JPH10189061A - 組み電池 - Google Patents
組み電池Info
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- JPH10189061A JPH10189061A JP34188896A JP34188896A JPH10189061A JP H10189061 A JPH10189061 A JP H10189061A JP 34188896 A JP34188896 A JP 34188896A JP 34188896 A JP34188896 A JP 34188896A JP H10189061 A JPH10189061 A JP H10189061A
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- assembled
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Secondary Cells (AREA)
Abstract
も高い放電容量を有し、かつ、サイクル寿命が伸長され
た組み電池を提供する。 【解決手段】 複数の単電池C1〜C10が集合されて
なる組み電池であって、組み電池40を充電時に冷却す
るための冷却装置1を備える。冷却装置1に対しては、
組み電池40内において熱放散効率のよい端部に配置さ
れた単電池C1、C2、C9、C10から電力が供給さ
れる。また、冷却装置1により、組み電池40内におい
て熱放散効率の悪い中央部に配置された単電池C5、C
6が冷却される。
Description
るものであり、特に、ニッケル−水素蓄電池やニッケル
−カドミウム蓄電池等の2次電池が複数個集合されてな
る組み電池の構造に関するものである。
化ニッケル正極は、高温になるほど充電効率が低下し、
特に大電流で充電を行なう場合には高温になるため、こ
の結果、電池容量が低下するという問題があった。
に、外部電力によるファン等の冷却装置によって、組み
電池全体を冷却する方法が検討されていた。
うに外部電力による冷却装置を用いた場合、組み電池全
体の温度を低下させる効果はあるが、十分なものではな
かった。特に、複数の単電池が集合されてなる組み電池
の場合、各単電池間の温度分布を均一にすることは困難
であった。
置された単電池は、熱放散効率が悪いために特に高温に
なりやすく、一方、組み電池内において端部に配置され
た単電池は、熱放散効率がよくなる。したがって、組み
電池内における配置により、各単電池間に特性のばらつ
きが生じることとなる。その結果、端部に配置された単
電池の充電深度が深くなり、ガスリークが起こることに
より、サイクル寿命が短くなってしまうという問題があ
った。
し、高温中もしくは大電流で充電を行なう場合にも高い
放電容量を有し、かつ、各単電池間の温度分布を均一に
することにより、サイクル寿命を伸長させることができ
る組み電池を提供することにある。
は、複数の単電池が集合されてなる組み電池であって、
組み電池を充電時に冷却するための冷却装置を備え、冷
却装置に対して組み電池本体から電力を供給することを
特徴としている。
には、冷却装置に対して外部から電力を供給するのが当
然と考えられていた。
置に対して、組み電池本体から電力が供給される。その
ため、構造がコンパクトになり、移動の際にも便利さが
向上するという種々の利点が得られる。なお、本願発明
においては、冷却装置に供給される電力量は、組み電池
本体に充電される電力量に比較して十分に小さいもので
ある。
電力を供給する際には、組み電池内において熱放散効率
のよい場所に配置された単電池から電力を供給するよう
にすることが好ましい。
率のよい場所としては、たとえば、組み電池の端部が挙
げられる。このような組み電池の端部に配置された単電
池から冷却装置へ電力を供給することにより、端部の単
電池の充電深度が深くなるという従来の問題を解決する
ことができる。
際には、組み電池内において熱放散効率の悪い場所に配
置された単電池を冷却するようにすることが好ましい。
の悪い場所としては、たとえば、組み電池の中央部が挙
げられる。このような組み電池の中央部に配置された単
電池を冷却することにより、中央部の単電池が高温にな
るために電池容量が低下するという、従来の問題を解決
することができる。
おいて熱放散効率のよい場所に配置された単電池から冷
却装置へ電力を供給するととともに、組み電池内におい
て熱放散効率の悪い場所に配置された単電池を冷却する
ようにすれば、組み電池内において各単電池間の温度分
布が均一になる。その結果、大電流で充電を行なう場合
にも高い放電容量を有し、かつ、各単電池間の温度分布
を均一にすることにより、サイクル寿命を伸長させるこ
とができる組み電池が得られる。
一例の構造を示す斜視図である。
6個の円筒型の単電池C1〜C16が4個ずつ4列に集
合され、直列に接続されて構成されている。
み電池10内において中央部に配置された単電池C6、
C7、C10、C11は、熱放散効率が悪い。一方、組
み電池10内において端部に配置された単電池C1、C
4、C13、C16は、熱放散効率がよい。
央部に配置された単電池C6、C7、C10、C11を
冷却するためのファン1が取付けられている。また、こ
のファン1に対しては、端部に配置された単電池C1、
C4、C13、C16から電力を供給するように構成さ
