JPH10192284A - フイブリンのグルーを運搬するための方法及び装置 - Google Patents
フイブリンのグルーを運搬するための方法及び装置Info
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Abstract
めにフィブリノーゲンの溶液を活性化し、そして添加す
るための方法及び装置の提供。 【解決手段】 重合可能なフィブリンの溶液を生じる条
件下で、固定したトロンビンとフィブリノーゲンの溶液
を接触させ、そして、その溶液を適切な部位へ運搬する
ことを含んでなる方法。フィブリノーゲンの溶液のため
の区画を有するハウジング、固定したトロンビンのため
の容器、重合可能なフィブリンへのフィブリノーゲンの
活性化を可能にする条件下で固定したトロンビンとフィ
ブリノーゲンの溶液を接触させるための手段及び所望の
部位へ活性化した溶液を運搬するための手段を含んでな
る装置。
Description
ルーまたはフィブリンシール剤としても知られているフ
ィブリングルーに関する。より具体的には、本発明は、
フィブリノーゲンを含んでいる溶液をトロンビンと接触
させ、ある部位へその溶液を運搬する前に重合可能なフ
ィブリンを形成する運搬系に関する。
いる。例えば、Ferryへの米国特許第2,533,
004号は、フィブリンクロットを形成するための、ト
ロンビン溶液と合わせた異なる濃度のフィブリノーゲン
溶液の使用を示す。
α−トロンビン及びフィブリノーゲンに加えて、ヒト血
漿から精製した場合にフィブリノーゲンと共に精製する
少量の因子XIIIを含む可能性がある。トロンビンの存在
下で、可溶性のフィブリノーゲンは、不溶性マトリック
スに自己重合する不溶性フィブリンに転化される。トロ
ンビンはまた、因子XIIIを因子XIIIaに転化する。後者
は、フィブリンマトリックスを架橋して、組織グルーま
たはフィブリングルーの有効性に寄与する高度に架橋し
たポリマーを生じる。グルー調製物は、出血の確かな停
止を可能にし、損傷または組織表面の十分な接着能力を
生み出し、接着させた部位またはふさがれた損傷の強く
引っ張られる能力を与え、そして、創傷治癒の間の組織
グルーの完全な吸収能を与える。フィブリングルーは、
出血の制御(止血)のため、縫合糸または傷クリップの
添加物または代わりのため、皮膚移植片を接着させるた
め、穿刺損傷をふさぐため、カテーテルをふさぎそして
接着させるため、そして薬剤運搬の発着所(デポット)
としての使用のためさえにも用いられている。
実際の使用時までこれらの2つのタンパク質を安定化
し、そして完全に分離するように調整されなければなら
ない。α−トロンビンは、活性化されたプロテアーゼで
あるので、溶液中で安定に保存することは特に困難であ
る。Schwartz等への米国特許第4,298,5
98号及び第4,377,572号、並びにSeeli
chへの第4,909,251号は、フィブリングルー
調製物の組成の例を示す。
剤は、二本の注射器に包装されたα−トロンビン及びフ
ィブリノーゲンの分離した凍結または凍結乾燥調製物を
含む。これらの凍結調整物は、製品の二つの成分が凍結
状態で保存され、そして輸送されることを必要とする。
最後に、現在のフィブリングルーを調合するために用い
られる二本の注射器は、通常の注射器よりいくぶんかさ
ばり、扱うのが困難であり、そして使いにくいと感じる
かもしれない。
開示されている。例えば、Redlへの米国特許第4,
359,049号は、多数の注射器本体及び単一の針の
付いた連結先端部を含む注射器型の装置を開示する。
米国特許第4,974,368号において開示された。
この塗薬用具は、一緒にまたは別個に作動することので
きる一対の注射器管、これらの注射器を互いに平行に保
持する部材、及び治療部位へのフィブリングルーの成分
の別個の運搬を可能にする2つの針の組み立て部品を含
む。
