JPH10192539A - 個人識別情報入力装置 - Google Patents

個人識別情報入力装置

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JPH10192539A
JPH10192539A JP1791797A JP1791797A JPH10192539A JP H10192539 A JPH10192539 A JP H10192539A JP 1791797 A JP1791797 A JP 1791797A JP 1791797 A JP1791797 A JP 1791797A JP H10192539 A JPH10192539 A JP H10192539A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 近隣の遊技者に暗証コードを知られ難くする
ことができる個人識別情報入力装置を提供する。 【解決手段】 暗証コードを入力するためのキーボード
部23と入力された暗証コードを表示する暗証コード表
示部24とを遊技球貸出装置2の前面に設けるととも
に、この配設領域と隣席の遊技者との間に、キーボード
部と暗証コード表示部とを隣席の遊技者から覆い隠す板
状の遮蔽部材27を出没可能に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技により獲得し
た遊技価値を預け入れておき、この遊技価値を次回遊技
時に払出す遊技価値払出装置に用いられ、遊技者を確認
するための個人識別情報を入力する個人識別情報入力装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の個人識別情報入力装置を、代表的
な遊技機であるパチンコ遊技機に遊技球を貸出す球貸装
置(遊技価値払出装置)に設けられた暗証情報入力装置
を例に挙げて説明する。
【0003】従来、遊技者に対するサービスを向上させ
ることを目的として、遊技者が獲得した遊技球の数に関
する情報を会員カード等に貯球情報(預け入れ遊技価値
情報)として記憶し、この貯球情報に基づいて遊技を行
わせる装置が開発されている。この装置では、遊技にて
獲得した遊技球を球計数装置により計数し、この計数結
果を貯球情報として会員カード自体或いは遊技店の管理
装置等に記憶し、次回の遊技時に、記憶した貯球情報を
使用して遊技球の貸出しを行う。
【0004】このとき、遊技球の貸出しを希望する遊技
者が本人であるか否かを暗証コードを用いて確認してい
る。具体的には、遊技者に暗証コードを入力させ、入力
された暗証コードが会員カード(会員コード情報)に対
応して記憶されている暗証コードと一致した場合に、遊
技者本人であると確認して遊技球の貸出しを行ってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、パチンコ遊
技店では、一般に、複数のパチンコ遊技機を近接させて
横並びに配置しているため、隣席の遊技者と接近した状
態となっている。また、暗証コードの入力装置は、例え
ば、隣り合うパチンコ遊技機の間に介在して遊技球を払
出す球貸し装置に一体的に備えられるといったようにパ
チンコ遊技機の近傍に設置されることが多い。或いは、
暗証コードの入力装置は、パチンコ遊技機と一体的にこ
ともある。従って、貯球情報に基づく遊技球の貸出しを
受けようとして暗証コードの入力を行った場合には、暗
証コードの入力操作の様子(即ち、キー操作)や暗証コ
ード表示器に表示された暗証情報に基づき、隣席の遊技
者等に暗証コードを知られてしまう可能性がある。そし
て、暗証コードを知られてしまった場合には、会員カー
ドを置き忘れて遊技機から離れた際等に貯球情報が不正
に使用されてしまう危険性があった。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、近隣の遊技者等に暗証コードを知られ難く
することができる個人識別情報入力装置を提供すること
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するために提案されたものであり、請求項1記載
の発明は、識別情報入力部から入力された個人識別情報
に基づいて遊技者を確認し、過去の遊技にて獲得した遊
技価値を遊技者毎に記憶した預け入れ遊技価値情報か
ら、確認した遊技者に対応する預け入れ遊技価値情報を
選択するとともに、遊技者の要求に応じて前記選択した
預け入れ遊技価値情報から遊技価値を払出す遊技価値払
出装置に用いられる個人識別情報入力装置において、入
力された個人識別情報を表示する識別情報表示部と前記
識別情報入力部の少なくとも一方を秘匿領域に設けた第
1識別情報入力表示部と、第三者の位置から見た状態で
死角を生成する死角生成部材と、を備え、該死角生成部
材により生成される死角内に前記秘匿領域を配置したこ
とを特徴とする。
【0008】ここで、個人識別情報入力装置は、遊技価
値払出装置に一体に設けても別設してもよい。また、第
三者とは、当該遊技機で遊技している遊技者以外の者の
ことを云う。
【0009】請求項2記載の発明は、前記死角生成部材
を、前記第1識別情報入力表示部の隣席側周縁にて前方
に向けて突出した突出部材としたことを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、前記死角生成部材
は、出現時に死角を生成する出没可能な可動部材である
ことを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明は、前面壁部に前面開
口を形成し、該前面開口から後方に後退した部位に前記
第1識別情報入力表示部を取付け、前記前面開口の周り
の前面壁部を前記死角生成部材としたことを特徴とす
る。
【0012】請求項5記載の発明は、識別情報入力部か
ら入力された個人識別情報に基づいて遊技者を確認し、
過去の遊技にて獲得した遊技価値を遊技者毎に記憶した
預け入れ遊技価値情報から前記確認した遊技者に対応す
る預け入れ遊技価値情報を選択するとともに、遊技者の
要求に応じて前記選択した預け入れ遊技価値情報から遊
技価値を払出す遊技価値払出装置に用いられる個人識別
情報入力装置において、入力された個人識別情報を表示
する識別情報表示部と前記識別情報入力部の少なくとも
