JPH0393799A - プロティンcの活性化法 - Google Patents

プロティンcの活性化法

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JPH0393799A
JPH0393799A JP2236921A JP23692190A JPH0393799A JP H0393799 A JPH0393799 A JP H0393799A JP 2236921 A JP2236921 A JP 2236921A JP 23692190 A JP23692190 A JP 23692190A JP H0393799 A JPH0393799 A JP H0393799A
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thrombin
immobilized
beads
factor
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JP2236921A
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Sau-Chi Betty Yan
サウ―チー・ベティー・ヤン
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Eli Lilly and Co
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Eli Lilly and Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプロテインCを活性化するための新規な方法に
関する。本発明方法は、プロテインCをチモーゲン(酵
素前駆体)から活性化プロテインCに変換するための簡
単かつ有効な手段を提供するものである。プロテインC
を活性化するための従来の方法は、プロテインCの不活
性なチモーゲンを、溶液中の高レベルのトロンビン、ま
たはトロンビンとトロンボモジュリン(thrombo
modulin)との混合物、または活性化するための
他の高価な酵素により処理することからなっていた。本
発明は、固定化トロンビンを使用してプロテインCを活
性化することにより、トロンボモジュリンを必要とする
ことなく、固定化トロンビン複合体から除去されて容易
に精製することのできる活性化プロテインC分子を得る
ための方法を提供するものである。
血液凝固調節におけるプロテインCの役割ビタミンK依
存性血漿タンパク質であるプロテインCは、ホメオスタ
シス(恒常性)の制御にとって生理学的に極めて重要な
ものである。プロテインCは、本明細書では形成期プロ
テインCと呼ぶ、不活性な分子として合成される。形成
期プロテインCは、以下でより詳細に説明するように、
複雑なプロセッシングを受けて多くの種々の不活性分子
を生じさせるものである。分泌された、不活性なプロテ
インCを、本明細書ではチモーゲンプロテインCと呼ぶ
ことにする。プロテインCの活性化は、トロンボモジュ
リンートロンビン複合体が関与する反応によって血液中
で起こる。活性化プロテインCは、そのコ,ファクター
であるプロテインSと共に、重要な生理学的意義を有す
る抗凝血物質である。活性化プロテインCは血管内の血
栓形成を予防することができ、また既に存在している血
餅の広がりを抑制することができる。活性型プロテイン
Cの作用機序および不活性なチモーゲンが活性プロテア
ーゼに活性化される機序は最近明らかにされた[概説と
しては、ガーディナー(J.E. Gardiner)
およびグリフィン(J, }I. Gr汀fin)のP
rogress in Hematology, 13
巻, 265−278頁,エルマー●ビー6ブラウン(
Elmer B.Brown)l,Grune and
 Stratton,  Inc. , 1983を参
照のこと]。
プロテインCの活性化にはトロンビン、凝固カスケード
における最終セリンプロテアーゼ、およびトロンボモジ
ュリンと呼ばれる内皮細胞膜一関連糖タンパク質が関連
している。トロンボモジュリンは、トロンビンと堅い、
化学量論的な複合体を形成する。トロンボモジュリンは
、トロンビンと複合体化した場合、トロンビンの機能性
を全体として変化させる。トロンビンは通常、フィブリ
ノーゲンを凝固させ(clot)、血小板を活性化し、
そして凝固コファクターである第Vおよび第■因子をそ
れぞれの活性型であるVaおよび■aに変換させる。そ