成分の相対的な量を変える筒が付いた注射器を用いる。
もう一つの注射器より2ないし9倍大きい面積を有する
一つの注射器の断面を示すEiblへの米国特許第4,
735,616号を参照。
されている。例えば、一つの出願において、フィブリノ
ーゲン及びプロトロンビンの混合物が単一の注射器中に
含まれ、そして損傷部位で内因性の因子Xaの作用によ
り血餅形成が起こる。フィブリノーゲンと一緒の光で元
へ戻せる阻害されたトロンビンに関する特許(両方とも
McNallyへの米国特許第5,219,328号及
び第5,318,524号;PCT/U.S.91/0
0003)も参照。
d Hemostasis Meetingで、単一の
注射器のグルーとして予見されることのできる新規なフ
ィブリンモノマー調製物の2件の報告(アブストラクト
番号2150及び2174)があった。可溶性フィブリ
ンモノマーを形成するためにバトロキソビン(Batr
oxobin)がトロンビンの代わりに用いられ、そし
て次に、バトロキソビンがアフィニティークロマトグラ
フィーにより除かれた。しかしながら、バトロキソビン
は、トロンビンと対照的に、フィブリノーゲンからフィ
ブリノペプチドAのみを切断し、フィブリノーゲンから
フィブリノペプチドBを切断したり、因子XIIIを活性化
したりしない。
666号は、トリプシンによりプロトロンビンを活性化
する方法を開示し、その中で、プロトロンビンは、水に
不溶性の担体上に固定されたトリプシンで処理され、そ
して次に、活性化後、固定されたトリプシンから分離さ
れる。
搬系を設計することにおける主要な要求は、フィブリン
グルーの使用時まで、フィブリノーゲンの溶液を活性化
プロテアーゼ、最も好ましくはα−トロンビンから完全
に分離する必要性である。フィブリノーゲン及びトロン
ビンの溶液で、フィブリングルーは、グルー生成の適切
な時までフィブリノーゲンをその活性化プロテアーゼか
ら効果的に分離する二本の注射器系を用いることによっ
てのみ、制御されたように生成されることができる。
ゲンを活性化し、そして重合可能なフィブリンの活性化
溶液を単一の注射器で運搬できるようにするために注射
器の先端部へ取り付けるためのカートリッジのような固
定されたプロテアーゼを有する容器の使用を誰もこれま
で提案していない。
ブリンの活性化溶液を生じる条件下でフィブリノーゲン
の溶液を(好ましくは、因子XIIIと共に)固定されたト
ロンビンの調製物と接触させ、そして次に、可溶性フィ
ブリンを損傷部位のような適切な部位に適用する工程を
含んでなる方法を含む。固定されたトロンビンは、フィ
ブリノーゲンをフィブリンに切断し、そして(存在する
場合)因子XIIIをタンパク質分解して活性化し、従っ
て、フィブリングルーが液体の形態で適用部位へ運搬さ
れることを可能にし、そしてそこでフィブリンモノマー
の重合及びそれに続く架橋が、適時に適切な組織グルー
を生成する。
ためにフィブリングルーの成分を一緒にするための器具
または装置を含んでなる。我々の発明は、単一の注射器
のような器具または装置からフィブリングルーを運搬す
るための方法を提供することに特に適する。一本の注射
器の運搬系は、損傷部位へフィブリングルーを添加する
ために、よりかさばる二本の注射器の系より都合よく用
いられることができる。
ResearchLabs(South Bend、
IN)から購入された。SP−Sepharose
(商標)FastFlow(商標)陽イオン交換樹脂
は、Pharmacia(Piscataway、N
J)から購入された。PolyPrep(商標)カラム
及びニトロセルロースは、Bio−Rad(Hercu
les、CA)から購入された。界面活性剤を含まない
酢酸セルロース(SFCA)注射器先端フィルター、2
5mm、0.2μmは、Nalgene(商標)(Ro
chester、NY)から購入された。ツベルクリン
注射器は、Becton Dickenson(Fra
