JPS58116363A - 多筒式液体供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、多筒式液体供給装置に関するものである。

配合禁忌の薬液を投与時に注射筒内で混合して注射てる
。いわゆる混注は一般に行なわれている。これは、２種
の薬液を同時に投与する場合、これらの薬液を予め混合
して２いたのでは、物理的、化学的変化が生じ、薬効が
経時的に低下したり沈殿を生じたりして好ましくないの
で、投与直前に注射賀内で混合し、注射するものである
。

二液を例えば別々に注射することも考えらねるが、これ
では注射を２回行なわねばならず、手間がかかりしかも
患者に与える苦痛も大きい。

しかしながら、従来行なわれていた混注は。

二液の混合が十分でなく、また、二液を所定量収容しう
る大きさの注射筒が必要であるという問題点があった。

さらに、注射筒で二液を混合する際に、混合操作に２け
る像生物汚染や異物混入が生じや丁く、非衛生的でもあ
る。

本発明は、２種以上の薬液を別々に注射筒に収容し、各
注射筒を１つの支持部材間ｊ！を持することにより注射
筒が相互に一定の間隔を有した状膠で薬液を同時に押出
し混注することのできる装置を提供Ｔるものである。

才た、本発明は、単に薬液混注に限らず、異なる多種の
液体を別々に筒体に収容し、各筒体をこれら支持部材に
固定したのち、これらを同時に押出下ことにより、所望
の部位に混合施用■ることのできる装置を提供するもの
である。

さらに１本発明は、置数の液体を同時に混合供給する場
合に眼らず、一方の筒体を減圧にして所定の部位の余分
の液分を抜き出し、液体をを提供するものである。

丁なわち１本発明装置は、各筒体内部に摺動自在に装着
されたピストンと該ピストンに連結し該ピストンを筒体
内部にて齢進・後退させるピストン作動棒とを備えた書
数個の筒体と。

Ｖ配各簿体の外形に沿った断面形状を有する長尺凹部と
各凹部を連接する連接部とからなる筒体支持部材と。

により構成されることを特徴と■るものである。

以下、本発明装置を図面に基いてさらに詳しく説明する
。

第１図は本発明による二液混合投与用注射器を示す分解
平面図、Ｉｆ１２１Ｐはその分解斜視図である０図に２
いて、１．１は両端が開口した１対の注射筒で、ｆｉＩ
ｉ本体１ａ、１ａとこれに続く先端部１ｂ、ｌｂとから
なる。先端部１ｂ、ｌｂはその開口端に向かって狭くな
るテーパ形状となっている。フた、１ｃ＊１ｃは簡塞体
１ａ、ｌａの基部に設けられた７ランジである。注射筒
１．１は、通常使甲されているものを使甲することがで
き、内部の液量が外部から確認できるよう透明な材質の
ものとするのが好ましい、褐色のものを用いてもよい。

２は注射筒先端に取付けられる結合部材で、前に注射筒
１．１の先端部１ｂ、Ｉｂ外周に嵌合する内形を有する
接続部２ａ、２ａと、一端が？Ｆ接続部２ａ、２ａに開
口し他端が先端で相互に連通する液体供給炉通路２ｂ、
　２ｂと、液体供給用通路２ｂ、２ｂとが連逆した空間
部２Ｃと、空間部２Ｃから先端に穿出する注射針接続部
２ｄとからなる。注射ｗｌ接続部２ａ＊２ａは、その内
形が前Ｆ注射＠１の先端部１ｂ、ｌｂの外周に嵌合密着
しうる形状とする。材質は特に限定されないが耐薬品性
に優れたプラスチック製とすると良い− ３は注射針で、＃１注射筒結合部材２の先端の接続部２
ｄにｆ！する針保持体３ｍとこれに連設された針３ｂと
からなる。注射針３は市販のものを使用τることができ
る。

４は押圧部材で、注射筒１．１の内部を摺動しうる抑圧
板４ａｅ４ｍと、これら抑圧板４ａ＋４８の中心から後
方へ突設された連結棒４ｂ、４ｂと。

この連結棒４ｂ、４ｂの基端部に取付けられた花部４Ｃ
＃　４Ｃごからなる。押圧部材４は、花部４Ｃを図中左
方向へ押すこさにより、抑圧板４ａで注射筒１に収容さ
れた薬液を押し出すことができるとともに、抑圧＊　４
　ａを最初に注射筒ｌの本体ｌａ量先端に位置させ、こ
の状態で花部４ｃを図中右方向へ引くことにより、筒体
内部を減圧にし、これにより薬液を筒体内部に吸引する
こさができる。

５は、ｌｌ’ｔ’押圧部材４の花部４Ｃｓ　４Ｃに着脱
自在に取付けられた押圧カバー、６は、注射筒１、１を
収納し固定するための注射ｍ支持部材である。抑圧カバ
ー５と支持部材６さを第３図により詳しく説明する。

