JPH10190860A - 携帯用データ送信装置 - Google Patents

携帯用データ送信装置

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Publication number
JPH10190860A
JPH10190860A JP8341727A JP34172796A JPH10190860A JP H10190860 A JPH10190860 A JP H10190860A JP 8341727 A JP8341727 A JP 8341727A JP 34172796 A JP34172796 A JP 34172796A JP H10190860 A JPH10190860 A JP H10190860A
Authority
JP
Japan
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data
transmission
dialer
pager
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP8341727A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Nagatomo
正一 永友
Yoshiaki Mukai
好昭 向井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP8341727A priority Critical patent/JPH10190860A/ja
Publication of JPH10190860A publication Critical patent/JPH10190860A/ja
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  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、データ送信中であること、或いは
データ送信が終了したことを確実にユーザーに報知する
ことの可能な携帯用データ送信装置を提供することであ
る。 【解決手段】 CPU18は、DTMF信号変換部30
によりDTMF信号に変換された呼出番号データやメッ
セージデータが増幅器31及びダイアラスピーカー32
を介してダイアルトーン出力されている期間に、或いは
前記ダイアルトーン出力が終了した後に、ドライバ25
を介してLED26を点滅発光させて、データ送信中で
あること、或いはデータ送信が終了したことをユーザー
に報知する。また、ダイアラキー24bは、導光部材に
より形成され、その内部にLED26を配設すること
で、ダイアラキー24b自体を光らせることによりユー
ザーに対して前記内容を報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ送信装置に係
り、詳細には、小型で携帯可能なデータ送信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ページャーの中には、作成したメ
ッセージデータをDTMF(Dual Tone Multi-Frequenc
y )信号に変換し、通信回線を介してページングサービ
ス会社に出力することにより、発呼先の他のページャー
に対して前記メッセージデータを送信することが可能
な、所謂、ダイアラー機能を有するものがある。
【0003】このようなダイアラー機能を有するページ
ャーの外観図について図9に示す。同図(a)において
ダイアラ付ページャー5には、本体ケーシング50の前
面側の略中央か全体に開口する表示窓51aに臨んで液
晶ディスプレイなどにより構成される表示部51が設け
られている。また、本体ケーシング50の左側面部分に
は、前記DTMF信号の出力開始を指示するダイアラキ
ー52が設けられている。
【0004】一方、同図(b)においてダイアラ付ペー
ジャー5には、本体ケーシング50の背面側に開口する
放音窓53aに臨んで前記DTMF信号を所定の音量で
放音するダイアラスピーカー53が設けられ、また、バ
ッテリー収納蓋54がプッシュスライドボタン54aに
より本体ケーシング50に係止されている。
【0005】このようなダイアラ付ページャー5におい
て、その表示部51には、受信、或いは作成したメッセ
ージデータに基づくメッセージ内容が表示され、また、
ダイアラキー52の押圧操作に基づく前記DTMF信号
の放音の際に、データ送信中であることを示す所定のメ
ッセージ表示(例えば、図9(a)に示すように“デー
タ送信中”など)が行なわれていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のダイアラ付ページャー5においては以下に述
べるような問題点があった。
【0007】すなわち、図10に示すように、電話機の
送受話器61の送話口61aにダイアラ付ページャー5
の背面に位置する放音窓53a部分を押し当てて、DT
MF信号によるメッセージデータの送信を行なう際に、
表示部51がユーザーの手の中に隠れてしまい、現在デ
ータ送信中であるのか否か、或いは本当にデータが送信
されているのか否かがわからず、使い勝手が悪いという
問題点があった。
【0008】また、このようなことからデータ送信中に
誤って送話口61aからダイアラ付ページャー5を離し
てしまい、送信エラーが発生してしまう、或いは送信デ
ータ内容に誤りが生じてしまうという問題点があった。
【0009】なお、このような問題は、DTMF信号に
よりメッセージデータの送信を行なうページャーに限定
されるものではなく、このような小型のデータ送信装置
によりデータ送信(例えば、そのデータ送信形態として
は赤外線通信など)を行なう場合についても同様のこと
が言える。
【0010】例えば、IrDA(Infrared Data Associ