nklin Lakes、NJ)から購入された。Ac
ti−Disk(商標)50グルタルアルデヒド(GT
A)膜カートリッジは、Whatman(Hillsb
oro、OR)から購入された。全ての他の化学薬品
は、試薬等級またはそれ以上であった。
的固定化 50mm GTA膜が、α−トロンビンの共有結合的接
着のために調製された。この膜は、水で洗浄され、そし
て10mMクエン酸ナトリウム、pH 7.2で平衡化
された。25mMクエン酸ナトリウム、100mM N
aCl、0.05% PEG、pH 6.5中の53,4
18ユニット(1709ユニット/ml;560μg/
ml)のα−トロンビンを室温で1.5時間1.8ml
/分でGTAカートリッジを通して再循環するために、
ペリスタ(peristaltic)ポンプが用いられ
た。架橋及び洗浄の前後にA280により測定されたよう
に、添加されたα−トロンビンの64%が、膜に共有結
合的に架橋された。これは、(100%の活性を仮定す
ると)34,187ユニットの活性を有する11.2m
gのトロンビンを示す。遊離した膜の結合部位は、1M
トリス、pH7.8、続いて1Mエタノールアミン、p
H7.8でブロックされた。これらの両方は、室温で
1.8ml/分で1時間再循環された。
tFlow(商標)陽イオン交換樹脂上へのトロンビン
の吸着 α−トロンビン(3055ユニット)が、カラム形態の
5mlの陽イオン交換クロマトグラフィー樹脂、SP−
Sepharose(商標)FastFlow(商標)
に吸着された。樹脂は、トロンビンの吸着前に10ml
の50mMリン酸ナトリウム、pH7.8で平衡化され
た。α−トロンビンが、10mlのPolyPrep
(商標)カラム中の樹脂に加えられ、そして室温で10
分間結合させられた。10カラム容量の50mMリン酸
ナトリウム、pH7.8で樹脂が洗浄された。
d)が、1256ユニットに等しい411μgのα−ト
ロンビン(Enzyme ResearchLabs)
の溶液中に置かれ、室温で20分間振盪された。このニ
トロセルロースは、結合しなかったトロンビンを除くた
めに、室温で200mlのPBS(100mMリン酸ナ
トリウム、150mM NaCl pH 7.4)中で、
各2分、3回洗浄された。
理解されることができる。図1は、好ましくはFXIII
分子も含む水溶液中のフィブリノーゲン分子22aが、
(フィブリノーゲン分子22aからフィブリノペプチド
を切断できる)生物学的に活性のある形態で共有結合し
たトロンビン分子を含む固定化マトリックス27を、ど
のようにして移動またはこれと接触するかを非常に概略
的に示す。固定化マトリックス27に結合したトロンビ
ンを通過またはこれと接触後、フィブリノペプチドがフ
ィブリノーゲン22aから切断され、重合可能なフィブ
リン分子を生じる。次に、活性化されたFXIII(FXI
IIa)が、重合しているフィブリンに架橋を導入する。
成する水に不溶性の担体物質に吸着されることを除い
て、図1と同じ概略的な流れを示す。このよりゆるい結
合は、(存在する場合)次のFXIIIの活性化のために
トロンビン分子の少なくともいくらかがフィブリン分子
と共に運ばれることを可能にする。
いられる注射器様装置を示す。図3は、注射器本体1
7、並びに親指で押す平板15及びフィブリノーゲン2
2の溶液を含む液体室21上に位置するプランジャ先端
部19の付いた注射器プランジャ13からなる単一の筒
形注射器11を含んでなる。注射器11は、流入口31
(示されない)、流出口33、及び保持スクリーン29
を有するカートリッジ25に(例えば、固定可能な摩擦
またはLuerLock(商標)型装着、示されない、
により)連結可能な流出口23のより下の末端で終わ
る。カートリッジ25内には、図1及び2において示さ
れたようなマトリックス及び固定されたトロンビンがあ
る。カートリッジ25内に保持された固定化トロンビン