して最後にトロンビンは、プロテインCを活性化するが
、それは極めて遅く、非効率的である。これとは対照的
に、トロンボモジュリンと複合体化したトロンビンはフ
ィブリノーゲンを凝固させず、血小板を活性化せず、ま
たは凝固因子である第■因子および第■因子をそれぞれ
活性型の第Va因子および第■a因子に変換させないが
、プロテインCの非常に有効なアクチベーターになる。
トロンボモジュリンートロンビンによるプロテインCの
活性化の速度定数は、トロンビン単独の速度定数よりも
1.000倍高い。
活性化プロテインCがどのようにして血液凝固を低下調
節(down−regulate)するのかを理解する
ため、以下に凝血酵素系の簡単な説明を行う。凝血系は
、活性セリンブロテアーゼに至るチモーゲンの連続的な
活性化に関連した連鎖反応と見なされる。この連鎖反応
は、限定タンパク質分解反応を介して血漿フィブリノー
ゲンを不溶性ゲルのフィブリンに変換するトロンビン酵
素を結果として産生させる。凝固カスケードにおける2
つの重要な事象は、凝固因子IXaによる凝固因子Xか
らXaへの変換、および凝固因子Xaによるプロトロン
ビンからトロンビンへの変換である。これら両反応は共
に、細胞表面上、最も普通には血小板表面上で起こり、
そして両反応ともコファクター(補助因子)が必要であ
る。系中において主要なコファクターである第V因子お
よび第■因子は、比較的不活性な前駆体として循環して
いるが、トロンビンの最初の幾つかの分子が形成されれ
ば、トロンビンはループバック(loop back)
 L、限定タンパク質分解を介してそれらコファクター
を活性化する。活性化されたコファクターである第Va
因子および第■a因子はプロトロンビンのトロンビンヘ
の変換、および第X因子の第Xa因子への変換を約5ケ
タの大きさだけそれぞれ促進させる。活性化プロテイン
Cは、タンパク質分解的に崩壊するまで、不活性な凝固
因子の第Vおよび第■因子の活性型である凝固コファク
ター第Va因子および第■a因子に対して優先的に機能
し、それらを加水分解し、そして不可逆的に破壊する。
対照的に、凝固因子第■および第■因子は、活性化プロ
テインCに対して非常に僅かしか反応しない物質である
活性化プロテインCに対して重要なコファクターは、も
う1つのビタミンK依存性の血漿タンパク質、プロテイ
ンSである。プロテインSは、第Va因子および第■a
因子の活性化プロテインC介在性加水分解を25倍実質
的に増大させる。
治療物質としてのプロテインC プロテインCは、価値ある治療物質として認識されてい
る[たとえば、欧州特許公開第0215548号および
米国特許第4, 775, 624号を参照のことコ。
活性化プロテインCは、ヘパリンおよび経口用ヒドロキ
シクマリン型の抗凝血物質などの市販されている抗凝血
物質よりも広い治療指数を有している新規な抗血栓物質
である。凝固因子■の第Va因子への変換、および第■
因子の第■a因子への変換にはトロンビンが必要とされ
、これら2つのコファクターの活性型は活性化プロテイ
ンCにとって優先的な基質であるので、チモーゲンプロ
テインCまたは活性化プロテインCはいずれもトロンビ
ンが生成されるまで機能しない。さらに、チモーゲンプ
ロテインCが活性化されるには、トロンビンが必要であ
るが、その理由はトロンボモジュリンートロンビン複合
体が無ければ、プロテインCチモーゲンはその活性型に
変換されないからである。
活性化プロテインCは、コファクター第Vaおよび第■
a因子を不活化することによって機能するものであり、
したがって需要性のある抗凝血物質である。トロンビン
は第■および第■囚子をそれらの活性型である第Vaお
よび第■a因子に変換するのに必要であるので、プロテ
インCのみがトaンビンが生成された後に抗凝血物質と
して機能する。このような活性化プロテインCとは対照
的に、従来の抗凝血物質は患者に投与されている限りは
循環している間一定の抗凝血状態を維持するので、それ
により出血という合併症発現の危険性がプロテインCま
たは活性化プロテインC以上に実質的に増大される。し
たがって、活性化プロテインCは、ヘバリンおよびヒド
ロキシクマリン類に替わる薬物として広範に臨床応用さ
れ得る需要性ある抗凝血物質である。
遺伝的なプロテインC欠損症など、ある種の疾患症状で
は、プロテインCチモーゲンは治療学的に極めて重要で
ある。先天的なホモ接合性(homozygous)の
プロテインC欠損症では、罹患個体は、しばしば致死的