ation )規格に基づく赤外線通信では、通信可能距離は
通常1m以内、放射角度は±15度である。このような
通信環境においてデータ送信中に誤ってデータ送信装置
を動かしてしまったり、或いはその通信領域を遮ってし
まうと、送信エラーや送信データ内容に誤りが生じてし
まうという問題点があった。
【0011】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、データ送信中であること、或いはデータ送信
が終了したことを確実にユーザーに報知することの可能
な携帯用データ送信装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の携帯用デ
ータ送信装置は、データを送信形態に応じた信号に変換
する変換手段と、この変換手段により変換された前記デ
ータを送信する送信手段と、当該装置の周辺部に設けら
れ、この送信手段により前記データが送信されている期
間に、前記データが送信中であることを報知する報知手
段と、を具備したことを特徴としている。
【0013】請求項1記載の発明によれば、当該装置の
周辺部に設けられた報知手段は、変換手段により送信形
態に応じた信号に変換されたデータが送信手段により送
信されている期間に、前記データが送信中であることを
報知する。
【0014】したがって、当該装置の周辺部に設けられ
た報知手段によりデータ送信中であることを確実にユー
ザーに報知することが可能となり、例えば、データ送信
中に誤って送話口からダイアラ付ページャーを離してし
まう、或いは赤外線通信においてデータ送信中に誤って
データ送信装置を動かしてしまったり、その通信領域を
遮ってしまうなどといった問題点を解消し、送信エラー
の発生や送信データ内容に誤りが生じてしまうことを抑
制することが可能となる。その結果、携帯用データ送信
装置の使い勝手と信頼性を向上することができる。
【0015】請求項2記載の携帯用データ送信装置は、
データを送信形態に応じた信号に変換する変換手段と、
この変換手段により変換された前記データを送信する送
信手段と、当該装置の周辺部に設けられ、この送信手段
による前記データの送信が終了すると、前記データの送
信が終了したことを報知する報知手段と、を具備したこ
とを特徴としている。
【0016】請求項2記載の発明によれば、当該装置の
周辺部に設けられた報知手段は、変換手段により送信形
態に応じた信号に変換されたデータが送信手段から送信
された後、前記データの送信が終了したことを報知す
る。
【0017】したがって、当該装置の周辺部に設けられ
た報知手段によりデータ送信が終了したことを確実にユ
ーザーに報知することが可能となり、例えば、データ送
信中に誤って送話口からダイアラ付ページャーを離して
しまう、或いは赤外線通信においてデータ送信中に誤っ
てデータ送信装置を動かしてしまったり、その通信領域
を遮ってしまうなどといった問題点を解消し、送信エラ
ーの発生や送信データ内容に誤りが生じてしまうことを
抑制することが可能となる。その結果、携帯用データ送
信装置の使い勝手と信頼性を向上することができる。
【0018】また請求項3に記載するように、請求項
1、または請求項2記載の携帯用データ送信装置におい
て、前記信号は、ダイアルトーン信号であってもよい。
【0019】また請求項4に記載するように、請求項
1、または請求項2記載の携帯用データ送信装置におい
て、前記信号は、赤外線信号であってもよい。
【0020】この請求項3及び請求項4記載の発明によ
れば、ダイアルトーン信号、或いは赤外線信号によりデ
ータ送信を行なう携帯用データ送信装置において、上記
請求項1、または請求項2の効果として記載した内容と
同様の効果を奏する。
【0021】請求項5記載の発明は、請求項1から請求
項4の何れかに記載の携帯用データ送信装置において、
前記報知手段は、発光素子で構成されていることを特徴
としている。
【0022】請求項5記載の発明によれば、報知手段は
発光素子で構成される。
【0023】また、請求項6記載の発明は、請求項1か
ら請求項5の何れかに記載の携帯用データ送信装置にお
いて、導光部材により形成された、前記データの送信の
開始を指示する送信指示スイッチを更に備え、この導光
部材の内部に前記発光素子を配設したことを特徴として
いる。
【0024】請求項6記載の発明によれば、送信指示ス
イッチは導光部材により形成され、この導光部材の内部
に発光素子が配設される。
【0025】したがって、請求項5及び請求項6記載の
発明によれば、データ送信中であること、或いはデータ
送信が終了したことを光によりユーザーに報知すること
が可能となり、更に送信指示スイッチ自体を光らせるこ
とによってユーザーに報知することが可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図8を参照して本発
明に好適な実施の形態を詳細に説明する。 (第1の実施の形態)まず、構成を説明する。
【0027】なお、以下に記す本実施の形態におけるダ
イアラ付ページャーは、例えば、比較的大容量のメッセ
ージデータを扱う高度無線呼出システム(RCR−ST
D43標準規格)による無線呼出サービスを受けるもの
である。
【0028】図1は、本発明の携帯用データ送信装置を
適用したダイアラ付ページャー1の実施の形態の第1例
における外観図を示す図である。同図において、(a)
はダイアラ付ページャー1の正面図、(b)はその左側
面図、(c)はその上面図、(d)はその背面図であ
る。この図1(a)に示すようにダイアラ付ページャー
1には、本体ケーシング10の前面側の略中央か全体に
に開口する表示窓23aに臨んで液晶ディスプレイなど
により構成される表示部23が設けられている。
【0029】また、図1(b)に示すように本体ケーシ
ング10の左側面部には、押圧操作により決定、或いは
実行を指示するとともに、上下へのスライド操作により
電源のON/OFF切換え、着信報知モード(発光モー
