JP4281116B2 - 給電装置 - Google Patents

給電装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4281116B2
JP4281116B2 JP2008030440A JP2008030440A JP4281116B2 JP 4281116 B2 JP4281116 B2 JP 4281116B2 JP 2008030440 A JP2008030440 A JP 2008030440A JP 2008030440 A JP2008030440 A JP 2008030440A JP 4281116 B2 JP4281116 B2 JP 4281116B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
conductor
radiating element
button
power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008030440A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008295019A (ja
Inventor
晶夫 倉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2008030440A priority Critical patent/JP4281116B2/ja
Priority to EP08751926A priority patent/EP2148388A1/en
Priority to PCT/JP2008/057741 priority patent/WO2008136308A1/ja
Priority to US12/596,356 priority patent/US8130157B2/en
Publication of JP2008295019A publication Critical patent/JP2008295019A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4281116B2 publication Critical patent/JP4281116B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/27Adaptation for use in or on movable bodies
    • H01Q1/273Adaptation for carrying or wearing by persons or animals
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/36Structural form of radiating elements, e.g. cone, spiral, umbrella; Particular materials used therewith
    • H01Q1/38Structural form of radiating elements, e.g. cone, spiral, umbrella; Particular materials used therewith formed by a conductive layer on an insulating support
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/50Structural association of antennas with earthing switches, lead-in devices or lightning protectors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q9/00Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
    • H01Q9/04Resonant antennas
    • H01Q9/16Resonant antennas with feed intermediate between the extremities of the antenna, e.g. centre-fed dipole
    • H01Q9/28Conical, cylindrical, cage, strip, gauze, or like elements having an extended radiating surface; Elements comprising two conical surfaces having collinear axes and adjacent apices and fed by two-conductor transmission lines
    • H01Q9/285Planar dipole
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q9/00Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
    • H01Q9/04Resonant antennas
    • H01Q9/30Resonant antennas with feed to end of elongated active element, e.g. unipole
    • H01Q9/40Element having extended radiating surface

Landscapes

  • Details Of Aerials (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)
  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
  • Waveguide Aerials (AREA)