一方を秘匿領域に設けた第1識別情報入力表示部と、前
記第1識別情報入力表示部を傾動可能に支持し、該第1
識別情報入力表示部の秘匿領域を第三者の位置から死角
となる角度に位置付け可能とする識別情報入力表示部支
持機構と、を設けたことを特徴とする。
【0013】請求項6記載の発明は、入力された個人識
別情報に基づいて遊技者を確認し、過去の遊技にて獲得
した遊技価値を遊技者毎に記憶した預け入れ遊技価値情
報から前記確認した遊技者に対応する預け入れ遊技価値
情報を選択するとともに、遊技者の要求に応じて前記選
択した預け入れ遊技価値情報から遊技価値を払出す遊技
価値払出装置に用いられる個人識別情報入力装置におい
て、個人識別情報用の複数の情報入力要素及び前記情報
入力要素を選択するため移動可能に表示されるカーソル
を表示する表示機構と、前記カーソルを移動させる信号
を発生する移動指示部及び前記カーソルが指示した情報
入力要素を選択する情報選択部を含んだ指示選択機構
と、を備えた第2識別情報入力表示部と、第三者の位置
から見た状態で死角を生成する死角生成部材と、を備
え、該死角生成部材により生成される死角内に前記表示
機構を配置したことを特徴とする。
【0014】請求項7記載の発明は、前面壁部に前面開
口を形成し、該前面開口から後方に後退した部位に前記
表示機構を取付け、前記前面開口の周りの前面壁部を前
記死角生成部材としたことを特徴とする。
【0015】請求項8記載の発明は、個人識別情報の入
力時における操作を遊技者に報知する報知手段を設けた
ことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、以下の説明においては、代
表的な遊技機であるパチンコ遊技機用の遊技球貸出装置
に設けられた装置を例に挙げることにする。図1から図
7は、本発明の第1実施形態を説明する図で、図1はパ
チンコ遊技店内の遊技関連機器の概略を説明するブロッ
ク図、図2はパチンコ遊技店内に設置された島設備の外
観図、図3はパチンコ遊技機及びこのパチンコ遊技機に
並設された遊技球貸出装置の正面図、図4は遊技球貸出
装置の電気的構成を説明するブロック図、図5から図7
は暗証コード入力表示部の外観斜視図である。
【0017】図1に示すように、パチンコ遊技店の店内
には、複数の島設備1が設けられている。そして、各島
設備1は、遊技価値払出装置として機能する遊技球貸出
装置(遊技玉貸出装置)2を併設したパチンコ遊技機3
を横並びに配置している(図2参照)。また、各遊技球
貸出装置2及びパチンコ遊技機3は、電気的配線4を介
して中継装置5と電気的に連絡している。この中継装置
5は、電気的配線4を介して球計数装置(玉計数装置)
6や管理装置7等と電気的に連絡している。球計数装置
6は、遊技者が獲得した遊技球を計数するためのもの
で、計数結果を会員カード9に関連付けて出力する。例
えば、計数結果の情報を会員カード9の識別コードと関
連付けてレシート11に印字したり管理装置7に送信し
たりする。なお、本実施形態では、球計数装置6をパチ
ンコ遊技機3毎に設けてある。また、上記した中継装置
5と管理装置7との連絡などは、赤外線等による無線通
信を用いてもよい。
【0018】管理装置7は、遊技店の管理室等に設置さ
れた管理用のコンピュータとして構成されており、大当
たり回数等の遊技情報の取得や不正行為等の監視といっ
た一般的な管理の他に、獲得した遊技球の情報を貯球情
報(預け入れ遊技価値情報)として保持しておき、次回
遊技時等に払い出すといった貯球情報の管理(貯球管理
装置)や会員カード9の管理(会員管理装置)等も行
う。そして、この管理装置7には、会員カード9を発行
するカード発行装置10が電気的に連絡している。この
カード発行装置10は、遊技球貸出装置2で使用する会
員カード9を発行する。この会員カード9は、ICカー
ドや磁気カード等から構成され、カード発行装置10
は、会員カード9毎に付与された識別コードに加えて、
所有者(即ち、遊技者本人)を確認するための暗証コー
ド(個人識別情報)等を記憶して会員カード9を発行す
る。なお、カード発行装置10で発行する会員カード9
は、記憶する情報量が多いこと及びセキュリティ性等か
らICカードとすることが好ましい。
【0019】次に、パチンコ遊技機3及び遊技球貸出装
置2について説明する。図3に示すように、本実施形態
においては、パチンコ遊技機3の左側部に遊技球貸出装
置2が並設されている。そして、パチンコ遊技機3は、
その前面に、額縁状の前面枠12及びこの前面枠12の
内側に前面ガラス13(透明部材の一種)を保持した透
明部材保持枠14がそれぞれ開閉可能に取付られてお
り、透明部材保持枠14の窓部を臨むように後方から遊
技盤15を取り付けている。透明部材保持枠14の下方
には、貸し球あるいは賞球としての遊技球を貯留する上
皿16が設けられ、この上皿16の下方に、上皿16の
球抜き操作がなされたりオーバーフローした場合等に、
上皿16からの遊技球を受け入れる下皿17が設けられ
ている。この下皿17の右側には遊技球を発射する際に
操作する発射操作ハンドル18が設けられている。
【0020】また、下皿17の下方には、図2に示すよ
うに、島設備1の一部を構成している棚8が突出してお
り、この棚8上に、遊技球を貯留する球箱(玉箱)19
が配置され、この球箱19の下方には返却樋21が設け
られている(図3参照)。返却樋21は、球箱19の底
面に設けられたシャッタ機構20の開放により球箱19
から放出された遊技球を島設備1内に設けられた球計数
装置6に導く。
【0021】遊技球貸出装置2は、縦に細長い箱状体で
あり、その前面の高さ方向ほぼ中央には、貸し球として
の遊技球を上皿16に排出するためのノズル22が設け
られている。そして、このノズル22の上方にはキーボ
ード部23、暗証コード表示部24、及びスピーカ25
からなる暗証コード入力表示部26(第1識別情報入力
表示部)が配設されている。ここで、キーボード部23
は、暗証コードを入力するためのもので、例えば0〜9
の数字キー(釦)やタッチパネル等により構成され、識
別情報入力部として機能する。暗証コード表示部24
は、入力した暗証情報を表示するためのもので、例えば
4桁の7セグメントLEDや液晶表示パネル等により構
成され、識別情報表示部として機能する。また、スピー
