上がり防止構造

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