JPH10194000A - 自動変速機の変速状態表示装置 - Google Patents

自動変速機の変速状態表示装置

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JPH10194000A
JPH10194000A JP8358640A JP35864096A JPH10194000A JP H10194000 A JPH10194000 A JP H10194000A JP 8358640 A JP8358640 A JP 8358640A JP 35864096 A JP35864096 A JP 35864096A JP H10194000 A JPH10194000 A JP H10194000A
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gear
range
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Keisuke Miyoshi
啓介 三好
Hirokazu Nishizumi
博和 西角
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Mazda Motor Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/02Selector apparatus
    • F16H59/0204Selector apparatus for automatic transmissions with means for range selection and manual shifting, e.g. range selector with tiptronic
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H63/00Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
    • F16H63/40Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism comprising signals other than signals for actuating the final output mechanisms
    • F16H63/42Ratio indicator devices

Landscapes

  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 Dモード時における自動変速可能な変速段範
囲についての情報とMモード時におけるその時点の変速
段とを、同じ変速段表示部にその設定モードに応じて表
示できる自動変速機の変速位置表示装置を得ること。 【解決手段】 予め設定された変速特性に基づいて目標
変速段を自動的に切り換えるDモードと手動操作により
変速段切り換えられるMモードとが設定され、かつ、D
モードが設定されているとき、その時点の変速可能な変
速段の範囲を変更するコントロールユニット60を備え
た自動変速機において、変速段を表示する変速段表示部
26と、該変速段表示部26にDモードに設定されてい
るときは、その時点の変速可能な変速段の範囲について
の情報を表示させ、Mモードに設定されているときは、
その時点の変速段を表示させるように制御するコントロ
ールユニット60を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動変速機、特に
車速やスロットル開度等の運転状態をパラメータとして
予め設定されている変速特性に基づいて目標変速段を自
動的に切り換える第一の変速モード(以下、Dモードと
いう)と手動操作に応じて変速段を切り換える第二の変
速モード(以下、Mモードという)とが設定されている
と共に、Dモードに設定されているとき、Dモードにお
ける変速可能な変速段の範囲を変更し、かつその変更さ
れた変速段の範囲内で上記変速特性に基づいて目標変速
段を自動的に切り換えるように変速制御を行う制御手段
を備えた自動変速機の変速状態表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車に搭載される自動変速機
は、エンジンと駆動輪との間にトルクコンバータと変速
歯車機構とを組み合わせて備え、この変速歯車機構の動
力伝達経路をクラッチやブレーキ等の複数の摩擦要素の
選択的作動により切り換えて、所定の変速段が達成され
るように構成したものである。
【0003】ところで近年、このような車両用の自動変
速機として、予め車速やスロットル開度等の運転状態に
応じて設定されている変速特性とこれらの実測値とに基
づいて変速段を決定し、この決定された変速段が達成さ
れるように上記動力伝達経路を自動的に切り換えるDモ
ードの他に、シフトレバーを前後方向に揺動操作するこ
とにより変速段を切り換えるMモードを備えたものが実
用化されつつあり、また、上記Dモードに設定されてい
るとき、手動スイッチの操作によってDモードにおける
変速可能な変速段の範囲を変更すると共に、その変更さ
れた変速段の範囲内で動力伝達経路を自動的に切り換え
るように制御を行う制御機構を備えたものも知られてい
る。
【0004】前者の自動変速機としては、例えば特開平
2−133240号公報に開示されたものがある。
【0005】この自動変速機においては、車体前後方向
の第1の切り換え通路に沿ったシフトレバーの揺動操作
によって、P(駐車)、R(後退)、N(中立)、D
(1速〜4速間の自動変速)、3(1速〜3速間の自動
変速)、2(1,2速間の自動変速)、1(1速に限
定)のレンジが選択可能とされていると共に、上記Dレ
ンジの選択位置から横方向に延びる通路を介して第1の
切り換え通路に平行なMモード用の第2の切り換え通路
に操作することができ、この第2の切り換え通路内にお
けるシフトレバーの前方または後方への操作により、変
速段を1段シフトアップもしくはシフトダウンすること
ができるようになっている。
【0006】そして、この自動変速機にあっては、シフ
トレバーにより選択されたレンジ位置と、Mモードに設
定されているときその時点の変速段とを表示する表示装
置が計器盤内に備えられている。
【0007】その場合、この表示装置は、図20に示す
ようにP,R,N,D,3,2,1の各レンジの表示文
字とこれら各文字に対応して側方に配置された三角形の
発光部材ア…アとがそれぞれ上下方向に列設されてなる
第1の表示要素Aと、該第1の表示要素Aから側方に離
れた位置にIV,III,II,Iの各変速段を表示す
る文字とこれら各文字に対応して側方に配置された三角
形の発光部材イ…イとがそれぞれ上下方向に列設されて
なる第2の表示要素Bとを有し、上記シフトレバーで選
択されたレンジ位置がP,R,N,D,3,2,1のい
ずれかである場合には、これに対応する第1の表示要素
Aの発光部材アを点灯させるにより表示すると共に、シ
フトレバーがMレンジに操作されているときには、該レ
バーによるその時点の変速段に対応する第2の表示要素
Bの発光部材イを点灯させることにより表示するように
なっている。
【0008】また、後者の自動変速機としては、例えば
特開昭62−49060号公報に開示されたものがあ
る。
【0009】この自動変速機においては、シフトレバー