カ25は、キーボード部23による入力操作の度に報知
音を出力するもので、報知手段の一部として機能する。
そして、上記したキーボード部23及び暗証コード表示
部24が配設された領域(秘匿領域)の左右両側縁部に
は、死角生成部材としての遮蔽部材27が出没可能に設
けられている。なお、この遮蔽部材27については、後
に詳述する。
【0022】また、上記したスピーカ25の上方には貨
幣を投入する貨幣投入口29が開設されており、ノズル
22の下方には貯球数を表示する貯球数表示部30と会
員カード9を挿入する会員カード挿入口31とが設けら
れている。
【0023】次に、上記した遊技球貸出装置2の電気的
構成について説明する。図4に示すように、この遊技球
貸出装置2は、管理装置7(会員管理装置33及び貯球
管理装置34)や球計数装置6と電気的に連絡してい
る。そして、遊技球貸出装置2は、制御等を行うCPU
35、データの一時記憶等を行うRAM36、制御プロ
グラム等を格納しているROM37、動作クロックを発
生するクロック生成回路39、及び必要な電源を供給す
る電源回路40を一体化したマイクロコンピュータユニ
ット41により構成されている。
【0024】そして、このマイクロコンピュータユニッ
ト41は、リモコン受信装置42、球排出装置(玉排出
装置)43、カードリーダライタ(カードR/W)4
4、現金判別装置45、及び現金返却装置46と電気的
に連絡し、また、報知ランプ47、貯球数表示部(情報
表示器)30、暗証コード表示部(入力情報表示器)2
4、及び音声発生装置49に駆動信号を送出し、さら
に、キーボード部(暗証No入力部)23、クレジット
引出スイッチ(クレジット引き出しSW)50、貯球引
出スイッチ(貯玉引き出しSW)51、及び返却スイッ
チ(返却SW)52からの信号を受信する。
【0025】上記した構成の中で、リモコン受信装置4
2は、係員(店員等)が所持しているリモコンからの操
作信号を受信するもので、この操作信号は、パチンコ遊
技にて獲得した遊技球を精算する際等に送信される。球
排出装置43は、現金或いは貯球情報に基づき、遊技者
からの要求に応じた数の貸し球(遊技球)を払い出す。
カードリーダライタ44は、上記した会員カード9の情
報を読み書きする。現金判別装置45及び現金返却装置
46は、投入された現金(貨幣)の受付可否判定を行う
とともに、不適正と判定した現金を遊技者に返却する。
【0026】報知ランプ47は、キーボード部23によ
るキー入力操作に対応して発光するもので、報知手段の
一部として機能する。音声発生装置49は、キーボード
部23によるキー入力操作がなされた際にスピーカ25
に音信号を出力するもので、報知手段の一部として機能
する。クレジット引出スイッチ50は、球箱19に入り
切らなかった遊技球数の情報を一時記憶したクレジット
情報に基づき、遊技球の払出しを受ける際に操作するス
イッチである。貯球引出スイッチ51は、貯球情報を使
用して遊技球の貸出しを受ける際に操作するスイッチで
ある。
【0027】次に、本発明の要部であり死角生成部材と
して機能する遮蔽部材27について、図5から図7を参
照して説明する。この遮蔽部材27は、キーボード部2
3及び暗証コード表示部24が配設された秘匿領域の左
右両側縁部にそれぞれ設けられており、略方形状の不透
明な板部材(図6及び図7参照)によって構成されてい
る。そして、通常は、図5に示すように、装置内に収容
されており、暗証コードを入力する場合に、遊技者によ
って前方に引き出され、この引き出し(突出)状態で死
角を生成する。具体的には、遊技者は、遮蔽部材27が
挿通する開口の内側縁のほぼ中央に設けられた窪部53
に指を入れ、遮蔽部材の内側面に形成された引掛窪部5
4(図6参照)に爪や指先等を引っ掛けて遮蔽部材27
を引き出す。
【0028】図6(a)に示すように、左側の遮蔽部材
27Aを引き出した場合には、引き出された左側遮蔽部
材27Aの外側壁面55が、キーボード部23や暗証コ
ード表示部24が配設された秘匿領域を隠す。即ち、秘
匿領域は、左側遮蔽部材27Aにより生成された死角内
に位置するように配置されているので、左隣の遊技者
(視線A)からは殆ど見えない。従って、左側遮蔽部材
27Aを引出した状態で暗証コードの入力を行うと、遊
技者の暗証コードを第三者(特に、左隣の遊技者)に知
られ難くすることができる。さらに、左側遮蔽部材27
Aを出没可能、即ち、内部に収納可能とするとともに必
要に応じて引き出し可能としたことにより、暗証コード
入力時にのみ左側遮蔽部材27Aを引出し、遊技時には
収納することができる。これにより、遊技時には左側遮
蔽部材27Aが遊技者の視線を遮らないので、遊技者に
開放感を与えることができる。
【0029】なお、この左側遮蔽部材27Aの後端(装
置内側の端部)には、遊技球貸出装置2側に取り付けら
れたガイド部材58の案内によって前後に移動する係合
突起27aが設けてある。この係合突起27aは、図6
(b)に示すように、上方向(下側にあっては下方向、
なお、図では、上側の係合突起27aのみ示す)に突出
した三角形状の突起となっている。そして、湾曲可能な
可動部58dの自由端に下方に向けて突設された三角形
状の可動突起58aによって仕切られた窪部58b或い
は58c内に係合突起27aは位置している。より詳し
くは、左側遮蔽部材27Aの収容状態では係合突起27
aは前後ストロークが長い後方の窪部58b側に位置
し、引き出し状態では係合突起27aは前後ストローク
が極短い前方の窪部58c側に位置して左側遮蔽部材2
7Aをロックする。
【0030】なお、係合突起27aが後方の窪部58b
から前方の窪部58cへ移動する際、或いは前方の窪部
58cから前方の窪部58dへ移動する際には、係合突
起27aと可動突起58aの傾斜面同士が摺接し、可動
突起58aが係合突起27aの通路から退避し、係合突
起27aの移動を可能にしている。このように、この係
合突起27aは、左側遮蔽部材27Aが所定量引出され
た際に開口縁等に設けられたガイド部材58等と係合し
て、左側遮蔽部材27Aをそれ以上引出せないようにす
るストッパ部材として機能している。
【0031】また、本実施形態においては、パチンコ遊
技機3の左側に遊技球貸出装置2を配置したが、遊技球
貸出装置2をパチンコ遊技機3の右側に配置する場合も
