JPH10188511A - マガジン装填装置およびディスクプレーヤ - Google Patents

マガジン装填装置およびディスクプレーヤ

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JPH10188511A
JPH10188511A JP34745196A JP34745196A JPH10188511A JP H10188511 A JPH10188511 A JP H10188511A JP 34745196 A JP34745196 A JP 34745196A JP 34745196 A JP34745196 A JP 34745196A JP H10188511 A JPH10188511 A JP H10188511A
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JP
Japan
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magazine
guide body
guide
loading
pinion gear
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Application number
JP34745196A
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English (en)
Inventor
Hideo Horiguchi
英夫 堀口
Hiroshi Kimura
浩 木村
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Shinwa Co Ltd
Original Assignee
Shinwa Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マガジン1の両側方向の幅寸法のばらつきに
対応する。 【解決手段】 装填口25を通じてマガジン1が挿脱可能
に装填されるマガジン装填部24を設ける。マガジン装填
部24の両側に、挿脱されるマガジン1の両側面をガイド
するガイド体32を対向して配設する。少くとも一方のガ
イド体32を他方のガイド体32に対して対向方向に接離移
動可能に支持する支持手段35を設ける。支持手段35で支
持されたガイド体32を他方のガイド体32に向けて付勢す
るガイド体付勢手段37を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装填口を通じてマ
ガジンが挿脱可能に装填されるマガジン装填装置および
ディスクプレーヤに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、コンパクトディスクの再
生を行なうディスクプレーヤにおいては、複数枚のコン
パクトディスクを収納したマガジンをディスクプレーヤ
の装填口を通じてマガジン装填部に装填し、マガジン内
の複数枚のコンパクトディスクのうちの1枚を選択的に
再生するようにしている。
【0003】このようなディスクプレーヤでは、例えば
特開平8−180564号公報に記載されているよう
に、マガジン装填部に装填されたマガジンを排出するた
めの排出機構を有するマガジン装填装置を備えている。
【0004】マガジン装填装置は、装填口を通じてマガ
ジンが挿脱可能に装填されるマガジン装填部を有し、こ
のマガジン装填部の両側に、挿脱されるマガジンの両側
面をガイドする一対のガイド体を対向状態に固定配設し
ている。一対のガイド体は金属製のシャーシに固定し、
その対向間隔は一定としている。マガジンの両側面には
マガジン挿脱方向に沿ってマガジン側ラックギヤを設
け、各ガイド体の内側面にはマガジン挿脱方向に沿って
ガイド体側ラックギヤを設けている。ガイド体にはガイ
ド体側ラックギヤが噛合されるピニオンギヤをマガジン
挿脱方向に沿って移動可能に設け、このピニオンギヤを
マガジン排出方向にスプリングで付勢している。
【0005】そして、マガジンを装填口から両側のガイ
ド体間に挿入していくと、マガジンの両側面のマガジン
側ラックギヤが両側のガイド体のピニオンギヤと噛合
