JPH10190336A - アンテナケース - Google Patents

アンテナケース

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JPH10190336A
JPH10190336A JP35163996A JP35163996A JPH10190336A JP H10190336 A JPH10190336 A JP H10190336A JP 35163996 A JP35163996 A JP 35163996A JP 35163996 A JP35163996 A JP 35163996A JP H10190336 A JPH10190336 A JP H10190336A
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JP
Japan
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antenna
cable
case
cylindrical body
leakage current
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JP35163996A
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English (en)
Inventor
Takashi Tanezane
隆史 為実
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Maspro Denkoh Corp
Original Assignee
Maspro Denkoh Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケースにアンテナ素子を収容し、そのアンテ
ナ素子に接続された同軸ケーブルを、ケースの下端部よ
り側方へ引き出す。 【構成】 下端部に短筒体16を外嵌可能に備え、二段
に構成されたアンテナ素子Iを内蔵した長筒体13内か
ら、その長筒体13の下端部に切り込み形成されたスリ
ット15を介して短筒体16に形成されたケーブル導出
口18,18より同軸ケーブル6,9の先を導出させ、
導出した同軸ケーブル6,9を短筒体16内から引っ張
り出しながら長筒体13の下端部を短筒体16に挿入す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、細長いアンテナ素
子を収容し、そのアンテナ素子に接続されたケーブルを
外部へ引き出し可能としたアンテナケースに関する。
【0002】
【従来の技術】筒状のケース内に複雑に構成されたアン
テナ素子を収容して単純なロッド状に形成されたアンテ
ナとしては、従来、例えば実開平2−32218号公報
や実公平4−11374号公報に記載の構造が知られて
いる。前者は、同軸ケーブルを筒状ケースの下端に設け
たケーブル挿通孔より引き出すシンプルな構造であるか
ら組み付けは容易であり、機器の真上に装着するタイプ
として好適に使用され、ケーブルの配線方向が真下でな
ければ、配線方向に向けるためアンテナの下方(上下逆
に取り付けた場合は上方)へ円弧を描くように折り曲げ
てから所定方向へ延ばしていた。一方後者の場合は、ケ
ーブルを側方へ延ばして配線するのに好適である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ケーブルを端面より引
き出したアンテナは、前記の如くケーブルを側方へ配線
するには不利である。しかしケーブルを側方より引き出
すには、ケース内でケーブルを略直角に曲げることとな
り、太く撓みにくいケーブルの場合、狭い筒内で無理に
曲げる操作は作業性が悪いし、引き出す際にケーブル引
き出し口の角部と擦れ合って、ケーブルに擦り傷を付け
てしまいやすい。ケースを分割可能な縦割り構造とすれ
ば作業はしやすくなるが、接着部分における気密性の信
頼度が薄れるし、引き出しやすいようにケーブルの屈曲
度を下げようとすると、ケースが大型化してしまう。又
同一ケース内にアンテナを複数収容した場合は、複数本
のケーブルが引き出されることになるから、ケース内で
絡み合ったり捻れたりするなどのトラブルを起こしやす