ある。そこで、本実施形態では、秘匿領域の左右に左側
遮蔽部材27A、右側遮蔽部材27Bを設けてある。
【0032】具体的に説明すると、図7に示すように、
右側遮蔽部材27Bは、遊技球貸出装置2の左側に配置
されたパチンコ遊技機3の遊技者の使用を考慮して設け
られたもので、前方への出現により右隣の遊技者(視線
B)からの死角を作り出す。そして、キーボード部23
及び暗証コード表示部24が配設された秘匿領域は、右
側遮蔽部材27Bにより生成された死角内に配置され
る。従って、遊技球貸出装置2がパチンコ遊技機3の右
側に取付けられた場合であっても、遊技を行っている遊
技者が右側遮蔽部材27Bを引出すことにより、暗証コ
ードの入力操作や入力した暗証コードを右隣の遊技者か
ら見られ難くすることができる。この右側遮蔽部材27
Bの構造や作用等は、上記した左側遮蔽部材27Aと同
じであるので、その説明は省略する。
【0033】なお、遊技球貸出装置2の配設位置が左右
一方に定まっている場合には、左側遮蔽部材27Aか右
側遮蔽部材27Bの一方を設ければよい。また、左右の
遮蔽部材27A、27Bを設けた場合に、暗証コード入
力操作時に両遮蔽部材27A、27Bを引き出しておく
と、左右の遊技者から一層見え難くなるので、一層確実
に見られ難くすることができる。
【0034】次に、本発明の第2実施形態について説明
する。この第2実施形態は、図8に示すように、キーボ
ード部23及び暗証コード表示部24が箱状の入力表示
部56に配設されている点、キーボード部23及び暗証
コード表示部24が配設された上面57(秘匿領域)を
第三者から遮蔽する遮蔽部材59が固定の板状部材であ
る点に特徴を有している。
【0035】即ち、遊技球貸出装置2の前面下部には、
前方に突出した箱状の入力表示部56が設けられてお
り、この入力表示部56の右側面には、タバコホルダ6
0が突設されている。そして、キーボード部23及び暗
証コード表示部24は、入力表示部56の上面57の秘
匿領域に設けられている。また、この上面57には、ク
レジット引出スイッチ50や貯球引出スイッチ51等も
設けられている。そして、この上面の左右両側縁には、
秘匿領域を挟む状態で左側遮蔽部材59Aと右側遮蔽部
材59Bとが立設してある。これらの左側遮蔽部材59
A及び右側遮蔽部材59Bは不透明な板部材により構成
され、左右両側に位置した遊技者(第三者)からの死角
を生成し、この死角内に入力表示部56の上面57の秘
匿領域が配置される。従って、本実施形態においても、
左右両隣りの遊技者からはキーボード部23及び暗証コ
ード表示部24が死角内に入って暗証コードの入力操作
及び入力された暗証コードを見ることが困難となる。さ
らに、本実施形態においては、左側遮蔽部材59A及び
右側遮蔽部材59Bの上部をそれぞれ外側に膨出させて
拡幅してあるので、遊技者本人が暗証コードを入力する
際にキーボード部23や暗証コード表示部24を見易く
することができ、又、入力表示部56が遊技球貸出装置
2の下部に設けられているので、遮蔽部材59が遊技者
本人の視線を遮らず開放感を与えることができる。
【0036】次に、本発明の第3実施形態について説明
する。この第3実施形態は、図9に示すように、前面壁
部66に前面開口67を開設し、この前面開口67から
後方に後退した部位に表示装置62(表示機構)を配設
している点に特徴を有している。
【0037】また、キーボード部23と同機能のキー
(情報入力要素)と、このキーを選択するためのカーソ
ルとを表示装置62で表示し、カーソルを移動させるた
めの信号を発生させる十字キー(移動指示部)63及び
カーソルにて選択されたキーを選択するための選択釦
(情報選択部)64を備えた移動指示装置(指示選択機
構)65を前面開口67の下方に設け、これらの表示装
置62と移動指示装置65とから暗証情報入力表示部
(第2識別情報入力表示部)を構成している。そして、
十字キー63の操作でカーソルを移動させ、選択釦64
の操作でキーを選択して暗証コードを入力するように構
成した点にも特徴を有している。
【0038】即ち、遊技球貸出装置2の前面壁部66の
やや上方には前面開口67が開設されており、この前面
開口67から後方に後退した部位であって前面開口67
から奥まった突き当り面には、液晶ディスプレイ等によ
り構成された表示装置62が配設されている。また、こ
の前面開口67の下方には、箱状の移動指示装置65が
前方に突設されている。そして、この移動指示装置65
の上面には、十字キー63や選択釦64等が配設されて
いる。そして、表示装置62には上記したキーボード部
23に相当する数字キーやこのキーを選択するためのカ
ーソル等が表示されており、十字キー63の操作に伴っ
てカーソルは表示画面上を移動する。そして、暗証コー
ドを入力する際には、例えば「4」などの所望のキー上
でカーソルを停止させた後に選択釦64を操作する。
【0039】このような構成を有する本実施形態におい
ては、前面開口67から後方に後退した部位に表示装置
62が配設されているので、表示装置62の表示画面
は、死角生成部材として機能する前面開口67の周りの
前面壁部66により、第三者の位置からの死角になって
見え難くなる。即ち、専用の死角形成部材を別設するこ
となく表示装置62の表示画面を第三者から見え難くす
ることができる。なお、本実施形態においては、遊技者
本人の位置からは前面壁部66が表示画面を遮らず、遊
技者から表示画面が視認可能になっている。
【0040】このように、本実施形態では、簡単な構成
で暗証コードを知られ難くすることができる。また、カ
ーソルの移動を十字キー63や選択釦64により行って
いるので、指の位置など入力操作に基づいて暗証コード
を知られることがない。
【0041】なお、上記十字キー63として例示した移
動指示部は、カーソルを移動させるための信号を発生す
るものであればどのような構成のものでもよく、例えば
ジョイスティックでもよい。また、カーソルは、一般的
な矢印形状の他に、キーの表示色を反転させるようなも
の等、キーを選択可能なものであればどのような構成で
もよい。
【0042】次に、本発明の第4実施形態について説明
する。この第4実施形態は、図10に示すように、キー
ボード部23及び暗証コード表示部24が水平方向に回
動可能な支持部材69(識別情報入力表示部支持機構)
