JPH10193692A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JPH10193692A
JPH10193692A JP35850696A JP35850696A JPH10193692A JP H10193692 A JPH10193692 A JP H10193692A JP 35850696 A JP35850696 A JP 35850696A JP 35850696 A JP35850696 A JP 35850696A JP H10193692 A JPH10193692 A JP H10193692A
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Application number
JP35850696A
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English (en)
Inventor
Naohisa Kinoshita
尚久 木下
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印字装置において、装置自体の傾きに拘わら
ず、記録媒体に対する記録ヘッドの姿勢が安定して保持
され、安定した印字動作を可能にする。 【解決手段】 ホルダ19を介して本体ハウジング1a
にヘッドユニット14を接続する構成とし、本体ハウジ
ング1aとホルダ19との間、及びホルダ19とヘッド
ユニット14との間の両側面部に対として、それぞれリ
ンク機構21,24を設け、リンク機構21のアーム2
1b,21bを走査方向に、リンク機構24のアーム2
4a,24b対をそれぞれ走査方向と直角方向に並べて
配置する。これにより、本体ハウジング1aは、印字方
向(X方向)及び印字方向と直交する方向(Y方向)に
揺動が可能となり、本体ハウジング1aが傾いた状態で
も記録媒体Pに対するヘッドユニット14の姿勢を変え
ないで印字が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手動操作により記
録媒体上を走行して印字を行う手動型印字装置に関し、
特に、記録媒体に対する記録ヘッドの姿勢を一定に保つ
ための技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、様々な記録媒体に対して所望
の場所に印字を行うための装置として、手動型の印字装
置が提案されている。この印字装置による印字は、記録
媒体上で、ユーザが印字装置を任意の速度で手動によっ
て走査し、記録ヘッドが装置の移動量に応じて記録媒体
にインクの噴射を行うことによって行われる。この印字
が適切に行われるためには、記録媒体に対する記録ヘッ
ドの姿勢が一定に保たれていることが必要であり、従来
の印字装置においては、装置の下端に設けられた接触部
と走行ローラにより装置自体の姿勢を保持することで、
記録媒体に対する記録ヘッドの姿勢を一定に保ってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の印字装置においては、記録媒体に対して装
置を常に一定の姿勢に保ちながら手動走査しなければな
らないが、そのように走査することは困難である。その
ため、装置自体が一方向に傾いた場合は、記録ヘッドと
記録媒体との距離及び角度が一定に保たれず、安定した
印字動作を行うことが困難であった。また、この問題を
解消するために、記録ヘッドを装置本体ボディにユニバ
ーサルジョイントで接続し、装置の傾きに拘わらず記録
媒体に対する記録ヘッドの姿勢が一定に保たれる構成と
することも考えられるが、装置が傾いた場合、装置が傾
いた方向への力が記録ヘッドに対して加わるので、記録
媒体に対する記録ヘッドの姿勢の保持が安定しないとい
う問題が残る。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、装置自体の傾きに拘わらず、記
録媒体に対する記録ヘッドの姿勢が安定して保持され、
安定した印字動作を行うことができる印字装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明に係る印字装置は、記録媒体上
を手動走査されることにより記録媒体上に印字を行う印
字装置であって、記録媒体上にインクによって印字を行
う記録ヘッドと、記録媒体上で装置を走行させる走行手
段とが一体的に設けられた記録手段と、記録手段の上方
