JPH1019375A - ヒートポンプ式風呂給湯システム - Google Patents

ヒートポンプ式風呂給湯システム

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JPH1019375A
JPH1019375A JP17636596A JP17636596A JPH1019375A JP H1019375 A JPH1019375 A JP H1019375A JP 17636596 A JP17636596 A JP 17636596A JP 17636596 A JP17636596 A JP 17636596A JP H1019375 A JPH1019375 A JP H1019375A
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heat exchanger
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Takeji Watanabe
竹司 渡辺
Hiroaki Yonekubo
寛明 米久保
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 風呂給湯システムの高効率化と熱交換器の小
型化をはかる。 【解決手段】 圧縮機1、四方弁2、給湯加熱器3、減
圧装置4、排熱利用熱交換器5からなる冷媒順回路と、
貯湯槽6、給湯熱交換器8からなる給湯回路と、浴槽1
0、風呂循環ポンプ11、風呂熱交換器12からなる風
呂循環回路と、風呂循環回路の流量制御をおこなう流量
制御手段13を備えている。風呂循環ポンプ11によっ
て浴槽10の残湯を風呂熱交換器12に流入させ、風呂
循環回路の流量を制御して排熱利用熱交換器5で採熱す
る。そして、給湯加熱器3を介して貯湯槽6の水を給湯
熱交換器8で加熱する。よって、廃熱利用熱交換器での
吸熱量を調整するため、給湯側の熱交換器の小型化およ
び高効率給湯運転が図られると共に、翌朝には大気へ自
然放熱する浴槽残湯熱を利用するため、エネルギ−の有
効活用となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はヒートポンプによる
風呂給湯システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のヒートポンプシステムは
特開平7−71839号公報に示すものがある。以下、
その構成について図19を参照しながら説明する。図1
9に示すように、圧縮機1の吐出側につながる高圧ガス
管、圧縮機1の吸入側につながる低圧ガス管、高圧およ
び低圧ガス管とともに配置された液管に開閉弁50a、
50b、50c、50d、50e、50fを介して、給
湯加熱器3、廃熱利用熱交換器5、大気熱利用熱交換器
28が並列につながっている。そして、開閉弁50a、
50b、50c、50d、50e、50fの切り替えに
より給湯運転、風呂追い焚き運転、給湯熱利用風呂追い
焚き運転、浴槽廃熱利用給湯運転がおこなわれる。例え
ば、浴槽廃熱利用給湯運転時は、開閉弁50aと50d
を開放して、廃熱利用熱交換器5を介して浴槽10の湯
を吸熱し、給湯加熱器3で加熱して貯湯する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、給湯加熱器3より流出した高圧液冷媒
は冷媒流量制御弁51で低圧の二相冷媒となり、さらに
冷媒流量制御弁52を通って廃熱利用熱交換器5に流入
することになる。よって、冷媒流量がかなり絞られるた
め、所定の冷媒流量が得られず、圧縮機1の吸入冷媒ガ
スは高温の過熱ガスとなり、圧縮機1の信頼性確保が課
題となる。また、冷媒流量の低下により、廃熱利用熱交
換器5での採熱量が少なくなるため高効率化が得られな
い。それを防止するには冷媒流量制御弁51および52
は流量制御巾の範囲が非常に大きなものが必須となる。
また、その場合には廃熱利用熱交換器5に流入する湯温
は大気よりも高温であるため、圧縮機1の低圧がかなり
上昇し、採熱量増加にともなって給湯加熱器3が大きく
なる。また、開閉弁50、冷媒流量制御手段51、52
は複数必要となり、システムが複雑となる。
【0004】本発明は上記課題を解決するもので、部品
点数削減と浴槽廃熱利用給湯運転時の高効率化をはかる
と共に圧縮機等の耐久信頼性を向上することを主目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のヒートポンプ式
風呂給湯システムにおいては、圧縮機、四方弁、給湯加
熱器、減圧装置、排熱利用熱交換器からなる冷媒順回路
と、貯湯槽、前記給湯加熱器と熱交換関係を有する給湯
熱交換器からなる給湯回路と、浴槽、風呂循環ポンプ、
前記排熱利用熱交換器と熱交換関係を有する風呂熱交換
器からなる風呂循環回路と、前記風呂循環回路の流量制
御をおこなう流量制御手段からなるものである。
【0006】この本発明によれば、風呂廃熱利用の給湯
運転において、風呂循環回路に流量制御手段を備え、廃
熱利用熱交換器での吸熱量を調整することができるた
め、給湯側の熱交換器が小型化すると共に高効率給湯運
転が可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は上記目的を達成するた
め、圧縮機、四方弁、給湯加熱器、減圧装置、排熱利用
熱交換器からなる冷媒順回路と、貯湯槽、給湯加熱器と
熱交換関係を有する給湯熱交換器を接続した給湯回路
と、浴槽、風呂循環ポンプ、排熱利用熱交換器と熱交換
関係を有する風呂熱交換器を接続した風呂循環回路と、
風呂循環回路の流量制御をおこなう流量制御手段とを備
えたものである。そして、風呂廃熱利用の給湯運転にお
いて、圧縮機から吐出した高温高圧のガス冷媒は四方弁
を通り給湯加熱器に流入する。一方、貯湯槽の水は給湯
ポンプによって給湯熱交換器に流入し、ここで、冷媒の