Description

本発明はアンテナに給電するための給電装置に関する。
近年、携帯電話や、無線LANのホットスポットサービス、WiMAXなど、さまざまな屋外の無線サービスシステムが使用できるようになっている。また、放送分野においても、地上波デジタルテレビ放送等が始まっている。このようなワイヤレスの多様なサービスを有効に利用するためには、アンテナ性能の向上が重要である。一方で、上記の複数のサービスに対応した端末では、必然的に広帯域のアンテナが必要になる。かつ、上記サービスに用いられる端末は、小型化が進み、それらに内蔵されるアンテナは、感度低下が問題となっている。このような問題を解決する技術として有効なのは、洋服や体に付けるウエアラブルアンテナの技術である。洋服などにアンテナを付加することができれば、比較的大きなアンテナが構成可能であるため、感度の問題は解決される。
特開2001−119232号公報 特開2003−258520号公報 特開2006−309401号公報 特開平11−180545号公報
従来の技術では、衣服にフィットしたアンテナは、導電性の布などで構成する必要があるところ、導電性の布で構成された放射素子を有するアンテナに、直接ハンダ付けすることは難しく、給電が不可能であった。また、フレキシブルプリント基板のような折り曲げ可能な素材で構成される場合、ハンダ付けは可能であるが、壊れやすいという欠点を有していた。さらに、導電性の布で構成されたアンテナが、衣服に取り付けられた場合、洗濯のために、給電回路を容易に取り外すことも不可能であった。
例えば、従来の給電装置としては、図19に示すようなハンダ付け511、512により接続されていた。しかし、放射素子501、502が導電性の布で構成された場合、直接ハンダ付けすることは困難である。また、フレキシブルプリント基板のような折り曲げ可能な素材で構成される場合、ハンダ付けは可能であるが、放射素子が、ハンダ付け箇所の周辺で、折り曲げ動作が繰り返されると、ハンダ付けが外れたりして、壊れやすいという欠点を有していた。
そこで、本発明は、衣服にフィットできるアンテナのための壊れにくい給電装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、同軸ケーブルを給電のために利用し、前記同軸ケーブルの中心導体が第1の放射素子と少なくとも容量結合により交流的に接続され、前記同軸ケーブルの外部導体が第2の放射素子と少なくとも容量結合により交流的に接続された給電装置であって、前記第1の放射素子と前記中心導体との間に第1の給電部を備え、前記第2の放射素子と前記外部導体との間の第2の給電部を備え、前記第1の給電部は、前記中心導体と接触した給電導体備え、前記第2の給電部は、前記外部導体と接触した給電導体備え、前記第1の給電部は第1のはめ込み手段により前記第1の放射素子に付けられ、前記第2の給電部は第2のはめ込み手段により前記第2の放射素子に付けられることを特徴とする給電装置が提供される。
本発明によれば、1)直接ハンダ付け不要、2)こわれにくい、3)容易に取り外し可能、4)インピーダンスマッチング調整が容易、乱暴に引き抜いたり、乱暴に扱ってもこわれにくい、という効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の給電装置の第1の実施形態の構成図である。任意の形状の放射素子1、2は、折り曲げ可能な、フレキシブルプリント基板や、導電性の布により構成される。給電部20は、給電導体30と絶縁体40により構成される。通常、給電部20は、フレキシブルプリント基板や薄いプリント基板によって一体化して構成される。同様に、給電部21は、給電導体31と絶縁体41により構成される。給電部20と同様、給電部21は、フレキシブルプリント基板や薄いプリント基板によって一体化して構成される。給電部20、21は、それぞれ、糸17によって、放射素子1、2に縫い付けられて固定されている。
糸17は、導電性のない通常の糸であってもよいし、導電性のある糸であってもよいし、導電性のある針金であってもよい。
同軸中心導体12は、給電導体30にハンダ付けされ、同軸外部導体11は、給電導体31にハンダ付けされている。給電導体30及び31は、放射素子1、2との間に静電容量を持ち、絶縁体40、41の厚さを十分に薄い材料を用い、給電導体30、31と放射素子1、2の間の静電容量を大きくし、その値が使用周波数に対して十分小さなリアクタンスになるようにすれば、高周波的には直接接続したことと同じ効果が得られる。また、絶縁体40、41の厚さや、給電導体30、31の面積を調整して、静電容量を調整することにより、放射素子1、2へ給電する際のインピーダンス整合の調整も可能になる。
給電部20、21を、フレキシブルプリント基板で構成し、糸17で縫いつけることで、布に良くなじみ、衣服などに装着した場合でも、違和感が無く、壊れにくいという利点がある。