は、樹脂ビーズ、多孔性ガラス粒子、タンパク質の固定
化に適用されるディスク、ニトロセルロース粒子または
ディスクなどのような様々なよく知られた担体上にある
ことができると理解されることができる。主要な要求
は、親指の圧力が親指平板15にかけられた時に、プラ
ンジャ先端部19がフィブリノーゲン溶液22を注射器
11から押し出すと、フィブリノーゲン溶液22がカー
トリッジ25を通って流れることができ、そしてその流
れが、固定されたトロンビンとフィブリノーゲンの即座
の接触を可能にする条件下でなければならないというこ
とである。
我々は、市販されているActi−Disk(商標)カ
ートリッジを用い、その現在あるカートリッジ系にトロ
ンビンを固定した。他の2つの実施例において、我々
は、市販のフィルターカートリッジの中に固定したトロ
ンビンマトリックスを導入した。カートリッジ25に対
する主要な要求は、注射器の流出末端に付けることがで
き、そしてフィブリノーゲン溶液22がそれを通過する
時に、固定したトロンビンの固定化担体物質を保持する
ことができるということである。また、図1及び2、並
びに以下の実施例において示されるように、トロンビン
は、共有結合または非共有結合により固定されることが
できる。
スに結合した安定な固定化調製物として調整されること
ができる。本発明の一つの態様において、固定されたト
ロンビンは、標準的な注射器のLuerLock(商
標)先端部に動かないように付けられることのできる小
型で取り換え可能なカートリッジ中に含まれる。フィブ
リノーゲンは、安定な溶液として、好ましくは、Lue
rLock(商標)先端部を有する注射器中に調整及び
供給され、そして安定性を保証するために凍結されるこ
とができる。使用時に、フィブリノーゲン溶液は、その
注射器中、環境温度まで暖められ、固定されたα−トロ
ンビンのカートリッジがその注射器の流出先端部に付け
られ、そして損傷部位へのフィブリングルーの運搬のた
めにα−トロンビン含有カートリッジを通してフィブリ
ノーゲン溶液が注射器から押し出される。α−トロンビ
ン含有カートリッジの断続した使用がフィブリンクロッ
トで流出口をふさぐことを生じた場合、注射器筒中に含
まれた残りのフィブリノーゲン溶液を用いてフィブリン
グルーを続けて添加することを可能にするために、ふさ
がれたカートリッジは、新しいカートリッジにより簡単
に取り換えられることができる。この設計は、フィブリ
ングルー注射器の調製時間を最小限にし、単一の注射器
からのフィブリングルーの運搬を可能にし、従って、普
通の大きさ及び感触の小型の注射器塗薬用具を使用者
(例えば、外科医)に提供する。さらなる利点として、
この独特な製品設計は、アプロチニンのようなプロテア
ーゼインヒビターを伴う調整を必要としない。
するために用いられるα−トロンビンプロテアーゼは、
適当な固体担体に共有結合または非共有結合のいずれか
で固定されることができ、あるいは、透過性のある区画
内に含まれるCLEC(商標)(Cross−Link
ed Enzyme Crystals)の形態である
ことができる。プロテアーゼは、十分な生物学的活性を
保持しながら、様々な形状(例えば、ビーズ、膜、フィ
ルターなど)及び組成(例えば、ガラス、ニトロセルロ
ースまたは他のセルロース材料、ポリスチレン、ポリプ
ロピレン、ポリヒドロキシル化したメタクリル酸塩、架
橋したアガロース、デキストランなど)の固体担体に共
有結合的に固定されることができると考えられる。プロ
テアーゼが共有結合的に固定される場合、プロテアーゼ
はその固体の水に不溶性の担体上に完全に保持され、フ
ィブリングルーが添加される時に損傷部位へ押し出され
ない。
ーゼ及びその担体間の化学的または物理的引力に基づい
て、固体担体に非共有結合的に固定されることもでき
る。これらの引力は、相補的な分子構造の性質のもの
(例えば、抗体−抗原相互作用、金属イオン結合、ホウ