に設けられ、記録手段を装置本体に接続するホルダ部材
とを有し、装置本体とホルダ部材との間、及びホルダ部
材と記録手段との間をリンク機構でもって各々接続し、
装置の走査方向及び走査方向と直角方向に装置本体を揺
動し得るように構成したものである。
【0006】上記構成においては、走行手段と一体的に
構成された記録手段を、リンク機構でもってホルダ部材
を介して装置本体に接続することにより、装置の走査方
向及び走査方向と直角方向に装置本体を揺動し得るよう
に構成したので、印字走行中に装置本体が傾いても、記
録媒体に対する記録ヘッドの姿勢が一定に保たれ、安定
した印字動作を行うことができる。
【0007】また、請求項2に記載の発明に係る印字装
置は、請求項1に記載の印字装置であって、リンク機構
が、たすきがけ4節リンク機構でなるものである。
【0008】上記構成においては、たすきがけ4節リン
ク機構によってリンク機構を構成したので、印字走行中
に装置本体が傾いても、例えば、リンク機構をユニバー
サルジョイントで構成した場合のように、装置が傾く方
向への力が記録手段の一部分に対して加わるということ
がないため、装置本体の傾きに伴う記録手段の姿勢変化
の習い性が向上し、記録媒体に対する記録手段の姿勢保
持がより安定する。
【0009】また、請求項3に記載の発明に係る印字装
置は、請求項2に記載の印字装置であって、装置本体と
ホルダ部材との間、及びホルダ部材と記録手段との間の
各リンク機構のそれぞれは、対向する両側面近傍に対と
して設けられ、かつ、装置本体とホルダ部材との間及び
ホルダ部材と記録手段との間のリンク機構の一方が走査
方向に、他方が走査方向と直角方向にそれぞれ並んで配
置されているものである。
【0010】上記構成においては、装置本体とホルダ部
材との間、及びホルダ部材と記録手段との間の各リンク
機構の内、一方を走査方向に、他方を走査方向と直角方
向にそれぞれ並べて配置し、対向する両側面近傍に対と
して設けたので、装置が、その走査方向及び走査方向の
直角方向のどちらの方向に傾いても、記録媒体に対する
記録ヘッドの姿勢が一定に保たれ、その姿勢保持がより
安定する。
【0011】また、請求項4に記載の発明に係る印字装
置は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の印字装
置であって、記録ヘッドをインクジェット方式の記録ヘ
ッドとしたものである。
【0012】上記構成においては、記録手段がインクジ
ェット方式であるので、印字リボン等を使用したワイヤ
ドット方式の記録手段に対してその構成を簡単にするこ
とができるために装置全体を小型化でき、さらに、印字
をより鮮明に行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態に係
る印字装置について図面を参照して説明する。図1は本
発明に係る印字装置による印字の様子を示す斜視図であ
る。印字装置1は、紙等の記録媒体P上での走査によっ
て印字を行うインクジェット式の印字装置であり、本体
ハウジング1aの下部には、インクを噴出することによ
り印字を行う記録ヘッド(記録手段)12と、印字装置
1を記録媒体P上で走行させるためのローラ(走行手
段)13とが一体的に構成されたヘッドユニット14が
備えられている。また、リンク機構24及び後述するリ
ンク機構21によって、本体ハウジング1aはヘッドユ
ニット14に対して、走査方向及び走査方向に直交する
方向に揺動可能に接続されている。これにより、本体ハ
ウジング1aが傾いた状態であっても、ヘッドユニット
14は記録媒体Pに対して一定の姿勢を保持して適正な
印字が可能となる構成とされている。この構成の詳細に
ついては後述する。印字装置1によって印字を行う場合
は、図に示すように、印字装置1を記録媒体P上の所望
の印字開始位置に載置し、印字装置1を矢印方向に走査
する。この走査による印字装置1の移動に応じて、記録
ヘッド12からインクが噴射され、記録媒体Pに印字が
行われる。
【0014】本体ハウジング1aとヘッドユニット14
との接続部分の構成について図2を参照して説明する。
図2(a)はヘッドユニット14の構成を示す斜視図、
(b)は本体ハウジング1aとヘッドユニット14との
接続機構を模式的に示す斜視図、(c)は(b)の側面
図である。ヘッドユニット14は、記録ヘッド12を支
持するヘッドホルダ14aと、ローラ13を支持し、か
つ、ローラ13の回転量を検出するためのエンコーダを