凝縮熱によって給湯加熱器を介して加熱されて貯湯槽に
流入する。また凝縮液化した冷媒は減圧装置で減圧され
て廃熱利用熱交換器に流入する。一方、浴槽の残湯は風
呂循環ポンプによって風呂熱交換器に流入し、ここで風
呂熱交換器を介して廃熱利用熱交換器を流れる冷媒を蒸
発ガス化させる。よって、流量制御手段は風呂循環回路
の水の流量制御をおこない、廃熱利用熱交換器での吸熱
量を調整することが可能となる。
【0008】また前述の構成に加え、排熱利用熱交換器
の冷媒入口温度を検出する冷媒温度検知手段と、冷媒温
度検知手段の信号に基づき流量制御手段を制御する流量
制御部とを備えたものである。そして、風呂廃熱利用の
給湯運転において、冷媒温度検知手段の信号に基づき流
量制御部は流量制御手段を制御して風呂循環回路の循環
流量を制御する。よって、予め設定された所定冷媒温度
で運転することになるため、圧縮機の低圧および高圧が
異常上昇することもなくなり、信頼性が向上する。
【0009】また前述の構成に加え、圧縮機の回転周波
数を可変するインバータ電源部と、風呂熱交換器の水出
口温度を検出する温度検知手段と、温度検知手段の信号
に基づきインバータ電源部の周波数制御をおこなう周波
数制御手段とを備えたものである。そして、風呂廃熱利
用の給湯運転において、温度検知手段の信号に基づき周
波数制御手段はインバータ電源部に信号を送り、圧縮機
の回転周波数を制御する。従って、給湯熱交換器での加
熱量および廃熱利用熱交換器での廃熱吸熱量を調整する
ため、熱交換器のスペックに適した高効率運転ができる
ようになる。よって、給湯熱交換器、給湯加熱器、廃熱
利用熱交換器、風呂熱交換器の小型化が達成できるよう
になる。
【0010】また前述の構成に加え、風呂熱交換器の水
出口温度を検出する温度検知手段と、前記温度検知手段
の信号に基づき前記流量制御手段を制御する流量制御部
とを備えたものである。そして、風呂廃熱利用の給湯運
転において、温度検知手段の信号に基づき流量制御部は
風呂循環回路の循環流量を制御する。従って、風呂廃熱
吸熱量を調整するため、低圧が異常に高くなり、これに
よって圧縮機の高圧が異常に上昇することもない。ま
た、温度検知手段は浴槽追い焚き運転時においては、風
呂熱交換器の出口湯温を検出して、風呂循環回路の循環
流量を制御し、所定温度で浴槽に返す。従って、一つの
温度検知手段で風呂廃熱利用給湯運転と浴槽追い焚き運
転ができる。また、高温湯が浴槽に流入することもない
ため、浴槽の耐久性が向上する。
【0011】また前述の構成に加え、風呂循環ポンプの
水吐出方向・吸入方向を可逆可能としたものである。そ
して、風呂廃熱利用給湯運転時と浴槽追い焚き運転時で
風呂循環ポンプは流れ方向を変える。そして、両運転と
もに廃熱利用熱交換器を流れる冷媒と風呂熱交換器を流
れる水が絶えず対向流で熱交換するようにして熱交換効
率を高められる。
【0012】また風呂循環回路に設けて流体温度を検出
して信号を発する温度検知手段と、外気温度検知手段
と、温度検知手段の信号と外気温度検知手段の信号を受
けて風呂廃熱利用運転を制御する運転制御手段とを備え
たものである。そして、風呂廃熱利用の給湯運転におい
て、浴槽湯温は運転経過とともに低下する。また温度検
知手段と外気温度検知手段によって、浴槽湯温と外気温
度を比較し、所定温度差に達すると運転制御手段は風呂
廃熱利用の給湯運転を停止する。よって、浴槽湯温は廃
熱利用されて外気温近くまで低下するため、浴槽から外
気への自然放熱は低減されることになり、熱が有効に活
用されるようになる。
【0013】また前述の構成に加え、排熱利用熱交換器
と並列に連結されて圧縮機の吸入側に一端がつながって
いる大気熱利用蒸発器と、冷媒の流路を排熱利用熱交換
器と大気熱利用蒸発器の切替えをおこなう単一あるいは
複数の切替え弁と、風呂循環回路に設けて流体温度を検
出する温度検知手段と、温度検知手段の信号を受けて切
替え弁を制御する制御手段とを備えたものである。そし
て、風呂廃熱利用の給湯運転において、温度検知手段は
浴槽湯温が所定温度まで下がったことを検出し、その信
号を制御手段に送る。また制御手段は冷媒が大気熱利用
蒸発器へ流れるように切替え弁を切替え、大気熱利用で
給湯運転を継続する。ここで、予め設定された浴槽追い
焚き運転時間内で浴槽が沸き上がるところで切替え弁の
切替えをすると、追い焚き運転時間の短縮化が図られ、
入浴の利便性が向上する。また、貯湯槽への給湯熱量も
増加する。
【0014】また前述の構成に加え、大気熱利用蒸発器
の冷媒入口温度を検知する着霜温度検知手段と、着霜温
度検知手段の信号を受けて冷媒の流路を大気熱利用蒸発
器から風呂熱交換器への切替えをおこなう制御手段とを
備えたものである。そして、冬季の大気熱利用給湯運転
において、大気熱利用蒸発器の冷媒温度が所定温度まで
低下したことを着霜温度検知手段が検出し、制御手段へ
信号を送る。また制御手段は冷媒の流路を大気熱利用蒸
発器から廃熱利用熱交換器へ切替えをおこなう。従っ
て、風呂廃熱利用で給湯運転が継続されるため、着霜条
件下においても、高効率給湯運転ができるとともに貯湯
槽への給湯熱量は増加することになる。
【0015】また前述の構成に加え、大気熱利用蒸発器
に流れる冷媒流量を制御する第1の冷媒流量制御弁と、
排熱利用熱交換器交換器に流れる冷媒流量を制御する第
2の冷媒流量制御弁とを備えたものである。そして、第
1の冷媒流量制御手段で大気熱利用蒸発器へ流れる冷媒
流量制御をおこない、一方、第2の冷媒流量制御手段で
風呂廃熱利用熱交換器へ流れる冷媒流量制御をおこな
い、大気熱利用と風呂廃熱利用を同時におこなう。従っ
て、集熱量増大が可能となり、あるいは同じ集熱量を得
るのに大気熱利用熱交換器および風呂廃熱利用熱交換器
の小型化が可能となる。
【0016】また貯湯槽に設けた温度検知手段と、貯湯
槽の出湯口と風呂循環回路を接続する出湯管に設けた開
閉弁と、温度検知手段の信号に基づき開閉弁の制御およ