に形成されている点に特徴を有している。
【0043】即ち、本実施形態では、円柱を縦方向に二
分した略半円柱状の支持部材69を用い、この支持部材
69の裁断面70(秘匿領域)上にキーボード部23及
び暗証コード表示部24を設けている。そして、遊技球
貸出装置2の前面のやや上方に、裁断面70が前面側に
位置するように支持部材69を取り付けている。本実施
形態では、回動軸としてビス71等を用いて支持部材6
9を水平方向に回動可能に支持している。そして、裁断
面70の左右両側縁の上下方向全長には、板状の遮蔽部
材72(死角生成部材)を裁断面70から前方に向けて
突設している。この遮蔽部材72は、キーボード部23
及び暗証コード表示部24を左右両側から見え難くす
る。そして、遊技者は、キーボード部23及び暗証コー
ド表示部24(裁断面70)が自分の方に向くよう支持
部材69を回動させ、この状態で暗証コードの入力操作
を行う。
【0044】このように、裁断面70を遊技者側に回動
させると、支持部材69が左側の遊技者の位置から見て
背或いは横腹を向けた状態になり、キーボード部23及
び暗証コード表示部24が左隣りの遊技者からは死角に
なる。さらに、遮蔽部材72が死角を拡張するので、キ
ーボード部23及び暗証コード表示部24をより一層見
え難くしている。これにより、暗証コードの入力し易さ
を損なうことなく、左隣の遊技者等(第三者)からは暗
証コードの入力操作及び入力された暗証コードが見え難
くなる。
【0045】さらに、本実施形態においては、キーボー
ド部23及び暗証コード表示部24を傾動可能に支持
し、キーボード部23及び暗証コード表示部24を遊技
者等からの死角に配置可能としているので、遮蔽部材7
2の高さを比較的低くしても秘匿領域を見られ難くする
ことができる。従って、突出部分を少なくすることがで
き、遊技者に開放感を与えることができる。なお、本実
施形態では水平方向に回動可能とした例について説明し
たが、水平と垂直の2方向に回動させるように構成する
こともできる。この場合、互いに交差する2方向の軸に
て支持部材69を支持して上下左右方向に傾動可能と
し、裁断面70を上下左右任意の傾動角度に位置付け可
能とすればよい。
【0046】次に、本発明の第5実施形態について説明
する。この第5実施形態は、図11に示すように、キー
ボード部23及び暗証コード表示部24が箱状の入力表
示部74に設けられている点、この入力表示部74が発
射操作ハンドル18を支持する支持部として機能してい
る点に特徴を有している。
【0047】具体的には、箱状の入力表示部74の上面
75(秘匿領域)にはキーボード部23及び暗証コード
表示部24が配設されており、この上面75の右側縁に
は板状の遮蔽壁部76(死角生成部材)が上方に向けて
起立している。この遮蔽壁部76は、右隣りの遊技者の
位置から見た際の死角を形成する。即ち、発射操作ハン
ドル18が遊技機の右側に位置しているので、入力表示
部74の上面75は右隣りの遊技者からは見え易いが、
本実施形態では、遮蔽壁部76を上面75(秘匿領域)
の右側縁に配置することで、右隣りの遊技者からの死角
内に上面75を配置し、この上面75を右隣りの遊技者
から見え難くしている。
【0048】また、入力表示部74の前面には発射操作
ハンドル18を取り付けるための開口77が開設されて
いる。一方、装飾材を兼ねるとともに下皿17が突設さ
れた下部前面部材79の右端には、入力表示部74を取
り付けるための方形状の開口80が形成されている。そ
して、発射操作ハンドル18を入力表示部74の開口7
7内に取り付け、発射操作ハンドル18を入力表示部7
4にて回動可能に支持するとともに、入力表示部74の
後端を下部前面部材79に取り付ける。
【0049】このように本実施形態の構成では、遮蔽壁
部76により生成された死角により、キーボード部23
及び暗証コード表示部24は、右隣の遊技者の位置から
は見え難いばかりでなく、左隣の遊技者からは、遊技球
貸出装置2や上皿16或いは下皿17等によってキーボ
ード部23及び暗証コード表示部24(即ち、上面7
5)は見え難くなる。
【0050】特に、上皿16は、遊技球を貯留する左側
部分の前方膨出量が遊技球の発射装置側に位置する右側
部分の前方膨出量よりも大きくなっているので、膨出量
が少ない右側部分の手前の空域から遊技者本人はキーボ
ード部23及び暗証コード表示部24を視認でき、一
方、左隣の遊技者の位置からは膨出量が大きい左側部分
が死角を形成し、この死角内にキーボード部23及び暗
証コード表示部24が位置しているので、左隣の遊技者
はキーボード部23及び暗証コード表示部24を見るこ
とが困難となる。
【0051】このように、本実施形態では、賞球或いは
貸し球としての遊技球を貯留して遊技球発射装置に供給
する上皿16(遊技球貯留部)を死角生成部材とし、こ
の上皿16によって生成される死角内に、キーボード部
23及び暗証コード表示部24(秘匿領域)を配置した
ので、既存の構成物であり尚且つ必須の構成物である上
皿16を死角生成部材として利用できる。これにより、
専用の部材を用意する必要が無くなって構成を簡素にで
き、装置のコストダウンが図れる。また、発射操作ハン
ドル18とキーボード部23とが極めて近いので、いず
れを操作する場合でも、遊技者は手を僅かに移動するだ
けの小さな動作で済み、疲労し難い。
【0052】さらに、この構成では、図12に示すよう
に、入力表示部74とほぼ同型状の発射操作ハンドル支
持部81を入力表示部74に代えて設けることで、暗証
コードの入力が不要なパチンコ遊技機3にも容易に対応
することができる。
【0053】このように、本実施形態では、遊技球を弾
発する際に操作する発射操作ハンドル18を支持する発
射操作ハンドル支持部81(第1発射ハンドル支持部
材)と、キーボード部23及び暗証コード表示部24を
設けた入力表示部74(第2発射ハンドル支持部材)の
何れかを選択可能にするとともに、入力表示部74及び
発射操作ハンドル支持部81を、パチンコ遊技機3に取
り付けられる下部前面部材79に着脱可能としている。
これにより、暗証コードの入力を必要とするパチンコ遊
技機3(預け入れ遊技価値情報を利用するパチンコ遊技
機)と必要としないパチンコ遊技機3(預け入れ遊技価
値情報を用いないパチンコ遊技機)の双方を製造する場
合、入力表示部74と発射操作ハンドル支持部81とを