ド、有音モード)の切換えを指示するメインスイッチ2
4a、押圧操作によりDTMF信号の出力開始を指示す
るダイアラキー24b、着信時、或いは前記DTMF信
号の放音時に点滅発光し、ユーザーに対して着信、或い
はデータ送信中であることを報知するLED26、報音
窓27aに臨んで設けられ、着信を鳴音報知するスピー
カー27が設けられている。
【0030】また、図1(c)に示すように本体ケーシ
ング10の上側面部には、解除、或いは取消を指示する
解除キー24c、モード切換え、横方向へのカーソル移
動を指示するカーソルキー24d、インクリメント、上
下方向へのカーソル移動を指示するメモリキー24eが
設けられている。
【0031】加えて、図1(d)に示すように本体ケー
シング10の背面側には、放音窓32aに臨んで前記D
TMF信号を所定の音量で放音するダイアラスピーカー
32が設けられ、また、バッテリー収納蓋34がプッシ
ュスライドボタン34aにより本体ケーシング10に係
止されている。
【0032】次に、上記図1のダイアラ付ページャー1
の本体ケーシング10内に設けられた回路のブロック構
成について図2に示す。図2においてダイアラ付ページ
ャー1は、アンテナ11、受信部12、デコーダ部1
3、ID−ROM14、RAM15、ROM16、送信
データメモリ17、CPU18、デインターリーブ回路
19、バッファメモリ20、BCHデコーダ21、ドラ
イバ22、表示部23、キー入力部24、ドライバ2
5、LED26、スピーカー27、送信バッファ28、
出力時間演算部29、DTMF信号変換部30、増幅器
31、及びダイアラスピーカー32により構成されてお
り、各部はバス33によって接続されている。
【0033】アンテナ11は、ページャーサービス会社
の基地局(図示せず)から280[MHz]帯で周波数
変調されて送信される無線信号を受信して、受信部12
に出力する。
【0034】受信部12は、デコーダ部13に接続さ
れ、このデコーダ部13からの制御信号に基づいて駆動
し、受信信号の復調及び検波を行なう。この受信部12
では、デコーダ部13からの制御信号に基づいて、2値
FSK方式/1600BPS、2値FSK方式/320
0BPS、4値FSK方式/3200BPS、及び4値
FSK方式/6400BPSの計4種類のフレームタイ
プ(変調方式及び伝送速度)の受信データについて復調
及び検波を行なう。
【0035】デコーダ部13は、受信データのフレーム
タイプ(変調方式及び伝送速度)を判別し、判別結果に
応じた制御信号を生成して受信部12に出力し、受信部
12を駆動制御する。また、デコーダ部13では、受信
部12から供給される復調及び検波されたシリアルデー
タ(受信データ)を8ビットのパラレルデータに変換し
てバッファメモリ20に順次出力する。
【0036】なお、デコーダ部13では、受信データの
フレームタイプが2値FSK方式/1600BPSの場
合は、前記パラレルデータへの変換の段階でデインター
リーブ(並び換え)する必要がないことから、この変換
されたパラレルデータ(受信データ)をバッファメモリ
20に出力し、BCHデコーダ21により誤り訂正処理
を行なう。
【0037】ID−ROM14は、自己のアドレスコー
ドワードと、このアドレスが格納されるフェーズとを記
憶している。
【0038】RAM(Random Access Memory)15は、
受信したメッセージデータを複数格納する受信メッセー
ジメモリと、デコーダ部13から供給されるパラレルデ
ータ(受信データ)を8ビット単位で最大32ビット格
納するRDAメモリと、により構成されている。
【0039】ROM(Read Only Memory)16は、後述
するメッセージ送信処理1(図3参照)などの、CPU
18により実行されるダイアラ付ページャー1の各部を
制御するための各種制御プログラムを格納する。
【0040】送信データメモリ17は、呼出番号データ
や作成された送信メッセージデータ(メッセージ内容に
対応する数字(0〜9)及び記号(*,#)により構成
されるデータ)を複数格納するメモリエリアを形成す
る。
【0041】CPU(Central Processing Unit )18
は、ROM16に格納される各種制御プログラムに従っ
てダイアラ付ページャー1の各部を制御する中央演算処
理装置である。
【0042】具体的には、CPU18は、キー入力部2
4からメッセージ送信モードに移行する旨が指示される
と、後述するメッセージ送信処理1(図3参照)を実行
し、選択指定された呼出番号データ及びメッセージデー
タをDTMF信号に変換してダイアラスピーカー32か
ら放音させるとともに、該呼出番号データやメッセージ
データの放音期間中、LED26を点滅発光させてユー
ザーに対してデータ送信中であることを報知する。
【0043】また、CPU18は、デコーダ部13より
入力され、バッファメモリ20に格納された8ビットパ
ラレルデータを順次デインターリーブ回路19に出力す
る。
【0044】また、CPU18は、デコーダ部13から
供給される1600BPS(2値)の受信データ、或い
はデインターリーブ回路19から供給されるデインター
リーブされた3200BPS(2値/4値)、6400
BPS(4値)の受信データについて、BCHデコーダ
21で誤り訂正処理を行い、更に受信データのアドレス
フィールドに格納されているアドレスデータ(呼出番号
データ)がID−ROM14に記憶されている自己のア
ドレスコードワードと一致するか否かを判別し、一致し
ていれば、駆動制御信号をドライバ25に出力し、LE
D26を点滅発光させるとともにスピーカー27から所
定の報知音を出力させて、ユーザーに対して着信報知を
行なう。
【0045】また、CPU18は、前記受信データのア
ドレスフィールドに後続して、メッセージフィールドに
格納されている当該ダイアラ付ページャー1宛のメッセ
ージデータを受信して(復調、検波、パラレルデータ変