内部に備えたエンコーダユニット14bとからなる。記
録ヘッド12は、このヘッドホルダ14aの下部及びロ
ーラ13によって記録媒体Pとの間に一定のギャップが
保たれるようになっている。
【0015】記録ヘッド12の上部に設けられた接続部
12aには、不図示のインクカートリッジから記録ヘッ
ド12にインクを導くためのインク供給管15が接続さ
れ、マニホールド12bを介して記録ヘッド12にイン
クが供給される。さらに、記録ヘッド12には、印字装
置1全体の動作制御を行う制御部(図示なし)からの制
御信号を入力するためのFPC(フレキシブル・プリン
ティング・サーキット)16が接続されている。また、
エンコーダユニット14b内のエンコーダもFPC17
により制御部と接続されている。ヘッドホルダ14aに
は、後述するリンク機構を取り付けるための軸23a,
23bが設けられている。
【0016】ヘッドユニット14は、ヘッドユニット1
4の上方に設けられたホルダ19を介して本体ハウジン
グ1aに接続される。本体ハウジング1aとホルダ19
とは、アームを互いにたすき掛けにして構成されるリン
ク機構21によって接続されている。このリンク機構2
1は3本のアーム、即ち、本体ハウジング1a及びホル
ダ19の対向する両側面の軸18b,20bに回動自在
に設けられた一対のアーム21b、及び本体ハウジング
1aとホルダ19上面中央部とを軸18a.20aにお
いて接続するアーム21aとからなる。
【0017】ホルダ19とヘッドユニット14とは、2
節の交差した4節リンク機構、即ち、2本のアームをた
すき掛けにして構成されるリンク機構24が、対向する
両側面に設けられた軸22a,22b,23a,23b
に回動自在に対として設けられている。本体ハウジング
1aとホルダ19とを接続するリンク機構21のアーム
21b,21bはそれぞれ走査方向側の面に配置され、
ホルダ19とヘッドユニット14との間のリンク機構2
4のアーム24a,24bの両対はそれぞれ走査方向と
直角方向側の面に配置されている。以上の構成により、
本体ハウジング1aは、リンク機構21による接続によ
って、記録媒体Pに対して図のY方向に揺動が可能とな
り、リンク機構24による接続によって図のX方向(印
字方向)に揺動が可能となる。
【0018】次に、リンク機構24によるホルダ19に
対するヘッドユニット14の揺動について図3乃至図5
を参照して説明する。図3はヘッドユニット14が揺動
していない状態を示す断面図、図4はヘッドユニット1
4が印字方向側に揺動した状態を示す断面図、図5はヘ
ッドユニット14が印字方向とは逆方向に揺動した状態
を示す断面図である。上述したように、リンク機構24
は、たすき掛けの2本のアーム24a,24bで構成さ
れる。通常の状態、即ち、本体ハウジング1aに対して
印字方向側にもその反対方向側にも力が加わらない状態
では、アーム24a,24bは図3に示すように、ヘッ
ドユニット14が本体ハウジング1aに対して平行とな
るように設定されている。この状態から、本体ハウジン
グ1aに対して印字方向側に力が加わると、それに応じ
て、アーム24aは軸22aを中心として、アーム24
bは軸22bを中心として、図で反時計回りに回動す
る。これにより、図4に示すように、ヘッドユニット1
4はホルダ19に対して印字方向側に揺動し、本体ハウ
ジング1aは、記録媒体Pに対するヘッドユニット14
の姿勢を通常時と同様に保ったままで、印字方向側に傾
く。
【0019】また、通常時の状態から、本体ハウジング
1aに対して印字方向と反対方向側に力が加わると、そ
れに応じて、アーム24aは軸22aを中心として、ア
ーム24bは軸22bを中心として時計回りに回動す
る。これにより、図5に示すように、ヘッドユニット1
4はホルダ19に対して印字方向と反対方向側に揺動
し、本体ハウジング1aは、記録媒体Pに対するヘッド
ユニット14の姿勢を通常時と同様に保ったままで、印
字方向と反対方向側に傾く。このとき、ホルダ19及び
本体ハウジング1aを接続するリンク機構21に対して
は、アーム21a,21bが回動する面に直交する方向
に力が加わるので、リンク機構21によるヘッドユニッ
ト14の揺動はない。
【0020】次に、リンク機構21による本体ハウジン
グ1aに対するホルダ19及びヘッドユニット14の揺
動について図6及び図7を参照して説明する。図6はホ
ルダ19及びヘッドユニット14が揺動していない状態
を示す断面図、図7はホルダ19及びヘッドユニット1
