JPH10190368A - 電流/電圧変換回路 - Google Patents

電流/電圧変換回路

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JPH10190368A
JPH10190368A JP8350445A JP35044596A JPH10190368A JP H10190368 A JPH10190368 A JP H10190368A JP 8350445 A JP8350445 A JP 8350445A JP 35044596 A JP35044596 A JP 35044596A JP H10190368 A JPH10190368 A JP H10190368A
Authority
JP
Japan
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current
resistance
voltage conversion
conversion circuit
signal source
Prior art date
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Pending
Application number
JP8350445A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenzou Shiyoudou
健三 鐘堂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
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Publication of JPH10190368A publication Critical patent/JPH10190368A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広帯域化と変換効率向上を両立できるように
した電流/電圧変換回路を提供する。 【解決手段】 電流信号源PDの出力電流を抵抗2で電
圧に変換する電流/電圧変換回路において、電流信号源
PDと抵抗2との間に、コレクタが抵抗2に接続され、
エミッタが電流信号源PDに接続されたベース接地型の
トランジスタ10を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電流を電圧に変換
する電流/電圧変換回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、コンパクト・ディスク・プレイ
ヤー(CDプレイヤー)に搭載する光ピックアップ装置
の受光部には、図3、4に示すように光電変換素子とし
てのフォトダイオードPDに生じる信号電流iを、電圧
に変換する電流/電圧変換回路が設けられている。
【0003】図3において、1は電源ライン、2は抵
抗、3は増幅器、4は出力端子、5は接続端子であっ
て、接続端子5を介してフォトダイオードPDが接続さ
れている。図4において、6は差動増幅器であり、その
非反転入力端子(+)には、基準電圧Vrefが印加さ
れ、反転入力端子(−)には差動増幅器6の出力側から
帰還抵抗7を通して負帰還が施される。8は出力端子を
示す。反転入力端子(−)には、接続端子9を介してフ
ォトダイオードPDが接続されている。
【0004】フォトダイオードPDに光が照射される
と、その光量に応じた電流iが発生する。この電流i
は、図3においては、電源ライン1から抵抗2を通して
流れ、図4においては、差動増幅器6の出力側から帰還
抵抗7を通して流れ、抵抗2及び帰還抵抗7の抵抗値を
Rとすると、これらの両端にはV=i×Rの電圧が発生
する。これによって、電流iが電圧Vに変換される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フォトダイ
オードPDは寄生容量CPDを持っているため、これらの
電流/電圧変換回路を安定に動作させるためには、f=
1/2πCPDRに存在する極をループゲインが0dBと
なる周波数以上にする必要がある。つまり、通過周波数
帯域の上限は、f=1/2πCPDRで制限されることに
なる。これらの回路を広帯域で動作させるように設計す
るためには、上式において、抵抗値Rを小さくすればよ
いことが分かる。
【0006】しかしながら、抵抗値Rを小さくすると、
変換効率ε=変換電圧/入力電流=R×i/i=Rが小
さくなってしまう。即ち、従来の回路は広帯域化と変換
効率のうち、一方を改善すると、他方が悪くなるという
ジレンマを持っている。
【0007】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であって、広帯域化と変換効率向上を両立できるように
した電流/電圧変換回路を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の電流/電圧変換回路では、電流信
号源の出力電流を抵抗で電圧に変換する電流/電圧変換
回路において、前記電流信号源と前記抵抗との間に、コ
レクタが前記抵抗に接続され、エミッタが前記電流信号
源に接続されたベース接地型のトランジスタを設けてい
る。
【0009】また、請求項2に記載の電流/電圧変換回
路では、帰還抵抗が接続された増幅器の入力端子に電流
信号源を接続し、その電流信号源の出力電流を前記帰還
抵抗によって電圧に変換する電流/電圧変換回路におい
て、前記電流信号源と前記入力端子との間に、コレクタ
が前記入力端子に接続され、エミッタが前記電流信号源
に接続されたベース接地型のトランジスタを設けてい
る。
【0010】以上の構成においては、フォトダイオード
の出力は、ベース接地型のトランジスタを介して電流/
電圧変換用の抵抗に接続されているため、通過周波数帯
域特性にはフォトダイオードの寄生容量の代わりにトラ
ンジスタのコレクタ−ベース間容量が効いてくるように
なる。この容量はCPDに比べて小さいので、通過周波数
帯域の上限を制限するfが大きくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を図面
を参照しながら説明する。本発明の第1実施形態である
電流/電圧変換回路を図1に示す。尚、同図において、
図3に示す従来技術と同一部分には同一符号を付してそ
の説明を省略する。本実施形態の電流/電圧変換回路で
は、抵抗2と接続端子5との間に、コレクタが抵抗2に
接続され、エミッタが接続端子5に接続された形で、ベ
ースに基準電圧Vrefが印加されているNPN型トラン
ジスタ10が設けられている。
【0012】本発明の第2実施形態である電流/電圧変
換回路を図2に示す。尚、同図において、図4に示す従
来技術と同一部分には同一符号を付してその説明を省略