換、及びデインターリーブ処理を含む)、RAM15の
受信メッセージメモリに格納する。
【0046】デインターリーブ回路19は、インターリ
ーブされた3200BPS(2値/4値)16ビット、
或いは6400BPS(4値)32ビットの受信データ
を各フェーズ毎のシリアルデータにデインターリーブ
(並び換え)する回路であり、並び換えたシリアルデー
タをBCHデコーダ21に出力する。
【0047】バッファメモリ20は、受信データを1フ
レーム毎に一時的に格納するメモリエリアを有する。
【0048】BCHデコーダ21は、デインターリーブ
回路19で並び換えた受信データの誤り訂正を行い、エ
ラービット数をCPU18に出力する。
【0049】ドライバ22は、表示部23を駆動制御す
るための駆動回路や表示バッファ、CG(Character Ge
nerator )などにより構成される。表示部23は、液晶
ディスプレイなどにより構成され、受信、或いは作成さ
れたメッセージデータに基づくメッセージ内容などを表
示する。
【0050】キー入力部24は、前述したメインスイッ
チ24a、ダイアラキー24b、解除キー24c、カー
ソルキー24d、及びメモリキー24eにより構成さ
れ、各キーの入力操作に応じた各種操作信号をCPU1
8に出力する。
【0051】ドライバ25は、LED26及びスピーカ
ー27を駆動制御するための駆動回路により構成され
る。LED(Light Emitting Diode)26は、ドライバ
25からの駆動信号に基づいてメッセージデータの着信
時、或いはダイアルトーンの放音時に点滅発光し、ユー
ザーに対して着信、或いはデータ送信中であることを報
知する。スピーカー27は、ドライバ25からの駆動信
号に基づいてメッセージデータの着信時に所定の報知音
を出力し、ユーザーに対して着信を鳴音報知する。
【0052】送信バッファ28は、送信指定された呼出
番号データ及びメッセージデータを一時的に格納するメ
モリエリアを形成する。出力時間演算部29は、CPU
18からの制御信号に基づいて、送信バッファ28に格
納された呼出番号データ及びメッセージデータのダイア
ルトーン出力に要する各々の出力時間を算出してCPU
18に出力する。
【0053】DTMF信号変換部30は、送信バッファ
28に格納されている呼出番号データ及びメッセージデ
ータ(メッセージ内容に対応する数字(0〜9)及び記
号(*,#)により構成されるデータ)を先頭から順次
1桁ずつ取込むとともに、取込んだ1桁のデータに対応
するDTMF信号を順次生成し、増幅器17に出力す
る。
【0054】増幅器31は、DTMF信号変換部30か
ら供給されるDTMF信号を所定の増幅率で増幅し、ダ
イアラスピーカー32に出力する。ダイアラスピーカー
32は、増幅器31から供給されるDTMF信号に基づ
いて所定の音量でダイアルトーンを放音する。以上が本
実施の形態におけるダイアラ付ページャー1の構成であ
る。
【0055】次に、動作を説明する。ダイアラ付ページ
ャー1のCPU18において実行されるメッセージ送信
処理1について、図3に示すフローチャートに基づいて
説明する。CPU18では、キー入力部24からメッセ
ージ送信モードに移行する旨が指示されると、ROM1
6に格納されているメッセージ送信処理1に関するプロ
グラムを読出してその処理を開始する。
【0056】まず、CPU18は、送信データメモリ1
7に格納されている呼出番号データ及び作成されたメッ
セージデータに基づくメッセージ内容を表示部23に一
覧表示する(ステップS1)。
【0057】次いで、CPU18は、表示部23に一覧
表示された前記呼出番号データ及びメッセージ内容の中
から、送信する呼出番号データ及びメッセージ内容が選
択指定されたか否かを判別し(ステップS2)、送信す
る呼出番号データ及びメッセージ内容が選択指定されて
いない場合は、引き続いて送信する呼出番号データ及び
メッセージ内容が選択指定されたか否かの監視を行う。
【0058】また、CPU18は、送信する呼出番号デ
ータ及びメッセージ内容が選択指定されたと判別した場
合は、選択指定された呼出番号データと、選択指定され
たメッセージ内容に対応するメッセージデータを送信デ
ータメモリ17から読み出して送信バッファ28に転送
する(ステップS3)。
【0059】次いで、CPU18は、送信バッファ28
に格納された呼出番号データ及びメッセージデータのダ
イアルトーン出力に要する各々の出力時間がユーザーに
よりキー入力部24を介して入力され、設定されたか否
かを判別し(ステップS4)、前記各出力時間がユーザ
ーにより設定された場合は、ステップS6に移行する。
【0060】また、CPU18は、前記各出力時間がユ
ーザーにより設定されなかった場合は、出力時間演算部
29に制御信号を出力し、送信バッファ28に格納され
た呼出番号データ及びメッセージデータについて、ダイ
アルトーン出力に要する各々の出力時間を算出する(ス
テップS5)。
【0061】その後、CPU18は、ダイアラキー24
bが押圧操作されたか否かを判別し(ステップS6)、
ダイアラキー24bが押圧操作されていない場合は、引
き続いてダイアラキー24bが押圧操作されたか否かの
監視を行う。
【0062】また、CPU18は、ダイアラキー24b
が押圧操作されたと判別した場合は、まず、送信バッフ
ァ28に格納された呼出番号データをDTMF信号変換
部30によりDTMF信号に変換し、増幅器31及びダ
イアラスピーカー32を介して所定の音量のダイアルト
ーンとして放音する(ステップS7)。
【0063】この際、CPU18は、ユーザーにより設
定された、或いは出力時間演算部29により算出された
前記呼出番号データの出力時間データに基づいて、該呼
出番号データのダイアルトーン出力期間中、ドライバ2
5に駆動制御信号を出力し、LED26を点滅発光させ
てデータ送信中であることをユーザーに報知する(ステ