4がユーザから見て手前方向に揺動した状態を示す断面
図である。上述したようにリンク機構21は、たすき掛
けに設定された3本のアーム、即ち、ホルダ19の側面
に取り付けられた一対のアーム21b及びホルダ19の
上面に取り付けられたアーム21aで構成される。本体
ハウジング1aに対して、ユーザから見て手前方向側に
もその反対方向側にも力が加わらない通常の状態では、
アーム21a,21bは図6に示すように、ホルダ19
及びヘッドユニット14は本体ハウジング1aに対して
平行となるように設定されている。この状態から、本体
ハウジング1aに対してユーザから見て手前方向、図で
は右方向に力が加わると、それに応じて、アーム21a
は軸18aを中心として、アーム21bは18bを中心
として、図で反時計回りに回動する。これにより、図7
に示すように、ホルダ19及びヘッドユニット14は右
方向側、即ち、ユーザから見て手前方向側に揺動し、本
体ハウジング1aは、記録媒体Pに対するヘッドユニッ
ト14の姿勢を通常時と同様に保ったままで、ユーザか
ら見て手前側に傾く。このとき、ホルダ19及びヘッド
ユニット14を接続するリンク機構24には、アーム2
4a,24bが回動する面に対して直交する方向に力が
加わるので、リンク機構24によるヘッドユニット14
の揺動はない。
【0021】また、特に図示しないが、通常時の状態か
ら、本体ハウジング1aに対して、ユーザから見て手前
方向とは反対方向、図では左方向に力が加わると、それ
に応じて、アーム21aは軸18aを中心として、アー
ム21bは18bを中心として時計回りに回動する。こ
れにより、ホルダ19及びヘッドユニット14は本体ハ
ウジング1aに対してユーザから見て手前方向とは反対
方向側に揺動し、本体ハウジング1aは、記録媒体Pに
対するヘッドユニット14の姿勢を通常時と同様に保っ
たままでユーザから見て向こう側へ傾く。このときも、
リンク機構24によるヘッドユニット14の揺動はな
い。尚、図6においてヘッドユニット14aの左側方に
は、記録媒体Pの有無を検出するための検出スイッチ3
0が設けられている。
【0022】このように、本実施形態の印字装置1は、
記録ヘッド12とローラ13とを一体的に構成したヘッ
ドユニット14を、ホルダ19を介して本体ハウジング
1aに接続する構成とされ、ヘッドユニット14とホル
ダ19との間、及びホルダ19と本体ハウジング1aと
の間を、アームが交差した4節のリンク機構21又は2
4でもって接続され、本体ハウジング1aとホルダ19
との間のリンク機構21のアーム21b,21bをそれ
ぞれ走査方向に並べて配置し、ホルダ19とヘッドユニ
ット14との間のリンク機構24を走査方向と直角方向
に並べて配置することで、印字装置1の走査方向及び走
査方向と直角方向に本体ハウジング1aを揺動し得るよ
うに構成したので、印字走行中に本体ハウジング1a
が、走査方向及び走査方向と直角方向のいずれの方向に
傾いても、記録媒体Pに対するヘッドユニット14の姿
勢が一定に保たれ、本体ハウジング1aが傾いたままで
安定した印字動作を行うことができる。また、各部材の
接続にリンク機構21,24を採用したことで、本体ハ
ウジング1aの姿勢変化に対するヘッドユニット14の
揺動の習い性が向上するため、ヘッドユニット14の姿
勢保持がより安定して行われる。
【0023】なお、本発明は上記実施の形態の構成に限
られず種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形
態では、本体ハウジング1aとホルダ19との間のリン
ク機構21のアーム21b,21bをそれぞれ走査方向
に並べて配置し、ホルダ19とヘッドユニット14との
間のリンク機構24を走査方向と直角方向に並べて配置
しているが、必ずしもこれに限定されるものではなく、
本体ハウジング1aとホルダ19との間のリンク機構2
1のアーム21b,21bをそれぞれ走査方向と直角方
向に並べて配置し、ホルダ19とヘッドユニット14と
の間のリンク機構24をそれぞれ走査方向に並べて配置
するようにしてもよい。また、記録ヘッド12をインク
ジェット方式としているが、他の方式、例えば、ワイヤ
ドット方式の記録ヘッドであってもよい。
【0024】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載の発明に係
る印字装置によれば、走行手段と一体化した記録手段
が、ホルダ部材を介してリンク機構で装置本体に接続さ