図2は、本発明の給電装置の第2の実施形態の構成図である。ベース50は、布などのやわらかく、折り曲げ可能な素材により構成される。ベース50の上に、導線性の布や、折り曲げ可能なフレキシブルプリント基板等により構成される任意形状の放射素子51、52が糸53によって縫いつけられている。そして、放射素子51、52に本来給電される位置周辺に、マジックテープ(登録商標)54が、糸53によって縫いつけてある。この場合、放射素子51、52、マジックテープ(登録商標)54は、糸53によらなくても、接着剤や、アイロンプリントの接着剤で接着する構成も可能である。マジックテープ(登録商標)54には、給電ユニット60が、取り付けられて、給電されるようになっている。
図3は、給電ユニット60の詳細図である。給電ユニット60は、マジックテープ(登録商標)61とプリント板62を備える。マジックテープ(登録商標)61は、図2において、給電ユニット60を、放射素子側のマジックテープ(登録商標)54と接合させるためのものである。プリント板62は、折り曲げ可能なフレキシブルプリント基板や薄いプリント基板等により構成され、表面の導体パターンとして、給電導体63、64を有している。そして、給電導体63には、同軸ケーブル10の同軸中心導体12が、給電導体64には、同軸外部導体11がハンダ付けされる。給電ユニット60を取り付けることにより、給電導体63、64が、それぞれ、放射素子51、52と静電容量をもち、図1の説明の原理で給電される。
図4は、本発明の給電装置の第3の実施形態の構成図である。図2同様に、ベース50は、布などのやわらかく、折り曲げ可能な素材により構成され、ベース50の上に、任意形状の放射素子51、52が糸53によって縫いつけられている。放射素子51の本来給電される位置には、フック70が糸で縫いつけられている。そして、放射素子52には、本来給電される位置周辺に、マジックテープ(登録商標)71が糸53によって縫いつけてある。この場合、マジックテープ(登録商標)71が糸53によらず、接着剤等でも固定可能なことは、前の説明同様である。
一方、給電ユニット80は、フック81とマジックテープ(登録商標)82を有しており、それぞれ、フック70とマジックテープ(登録商標)71に取り付けることで、給電ユニット80を、ベース50側に密着させ、放射素子51、52を給電することができる。
図5は、給電ユニット80の詳細図である。ここで、給電ユニット80は、(1)、(2)の2通りの構成が考えられる。
(1)の構成では、給電ユニット80は、導体よりなり金具83、プリント板86、マジックテープ(登録商標)82により構成される。金具83には、フック81が一体成形されている。金具83は、薄い誘電体よりなるプリント板86の先端部を挟み込むように固定される。この場合、金具83の固定は、接着剤や、ビス、ハトメなどを用いる方法も有効である。プリント板の下側には、マジックテープ(登録商標)82が取り付けられる。この場合のマジックテープ(登録商標)の固定も、糸85や、接着材等、さまざまな方法が可能である。プリント板86が、フレキシブルプリント板のような非常に薄いものである場合は、糸85が有効である。プリント板86の裏面には、給電導体88が導体パターンとしてエンチングにより形成されている。金具83の裏面、及び、給電導体88には、図3同様、同軸ケーブル10の同軸中心導体12と同軸外部導体11がハンダ付けされれば、給電ユニット80により、給電が可能になる。
(2)の構成で、(1)と異なる点は、金具83が、金具89と給電導体87に分割されている点である。この場合、フック81は金具89に一体成形されている。そして、プリント板86を挟みこむようにして、給電導体87が、導体のネジ90によって固定される。固定の方法は、ネジ90やビスを用いる以外に、接着剤や、ハトメ、ホッチキスなどを用いる方法がある。あとは、(1)の説明同様、給電導体87、及び、給電導体88には、同軸ケーブル10の同軸中心導体12と同軸外部導体11がハンダ付けされれば、給電ユニット80により、給電が可能になる。
図4及び図5の構成では、マジックテープ(登録商標)71と82の接合部分では、放射素子52と給電導体88が静電容量を持つことで高周波的に接続され、放射素子51については、フック70と81が電気的に接触することで給電が行われる。
図6は、本発明の給電回路の第4の実施形態の構成図である。図4及び図5の構成との違いは、給電ユニット110及び、その接合方法が導体のボタンによることである。すなわち、給電ユニット110の接合は、給電ユニット110に糸101で縫いつけられている導体のボタン111と、放射素子51、52上に糸101で縫いつけられている導体のボタン100がはめ合わさることで達成される。
ボタンを放射素子に縫いつける糸17は、導電性のない通常の糸であってもよいし、導電性のある糸であってもよいし、導電性のある針金であってもよい。
図7は、給電ユニット110の詳細図である。(1)は表面、(2)は裏面である。給電ユニット110は、フレキシブルプリント基板や薄いプリント基板によって構成されるプリント板114に、糸101で縫いつけられた導体112、113により構成される。導体112、113は、導電性の布よりなり、ボタン111が糸101によって、裏側に縫いつけられた構造となっている。プリント板114の表面には、導体112、113とほぼ同じ位置、ほぼ同じ形状で、給電導体115,116が導体パターンとしてエッチングにより形成されている。給電導体115、116には、同軸ケーブル10が、図3と同様にハンダ付けされる。給電ユニット110では、給電導体115、116が、それぞれ、導体112、113の間と静電容量を持つことで高周波的に接続され、導体112、113は、導体のボタン111,100を介して、放射素子51、52と電気的に接触し、給電が行われる。