な散在性の血管内凝固という病態である、電撃性紫斑病
のため、幼少年期に死亡してしまう。ヘテロ接合性(h
eterozygous)のプロテインC欠損症では、
罹患個体は重篤な再発性血栓塞栓症に見舞われる。血友
病Bまたは第IK因子欠損症を処置するよう設計された
、不純物としてプロテインCを含有する血漿タンパク質
濃縮物は、ヘテロ接合性プロテインC欠損症における血
管内凝血の予防および処置に有用であることが臨床的に
十分確立されている。さらに、散在性の血管内凝血など
の血栓状態、ならびに重い外傷、重い手術および癌など
の、血栓にかかり易くなった疾病状態においては、プロ
テインCレベルが異常に低いことが知られている。
プロテインCのチモーゲン型は治療には非常に有用であ
るが、疾患の中には、プロテインCの活性型を患者に投
与することによって、より効率的に処置することができ
るものがある。たとえば、心筋梗塞または深部静脈血栓
(特に、下肢の手術後に発症したもの)などの疾患にお
いては、患者は、正常レベルのプロテインCチモーゲン
を有しているが、活性化プロテインCのレベルは血栓の
生成を予防し、または存在する血栓を除去し得る程には
十分なものでない。活性化プロテインCを十分な量だけ
生成することができないことは、トロンボモジュリンが
不適当なレベルであることにその原因がある場合がある
が、原因が何であろうとも、これらの疾患を有効に処置
するに必要なのは、活性化プロテインCの投与であって
、そのチモーゲンの投与ではない。本発明は、トロンビ
ン/トロンボモジュリン複合体ではなく、固定化トロン
ビンを使用し、プロテインCを活性化するための新規な
方法を提供するものである。
ヒトプロテインCの合成および活性化 形成期プロテインCは以下のように模式図的に表すこと
ができる: 1 ブレーブ0 4!143  LC  ll+?lI
IIII  KR  l@lIpoO  AP  !I
ll!11  AIIC  4111<−11c−> プレーブロー形戊期ヒトプロテインCの142のアミノ
酸残基は、プロテインCの分泌およびγ一カルボキシル
化の指令にとって重要であるシグナルペブチドおよびヒ
トプロテインCのブローペブチドをコードしている。
LC−1度翻訳後修飾を受けた形成期プロテインCの4
3−197アミノ酸残基は、2鎖のチモーゲン(以下に
記載するように、KRジペブチドの除去によりl鎖のチ
モーゲンから生成される)、およびプロテインCの活性
型の両方のL鎖(LC)を構成している。
KR一形成期ヒトプロテインCの198−199アミノ
酸残基である。これらの残基は、おそらく2工程反応、
すなわちまず開裂(197−198または199−20
0残基間のいずれか)され、次いでカルボキシペブチダ
ーゼまたはアミノペブチダーゼ作用を受ける反応によっ
て除去されると考えられ、それにより2鎖のプロテイン
Cが生成される。
AP一形成期プロテインCの200−2 1 1アミノ
酸残基は活性型ベプチドを構成しており、それはプロテ
インCのチモーゲン型から除去されて活性化プロテイン
Cが得られる。
AHC−翻訳後修飾を1度受けている、形成期プロテイ
ンCの2 1 2−4 6 1アミノ酸残基は、活性プ
ロテインCの活性化H鎖(AHC)を構成している。
HC−アミノ酸残基200−461のAPおよびAHC
を構成している、翻訳後修飾を1度受けたプロテインC
チモーゲンの2鎖形態のH鎖である。
ヒトプロテインCチモーゲンは、肝臓で合成され、血中
に存在するセリンブロテアーゼ前駆体である。プロテイ
ンCは、完全な生物学的活性を発現するために、ビタミ
ンKを要する翻訳後修飾を必要とする。限定タンパク質
分解によって、1鎖の前駆体から、成熟した2鎖のジス
ルフィド連結したプロテインCチモーゲンが生成される
。この限定タンパク質分解は、細胞内プロセッシング期
におけるl−42アミノ酸残基から構成されるプレープ
ロペブチドの開裂と除去、および形成期ポリペプチドの
細胞からの分泌、および198および199アミノ酸残
基の除去を包含していると考えられ、それによりチモー
ゲンに認められる2鎖が形成される。このチモーゲンの
活性セリンプロテアーゼへの活性化はARG−LEUペ
プチド結合(2l1および212残基)のタンパク質分
解的開裂を包含する。この後者の開裂により、2鎖チモ
ーゲン分子の比較的大きい(H)鎖のアミノ末端を構成
するドデカペブチド(200−211残基)が遊離され
る。プロテインCは有意にグリコシル化されている。す
なわち、その成熟酵素は〜23%の炭水化物を含有して