い。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ケーブル引き
出しの作業性向上を目的としたアンテナケースであっ
て、その構成は、アンテナ素子を収容可能で、片端部に
端縁から長手方向に向けてケーブルが通過可能な幅のス
リットを切り込み形成した筒状ケースと、少なくともそ
のスリットを覆うに充分な長さを有し、前記筒状ケース
の端部に対してスライド自在に外嵌されるホルダとを備
え、前記ホルダの側面にケーブル導出口を設けたことに
ある。そして前記ケーブル導出口は、長手方向に二つ並
べて設けることができ、複数本のケーブルを導出する場
合のメリットは大きい。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明に係るアンテナケースを図
面に基づいて説明する。図1は本発明のアンテナケース
を採用したアンテナの実施例であり、Iはアンテナ素
子、IIは筒状ケース(以下単にケースという)、IIIは
ホルダである。
【0006】アンテナ素子Iは、上段アンテナ1と下段
アンテナ2とで構成される。それら上段及び下段の各ア
ンテナ1,2は、夫々長尺に形成されたガラス、布、ガ
ラス不織布基材エポキシ樹脂等の誘電体基坂3の表裏両
面に、銅箔等の導体箔4を添設して形成される。前記導
体箔4において、幅広の部分はアンテナの放射素子4a
であり、幅狭の部分は給電素子4bとなっている。P,
P・・・は放射素子4aと給電素子4bとの境界部分で
あって、表面の放射素子4aには裏面の給電素子4b
が、また表面の給電素子4bには裏面の放射素子4a
が、夫々対向するようにして各素子を配置することで、
所謂コリニア・アンテナを成している。放射素子4aや
給電素子4bの素子の長尺方向の長さは、使用する電波
の2分の1波長に、誘電体基板3の材質により決まる波
長短縮率を乗じた長さになっている。本例では、1.9
GHz帯用のアンテナであって、各素子の長尺方向の長
さは約40mmである。また給電素子4bの幅は、前段
の放射素子4aから後段のそれへ効率よく信号を引き渡
すことができるような所望のインピーダンス値を備える
ように決められており、本例の場合では約4.5mmに
してある。放射素子4aの幅は、放射を効率よく行わせ
るために、給電素子4bよりも大きい所定の値が選ば
れ、本例では約19mmである。そして表側素子と裏側
素子との間隔、即ち誘電体基板3の厚み寸法は1.6m
mであり、前記放射素子4aと給電素子4bを構成する
導体箔4の厚みは35ミクロンである。
【0007】先ず上段アンテナ1について、前記図1及
び図2を参照しながら説明する。上段アンテナ1の表面
下端部には、下段アンテナ2から上段アンテナ1側に電
流が漏れ込むのを防止するため上段表側漏洩電流阻止部
5が設けられており、この上段表側漏洩電流阻止部5
は、導体箔4により形成された先端開放四分の一波長分
岐線5aと上段給電素子延長部5b及び上段アンテナ用
の同軸ケーブル6における先端部に設けられた漏洩電流
阻止区間Aとにより形成されている。この同軸ケーブル
6の先端部は段剥きすることにより外部導体6aと中心
導体6bとが露出しており、他端部にはコネクタ7が装
着される。漏洩電流阻止区間Aの外部導体6aは、前記
給電素子延長部5bに沿わせてその全体を半田付けして
あって、広範囲の電気的接続が図られている。そして同
軸ケーブル6の中心導体6bは、放射素子4aと半田付
けにより固定されており、1aと1bが上段アンテナ1
の給電点となる。一方、上段アンテナ1の裏側下端部に
は、上段アンテナ1から下段アンテナ2側へ電流が漏れ
出すのを防止するため、上段裏側漏洩電流阻止部8が設
けられている。上段裏側漏洩電流阻止部8には、導体箔
4により成る先端開放四分の一波長分岐線8aと上段給
電素子延長部8bとが設けられている。分岐線8aは、
表側の分岐線5aと向きを逆にして設けてある。前記給
電素子延長部5bと8bとは互いにスルーホールによっ
て電気的導通が図られている。
【0008】次に下段アンテナ2について、前記上段ア
ンテナと同様に図1及び図2を参照しながら説明する。
下段アンテナ2の表側下端部には、前記上段アンテナ1
と同様に、下段アンテナ2から下段アンテナ用の同軸ケ
ーブル9を伝って給電用コネクタ10側に電流が漏れ出
すのを防止するため、下段表側漏洩電流阻止部11が設