図8は、本発明の給電装置の第5の実施形態の構成図である。図6及び図7の構成との違いは、給電ユニット120及び、放射素子51側の接合が導体のフック70、81によって行われている点である。
図9は、給電ユニット120の詳細図である。(1)は表面、(2)は裏面である。給電ユニット120は、フレキシブルプリント基板や薄いプリント基板によって構成されるプリント板114と、導体のフック81を含む金具89と、導電性の布よりなる導体113により構成される。金具81は、プリント板114に対して、接着剤、ネジ、ビス、ハトメ、ホッチキスなどを用いて固定できる。また、導体113の固定は、図7の(2)の説明同様である。図9の表面における同軸ケーブル10との接続も、図7(1)と同じである。
図10は、本発明の給電装置の第6の実施形態の構成図である。図10において、ベース50側は、図4の構成と同じである。また、給電ユニット130を、フックとマジックテープ(登録商標)で接合する点も同じである。図4との相違は、給電ユニット130の構造にある。
図11は、給電ユニット130の詳細図である。(1)は表面、(2)は裏面、(3)は組立図である。給電ユニット130は、絶縁体131の先端部に、金具83を固定し、下側に、マジックテープ(登録商標)133の付いた導電性の布132を巻きつけて、縫い合わせて固定したものである。(1)の表面の図に示されているように、表面では、フレキシブル基板のような薄いプリント板134が一緒に縫い合わされて固定されている。そして、プリント板134の導体パターン部も、導電性の布132が重ねあわされて縫い付けられており、導電性の布132とは、導通状態になっている。なお、導電性の布132が、絶縁体131に巻きつけるとき、容易に抜けないように、絶縁体131には、くぼみ部135が設けられている。
図10及び図11における給電は、放射素子51に関しては、フック70とフック81が電気的に接触することで行われる。また、放射素子52に関しては、導電性の布132との間に静電容量を持つことで高周波的に接続され、給電が行われる。
図12は、本発明の給電方法の第7の実施形態の構成図である。図12において、ベース50側は、ボタン100が放射素子51、52にそれぞれ1つずつ付加されていることを除いて、図6の構成と同じである。ボタン100は、糸101によって、導体または導電性の布より構成される放射素子51および52に縫い付けられている。
一方、給電ユニット200にも、ボタン100とはまりあう対のボタン111が付加されている。さらに、給電ユニット200には、給電のために同軸ケーブル201が接続され、その先にコネクタ202が接続されている。
図13は、給電ユニット200の詳細図である。(1)は接続面、(2)は裏面、(3)は断面である。(1)接続面の図より、給電ユニット200は、プラスチックやプリント基板などの絶縁体よりなるベース210と、導体よりなる2つの金具211と、2つのボタン111から構成されることがわかる。金具211にはボタン111が接続されている。金具211とボタン111の接続に関し、金具211が金属板で、ボタン111が金属の場合においては、ハンダ付けやカシメ、圧着、はめ込みなどの方法によって、接続が可能である。この場合は、電気的な導通も確保される。また、ボタン111が金属であってもハンダ付けが難しい場合や、金属でない場合においては、接着剤、カシメ、圧着、はめ込みなどの方法によって接続が可能である。この場合は、電気的な導通は確保されないが、動作原理としては問題ない(後に説明する)。金具211は、端部より折り曲げられ、ベース210を貫通して、ベース210の裏側に折り曲げられる構造となっている。
(2)の裏面の図より、ベース210の裏側まで折り曲げられた金具211の端部は、接続部212となる。接続部212には、同軸ケーブル201に接続される。同軸ケーブル201の同軸中心導体220は、接続部212の一方にハンダ付けまたは圧着などによって接続される。同軸ケーブル201の同軸外部導体221は、導体の接続線222を介して接続部212の他方にハンダ付けまたは圧着などによって接続される。これらの接続は、いずれも電気的な導通が確保されるような方法で接続される。同軸ケーブル201の他端にはコネクタ202が接続されている。
(3)の断面の図より、給電ユニット200の断面が詳細に理解できる。金具211は、断面でみるとコの字状に構成される。