ップS8)。
【0064】ダイアラスピーカー32から放音された呼
出番号データのダイアルトーンは、電話端末、局線、P
STN(公衆電話網)やISDN(サービス総合デジタ
ル網)などの通信回線網を介して交換機に送信され、こ
れにより電話端末と前記呼出番号を有するページーャに
対して無線呼出サービスを行なうページャーサービス会
社とが回線接続される。
【0065】次いで、CPU18は、ダイアラキー24
bが再度押圧操作されたか否かを判別し(ステップS
9)、ダイアラキー24bが押圧操作されていない場合
は、引き続いてダイアラキー24bが押圧操作されたか
否かの監視を行う。
【0066】また、CPU18は、ダイアラキー24b
が押圧操作されたと判別した場合は、次いで、送信バッ
ファ28に格納されたメッセージデータをDTMF信号
変換部30によりDTMF信号に変換し、増幅器31及
びダイアラスピーカー32を介して所定の音量のダイア
ルトーンとして放音する(ステップS10)。
【0067】この際、CPU18は、ユーザーにより設
定された、或いは出力時間演算部29により算出された
前記メッセージデータの出力時間データに基づいて、該
メッセージデータのダイアルトーン出力期間中、ドライ
バ25に駆動制御信号を出力し、LED26を点滅発光
させてデータ送信中であることをユーザーに報知した後
(ステップS11)、当該メッセージ送信処理1を終了
する。
【0068】ダイアラスピーカー32から放音されたメ
ッセージデータのダイアルトーンは、回線接続されたペ
ージャーサービス会社に送信され、これによりページャ
ーサービス会社の基地局を介して前記呼出番号を有する
ページャーに対し、該メッセージデータが無線送信され
る。以上がダイアラ付ページャー1のCPU18におい
て実行されるメッセージ送信処理1の動作手順である。
【0069】なお、CPU18において実行されるメッ
セージ送信処理は、図4のフローチャートに示すような
処理形態(メッセージ送信処理2)のものであってもよ
い。以下にメッセージ送信処理2について説明する。な
お、このメッセージ送信処理2において、ステップS2
1〜S25までの一連の処理は前記図2に示したメッセ
ージ送信処理1のステップS1〜S5までの処理と同様
であるので説明を省略する。
【0070】ステップS26においてCPU18は、ダ
イアラキー24bが押圧操作されたか否かを判別し(ス
テップS26)、ダイアラキー24bが押圧操作されて
いない場合は、引き続いてダイアラキー24bが押圧操
作されたか否かの監視を行う。
【0071】また、CPU18は、ダイアラキー24b
が押圧操作されたと判別した場合は、まず、送信バッフ
ァ28に格納された呼出番号データをDTMF信号変換
部30によりDTMF信号に変換し、増幅器31及びダ
イアラスピーカー32を介して所定の音量のダイアルト
ーンとして放音する(ステップS27)。
【0072】この際、CPU18は、ユーザーにより設
定された、或いは出力時間演算部29により算出された
前記呼出番号データの出力時間データに基づいて、ダイ
アラキー24bが押圧操作されてから該出力時間経過後
に、すなわち、呼出番号データのダイアルトーン出力が
終了した後に、ドライバ25に駆動制御信号を出力し、
LED26を所定期間の間、点滅発光させてデータ送信
が終了したことをユーザーに報知する(ステップS2
8)。
【0073】次いで、CPU18は、ダイアラキー24
bが再度押圧操作されたか否かを判別し(ステップS2
9)、ダイアラキー24bが押圧操作されていない場合
は、引き続いてダイアラキー24bが押圧操作されたか
否かの監視を行う。
【0074】また、CPU18は、ダイアラキー24b
が押圧操作されたと判別した場合は、次いで、送信バッ
ファ28に格納されたメッセージデータをDTMF信号
変換部30によりDTMF信号に変換し、増幅器31及
びダイアラスピーカー32を介して所定の音量のダイア
ルトーンとして放音する(ステップS30)。
【0075】この際、CPU18は、ユーザーにより設
定された、或いは出力時間演算部29により算出された
前記メッセージデータの出力時間データに基づいて、ダ
イアラキー24bが押圧操作されてから該出力時間経過
後、すなわち、メッセージデータのダイアルトーン出力
が終了した後に、ドライバ25に駆動制御信号を出力
し、LED26を所定期間の間、点滅発光させてデータ
送信が終了したことをユーザーに報知した後(ステップ
S31)、当該メッセージ送信処理2を終了する。以上
がメッセージ送信処理2の動作手順である。
【0076】また、本実施の形態におけるダイアラ付ペ
ージャー1では、図1(a)及び(b)に示すようにダ
イアラキー24bとLED26とをそれぞれ別に設ける
構成としたが、図5(a)及び(b)に示すように、例
えば、半透明のプラスチックなどにより形成されたダイ
アラキー35の内部にLED36を配設し、このLED
36について本実施の形態におけるLED26と同様の
発光制御を行なうことで、データ送信中であること、或
いはデータ送信が終了したことをダイアラキー35自体
を光らせることによりユーザーに報知する構成としても
よい。
【0077】以上のようなことから、本実施の形態にお
けるダイアラ付ページャー1によれば、CPU18(報
知手段)は、DTMF信号変換部30(変換手段)によ
りDTMF信号に変換された呼出番号データやメッセー
ジデータが増幅器31及びダイアラスピーカー32(送
信手段)を介してダイアルトーン出力されている期間
に、ドライバ25を介してLED26(報知手段)を点
滅発光させて、データ送信中であることをユーザーに報
知する。
【0078】したがって、当該ダイアラ付ページャー1
の周辺部に設けられたLED26の点滅発光により、デ
ータ送信中であることを確実にユーザーに報知すること
が可能となり、例えば、データ送信中に誤って送話口6
1aからダイアラ付ページャー1を離してしまうなどと