いる。プロテインCはさらに、γ一カルボキシグルタミ
ン酸およびβ−ヒドロキシアスパラギン酸(エリスロー
し−β−ヒドロキシアスパルテート)などの、普通でな
いアミノ酸を多く含有している。γ一カルボキシアスパ
ラギン酸(gla)は、補酔素としてビタミンKを必要
とする肝ミクロゾームのカルボキシラーゼによるγ−グ
ルタミルカルボキシル化によってグルタミン酸残基から
産生される。
ヒトプロテインCの活性化も、以下に記載するように、
模式図的に表すことができる。当業者であれば、この模
式図で示された工程の順序がインビボの経路を必ずしも
反映していないことは理解されよう。
プレーブトLC−KR−AP−AHC 形成期プロテインC LC−KR−AP一^HC  1鎖チモーゲンLC S−S 2鎖チモーゲン AHC−AP LC S−S  活性化プロテインC I ^HC 本発明は、固定化トロンビンを使用した、プロテインC
チモーゲンを活性化するための新規な方法を提供するも
のである。
本明細書に記載している本発明の説明のため、以下に用
語を定義する。
本明細書に記載しているタンパク質またはペプチド中に
おけるアミノ酸残基゛の略語は、以下のものを使用して
いる: 3文字略語   アミノ酸残基   l文字略語PHE
    フエニルアラニン   FLEU    ロイ
シン        LrLE    インロイシン 
     lMET    メチオニン      M
VAL   バリン       V SER   セリン       S PRO    ブロリン        PTHR  
  スレオニン      TALA    アラニン
       ATYR    チロシン      
  YH■S   ヒスチジン       HGLN
    グルタミン       QASN    ア
スパラギン      NLYS    リジン   
      KASP    アスパラギン酸    
DGLU    グルタミン酸      ECYS 
   システイン       CTRP    トリ
プトファン     WARG    アルギニン  
    RGLY    グリシン        G
Enhtたはエンハンサー−BKウイルスのエンハンサ
ー γ一カルボキシル化一グルタミン酸のγ一炭素にカルボ
キシ基を付加する反応。
γ一カルボキシル化夕冫パク質一幾つかのグルタミン酸
残基がγ一カルボキシル化を受けているタンパク質。
形成期タンパク質−mRNA転写物の翻訳の際に生成さ
れるポリペプチドであって、翻訳後修飾を受ける前のも
の。しかし、グルタミン酸残基のγ一カルボキシル化、
およびアスパラギン酸残−基のヒドロキシル化などの翻
訳後修飾は、タンパク質がmRNA転写物から完全に翻
訳される前に起こる場合がある。
プロテインC活性一タンパク質分解的、アミド分解的、
エステル分解的、および生物学的(抗凝血またはプロフ
ィプリン分解的な)な活性に関与するヒトプロテインC
の性質。タンパク質の抗凝血活性の試験方法は当業界周
知であり、グリンネル(Grinnel I)らのBi
otechnology 5:1189(1987)に
記載されている。
チモーゲン(酵素前駆体)一タンパク質分解酵素の酵素
学的に不活性な前駆体。本明細書で使用しているプロテ
インCチモーゲンとは、分泌された不活性型の1鎖また
は2鎖いずれかのプロテインCを意味する。
本発明は、プロテインCの新規な活性化法であって、 a)不活性プロテインCを固定化トロンビンと接触させ
、そして b)得られた活性化プロテインCを精製して固定化トa
冫ビンおよび他の夾M物を除去することを特徴とする方
法を提供するものである。
不活性なヒトプロテインCチモーゲンおよび不活性な形
成期ヒトプロテインCの生産方法はいくつか開示されて
いるが(欧州特許公開第215548号および米国特許
第4, 775, 624号を参照のこと)、この開示
事項には、固定化トロンビンを使用するプロテインCの
活性化法は記載されていない。従来法は、それに代わっ
て、産生されたプロテインCチモーゲンを、溶液中α−
トロンビン、トリプシン、ラッセルの毒ヘビの毒液(R
ussell’s viper venom)第X因子
アクチベーター、またはトロンビンおよびトロンボモジ
ュリンの混合物などの物質で処理することにより、活性
化プロテインCを得ていた。これらの活性化法はすべて
、活性化ヒトプロテインCの組換え的生産を非能率的に
し、汚染の危険性をもたらし、そしてなによりも高価で
ある。ある種の活性化反応は、活性型のペプチドのタン