れている。
構造を示す斜視図である。図2を参照して、この組み電
池20は、10個の角型の単電池C1〜C10が5個ず
つ2列に集合され、直列に接続されて構成されている。
み電池20内において中央部に配置された単電池C3、
C8は、熱放散効率が悪い。一方、組み電池20内にお
いて端部に配置された単電池C1、C5、C6、C10
は、熱放散効率がよい。
央部に配置された単電池C3、C8を冷却するためのフ
ァン1が取付けられている。また、このファン1に対し
ては、端部に配置された単電池C1、C5、C6、C1
0から電力を供給するように構成されている。
の例の構造を示す斜視図である。図3を参照して、この
組み電池30は、15個の角型の単電池C1〜C15が
5個ずつ3列に集合され、直列に接続されて構成されて
いる。
み電池30内において中央部に配置された単電池C8
は、熱放散効率が悪い。一方、組み電池30内において
端部に配置された単電池C1、C5、C11、C15
は、熱放散効率がよい。
央部に配置された単電池C8を冷却するためのファン1
が取付けられている。また、このファン1に対しては、
端部に配置された単電池C1、C5、C11、C15か
ら電力を供給するように構成されている。
として水素吸蔵合金(MmNi3.1 Co0.9 Al0.2 M
n0.5 、ここでMmはミッシュメタルを表わす)を結着
剤で被着させた負極と、公知の焼結式ニッケル正極と
を、セパレータを介して電極体とし、この電極体を平板
角型のステンレス鋼製の電槽内に収納した後、封口して
単電池を作製した。電解液は、電槽上面に設けられてい
る安全弁を取外し、その際にできた孔を注液孔として注
液した。なお、この単電池の理論容量は150Ahであ
った。
である。図4を参照して、この組み電池40は、10個
の単電池C1〜C10と、金属板とプラスチック板を貼
り合わせてなる放熱板4とが交互に積層され、直列に接
続された後、アルミニウム合金製の支持部材2内に収納
されて構成されている。なお、単電池C1〜C10は、
それぞれ注液孔3を有している。
係る積層型組み電池Aを作製した。
図5を参照して、組み電池40には、4つのファン1が
取付けられている。
路図である。図6を参照して、この組み電池Aにおいて
は、ファン1を駆動する電力は、10個の単電池C1〜
C10全体から供給するように接続されている。さら
に、組み電池内の中央部に配置された単電池C5、C6
付近には温度センサ5が取付けられるとともに、ファン
1にはサーモスタット6が取付けられ、温度センサ5に
より検出される温度が45℃以上になると、ファン1が
作動するように設定されている。
計30Wのものを使用している。したがって、この実施
例1においてファンの使用時に必要な電流は、10個の
単電池を合わせたときの電圧が14〜15Vとなること
から、約2.1〜2A(約0.013C〜0.014
C)となる。
の単電池C1、C2、C9、C10から供給するように
接続した以外は、実施例1と全く同様にして、本発明に
係る積層型組み電池Bを作製した。
ある。図7を参照して、この組み電池Bにおいては、4
個のファン1のうちの2個分のファン1Aを駆動する電
力は、組み電池内において端部に配置された2個の単電
池C1、C2から供給するように接続され、残りの2個
分のファン1Bを駆動する電力は、組み電池内において
端部に配置された2個の単電池C9、C10から供給す
るように接続されている。さらに、組み電池内の中央部
に配置された単電池C5、C6付近には温度センサ5が
取付けられるとともに、ファン1A、1Bにはサーモス
タット6A、6Bがそれぞれ取付けられ、温度センサ5
により検出される温度が45℃以上になると、ファン1
A、1Bがそれぞれ作動するように設定されている。
同様であるので、その説明は省略する。
(充電時電圧5.6〜7.5V)から電力を供給するた
め、ファン駆動時に必要な電流は、約5.4〜4A
(0.036C〜0.027C)となる。
電源から供給するように接続した以外は、実施例1と全
く同様にして、比較のための積層型組み電池Xを作製し
た。
同様であるので、その説明は省略する。
以外は、実施例1と全く同様にして、比較のための積層
型組み電池Yを作製した。
同様であるので、その説明は省略する。
て作製した4種の組み電池A、B、X、Yを用い、15
Aの電流値で12時間充電を行ない、さらに、15Aの
電流値で組み電池電圧が10Vに達するまで放電を行な
い、充電容量および充電終了時の電池温度を測定した。
次に、150Aの電流値で1.2時間充電を行ない、さ
らに、15Aの電流値で組み電池電圧が10Vに達する
まで放電を行ない、同様に放電容量および充電終了時の
電池温度を測定した。なお、環境温度は25℃であっ
た。これらの試験結果を、表1に示す。
温度分布を示す図であり、図9は、150A充電時の単
電池間の温度分布を示す図である。
(図4または図5における単電池C1〜C10の電池番
号をそれぞれ1〜10とする。)を示し、縦軸は充電終
了時の温度(℃)を示している。
電時には、いずれの組み電池においても同様の特性を示
すことがわかる。一方、表1および図9を参照して、1
50Aで充電を行なった場合、ファンを取付けていない
比較例2の組み電池Yでは、温度上昇が大きく、電池容
量が著しく低下することがわかる。
み電池A、B、X、Yを用い、150Aの電流値で1.
2時間充電を行ない、さらに、150Aの電流値で放電
を行なうというサイクル試験を行なった。この試験によ
り得られた各組み電池のサイクル寿命を、表2に示す。
なお、サイクル寿命は、電池容量が100Ahに達した
ときとした。
終了時の単電池間の電圧分布を示す図である。図10に
おいて、横軸は電池番号を示し、縦軸は放電終了時の電
圧(V)を示している。なお、この図10は、単電池間
の電圧のばらつきを示す指標となる。
組み電池A、Bと比較例の組み電池Xは、比較例の組み
電池Yよりサイクル寿命が長いことがわかる。これは、
図10からもわかるように、単電池間の特性のばらつき
が小さいためである。特に、実施例2の組み電池Bは、
ファン駆動のための電力を端部の単電池C1、C2、C
9、C10より供給しているため、単電池間のばらつき
が特に小さく、サイクル寿命が他のものと比べて大きく
なっている。また、比較例1の組み電池Xは、実施例2
の組み電池Aと近い特性を示すものの、外部の電源が別
途必要であり、これに対して本発明の組み電池Aはこれ
が不要であるという利点がある。
電池に関するものであるが、本願発明は、ニッケル−水
素蓄電池に限定されるものではなく、ニッケル−カドミ
ウム蓄電池やリチウムイオン電池等の他の2次電池につ
いても広く適用することができる。ただし、充電時に組
み電池内において中央部に配置された単電池の温度が高
くなりやすいので、ニッケル正極を用いた蓄電池とした
場合には、特に本願発明の効果が有効に発揮されると考
えられる。
ば、高温中もしくは大電流で充電を行なう場合にも高い
放電容量を有し、かつ、各単電池間の温度分布を均一に
することにより、サイクル寿命を伸長させることができ
る組み電池が得られる。
図である。
視図である。
示す斜視図である。
図である。
る。
単電池間の温度分布を示す図である。
の単電池間の温度分布を示す図である。
ル目の放電終了時の単電池間の電圧分布を示す図であ
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の単電池が集合されてなる組み電池
であって、 前記組み電池を充電時に冷却するための冷却装置を備
え、 前記冷却装置に対して、前記組み電池本体から電力を供
給することを特徴とする、組み電池。 - 【請求項2】 前記冷却装置に対して、前記組み電池内
において熱放散効率の良い場所に配置された単電池から
電力を供給することを特徴とする、請求項1記載の組み
電池。 - 【請求項3】 前記冷却装置により、前記組み電池内に
おいて熱放散効率の悪い場所に配置された単電池を冷却
することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載
の組み電池。 - 【請求項4】 前記冷却装置に対して、前記組み電池内
において端部に配置された単電池から電力を供給するこ
とを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかに記載
の組み電池。 - 【請求項5】 前記冷却装置により、前記組み電池内に
おいて中央部に配置された単電池を冷却することを特徴
とする、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の組み電
池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34188896A JP3573892B2 (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 組み電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34188896A JP3573892B2 (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 組み電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10189061A true JPH10189061A (ja) | 1998-07-21 |
JP3573892B2 JP3573892B2 (ja) | 2004-10-06 |
Family
ID=18349524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34188896A Expired - Fee Related JP3573892B2 (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 組み電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3573892B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8377582B2 (en) | 2010-02-04 | 2013-02-19 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Cooling apparatus of a battery module |
-
1996
- 1996-12-20 JP JP34188896A patent/JP3573892B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8377582B2 (en) | 2010-02-04 | 2013-02-19 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Cooling apparatus of a battery module |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3573892B2 (ja) | 2004-10-06 |
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