JPH10192395A - 薬液供給装置 - Google Patents

薬液供給装置

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JPH10192395A
JPH10192395A JP8359020A JP35902096A JPH10192395A JP H10192395 A JPH10192395 A JP H10192395A JP 8359020 A JP8359020 A JP 8359020A JP 35902096 A JP35902096 A JP 35902096A JP H10192395 A JPH10192395 A JP H10192395A
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JP
Japan
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supply device
inner cylinder
chemical
container
syringe
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JP8359020A
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Yukihiro Kinoshita
幸大 木下
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MAC INTERNATL KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薬液持続注入器を使用すること無く定期的に
一定量の薬液を患者に投与することができる小型で安価
な薬液供給装置を提供する。 【解決手段】 本発明の薬液供給装置は、薬液を定期的
に一定量を患者に投与する薬液供給装置において、薬液
を入れた容体10と、容体10に連結して設けられ容体
10から流出する薬液の流量を調節するための流量調節
手段20と、流量調節手段20に連結して設けられた三
方向コネクタ53と、三方向コネクタ53の一端に連結
され一定量だけ容体10より薬液を手動で負圧を発生さ
せて吸引し後に薬液を手動で正圧を発生させて排出させ
る手動吸引排出手段30と、そして、三方向コネクタ5
3の他端に連結され薬液が所定の圧力を超えたときにの
み開く圧力一方向弁55とを備えて構成されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、患者に定期的に一
定量の薬液を投与する薬液供給装置に関し、特に、使い
捨てで使用されてもコスト的に採算の採れる小型で安価
な薬液供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】患者の疾病によっては、定期的に薬液を
患者に投与しなければならない場合がある。この場合患
者は、定期的に通院するか、または長期間入院しなけれ
ばならなかった。また、手術後の患者の経過によって
は、患者の疼痛を除去する等のため間欠的に種々の薬液
を投与する必要があった。
【0003】通院の場合は、その都度医療機関に患者自
信が出向いていかなければならず、入院の場合について
も患者の行動を相当に拘束するものであった。また、入
院患者及び手術後の患者に対しては、定期的に且つ自動
的に薬液を注射する自動注射装置も開発されてきたが高
価なため必要数を確保することが困難であった。
【0004】そこで、本発明者は、患者の体外に取り付
けて、患者の判断で薬液を体内に注入することができる
携帯自在な携帯鎮痛装置の発明を行い出願した(PCT
/JP94/00608号)。
【0005】この携帯鎮痛装置を図5に示す。携帯鎮痛
装置は、概略的に、薬液持続注入器51と、開閉弁52
と、三方向コネクタ53と、リザ−バ54と、そして、
圧力一方弁55とを備えて構成されている。
【0006】薬液持続注入器51は、薬液を所定の時間
持続的に供給する機能を有している。具体的には、円筒
本体51aの両端に逆止弁51cを有する薬液注入部5
1bと薬液の流出時間を制御する制御通路51eを有す
る薬液流出部51dとが設けられている。更に、円筒本
体51aの外周には、弾性材料からなるバル−ン51f
が設けられ円筒本体51aに連通するための連通孔が5
1g設けられている。尚、バル−ン51fは、安全カバ
51hで保護されている。
【0007】開閉弁52、三方向コネクタ53及び圧力