図14は、本発明の給電方法の使用時の構成図である。給電ユニット200のボタン111を、放射素子51、52上に付加されているボタン100にはめ込むことで、給電ユニットと放射素子51、52を密着して接続できるようになっている。このときの電気的動作原理を以下に説明する。同軸ケーブル201の同軸中心導体220と同軸外部導体221は、それぞれ2つの接続部212に電気的に接続される。2つの接続部212は、金具211の一部であるから、金具211には、当然、導通している。そして、ボタン111をボタン100にはめ込むと、金具211と放射素子51または52は、非常に接近することになる。このとき、金具211の面と放射素子51または52の間で、静電容量を持つことになるので、金具211と放射素子51または52は、静電結合し、高周波電力を伝送することができ、電気的に接続したことになる。この場合、適切な静電結合をさせるために、使用する周波数と金具211の面積により、十分小さなよう容量性リアクタンスが得られるように設計する必要ある。
また、静電容量による電気的な接続であるため、ボタン100またはボタン111は、金属等の導体である必然性はない。ただし、ボタン100、111とも金属であれば、金属の接触による導通は確保できるため、金属の接触により給電方法としても差し支えない。このような場合は、金具211の面積は、ボタン111を固定するための必要最小限でかまわないことになる。
ただし、ボタン100が非常に小さく、ボタン100に密着する放射素子51または52との導通が不安定な場合においては、やはり接触による導通は期待せずに、金具211の面積を十分大きくとり、静電結合を主体とした方が、安定な給電が可能になる。
図15は、本発明の給電方法の第8の実施形態の構成図である。図14との違いは、バンド250が付加されていることである。図14の構成では、同軸ケーブル201が固定されておらず、同軸ケーブルお引き回しによっては、放射素子51、52の近傍で揺れると、アンテナとしての動作が不安定になる。よって、同軸ケーブル210を固定して、安定したアンテナ特性を得るためのものである。
図15において、バンド250は、布や絶縁体、あるいは導体でも問題ない。そして、ボタン251も、バンド250をベース50に固定するためのものであり、スナップのようなものでも、衣服に用いるボタンのようなものでも使用可能である。
図16は、本発明の給電方法の第9の実施形態の構成図である。図12の構成と比べての相違点は、給電ユニット300において、ボタン100と111を2組ずつ使用していることである。
また、図17は、給電ユニット300の詳細図である。(1)は接続面、(2)は裏面、(3)は断面である。ボタン111が、上下の金具311に2つずつ使用されている。このように、ボタンを多用することで、金具311と放射素子51、52との距離が安定して近接した状態を維持しやすくなるため、静電結合または接触による給電が安定的に行えるメリットがある。ボタン100、111の数量は、2組に限らす、状況により、3組以上の構成も有力である。
図18は、給電ユニットのいろいろな形状の例を示している。(1)は、金具411が、ベース410の外側に沿ってコの字状に折り曲げられて接続部412が形成されている例である。図13の金具211よりも簡単に構成できる可能性がある。
(2)は、ベース420、金具421、接続部422をプリント基板のエッチングにより構成した例である。金具421と接続部422との接続は、スルーホール423によって行う。
(2)も、ベース430、金具431、接続部432をプリント基板のエッチングにより構成した例である。金具431と接続部432との接続は、スルーホール433によって行う。接続部432の形状が円形になっている。
なお、金具211、311、411、421、431の形状は方形、円形等に限らず任意の形状で問題ない。同様に、接続部212、312、412、422、432の形状も同様である。
本発明の給電装置は、放射素子が導電性の布や、フレキシブルプリント基板で構成される折り曲げ可能なアンテナに、同軸ケーブルで接続する場合、
1)直接ハンダ付け不要
2)こわれにくい
3)容易に取り外し可能
4)インピーダンスマッチングが容易
5)乱暴に引き抜いたり、乱暴に扱ってもこわれにくい
という特徴を有する。
衣服につけるウエラブルアンテナの給電装置。
本発明の給電装置の第1の実施形態の構成図である。 本発明の給電装置の第2の実施形態の構成図である。 第2の実施形態の給電装置の詳細図である。 本発明の給電装置の第3の実施形態の構成図である。 第3の実施形態の給電装置の詳細図である。 本発明の給電装置の第4の実施形態の構成図である。 第4の実施形態の給電装置の詳細図である。 本発明の給電装置の第5の実施形態の構成図である。 第5の実施形態の給電装置の詳細図である。 本発明の給電装置の第6の実施形態の構成図である。 第6の実施形態の給電装置の詳細図である。 本発明の給電方法の第7の実施形態の構成図である。 第7の実施形態の給電装置の詳細図である。 第7の実施形態の使用時の構成図である。 本発明の給電方法の第8の実施形態の構成図である。 本発明の給電方法の第9の実施形態の構成図である。 第9の実施形態の給電装置の詳細図である。 給電ユニットの形状を示す図である。 従来技術の給電装置である。
符号の説明
1、2 放射素子
10 同軸ケーブル
11 同軸外部導体
12 同軸中心導体
13 ハンダ付け
17 糸
20、21 給電部
30、31 給電導体
40、41 絶縁体