素化樹脂もしくは固定化レクチンへの糖質の結合、また
はアフィニティークロマトグラフィーの他の型)あるい
は表面の物理的特性(例えば、疎水性、電荷、水素結合
など)に基づく吸着であることができる。
接着する場合、担体に結合したプロテアーゼ上へフィブ
リノーゲン溶液を通す間に、プロテアーゼが、その担体
に結合したままであるか、または部分的もしくは完全に
遊離されるかのいずれかである条件が考案されることが
できる。いくつかの用途に対しては、得られるシール剤
の質を最適化するために、カートリッジの先端部から損
傷部位へプロテアーゼ及びフィブリン/フィブリノーゲ
ンを共に押し出すことができることが好ましいかもしれ
ない。
的及び非共有結合的に固定された活性化プロテアーゼの
組み合わせを含むことができる。活性化プロテアーゼが
その固体担体に共有結合または非共有結合されるかどう
かにかかわらず、フィブリノーゲンのフィブリンへの活
性化の度合いは、担体上に存在する生物学的に活性のあ
る酵素触媒部位の量を変えることにより制御されること
ができる。
リノーゲンのフィブリンへの切断 固定された(結合した)トロンビンを含んでいるAct
i−Disk(商標)カートリッジを上記のように調製
した。次に、膜を室温で2.5ml/分で10分間水で
洗浄し、そして20mMリン酸ナトリウム pH 7.8
で平衡化した。陰性コントロールとして、この平衡化溶
液の200μlを10mg/mlで300μlフィブリ
ノーゲンと混合した。何の凝固も観察されなかった。
NaCl、pH 7.8中のフィブリノーゲンの10m
g/ml溶液を、700μl/分でActi−Disk
R(商標)カートリッジを通して流した。流出物質を集
めた。約3mlの溶液をカートリッジに通過させた(2
ml及び1ml画分として集められた)。両画分とも2
分以内に凝固した。これらの実験は、トロンビンを共有
結合的に接着した膜を通過しながらフィブリノーゲンが
フィブリンに切断され、その結果、膜カートリッジの外
部でのフィブリンの重合をもたらすことを示す。
(商標)陽イオン交換樹脂に吸着したトロンビンによる
可溶性フィブリノーゲンのフィブリンへの切断 トロンビンを記述したようにSP Sepharose
(商標)樹脂上に固定した(材料及び方法を参照)。ト
ロンビンを吸着した樹脂(100μl)、続いて100
μlの50mMリン酸ナトリウム pH7.8を、0.
2μm SFCA注射器先端フィルターにピペットで移
した。100mMリン酸ナトリウム pH7.8中10
mg/mlのフィブリノーゲンの1mlサンプルを、1
ccのツベルクリン注射器中に添加した。フィブリノー
ゲン溶液のイオン強度は、この溶液が陽イオン樹脂と接
触した時にトロンビンが溶出されるようにであった。
ゲンを流した時、注射器及びフィルターカートリッジか
ら出る物質は、フィブリノーゲン/フィイブリン及びト
ロンビンの混合物を含み、約30秒のうちにフィブリン
クロットの形成を生じた。吸着したトロンビンを含まな
い陰性コントロールの樹脂は、同じ実験条件下でフィブ
リノーゲン溶液を凝固できないことを示した。フィブリ
ノーゲンのより希釈された(1mg/ml)溶液をトロ
ンビンが吸着した陽イオン樹脂の第二のアリコートを通
過させると、45秒の凝固時間及びより弱く見えるクロ
ットを生じた。注射器先端部のフィルターカートリッジ
の中へ添加するトロンビンを吸着した陽イオン樹脂の量
を減少すると(10μl)、フィブリノーゲンの10m
g/ml溶液を上と同じイオン強度で通過させた時に1
分の凝固時間をもたらした。
交換樹脂に非共有結合的に吸着された場合にフィブリノ
ーゲンを切断でき、その結果、フィブリングルーまたは
クロット形成を生じることを示す。さらに、フィブリノ
ーゲン及び/またはトロンビンの量を変えることによ
り、クロット形成の強さ及び時間を変えることができ
る。異なった凝固特性は、異なる用途のために有用であ
るかもしれない。