けられている。この下段表側漏洩電流阻止部11は、導
体箔4により形成された先端開放四分の一波長分岐線1
1aと、下段給電素子延長部11b、そして後述の下段
アンテナ2給電用の同軸ケーブル9の先端部に設けられ
た漏洩電流阻止区間Bとにより形成されている。この同
軸ケーブル9の先端部は段剥きされており、外部導体9
aと中心導体9bが露出している。漏洩電流阻止区間B
の外部導体9aは、前記給電素子延長部8bに沿わせて
その全体を半田付けしてあって、広範囲の電気的接続が
図られている。一方下段アンテナ2の裏側には、ビニー
ル被覆を剥離して外部導体6aを露出させた前述の同軸
ケーブル6が導体箔4の中央を縦断して下段アンテナ2
の下方へ延びるように配置されている。同軸ケーブル6
の外部導体6aにおいて、Cは給電素子区間を示し、下
段アンテナ2の裏側の給電素子4bに対応した部分を示
している。又Dは放射素子区間を示し、下段アンテナ2
の裏側の放射素子4aに対応した部分を示している。こ
れら同軸ケーブルの各給電素子区間Cは、その全区間に
亘って自体に接する給電素子4bと半田付けにより接続
してあり、また各放射区間Dもその全区間にわたり自体
に接する放射素子4aと半田付けにより接続してある。
【0009】ここで、前記下段アンテナ2の裏側下端部
に設けられた下段裏側漏洩電流阻止部12について説明
する。下段裏側漏洩電流阻止部12は下段アンテナ2か
ら同軸ケーブル6を伝って給電用コネクタ7側へ漏れ出
すのを阻止するもので、導体箔4により形成した4分の
1波長分岐線12aと給電素子延長部12bと、外部導
体6aの漏洩電流阻止区間Eとにより成る。漏洩電流阻
止区間Eの外部導体6aは、自体に対応する給電素子延
長部12bに沿わせてその全体を半田付けしている。
尚、同軸ケーブル6の外部導体6aの外径は3.5mm
である。
【0010】一方ケースIIは、前記アンテナ素子Iを収
容できる長筒体13と、その長筒体13の上端開口部に
圧入されるキャップ14とから成り、それら長筒体13
及びキャップ14は高周波損失の少ない合成樹脂により
形成されている。前記長筒体13の下端部には、端縁か
ら長手方向に向けて前記同軸ケーブル6,9が通過可能
な幅のスリット15が切り込み形成されている。ホルダ
IIIは、前記長筒体13に対してスライド自在で、前記
長筒体13に形成されているスリット15が完全に隠れ
るよう外嵌される長さを有し、内周を前記長筒体13の
外径と略同じく形成した短筒体16と、その短筒体16
の小径基端に装着されるキャップ17とから成る。又短
筒体16の側面には、前記長筒体13を挿入した状態に
おけるスリット15に対応する位置に、ケーブル導出口
18,18が長手方向に二つ並べて設けられている。更
に短筒体16には、長筒体13との接続部分、及び同軸
ケーブル6,9の引き出し部分とに気密性を持たせるべ
く、長筒体挿入側には締着キャップ19、19、リング
20が、ケーブル導出口18にはシールリング21、ケ
ーブルストッパ22、ケーブルキャップ23等の固定及
び防滴用部材が装着されるようになっている。
【0011】アンテナ素子IをケースIIに収容するに
は、同軸ケーブル6,9にコネクタ7,10を取り付け
る前に、上段アンテナ1と下段アンテナ2との境界及び
下段アンテナ1の下端部に保持部材を添着し(図示せ
ず)、そのように保持部材を添着させたアンテナ素子I
をケースIIの下端部より挿入し、上段アンテナ1の先端
をキャップ13に係合させ、ケースIIの中央に安定配置
する。次に二本の同軸ケーブル6,9を締着キャップ1
9とOリング20とに挿通してから、長筒体13内に挿
入し、同軸ケーブル6,9をケーブル導出口18,18
より頭出しさせ、外方へ導出する(図3のa)。しかる
後、導出した同軸ケーブル6,9を引っ張り出し、ケー
ブル導出口18,18を周方向に対してスリット15と
位相を合わせをすると共に、Oリング20が組み付けら
れた締着キャップ19を嵌め込み、同軸ケーブル6,9
が引き出される動きに合わせて長筒体13を短筒体16
内に挿入することにより同軸ケーブル6,9を送り込み
し(図3のb)、挿入を終えたら締着キャップ19を短
筒体16に嵌め込んで確実に固定する。最後にケーブル
導出口18,18にシールリング21、ケーブルストッ
パ22、ケーブルキャップ23等を取り付け、各同軸ケ
ーブル6,9の先端にコネクタ7,10を取り付ける