パク質分解的開裂後にタンパク質分解反応が停止するよ
う、慎重にモニターしなければならず、そうしなければ
、産生される活性化プロテインCは開裂され、不活性型
に変換されてしまう。
さらに、α−トロンビンは溶液中に保持された場合、自
己消化を起こす傾向にあり、したがってα−トロンビン
を継続的に反応混合物に加えることが必須となる。固定
化トロンビンを使用する本発明のプロテインCの活性化
法は、トロンビンの自己消化の問題が回避され、トロン
ボモジコリンの必要性が排除された発明である。
本発明の方法は、組換えDNA技術によって生成される
ヒトプロテインCチモーゲンの活性化ばかりでなく、血
漿から単離される天然に存在しているヒトプロテインC
の活性化にも使用することができる。キシール(Kis
iel, w. )[J. Clin. Invest
,64 :761−769(1979)]は、血漿から
プロテインCを単離するためのこのような方法を開示し
ている。
さらに、本発明の方法は、バング(Bang)らの欧州
特許公開第EP−0−323 149に記載されている
ようなプロテインC誘導体を活性化することにも使用す
ることができる。また、新しいグリコシル化のパターン
を有する組換えヒトプロテインC分子も、本発明の新規
な固定化トロンビン法によって活性化することができる
一般に、本発明の方法は、トロンビンを樹脂支持体に固
定化することによって実施される。使用するトロンビン
の種類は多くの因子、特に経費および安全性によって左
右される。ヒト、ウマ、マウスまたはラノト由来のトロ
ンビンが市販されているが、ウシトロンビンが、ヒトウ
イルスの混入のおそれが少ないので、一般に好ましい。
α−トロンビン、β−トロンビンおよびδ−トロンビン
などの幾つかの種のトロンビンも入手することができ、
本発明にとって有用であるが、とりわけαトロンビンが
好ましい。
プロテインCの活性化に使用するトロンビンを固定化す
るには、多くの種々のタイプの固相支持体を使用するこ
とができるが、セファロースおよびアガロースが好まし
い支持体である。架橋剤としてN−ヒドロキシスクシン
イミド(NHS)エステルを使用したアガロースアフィ
ニティー支持体が最も好ましいものである。トロンビン
は、HEPESなどの非アミノ緩衝液中カラムに結合す
るエプシロンアミ/基であるリジン残基を含有している
。HEPES緩衝液はpH約7.6に調節し、トロンビ
ンの安定性を維持させ、リジン残基が十分に脱プロトン
化するようにする。上記エステル中に見いだされる炭素
原子が脱プロトン化リジンによって求核攻撃を受け、そ
れによりこのエステルがトロンビン上のりジン残基と置
換することができるのである。この反応は非常に温和で
あり、トロンビンの安定性は維持されたままである。
トロンビンが支持体と結合すれば、生成する固定化トロ
ンビンは適当な緩衝液と平衡化することができ、プロテ
インCを加えればそれを活性化することができる。固定
化トロンビンはバッチ反応としてプロテインCと接触さ
せるか、または固定化トロンビンを含有するカラムにプ
ロテインCを通過させればよい。プロテインCは1つの
長いカラムを通過させるか、または短いカラムに再循環
させればよく、反応過程における特定の時点で活性を検
定することができる。固定化トロンビンは溶液中トロン
ビン程容易に分解しないので、固定化トロンビン法は、
従来の可溶性トロンビン法よりも効率的である。固定化
トロンビンのカラムは再使用することができ、たいてい
は15回もの装填が可能である。トロンビン/トロンボ
モジュリン法で使用されるトaンボモジュリンは固定化
される支持体と共有結合されず、活性化プロテインCの
最終溶出物が汚染され易いので、固定化トロンビン法は
この従来の固定化トロンビン/トロンボモジ一リン法よ
りも効率的である。このような交差汚染は、固定化トロ
ンビンを単独で使用する場合には問題とならない(それ
は1/100万部以下である)。
活性化プロテインCの活性は種々の方法によってモニタ
ーすらことができるが、最も普通の方法は第Xa因子の
1工程凝固検定または活性化部分トロンボブラスチン時
間(APTT)凝固検定[両者とも、グリンネルらのB
iotechnology 5:1189−1192(
1987)に記載されている]である。活性化方法も1
988年lO月4日発行のバングらの米国特許第4,7
75, 624号に開示されている。
本発明の方法を実施する第1の工程は、ウシα−トロン
ビン約50mgを50mMHEPES緩衝液(pH7.