いった問題点を解消し、送信エラーの発生や送信データ
内容に誤りが生じてしまうことを抑制することが可能と
なる。
【0079】また、本実施の形態におけるダイアラ付ペ
ージャー1によれば、CPU18(報知手段)は、DT
MF信号変換部30(変換手段)によりDTMF信号に
変換された呼出番号データやメッセージデータが増幅器
31及びダイアラスピーカー32(送信手段)を介して
ダイアルトーン出力された後、ドライバ25を介してL
ED26(報知手段)を所定期間の間、点滅発光させ
て、データ送信が終了したことをユーザーに報知する。
【0080】したがって、当該ダイアラ付ページャー1
の周辺部に設けられたLED26の点滅発光により、デ
ータ送信が終了したことを確実にユーザーに報知するこ
とが可能となり、例えば、データ送信中に誤って送話口
61aからダイアラ付ページャー1を離してしまうなど
といった問題点を解消し、送信エラーの発生や送信デー
タ内容に誤りが生じてしまうことを抑制することが可能
となる。
【0081】また、本実施の形態におけるダイアラ付ペ
ージャー1によれば、ダイアラキー35(送信指示スイ
ッチ)は、例えば、半透明のプラスチックなどの導光部
材により形成され、この導光部材の内部にLED36
(発光素子)が配設される。
【0082】したがって、データ送信中であること、或
いはデータ送信が終了したことをダイアラキー35自体
を光らせることによりユーザーに報知することが可能と
なる。以上が実施の形態の第1例についての説明であ
る。
【0083】(第2の実施の形態)次に、実施の形態の
第2例について図6〜図8を参照して説明する。なお、
以下に記す本実施の形態におけるページャーは、高度無
線呼出システム(RCR STD−43 標準規格)に
対応する無線呼出サービスを受ける携帯型端末装置であ
り、また、IrDA(Infrared Data Association )規
格に対応する赤外線通信機能を備え、当該ページャー内
に格納されている情報(例えば、呼出番号データや送・
受信メッセージデータ、或いはページャーサービス会社
から提供される各種付加サービス情報など)を同様の赤
外線通信機能を備えた各種電子機器に送信することがで
きる。
【0084】図6は、本発明の携帯用データ送信装置を
適用した赤外線通信機能を備えたページャー2の実施の
形態の第2例における外観図を示す図である。なお、図
6において前記図1に示したダイアラ付ページャー1と
同一の構成要素には同一番号を付し、説明を省略するも
のとする。
【0085】同図において、(a)はページャー2の正
面図、(b)はその左側面図、(c)はその上面図、
(d)はその背面図である。この図6(a)に示すよう
にページャー2には、本体ケーシング10の前面側に開
口する表示窓23aに臨んで液晶ディスプレイなどによ
り構成される表示部23が設けられている。また、本体
ケーシング10の前面下方には、押圧操作によりIr信
号(赤外線信号)の送信開始を指示する送信キー45、
着信時、或いは前記Ir信号の送信時に点滅発光し、ユ
ーザーに対して着信、或いはIr信号によるデータ送信
中であることを報知するLED46が設けられている。
また、図6(b)に示すように本体ケーシング10の左
側面部には、Ir窓47に臨んで、赤外線通信を行なう
Ir送・受信部44が設けられている。
【0086】次に、上記図6の赤外線通信機能を備えた
ページャー2の本体ケーシング10内に設けられた回路
のブロック構成について図7に示す。なお、図7におい
て前記図2に示したダイアラ付ページャー1の回路構成
と同一の構成要素には同一番号を付し、説明を省略する
ものとする。
【0087】図7においてページャー2は、前記図2に
示したアンテナ11、受信部12、デコーダ部13、I
D−ROM14、RAM15、ROM16、送信データ
メモリ17、CPU18、デインターリーブ回路19、
バッファメモリ20、BCHデコーダ21、ドライバ2
2、表示部23、キー入力部24、ドライバ25、及び
スピーカー27と、LED46、送・受信バッファ4
1、出力時間演算部42、Ir信号変・復調部43、及
びIr送・受信部44と、により構成されており、各部
はバス33によって接続されている。
【0088】送・受信バッファ41は、送信指定された
データを一時的に格納する送信データメモリ41aと、
赤外線通信により受信したデータを一時的に格納する受
信データメモリ41bと、により構成されている。出力
時間演算部42は、CPU18からの制御信号に基づ
き、送・受信バッファ41の送信データメモリ41aに
格納された送信データについて、Ir信号による送信時
間を算出してCPU18に出力する。
【0089】Ir信号変・復調部43は、送・受信バッ
ファ41の送信データメモリ41aから供給される送信
データをIr信号に変調する変調部43aと、Ir送・
受信部44のフォトダイオード44bから供給されるI
r信号を復調する復調部43bと、により構成されてい
る。
【0090】Ir送・受信部44は、Ir信号変・復調
部43の変調部43aから供給されるIr信号を送信す
る送信用LED44aと、IrDA規格に対応する赤外
線通信機能を備えた電子機器から送信されるIr信号を
受信するフォトダイオード44bと、により構成されて
いる。
【0091】このような赤外線通信機能を備えたページ
ャー2において、CPU18は、前記実施の形態の第1
例におけるメッセージ送信処理1及び2(図3及び図4
参照)と同様のデータ送信処理を行なって、当該ページ
ャー2内に格納されている情報(例えば、呼出番号デー
タや送・受信メッセージデータ、或いはページャーサー
ビス会社から提供される各種付加サービス情報など)を
Ir信号に変調し、赤外線通信が可能なエリア内に位置
する同様の赤外線通信機能を備えた電子機器に対し、赤
外線パルスによりデータを送信するとともに、Ir信号
によるデータ送信中であること、或いはIr信号による