(図4)。
【0012】このように構成されたアンテナは、外観上
は一本のロッド状であるが、ケース内には上下二段のア
ンテナが組み込まれていると共に、各アンテナと個々に
接続された同軸ケーブルが導出されているので、ダイバ
ーシティ受信及び送信用として好適に利用される。特に
実施例のアンテナでは、上段のアンテナ素子に接続され
た給電線が、下段アンテナにおける導電箔と電気的接続
により一体化されているので両アンテナ相互間での干渉
が起こらない。又組み付け作業において、ケーブル導出
口から導出させる同軸ケーブルは、ホルダにケースを挿
入する際、同軸ケーブルの動きに合わせて送り込むこと
によって同軸ケーブルへの負担が軽減され、作業性の向
上とケーブルの傷付き防止を図ることができる。そして
ケースをホルダ内に挿入させた場合、同軸ケーブルはス
リットを抜けてケーブル導出口から引き出されるので、
ケースの挿入深さを充分確保でき、高い強度が維持され
ると共に、シール性は完璧となる。又、樹脂製カバーと
上下各アンテナの相互間には、発泡ゴムなどの保持部材
を介在させることにより、アンテナ素子が力バーの中心
に安定保持される。
【0013】上記のように形成された二段式アンテナF
を例えば送信用アンテナとして使用する場合の信号の流
れについて説明する。給電用コネクタ7からの送信信号
は上段アンテナ1の給電点la,lbに加わる。この信
号は、上段裏側漏洩電流阻止部8の働きにより、下段ア
ンテナ2の方向へ電流が漏洩することなく、その信号の
総てが上段アンテナ1の表面、裏面、夫々の放射素子4
aによって効率よく放射される。一方、給電用コネクタ
10からの送信信号は、下段アンテナ2の給電点2a,
2bに加わる。この信号は、下段裏側漏洩電流阻止部1
2により給電用コネクタ10の方向へ、又、下段表側漏
洩電流阻止部11により給電用コネクタ10の方向へ、
更に、上段表側漏洩電流阻止部5により上段アンテナ1
の方向へ、夫々電流が漏れることなく、その信号の総て
が下段アンテナ2の放射素子4aによって効率よく放射
される。このとき、下段アンテナ2の裏面の中央を縦断
する同軸ケーブル6の外部導体6aは、下段アンテナ2
の各放射素子4a及び各給電素子4bと電気的に接続さ
れて一体となっているから、電波の放射を遮ることな
く、むしろ放射素子4aと共働して電波を効率よく放射
するのに寄与している。
【0014】前記実施例は基地局に設置した場合、及び
移動体に設置した場合であっても、電界強度のハイトパ
ターンに応じて切り換えられるダイバシティ受信(送信
も含む)用としても好適に利用できることは勿論であ
る。上下各アンテナは、誘電体基板に両面からプレス成
形された金属板を接着することによって形成したり、両
面プリント基坂を採用するなど適宜変更できる。又、同
軸ケーブルの外部導体に導電性のパイプ状のものを利用
することによって量産時の性能の安定化を図ることもで
きる。又、実施例では、同軸ケーブル6の外部導体6a
を各放射素子4a及び各給電素子4bとの電気的接続に
半田付けを例示したが、その他に導電性接着剤を用いて
接続してもよいし、断面Ω字状の金具を用いて接続して
もよい。更に、上段アンテナと下段アンテナとは90度
の位相差を持たせることなく両アンテナ面が連続するよ
うに組み付けることもできる。本発明のアンテナケース
は、断面円形以外、例えば多角形に形成することもで
き、可撓性のある樹脂製カバーの採用により屈曲可能と
なって、破損防止効果が期待できるし、プリント基坂で
構成されたアンテナを縦列接続したシンプルな構造であ
るから、製造も容易である。尚、アンテナ素子を本発明
のアンテナケースに収容したアンテナは、必ずしも上向
きに配置されるものではないのであって、因みに実施例
の二段式アンテナは、電柱の腕木へ上下逆の垂下状態に
て取り付け使用される。尚実施例は誘電体基板の表裏両
面に導電体パターンが形成された二段アンテナについて
説明したが、一段、或は三段以上のアンテナや形態の異
なるアンテナにも適用される。又本発明のアンテナケー
スは、同軸ケーブルが太く固い場合に大きな効果を発揮
するが、細く撓みやすい同軸ケーブルやそれ以外の伝送
ケーブルが使用されるアンテナにあっても適用して差し
支えない。更にアンテナの取り付け態様は自由であっ
て、因に本実施例のアンテナは、支柱の上部から水平に