6)約25xQに溶解することである。
次いで、25JlQボトル容量のアフィゲル”(Aff
igel”) 1 0ビーズを非常に冷えた高度に精製
した水約500zeで洗浄する。ビーズから過剰の水を
排出させた後、得られた湿潤ビーズをトロンビン溶液に
加え、回転装置によって1〜2時間4゜Cにおいて穏や
かに混合する。アフィーゲル−10°M樹脂における未
反応の部位をブロックするため、1Mグリシン(pH8
.0)l OOtt(lヲ+(DtBKtに加え、4℃
においてl〜16時間回転させる。
トロンビンービーズ(T−ビーズ)を2つの50lQ容
量滅菌ポリスチレン管に分割し、半分の速度またはそれ
以下の速度で30〜60秒間遠心する。
その管を水上に置き、T−ビーズをl〜2分間沈殿させ
、次いで上清を取り出し、捨てる。T−ビーズ約12.
5112は各管中に入れたままにしておく。
20mM}リスーHCl2(pH7.4)、200mM
NaCff洗浄緩衝岐約35zI2を各管に加え、次い
でその管を穏やかに反転させてT−ビーズのすべてを再
懸濁させる。得られた管を前記と同様に遠心し、次いで
水上にて完全に沈澱させる。上清を取り出し、捨てる。
この洗浄操作をlO〜15回繰り返し、次いで最後の上
清のアミド分解活性を確認して非結合または浸出トロン
ビンを検出する。
5 0 4 nmにおける光学密度の変化がO. O 
O 2/分以下になったら、T−ビーズを使用のために
準備する。このODが高すぎる場合は、適切なレベルに
なるまで、洗浄操作を繰り返さなければならない。
上清が適切なレベルの純度を示したなら、遠心したT−
ビーズ1ml2当たり20IIIMトリ7!.−HCQ
pH7.4、200mM NaCC洗浄緩衝液3収を加
えてT−ビーズの25%懸濁液を調製する。
洗浄緩衝液中、4℃において滅菌状態を保持すれば、そ
のT−ビーズはより長期間保存することができる。
1.5zffポリプロピレン微小遠心管中、37℃、2
〜3時間、試験的に活性化することによって、得られた
T−ビーズ懸濁液のプロテインC活性化能について試験
する。プロテインCの機能活性は、グリンネルらのBi
otechnology 5:11139−1192(
1987)に記載されている抗凝固活性操作法、および
S一2238アミド分解操作の両者によって検定するこ
とができる。プロテインC固定化トロンビンを入れた微
小遠心管を30〜60分間隔で回転させ、プロテインC
の機能活性をプラトー状態にする。
以下に実施例を記載し、本発明をさらに詳細に説明する
実施例1 ウシα−トロンビンの固定化 パイロジェン不含の高度に精製されたウシトロンビン[
メイルス・ラボラトリーズ(Miles Labora
tor+es, Inc. lインディアナ46515
.エルコート,ボックス2000,ミルトレルl121
番)、またはICNファーマシューテイカルズ(ICN
 Pharmaceuticals, Inc. ,オ
ハイオ44128.クリーブランド,メイルス・ロード
26201番)から人手]lボトル(約50mg)を5
0mM HEPES緩衝液(pH7.6)25xCに溶
解した。アフィーゲルTM−1oビーズ[バイオラド・
ラボラトリーズ(Bio−Rad Laborator
ies),ニューヨーク11571,ロックビル・セン
ター,メイプル・アベニュー220番, P. O.ボ
ックス708番]25x&ボトルを、150xi2容量
ガラス溶融漏斗(glass frit『unnel)
中において、非常に冷えた高度に精製した水約300〜
500zeで洗浄した。水を添加する毎に、ビーズを再
スラリー化し、決して乾燥状態にならないようにした。
得られたビーズは非常に脆弱であり、容易に破壊される
トロンビン溶液を、滅菌した501lQ容量ボリスチレ
ン遠心管に移し、洗浄したビーズを加えた。
その遠心管に栓を施し、回転混合装置によって4℃で1
〜2時間穏やかにその内容物を混合した。
次いで、IMグリシン溶液(pH8.0)100μgを
加えて、アフイーゲル−10TM樹脂における未反応の