一方弁55は、慣用の市販品を使用し、図5に示すよう
に連結する。ここで、圧力一方弁55の作動圧力は、薬
液持続注入器51の供給圧力よりも若干高いものを使用
する。
【0008】リザ−バ54は、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン等の弾力性のある材料を用いる。そして、所定の
容積を有する形状に成形したものを三方向コネクタ53
の一端に着脱可能に取り付ける。
【0009】薬液持続注入器51に薬液を注入して内部
に設けられたバル−ン51fに供給する。バル−ン51
fは、供給された薬液を貯蔵し膨脹する。次に、開閉弁
52を開くと薬液は、バル−ン51fの収縮力で流出部
51dから流出する。この時、薬液の流量は、制御通路
51eにより制御される。流出した薬液圧力一方弁55
により遮られているためリザ−バ54内に流入し貯留さ
れる。
【0010】リザ−バ54が満杯になった時点で所定の
量の薬液が貯留されたことになる。次に開閉弁52を閉
じて薬液の供給を停止する。そして、患者又は医師がリ
ザ−バ54を手動で圧縮することにより圧力一方弁55
が作動して所定の量だけ薬液が流出する。圧力一方弁5
5にカテ−テル等を連結しておけば患者の体内に定期的
に薬液を注入することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】薬液の投与間隔及び投
与量は、個人差がある。上記携帯鎮痛装置は、薬液の投
与量はリザ−バ54で、投与間隔を薬液持続注入器51
で調節している。使用に際しては、患者一人一人に合っ
た薬液持続注入器51及びリザ−バ54をその都度選択
して使用しなければならない。
【0012】このため、リザ−バ54及び薬液持続注入
器51をそれぞれ複数種類在庫しておく必要がある。携
帯鎮痛装置のコストは、上記薬液持続注入器51及びリ
ザ−バ54が大半を占めている。このためこれらを在庫
しなければならないことは、この装置のコストメリット
が享受できないことになる。また、薬液持続注入器51
を使用しなければならないため使い捨てで採算のとれる
コストには至っていない。
【0013】本発明の目的は、薬液持続注入器51を使
用すること無く定期的に一定量の薬液を患者に投与する
ことができる薬液供給装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、薬液を定期的に一定量を患者に投与する薬液供給装
置において、薬液を入れた容体と、容体に連結して設け
られ容体から流出する薬液の流量を調節するための流量
調節手段と、流量調節手段に連結して設けられた三方向
コネクタと、三方向コネクタの一端に連結され一定量だ
け容体より薬液を手動で負圧を発生させて吸引し後に薬
液を手動で正圧を発生させて排出させる手動吸引排出手
段と、そして、三方向コネクタの他端に連結され薬液が
所定の圧力を超えたときにのみ開く圧力一方向弁とを備
えて構成されてなることを特徴とする薬液供給装置を提
供する。
【0015】流量調節手段を設けることで薬液の投与時
間間隔を調節し、手動吸引排出手段が発生する負圧を利
用して所定量の薬液を長時間かけて吸引する。吸引した
後は、手動吸引排出手段に外部より圧力を加えて吸引し
た薬液を排出させる。排出された薬液は、圧力一方弁を
作動させて排出され患者に供給される。
【0016】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の薬液供給装置において、容体から圧力一方向弁の先端
まで薬液供給装置と並列に連結して設けられた薬液供給
経路を備えて構成されてなることを特徴とする。常時薬
液を供給する経路を設けることで供給方法を選択するこ
とができる。
【0017】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の薬液供給装置において、手動吸引排出手段が、
外筒と外筒の内に水密を保持しつつ密着して且つ摺動可
能に挿入された内筒とを有する注射器であることを特徴
とする。医療機関で慣用されている注射器を用いること
で薬液供給装置の大幅なコストダウンが可能になる。
【0018】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の薬液供給装置において、注射器が、注射器の内筒を所
定の位置で固定するための固定手段を備えて構成されて
なることを特徴とする薬液供給装置。注射器を引いた状
態で固定することにより注射器内に発生する負圧を保持