がDモードに設定されている状態で、手動スイッチを操
作することにより、制御機構によってDモードにける変
速可能な変速段の範囲を、通常の1速〜4速の範囲から
1速〜3速の範囲に変更し、1速〜3速の範囲で動力伝
達経路を自動的に切り換えるようになっている。
【0010】そして、これら両自動変速機から、例えば
車速やスロットル開度等の運転状態をパラメータとして
予め設定された変速特性に基づいて目標変速段を自動的
に切り換えるDモードと、シフトレバーを前後方向に揺
動操作することにより変速段を切り換えるMモードとが
設定されていると共に、Dモードにおいて手動スイッチ
の操作によって変速可能な変速段の範囲を変更し、その
範囲内で変速段を自動的に切り換える制御機構が備えら
れた自動変速機を得ることが考えられる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
自動変速機を得ようとした場合、運転者が、Mモードに
おいてはその時点の変速段を、またDモードにおいては
その時点の変速可能な変速段の範囲についての情報をそ
れぞれ把握できるような表示装置を備える必要がある。
【0012】しかし、前者の公報に開示された自動変速
機の表示装置では、Dモード時における変速可能な変速
段の範囲を表示することはできない。
【0013】そのため、Dモード時における変速可能な
変速段の範囲の情報を把握するには、特別にその変速可
能な変速段の範囲を表示するための表示部を設ける必要
がある。その場合、レンジ表示部とは別に、Mモードに
おいてその時点の変速段を表示する変速段表示部を設け
たうえで、さらに変速可能な変速段の範囲を表示するた
めの表示部を新たに設けることになる。その結果、表示
部の数が非常に多くなり、また、多くの表示器も必要と
なって表示装置のコストが高くつく問題がある。
【0014】そこで、本発明は、DモードとMモードと
が設定され、かつ、Dモードにおいて変速可能な変速段
の範囲を変更し、その範囲内で変速段を自動的に切り換
える制御手段が備えられた自動変速機において、Dモー
ド時におけるその時点の変速可能な変速段範囲について
の情報と、Mモード時におけるその時点の変速段とを、
1つの変速段表示部を用いてその設定された変速モード
に応じて表示することができる自動変速機の変速状態表
示装置の提供を課題とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では次のような手段を用いる。
【0016】まず、本願の特許請求の範囲の請求項1に
記載した発明(以下、第1発明という)は、車両の運転
状態を検出する運転状態検出手段と、運転者の第一の所
定操作を検出する第一所定操作検出手段と、上記運転状
態検出手段の検出結果と、予め運転状態に応じて設定さ
れている変速特性に基づき、変速可能な変速段の範囲内
で目標変速段を自動的に決定する第一の変速モードと、
上記第一所定操作検出手段の検出結果を受けて目標変速
段を決定する第二の変速モードとを選択的に設定するモ
ード設定手段と、運転者の第二の所定操作を検出する第
二所定操作検出手段と、上記モード設定手段により上記
第一の変速モードに設定されているとき、上記第二所定
操作検出手段の検出結果を受けて該第一の変速モードに
おける変速可能な変速段の範囲を変更すると共に、上記
モード設定手段により設定された変速モードに基づいて
目標変速段を決定し、自動変速機の変速制御を行う制御
手段とを有する自動変速機の変速状態表示装置におい
て、変速段を表示する変速段表示部と、上記制御手段に
おいて決定された目標変速段と、上記モード設定手段に
おいて設定された変速モードに基づき、上記第一の変速
モードが設定されているときは、その時点の変速可能な
変速段の範囲についての情報を表示させる一方、上記第
二の変速モードが設定されているときは、その時点の変
速段を表示させるべく上記変速段表示部を制御する表示
制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0017】また、請求項2に記載した発明(以下、第
2発明という)は、上記第1発明において、変速段を数
字で表示する表示器を有する変速段表示部を用い、表示
部表示制御手段が、第一の変速モードが設定されている
ときは、その時点での変速可能な変速段のうち、最高段
のみを数字で該表示器に表示させるように上記変速段表
示部を制御することを特徴とする。
【0018】また、請求項3に記載した発明(以下、第
3発明という)は、上記第1発明において、各変速段に
対応してそれぞれ配置された発光部材を有する変速段表
示部を用い、表示制御手段が、第一の変速モードが設定
されているときは、その時点での変速可能な変速段に対
応するすべての上記発光部材を発光させる一方、第二の
変速モードが設定されているときは、その時点の変速段
に対応する発光部材を発光させるように上記発光部材を
制御することを特徴とする。
【0019】また、請求項4に記載した発明(以下、第
4発明という)は、上記第1発明から第3発明までのい
ずれかにおいて、モード設定手段によって設定された変
速モードに応じて、変速段表示部の表示色を変える表示
色変更手段を備えたことを特徴とする。
【0020】さらに、請求項5に記載した発明(以下、
第5発明という)は、上記第1発明から第4発明までの
いずれかにおいて、自動変速機が、運転者の意図した変
速制御ができない状態になっていることを検出するエラ
ー検出手段を備え、表示制御手段が、該エラー検出手段
が上記状態を検出したとき、上記変速段表示部に上記状
態であることを表示させるように制御することを特徴と
する。
【0021】上記の手段を用いることにより、本願の各
発明はそれぞれ次のように作用する。
【0022】まず、第1発明によれば、変速段表示部を
制御する表示制御手段が、モード設定手段において設定
された変速モードと制御手段において決定された目標変
速段に基づき、第一の変速モードに設定されているとき
は、その時点の変速可能な変速段の範囲についての情報
を表示させるように変速段表示部を制御し、また第二の
変速モードに設定されているときは、その時点の変速段
を表示させるように変速段表示部を制御することにな
る。これにより1つの変速段表示部を用いて、第一の変
速モードに設定されているときはその時点の変速可能な
変速段の範囲についての情報が表示され、第二の変速モ
ードに設定されているときはその時点の変速段が表示さ
れることになる。
【0023】また、第2発明によれば、表示制御手段の
制御により、第二の変速モードに設定されているときは
その時点での変速段を変速段表示部の表示器に数字で表
示させ、第一の変速モードに設定されているときはその
時点での変速可能な変速段のうち、最高段のみを変速段
表示部の表示器に数字で表示させることになる。そし
て、第一の変速モードにおいてはこの最高段の表示を基
にその時点での変速可能な変速段の範囲を把握すること
が可能となる。
【0024】また、第3発明によれば、表示制御手段の
制御により、第一の変速モードに設定されているとき
は、各変速段に対応してそれぞれ配置された発光部材を
有する変速段表示部のうち、その時点での変速可能な変
速段に対応するすべての発光部材を発光させ、第二の変
速モードに設定されているときは、上記変速段表示部の
うち、その時点の変速段に対応する発光部材を発光させ
ることになる。これにより第一の変速モードに設定され
ているときには、発光されたすべての発光部材から変速