び圧縮機による大気熱利用ヒートポンプ運転制御をおこ
なう運転制御手段とを備えたものである。また風呂追い
焚き運転開始時において、温度検知手段は貯湯槽内の湯
温を検出し、その信号を運転制御手段に送る。そして、
運転制御手段は、その信号から貯湯槽内に所定湯量が有
ると認識した場合には開閉弁を開状態にして貯湯槽の湯
を出湯管を介して浴槽に送る。一方、貯湯槽内に所定湯
量がないと認識した場合には、圧縮機による大気熱利用
ヒートポンプ運転で風呂の追い焚き運転をおこなう。よ
って、貯湯槽の湯は多量に貯湯されることもなく、貯湯
熱量の有効活用と入浴時の利便性向上をはかることがで
きる。
【0017】また給湯熱交換器と貯湯槽上部を接続する
給湯回路に、貯湯槽下部へ流路切替えをおこなう流路切
替え弁とを備えたものである。そして、貯湯槽内の給湯
熱を利用した風呂追い焚き運転において、給湯加熱器を
介して採熱された湯は温度低下して給湯熱交換器から流
出する。そして、流路切替え弁を通り、貯湯槽下部へ流
入する。よって、貯湯槽上部の高温湯に低温水が流入す
ることがない。
【0018】また給湯熱交換器と貯湯槽上部を接続する
給湯回路に設けた回転数制御型の給湯用ポンプと、給湯
熱交換器と貯湯槽上部を接続する給湯回路に設けた熱源
を有する加熱器と、加熱器の出口に設けた温度検知手段
と、温度検知手段の信号に基づき給湯用ポンプの回転数
を制御する回転数制御手段とを備えたものである。そし
て、貯湯槽内の給湯熱を利用した風呂追い焚き運転にお
いて、給湯熱交換器から流出する低温水は加熱器に流入
し、熱源によって加熱される。また温度検知手段は出口
温度を検出し、その信号を受けて回転数制御手段は所定
温度となるように給湯用ポンプの回転数制御をおこな
う。よって、加熱器出口の湯温は貯湯槽上部の湯温と同
じ温度で上部から流入することができ、貯湯熱利用浴槽
追い焚き運転において、貯湯熱量の減少防止と貯湯槽上
部の湯温安定化をはかることができる。
【0019】さらにまた冷媒回路部品と給湯回路部品お
よび風呂循環ポンプ、風呂熱交換器を具備する貯湯ユニ
ットと、ファンレスの大気熱利用蒸発器を貯湯ユニット
の外装周囲に装着したものである。そして、貯湯ユニッ
ト内に冷媒回路部品と給湯回路部品および風呂循環ポン
プ、風呂熱交換器を収納し、またファンレスの大気熱利
用蒸発器を貯湯ユニットの外装周囲に装着しているた
め、設置スペースの縮小化と低騒音化が図れる。
【0020】(実施例1)以下、本発明の実施例1を図
1、図2を参照しながら説明する。図1、図2におい
て、1は圧縮機、2は四方弁、3は給湯加熱器、4は減
圧装置、5は排熱利用熱交換器であり、圧縮機1、四方
弁2、給湯加熱器3、減圧装置4、排熱利用熱交換器5
で冷媒回路を構成する。6は貯湯槽、7は給湯用ポン
プ、8は給湯熱交換器であり、給湯加熱器3と熱交換関
係を有する。また、貯湯槽6、給湯用ポンプ7、給湯熱
交換器8で給湯回路9を構成する。10は浴槽、11は
風呂循環ポンプ、12は風呂熱交換器であり、排熱利用
熱交換器5と熱交換関係を有する。13は流量制御手段
であり、風呂循環回路14の流量制御をおこなう。15
は風呂循環ポンプであり、回転数制御型である。16は
回転数制御手段であり、風呂循環ポンプ15の回転数制
御をおこなう。
【0021】つぎに、上記構成において動作を説明す
る。風呂廃熱利用の給湯運転において、圧縮機1から吐
出した高温高圧のガス冷媒は四方弁2を通り給湯加熱器
3に流入する。一方、貯湯槽6の水は給湯ポンプ7によ
って給湯熱交換器8に流入し、ここで、冷媒の凝縮熱に
よって給湯加熱器3を介して加熱されて貯湯槽6に流入
する。そして、凝縮液化した冷媒は減圧装置4で減圧さ
れて廃熱利用熱交換器5に流入する。一方、浴槽10の
残湯は風呂循環ポンプ11によって風呂熱交換器12に
流入し、ここで風呂熱交換器12を介して廃熱利用熱交
換器5を流れる冷媒を蒸発ガス化する。この動作におい
て、流量制御手段13は風呂循環回路の流量制御をおこ
ない、廃熱利用熱交換器5での吸熱量を調整する。よっ
て、大気熱より高温の浴槽9残湯熱から採熱するため、
高効率高能力で給湯運転ができる。また、図2に示すよ
うに、流量制御手段13の代わりに風呂循環ポンプ15
を用いて、回転数制御手段16で風呂循環ポンプ15の
回転数制御をおこない、流量制御しても同じ効果が得ら
れる。
【0022】(実施例2)本発明の実施例2を図3を参
照しながら説明する。図3において、実施例1と同じ構
成、動作するものについては、同一符号とし、説明を省
略する。17は冷媒温度検知手段であり、排熱利用熱交
換器5の冷媒入口温度を検出する。18は流量制御部で
あり、冷媒温度検知手段17の信号に基づき流量制御手
段13を制御する。
【0023】上記構成において動作を図3によって説明
する。風呂廃熱利用の給湯運転において、排熱利用熱交
換器5に流入する冷媒温度を冷媒温度検知手段17が検
出し、流量制御部18に信号を送る。そして、流量制御
部18は流量制御手段13を制御して、風呂循環流量を
変える。よって、ヒートポンプサイクルは予め設定され
た冷媒温度、圧力で運転することになり、圧縮機の高圧
が異常上昇することもなく、信頼性が向上する。
【0024】(実施例3)本発明の実施例3を図4を参
照しながら説明する。図4において、実施例1、2と同
じ構成、動作するものについては、同一符号とし、説明
を省略する。19はインバータ電源部であり、圧縮機1
の駆動周波数を可変する。20は温度検知手段であり、
風呂熱交換器の水出口温度を検出する。21は周波数制
御手段であり、温度検知手段20の信号に基づきインバ
ータ電源部19の周波数制御をおこなう。
【0025】上記構成において動作を説明する。風呂廃
熱利用の給湯運転において、温度検知手段20の信号が
高温を示す場合には、周波数制御手段21はインバータ
電源部19に信号を送り、圧縮機1の駆動周波数を下げ
て、温度検知手段20の信号が所定温度の信号となるよ