Claims (14)

  1. 同軸ケーブルを給電のために利用し、
    前記同軸ケーブルの中心導体が第1の放射素子と少なくとも容量結合により交流的に接続され、
    前記同軸ケーブルの外部導体が第2の放射素子と少なくとも容量結合により交流的に接続された給電装置であって、
    前記第1の放射素子と前記中心導体との間に第1の給電部を備え、
    前記第2の放射素子と前記外部導体との間の第2の給電部を備え、
    前記第1の給電部は、前記中心導体と接触した給電導体備え、
    前記第2の給電部は、前記外部導体と接触した給電導体備え、
    前記第1の給電部は第1のはめ込み手段により前記第1の放射素子に付けられ、
    前記第2の給電部は第2のはめ込み手段により前記第2の放射素子に付けられることを特徴とする給電装置。
  2. 請求項1に記載の給電装置において、
    前記第1の給電部は前記第1の放射素子に縫いつけられ、
    前記第2の給電部は前記第2の放射素子に縫いつけられたことを特徴とする給電装置。
  3. 請求項1又は2に記載の給電装置において、
    前記第1のはめ込み手段第1のボタンであり
    前記第2のはめ込み手段第2のボタンであることを特徴とする給電装置。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の給電装置において、
    前記第1の給電部及び前記第2の給電部として、折り曲げ可能な材料が利用されたことを特徴とする給電装置。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載の給電装置において、
    前記同軸ケーブルの中心導体と前記第1の放射素子との間に第1の金具が介在し、前記中心導体と前記第1の金具が接続され、前記第1の放射素子と前記第1の金具が少なくとも容量結合により交流的に接続され、
    前記同軸ケーブルの外部導体と前記第2の放射素子との間に第2の金具が介在し、前記外部導体と前記第2の金具が接続され、前記第2の放射素子と前記第2の金具が少なくとも容量結合により交流的に接続され
    前記第1の放射素子と前記第1の金具とは少なくとも1つの前記第1のはめ込み手段により接続されており、前記第2の放射素子と前記第2の金具とは少なくとも1つの前記第2のはめ込み手段により接続されていることを特徴とする給電装置。
  6. 請求項5に記載の給電装置において、
    前記第1のはめ込み手段は第1のボタンであり、
    前記第2のはめ込み手段は第2のボタンであることを特徴とする給電装置。
  7. 請求項に記載の給電装置において、
    前記第1の放射素子と前記第1の金具とは2以上の前記第1のボタンにより接続されており、前記第2の放射素子と前記第2の金具とは2以上の前記第2のボタンにより接続されていることを特徴とする給電装置。
  8. 請求項1乃至7の何れかに記載の給電装置において、
    前記同軸ケーブルの先端部の他の少なくとも一部は、前記第1及び第2の放射素子が付けられたベースに固定されていることを特徴とする給電装置。
  9. 請求項5乃至8の何れかに記載の給電装置において、
    前記第1の金具、前記第2の金具又はその双方は、絶縁体よりなるベースに固着されていることを特徴とする給電装置。
  10. 請求項に記載の給電装置において、
    前記第1の金具、前記第2の金具又はその双方はコの字の形状を有し、前記ベースがコの字の内部に挿入されていることを特徴とする給電装置。
  11. 前記第1のボタン、前記第2のボタンの少なくとも一方は、導体であることを特徴とする請求項3又は6に記載の給電装置。
  12. 前記第1のボタン、前記第2のボタンの少なくとも一方は、絶縁体であることを特徴とする請求項3又は6に記載の給電装置。
  13. 前記給電導体は板状であり、その面積を調整して静電容量を調整することにより、前記放射素子へ給電する際のインピーダンス整合の調整を行うことを特徴とする請求項1乃至12の何れかに記載の給電装置。
  14. 前記給電導体は、金属板であることを特徴とする請求項1乃至13の何れかに記載の給電装置。
JP2008030440A 2007-04-27 2008-02-12 給電装置 Expired - Fee Related JP4281116B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008030440A JP4281116B2 (ja) 2007-04-27 2008-02-12 給電装置
EP08751926A EP2148388A1 (en) 2007-04-27 2008-04-22 Feed device
PCT/JP2008/057741 WO2008136308A1 (ja) 2007-04-27 2008-04-22 給電装置
US12/596,356 US8130157B2 (en) 2007-04-27 2008-04-22 Feed device