張り出した腕木に、上下逆の姿勢で固定される。
【0015】本発明は、ケースと別体のホルダにケーブ
ル引き出し口を設け、そのホルダをスリットが切り込み
形成されたケースに外嵌させながらケーブルを送り込ん
で組み付けることができるから、狭いケース内から太く
固い同軸ケーブルでも効率良く引き出し可能とするもの
であって、ケースやホルダの大きさ、形態、それらの結
合手段、ケーブル導出口の防水処理構造等は適宜変更で
きる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、ケースを、筒状ケース
とその筒状ケースに対してスライド自在に外嵌可能なホ
ルダとで構成し、ホルダにケーブル導出口を設けたの
で、筒状ケースをホルダから離した状態でケーブルをケ
ーブル導出口から導出させた後、ケースをホルダに挿入
させて合体できるから作業性が良く、而も引っ張られた
ケーブルの移動に合わせてケースを挿入することによっ
てケーブルをスムーズに送り出しでき、傷付けることは
なくなる。又ケースにスリットを形成することによっ
て、スリットを介してホルダのケーブル導出口からケー
ブルを側方へ引き出すことができるので、ケースをホル
ダの奥深くにまで挿入してケースとホルダとの結合力を
高めることができる。更に、ケーブル導出口を長手方向
に二つ並べて設ければ、各ケーブル導出口から個々に同
軸ケーブルを引き出すことができ、二段アンテナ用のケ
ースとして好適に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアンテナケースが採用されたアン
テナの分解説明図である。
【図2】アンテナ素子を図1の裏側より見た説明図であ
る。
【図3】(a),(b)はアンテナ素子の組み込み操作
を示した説明図である。
【図4】完成したアンテナの説明図である。
【符号の説明】
I・・アンテナ素子、II・・ケース、III・・ホルダ、
A,B,C,D,E・・漏洩電流阻止区間、P・・境界
部分、1・・上段アンテナ、1a,1b・・給電点、2
・・下段アンテナ、3・・誘電体基板、4・・導電箔、
4a・・放射素子、4b・・給電素子、5・・上段表側
漏洩電流阻止部、5a・・四分の一波長分岐線、5b・
・上段給電素子延長部、6・・(上段アンテナ用)同軸
ケーブル、6a・・外部導体、6b・・中心導体、7・
・コネクタ、8・・上段裏側漏洩電流阻止部、8a・・
四分の一波長分岐線、8b・・給電素子延長部、9・・
(下段アンテナ用)同軸ケーブル、9a・・外部導体、
9b・・中心導体、10・・コネクタ、11・・下段表
側漏洩電流阻止部、11a・・四分の一波長分岐線、1
1b・・下段給電素子延長部、12・・下段裏側漏洩電
流阻止部、13・・長筒体、14・・キャップ、15・
・スリット、16・・短筒体、17・・キャップ、18
・・ケーブル導出口、19・・締着キャップ、20・・
Oリング、21・・シールリング、22・・ケーブルス
トッパ、23・・ケーブルキャップ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナ素子を収容可能で、片端部に端
    縁から長手方向に向けてケーブルが通過可能な幅のスリ
    ットを切り込み形成した筒状ケースと、少なくとも前記
    スリットを覆うに充分な長さを有し、前記筒状ケースの
    端部に対してスライド自在に外嵌可能なホルダとを備
    え、前記ホルダの側面にケーブル導出口を設けたアンテ
    ナケース。
  2. 【請求項2】 前記ケーブル導出口が長手方向に二つ並
    べて設けられている請求項1に記載のアンテナケース。
JP35163996A 1996-12-27 1996-12-27 アンテナケース Pending JPH10190336A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007181014A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Fujitsu Component Ltd アンテナ装置
JP2009207076A (ja) * 2008-02-29 2009-09-10 Denso Corp 車載統合アンテナ

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