することで薬液を長時間にわたり吸引させる。吸引した
後は、固定手段をはずして通常の注射器の操作で薬液を
患者に供給する。
【0019】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の薬液供給装置において、内筒固定手段が、注射器の内
筒に着脱可能に装着され内筒を所定の位置で保持固定す
る内筒固定治具を備えて構成されてなることを特徴とす
る。着脱可能な内筒固定治具により慣用的に使用されて
いる注射器を用いることができる
【0020】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の薬液供給装置において、内筒固定治具が、内筒へ挟装
するための切欠部を円筒軸方向に有する所定の長さの円
筒体を備えて構成されてなることを特徴とする。円筒体
を内筒に挟装することにより内筒が元に位置に戻ろうと
するのを防ぎ、注射器内の負圧を保持させることができ
る。
【0021】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の薬液供給装置において、内筒固定治具が、注射器の外
筒から突出している側の内筒の端部に嵌合して装着され
る嵌合部を円筒体の内側円筒軸方向に所定の間隔で複数
備えて構成されてなることを特徴とする。注射器内筒の
端部に設けられた内筒を外筒に押し入れるために親指を
押し当てる部分に嵌合する嵌合部を円筒体の内側に所定
の間隔で複数設けることにより投与する薬液量を一つの
内筒固定治具で変化させることができる。
【0022】請求項8に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の薬液供給装置において、手動吸引排出手段が、
所定の容積を有し外力による変形に対して復元力を有す
る弾性容体を備えて構成されてなることを特徴とする。
注射器に変えて弾性容体を用いて弾性容体の変形に対す
る復元力で負圧を発生させて薬液を吸引することもでき
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る薬液供給装置
について、図示された好ましい実施形態に基いて説明す
る。図1は、本発明に係る薬液供給装置の一実施形態の
斜視図である。図2は、図1の薬液供給装置の断面図で
ある。図3の(a)及び(b)は、薬液供給装置の固定
手段の斜視図である。
【0024】図1に示されているように、薬液供給装置
は、概略的に、容体10と、流量制御装置20と、手動
吸引排出手段としての注射器30と、固定手段としての
ストッパ40と、3方向コネクタ53と、圧力一方弁5
5とを有している。尚、3方向コネクタ53及び圧力一
方弁55については従来と同じ構成であるため同じ参照
番号を付してその説明は省略する。
【0025】容体10は、薬液を貯留するためのもので
ある。このため薬液を貯留することのできるものであれ
ば、硝子、プラスチック等の容器でも良いし、ポリエチ
レン、ビニ−ル等の袋体でも良い。また、大容量の注射
器も使用できる。この場合、注射器の外筒に目盛りが刻
んであるため薬液の使用量が一目で分かる利点がある。
容体10内に貯留されている薬液は、流量制御装置20
に供給される。
【0026】流量制御装置20は、ケ−ス22内を貫通
して流路が設けられている。流路には、抵抗体24が設
けられている。抵抗体24は、抵抗体24内を通過する
薬液の時間当たりの通過量を調節することができるもの
であればどの様なものを用いても良い。抵抗体24に替
えて貫通孔を設けてその貫通孔の大きさにより薬液の時
間当たりの通過量を調節しても良い。
【0027】本実施形態では、抵抗体24を微細な中空
糸を多数束ねて棒状に成形したものを用いている。この
流量制御装置20は、長さを調節することで薬液の時間
当たりの通過量を調節することができる利点がある。流
量制御装置20により薬液の通過量は1時間当たり数m
l程度に調節される。流量制御装置20を通過した薬液
は、三方向コネクタ53に供給される。三方向コネクタ
53の一端には、注射器30が取り付けられている。
【0028】注射器30は、薬液を手動で吸引し、その
後患者に薬液を手動で供給するために用いられる。注射
器30は、医療機関で一般的に患者に薬液を注射するの
に用いられているものが使用される。注射器30は、患
者に投与される薬液の量に応じたものを選択して使用す
る。また、注射器30に限らず、外力による変形に対し
て元の形に復元できる弾性のある材質、例えば、ゴム等