する。本実施形態の電流/電圧変換回路では、帰還抵抗
7と接続端子9との間に、コレクタが帰還抵抗7に接続
され、エミッタが接続端子9に接続された形で、ベース
に基準電圧Vrefが印加されているNPN型トランジス
タ10が設けられている。
【0013】上記2つの実施形態において、フォトダイ
オードPDに電流iが発生すると、第1実施形態におい
ては、電源ライン1→抵抗2→トランジスタ10→接続
端子5の経路で電流が流れ、第2実施形態においては、
差動増幅器6の出力側→帰還抵抗7→トランジスタ10
→接続端子9の経路で電流が流れ、抵抗2、帰還抵抗7
にも電流iとほぼ等しい電流が流れるので、従来技術と
比べて電流/電圧変換効率εは低下しない。
【0014】これに対して、フォトダイオードPDの出
力は、ベース接地型のトランジスタ10を介して電流/
電圧変換用の抵抗に接続されているため、通過周波数帯
域特性(f=1/2πCR)に対するフォトダイオード
PDの寄生容量CPDの影響が弱まる。一方、トランジス
タ10のコレクタ−ベース間容量CCBが効いてくるが、
この容量CCBは小さく、CCB<CPDであるので、通過周
波数帯域の上限を制限するfが大きくなる。
【0015】そして、一般的に非常に大きな容量である
フォトダイオードPDの寄生容量CPDに比べると、トラ
ンジスタ10のコレクタ−ベース間容量CCBは非常に小
さな容量であるので、通過周波数帯域特性は飛躍的に向
上する。したがって、変換効率εの改善を図るために抵
抗2、帰還抵抗7の抵抗値を大きくしても、通過周波数
帯域特性を充分高く保つことができるようになる。ま
た、それほど通過周波数帯域特性を高く設定する必要が
ない場合は、変換効率εを飛躍的に改善することができ
ることになる。
【0016】本発明の電流/電圧変換回路は比較的周波
数帯域の広い入力電流の変換に有効であり、例えば光ピ
ックアップ装置や光通信装置に用いることができ、光ピ
ックアップ装置として用いた場合には、CD、MD、M
O、LD、DVD等のプレイヤーの再生性能を向上させ
ることができる。
【0017】尚、上述の実施形態では、電流信号源とし
てフォトダイオードの場合のみを示したが、フォトダイ
オードに代えて、フォトトランジスタを用いてもよい。
また、フォトダイオードを別体としているが、同一チッ
プ内に形成してもよい。さらに、図2の回路における帰
還抵抗は複数(スター結線など)で構成してもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電流/電
圧変換回路によれば、寄生容量を持っている電流信号源
の出力電流を電圧に変換する場合でも、電流/電圧変換
用の抵抗の抵抗値を大きくすることによって、電流/電
圧の変換効率を充分大きくすることができるとともに、
容量については小さな容量であるトランジスタのコレク
タ−ベース間容量が効いてくるので、通過周波数帯域特
性を充分高く確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態である電流/電圧変換
回路の構成を示す図である。
【図2】 本発明の第2実施形態である電流/電圧変換
回路の構成を示す図である。
【図3】 従来の電流/電圧回路の構成を示す図であ
る。
【図4】 従来の電流/電圧回路の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 電源ライン 2 抵抗 3 増幅器 4 出力端子 5 接続端子 6 差動増幅器 7 帰還抵抗 8 出力端子 9 接続端子 10 NPN型トランジスタ PD フォトダイオード
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 10/04 10/06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電流信号源の出力電流を抵抗で電圧に変
    換する電流/電圧変換回路において、前記電流信号源と
    前記抵抗との間に、コレクタが前記抵抗に接続され、エ
    ミッタが前記電流信号源に接続されたベース接地型のト
    ランジスタを設けたことを特徴とする電流/電圧変換回
    路。
  2. 【請求項2】 帰還抵抗が接続された増幅器の入力端子
    に電流信号源を接続し、その電流信号源の出力電流を前
    記帰還抵抗によって電圧に変換する電流/電圧変換回路
    において、前記電流信号源と前記入力端子との間に、コ
    レクタが前記入力端子に接続され、エミッタが前記電流
    信号源に接続されたベース接地型のトランジスタを設け
    たことを特徴とする電流/電圧変換回路。
JP8350445A 1996-12-27 1996-12-27 電流/電圧変換回路 Pending JPH10190368A (ja)

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JP8350445A JPH10190368A (ja) 1996-12-27 1996-12-27 電流/電圧変換回路

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JP8350445A JPH10190368A (ja) 1996-12-27 1996-12-27 電流/電圧変換回路

Publications (1)

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JPH10190368A true JPH10190368A (ja) 1998-07-21

Family

ID=18410549

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JP8350445A Pending JPH10190368A (ja) 1996-12-27 1996-12-27 電流/電圧変換回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7509059B2 (en) 2003-12-09 2009-03-24 Rohm Co., Ltd. Optical receiver and data communication apparatus comprising same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7509059B2 (en) 2003-12-09 2009-03-24 Rohm Co., Ltd. Optical receiver and data communication apparatus comprising same

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