適宜選択して取付けることで、入力表示部74及び発射
操作ハンドル支持部81を除いた部分の構成を同一とす
ることができ、パチンコ遊技機3の製造効率の向上が図
れ、コストダウンが図れる。
【0054】なお、本実施形態に関し、入力表示部74
及び発射操作ハンドル支持部81を下部前面部材79と
一体的に設けても良い。これにより、発射操作ハンドル
18部分の剛性を高めることができる。この場合、キー
ボード部23、暗証コード部24及び遮蔽部材76を一
体化したユニットを入力表示部74の上面に装着するよ
うに構成すれば、暗証コードの要否に拘わらずパチンコ
遊技機3の構成を同一にすることができ、製造効率を向
上させることが可能となり、コストダウンが図れる。さ
らに、暗証コードが不要なパチンコ遊技機3について
は、入力表示部74の上面にタバコホルダやプリペイド
カード等の置き場を設けることもできる。
【0055】次に、本発明の第6実施形態について説明
する。この第6実施形態は、図13に示すように、遊技
球貸出装置2の前面壁66に窪部82を形成するととも
に、この窪部82を前方から閉塞し、水平方向への回動
によって開閉可能とされた蓋部材84を窪部82に設け
た点に特徴を有している。
【0056】具体的に説明すると、図13(a)に示す
ように、遊技球貸出装置2の前面壁66には、この前面
壁66から後方に一段低く後退した方形状の窪部82を
形成してある。そして、この窪部82の底面83上に
は、キーボード部23、貯球引出スイッチ51、返却ス
イッチ52を配設している。また、この窪部82には、
この窪部82を前方から覆う蓋部材84を設けてある。
この蓋部材84は、不透明な板状部材により構成されて
いる。そして、左側の上下端に上下方向に突設した回動
軸85により、左側を中心にして回動可能に軸支されて
いる。また、この蓋部材84の背面(即ち、窪部82に
臨んだ面)には、暗証コード表示部24が配設されてい
る。
【0057】そして、図13(b)に示すように、閉じ
られた状態にあっては、この蓋部材84は前面壁66と
同一面(即ち、凹凸がない状態)を形成し、キーボード
部23や貯球引出スイッチ51等を塵や埃等から保護す
る。また、図13(a)に示すように、左側の回動軸8
5を中心にして開かれた場合には、この蓋部材84が死
角形成部材として機能し、キーボード部23や暗証コー
ド表示部24等を、左隣りの遊技者の位置からの死角に
位置付ける。従って、暗証コード入力時において、この
入力操作及び入力された暗証コードは、左隣りの遊技者
からは見えない。
【0058】なお、遊技球貸出装置2をパチンコ遊技機
3の右側に配置した構成の場合には、右側に設けた回動
軸を中心にして蓋部材84を開放することにより、右隣
りの遊技者からの死角が生成され、暗証コード入力時に
おいて、この入力操作及び入力された暗証コードを右隣
りの遊技者から見えないようにすることができる。そし
て、回動軸85の装着孔や軸受は、左右いずれの仕様で
あっても選択して使用できるように、予め左右両側に設
けておくことが望ましい。
【0059】以上説明した本実施形態によれば、遊技球
貸出装置2の前面壁66(前面壁部)に、この前面壁6
6から後方に一段低く後退した窪部82を形成するとと
もに、この窪部82の底面83(秘匿領域の一部)上に
キーボード部23等を配設している。そして、この窪部
82を前方から閉塞し、水平方向への回動によって開閉
可能な蓋部材84(蓋部材)を窪部82に設けたので、
入力操作時に蓋部材84を開放することにより、この蓋
部材84が死角形成部材として機能し、入力操作及び入
力された暗証コードを隣席の遊技者から見えなくする。
そして、入力操作時以外にあっては、窪部82を前方か
ら閉塞し、塵や埃等がキーボード部23等に付着するこ
とを防ぐことができる。
【0060】さらに、本実施形態においては、蓋部材8
4の背面(秘匿領域の一部)に暗証コード表示部24を
配設しているので底面83が狭くてもよい。これによ
り、限られた面積である遊技球貸出装置2の前面壁66
に、会員カード9の挿入口31(図3参照)等の他の機
構をより多く配設することができる。なお、例示した実
施形態においては、底面83上にキーボード部23等を
配設し、蓋部材84の背面に暗証コード表示部24を配
置しているが、これに限定されない。例えば、暗証コー
ド表示部24を底面83上に配設し、キーボード部23
等を蓋部材84の背面に配設してもよい。
【0061】なお、上記した各実施形態においては、キ
ーボード部23及び暗証コード表示部24の双方を備え
たものを例示したが、これらのキーボード部23及び暗
証コード表示部24は、何れか一方が設けられていれば
よい。また、キーボード部23及び暗証コード表示部2
4に代えてこれらの機能を一体化したタッチパネルを用
いた装置にも本発明を適用することができる。
【0062】また、各実施形態においては、代表的な遊
技機であるパチンコ遊技機3を例に挙げて説明したが、
各遊技機にて使用される遊技媒体の量に関する情報(遊
技価値)を貯めておき、貯めておいた情報に基づき遊技
媒体を貸出すようにした遊技機であれば本発明を適用す
ることができる。
【0063】また、上記した実施形態においては、獲得
遊技球に関する情報を遊技価値とした例について説明し
たが、この遊技価値は、獲得した遊技媒体の量を規定で
きればよいので、例えば、獲得した遊技媒体の量に基づ
いて変換された金額情報やポイント情報としてもよい。
【0064】また、上記した実施形態においては、単独
で遊技球の貸出しが可能な遊技球貸出装置2を例に挙げ
て説明したが、パチンコ遊技機3の遊技球排出機構を利
用して遊技球の貸出しを行うように構成した装置にも同
様に適用することができる。また、球計数装置6に関
し、この球計数装置6がパチンコ遊技機3とは別個に設
けられた場合にも適用することができる。さらに、各実
施形態毎の組み合わせも可能である。例えば、第3実施
形態で示した表示装置の取付機構を第1実施形態の遮蔽
部材27に代えて適用したり、第5実施形態で示した遮
蔽壁部76を出没可能に構成してもよい。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
の効果を奏する。即ち、請求項1記載の発明によれば、
識別情報入力部から入力された個人識別情報に基づいて