で作られた容器を用いても良い。
【0029】また、注射器30には、親指当て34aと
外筒32の指用つば32aとの間の内筒34にストッパ
40が挟装される。ストッパ40は、長さLの円筒部4
0aと、円筒部40aの円筒の一部を切り欠いて設けら
れた切欠部40bとを有している。ストッパ10を装着
することで内筒34は、外筒32の所定の位置より奥へ
は入ることができなくなる。ストッパ40の長さLを変
えることにより薬液の投与量に当たる位置で内筒34を
止めることができる。
【0030】ここで、図3(a)に示すように親指当て
34aに嵌合する溝40cを所定の間隔に複数設けると
良い。これにより複数の位置で内筒34を止めることが
できる。同時に、ストッパ40の各溝40cに対応する
位置に薬液の投与量に当たる数値を目盛りと共に刻んで
おくと良い。
【0031】また、また図3(b)に示すようなスット
パ42を用いても良い。ストッパ42は、円筒状の本体
42aに連結部42cを残して切欠いた形状をしてい
る。本体42aの切欠部42bの内側で円筒42aの長
手方向に円筒42aの円筒軸に直角の方向に複数対の溝
42eが設けられている。本体42aの連結部42cの
反対の側には、一対のつば42dが、設けられてる。
【0032】ストッパ42の使用方法は、注射器30の
指用つば32aの最もつばの張り出しの少ない位置、す
なわちに指用つば32aの直角方向から、所定の溝42
eに注射器30の内筒34の親指当て34aを嵌合させ
る。このようにしてストッパ42を注射器30に挟装さ
せる。そして、ストッパ42のつば42dが、注射器3
0の指用つば32aの上に位置するまで、ストッパ42
の本体42aを両側から押さえながら引き上げる。最後
に、ストッパ42のつば42dを注射器30の指用つば
32aの位置に来るように90度回転させる。内筒34
は、所定の位置で固定される。
【0033】次に、本発明に係る薬液供給装置の使用方
法について説明する。まず、患者及び薬液に合わせて注
射器30、流量制御装置20の抵抗体24を選定し図1
に示す位置に注射器30、流量制御装置20を装着す
る。薬液を貯留する容体10を装着する。ストッパ40
の長さLは、注射器に装着した際に一回当たりの薬液投
与量になる長さのものを用意する。オルアス・コネクタ
57には、患者に薬液を供給するための図示されていな
いカテ−テル等が連結される。
【0034】注射器30の内筒34を引き上げてストッ
パ40を挟装する。内筒34を引き上げることにより注
射器30内には負圧が発生する。そして、ストッパ40
を内筒34に挟装することにより、内筒34は注射器3
0内の負圧を保持した状態で固定される。注射器30内
が負圧になるため薬液は、流量制御装置20から流出す
る。
【0035】また、オルアス・コネクタ57の側には、
圧力一方弁55が設けられているため、注射器30の負
圧による薬液の流れは阻止される。薬液は、流量制御装
置20からゆっくりと流出し注射器30内に貯留されて
いく。そして、所定の時間経過後には、注射器30内に
投与量の薬液が貯留される。
【0036】薬液を投与する際には、ストッパ40を外
して内筒34を押せば圧力一方弁55が作動して薬液が
患者に供給される。この時、流量制御装置20の側に流
出する薬液は、抵抗体24の抵抗が大きいためほとんど
流出することはない。
【0037】また、容体から薬液を常時供給するための
経路を新たに設けることで薬液の供給方法を連続的に行
うか間欠的に行うかを選択することができる(図4参
照)。また、図4に示す実施形態では、容体として薬液
持続注入器51を用いている。無論、容体10を用いる
こともできる。
【0038】薬液投与後、また、内筒34を引いてスト
ッパ40を装着すれば繰り返し使用することができる。
無論、使い捨ても可能である。使い捨ての場合であって
も、安価な市販品で構成されているためコスト的にも十
分採算の取れるものになっている。
【0039】更に、薬液供給装置は、従来の薬液持続注
入器を用いるものと比べても、小型で軽量なため携帯に
際しても邪魔にならない。薬液供給装置は、薬液に限定
すること無く、液体であれば使用することができる。
【0040】
【発明の効果】本発明に係る薬液供給装置は、容体、流
量制御装置、注射器、三方向コネクタ及び圧力一方弁を
有し構成されている。このため、高価な薬液持続注入器
及びリザ−バを使用することなく、薬液を一定量、定期
的に患者に供給することができる。
【0041】注射器の内筒を引いた状態でストッパを装