し、このピニオンギヤが回動しながらスプリングの付勢
に抗してマガジン挿入方向に移動し、マガジンが所定の
装填位置まで挿入されるとマガジン係止手段でマガジン
が係止される。また、イジェクト操作により、マガジン
係止手段が解除されると、スプリングの付勢によりピニ
オンギヤが回動しながらマガジン排出方向に移動し、こ
のピニオンギヤにマガジン側ラックギヤが噛合するマガ
ジンが装填口から排出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では、一対のガイド体は金属製のシャーシに固定配
設し、その対向間隔は一定としているため、一対のガイ
ド体の間に装填されるマガジンの両側方向の幅寸法のば
らつきに対応できない。
【0007】通常、マガジンの材質は合成樹脂のため、
仮に高精度に製作したとしても、雰囲気温度によって寸
法が変化しやすい。
【0008】すなわち、低温時においては、マガジンが
収縮し、マガジンの両側方向の幅寸法が小さくなってし
まう。そのため、マガジンの側面に設けられているマガ
ジン側ラックギヤとガイド体のピニオンギヤとの噛合が
浅くなって外れやすくなり、マガジンを装填しても排出
されないようなマガジン排出不良が生じるおそれがあ
る。しかも、合成樹脂製のマガジンは、マガジン側ラッ
クギヤがピニオンギヤから離反する方向にたわみやす
く、マガジン側ラックギヤとピニオンギヤとの噛合がよ
り浅くなって外れやすい。
【0009】また、高温時においては、マガジンが膨脹
し、マガジンの両側方向の幅寸法が大きくなってしま
う。そのため、マガジン側ラックギヤとピニオンギヤと
が強固に圧接して噛合が強固になり、マガジンの一対の
ガイド体間に対する挿脱が重くなり、マガジンを無理に
装填したために排出されないようなマガジン排出不良が
生じるおそれがある。
【0010】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、マガジンの両側方向の幅寸法のばらつきに対応で
きるマガジン装填装置およびディスクプレーヤを提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のマガジン
装填装置は、装填口を通じてマガジンが挿脱可能に装填
されるマガジン装填部と、このマガジン装填部の両側に
対向して配設され、挿脱されるマガジンの両側面をガイ
ドするガイド体と、少くとも一方のガイド体を他方のガ
イド体に対して対向方向に接離移動可能に支持する支持
手段と、この支持手段で支持されたガイド体を他方のガ
イド体に向けて付勢するガイド体付勢手段とを具備して
いるものである。
【0012】マガジンを装填口から両側のガイド体間に
挿入してマガジン装填部に装填する。このとき、両側の
ガイド体のうちの少くとも一方のガイド体を他方のガイ
ド体に対して対向方向に接離移動可能に支持し、このガ
イド体を他方のガイド体に向けて付勢しているため、例
えば雰囲気温度によるマガジンの両側方向の幅寸法のば
らつきをガイド体の移動によって対応し、マガジンの挿
脱を許容する。
【0013】請求項2記載のマガジン装填装置は、請求
項1記載のマガジン装填装置において、マガジンの側面
にマガジン挿脱方向に沿って設けられたマガジン側ラッ
クギヤと、ガイド体の内側面にマガジン挿脱方向に沿っ
て設けられたガイド体側ラックギヤと、前記ガイド体に
マガジン挿脱方向に沿って移動可能に設けられ、前記ガ
イド体側ラックギヤが噛合されるとともに、前記マガジ
ン側ラックギヤが噛合可能とするピニオンギヤと、この
ピニオンギヤをマガジン排出方向に付勢するピニオンギ
ヤ付勢手段とを具備しているものである。
【0014】マガジン装填時に、マガジンの側面のマガ
ジン側ラックギヤがガイド体のピニオンギヤに噛合する
とともに、この噛合を介してピニオンギヤがマガジン装
填方向に回転移動し、ピニオンギヤ付勢手段に付勢力が
蓄積されることにより、マガジン排出時にピニオンギヤ
付勢手段に蓄積された付勢力によってマガジンを排出す
る。このように構成した場合でも、例えば雰囲気温度に
よるマガジンの両側方向の幅寸法のばらつきをガイド体
の移動によって対応することで、マガジン側ラックギヤ
とピニオンギヤとの噛合状態をほぼ一定に保ち、マガジ
ンの排出動作を確実にする。
【0015】請求項3記載のディスクプレーヤは、ディ
スクが収納されるマガジンが挿脱可能に装填される請求
項1または2記載のマガジン装填装置と、マガジン装填
装置に装填されるマガジン内のディスクを駆動する駆動
手段とを具備しているものである。
【0016】マガジン装填装置によってマガジンの挿脱
が確実に行なえ、マガジン装填装置に装填されるマガジ
ン内のディスクの駆動も確実に行なえる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明のマガジン装填装置
およびディスクプレーヤの一実施の形態を図面を参照し
て説明する。
【0018】図1はマガジン装填装置の一部を切り欠い
た概略平面図、図2はマガジン装填装置を備えたディス
クプレーヤの概略平面図である。
【0019】なお、この実施の形態では、ディスクとし
て再生専用のコンパクトディスク(以下ディスクと呼
ぶ)を取り扱うとともに複数枚のディスクのうちの任意
の1枚を選択的に再生するチェンジャ機能を有するディ
スクプレーヤについて説明する。
【0020】図2に示すように、ディスクプレーヤは、
ディスクDを収納するマガジン1、このマガジン1が着
脱可能に装填されてディスクDの再生を行なうプレーヤ
装置2を備えている。
【0021】マガジン1は、アウター体11とこのアウタ
ー体11の内側に嵌合するインナー体12とを有し、これら
アウター体11とインナー体12とからマガジン本体13が形
成されている。マガジン本体13のプレーヤ装置2への装
填方向の正面に対応して開口部14が形成されている。そ
して、マガジン本体13は、アウター体11に対してインナ
ー体12が連結状態を保ったまま回転移動または平行移動
によって開閉可能とされる。なお、アウター体11とイン
ナー体12の材質は例えば合成樹脂である。
【0022】マガジン本体13の両側の外側面すなわちア
ウター体11の両側の外側面11a には、プレーヤ装置2に
対するマガジン挿脱方向Aに沿ってガイド突部15が突出
形成され、このガイド突部15の開口部14寄り位置にマガ
ジン側ラックギヤ16が形成されている。
【0023】また、アウター体11とインナー体12との間
には、ディスクDを1枚ずつ下面側に装着可能とする複
数のディスクトレイ17が上下方向に重ねて配設されてい
る。このディスクトレイ17は、開口部14に臨んで扇状の
切欠部18を有する円板状に形成され、アウター体11とイ
ンナー体12との開放状態でインナー体12の開放移動に対
応して上下方向に移動可能とされる。
【0024】そして、マガジン1は、選択されたディス
クDを装着したディスクトレイ17よりも下側のディスク
トレイ17をインナー体12とともに移動させることによ
り、この下側のディスクトレイ17が下方へ移動し、上側
のディスクトレイ17との間に再生用間隙が開けられ、こ
の再生用間隙を通じて選択されたディスクDの再生動作
が行なわれる。
【0025】また、プレーヤ装置2は、マガジン1より
やや大きい程度の大きさのほぼ正方形状に構成された機
体21を有し、この機体21には例えば金属製の底板22およ
びこの底板22の両側から立ち上げられた側板23が形成さ
れている。この機体21内にはマガジン1が装填されるマ
ガジン装填部24が形成され、このマガジン装填部24の正
面にマガジン1が挿脱される装填口25が開口形成されて
いる。
【0026】機体21の装填口25には、マガジン装填装置
31が配設されている。このマガジン装填装置31は、装填
口25の両側すなわちマガジン装填部24の両側に対向して
配設される一対のガイド体32を有している。
【0027】ガイド体32は、図1に示すように、例えば
合成樹脂製で、マガジン挿脱方向Aに沿って長く形成さ
れて、側板23の内側に配置されている。
【0028】少くとも一方のガイド体32は、側板23の内
側に他方のガイド体32に対して対向方向に接離移動可能
に支持されている。すなわち、ガイド体32のマガジン挿
脱方向Aの両端近傍の2箇所にはそのマガジン挿脱方向
Aと直交する方向に長い長孔33が形成され、これらの各
長孔33が機体21の底板22上に立設された支軸34に係合さ
れ、これにより、このガイド体32が他方のガイド体32に
対して対向方向に接離移動可能に支持されている。これ
らの長孔33および支軸34によってガイド体32の支持手段
35が構成されている。
【0029】少くとも一方のガイド体31の各長孔33の近
傍の外面には凹部36がそれぞれ形成され、この各凹部36
に側板23との間に圧縮状態で介在されるガイド体付勢手
段としてのスプリング37が装着されている。このスプリ
ング37により、支持手段35で支持されたガイド体32が他
方のガイド体32に向けて付勢される。
【0030】ガイド体32の内面には、マガジン1の外側
面11a が摺動可能に係合するガイド面38が形成され、こ
のガイド面38にマガジン1のガイド突部15が摺動可能に
係合するガイド溝39がマガジン挿脱方向Aに沿って形成
され、装填口25に臨んでガイド面38およびガイド溝39に
向かって傾斜する導入面40が形成されている。
【0031】ガイド体32のガイド面38のほぼ中央に凹部
41が形成され、この凹部41の内側壁面にマガジン挿脱方
向Aに沿ってガイド体側ラックギヤ42が形成され、凹部
41の上下側壁面にマガジン挿脱方向Aに沿って長孔43が
形成されている。
【0032】凹部43内にはガイド体側ラックギヤ42に噛
合するピニオンギヤ44が配置され、このピニオンギヤ44
を貫通する回転軸45の上下端が長孔43に挿入されてい
る。長孔43から突出する回転軸45の端部にはピニオンギ
ヤ付勢手段としてのスプリング46が連結され、このスプ
リング46によってピニオンギヤ44がマガジン1の排出方
向に付勢されている。
【0033】また、図2に示すように、機体21内のマガ
ジン装填部24の奥側(装填口25と反対側)に、ディスク
Dの再生を行なう駆動手段としての再生ユニット51が配
設されている。さらに、機体21内には、図示していない
が、マガジン1のアウター体11に対してインナー体12を
開閉するマガジン開閉機構、再生を行なうディスクDの
ディスクトレイ17を選択するディスク選択機構などが配
設されている。
【0034】再生ユニット51は、再生アーム52を有し、
この再生アーム52の基端部が支軸53により支持されてい
る。再生アーム52は、支軸53を支点としてマガジン1の
外部の待機位置とマガジン1内に進入する再生位置に揺
動駆動されるとともに、ディスク選択動作およびチャッ
キング動作に対応して支軸53の軸方向に沿って昇降駆動
される。
【0035】再生アーム52の先端にはディスク回転用モ
ータ54が配設され、このディスク回転用モータ54の上方
に突出する駆動軸にディスクDに係合するターンテーブ
ル55が固着されている。
【0036】再生アーム52上には、レーザピックアップ
56を内蔵した移動体57が再生アーム52に沿って移動可能
とされる。レーザピックアップ56は、上方へレーザ光を
照射してディスクDで反射する反射光を受光して読み取
る。
【0037】次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0038】まず、マガジン1のプレーヤ装置2への装
填について説明する。
【0039】マガジン1を開口部14側からプレーヤ装置
2の装填口25に挿入していくと、マガジン1が装填口25
の両側のガイド体32間に差し込まれていく。このとき、
少くとも一方のガイド体32は他方のガイド体32との対向
方向に接離移動可能であるため、例えば雰囲気温度によ
るマガジン1の両側方向の幅寸法のばらつきがあって
も、その少くとも一方のガイド体32の移動によって対応
でき、マガジン1を両側のガイド体32間に容易に挿入で
きる。
【0040】マガジン1の挿入移動に伴って、マガジン
1のマガジン側ラックギヤ16がガイド体32のガイド溝39
に進入するとともにマガジン1の外側面11a にガイド体
32のガイド面38が接合する。さらに、マガジン側ラック
ギヤ16がピニオンギヤ44に噛合する。このとき、ピニオ
ンギヤ44は、スプリング46の付勢によって長孔43の装填
口25側の端部に位置している。ピニオンギヤ44は各ラッ
クギヤ16,42との噛合で回転しながらスプリング46の付
勢に抗してマガジン挿入方向に移動する。
【0041】マガジン1をマガジン装填部24の所定位置
まで挿入すると、図示しないマガジンロック機構でマガ
ジン1を係止する。
【0042】このとき、マガジン1のマガジン側ラック
ギヤ16がピニオンギヤ44に噛合してからのマガジン1の
移動距離は、回転しながら移動するピニオンギヤ44の移
動距離のほぼ2倍となる。
【0043】次に、プレーヤ装置2に装填されたマガジ
ン1の排出について説明する。
【0044】図示しないイジェクトレバーを押動操作す
ることにより、マガジンロック機構によるマガジン1の
係止を解除する。これにより、スプリング46の付勢によ
って、ピニオンギヤ44が各ラックギヤ16,42との噛合で
回転しながらマガジン排出方向に移動するとともに、ピ
ニオンギヤ44とマガジン側ラックギヤ16との噛合を介し
てマガジン1がマガジン排出方向に移動し、マガジン1
が装填口25から突出する状態に排出する。
【0045】このとき、マガジン1の移動距離は、回転
しながら移動するピニオンギヤ44の移動距離のほぼ2倍
となる。
【0046】なお、挿脱されるマガジン1の移動距離が
ピニオンギヤ44の移動距離のほぼ2倍になる関係によ
り、マガジン1の排出距離を確保した上で、機構のマガ
ジン挿脱方向Aの小形化を図ることができ、しかも、マ
ガジン1の挿入時には滑らかに挿入できるとともに、マ
ガジン1の排出時にも滑らかに排出でき、操作感を良好
にできる。
【0047】以上のように、マガジン装填部24の両側に
対向して配設されるガイド体32のうちの少くとも一方の
ガイド体32を他方のガイド体32に対して対向方向に接離
移動可能に支持し、このガイド体32を他方のガイド体32
に向けて付勢するため、例えば雰囲気温度によるマガジ
ン1の両側方向の幅寸法のばらつきをガイド体32の移動
によって対応することで、マガジン側ラックギヤ16とピ
ニオンギヤ44との噛合状態をほぼ一定に保ち、マガジン
1の排出動作を確実にできる。
【0048】すなわち、低温時においては、マガジン1
が収縮し、マガジン1の両側方向の幅寸法が小さくなっ
てしまうが、それに対応して少くとも一方のガイド体32
がマガジン1側に移動するため、マガジン1のマガジン
側ラックギヤ16とガイド体32のピニオンギヤ44との噛合
が浅くなって外れるようなことはなく、マガジン1を装
填しても排出されないようなマガジン排出不良が生じる
のを防止できる。
【0049】また、高温時においては、マガジン1が膨
脹し、マガジン1の両側方向の幅寸法が大きくなってし
まうが、それに対応して少くと一方のガイド体32がマガ
ジン1に押動されて側方に移動するため、マガジン1の
マガジン側ラックギヤ16とガイド体32のピニオンギヤ44
とが強固に圧接して噛合が強固になることがなく、マガ
ジン1の一対のガイド体32間に対する挿脱が重くなった
り、マガジン1を無理に装填したために排出されないよ
うなマガジン排出不良が生じるのを防止できる。
【0050】なお、プレーヤ装置2に装填されたマガジ
ン1内のディスクDの再生は、図示しない操作パネルで
任意のディスクDを選択すると、アウター体11に対して
インナー体12が下方に移動されて開放されるとともに選
択されたディスクDを装着したディスクトレイ17よりも
下側のディスクトレイ17がインナー体12とともに移動さ
れ、選択されたディスクDの下側に再生用間隙が開けら
れる。この再生用間隙に再生アーム52に進入され、ター
ンテーブル55で選択されたディスクDをチャッキングし
てレーザピックアップ56でディスクDの読み取り再生が
行なわれる。
【0051】
【発明の効果】請求項1記載のマガジン装填装置によれ
ば、マガジン装填部の両側に対向して配設されるガイド
体のうちの少くとも一方のガイド体を他方のガイド体に
対して対向方向に接離移動可能に支持し、このガイド体
を他方のガイド体に向けて付勢するため、例えば雰囲気
温度によるマガジンの両側方向の幅寸法のばらつきをガ
イド体の移動によって対応でき、マガジンの挿脱を確実
にできる。
【0052】請求項2記載のマガジン装填装置によれ
ば、請求項1記載のマガジン装填装置の効果に加えて、
マガジン装填時に、マガジンの側面のマガジン側ラック
ギヤがガイド体のピニオンギヤに噛合するとともに、こ
の噛合を介してピニオンギヤがマガジン装填方向に回転
移動し、ピニオンギヤ付勢手段に付勢力が蓄積されるこ
とにより、マガジン排出時にピニオンギヤ付勢手段に蓄
積された付勢力によってマガジンを排出するように構成
した場合でも、例えば雰囲気温度によるマガジンの両側
方向の幅寸法のばらつきをガイド体の移動によって対応
することで、マガジン側ラックギヤとピニオンギヤとの
噛合状態をほぼ一定に保ち、マガジンの排出動作を確実
にできる。
【0053】請求項3記載のディスクプレーヤによれ
ば、請求項1または2記載のマガジン装填装置を備える
ため、マガジンの挿脱を確実にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すマガジン装填装置
の一部を切り欠いた概略平面図である。
【図2】同上マガジン装填装置を備えたディスクプレー
ヤの概略平面図である。
【符号の説明】
1 マガジン 16 マガジン側ラックギヤ 24 マガジン装填部 25 装填口 31 マガジン装填装置 32 ガイド体 35 支持手段 37 ガイド体付勢手段としてのスプリング 42 ガイド体側ラックギヤ 44 ピニオンギヤ 46 ピニオンギヤ勢手段としてのスプリング 51 駆動手段としての再生ユニット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装填口を通じてマガジンが挿脱可能に装
    填されるマガジン装填部と、 このマガジン装填部の両側に対向して配設され、挿脱さ
    れるマガジンの両側面をガイドするガイド体と、 少くとも一方のガイド体を他方のガイド体に対して対向
    方向に接離移動可能に支持する支持手段と、 この支持手段で支持されたガイド体を他方のガイド体に
    向けて付勢するガイド体付勢手段とを具備していること
    を特徴とするマガジン装填装置。
  2. 【請求項2】 マガジンの側面にマガジン挿脱方向に沿
    って設けられたマガジン側ラックギヤと、 ガイド体の内側面にマガジン挿脱方向に沿って設けられ
    たガイド体側ラックギヤと、 前記ガイド体にマガジン挿脱方向に沿って移動可能に設
    けられ、前記ガイド体側ラックギヤが噛合されるととも
    に、前記マガジン側ラックギヤが噛合可能とするピニオ
    ンギヤと、 このピニオンギヤをマガジン排出方向に付勢するピニオ
    ンギヤ付勢手段とを具備していることを特徴とする請求
    項1記載のマガジン装填装置。
  3. 【請求項3】 ディスクが収納されるマガジンが挿脱可
    能に装填される請求項1または2記載のマガジン装填装
    置と、 マガジン装填装置に装填されるマガジン内のディスクを
    駆動する駆動手段とを具備していることを特徴とするデ
    ィスクプレーヤ。
JP34745196A 1996-12-26 1996-12-26 マガジン装填装置およびディスクプレーヤ Pending JPH10188511A (ja)

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JP (1) JPH10188511A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7195726B1 (en) 1998-08-26 2007-03-27 Dow Global Technologies Inc. Internal mold release for low density reaction injection molded polyurethane foam

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7195726B1 (en) 1998-08-26 2007-03-27 Dow Global Technologies Inc. Internal mold release for low density reaction injection molded polyurethane foam

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