可能な変速段の範囲を正確に把握することが可能とな
り、第二の変速モードにおいては、発光している発光部
材からその時点の変速段を把握することが可能となる。
【0025】また、第4発明によれば、モード設定手段
によって設定された変速モードに応じて表示色変更手段
が変速段表示部の表示色を変更するようにしたから、変
速段表示部の表示色により第一の変速モードと第二の変
速モードの判別を容易に行うことが可能となる。
【0026】さらに、第5発明によれば、自動変速機
が、運転者の意図した変速制御ができない状態になって
いるときには、これをエラー検出手段が検出し、このエ
ラー検出手段からのエラー検出信号に基づいて表示制御
手段が変速段表示部に上記状態であることを表示させる
ことになる。これにより、変速段表示部を利用して上記
状態が発生したことを運転者に報知することが可能とな
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0028】まず、図1は、この実施の形態に係る変速
状態表示装置を備えた自動変速機における変速操作入力
部1の外観を示すもので、該変速操作入力装置1はカバ
ー2を有し、該カバー2に設けられた前後方向に細長い
開口部2aからシフトレバー3の上部が突出されてい
る。
【0029】このシフトレバー3は、上記カバー2の開
口部2aに沿って前後方向に操作されて、その操作位置
により、前方からPレンジ、Rレンジ、Nレンジ、及び
自動変速が行なわれるDモードと手動変速が行なわれる
Mモードとが達成されるDレンジが選択されるようにな
っている。また、このDレンジの操作位置には、Mモー
ドで手動変速する際の中立位置を中心とした前後のシフ
トアップ位置及びシフトダウン位置がそれぞれ設けられ
ている。そして、これらの操作位置を示す表示板4が上
記カバー2における開口部2aの側方に設けられている
と共に、該開口部2aは、シフトレバー3に係合されて
該レバー3の操作に従って前後にスライドするスライド
プレート5によって閉鎖されている。
【0030】また、このシフトレバー3は、パイプ部材
3aによって本体が構成されていると共に、その中間部
より上方の部分は被覆部材3bで覆われており、また該
レバー3の上端の操作部3cには、シフト操作に対する
規制を解除するための規制解除ボタン3dが設けられて
いる。
【0031】そして、シフトレバー3を他のレンジから
Dレンジの選択位置に操作したときは、車速及びスロッ
トル開度をパラメータとして予め設定されている変速特
性に基づいて目標変速段が切り換えられる一方、シフト
レバー3をこのDレンジ内で後方に揺動操作したときに
は、該シフトレバー3をそのDレンジ選択位置内におい
て中立位置を中心として前後のシフトアップ位置又はシ
フトダウン位置に揺動操作することにより、変速段が切
り換えられるようになっている。また、規制解除ボタン
3dを操作してシフト操作に対する規制を解除すること
により手動変速が行なわれるMモードから自動変速が行
なわれるDモードに変更されるようになっている。
【0032】さらに、シフトレバー3の操作部3cの側
面には、シフトリミッタスイッチ6と、キャンセルスイ
ッチ7とが設けられている。ここで、シフトリミッタス
イッチ6は、Dモードに設定されている状態においてO
N操作されるごとに、図示しない変速制限機構によって
1速〜3速間の自動変速を行う3ATモードと、1、2
速間での自動変速を行う2ATモードとに交互に設定す
るようになっており、また、キャンセルスイッチ7は、
ON操作することにより、上記変速制限機構による変速
制限を解除して、通常の1速〜4速間のDモードに復帰
させるようになっている。
【0033】また、このシフトレバー3には、図2に示
すように、該レバー3のシフト操作により移動する操作
ケーブル7が連係されており、該操作ケーブル7はPレ
ンジスイッチ11、Rレンジスイッチ12、Nレンジス
イッチ13、Dレンジスイッチ14を有するインヒビタ
スイッチ10や、コントロールバルブユニットにおける
マニュアルバルブ(図示せず)等に導かれ、これらにシ
フトレバー3の操作を伝達するようになっている。ま
た、シフトレバー3の操作経路のDレンジ位置近くに
は、シフトレバー3がMモードに操作されたことを検出
するMモードスイッチ15と、Mモードのときにおける
シフトレバー3のシフトアップ、シフトダウン操作を検
出するシフトアップスイッチ16及びシフトダウンスイ
ッチ17がそれぞれ設けられている。
【0034】次に、上記した変速操作入力部1を有する
自動変速機の選択レンジ及び変速状態を表示する表示装
置20について説明する。
【0035】この表示装置20は、図3〜図5に示すよ
うに、速度計42、タコメータ43、水温計44、燃料
計45などを備えたインストルメント・パネル41に設
けられて、シフトレバー3により選択されたレンジを表
示するP,R,N,Dの各レンジ表示部21〜24と、
Mモードが選択されていることを表示するMモード表示
部25と、Mモード時にその時点の変速段を数字で表示
し、Dモードのときにはその時点での変速可能な変速段
範囲についての情報を表示させる変速段表示部26とを
有している。
【0036】なお、上記インストルメント・パネル41
は、パネル本体41aと、該本体41aに設けられた複
数の開口部に着脱可能に組み付けられる速度表示用計器
板41b、エンジン回転数表示用計器板41c、水温及
び燃料表示用計器板41dとを有する構成となってい
る。
【0037】そして、上記各表示部21〜26は、図4
及び図5に示すように上記水温及び燃料用計器板41d
に、水温計44及び燃料計45の設置側とは反対側のス
ペース部分を利用して設けられている。
【0038】その場合、上記計器板41dに直接形成さ
れたり或は別に備えられるP,R,N,D,Mの透光文
字と、これらの透光文字に対向するように計器板41d
の裏面側に設けられるPレンジランプ31、Rレンジラ
ンプ32、Nレンジランプ33、Dレンジランプ34及
びMモードランプ35とで、上記P、R、N、Dレンジ
表示部21〜24及びMモード表示部25が構成されて
いる。そして、これらのP、R、N、Dレンジ表示部2
1〜24とMモード表示部25とは、上下一列に配置さ
れている。また、変速段表示部26は計器板41dにお
けるMモード表示部25の下方に形成された透孔41e
に対応して設けられるセブンセグメント式の表示器によ
り構成されている。
【0039】また、上記P,R,N,Dの各レンジラン
プ31〜34及びMモードのランプ35、変速段表示部
(以下、変速段表示器という)26は、図5に示すよう
にランプ保持ユニット50にそれぞれ保持されている。
このランプ保持ユニット50は、上記各表示部21〜2
5と変速段表示器26とにそれぞれ対応するように区画
された複数の区画室51〜56を有する前面が開口され
た枠体57を有し、該枠体57の各区画室51〜56
に、上記各ランプ31〜35と上記変速段表示器26と
をそれぞれ内装保持した構成となっている。そして、ラ
ンプ保持ユニット50は、その前面が上記計器板41d
の裏面に当接された状態で支持部材46を介して支持さ
れると共に、ランプの交換等必要に応じて取り外しがで
きるようになっている。
【0040】これにより、シフトレバー3で選択された
レンジに対応するランプ31〜34またはMモードラン
プ35のいずれかを点灯することによりその透光文字を
介して該当のレンジ表示部またはMモード表示部25が