部位をブロックした。その遠心管に再び栓をし、4℃に
お1いて1〜16時間回転させた。次いで、トロンビン
ービーズ(T−ビーズ)を2つの別々の50jl12容
量ポリスチレン遠心管に分割し、それらを水浴中に入れ
、さらに冷却した。得られた遠心管を、ベンチ・トップ
型臨床遠心器によって半分の速度またはそれ以下の速度
(約1000− 2 0 0 O rpm)で60秒間
遠心した。その遠心管を注意して水浴に移し、さらに1
〜2分間放置することにより沈澱させた。次いで、滅菌
ピペットにより得られた上清を各遠心管から除去し、各
遠心管中T−ビーズ約12.5z+2を残した。
T−ビーズ洗浄緩衝液(20mM  } !J ス−H
Cl2pH7.4、2 0 0+M NaCl2)約3
5x&を各遠心管に加え、堅く栓をし、手作業により穏
やかに反転させ、T−ビーズを再懸濁した。その遠心管
を半分の速度で60秒間遠心し、次いで水浴中に1〜2
分間置いた後、滅菌ピペットで上清を除去した。この洗
浄操作を約10〜15回繰り返し、混入したエンドトキ
シン、グリシンおよびトロンビンを除去した。
次いで、S−2238アミド分解検定法により、得られ
た上清をチェソクした。ヘレナ・ラボラトリーズ(He
lena Laboratories)S −2 2 
3 8基質lボトル(25gg)を、0.2mxアクロ
ディスク・フィルター(Acrodisc filte
r)を通して滅菌した、20mM}リスーHCI2,1
 50mM NaCf2(pH7.4)181tl2中
に溶解した。次いで、20mM}リスーHC( pH7
.4、1 50mM NaCI2,3mMC a C 
(l tおよび1gg/R&ウシ血清アルブミン(BS
A)から構成された希釈緩衝液を調製した。浸出トロン
ビンに関してT−ビーズをチェックするため、以下のブ
ロトコールを実施した。使い捨て用マイクロキュベット
中、T−ビーズ上清100μQを希釈緩衝液600μe
およびS−2238基質溶液300μeと混合した。得
られたキュベットをバラフィルム(parafilII
1)で覆い、次いで反転させて混合した。405nmに
おける光学密度を4分間判読した。△O. D./分が
O. O O 2またはそれ以下の場合、T−ビーズは
十分に清澄化している。△O. D./分が0.002
より大きい場合は、T−ビーズが浸出トロンビンから十
分に分離するまで上記の洗浄プロトコールを繰り返す。
T−ビーズが清澄化したなら、遠心管の側面にある目盛
りを使用し、T−ビーズの相対量を測った。次いで、3
容量のT−ビーズ洗浄緩衝液を加え、1から4の希釈度
(25%)に希釈した。T−ビーズは滅菌状態を保持さ
せれば、4℃において、より艮期間この溶液中に保存で
き、維持させることができる。
そのT−ビーズにおけるプロテインCの活性化能を試験
するため、再懸濁したT−ビーズ400μQを1.5x
ffポリプロピレン微小遠心管に移し、半分の速度で6
0秒間遠心し、次いで上清を注意して取り除いた。高品
質の非活性組換えヒトプロテインC(1gg/w&)5
00μCを、0.2MEDTA(pH7.4)(これは
カルシウムを除去するためのものである)と共にT−ビ
ーズに加えた。得られた遠心管に栓をし、穏やかに数回
反転させ、次いで前と同様に遠心した。その上清から1
00μgを取り出し、T−ビーズ希釈緩衝液900μe
と混合し、次いでO.D.,.。nmを判読し、その試
料が組換えヒトプトテインC(rHPC)中、ljIg
/z(lであることを確認した。
その反応遠心管に再度栓をし、37°Cで2〜4時間穏
やかに回転させた。30分、1時間、2時間、および4
時間経過時点で、その遠心管を遠心し、試料10μQを
取り出した。この10μe試料を希釈して終濃度10μ
gh(lrHPcとした。
次いで、この希釈試料50μeを活性検定希釈緩衝液6
50μgおよびS−2238基質300μQに加え、次
いで反転させて穏やかに混合した。
0.D.*osnfflを4分間判読した。O. D.