霞図に示すように、押圧カバー５は、厚肉の略楕円形歇
状本体５ａと、この檄状本体５ａの断面楕円形の長軸［
Ｒめ一方の周側面に開口した切欠＠５ｂと、楕円形側面
にてその長手軸が楕円形側面の短軸方向に平行となるよ
うに設けられた１対の切欠穴５Ｃｔ５Ｃ５からなる。２
つの切欠穴５Ｃ＃　５Ｃは、・一端部が切欠溝５ｂを設
けた鋳の周側面に開口し、それぞれ１１Ｔ配切欠溝５ｂ
（！：連通している。切欠穴５ｃ、５ｃの切欠中は、前
記押圧部材４の連結＄１１４ｆｉ、４ｂを抵抗なく挿通
でき、かつ、花部４ｃａ　４ｃの径よりは小さい長さと
し、１つの切欠穴５ｃご他方の切欠穴５Ｃとの間隔は、
前虻遅結１ｐ４ｂ、４ｂの位置に対応させて適宜選択さ
れる。５ｄは、切欠穴５ｃｓ　５ｃを設けた楕円形側面
のほぼ中心に突設された係止棒で、Ｐ圧カバー５を注射
簡叉持部材６と連結するためのものである。

注射筒支持部材６は、注射＠１．１を相互に一定の間隔
を有して並列に固定するためのもので。

ＨＸ体１ａ＋　ｌａを嵌め込むための断面半円形長尺凹
部６ａ＋６ａと、長尺凹部６ａと６ｍとをつなぐ連接部
６ｂと、この連接部６ｂの中心にて、長軸をこ沿って♀
設された係合孔６Ｃとを有する。

支持部材６の基部に、注射＠　１．１に着脱するた長さ
は、注射νｌの長さに合わせて適宜法められる。また、
長尺凹ｓ６ａ、６ａの径は注射筒１、１の筒体１ａｔ１
ａＯ）径と同じとしてもよいが、それよりやや小さめと
し、注射筒１．１　ｍ！密着収納して良好に固定しうる
ようにしてもよい、注射筒支持部材６の材質は特に限定
されないが、プラス千ツク設とするのが好オしい、注射
筒支持部材６を用いることにより、注射１１１はそれぞ
れ一定の間隔を有して安定な状捗で保持されることかで
を、二液同時押出し操作のＷ賽性が向上する。

上ｔ′構成の各部材を用いて二液混合投与用注射器を組
立てるには、まず、支持部材６の長尺凹部６ａｅ　６ａ
に注射筒体１１１ａを押圧固定する、注射筒体ｔａｅｌ
ａには予約、押圧部材４４をそれぞれ取付けて２く彎注
射ｓ１，１は、筒体１ａ＋１ａの基端部の７→ンジｌｃ
＊ｌｃにより軸方向の動きが規制された状謔で、支持部
材６．６の凹部６　ａｓ　６　ａ　Ｋ腎着収納される。

この注射筒Ｌｌの先端１ｂ、ｌｂに注射部結合部材２、
注射針３を順次接続する。、Ｆａ一部材４４の押圧板４
ａａ　４ａを、それぞれ筒体１ａｓｌａＯ）最先端に位
置させて？き、この状紗で針３を薬液中に入れ、一方の
注射筒１の花部４Ｃを引いて、筒体１ａ内部に薬液を吸
引する。薬液を所定量収容した後、別の薬液中に針３を
入れ、他方の注射筒ｌの花部４Ｃを引いて部体りａ内部
に薬液を吸引する。注射＃　１．１にそれぞれ等量ずつ
薬液を収容した後、花部４ｃ＊　４ｃに押圧カバー５を
取付ける。このと−１ｒ、同時に抑圧カバー５の係止棒
５ｄを注射筒支持部材６の伊合孔６Ｃに挿入併合させ１
両部材を連結する― 上記のように絹文てられた注射器を甲いて薬液を混合投
与するには、抑圧カバー５を前方筈押すと、Ｐ圧カバー
５の切欠溝５ｂ内部に保合シティる把ｌｆｔ’　４　Ｃ
＃　４　Ｃが押され、？結１ｉ４ｂ、４ｂを介して押圧
基＆４ａｓ４ａが注射ｆｌｌｉＬｌ内部を炉進する。こ
の力を受Ｈて内部の薬液が前方へ押し出され、それぞれ
結合部材２の通路２ｂ、　２ｂを通って空間部２Ｃで混
合される。混合薬液は。

さらに押出され、注射針３から患者の局部に注射される
ー 十Ｐ注射器に２いては、注射１ｆＬ１に収容された異な
った薬液を投与直前に混合し注射することができるので
、相互に反応して沈殿物を生じやすい薬液でも同時注射
が可能となり１丈た。