点灯表示されると共に、Mモードに操作されているとき
には、変速段表示器26にその時点の変速段が数字で表
示されることになる。また、Dモードに操作されている
ときには、変速段表示器26にその時点での変速可能な
変速段のうち、最高段のみが数字で表示されることにな
る。
【0041】ここで、上記変速段表示器26がセブンセ
グメント式の表示器であるので、Mモード時における変
速段やDモード時における変速可能な変速段のうち、最
高段が液晶や発光ダイオード等によって数字で表示され
る。また、このセブンセグメント式の表示器によれば、
変速段の数字表示に代えて簡単なアルファベットも表示
できるので、例えばシフトレバー3を所定のレンジ位置
に操作してレンジを選択した際にそのレンジのスイッチ
がONされないといったときには、エラーが生じたもの
としてエラーメッセージとしての警告記号E等を表示す
るようになっている。
【0042】次に、この自動変速機の選択レンジ及び変
速状態等の表示制御について説明する。
【0043】この自動変速機は、図6に示すような選択
レンジ及び変速状態等の表示制御を行うコントロールユ
ニット60を有し、このコントロールユニット60に、
上記インヒビタスイッチ10におけるPレンジスイッチ
11、Rレンジスイッチ12、Nレンジスイッチ13及
びDレンジスイッチ14からの信号と、前述の変速操作
入力部1におけるMモードスイッチ15、シフトアップ
スイッチ16及びシフトダウンスイッチ17からの信号
と、シフトレバー3に備えられたシフトリミッタスイッ
チ6及びキャンセルスイッチ7からの信号とが入力され
るようになっている。
【0044】そして、コントロールユニット60は、こ
れらの信号に基づいて選択されたレンジを表示する表示
部21〜24、Mモードを表示する表示部25及びMモ
ード時の変速段やDモードD時の変速可能な変速段の範
囲を表示する変速段表示器26を表示制御するようにな
っている。
【0045】なお、コントロールユニット60には、図
示していないが変速制御部が備えられており、この変速
制御部は、自動車の運転状態を検出する検出手段として
の車速及びエンジンのスロットル開度をそれぞれ検出す
る車速センサ(図示せず)及びスロットル開度センサ
(図示せず)からの信号を入力すると共に、該入力信号
と上記インヒビタスイッチ10における各スイッチ1
1,12,13,14からの信号と、前述の変速操作入
力部1におけるMモードスイッチ15、シフトアップス
イッチ16及びシフトダウンスイッチ17からの信号
と、シフトレバー3に備えられたシフトリミッタスイッ
チ6及びキャンセルスイッチ7からの入力信号とに基づ
いて目標変速段を設定し、その目標変速段が実現される
ように油圧制御回路(図示せず)に制御信号を出力する
ようになっている。
【0046】次に、このコントロールユニット60によ
る表示制御の具体的動作を図7に示すフローチャートに
従って説明する。
【0047】まず、ステップS1でMモードスイッチ1
5がONか否かを判定し、ONでないときは、ステップ
S2でDレンジスイッチ14がONか否かを判定する。
そして、このDレンジスイッチ14もONでないとき
は、さらにステップS3,S5,S7で、Pレンジスイ
ッチ11、Rレンジスイッチ12及びNレンジスイッチ
13がONか否かを順次判定し、ステップS4,S6,
S8のいずれかで、Pレンジランプ31、Rレンジラン
プ32及びNレンジランプ33のうち、スイッチがON
のレンジのランプを点灯する。
【0048】なお、この場合は、変速制御は行われない
から、ステップS9で変速段表示器26を消灯する。
【0049】また、Mモードスイッチ15、Dレンジス
イッチ14、Pレンジスイッチ11、Rレンジスイッチ
12及びNレンジスイッチ13がいずれもONでない場
合には、自動変速機が、運転者の移動手段変速制御がで
きない状態になっているものとしてステップS10で最
高段フラグGDの値をEにセットし、ステップS11で
エラーメッセージとしての警告記号Eを変速段表示器2
6に表示する。
【0050】一方、上記ステップS2で、Dレンジスイ
ッチがONであると判定したときは、ステップS12で
Dレンジランプ34を点灯した後、ステップS13でシ
フトリミッタスイッチ6がON操作されたか否かを判定
し、操作されたときには、その操作回数に応じて変速モ
ードを3ATモードまたは2ATモードに設定する。そ
して、このとき、3ATモードに設定したときにはシフ
トリミットフラグF13を1にセットし、また、2AT
モードに設定したときにはシフトリミットフラグF12
を1にセットする。
【0051】また、シフトリミッタスイッチ6がON操
作されたときには、ステップS14で、シフトリミット
フラグF13の値を判定する。そして、2ATモードに
設定されておれば、F13=0であるから、次にステッ
プS15を実行して、F12=0,F13=1とセット
し、また、3ATモードに設定されていれば、ステップ
S16で、F12=1,F13=0とセットする。ま
た、シフトリミッタスイッチ6がON操作されなかった
ときには、上記ステップS17で、キャンセルスイッチ
7がON操作されたか否かを判定し、操作されたときに
は、変速モードは1速〜4速間の通常の自動変速モード
に復帰するので、ステップS18で、シフトリミットフ
ラグF12,F13を共に0にセットする。なお、キャ
ンセルスイッチ7がON操作されなかった場合には、そ
の時点の変速モードが継続されることになる。
【0052】次に、コントロールユニット60は、ステ
ップS19,S20で、上記シフトリミットフラグF1
2,F13の値を判定し、F12=1のときは、ステッ
プS21で最高段フラグGDの値を2にセットし、さら
に上記ステップS11で、最高段フラグGDの値、つま
り1、2速のうちの最高段の2速を示す数字の2を変速
段表示器26に表示する。また、F13=1のときは、
ステップS22で最高段フラグGDの値を3にセット
し、上記ステップS11で最高段フラグGDの値、つま
り1速〜3速のうちの最高段である3速を示す数字の3
を変速段表示器26に表示する。さらに、F12、F1
3が共に0のときは、ステップS23で最高段フラグG
Dの値を4にセットし、上記ステップS11で、最高段
フラグGDの値、つまり1速〜4速のうちの最高段であ
る4速を示す数字の4を変速段表示器26に表示する。
【0053】これにより、Dレンジにおいて、シフトリ
ミッタスイッチ6とキャンセルスイッチ7の操作もしく
は非操作により設定された3つの変速モードに従って、
変速段表示器26にその時点における自動変速可能な変
速段の最高段が数字で表示されることになる。
【0054】一方、前述したようにシフトレバー3がD
レンジに操作された状態から、該レバー3がさらに後方
に操作されてMモードが選択されて、図2に示すMモー
ドスイッチ15がON操作されると、コントロールユニ
ット60は、ステップS24で現時点の目標変速段GM
の値を読み込むと共に、ステップS25で図2に示すシ
フトアップスイッチ16がON操作されたか否かを判定
する。そして、シフトレバー3のDレンジ内での前方へ
の操作により、このシフトアップスイッチ16がON操
作されたときには、ステップS26で現時点の実際の変
速段に一致している目標変速段GMの値が4であるか否
かを判定し、GM=4でなければ、シフトアップが可能
なので、ステップS27で、目標変速段GMを1だけプ
ラスする。