着して固定することにより注射器内に発生する負圧を保
持する。このため薬液を長時間にわたり吸引させること
ができる。吸引した後は、ストッパをはずして通常の注
射器の操作で薬液を患者に供給することができる。
【0042】また、これらの構成物品は、医療機器とし
て慣用されているものであるため、使い捨てで使用され
てもコスト的にも十分採算の取れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る薬液供給装置の一実施形態の斜
視図である。
【図2】 図1の薬液供給装置の断面図である。
【図3】 (a)及び(b)は、薬液供給装置の固定手
段の斜視図である。
【図4】 本発明に係る薬液供給装置の他の実施形態の
斜視図である。
【図5】 従来の携帯鎮痛装置の断面図である。
【符号の説明】
10 容体 20 流量制御装置 30 注射器 32 外筒 32a 指用つば 34 内筒 34a 親指あて 40、42 ストッパ 40a 円筒部、40b、42b 切欠部、42c 連
結部、42d つば、40c、42e 溝、42f ジ
ョイント部 51 薬液持続注入器 53 三方向コネクタ 55 圧力一方弁 57 オスルア・コネクタ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬液を定期的に一定量を患者に投与する
    薬液供給装置において、 薬液を入れた容体と、 前記容体に連結して設けられ該容体から流出する薬液の
    流量を調節するための流量調節手段と、 前記流量調節手段に連結して設けられた三方向コネクタ
    と、 前記三方向コネクタの一端に連結され一定量だけ前記容
    体より薬液を手動で負圧を発生させて吸引し且つ薬液を
    手動で正圧を発生させて排出させる手動吸引排出手段
    と、そして、 前記三方向コネクタの他端に連結され薬液が所定の圧力
    を超えたときにのみ開く圧力一方向弁と、 を備えて構成されてなることを特徴とする薬液供給装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の薬液供給装置におい
    て、前記容体から前記圧力一方向弁の先端まで前記薬液
    供給装置と並列に連結して設けられた薬液供給経路を備
    えて構成されてなることを特徴とする薬液供給装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の薬液供給装置に
    おいて、前記手動吸引排出手段が、 外筒と前記外筒の内に水密を保持しつつ密着して且つ摺
    動可能に挿入された内筒とを有する注射器であることを
    特徴とする薬液供給装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の薬液供給装置におい
    て、前記注射器が、前記注射器の前記内筒を所定の位置
    で保持固定するための内筒固定手段を備えて構成されて
    なることを特徴とする薬液供給装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の薬液供給装置におい
    て、前記内筒固定手段が、前記注射器の前記内筒に着脱
    可能に装着され該内筒を所定の位置で保持固定する内筒
    固定治具を備えて構成されてなることを特徴とする薬液
    供給装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の薬液供給装置におい
    て、前記内筒固定治具が、前記内筒へ挟装するための切
    欠部を円筒軸方向に有する所定の長さの円筒体を備えて
    構成されてなることを特徴とする薬液供給装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の薬液供給装置におい
    て、前記内筒固定治具が、前記注射器の前記外筒から突
    出している側の前記内筒の端部に嵌合して装着される嵌
    合部を前記円筒体の内側円筒軸方向に所定の間隔で複数
    備えて構成されてなることを特徴とする薬液供給装置。
  8. 【請求項8】 請求項1又は2に記載の薬液供給装置に
    おいて、前記手動吸引排出手段が、 所定の容積を有し外力による変形に対して復元力を有す
    る弾性容体、 を備えて構成されてなることを特徴とする薬液供給装
    置。
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