性フィブリノーゲンのフィブリンへの切断 膜表面上に固定されたトロンビンを有するニトロセルロ
ース膜を上記のように調製した。このニトロセルロース
を切って開けられた25mm使い捨てフィルターカート
リッジ内部に置き、Parafilm(商標)実験用フ
ィルムで閉じた。トロンビンが膜から洗浄して除かれる
かどうかを試験するために、1mlの水をカートリッジ
に通し、20mg/mlで500μlのフィブリノーゲ
ン中に集めた。カートリッジを出た物質は、5秒以内に
フィブリノーゲンを凝固した。上記のことを水の1ml
アリコートでもう4回繰り返し、それぞれ20秒、45
秒、2分、及び5分の凝固時間をもたらした。
0mg/ml(5mMクエン酸ナトリウム、2.5mM
CaCl2、pH 7.8)でカートリッジを通過さ
せ、14の別個の画分(1滴/画分)を集めた。最初の
3つの画分は凝固せず、これらは、カートリッジ中の水
のホールドアップ容積のためにおそらくほとんどフィブ
リノーゲンを含まなかった。画分#4は、おそらくホー
ルドアップ容積の水による希釈の結果減少したフィブリ
ノーゲン濃度のために、部分的または弱いクロッを含ん
だ。画分5から14は、1.5分後に同程度に強いクロ
ット形成を有するように見えた。
に、むしろニトロセルロースを含んでいるカートリッジ
に5mlの水を通して上の実験を繰り返した。また、フ
ィブリノーゲンの10mg/ml溶液1mlをカートリ
ッジに通し、18秒のうちにクロット形成を生じた。こ
れらの実験は、ニトロセルロースに吸着したトロンビン
がフィブリノーゲンをフィブリンに切断することがで
き、その結果、クロット形成を生じることを示す。
ー)をもたらすフィブリンモノマーにタンパク質分解に
より切断されなければならない。得られたフィブリング
ルーの安定性及び強度は、(因子XIIIaとして知られ
ている)活性化された因子XIIIにより触媒されるフィ
ブリン鎖の架橋により増大される。これらの実施例は、
フィブリノーゲン及び因子XIIIの両方が、注射器から
押し出されながら固定されたα−トロンビンに一時的に
さらされると、そのプロテアーゼにより切断され、その
結果として活性化されることができる様々な方法を示
す。本質的に同様の結果に達するために、同等の方法を
用いることができる。
治療反応を触媒するために固定化酵素系が用いられるこ
とのできる他の系における用途を有すると考えられる。
例えば、血栓溶解のためのプラスミンの投与、または止
血のための活性化凝固因子(例えば、因子IIa、Va、
VIIa、VIIIa、IXa、Xa、XIa、XIIa、XIIIa)
の投与、または抗凝血のための活性化プロテインCの投
与は、本発明の応用から利益を得ることができる。
図され、そして変形が当該技術分野において熟練したも
のに見いだされると考えられる。従って、本発明の範囲
が以下の請求項によってのみ制限されなければならない
ことが意図される。
りである。
の区画を有するハウジング、 b)重合可能なフィブリンの活性化溶液を生じるフィブ
リノーゲンの活性化を可能にする条件下で、固定したト
ロンビンとフィブリノーゲンの溶液を接触させるための
手段、及び、 c)所望の部位に、その部位で重合されたフィブリンを
生じる条件下で、その活性化溶液を運搬するための手
段、を含んでなる、所望の部位へ重合可能なフィブリン
の活性化溶液を適用するための装置。
子XIIIを含む上記1の装置。
ことによりトロンビンが固定される上記1の装置。
料、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリヒドロキシル
化したメタクリル酸塩、架橋したアガロース、及びデキ
ストランから選択された物質を含んでなる上記3の装
置。
ることによりトロンビンが固定される上記1の装置。
料、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリヒドロキシル
化したメタクリル酸塩、架橋したアガロース、及びデキ
ストランから選択された物質を含んでなる上記5の装
置。
の組み合わせを介して固体担体に接着されることにより
トロンビンが固定される上記1の装置。
及びその区画に連結した先端部の付いた筒を有する注射
器様装置、 b)その筒の先端部に付着可能な流入口、流出口、並び
に流入口及び流出口で内部空間の流れを定める中間にあ
るハウジングを有するカートリッジ、並びに、 c)カートリッジハウジングの内部空間内に含まれる、
担体上に固定されたトロンビンを有する水に不溶性の担
体、を含んでなる、適切な部位へ重合可能なフィブリン
の活性化溶液を添加するための装置。
物学的に活性のあるトロンビンを含んでなる組成物。
体上に固定される上記9の組成物。
担体上に固定される上記9の組成物。 12. トロンビンが共有結合及び非共有結合の組み合
わせを介して担体上に固定される上記9の組成物。 13. a)重合可能なフィブリンの活性化溶液を生じ
る条件下で、固定したトロンビンとフィブリノーゲンの
溶液を接触させ、そして、 b)適切な部位へ、その部位で重合したフィブリンを生
じる条件下でその活性化溶液を運搬する、ことを含んで
なる、適切な部位へ重合可能なフィブリンの活性化溶液
を添加するための方法。
因子XIIIを含む上記13の方法。
ることよりトロンビンが固定される上記13の方法。
材料、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリヒドロキシ
ル化したメタクリル酸塩、架橋したアガロース、及びデ
キストランから選択された物質を含んでなる上記15の
方法。
れることによりトロンビンが固定される上記13の方
法。
材料、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリヒドロキシ
ル化したメタクリル酸塩、架橋したアガロース、及びデ
キストランから選択された物質を含んでなる上記17の
方法。
わせを介して固体担体に接着されることによりトロンビ
ンが固定される上記13の方法。
ン上へのフィブリノーゲンの通過を示す。
定され、それにより、マトリックスを通してフィブリノ
ーゲン分子を流す間にトロンビンの少なくともいくらか
が遊離されることを可能にすることを除いて、図1と同
様の工程を示す。
器様装置を示す。
Claims (5)
- 【請求項1】 a)フィブリノーゲンの溶液のための区
画を有するハウジング、 b)重合可能なフィブリンの活性化溶液を生じるフィブ
リノーゲンの活性化を可能にする条件下で、固定したト
ロンビンとフィブリノーゲンの溶液を接触させるための
手段、及び、 c)所望の部位に、その部位で重合されたフィブリンを
生じる条件下で、その活性化溶液を運搬するための手
段、を含んでなる、所望の部位へ重合可能なフィブリン
の活性化溶液を適用するための装置。 - 【請求項2】 フィブリノーゲンの溶液がさらに因子X
IIIを含む請求項1の装置。 - 【請求項3】 a)フィブリンの溶液のための区画及び
その区画に連結した先端部の付いた筒を有する注射器様
装置、 b)流入口、流出口及び中間ハウジングを有するカート
リッジであって、その筒の先端部に付着可能な流入口、
流出口、並びに流入口及び流出口で内部空間の流れを規
定する中間ハウジング、を有するカートリッジ、並び
に、 c)カートリッジのハウジングの内部空間内に含まれ
る、担体上に固定されたトロンビンを有する水に不溶性
の担体、を含んでなる、所望の部位へ重合可能なフィブ
リンの活性化溶液を適用するための装置。 - 【請求項4】 水に不溶性の担体上に固定された生物学
的に活性のあるトロンビンを含んでなる組成物。 - 【請求項5】 トロンビンが共有結合を介して担体上に
固定されている請求項4の組成物。
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