データ送信が終了したことをLED46を点滅発光させ
ることによりユーザーに報知する。
【0092】なお、本実施の形態における赤外線通信機
能を備えたページャー2では、図6(a)に示すように
送信キー45とLED46とをそれぞれ別に設ける構成
としたが、図8に示すように、例えば、半透明のプラス
チックなどにより形成された送信キー48の内部にLE
D49を配設し、このLED49について本実施の形態
におけるLED46と同様の発光制御を行なうことで、
Ir信号によるデータ送信中であること、或いはIr信
号によるデータ送信が終了したことを送信キー48自体
を光らせることによりユーザーに報知する構成としても
よい。
【0093】以上のようなことから、本実施の形態にお
ける赤外線通信機能を備えたページャー2によれば、C
PU18(報知手段)は、Ir信号変・復調部43の変
調部43a(変換手段)によりIr信号に変換された送
信データが送信用LED44a(送信手段)により送信
されている期間に、ドライバ25を介してLED46
(報知手段)を点滅発光させて、Ir信号によるデータ
送信中であることをユーザーに報知する。
【0094】したがって、当該ページャー2の周辺部に
設けられたLED46の点滅発光により、Ir信号によ
るデータ送信中であることを確実にユーザーに報知する
ことが可能となり、例えば、赤外線通信においてデータ
送信中に誤って当該ページャー2を動かしてしまった
り、その通信領域を遮ってしまうなどといった問題点を
解消し、送信エラーの発生や送信データ内容に誤りが生
じてしまうことを抑制することが可能となる。
【0095】また、本実施の形態における赤外線通信機
能を備えたページャー2によれば、CPU18(報知手
段)は、Ir信号変・復調部43の変調部43a(変換
手段)によりIr信号に変換された送信データが送信用
LED44a(送信手段)により送信された後、ドライ
バ25を介してLED46(報知手段)を所定期間の
間、点滅発光させて、Ir信号によるデータ送信が終了
したことをユーザーに報知する。
【0096】したがって、当該ページャー2の周辺部に
設けられたLED46の点滅発光により、Ir信号によ
るデータ送信が終了したことを確実にユーザーに報知す
ることが可能となり、例えば、赤外線通信においてデー
タ送信中に誤って当該ページャー2を動かしてしまった
り、その通信領域を遮ってしまうなどといった問題点を
解消し、送信エラーの発生や送信データ内容に誤りが生
じてしまうことを抑制することが可能となる。
【0097】また、本実施の形態における赤外線通信機
能を備えたページャー2によれば、送信キー48(送信
指示スイッチ)は、例えば、半透明のプラスチックなど
の導光部材により形成され、この導光部材の内部にLE
D49(発光素子)が配設される。
【0098】したがって、データ送信中であること、或
いはデータ送信が終了したことを送信キー48自体を光
らせることによりユーザーに報知することが可能とな
る。以上が実施の形態の第2例についての説明である。
【0099】以上、本発明を上記実施の形態の第1例及
び第2例に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記
実施の形態の第1例及び第2例に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲で適宜に変更可能である
ことは勿論である。
【0100】例えば、上記実施の形態の第1例及び第2
例においては、データ送信中であること、或いはデータ
送信が終了したことをLEDの点滅発光によりユーザー
に報知する構成としたが、このLEDの発光形態は点滅
発光に限定されるものではない。また、LEDの配置位
置は、上記実施の形態の第1例及び第2例において図示
した位置に限定されるものではない。
【0101】また、上記実施の形態の第1例及び第2例
においては、データ送信中であること、或いはデータ送
信が終了したことをユーザーに報知する報知手段として
LED(発光素子)を用いた場合について述べたが、報
知手段は発光素子を用いた光による報知に限定されるも
のではなく、例えば、ブザーを用いた音による報知や振
動発生用モータを用いた振動による報知であってもよ
い。
【0102】また、上記実施の形態の第1例及び第2例
においては、DTMF信号やIr信号によってデータ送
信を行なうページャーについて述べたが、本発明の携帯
用データ送信装置におけるデータ送信形態は、前記DT
MF信号やIr信号によるデータ送信に限定されるもの
ではなく、その他の無線データ送信や有線によるデータ
送信であってもよい。また携帯用データ送信装置はペー
ジャーに限定されるものではなく、例えば、PDA(Pe
rsonal Digital Assistant)などであってもよい。
【0103】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、当該装置
の周辺部に設けられた報知手段によりデータ送信中であ
ることを確実にユーザーに報知することが可能となり、
例えば、データ送信中に誤って送話口からダイアラ付ペ
ージャーを離してしまう、或いは赤外線通信においてデ
ータ送信中に誤ってデータ送信装置を動かしてしまった
り、その通信領域を遮ってしまうなどといった問題点を
解消し、送信エラーの発生や送信データ内容に誤りが生
じてしまうことを抑制することが可能となる。その結
果、携帯用データ送信装置の使い勝手と信頼性を向上す
ることができる。
【0104】請求項2記載の発明によれば、当該装置の
周辺部に設けられた報知手段によりデータ送信が終了し
たことを確実にユーザーに報知することが可能となり、
例えば、データ送信中に誤って送話口からダイアラ付ペ
ージャーを離してしまう、或いは赤外線通信においてデ
ータ送信中に誤ってデータ送信装置を動かしてしまった
り、その通信領域を遮ってしまうなどといった問題点を