の変化かO:】/分よりも大きくなったなら、それはr
HPCが十分活性であることを示唆している。
実施例2 rHPCの活性化 バングらの米国特許第4, 775, 624号、およ
びグJンネルらのBiotechnology 5:l
189−1194(1987)の教示に実質的にしたが
い、組換えHPCを調製した。ファルマシア・ファース
ト・フローQ [Pharmacia Fast Pl
ow Q](F F Q)樹脂100o2を取り扱い説
明書通りに正しく調製した。次いで、このFFQ樹脂を
20mM  トリス、0,15MNaCQ,2mM E
DTA,2+nMベンズアミジン(pH7.4)を含有
する緩衝溶液で平衡化させた。EDTAおよびペンズア
ミジンは、それぞれ最終容ffi4IIIMおよび5m
Mになるように細胞培養上清に加えた。この培養培地を
一次流速20cx/時でFFQカラム(3 X 1 6
cz)に通した。得られたカラムをまず20mM}リス
、0.1 5M NaCl2、2mM EDTA.2m
Mペンズアミジン(pH7.4)を含有スル溶e.3 
0 0m(1(3 h ラム容ffi)テ、次いで20
IllMトリス、0.1 5M NaC&..1 0m
M CaCQxおよび2IIIMペンズアミジン(pH
7.4)を含有する溶液300肩&(3カラム容量)で
洗浄した。次いで、この2番目の溶出液を従来からの陰
イオン交換法によって濃縮した。
精製したrHPC含有溶液を滅菌した0.2μmアク口
ディスク・フィルターを介して濾過し、ポリプロピレン
容器に導入した。得られるrHPCの冫農度は、20m
M  トリスp H 7. 4.、0.1 5MN a
C 12(C aC Q1は不存在)中、1 − 1 
0xg/x(1である。(プレー活性化緩衝液)。実施
例1により調製したT−ビーズをT−ビーズ洗浄緩衝液
で洗浄した後、遠心し、上清を捨てた。T−ビーズ約5
−7xQは、精製rHPCを45村まで活性化するのに
十分である。プレー活性化緩衝液中、rHPCをT−ビ
ーズに加え、次いでEDTAを終濃度0.5mM まで
加えた。遠心管の栓をし、37℃で穏やかに回転させた
。試料として一部を定期的に取り出し、実施例lに記載
の方法に実質的にしたがい、アミド分解活性を検定した
。この方法で処置したプロテインCは2時間以内で10
0%活性化されることが見いたされた。
当業者ならば、本明細書に記載している特定の物質およ
び操作法と等価の多くのものを、僅かに通常の実験を行
うだけで、認知し、確かめることができるであろう。こ
のような等価物は本発明の範囲内に包含されるものであ
り、特許請求の範囲に含まれるものである。
特許出願人 イーライ・リリー・アンド・カンパニー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、a)不活性プロテインCを固定化トロンビンに接触
    させ、そして b)活性化されたプロテインCを固定化トロンビンおよ
    び他の夾雑物から分離して精製することを特徴とするプ
    ロテインCの活性化法。 2、トロンビンが、ウシトロンビン、ウマトロンビン、
    ヒトトロンビン、マウストロンビンおよびラットトロン
    ビンの中から選ばれる請求項1に記載の方法。 3、トロンビンが、α−トロンビン、β−トロンビンお
    よびγ−トロンビンの中から選ばれる請求項1に記載の
    方法。 4、トロンビンがアガロースに固定化されている請求項
    1に記載の方法。 5、トロンビンがセファロースに固定化されている請求
    項1に記載の方法。 6、プロテインCが、ウシプロテインC、ヒトプロテイ
    ンCおよびヒトプロテインC誘導体の中から選ばれる請
    求項1に記載の方法。 7、プロテインCがヒトプロテインCである請求項6に
    記載の方法。 8、トロンビンがウシα−トロンビンである請求項2に
    記載の方法。 9、ウシα−トロンビンがアガロースに固定化されてい
    る請求項8に記載の方法。 10、プロテインCがヒトプロテインCである請求項9
    に記載の方法。
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