【0055】また、シフトアップスイッチ16がON操
作されていないときは、ステップS28で、シフトダウ
ンスイッチ17がON操作されたか否かを判定し、シフ
トレバー3のDレンジ内での後方への操作により、この
シフトダウンスイッチ17がON操作されたときには、
ステップS29で目標変速段GMの値が1であるか否か
を判定し、GM=1でなければ、シフトダウンが可能な
ので、ステップS30で、目標変速段GMを1だけマイ
ナスする。
【0056】そして、コントロールユニット60は、ス
テップS31で、Mモードランプ35を点灯すると共
に、ステップS32で現時点の目標変速段GMの値を変
速段表示器26に表示する。
【0057】以上のように、コントロールユニット60
により選択されているレンジと変速状態との表示制御が
行われる。
【0058】その場合、一つの変速段表示器26を用い
てDモードにおいてはその時点の自動変速可能な変速段
のうちの最高段を、Mモードにおいてはその時点の変速
段をそれぞれ数字で表示することができ、そして、Dモ
ードにはその数字を基に変速段範囲についての情報を把
握することができる。これによりMモードの変速段を表
示する変速段表示器と、Dモードにおいて変速可能な変
速段の範囲についての情報を表示する変速段表示部とを
個別に設ける必要がない。
【0059】また、以上の実施の形態においては、上記
変速段表示部26として、セブンセグメント式の表示器
を用いたけれども、これに代えて例えば図8に示すよう
にダイオード等の発光素子を多数配設してなるドットマ
トリックス式の変速段表示器126等を用いて数字や記
号等を表示するようにしてもよい。なお、図8において
符号120,121〜125,131〜135,15
0,157は、前述した実施形態の符号20,21〜2
5,31〜35,50,57とそれぞれ対応するもので
あってその構成についての説明は省略する。
【0060】さらに、このドットマトリックス式の変速
段表示器126として、図9に示すように、例えば赤色
の発光素子126′と緑色の発光素子126″など色の
異なる発光素子が多数組み合わされたものを用い、例え
ば数字や文字記号等を発光させる場合に、MモードとD
モードとに設定された場合における表示色及びエラーメ
ッセージの表示色をコントロールユニット60による制
御で変更するように構成してもよい。
【0061】その場合、図10に示すように、コントロ
ールユニット60は、前述したフローチャートにおける
ステップS10′で最高段フラグGDの値をEにセット
し、ステップS11′でエラーメッセージとしての警告
記号Eを変速段表示器126に表示するとき、変速段表
示器126の赤色発光素子126′だけを発光させて赤
色で表示させる。また、Dレンジにおいて、シフトリミ
ッタスイッチ6とキャンセルスイッチ7の操作もしくは
非操作により設定された3つの自動変速モードに従っ
て、変速段表示器26にその時点における自動変速可能
な変速段の最高段をそのステップS21′,S22′,
S23′においてセットされた最高段フラグGDの値を
ステップS11″で数字表示するときには、その変速段
表示器126の緑色発光素子126″だけを発光させて
緑色で表示させる。また、Mモードにおいてその時点に
おける目標変速段GMをステップS32′において数字
表示するときには、変速段表示器126の赤色発光素子
126′だけを発光させて赤色で表示させる。これによ
り、その表示される色によりDモードとMモードの判別
を容易に行うことが可能となるし、また、エラーメッセ
ージとしての警告記号Eについても警告色である赤色で
表示することにより、運転者はこれを容易に視認するこ
とが可能となる。
【0062】また、Mモードへの操作時に、これを検出
するMモードスイッチとして、図2において仮想線で示
すように、前述のMモードスイッチ(以下、Mモード第
1スイッチという)15とは別に第2のMモードスイッ
チ(以下、Mモード第2スイッチという)15aを設け
るようにしてもよい。これにより、シフトレバー3のM
モードへの操作時に、Mモード第1スイッチ15,Mモ
ード第2スイッチ15aのうち、一方のみがONのとき
には、例えばシフトレバー3のこじれ等による切換不良
や、一方のMモードスイッチの断線等のエラーが発生じ
たときにこれを精度よく検出でき、信頼度を高めること
ができる。また、その場合、Mモードの操作機構に関連
した箇所のエラーと、全レンジのOFFによる自動変速
機全体におけるエラーとを区別するために、全レンジの
OFFによるエラー検出時には、変速段表示器26に3
の数字で点滅表示し、また、Mモードに関連した箇所に
おけるエラーの検出時には、上記変速段表示器26にE
の記号で点滅表示するように構成する。
【0063】つまり、図11のフローチャートに示すよ
うに、前述した実施の形態のフローチャートにおけるス
テップS1に代えて、まず、ステップR1で、Mモード
第1スイッチ15がONか否かを判定し、ONでないと
きは、ステップR2で、Mモード第2スイッチ15aが
ONか否かを判定し、ONのときは、ステップR3でD
レンジスイッチ14がONか否かを判定して、以後前述
した実施の形態のフローチャートのステップS3〜11
とステップS12〜23とに対応したR4〜12とステ
ップR14〜25とほぼ同様の表示制御が行われる。そ
の場合、全レンジのスイッチがONされていないときに
は、ステップR11で最高段フラグGDの値を3にセッ
トし、ステップR12において変速段表示器26に3の
数字を点滅表示する。また、ステップR2で、Mモード
第2スイッチ15aがONでないときは、ステップR2
6で最高段フラグGDの値をEにセットし、ステップR
27において変速段表示器26に警告記号Eを点滅表示
する。
【0064】一方、ステップR1で、Mモード第1スイ
ッチ15がONのときは、ステップR28で、Mモード
第2スイッチ15aがONか否かを判定し、第2Mモー
ドスイッチ15aがONのときは、上記ステップR2
7,R28で変速段表示器26に警告記号Eを点滅表示
する。また、ステップR28で、Mモード第2スイッチ
15aがONのときは、ステップR29でDレンジスイ
ッチ14がONか否かを判定して、以後前述した実施の
形態のフローチャートにおけるステップS24〜32に
対応するステップR29〜37の表示制御が同様に行わ
れる。
【0065】これにより、全レンジのOFFによるエラ
ー検出時には、変速段表示器26に3の数字が点滅表示
され、また、Mモードに関連した箇所におけるエラーの
検出時には、変速段表示器26にEの記号が点滅表示さ
れるので、両者の区別が容易に行えると共に、全レンジ
のOFFによるエラー検出時には、その時点における変
速段が3速であることが認識できる。なお、エラーが発
生した時、その場合の変速段を例えば2速にするタイプ
については、変速段表示器26による点滅表示は2の数
字となる。
【0066】また、図12は、数字や文字記号により変
速段を表示するタイプの上記した変速段表示器26,1
26とは別の実施の形態の変速段表示部226を備えた
表示装置220を示す。なお、図12において符号22
0,221〜225,231〜235,250,257
は、前述した実施形態の符号20,21〜25,31〜
35,50,57とそれぞれ対応するものであってその
構成についての説明は省略する。
【0067】この表示装置220における変速段表示部
226は、全変速段を表示するI,II,III,IV
の文字とこれら各文字に対応してそれぞれ配置された発
光部材226a〜226dとを有し、Dモードにおいて
はその時点での変速可能な変速段に対応するすべての発
光部材が発光され、Mモードにおいてはその時点の変速
段に対応する発光部材が発光されるようコントロールユ
ニットで表示制御されようになっている。
【0068】その場合、上下方向に列設されたP、R、
N、Dの各レンジ表示部221〜224及びMモードの
表示部225の側方に離れた位置にI,II,III,
IVの各変速段を表示する文字が配置され、これら各文
字の側方に配置された円形の第1〜第4発光部材226
a〜226dとがそれぞれ上下方向に配置されている。
【0069】また、この第1〜第4発光部材226a〜
226dとしては、前述の図9に示したダイオード等の
発光素子を多数配設してなるドットマトリックス式表示
器と同様の赤色発光素子と緑色発光素子とを組み合わせ
てなる発光器を用いている。そして、これらの第1〜第
4発光部材(以下、第1〜第4発光器という)226a
〜226dは、Mモードにおいてその時点の変速段を表
示するときには赤色発光素子により赤色で、Dモードに
おいて変速可能な変速段を表示するときには緑色発光素
子により緑色でそれぞれ点灯表示するようにその表示色
をコントロールユニットによる制御で変更されるように
なっている。さらに、エラーを表示する場合には、すべ
ての発光器226a〜226dが赤色発光素子により赤
色で点滅表示するように制御される。
【0070】次に、この自動変速機の選択レンジ及び変
速状態等の表示制御について説明する。
【0071】この自動変速機は、図13に示すように、
前述した実施の形態の場合と同様に、選択レンジ及び変
速状態等の表示制御を行うコントロールユニット260
に、上記インヒビタスイッチ210におけるPレンジス
イッチ211、Rレンジスイッチ212、Nレンジスイ
ッチ213及びDレンジスイッチ214からの信号と、
2つのMモードスイッチ215、215a、シフトアッ
プスイッチ216及びシフトダウンスイッチ217から
の信号と、シフトレバーに備えられたシフトリミッタス
イッチ206及びキャンセルスイッチ207からの信号
とが入力されるようになっている。なお、図13におい
て符号206,207,210〜216,260は、前
述した実施形態の符号6,7,10〜16,60とそれ
ぞれ対応するものであってその構成についての説明は省
略する。
【0072】そして、コントロールユニット260は、
これらの信号に基づいて選択されているレンジや変速制
御モードの設定を行うと共に、選択されたレンジを表示
する表示部221〜224、Mモードを表示する表示部
225、Mモード時における変速段やDモード時におけ
る変速可能な変速段の範囲を表示する変速段表示部22
6の第1〜第4発光器226a〜226dを制御するよ
うになっている。
【0073】次に、このコントロールユニット260に
よる表示制御の具体的動作を図13に示すフローチャー
トに従って説明する。
【0074】まず、ステップT1でMモード第1スイッ
チ215がONか否かを判定し、ONでないときには、
ステップT2で、Mモード第2スイッチ215aがON
か否かを判定し、ONでないときには、ステップT3で
Dレンジスイッチ214がONか否かを判定する。そし
て、このDレンジスイッチ214もONでないときに
は、さらにステップT4,T6,T8で、Pレンジスイ
ッチ211、Rレンジスイッチ212及びNレンジスイ
ッチ213がONか否かを順次判定し、ステップT5,
T7,T9のいずれかで、Pレンジランプ31、Rレン
ジランプ32及びNレンジランプ33のうち、スイッチ
がONのレンジのランプを点灯する。
【0075】また、この場合は、変速制御は行われない
から、ステップT10で変速段表示部226の第1〜第
4発光器226a〜226dをいずれも消灯する。
【0076】また、Mモード第1スイッチ215a,M
モード第2スイッチ215b、Dレンジスイッチ21
4、Pレンジスイッチ211、Rレンジスイッチ212
及びNレンジスイッチ213がいずれもONでないとき
には、ステップT11でエラーメッセージとして変速段
表示部226の第1〜第4発光器226a〜226dを
いずれも赤色発光素子により赤色で点滅表示する。
【0077】また、ステップT2で、Mモード第2スイ
ッチ215aがONのときにも、ステップT11で変速
段表示部226の第1〜第4発光器226a〜226d
をいずれも赤色発光素子により赤色で点滅表示する。
【0078】一方、上記ステップT3で、Dレンジスイ
ッチがONであると判定されたときは、ステップT12
でDレンジランプ234を点灯した後、ステップT13
でシフトリミッタスイッチ206がON操作されたか否
かを判定し、操作されたときには、その操作回数に応じ
て変速モードを3ATモードまたは2ATモードに設定
する。そして、このとき、3ATモードに設定したとき
にはシフトリミットフラグF13を1にセットし、ま
た、2ATモードに設定したときにはシフトリミットフ
ラグF12を1にセットする。
【0079】また、シフトリミッタスイッチ206がO
N操作されたときには、ステップT14で、シフトリミ
ットフラグF13の値を判定する。そして、2ATモー
ドに設定されておれば、F13=0であるから、次にス
テップT15を実行して、F12=0,F13=1とセ
ットし、また、3ATモードに設定されていれば、ステ
ップS16で、F12=0,F13=1とセットする。
また、シフトリミッタスイッチ206がON操作されな
かったときには、上記ステップT17で、キャンセルス
イッチ207がON操作されたか否かを判定し、操作さ
れたときには、変速モードは変速段1〜4間の通常の自
動変速モードに復帰するので、ステップT18で、シフ
トリミットフラグF13,F12を共に0にセットす
る。なお、キャンセルスイッチ207がON操作されな
かった場合には、その時点の変速モードがそのまま継続
される。
【0080】次に、コントロールユニット260は、ス
テップT19,T20で、上記シフトリミットフラグF
12,F13の値を判定し、F12=1のときは、ステ
ップT21で、自動変速可能な変速段1、2に対応する
変速段表示部226の第1、第2発光器226a,22
6bをいずれも緑色発光素子により緑色で点灯し、第
3,第4発光器226c,226dを消灯する。
【0081】また、F13=1のときは、ステップT2
2で、自動変速可能な変速段1〜3に対応する変速段表
示部226の第1〜3発光器226a〜226cを緑色
発光素子により緑色で点灯し、第4発光器226dを消
灯する。
【0082】さらに、F12、F13が共に0のとき
は、ステップT23で、すべての変速段1〜4に対応す
る変速段表示部226の第1〜4発光部材226a〜2
26dをいずれも緑色発光素子により緑色で点灯する。
【0083】これにより、Dレンジにおいて、シフトリ
ミッタスイッチ206とキャンセルスイッチ207の操
作もしくは非操作により設定された3つの変速モードに
従って、変速段表示部226にその時点における変速可
能な変速段の範囲が複数の発光器の点灯により表示され
ることになる。
【0084】一方、シフトレバー3がDレンジに操作さ
れた状態から、該レバー3がさらに後方に操作されてM
モードが選択されて、Mモード第1スイッチ215、M
モード第2スイッチ215aが共にON操作されると、
コントロールユニット260は、ステップT25でシフ
トアップスイッチ216がON操作されたか否かを判定
する。そして、シフトレバー3のDレンジ内での前方へ
の操作により、このシフトアップスイッチ216がON
操作されたときには、ステップT27で現時点の変速段
と一致する目標変速段GMの値が4であるか否かを判定
し、GM=4でなければ、シフトアップが可能なので、
ステップT28で、現時点の目標変速段GMを1だけプ
ラスする。
【0085】また、シフトアップスイッチ216がON
操作されていないときは、ステップT29で、シフトダ
ウンスイッチ17がON操作されたか否かを判定し、シ
フトレバー3のDレンジ内での後方への操作により、こ
のシフトダウンスイッチ217がON操作されたときに
は、ステップT30で現時点の目標変速段GMの値が1
であるか否かを判定し、GM=1でなければ、シフトダ
ウンが可能なので、ステップT31で、現時点の目標変
速段GMを1だけマイナスする。
【0086】そして、コントロールユニット260は、
ステップT32で、Mモードランプ235を点灯すると
共に、ステップT32,T33,T34で現時点の目標
変速段GMの値が1であるか否かを判定し、GM=1の
ときにはステップT36で、変速段表示器226の第1
発光器226aを赤色発光素子により赤色で点灯し、第
2〜第4発光器226b〜226dを消灯する。
【0087】また、GM=2のときにはステップT37
で、変速段表示器226の第2発光器226bを赤色発
光素子により赤色で点灯し、第1、第3、第4発光器2
26a,226c,226dを消灯する。
【0088】また、GM=3のときにはステップT38
で、変速段表示器226の第3発光器226cを赤色発
光素子により赤色で点灯し、第1、第2、第4発光器2
26a,226b,226dを消灯する。
【0089】また、GM=1、GM=2、GM=3のい
ずれにも該当しない場合には、ステップT39で変速段
表示部226の第4発光器226dを赤色発光素子によ
り赤色で点灯し、第1〜第3発光器226a〜226c
を消灯する。
【0090】一方、ステップT24で、Mモード第2ス
イッチ215aがONでないときは、先のステップT1
1に移って、変速段表示器226の第1〜第4発光器2
26a〜226dを赤色発光素子により赤色で点滅表示
する。
【0091】以上のように、コントロールユニット26
0により選択されているレンジと変速状態との表示制御
が行われる。
【0092】その場合、Mモードにおいては、発光して
いる発光器からその時点の変速段を確認することがで
き、しかも、Dモードにおいては、その時点での変速可
能な変速段に対応するすべての発光器が発光されるの
で、その時点での変速可能な変速段の範囲を明確に把握
することができる。
【0093】また、変速段表示部226の各発光部材2
26a〜226dとしては、上記したドットマトリック
ス式の発光器を用いる他、例えば図14に示すようにラ
ンプ226a′〜226d′を用いてもよい。なお、図
15において符号220′,221′〜225′,23
1′〜235′,250′,257′は、前述した実施
形態の符号220,221〜225,231〜235,
250,257とそれぞれ対応するものであってその構
成についての説明は省略する。
【0094】また、上記した実施の形態では、いずれも
変速操作入力部1として、P,R,N,Dの4つのレン
ジを備え、そのDレンジにおいて、変速段を予め設定さ
れた変速特性に基づいて自動的に切り換えるDモードと
手動操作により切り換えるMモードとが設定されている
4ポジションタイプものについて説明したが、例えば図
16及び図17に示したように、P,R,N,Dの4つ
のレンジとは別にMレンジを設けて、このMレンジにお
けるシフトレバーの前方または後方への操作により、変
速段を1段シフトアップもしくはシフトダウンすること
ができるようした構成の5ポジションタイプものとして
もよい。なお、図16及び図17において符号302〜
307,310〜317は、前述した実施形態の符号2
〜7,10〜17とそれぞれ対応するものであってその
構成についての説明は省略する。
【0095】さらに、図18及び図19に示したよう
に、P,R,N,Dの4レンジからなる4ポジションタ
イプのもので、Dレンジの選択位置から横方向に延びる
通路402bを介してレンジの切り換え通路402aに
平行なMレンジ用の切り換え通路402cに移動操作で
きるようにして、この切り換え通路402c内における
シフトレバーの前方または後方への操作により、変速段
を1段シフトアップもしくはシフトダウンする構成であ
ってもよいことは勿論である。なお、図18及び図19
において符号402〜407,410〜417は、前述
した実施形態の符号2〜7,10〜17とそれぞれ対応
するものであってその構成についての説明は省略する。
【0096】また、上記した実施形態の表示装置20,
120,220において、Mの文字を点灯表示してMモ
ード状態であることを表示するMモード表示部25に代
えて、例えばHOLDの文字を点灯表示してHOLDモ
ード状態であることを表示するHOLD表示部としても
よい。その場合、HOLD表示部の点灯時には、Dレン
ジ表示部24も同時に点灯表示するようにする。
【0097】
【発明の効果】以上のように、本願の第1発明によれ
ば、車速やスロットル開度等の運転状態をパラメータと
して予め設定されている変速特性に基づいて目標変速段
を自動的に切り換える第一の変速モードと手動操作によ
り変速段を切り換える第二の変速モードとが設定されて
いると共に、第一の変速モードに設定されているとき、
第一の変速モードにおける変速可能な変速段の範囲を変
更し、かつその変更された変速段の範囲内で上記変速特
性に基づいて目標変速段を自動的に切り換えるように変
速制御を行う制御手段を備えた自動変速機であって、モ
ード設定手段において設定された変速モードと制御手段
において決定された目標変速段に基づき、第一の変速モ
ードに設定されているときは、その時点の変速可能な変
速段の範囲についての情報を表示させるように変速段表
示部を制御し、第二の変速モードにおいてはその時点の
変速段を表示させるように変速段表示部を制御する表示
制御手段を設けたことにより、上記変速段表示部に、第
一の変速モードに設定されているときはその時点の変速
可能な変速段の範囲についての情報を表示させ、第二の
変速モードに設定されているときはその時点の変速段を
表示させることが可能となる。これにより、例えば第二
の変速モードの変速段表示器とは別に、第一の変速モー
ドに設定されているときに変速可能な変速段の範囲につ
いての情報を表示する変速状態表示部を特設する必要が
なくなり、表示部の個数を減らし表示装置のコストを抑
えることができる。
【0098】また、第2発明によれば、表示制御手段の
制御により、第二の変速モードに設定されているときは
その時点での変速段を変速段表示部の表示器に数字で表
示させ、第一の変速モードに設定されているときはその
時点での変速可能な変速段のうち、最高段のみを変速段
表示部の表示器に数字で表示させることができる。そし
て、第一の変速モードにおいてはこの最高段の表示を基
にその時点での変速可能な変速段の範囲を把握すること
が可能となる。その上、変速段表示部として用いる表示
器の個数を1個にできる。
【0099】また、第3発明によれば、各変速段に対応
してそれぞれ配置された発光部材を有する変速段表示部