遊技者を確認し、過去の遊技にて獲得した遊技価値を遊
技者毎に記憶した預け入れ遊技価値情報から、確認した
遊技者に対応する預け入れ遊技価値情報を選択するとと
もに、遊技者の要求に応じて前記選択した預け入れ遊技
価値情報から遊技価値を払出す遊技価値払出装置に用い
られる個人識別情報入力装置において、入力された個人
識別情報を表示する識別情報表示部と前記識別情報入力
部の少なくとも一方を秘匿領域に設けた第1識別情報入
力表示部と、第三者の位置から見た状態で死角を生成す
る死角生成部材と、を備え、該死角生成部材により生成
される死角内に前記秘匿領域を配置したので、近隣の遊
技者等(第三者)に暗証コードを知られ難くすることが
できる。これにより、情報の不正使用を低減させること
ができる。従って、遊技者は、安心して預け入れでき
る。
【0066】また、請求項2記載の発明によれば、前記
死角生成部材を、前記第1識別情報入力表示部の隣席側
周縁にて前方に向けて突出した突出部材としたので、構
成が簡素であるとともにこの突出部材を既設後の遊技機
に後付けすることもでき、仕様変更に伴うメーカの負担
を低く抑えることができる。
【0067】また、請求項3記載の発明によれば、前記
死角生成部材は、出現時に死角を生成する出没可能な可
動部材であるので、個人識別情報入力時にのみ死角生成
部材を引出し、遊技時には収納することができる。これ
により、遊技時には死角生成部材が遊技者の視線を遮ら
ないので、遊技者に開放感を与えることができる。ま
た、死角生成部材が収納できるので、パチンコ遊技機の
入れ替え作業時や清掃時等に死角生成部材を収納してお
くことにより作業の邪魔にならず作業性の向上を図るこ
とができる。
【0068】また、請求項4記載の発明によれば、前面
壁部に前面開口を形成し、該前面開口から後方に後退し
た部位に前記第1識別情報入力表示部を取付け、前記前
面開口の周りの前面壁部を前記死角生成部材としたの
で、第1識別情報入力表示部は前面壁部により遮蔽さ
れ、第三者から見え難くなる。即ち、専用の遮蔽部材を
用いずに簡単な構成で、第1識別情報入力表示部を第三
者から見え難くすることができるので、装置のコストダ
ウンが図れる。
【0069】また、請求項5記載の発明によれば、識別
情報入力部から入力された個人識別情報に基づいて遊技
者を確認し、過去の遊技にて獲得した遊技価値を遊技者
毎に記憶した預け入れ遊技価値情報から前記確認した遊
技者に対応する預け入れ遊技価値情報を選択するととも
に、遊技者の要求に応じて前記選択した預け入れ遊技価
値情報から遊技価値を払出す遊技価値払出装置に用いら
れる個人識別情報入力装置において、入力された個人識
別情報を表示する識別情報表示部と前記識別情報入力部
の少なくとも一方を秘匿領域に設けた第1識別情報入力
表示部と、前記第1識別情報入力表示部を傾動可能に支
持し、該第1識別情報入力表示部の秘匿領域を第三者の
位置から死角となる角度に位置付け可能とする識別情報
入力表示部支持機構と、を設けたので、個人識別情報の
入力し易さを損なうことなく第三者に個人識別情報を知
られ難くすることができる。
【0070】また、請求項6記載の発明によれば、入力
された個人識別情報に基づいて遊技者を確認し、過去の
遊技にて獲得した遊技価値を遊技者毎に記憶した預け入
れ遊技価値情報から前記確認した遊技者に対応する預け
入れ遊技価値情報を選択するとともに、遊技者の要求に
応じて前記選択した預け入れ遊技価値情報から遊技価値
を払出す遊技価値払出装置に用いられる個人識別情報入
力装置において、個人識別情報用の複数の情報入力要素
及び前記情報入力要素を選択するため移動可能に表示さ
れるカーソルを表示する表示機構と、前記カーソルを移
動させる信号を発生する移動指示部及び前記カーソルが
指示した情報入力要素を選択する情報選択部を含んだ指
示選択機構と、を備えた第2識別情報入力表示部と、第
三者の位置から見た状態で死角を生成する死角生成部材
と、を備え、該死角生成部材により生成される死角内に
前記表示機構を配置したので、死角生成部材部により表
示機構は第三者から見え難くなっており、また、入力操
作は、表示機構に表示されるカーソルと移動指示部と情
報選択部により行われ、第三者からは移動指示部による
カーソルの移動指示の様子と情報選択部の操作の様子し
か判らないので、操作の様子に基づいて個人識別情報を
知られ難くすることができる。
【0071】また、請求項7記載の発明によれば、前面
壁部に前面開口を形成し、該前面開口から後方に後退し
た部位に前記表示機構を取付け、前記前面開口の周りの
前面壁部を前記死角生成部材としたので、専用の遮蔽部
材を用いずに簡単な構成で表示機構を第三者から見え難
くすることができ、装置のコストダウンが図れる。
【0072】また、請求項8記載の発明によれば、個人
識別情報の入力時における操作を遊技者に報知する報知
手段を設けたので、個人識別情報の入力操作を確実に認
識できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ遊技店内の遊技関連機器の概略を説明
するブロック図である。
【図2】パチンコ遊技店内に設置された島設備の外観図
である。
【図3】パチンコ遊技機及びこのパチンコ遊技機に並設
された遊技球貸出装置の正面図である。
【図4】遊技球貸出装置の電気的構成を説明するブロッ
ク図である。
【図5】暗証コード入力表示部の外観斜視図で、遮蔽部
材が装置内に収容された状態を示す図である。
【図6】(a)は暗証コード入力表示部の外観斜視図
で、左側遮蔽部材を引き出した状態を示す図、(b)は
遮蔽部材に設けられた係合突起及びこの係合突起を案内
するガイド部材を説明する部分拡大斜視図である。
【図7】暗証コード入力表示部の外観斜視図で、右側遮
蔽部材を引き出した状態を示す図である。
【図8】第2実施形態の構成を説明する外観斜視図であ
る。
【図9】第3実施形態の構成を説明する外観斜視図であ
る。
【図10】第4実施形態の構成を説明する図で、(a)
は外観斜視図、(b)は上方から見た説明図である。
【図11】第5実施形態の構成を説明する外観斜視図で
ある。
【図12】第5実施形態を説明する外観斜視図で、暗証
コードの入力が不要なパチンコ遊技機用の構成を説明す
る図である。
【図13】第6実施形態を説明する図で、(a)は遊技
球貸出装置に設けられた蓋部材の開放状態を説明する斜
視図、(b)は蓋部材が閉じられた状態を説明する斜視
図である。
【符号の説明】
1 島設備 2 遊技球貸出装置 3 パチンコ遊技機 4 電気的配線 5 中継装置 6 球計数装置 7 管理装置 8 棚 9 会員カード 10 カード発行装置 11 レシート 12 前面枠 13 前面ガラス 14 透明部材保持枠 15 遊技盤 16 上皿 17 下皿 18 発射操作ハンドル 19 球箱 20 シャッタ機構 21 返却樋 22 ノズル 23 キーボード部 24 暗証コード表示部 25 スピーカ 26 暗証コード入力表示部 27 遮蔽部材 29 貨幣投入口 30 貯球数表示部 31 会員カード挿入口 33 会員管理装置 34 貯球管理装置 35 CPU 36 RAM 37 ROM 39 クロック生成回路 40 電源回路 41 マイクロコンピュータユニット 42 リモコン受信装置 43 球排出装置 44 カードリーダライタ 45 現金判別装置 46 現金返却装置 47 報知ランプ 49 音声発生装置 50 クレジット引出装置 51 貯球引出スイッチ 52 返却スイッチ 53 窪部 54 引掛窪部 55 外側壁面 56 入力表示部 57 上面 58 ガイド部材 58a 可動突起 58b,58c 窪部 58d 可動部 59 遮蔽部材 60 タバコホルダ 62 表示装置 63 十字キー 64 選択釦 65 移動指示装置 66 前面壁部 67 前面開口 69 支持部材 70 裁断面 71 ビス 72 遮蔽部材 74 入力表示部 75 上面 76 遮蔽壁部 77 開口 79 下部前面部材 80 開口 81 発射操作ハンドル支持部 82 窪部 83 底面 84 蓋部材 85 回動軸

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 識別情報入力部から入力された個人識別
    情報に基づいて遊技者を確認し、過去の遊技にて獲得し
    た遊技価値を遊技者毎に記憶した預け入れ遊技価値情報
    から、確認した遊技者に対応する預け入れ遊技価値情報
    を選択するとともに、遊技者の要求に応じて前記選択し
    た預け入れ遊技価値情報から遊技価値を払出す遊技価値
    払出装置に用いられる個人識別情報入力装置において、 入力された個人識別情報を表示する識別情報表示部と前
    記識別情報入力部の少なくとも一方を秘匿領域に設けた
    第1識別情報入力表示部と、 第三者の位置から見た状態で死角を生成する死角生成部
    材と、を備え、該死角生成部材により生成される死角内
    に前記秘匿領域を配置したことを特徴とする個人識別情
    報入力装置。
  2. 【請求項2】 前記死角生成部材を、前記第1識別情報
    入力表示部の隣席側周縁にて前方に向けて突出した突出
    部材としたことを特徴とする請求項1記載の個人識別情
    報入力装置。
  3. 【請求項3】 前記死角生成部材は、出現時に死角を生
    成する出没可能な可動部材であることを特徴とする請求
    項2記載の個人識別情報入力装置。
  4. 【請求項4】 前面壁部に前面開口を形成し、該前面開
    口から後方に後退した部位に前記第1識別情報入力表示
    部を取付け、前記前面開口の周りの前面壁部を前記死角
    生成部材としたことを特徴とする請求項1記載の個人識
    別情報入力装置。
  5. 【請求項5】 識別情報入力部から入力された個人識別
    情報に基づいて遊技者を確認し、過去の遊技にて獲得し
    た遊技価値を遊技者毎に記憶した預け入れ遊技価値情報
    から前記確認した遊技者に対応する預け入れ遊技価値情
    報を選択するとともに、遊技者の要求に応じて前記選択
    した預け入れ遊技価値情報から遊技価値を払出す遊技価
    値払出装置に用いられる個人識別情報入力装置におい
    て、 入力された個人識別情報を表示する識別情報表示部と前
    記識別情報入力部の少なくとも一方を秘匿領域に設けた
    第1識別情報入力表示部と、 前記第1識別情報入力表示部を傾動可能に支持し、該第
    1識別情報入力表示部の秘匿領域を第三者の位置から死
    角となる角度に位置付け可能とする識別情報入力表示部
    支持機構と、を設けたことを特徴とする個人識別情報入
    力装置。
  6. 【請求項6】 入力された個人識別情報に基づいて遊技
    者を確認し、過去の遊技にて獲得した遊技価値を遊技者
    毎に記憶した預け入れ遊技価値情報から前記確認した遊
    技者に対応する預け入れ遊技価値情報を選択するととも
    に、遊技者の要求に応じて前記選択した預け入れ遊技価
    値情報から遊技価値を払出す遊技価値払出装置に用いら
    れる個人識別情報入力装置において、 個人識別情報用の複数の情報入力要素及び前記情報入力
    要素を選択するため移動可能に表示されるカーソルを表
    示する表示機構と、前記カーソルを移動させる信号を発
    生する移動指示部及び前記カーソルが指示した情報入力
    要素を選択する情報選択部を含んだ指示選択機構と、を
    備えた第2識別情報入力表示部と、 第三者の位置から見た状態で死角を生成する死角生成部
    材と、を備え、該死角生成部材により生成される死角内
    に前記表示機構を配置したことを特徴とする個人識別情
    報入力装置。
  7. 【請求項7】 前面壁部に前面開口を形成し、該前面開
    口から後方に後退した部位に前記表示機構を取付け、前
    記前面開口の周りの前面壁部を前記死角生成部材とした
    ことを特徴とする請求項6記載の個人識別情報入力装
    置。
  8. 【請求項8】 個人識別情報の入力時における操作を遊
    技者に報知する報知手段を設けたことを特徴とする請求
    項1から請求項7の何れかに記載の個人識別情報入力装
    置。
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JP2018068359A (ja) * 2016-10-24 2018-05-10 株式会社北電子 遊技機

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