れることにより、装置の走査方向及び走査方向と直角方
向に装置本体を揺動し得るので、印字走行中に装置本体
が傾いても、記録媒体に対する記録ヘッドの姿勢が一定
に保たれ、安定した印字動作を行うことができる。従っ
て、装置本体を傾けたまま印字を行っても、記録手段と
記録媒体との距離及び角度が常に一定に保たれ、良好な
印字結果を得ることができるので、印字装置の手動操作
が簡単になる。
【0025】また、請求項2に記載の発明に係る印字装
置によれば、リンク機構をたすきがけの4節リンク機構
としたので、例えば、リンク機構をユニバーサルジョイ
ントで構成した場合のように、装置が傾く方向への力が
記録手段の一部分に対して加わるということがないた
め、印字走行中に装置本体が傾いたときの装置本体及び
記録媒体に対する記録手段の姿勢の習い性が向上し、記
録手段の記録媒体に対する姿勢保持がより安定する。
【0026】また、請求項3に記載の発明に係る印字装
置によれば、装置本体とホルダ部材との間、及びホルダ
部材と記録手段との間の各リンク機構の内、一方が走査
方向に、他方が走査方向と直角方向の両側面にそれぞれ
対向するように対として配置したので、装置本体の傾き
に対する記録手段の揺動の習い性が向上し、記録媒体に
対する姿勢保持がより安定する。
【0027】また、請求項4に記載の発明に係る印字装
置によれば、記録手段がインクジェット方式であるの
で、印字リボン等を使用したワイヤドット方式の記録手
段に対してその構成を簡単にすることができるために装
置全体を小型化でき、さらに、印字をより鮮明に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る印字装置による印字の様子を示す
斜視図である。
【図2】(a)はヘッドユニットの構成を示す斜視図、
(b)は本体ハウジングとヘッドユニットとの接続機構
を模式的に示す斜視図、(c)は(b)の側面図であ
る。
【図3】ヘッドユニットが揺動していない状態を示す断
面図である。
【図4】ヘッドユニットが印字方向側に揺動した状態を
示す断面図である。
【図5】ヘッドユニットが印字方向とは逆方向に揺動し
た状態を示す断面図である。
【図6】ホルダが及びヘッドユニットが揺動していない
状態を示す断面図である。
【図7】ホルダ及びヘッドユニットが、ユーザから見て
手前方向に揺動した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 印字装置 1a 本体ハウジング(装置本体) 12 記録ヘッド 13 ローラ(走行手段) 14 ヘッドユニット(記録手段) 19 ホルダ(ホルダ部材) 21,24 リンク機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体上を手動走査されることにより
    記録媒体上に印字を行う印字装置において、 記録媒体上にインクによって印字を行う記録ヘッドと、
    記録媒体上で装置を走行させる走行手段とが一体的に設
    けられた記録手段と、 前記記録手段の上方に設けられ、前記記録手段を装置本
    体に接続するホルダ部材とを有し、 前記装置本体と前記ホルダ部材との間、及び前記ホルダ
    部材と前記記録手段との間をリンク機構でもって各々接
    続し、装置の走査方向及び走査方向と直角方向に装置本
    体を揺動し得るように構成したことを特徴とする印字装
    置。
  2. 【請求項2】 前記リンク機構は、たすきがけ4節リン
    ク機構でなることを特徴とする請求項1に記載の印字装
    置。
  3. 【請求項3】 装置本体とホルダ部材との間、及びホル
    ダ部材と前記記録手段との間の各リンク機構のそれぞれ
    は、対向する両側面近傍に対として設けられ、かつ、装
    置本体とホルダ部材との間及びホルダ部材と前記記録手
    段との間のリンク機構の一方が走査方向に、他方が走査
    方向と直角方向にそれぞれ並んで配置されていることを
    特徴とする請求項2に記載の印字装置。
  4. 【請求項4】 前記記録ヘッドはインクジェット方式の
    記録ヘッドであることを特徴とする請求項1乃至請求項
    3のいずれかに記載の印字装置。
JP35850696A 1996-07-25 1996-12-28 印字装置 Pending JPH10193692A (ja)

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