うに駆動周波数を制御する。また、温度検知手段20の
信号が低温を示す場合には、周波数制御手段21はイン
バータ電源部19に信号を送り、圧縮機1の駆動周波数
を増加して、温度検知手段20の信号が所定温度の信号
となるように駆動周波数を制御する。よって、圧縮機1
の駆動周波数を制御して給湯熱交換器8での加熱量およ
び廃熱利用熱交換器5での風呂廃熱交換量を調整するた
め、熱交換器のスペックに適した高効率運転ができるよ
うになる。また、給湯熱交換器、給湯加熱器、廃熱利用
熱交換器、風呂熱交換器の小型化が達成できるようにな
る。
【0026】(実施例4)本発明の実施例4を図5を参
照しながら説明する。図5において、実施例1〜3と同
じ構成、動作するものについては、同一符号とし、説明
を省略する。22は温度検知手段であり、風呂循環回路
の流体温度を検出して信号を発する。23は流量制御部
であり、温度検知手段22の信号に基づき流量制御手段
13を制御する。
【0027】上記構成において動作を図5によって説明
する。風呂廃熱利用の給湯運転において、風呂熱交換器
12で採熱されて温度低下した湯温を温度検知手段22
が検出し、流量制御部23に信号を送る。そして、流量
制御部23は温度検知手段22の信号が所定温度の信号
となるように流量制御手段13で流量調整をおこなう。
例えば、温度検知手段22の信号が所定温度よりも高温
を示す場合には、流量制御部23は流量制御手段13に
おいて流量を下げるように調整する。一方、所定温度よ
りも低温を示す場合には、流量制御手段13において流
量を上げるように調整する。よって、風呂循環回路の循
環流量を制御して、風呂廃熱の熱交換量を調整するた
め、浴槽湯温が高いために低圧が異常に高くなり、それ
によって圧縮機の高圧が異常に上昇することもない。ま
た、浴槽追い焚き運転において、風呂熱交換器12の出
口温度を温度検知手段22が検出し、流量制御部23に
信号を送る。そして、流量制御部23は温度検知手段2
2の信号が所定温度の信号となるように流量制御手段1
3で流量調整をおこなう。よって、ひとつの温度検知手
段22で風呂廃熱利用給湯運転と浴槽追い焚き運転がで
きる。また、高温湯が浴槽に流入することもないため、
浴槽の耐久性が向上する。
【0028】(実施例5)本発明の実施例5を図6〜図
9を参照しながら説明する。図6、図8において、実施
例1〜4と同じ構成、動作するものについては、同一符
号とし、説明を省略する。24は風呂循環ポンプであ
り、風呂循環回路に設けられ、水循環方向の可逆が可能
である。
【0029】上記構成において動作を説明する。最初に
風呂廃熱利用の給湯運転について説明する。図6におい
て、冷媒の流れを実線、風呂循環回路内の水の流れを破
線で表す。圧縮機1から吐出した高温高圧のガス冷媒は
四方弁2を通り給湯加熱器3に流入する。一方、貯湯槽
6の水は給湯ポンプ7によって給湯熱交換器8に流入
し、ここで、冷媒の凝縮熱によって給湯加熱器3を介し
て加熱されて貯湯槽6に流入する。そして、凝縮液化し
た冷媒は減圧装置4で減圧されて廃熱利用熱交換器5に
流入する。一方、浴槽10の残湯は風呂循環ポンプ24
によって風呂熱交換器12に流入し、ここで風呂熱交換
器12を介して廃熱利用熱交換器5を流れる冷媒を蒸発
ガス化させる。この動作において、廃熱利用熱交換器5
の冷媒流れ方向と風呂熱交換器12の水流れ方向は対向
流で熱交換をおこなう。図7に廃熱利用熱交換器5内の
冷媒温度と風呂熱交換器12の水温の変化を表す。図7
において、廃熱利用熱交換器5内を流れる冷媒は二相域
で流入するが、圧力損失を伴うため冷媒温度は次第に低
下する。そして、圧縮機1にガス冷媒で戻すため廃熱利
用熱交換器5の出口は過熱ガスにする必要があるが、風
呂循環の水は入口であるため、比較的温度が高い。よっ
て、水と冷媒の温度差は大きくとれるため、熱交換器の
効率は高い。
【0030】次に浴槽追い焚き運転について説明する。
図8において、冷媒の流れを実線、風呂循環回路内の水
の流れを破線で表す。圧縮機1から吐出した高温高圧の
ガス冷媒は四方弁2を通り廃熱利用熱交換器5に流入す
る。一方、浴槽10の水は風呂循環ポンプ24によって
風呂廃熱利用給湯運転時と逆方向に流れ、風呂熱交換器
12に流入する。ここで、冷媒の凝縮熱によって廃熱利
用熱交換器5を介して加熱されて浴槽10に流入する。
そして、凝縮液化した冷媒は減圧装置4で減圧されて給
湯加熱器3に流入する。一方、貯湯槽6の湯は給湯用ポ
ンプ7によって給湯熱交換器8に流入し、ここで給湯熱
交換器8を介して給湯加熱器3を流れる冷媒を蒸発ガス
化させる。この動作において、廃熱利用熱交換器5の冷
媒流れ方向と風呂熱交換器12の水流れ方向は対向流で
熱交換をおこなう。図9に廃熱利用熱交換器5内の冷媒
温度と風呂熱交換器12の水温の変化を表す。図9にお
いて、廃熱利用熱交換器5内を流れる冷媒は過熱ガス冷
媒で流入し、二相域となり、過冷却の液冷媒で流出す
る。一方、水は低温で流入し、加熱されて昇温して流出
する。よって、水と冷媒の温度差は大きくとれるため、
熱交換器の効率は高い。
【0031】(実施例6)本発明の実施例6を図10を
参照しながら説明する。図10において実施例1〜5と
同じ構成、動作するものについては、同一符号とし、説
明を省略する。25は温度検知手段であり、風呂循環回
路に設けて流体温度を検出して信号を発する。26は外
気温度検知手段、27は運転制御手段であり、温度検知
手段25の信号と外気温度検知手段27の信号を受けて
風呂廃熱利用運転を制御する。
【0032】上記構成において動作を説明する。風呂廃
熱利用の給湯運転において、給湯運転の時間経過ととも
に風呂循環回路の水温は低下する。そして、温度検知手
段25で風呂循環回路の流体温度を検出し、一方、外気
温度検知手段26で外気温度を検出する。そして、風呂
循環回路の水温と外気温度を比較し、所定温度差に達す
ると運転制御手段27は風呂廃熱利用の給湯運転を停止
する。ここで、例えば、浴槽の水を再加熱して追い焚き
する場合に、追い焚きまで長時間放置すると中温の浴槽
湯は自然放熱で温度低下する。しかし、本発明では、浴
槽湯は廃熱利用されるとともに外気との温度差が小さく
なった状態で放置するため、浴槽から外気への自然放熱
は低減されて熱が有効に活用されるようになる。ここ
で、温度検知手段は風呂熱交換器の入口側に設けても、
出口側に設けても外気温度との所定温度差の初期設定値
が変わるだけで何ら効果は変わらない。
【0033】(実施例7)本発明の実施例7を図11を
参照しながら説明する。図11において、実施例1〜6
と同じ構成、動作するものについては、同一符号とし、
説明を省略する。28は大気熱利用蒸発器であり、排熱
利用熱交換器5と並列に連結されて、圧縮機1の吸入側
に一端がつながっている。29は切替え弁であり、単一
あるいは複数具備して排熱利用熱交換器5と大気熱利用
蒸発器28を流れる冷媒の流路を切り替える。切替え弁
29を単一で用いる場合には図11中のAの分岐部に三
方弁を設ける。また、複数の切替え弁を用いる場合は排
熱利用熱交換器5の流路に設けた切替え弁29aと、大
気熱利用蒸発器28の流路に設けた切替え弁29bから
なる。30は温度検知手段であり、風呂循環回路に設け
て流体温度を検出して信号を発する。31は制御手段で
あり、温度検知手段30の信号を受けて切替え弁29あ
るいは29a、29bを制御する。
【0034】上記構成において動作を説明する。風呂廃
熱利用の給湯運転において、温度検知手段30は浴槽湯
温が所定温度まで下がったことを検出し、その信号を制
御手段31に送る。そして、制御手段31は切替え弁2
9aを閉状態、29bを開放状態へ切替え、冷媒が大気
熱利用蒸発器28へ流れるようにして大気熱利用で給湯
運転を継続する。ここで、切替え弁29a、29bの切
替えをおこなう浴槽湯温は、予め設定された浴槽追い焚
き運転時間で浴槽が沸き上がるように設定することがで
きる。よって、貯湯槽への給湯熱量は増加するとともに
浴槽追い焚き運転時間の短縮化が図られ、入浴の利便性
が向上する。また、浴槽の追い焚き・保温運転におい
て、温度検知手段30の信号を受けて制御手段31は切
替え弁29a、29bに信号をおくり、冷媒の流路が排
熱利用熱交換器5および大気熱利用蒸発器28ともに流
れるように開放状態にする。そして、圧縮機1からの吐
出冷媒は四方弁2を通り、排熱利用熱交換器5に流入
し、風呂熱交換器を介して、凝縮熱を放熱して浴槽10
の水を加熱する。そして、冷媒流量制御手段4bで減圧
されて大気熱利用蒸発器28に流入し、ここで大気熱を
集熱して圧縮機1に戻る。ここで、大気熱利用蒸発器2
8は大気熱以外に太陽熱も集熱する集熱器として用いる
ことも可能である。なお、集熱器として用いることが可
能な点は以下に説明する実施例8〜13についても同様
であり、以下の説明では省略する。
【0035】(実施例8)本発明の実施例8を図12を
参照しながら説明する。図12において、実施例1〜7
と同じ構成、動作するものについては、同一符号とし、
説明を省略する。32は着霜温度検知手段であり、大気
熱利用蒸発器28の冷媒入口温度を検知する。33は制
御手段であり、着霜温度検知手段32の信号を受けて冷
媒の流路を大気熱利用蒸発器28から廃熱利用熱交換器
への切替えをおこなう。
【0036】上記構成において動作を説明する。冬季の
大気熱利用給湯運転において、大気熱利用蒸発器28の
冷媒温度が所定温度まで低下したことを着霜温度検知手
段32が検出し、制御手段33へ信号を送る。そして、
制御手段33は冷媒の流路を大気熱利用蒸発器28から
廃熱利用熱交換器5へ切替えをおこない、風呂熱交換器
12から風呂の廃熱を利用して給湯運転が継続される。
よって、着霜条件下においても、高効率給湯運転は可能
となり、貯湯槽6への給湯熱量は増加することになる。
【0037】(実施例9)本発明の実施例9を図13を
参照しながら説明する。図13において、実施例1〜8
と同じ構成、動作するものについては、同一符号とし、
説明を省略する。34は第1の冷媒流量制御装置であ
り、大気熱利用蒸発器の入口に設けられている。35は
第2の冷媒流量制御装置であり、排熱利用熱交換器の入
口に設けられている。
【0038】上記構成において動作を説明する。給湯運
転において、圧縮機1から吐出した高温高圧のガス冷媒
は四方弁2を通り給湯加熱器3に流入する。一方、貯湯
槽6の水は給湯ポンプ7によって給湯熱交換器8に流入
し、ここで、冷媒の凝縮熱によって給湯加熱器3を介し
て加熱されて貯湯槽6に流入する。そして、凝縮液化し
た冷媒は減圧装置4で減圧されて大気熱利用蒸発器28
と廃熱利用熱交換器5に流れる。その際に大気熱利用蒸
発器28と廃熱利用熱交換器5は熱源温度および熱源か
らの吸熱量が異なるため、最適な冷媒流量は異なる。従
って、第1の冷媒流量制御装置34は大気熱利用蒸発器
28へ流れる冷媒流量を調整し、第2の冷媒流量制御装
置35は廃熱利用熱交換器5へ流れる冷媒流量を調整す
る。よって、大気熱と風呂廃熱を同時に集熱できるた
め、集熱量が増大する。また、集熱量を得るのに大気熱
利用熱交換器および廃熱利用熱交換器は小型化が可能と
なる。
【0039】(実施例10)本発明の実施例10を図1
4を参照しながら説明する。図14において、実施例1
〜9と同じ構成、動作するものについては、同一符号と
し、説明を省略する。36は温度検知手段であり、貯湯
槽に設け、貯湯温度を検出し信号を発する。37は出湯
管であり、貯湯槽6の出湯口と風呂循環回路14を接続
する。38は開閉弁であり、出湯管37に設けられてい
る。39は運転制御手段であり、温度検知手段36の信
号に基づき開閉弁38の制御および圧縮機1による大気
熱利用ヒートポンプ運転の制御をおこなう。
【0040】上記構成において動作を説明する。風呂追
い焚き運転開始時において、温度検知手段36は貯湯槽
6内の湯温を検出し、その信号を運転制御手段39に送
る。そして、運転制御手段39は、その信号から貯湯槽
6内に所定湯量が有ると認識した場合には開閉弁38を
開状態にして貯湯槽6の湯を出湯管37を介して浴槽1
0に送る。よって、浴槽の湯温は短時間で上昇する。一
方、貯湯槽6内に所定湯量がないと認識した場合には、
圧縮機1による大気熱利用ヒートポンプ運転で風呂の追
い焚き運転をおこなう。よって、貯湯槽6の湯を多量に
貯湯した状態はなくなり、貯湯熱量の有効活用と入浴時
の利便性向上を図ることができる。
【0041】(実施例11)本発明の実施例11を図1
5を参照しながら説明する。図15において、実施例1
〜10と同じ構成、動作するものについては、同一符号
とし、説明を省略する。40は給湯回路であり、給湯熱
交換器8と貯湯槽6上部を接続する。41は流路切替え
弁であり、給湯回路40に設けられ、給湯熱交換器8と
貯湯槽の上部あるいは下部への流路切替えをおこなう。
【0042】上記構成において動作を説明する。貯湯槽
6内の給湯熱を利用した風呂追い焚き運転において、廃
熱利用熱交換器5で風呂追い焚きをおこない、給湯加熱
器3は蒸発作用をおこなって貯湯槽6内の給湯熱から吸
熱する。その際、給湯加熱器3を介して採熱された湯は
温度低下して給湯熱交換器8から流出する。そして、流
路切替え弁41を通り、貯湯槽6下部へ流入する。よっ
て、貯湯槽6上部の高温湯に低温水が流入することもな
い。
【0043】(実施例12)本発明の実施例12を図1
6を参照しながら説明する。図16において、実施例1
〜11と同じ構成、動作するものについては、同一符号
とし、説明を省略する。42は給湯用ポンプであり、回
転数制御型である。43は電気ヒータなどの熱源、44
は加熱器であり、給湯回路40に設けられ、熱源43を
具備する。45は温度検知手段であり、加熱器の出口に
設けられ、流体温度を検出して信号を発する。46は回
転数制御手段であり、温度検知手段45の信号に基づき
給湯用ポンプ42の回転数を制御する。
【0044】上記構成において動作を説明する。貯湯槽
内の給湯熱を利用した風呂追い焚き運転において、給湯
熱交換器8から流出する低温水は加熱器44に流入し、
熱源43によって加熱される。そして、温度検知手段4
5は出口温度を検出し、その信号を受けて回転数制御手
段46は所定温度となるように給湯用ポンプ42の回転
数制御をおこなう。よって、加熱器44出口の湯温は貯
湯槽6上部の湯温と同じ温度で上部から流入する。よっ
て、貯湯熱を利用した浴槽追い焚き運転において、貯湯
熱量の減少防止と貯湯槽上部の湯温の安定化を図ること
ができる。
【0045】(実施例13)本発明の実施例13を図1
7、図18を参照しながら説明する。図17、図18に
おいて、実施例1〜12と同じ構成、動作するものにつ
いては、同一符号とし、説明を省略する。47は貯湯ユ
ニットであり、圧縮機1などの冷媒回路部、貯湯槽6、
給湯用ポンプなどの給湯回路部9、風呂循環ポンプ11
及び風呂熱交換器12を具備する。48は大気熱利用蒸
発器であり、貯湯ユニットの外装周囲に装着し、自然の
風を利用した、いわゆる送風ファンレスで熱交換をおこ
なう。図18は貯湯ユニットと大気熱利用蒸発器の構成
を表す。
【0046】上記構成において動作を説明する。大気熱
利用蒸発器48近傍では、大気熱は冷媒に吸熱されて温
度を下げ、自然下降流が生じる。その自然下降流で冷媒
と大気熱は熱交換する。よって、送風ファン不要となる
ため低騒音化が図られる。また、貯湯ユニット47にす
べて収納しているため、設置スペースも縮小化できる。
また、給湯回路9の接続工事は不要となるため、省工事
となる。
【0047】
【発明の効果】以上の説明から明らかのように本発明の
ヒートポンプ式風呂給湯システムによれば、次の効果を
奏する。
【0048】風呂廃熱利用の給湯運転において、風呂循
環回路に流量制御手段を備え、廃熱利用熱交換器での吸
熱量を調整することができるため、給湯側の熱交換器が
小型化すると共に高効率給湯運転が可能となる。
【0049】また、排熱利用熱交換器の入口温度を検出
する冷媒温度検知手段と、冷媒温度検知手段の信号に基
づき流量制御手段を制御する流量制御部とを備え、冷媒
温度を検出して、風呂循環流量を変えることによって、
ヒートポンプサイクルは予め設定された冷媒温度、圧力
で運転することになり、圧縮機の高圧が異常上昇するこ
とがなく信頼性が向上する。
【0050】また、圧縮機の回転周波数を可変するイン
バータ電源部と、風呂熱交換器の水出口温度を検出する
温度検知手段と、温度検知手段の信号に基づきインバー
タ電源部の周波数制御をおこなう周波数制御手段とを備
え、風呂廃熱利用の給湯運転において、温度検知手段に
より、圧縮機の回転周波数を制御して給湯熱交換器での
加熱量および廃熱利用熱交換器での風呂廃熱交換量を調
整するため、熱交換器のスペックに適した高効率運転が
できるようになる。また給湯熱交換器、給湯加熱器、廃
熱利用熱交換器、風呂熱交換器の小型化が達成できるよ
うになる。
【0051】また、風呂熱交換器の水出口温度を検出す
る温度検知手段と、温度検知手段の信号に基づき流量制
御手段を制御する流量制御部とを備え、風呂廃熱利用の
給湯運転において、温度検知手段の信号に基づき風呂循
環回路の循環流量を制御し、風呂廃熱交換量を調整する
ため、圧縮機の高圧が異常に上昇することもない。ま
た、温度検知手段は浴槽追い焚き運転時において、風呂
熱交換器の出口湯温を制御して、所定温度で浴槽に返す
ことができるため、一つの温度検知手段で風呂廃熱利用
給湯運転と浴槽追い焚き運転が可能となる。また、浴槽
に高温湯が流入することもなくなるため、浴槽の耐久性
が向上する。
【0052】また、水吐出方向・吸入方向を可逆可能は
風呂循環ポンプを備え、風呂廃熱利用給湯運転時と浴槽
追い焚き運転時で風呂循環ポンプの流れ方向を変え、廃
熱利用熱交換器を流れる冷媒と風呂熱交換器を流れる水
が絶えず対向流で熱交換するようにしているため、熱交
換効率が高くなる。
【0053】また、風呂循環回路に設けた温度検知手段
と、外気温度検知手段と、温度検知手段の信号と外気温
度検知手段の信号を受けて風呂廃熱利用運転を制御する
運転制御手段を備え、風呂廃熱利用の給湯運転におい
て、運転経過につれて低下する浴槽湯温と外気温度を比
較し、所定温度差に達すると風呂廃熱利用の給湯運転を
停止する。よって、浴槽湯は廃熱利用され、外気温度に
近い温度で放置されるため、浴槽から外気への自然放熱
は低減され、熱が有効に活用される。
【0054】また、排熱利用熱交換器と並列に連結され
て圧縮機の吸入側に一端がつながっている大気熱利用蒸
発器と、冷媒の流路を排熱利用熱交換器と大気熱利用蒸
発器の切替えをおこなう単一あるいは複数の切替え弁
と、風呂循環回路に設けて流体温度を検出する温度検知
手段と、温度検知手段の信号を受けて切替え弁を制御す
る制御手段とを備え、風呂廃熱利用の給湯運転におい
て、浴槽湯温が所定温度まで下がったことを検出し、冷
媒を大気熱利用蒸発器へ流して大気熱利用で給湯運転を
継続する。ここで、予め設定された浴槽追い焚き運転時
間で浴槽が沸き上がるように大気熱利用給湯運転に切り
替えれば、貯湯槽への給湯熱量は増加するとともに浴槽
追い焚き運転時間の短縮化が図られ、入浴の利便性が向
上する。
【0055】また、大気熱利用蒸発器の冷媒入口温度を
検知する着霜温度検知手段と、着霜温度検知手段の信号
を受けて冷媒の流路を大気熱利用蒸発器から風呂熱交換
器への切替えをおこなう制御手段とを備え、冬季の大気
熱利用給湯運転において、大気熱利用蒸発器の冷媒温度
が所定温度まで低下したことを着霜温度検知手段が検出
し、冷媒の流路を大気熱利用蒸発器から廃熱利用熱交換
器へ切替えをおこなう。従って、着霜条件下において
も、高効率給湯運転ができるとともに貯湯槽への給湯熱
量を増加することができる。
【0056】また、大気熱利用蒸発器に流れる冷媒流量
を制御する第1の冷媒流量制御弁と、排熱利用熱交換器
交換器に流れる冷媒流量を制御する第2の冷媒流量制御
弁とを備え、大気熱利用と風呂廃熱利用を同時におこな
うようにしたことにより、集熱量が増大し、同じ集熱量
を得るのに大気熱利用熱交換器および廃熱利用熱交換器
は小型化が可能となる。
【0057】また、貯湯槽に設けた温度検知手段と、貯
湯槽の出湯口と風呂循環回路を接続する出湯管に設けた
開閉弁と、温度検知手段の信号に基づき開閉弁の制御お
よび圧縮機による大気熱利用ヒートポンプ運転制御をお
こなう運転制御手段とを備え、貯湯槽内の湯温を検出
し、貯湯槽内に所定湯量が有る場合には開閉弁を開状態
にして貯湯槽の湯を出湯管を介して浴槽に送る。一方、
貯湯槽内に所定湯量がない場合には、圧縮機による大気
熱利用ヒートポンプ運転で風呂の追い焚き運転をおこな
うようにしたことにより、貯湯槽の湯は多量に貯湯され
ることがなく、貯湯熱量の有効活用と入浴時の利便性向
上をはかることができる。
【0058】また、給湯熱交換器と貯湯槽上部を接続す
る給湯回路に、貯湯槽下部へ流路切替えをおこなう流路
切替え弁とを備え、貯湯槽内の給湯熱を利用した風呂追
い焚き運転において、給湯熱交換器から流出する温度低
下した貯湯槽湯を流路切替え弁で貯湯槽下部へ流入する
ようにしているため、貯湯槽上部の高温湯に低温水が流
入することがなくなる。
【0059】また、回転数制御型の給湯用ポンプと、給
湯熱交換器と貯湯槽上部を接続する給湯回路に設けた熱
源を有する加熱器と、加熱器の出口に設けた温度検知手
段と、温度検知手段の信号に基づき給湯用ポンプの回転
数を制御する回転数制御手段とを備え、貯湯槽内の給湯
熱を利用した風呂追い焚き運転において、給湯熱交換器
から流出する低温水を加熱器に流入させて熱源によって
加熱し、その出口温度が所定温度となるように給湯用ポ
ンプの回転数制御をおこなっているため、加熱器出口の
湯温は貯湯槽上部の湯温と同じ温度で上部から流入す
る。よって、貯湯熱利用の浴槽追い焚き運転において、
貯湯熱量の減少防止と貯湯槽上部の湯温安定化を図るこ
とができる。
【0060】また、冷媒回路部品と給湯回路部品および
風呂循環ポンプ、風呂熱交換器を具備する貯湯ユニット
と、ファンレスの大気熱利用蒸発器を貯湯ユニットの外
側に装着した構成にして、1つのユニットに収納してい
るため設置スペースが縮小し、水関連工事が簡単にな
り、また、ファンレスで大気熱集熱をするため低騒音化
が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のヒートポンプ式風呂給湯シ
ステムの構成図
【図2】同システムの別に示した構成図
【図3】本発明の実施例2のヒートポンプ式風呂給湯シ
ステムの構成図
【図4】本発明の実施例3のヒートポンプ式風呂給湯シ
ステムの構成図
【図5】本発明の実施例4のヒートポンプ式風呂給湯シ
ステムの構成図
【図6】本発明の実施例5のヒートポンプ式給湯システ
ムにおいて風呂廃熱利用の場合を示す構成図
【図7】同システムの風呂廃熱利用給湯運転時の熱交換
器内の温度分布図
【図8】同システムの浴槽追い焚きの場合を示す構成図
【図9】同システムの浴槽追い焚き運転時の熱交換器内
の温度分布図
【図10】本発明の実施例6のヒートポンプ式風呂給湯
システムの構成図
【図11】本発明の実施例7のヒートポンプ式風呂給湯
システムの構成図
【図12】本発明の実施例8のヒートポンプ式風呂給湯
システムの構成図
【図13】本発明の実施例9のヒートポンプ式風呂給湯
システムの構成図
【図14】本発明の実施例10のヒートポンプ式風呂給
湯システムの構成図
【図15】本発明の実施例11のヒートポンプ式風呂給
湯システムの構成図
【図16】本発明の実施例12のヒートポンプ式風呂給
湯システムの構成図
【図17】本発明の実施例13のヒートポンプ式風呂給
湯システムの構成図
【図18】同システムの貯湯ユニットと大気熱利用蒸発
器の構成図
【図19】従来のヒートポンプシステムの構成図
【符号の説明】
1 圧縮機 2 四方弁 3 給湯加熱器 4 減圧装置 5 排熱利用熱交換器 6 貯湯槽 7、42 給湯用ポンプ 8 給湯熱交換器 9 給湯回路 10 浴槽 11、24 風呂循環ポンプ 12 風呂熱交換器 13 流量調整手段 14 風呂循環回路 15 風呂循環ポンプ 16、46 回転数制御手段 17 冷媒温度検知手段 18、23 流量制御部 19 インバータ電源部 20、22、25、30、36、45 温度検知手段 21 周波数制御手段 26 外気温度検知手段 27、39 運転制御手段 28、48 大気熱利用蒸発器 29a、29b 切替え弁 31、33 制御手段 32 着霜温度検知手段 34 第1の冷媒流量制御手段 35 第2の冷媒流量制御手段 37 出湯管 38 開閉弁 40 給湯回路 41 流路切替え弁 43 熱源 44 加熱器 47 貯湯ユニット

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機、四方弁、給湯加熱器、減圧装置、
    排熱利用熱交換器からなる冷媒順回路と、貯湯槽、前記
    給湯加熱器と熱交換関係を有する給湯熱交換器からなる
    給湯回路と、浴槽、風呂循環ポンプ、前記排熱利用熱交
    換器と熱交換関係を有する風呂熱交換器からなる風呂循
    環回路と、前記風呂循環回路の流量制御をおこなう流量
    制御手段からなるヒートポンプ式風呂給湯システム。
  2. 【請求項2】排熱利用熱交換器の冷媒入口温度を検出す
    る冷媒温度検知手段と、前記冷媒温度検知手段の信号に
    基づき流量制御手段を制御する流量制御部からなる請求
    項1記載のヒートポンプ式風呂給湯システム。
  3. 【請求項3】圧縮機の回転周波数を可変するインバータ
    電源部と、風呂熱交換器の水出口温度を検出する温度検
    知手段と、前記温度検知手段の信号に基づき前記インバ
    ータ電源部の周波数を制御する周波数制御手段からなる
    請求項1記載のヒートポンプ式風呂給湯システム。
  4. 【請求項4】風呂熱交換器の水出口温度を検出する温度
    検知手段と、前記温度検知手段の信号に基づき流量制御
    手段を制御する流量制御部からなる請求項1記載のヒー
    トポンプ式風呂給湯システム。
  5. 【請求項5】風呂循環ポンプの水吐出方向と吸入方向と
    を可逆可能とした請求項1記載のヒートポンプ式風呂給
    湯システム。
  6. 【請求項6】風呂循環回路に設けて流体温度を検出する
    温度検知手段と、外気温度検知手段とを備え、前記温度
    検知手段及び前記外気温度検知手段からの信号を受け風
    呂廃熱利用運転を制御する運転制御手段からなる請求項
    1記載のヒートポンプ式風呂給湯システム。
  7. 【請求項7】排熱利用熱交換器と並列に接続され圧縮機
    の吸入側に一端が接続される大気熱利用蒸発器と、前記
    排熱利用熱交換器と前記大気熱利用蒸発器を流れる冷媒
    の流路を切替える切替え弁と、風呂循環回路に設けて流
    体温度を検出する温度検知手段と、前記温度検知手段の
    信号を受けて前記切替え弁を制御する制御手段からなる
    請求項1記載のヒートポンプ式風呂給湯システム。
  8. 【請求項8】排熱利用熱交換器と並列に接続され圧縮機
    の吸入側に一端が接続される大気熱利用蒸発器と、前記
    大気熱利用蒸発器の冷媒入口温度を検知する着霜温度検
    知手段と、前記着霜温度検知手段の信号を受けて冷媒の
    流路を前記大気熱利用蒸発器から前記排熱利用熱交換器
    へ切替える制御手段からなる請求項1記載のヒートポン
    プ式風呂給湯システム。
  9. 【請求項9】排熱利用熱交換器と並列に接続され圧縮機
    の吸入側に一端が接続される大気熱利用蒸発器と、前記
    大気熱利用蒸発器に流れる冷媒流量を制御する第1の冷
    媒流量制御弁と、前記排熱利用熱交換器に流れる冷媒流
    量を制御する第2の冷媒流量制御弁からなる請求項1記
    載のヒートポンプ式風呂給湯システム。
  10. 【請求項10】排熱利用熱交換器と並列に接続され圧縮
    機の吸入側に一端が接続される大気熱利用蒸発器と、貯
    湯槽に設けた温度検知手段と、前記貯湯槽の出湯口と風
    呂循環回路を接続する出湯管に設けた開閉弁と、前記温
    度検知手段の信号に基づき前記開閉弁の制御および前記
    圧縮機による大気熱利用ヒートポンプ運転制御をおこな
    う運転制御手段からなる請求項1記載のヒートポンプ式
    風呂給湯システム。
  11. 【請求項11】給湯熱交換器と貯湯槽上部を接続する給
    湯回路に、貯湯槽下部へ流入するように流路を切替える
    流路切替え弁を設けた請求項1記載のヒートポンプ式風
    呂給湯システム。
  12. 【請求項12】貯湯槽下部と給湯熱交換器を接続する給
    湯回路に設けた回転数制御型の給湯用ポンプと、前記給
    湯熱交換器と貯湯槽上部を接続する給湯回路に設けた熱
    源を有する加熱器と、前記加熱器の出口に設けた温度検
    知手段と、前記温度検知手段の信号に基づき前記給湯用
    ポンプの回転数を制御する回転数制御手段からなる請求
    項1記載のヒートポンプ式風呂給湯システム。
  13. 【請求項13】冷媒回路部と、給湯回路部、風呂循環ポ
    ンプ及び風呂熱交換器を具備する貯湯ユニットと、この
    貯湯ユニットの外側に装着したファンレスの大気熱利用
    蒸発器からなる請求項1記載のヒートポンプ式風呂給湯
    システム。
JP17636596A 1996-07-05 1996-07-05 ヒートポンプ式風呂給湯システム Expired - Fee Related JP3632306B2 (ja)

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