注射ｆｌＬ１が支持部材６により相互に安定した状紗で
並列に組付けられているので、掃作の安定化がはかられ
る。患者に対し二度にわたり注射てる手間が省け、患者
の苦痛も減ら丁ことができる。このほか、上【構成の注
射器は、押圧カバー５を取り付けであるので、注射部Ｌ
１＄ｃ収容された薬液を均等な力で押出すことがでを、
薬液の空間部２ｃに２ける混入を等量ずつ行なうことが
できる。また、注射筒支持部材６と押圧カバー５とが連
結されているため、この抑圧操作がより一層安定する。

また、注射ｆ！’ｉｌ及び注射針３は、従来から汎用さ
れているものを使用することができる。

上Ｉｎ２図及び第２図に示す注射器は、同寸法の注射筒
を用いているが、注射筒をそれぞれ異なった径のものと
することもできる。この場合には、各注射筒の寸法形状
に合わせて、注射筒結合部材、押圧部材、押圧カバー、
支持部材郷の寸法を適宜変更することができる、また％
ＩＩＩ図に示すように、注射筒結合部材２と注射筒支持
部材６とを一体的に連結したものを用いてもよい、この
ように丁れば、各部材間の接合がより一層密接になり、
装置自体の安定化がはかられる。

上１ニ液混合投与用注射器は１通常配合禁忌さされてい
る１例えば感冒片の抗生物質とビタミン剤または解熱剤
亡の同時投与１局所麻酔剤とその作用持続剤との同時投
与、高張な薬液と体液亡等張な、例えば生理食塩水の同
時投与等に適甲するこ亡が可能である。このほか５組織
接着止血剤としてフィブリントトロンビントヲ混合投与
する場合にも使用できる。この場合にＬＪ、注射針を使
用せず止血すべき組織へ混合した薬剤を結合部材出口か
ら押出し豐布するようにしてもよい・ さらに１本発明の装置は、上述の医薬分野φこ必らず二
液型エホ土シ樹脂系接着剤を普石する場合にも使用可能
である。この場合には、主剤及び硬化剤をそれぞれ別個
の筒体に収納した後、残りの構成部材を適宜組付け５所
望の部位に同時押出しｔ布する。このような用途に対し
ては注射針のような部材は必要ではない、場合によって
は、結合部材を取外し、２つの注射筒からそねぞれ二液
を同時に押出すようにしてもよい。

また、施用部位に応じて適宜細長い筒状アタ″７千メン
トを各筒体先端にそれぞれ取り付けるこ古もできる。

本発明装置は、十Ｐのように二液混合供給用に使用する
以外に、一方の注射筒で余分の液分を吸引除去し、その
後、他方の注射筒に充てんした薬液を注射するという使
用もできる８例えば関節炎の治療では、患部に１′Ｘの
注射器を刺して関節に溜まった関節液を吸引して抜き取
った後、針を患部にさしたまま注射筒を取り変え。

治療薬液を注射してい１こ・ 本発明装置を用いれば、一方の注射筒にステロイド剤、
抗生物質等の薬液を収容して２２８、他方の注射筒は空
にして、抑圧板を注射筒先端位置まで前進させて２く、
この状態で注射針を患部に穿して、空の注射筒の抑圧板
を後退させると、筒体内部は減圧になり貯留液は空の注
射筒へ引き抜かれる。貯留液を抜いた後、薬液を収容し
た注射筒の抑圧板を前進させ、患部へ薬液を注入する。

このようにすれば、関節炎の治療をすばやくしかも？Ｉ
Ｉｌ遂に行なうことが７きる。

本発明の注射器を十１のように使用する場合には、Ｊｌ
ｌ刃カバー取り付Ｈる必要はな（、摺部を交互に操作す
ることにより筒体内部の抑圧板を後退・葡進させればよ
い。

夏発明装ｆは１％にその用途が限定されず。

歯科及び外科領域に８ける消毒、創傷面治療剤を用いた
通常の治療に広く適用可能である。

才た。医薬分野以外の用途も椎々考えられ。

その利用価値は非常に大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の二液混合供給用の注射器の一例を示す
分解平面図、 第２図はその分解斜視■、 論３図は本発明の要部拡大斜視図、 第４図は結合部材と支持部材を一体化した例を示す平面
図。 を表わす。 図中、１・・・注射筒、　　１ｍ・・・簡１体。 ２・・・注射筒結合部材、　　３・・・注射針、４−・
−押圧部材、　４ａ・−・押圧榛、　４ｃ・・・摺部、
５・・・押圧カバー、　５ｂ・・・切欠溝、　　５ｃ・
・・切欠穴、６・・・注射筒支持部材、　６ａ・・・長
尺凹部、６ｂ・・・連接部 （ほか１名）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 各筒体内部に摺動自在に装着されたピストンと該ピスト
   ンに連結し該ピストンを筒体内部にて＊遵・後退させる
   ピストン作動棒とを備えた複数個の筒体と。 前ｒ各筒体の外形に沿−）た断面形状を有する長尺凹部
   と各凹部を連接する連接部とからなる筒体支持部材と、 により構成される多筒式液体供給装置・