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007118620 2007-04-27
JP2008030440A JP4281116B2 (ja) 2007-04-27 2008-02-12 給電装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008295019A JP2008295019A (ja) 2008-12-04
JP4281116B2 true JP4281116B2 (ja) 2009-06-17

Family

ID=39943420

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008030440A Expired - Fee Related JP4281116B2 (ja) 2007-04-27 2008-02-12 給電装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8130157B2 (ja)
EP (1) EP2148388A1 (ja)
JP (1) JP4281116B2 (ja)
WO (1) WO2008136308A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012021300A1 (en) * 2010-08-13 2012-02-16 Massachusetts Institute Of Technology Conformable antenna using conducting polymers
EP2654123B1 (fr) * 2012-04-19 2015-09-09 Fiamm Componenti Accessori - F.C.A. S.p.A. Antenne souple implantable dans un vetement porté par differents utilisateurs qui ressentent un besoin de liberté dans leurs communications radio.
US9636112B2 (en) * 2013-08-16 2017-05-02 Covidien Lp Chip assembly for reusable surgical instruments
EP3174158A1 (en) * 2015-11-27 2017-05-31 AGC Glass Europe High-frequency and wideband antenna comprising connection controlling means
JP6317385B2 (ja) * 2016-03-28 2018-04-25 日本電業工作株式会社 フレキシブルプリント基板構造体、および室内仕切壁
EP3602684A1 (en) * 2017-05-23 2020-02-05 Huawei Technologies Co., Ltd. Antenna assembly
RU2663548C1 (ru) * 2017-11-09 2018-08-07 Акционерное общество "Научно-производственное объединение Измерительной техники" (АО "НПО ИТ") Симметричный вибратор
US10862223B2 (en) * 2018-06-25 2020-12-08 Pc-Tel, Inc. Dual antenna support and isolation enhancer