解消し、送信エラーの発生や送信データ内容に誤りが生
じてしまうことを抑制することが可能となる。その結
果、携帯用データ送信装置の使い勝手と信頼性を向上す
ることができる。
【0105】請求項3及び請求項4記載の発明によれ
ば、ダイアルトーン信号、或いは赤外線信号によりデー
タ送信を行なう携帯用データ送信装置において、上記請
求項1、または請求項2の効果として記載した内容と同
様の効果を奏する。
【0106】請求項5及び請求項6記載の発明によれ
ば、データ送信中であること、或いはデータ送信が終了
したことを光によりユーザーに報知することが可能とな
り、更に送信指示スイッチ自体を光らせることによって
ユーザーに報知することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したダイアラ付ページャーについ
て示す図であり、(a)は正面図、(b)は左側面図、
(c)は上面図、(d)は背面図である。
【図2】図1のダイアラ付ページャーの本体ケーシング
内に設けられた回路のブロック構成を示す図である。
【図3】図2のCPUにおいて実行されるメッセージ送
信処理1のフローチャートである。
【図4】図2のCPUにおいて実行されるメッセージ送
信処理2のフローチャートである。
【図5】第1の実施の形態におけるダイアラ付ページャ
ーの変形例について示す図であり、(a)は正面図、
(b)は左側面図である。
【図6】第2の実施の形態における赤外線通信機能を備
えたページャーについて示す図であり、(a)は正面
図、(b)は左側面図、(c)は上面図、(d)は背面
図である。
【図7】図6の赤外線通信機能を備えたページャーの本
体ケーシング内に設けられた回路のブロック構成を示す
図である。
【図8】第2の実施の形態における赤外線通信機能を備
えたページャーの変形例について示す正面図である。
【図9】従来のダイアラ付ページャーについて示す図で
あり、(a)は正面図、(b)は背面図である。
【図10】従来のダイアラ付ページャーでメッセージデ
ータを送信する際の状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ダイアラ付ページャー 2 赤外線通信機能付ページャー 10 本体ケーシング 11 アンテナ 12 受信部 13 デコーダ部 14 ID−ROM 15 RAM 16 ROM 17 送信データメモリ 18 CPU 19 デインターリーブ回路 20 バッファメモリ 21 BCHデコーダ 22 ドライバ 23 表示部 24 キー入力部 24b ダイアラキー 25 ドライバ 26 LED 27 スピーカー 28 送信バッファ 29 出力時間演算部 30 DTMF信号変換部 31 増幅器 32 ダイアラスピーカー 41 送・受信バッファ 41a 送信データメモリ 41b 受信データメモリ 42 出力時間演算部 43 Ir信号変・復調部 43a 変調部 43b 復調部 44 Ir送・受信部 44a 送信用LED 44b フォトダイオード 45 送信キー 46 LED
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04M 1/27

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データを送信形態に応じた信号に変換する
    変換手段と、 この変換手段により変換された前記データを送信する送
    信手段と、 当該装置の周辺部に設けられ、この送信手段により前記
    データが送信されている期間に、前記データが送信中で
    あることを報知する報知手段と、 を具備したことを特徴とする携帯用データ送信装置。
  2. 【請求項2】データを送信形態に応じた信号に変換する
    変換手段と、 この変換手段により変換された前記データを送信する送
    信手段と、 当該装置の周辺部に設けられ、この送信手段による前記
    データの送信が終了すると、前記データの送信が終了し
    たことを報知する報知手段と、 を具備したことを特徴とする携帯用データ送信装置。
  3. 【請求項3】前記信号は、ダイアルトーン信号であるこ
    とを特徴とする請求項1、または請求項2記載の携帯用
    データ送信装置。
  4. 【請求項4】前記信号は、赤外線信号であることを特徴
    とする請求項1、または請求項2記載の携帯用データ送
    信装置。
  5. 【請求項5】前記報知手段は、発光素子で構成されてい
    ることを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記
    載の携帯用データ送信装置。
  6. 【請求項6】導光部材により形成された、前記データの
    送信の開始を指示する送信指示スイッチを更に備え、 この導光部材の内部に前記発光素子を配設したことを特
    徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載の携帯用
    データ送信装置。
JP8341727A 1996-12-20 1996-12-20 携帯用データ送信装置 Pending JPH10190860A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007034787A1 (ja) * 2005-09-26 2007-03-29 Nec Corporation 携帯電話端末、データ処理開始方法、データ伝送方法

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JPWO2007034787A1 (ja) * 2005-09-26 2009-03-26 日本電気株式会社 携帯電話端末、データ処理開始方法、データ伝送方法
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