を用い、かつ、表示制御手段により第一の変速モードに
設定されているときは、その時点での変速可能な変速段
に対応するすべての発光部材を発光させ、第二の変速モ
ードに設定されているときは、その時点の変速段に対応
する発光部材を発光させるようにしたから、第一の変速
モードに設定されているときには、発光されたすべての
発光部材から自動変速可能な変速段の範囲を正確に把握
することが可能となり、第二の変速モードにおいては、
発光している発光部材からその時点の変速段を把握する
ことができる。
【0100】また、第4発明によれば、モード設定手段
によって設定された変速モードに応じて表示色変更手段
が変速段表示部の表示色を変更するようにしたから、変
速段表示部の表示色により変速モードの判別を容易に行
うことができる。
【0101】さらに、第5発明によれば、自動変速機
が、運転者の意図した変速制御ができない状態になって
いるときには、これをエラー検出手段が検出し、このエ
ラー検出手段からのエラー検出信号に基づいて表示制御
手段が変速段表示部に上記状態であることを表示させる
ことになる。これにより、変速段表示部を利用して上記
状態が発生したことを運転者に報知することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る表示装置を備えた
自動変速機の変速操作入力部におけるシフトレバー及び
その周辺の外観図である。
【図2】 同変速操作入力部の一部省略平面図である。
【図3】 同表示装置が取付けられたインストルメント
パネルの正面図である。
【図4】 同表示装置におけるランプ保持ユニットの正
面図である。
【図5】 図4のア−ア線断面図である。
【図6】 自動変速機におけるシステムブロック図であ
る。
【図7】 コントロールユニットによる表示制御の動作
を示すフローチャート図である。
【図8】 別の変速段表示器を備えた表示装置の正面図
である。
【図9】 同変速段表示器における発光素子の一部拡大
図である。
【図10】 同表示器を用いた場合のコントロールユニ
ットによる表示制御の動作を示す一部省略フローチャー
ト図である。
【図11】 Mモードスイッチを2個用いた場合のコン
トロールユニットによる表示制御の動作を示すフローチ
ャート図である。
【図12】 別の実施の形態に係る表示装置の正面図で
ある。
【図13】 同自動変速機におけるシステムブロック図
である。
【図14】 同コントロールユニットによる表示制御の
動作を示すフローチャート図である。
【図15】 別の変速段表示器を備えた表示装置の正面
図である。
【図16】 別の自動変速機の変速操作入力部における
シフトレバー及びその周辺の外観図である。
【図17】 同変速操作入力部の一部省略平面図であ
る。
【図18】 さらに別の自動変速機の変速操作入力部に
おけるシフトレバー及びその周辺の外観図である。
【図19】 同変速操作入力部の一部省略平面図であ
る。
【図20】 従来例の説明図である。
【符号の説明】
3 シフトレバー 6 シフトリミッタスイッチ 7 キャンセルスイッチ 12 Dレンジスイッチ 15 Mモードスイッチ 16 シフトアップスイッチ 17 シフトダウンスイッチ 20,220 表示装置 26,126,226 変速段表示部(変速段表示
器) 60,260 コントロールユニット 126′ 赤色発光素子 126″ 緑色発光素子 226a〜226d,226a′〜226d′ 発光部
材(発光器)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の運転状態を検出する運転状態検出
    手段と、運転者の第一の所定操作を検出する第一所定操
    作検出手段と、上記運転状態検出手段の検出結果と、予
    め運転状態に応じて設定されている変速特性に基づき、
    変速可能な変速段の範囲内で目標変速段を自動的に決定
    する第一の変速モードと、上記第一所定操作検出手段の
    検出結果を受けて目標変速段を決定する第二の変速モー
    ドとを選択的に設定するモード設定手段と、運転者の第
    二の所定操作を検出する第二所定操作検出手段と、上記
    モード設定手段により上記第一の変速モードに設定され
    ているとき、上記第二所定操作検出手段の検出結果を受
    けて該第一の変速モードにおける変速可能な変速段の範
    囲を変更すると共に、上記モード設定手段により設定さ
    れた変速モードに基づいて目標変速段を決定し、自動変
    速機の変速制御を行う制御手段とを有する自動変速機の
    変速状態表示装置であって、変速段を表示する変速段表
    示部と、上記制御手段において決定された目標変速段
    と、上記モード設定手段において設定された変速モード
    に基づき、上記第一の変速モードが設定されているとき
    は、その時点の変速可能な変速段の範囲についての情報
    を表示させる一方、上記第二の変速モードが設定されて
    いるときは、その時点の変速段を表示させるべく上記変
    速段表示部を制御する表示制御手段とが備えられている
    ことを特徴とする自動変速機の変速状態表示装置。
  2. 【請求項2】 変速段表示部は、変速段を数字で表示す
    る表示器を有し、表示制御手段は、第一の変速モードが
    設定されているときは、その時点での変速可能な変速段
    のうち、最高段のみを数字で該表示器に表示させるよう
    に上記変速段表示部を制御することを特徴とする請求項
    1に記載の自動変速機の変速状態表示装置。
  3. 【請求項3】 変速段表示部は、各変速段に対応してそ
    れぞれ配置された発光部材を有し、表示制御手段は、第
    一の変速モードが設定されているときは、その時点での
    変速可能な変速段に対応するすべての上記発光部材を発
    光させる一方、第二のモードが設定されているときは、
    その時点の変速段に対応する発光部材を発光させるよう
    に上記発光部材を制御することを特徴とする請求項1に
    記載の自動変速機の変速状態表示装置。
  4. 【請求項4】 モード設定手段によって設定された変速
    モードに応じて、変速段表示部の表示色を変える表示色
    変更手段が備えられていることを特徴とする請求項1か
    ら請求項3のいずれかに記載の自動変速機の変速状態表
    示装置。
  5. 【請求項5】 自動変速機が、運転者の意図した変速制
    御ができない状態になっていることを検出するエラー検
    出手段が備えられ、表示制御手段は、該エラー検出手段
    が上記状態を検出したとき、上記変速段表示部に上記状
    態であることを表示させるように制御することを特徴と
    する請求項1から請求項4のいずれかに記載の自動変速
    機の変速状態表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006064097A (ja) * 2004-08-27 2006-03-09 Toyota Motor Corp 自動変速機の表示装置
JP2008518845A (ja) * 2004-11-09 2008-06-05 ツェットエフ フリードリヒスハーフェン アクチエンゲゼルシャフト 回転スイッチを備えた操作装置

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