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0686950A1 (fr) 1994-06-08 1995-12-13 GUSTAFSON, Ake Dispositif électronique de sécurité contre le vol
JP3231997B2 (ja) 1996-04-03 2001-11-26 デイエツクスアンテナ株式会社 フィルム状アンテナ
JPH10209905A (ja) 1997-01-23 1998-08-07 Sony Corp 携帯無線装置およびアンテナ装置
JP3599550B2 (ja) 1997-12-25 2004-12-08 テンタック株式会社 衣類などの洗濯物の識別装置
JP2000091828A (ja) 1998-09-16 2000-03-31 Ntt Kansai Personal Tsushinmo Kk 簡易携帯電話機における外部アンテナ結合装置
JP4263820B2 (ja) 1999-10-21 2009-05-13 株式会社ヨコオ 円偏波用平面アンテナ
GB0002935D0 (en) 2000-02-10 2000-03-29 Koninkl Philips Electronics Nv Portable device antenna
JP4120695B2 (ja) 2000-07-03 2008-07-16 セイコーエプソン株式会社 インクジェット記録装置
US6356238B1 (en) * 2000-10-30 2002-03-12 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Vest antenna assembly
JP2002298117A (ja) 2001-03-30 2002-10-11 Toppan Forms Co Ltd 非接触型icタグ及び該非接触型icタグの使用方法、並びに非接触型icタグを有する非接触型icカード
US6590540B1 (en) * 2002-01-31 2003-07-08 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Ultra-broadband antenna incorporated into a garment
US7002526B1 (en) * 2002-01-31 2006-02-21 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Integrated man-portable wearable antenna system
US6972725B1 (en) * 2002-01-31 2005-12-06 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Ultra-broadband antenna incorporated into a garment
JP2003258520A (ja) 2002-02-28 2003-09-12 Toshiba Corp 電子機器およびアンテナ実装方法
JP2003258539A (ja) * 2002-03-06 2003-09-12 Communication Research Laboratory マイクロストリップアンテナ
JP2005042223A (ja) 2003-07-24 2005-02-17 Isuikkusu World Kk 電磁波防護衣服
JP4181004B2 (ja) 2003-09-29 2008-11-12 株式会社ヨコオ アンテナ構造
JP3103091U (ja) 2004-01-30 2004-07-22 警察庁長官 ベストアンテナ
JP2006311469A (ja) 2004-06-25 2006-11-09 Furukawa Electric Co Ltd:The 小型アンテナ及びマイクロストリップラインとケーブルとの接続方法
JP2006135605A (ja) 2004-11-05 2006-05-25 Taichi Sato 水平偏波用アンテナ
JP4487815B2 (ja) 2005-03-18 2010-06-23 株式会社豊田中央研究所 アンテナ装置
JP4771115B2 (ja) 2005-04-27 2011-09-14 日立化成工業株式会社 Icタグ
JP2007065250A (ja) 2005-08-31 2007-03-15 Brother Ind Ltd 無線タグラベル、タグテープロール、無線タグ回路素子カートリッジ、及びタグラベル作成装置
US20070083979A1 (en) * 2005-09-23 2007-04-19 Gwendolyn Daniels Garment for carrying cell phones and the like
JP2008030440A (ja) 2006-06-30 2008-02-14 Sakawa:Kk スクリーン機能を兼ね備えたスライド式筆記板
JP4281023B1 (ja) * 2008-02-18 2009-06-17 日本電気株式会社 ワイドバンドアンテナおよびそれを用いたウエア、持ち物

Also Published As

Publication number Publication date
US20100090787A1 (en) 2010-04-15
WO2008136308A1 (ja) 2008-11-13
US8130157B2 (en) 2012-03-06
EP2148388A1 (en) 2010-01-27
WO2008136308A8 (ja) 2009-08-06
JP2008295019A (ja) 2008-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4281116B2 (ja) 給電装置
JP4281023B1 (ja) ワイドバンドアンテナおよびそれを用いたウエア、持ち物
JP4328783B2 (ja) 折り曲げ広帯域アンテナ及びその使用方法
CN110474201A (zh) 电缆连接器装置
JPH11355033A (ja) アンテナ装置
JP2006279915A (ja) アンテナ装置および無線機器
JP5029559B2 (ja) アンテナ及びそれを備えた電気機器
JPWO2013046829A1 (ja) 同軸コネクタプラグ及び同軸コネクタレセプタクル
JP2006319733A (ja) アンテナ内蔵ストラップ
JP3138156U (ja) Rf通信用マイクロ波コネクタのソケット
KR101676747B1 (ko) 연성접합부를 포함한 연성인쇄회로기판의 접합구조
JP2008278150A (ja) ワイドバンドアンテナ
JP5122621B2 (ja) 多周波アンテナ
JP2006332749A (ja) アンテナ内蔵ストラップ
US9590295B2 (en) Antenna apparatus
JP2009212970A (ja) 無線装置及びアンテナ装置
CN209266128U (zh) 无线装置
CN109643874B (zh) 同轴连接器、高频单元和接收装置
JP5212815B2 (ja) リコンフィギュラブルアンテナ
JP2014220739A (ja) プリント基板ダイポールアンテナ
US10734707B2 (en) Antenna, radio device, mounting device, and charging device
JP7024605B2 (ja) アンテナ装置
CN106299610A (zh) 一种电子设备的天线装置及电子设备
JPH09270636A (ja) 二段式アンテナ
JPH10190336A (ja) アンテナケース

Legal Events

Date Code Title Description
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20081015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081017

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090223

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090308

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120327

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120327

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130327

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130327

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140327

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees