JPH10187564A - 赤外線データ通信装置およびその制御方法並びに赤外線データ通信装置を備えたコンピュータ - Google Patents

赤外線データ通信装置およびその制御方法並びに赤外線データ通信装置を備えたコンピュータ

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JPH10187564A
JPH10187564A JP8345670A JP34567096A JPH10187564A JP H10187564 A JPH10187564 A JP H10187564A JP 8345670 A JP8345670 A JP 8345670A JP 34567096 A JP34567096 A JP 34567096A JP H10187564 A JPH10187564 A JP H10187564A
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infrared light
light transmission
infrared
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Yuichi Abe
裕一 阿部
Junichi Yoshizawa
純一 吉沢
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンピュータ上のソフトウェアに頼ることなく
複数の赤外光送受信ポートをハードウェアによって自動
的に切り替える。 【解決手段】IrDA通信コントローラ16と赤外光送
受信ポート18,19,20との間には赤外光ポート自
動切り替え回路17が設けられている。赤外光ポート自
動切り替え回路17は、ポート18,19,20それぞ
れについて有効データの受信の有無を監視しており、有
効データの受信が検知されると、そのポートのみを選択
してIrDA通信コントローラ16に接続し、他のポー
トについてはIrDA通信コントローラ16から切り離
す。これにより、実際に赤外線データ通信のための使用
対象となっているポートを用いた赤外線信号の送受信が
可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は複数の赤外光送受
信ポートを持つ情報機器で使用される赤外線データ通信
装置およびその制御方法、並びに赤外線データ通信装置
を搭載したコンピュータに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体技術の進歩およびコンピュ
ータアーキテクチャの改善に伴い、コンピュータの軽量
化および小型化が進められており、ノートブック型パー
ソナルコンピュータやPDAその他の携帯情報端末を用
いて個人が移動時でも情報の入出力を容易に行えるとい
うモバイルコンピューティング環境が実現されている。
【0003】モバイルコンピューティング環境では、外
出先でノートブック型コンピュータなどに入力した情報
をオフィスのデスクトップ型コンピュータや、プリンタ
などの周辺機器に移したり、あるいはデスクトップ型コ
ンピュータに保持されている情報をノートブック型コン
ピュータに移して持ち歩くといった運用が行われるた
め、形状やサイズなどが互いに異なるコンピュータ同士
やコンピュータと周辺機器間で情報の共有が必要とされ
る。
【0004】このような情報の共有を実現するための接
続インターフェースとしては、これまではRS232C
インターフェースなどの接続ケーブルを用いたものが主
流であったが、最近では、コネクタ形状に依存しない接
続の容易性という観点から、コンピュータ同士やコンピ
ュータと周辺機器間を非接触で接続する赤外線インター
フェースが採用され始めている。
【0005】赤外線インターフェースを用いたデータ通
信は、IrDA(InfraredData Asso
ciation)によって規格が制定されている。Ir
DAによる赤外線データ通信は、2つの情報機器間で1
対1で行われ、また他の赤外線通信システムとの干渉防
止のために、赤外線送信用発光ダイオードの放射強度は
最大500mWに制限され、また送受信の指向指向半値
角も±15度から±30度という比較的指向性の高い状
態に規定されている。また、最近で、赤外線インターフ
ェースによって各情報機器をLANに接続する赤外線L
ANも開発されており、赤外線インターフェースは今後
益々広く利用されることが予想されている。
【0006】IrDA方式の赤外線データ通信装置は前
述のようにノートブック型コンピュータに内蔵されるこ
とが多く、その多くは本体後面に通信用の赤外光送受信
ポートを持つ。ところが、実際の使用環境下ではノート
ブック型コンピュータの後面側を通信対象機器に対向す
るように配置できるとは限らない。またノートブック型
コンピュータ同士で通信する場合には、互いに後面側を
向かい合わせた状態で通信することが必要となるため、
通信操作のための表示画面の確認やキー操作がしにくい
などの不具合がある。そこで、最近では、本体後面と前
面の計2面に赤外光送受信ポートを備えたノートブック
型コンピュータが主流となりつつなる。
【0007】このような2つまたはそれ以上の赤外光送
受信ポートを備えたノートブック型コンピュータにおい
ては、それら複数の赤外光送受信ポートのうちのどれを
用いて通信を行うかの選択は、コンピュータの動作環境
設定により、オペレータが予め明示的に指定しておく必
要があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ここで、IrDAによ
る赤外線データ通信の利点を考えると、通信用ケーブル
を接続する手間を省く、より簡便にデータの受け渡しを
行う、ということであることは明らかである。つまり、
IrDAによる赤外線データ通信を行う場合、なるべく
手間を省いて通信を行えることが求められ、従来のよう
にどの赤外光送受信ポートを使用して通信を行うかとい
った指定をユーザが明示的に行う方式は、その要求に反
するものであるといえる。この問題の解決方法として
は、 (1)複数の赤外光送受信ポートを同時に駆動する (2)複数の赤外光送受信ポートをコンピュータ上のソ
フトウェアによって自動的に選択する という手法が考えられる。
【0009】しかし、(1)の方法は、同時に送受信動
作を複数のポートで行うことによる消費電力の増大、同
時に受信動作を行うことによる混信を原因とした通信エ
ラー率の上昇、という問題がある。(2)の方法は、I
rDAではなにも規定されておらず、現状のオペレーテ
ィングシステムにおけるアプリケーションプログラムイ
ンタフェース(API)にもその実装方法は規定されて
いない。故に、現在のところ対応するソフトウェアは存
在していておらず、またAPIが用意されてないため独
自仕様の対応ソフトウェアを作成することも実際上困難
である。
【0010】この発明はこのような点に鑑みてなされた
ものであり、コンピュータ上のソフトウェアに頼ること
なく複数の赤外光送受信ポートを自動的に切り替えるこ
とができる赤外線データ通信装置およびその制御方法並
びに赤外線データ通信装置を搭載したコンピュータを提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
情報機器に設けられた複数の赤外光送受信ポートを選択
的に使用して、他の機器との間で所定のプロトコルによ
る赤外線データ通信を行う赤外線データ通信装置であっ
て、前記複数の赤外光送受信ポートに接続され、前記各
赤外光送受信ポートごとに前記プロトコルで規定された
有効データの受信の有無を検出する有効データ検出手段
と、前記複数の赤外光送受信ポートと前記赤外線データ
通信装置の通信制御装置間に設けられ、前記有効データ
検出手段によって有効データの受信が検出された赤外光
送受信ポートを前記通信制御装置に接続し、それ以外の
他の赤外光送受信ポートを前記通信制御装置から切り離
す赤外光送受信ポート切り替え手段とを具備することを
特徴とする。
【0012】この赤外線データ通信装置においては、複
数の赤外光送受信ポートそれぞれに接続された有効デー
タ検出手段により、IrDA等のプロトコルで規定され
た有効データが受信されたか否かが各赤外光送受信ポー
トごとに検出される。有効データの検出は、受信データ
のパルス幅がIrDAで規定された基準値以上であるか
否かをパルス幅検知回路などを利用して調べること、あ
るいはデコーダにより受信データをデコードすること、
などによってハードウェア的に実現できる。赤外線デー
タ通信装置の通信制御装置と各赤外光送受信ポートとの
間は従来のような直結型ではなく、その間に、赤外光送
受信ポート切り替え手段が介在している。この赤外光送
受信ポート切り替え手段による接続切り替えにより、有
効データ検出手段によって有効データの受信が検出され
た赤外光送受信ポートが通信制御装置に接続され、それ
以外の他の赤外光送受信ポートについては通信制御装置
から分離される。したがって、実際に赤外線データ通信
のための使用対象となっている赤外光送受信ポートがハ
ードウェアによって自動的に選択されるので、その選択
した赤外光送受信ポートのみを用いた送受信が可能とな
る。また、この場合、他の赤外光送受信ポートについて
は通信制御装置から分離されているので、複数の赤外光
送受信ポートすべてを同時駆動する場合に比し、電力消
費の低減、および混信による通信エラー率の低減を実現
できる。
【0013】請求項2に係る発明は、請求項1に加え、
さらに、前記通信制御装置に接続中の赤外光送受信ポー
トに対する送受信データが途絶えてからの経過時間を計
数し、その経過時間が前記プロトコルで規定された所定
時間に達したとき、前記赤外線受信ポートを介した他の
装置との間のコネクションが解放されたことを検出する
コネクション解放検出手段と、このコネクション解放検
出手段によってコネクションの解放が検出されるまでの
期間中、前記赤外光送受信ポート切り替え手段が、前記
有効データ検出手段の検出結果に従って前記通信制御装
置に接続される赤外光送受信ポートを切り替えることを
禁止する手段とをさらに具備することを特徴とする。
【0014】この構成によれば、コネクションの解放を
ハードウェアによって間接的に検知するための機構とし
て、コネクション解放検出手段が設けられており、コネ
クション解放検出手段によってコネクションの解放が検
出されるまでの期間中は、たとえ他の赤外光送受信ポー
トへの有効データの受信が検出されても赤外光送受信ポ
ート切り替え手段による切り替え動作は禁止される。こ
れにより、コネクションが確立されている期間について
は使用中の赤外光送受信ポート以外のポートへの切り替
えは行われず、使用中の赤外光送受信ポートにロックさ
れる。したがって、外来ノイズ等による誤った接続切り
替えの発生等を防止することができる。
【0015】コネクションの解放は、通信制御装置に接
続中の赤外光送受信ポートに対する送受信データが途絶
えてからの経過時間に基づいて検出される。IrDAで
規定されている項目の一つであるIrLAP(Seri
al Infrared Link Access P
rotocol)によると、「コネクションが確立して
いる局の間においては、500msの間に送信権(ポー
ル/ファイナルビット)を移すこと」が要求されてい
る。このことは、言い換えれば、「コネクションが確立
している局の間では、500ms以内に必ずデータが授
受される」ことを意味しており、実際にIrLAPでは
「新たにコネクションを確立するために送信する局は、
最低でも500msの間受信をし、他に通信が行われて
ないことを確認すること」となっている。そこで、本請
求項2のコネクション解放検出手段は、通常、ハードウ
ェアでは知ることができないIrLAP層における現在
のリンク状況(コネクションが確立されている/確立し
てない)を、所定時間、つまり500msの間、送受信
データが途絶えているか否かを調べるという手法で、間
接的に認識するように構成されている。よって、例えば
請求項3のようなタイマ回路を用いることでコネクショ
ン解放検出手段を容易に実現できるので、ハードウェア
によるリンク状況の判断が可能となり、ソフトウェアの
介在なしで誤った接続切り替えの発生等を容易に防止す
ることが可能となる。
【0016】請求項4に係る発明では、赤外光送受信ポ
ート切り替え手段に、前記複数の赤外光送受信ポートの
すべてを前記通信制御装置に接続する第1のスイッチ状
態と、前記有効データ検出手段によって有効データの受
信が検出された赤外光送受信ポートのみを前記通信制御
装置に接続する第2のスイッチ状態とを持たせ、前記有
効データ検出手段によって有効データの受信が検出され
たとき前記第1スイッチ状態から前記第2スイッチ状態
に移行し、前記コネクション解放検出手段によってコネ
クションの解放が検出されたとき前記第2のスイッチ状
態から前記第1のスイッチ状態に復帰するように構成し
たことを特徴とする。
【0017】この構成によれば、有効データの受信が検
出されるまでは赤外光送受信ポート切り替え手段は第1
のスイッチ状態に設定されているので、すべての赤外光
送受信ポートが使用可能な状態となっている。この状態
で、通信制御装置から送信データが出力されると、その
送信データはすべての赤外光送受信ポートから送信され
ることになる。また、どの赤外線送受信ポートで受信さ
れたデータについても通信制御装置に送られる。そし
て、有効データ検出手段により有効データの受信が検出
された時点で、赤外光送受信ポート切り替え手段のスイ
ッチ状態は第2のスイッチ状態に移行され、有効データ
が受信された赤外光送受信ポート、つまり実際に赤外線
データ通信のために使用開始された赤外光送受信ポート
のみが通信制御装置との接続が維持され、他の赤外光送
受信ポートについては通信制御装置から分離されて駆動
されなくなる。この後、コネクション解放検出手段によ
りコネクション解放が検出されると、赤外光送受信ポー
ト切り替え手段は再び第1のスイッチ状態に復帰し、す
べての赤外光送受信ポートが使用可能な状態に戻され
る。よって、どの赤外光送受信ポートを使用した赤外線
データ通信が開始されても正常な通信を保証することが
でき、また通信が開始されてからは、実際に使用されて
いる赤外光送受信ポートのみを駆動することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施形態について説明する。図1には、この発明の一実
施形態に係る赤外線通データ通信装置を内蔵したノート
ブック型コンピュータの構成が示されている。このノー
トブック型コンピュータ本体内のシステムボード上に
は、図示のように、PCIバス10、CPU11、ホス
ト/PCIブリッジ12、主メモリ13、HDD14、
表示コントローラ15、IrDA通信コントローラ1
6、および赤外光ポート自動切り替え回路17が設けら
れており、またそのコンピュータ本体前面、後面、およ
び側面には、それぞれ赤外光送受信ポートとして機能す
る赤外光送受光モジュール18,19,20が設けられ
ている。これら赤外光送受光モジュール18,19,2
0の各々は、赤外光発生用の発光ダイオード、赤外光受
光用のフォトダイオード、およびそれらの駆動回路から
構成されている。
【0019】IrDA通信コントローラ16は、CPU
11の制御の下、IrDAのプロトコルに従った赤外線
データ通信を行うための通信制御装置であり、図示のよ
うに、UART(Universal Asynchr
onous Receiver Transmitte
r)161、送信データ変調回路(Tx)162、およ
び受信データ復調回路(Rx)163から構成されてい
る。UART161は、CPU11から送られるパラレ
ルデータをシリアルデータに変換したり、逆にシリアル
の赤外線受信データをパラレルデータに変換する。送信
データ変調回路(Tx)162は、シリアルデータに対
してIrDAの規格に従った変調を施し、それを送信信
号として赤外光ポート自動切り替え回路17に出力す
る。受信データ復調回路(Rx)163は、赤外光ポー
ト自動切り替え回路17を介して受信した受信信号を復
調する。
【0020】赤外光ポート自動切り替え回路17は、I
rDA通信コントローラ16と赤外光送受光モジュール
18,19,20との間の接続を自動切り替えするため
に設けられたハードウェアロジックであり、以下の機能
を有する。 (1)赤外光送受光モジュール18,19,20それぞ
れについて、IrDAで規定された有効データの受信の
有無を検出する機能 (2)コネクションの確立・解放を検出する機能 (3)有効データの検出結果およびコネクションの確立
・解放状態に基づいて、赤外光送受光モジュール18,
19,20それぞれとIrDA通信コントローラ16と
の間の接続状態を切り替える機能 赤外光ポート自動切り替え回路17の具体的な回路構成
を図2に示す。
【0021】赤外光ポート自動切り替え回路17は、図
示のように、送信信号切り替え回路171、受信信号切
り替え回路172、選択回路173、有効データ検知回
路174、およびタイマー175から構成されている。
【0022】送信信号切り替え回路171は、IrDA
通信コントローラ16からの1本の送信信号線と3個の
赤外光送受光モジュール18,19,20それぞれへの
3本の送信信号線との間の接続を切り替えるためのもの
であり、3個の赤外光送受光モジュール18,19,2
0、つまりポート1,2,3にそれぞれに対応する3個
のスイッチを備えている。この送信信号切り替え回路1
71は、第1および第2の2つののスイッチング状態を
有している。第1のスイッチング状態では、3個のスイ
ッチすべてがオン状態となる。第2のスイッチング状態
では、3個のスイッチのうち、有効データ検知回路17
4で有効データの受信が検知されたポートに対応するス
イッチだけがオンとなり、他の2つのスイッチはオフさ
れる。送信信号切り替え回路171のこのようなスイッ
チング状態は、選択回路173によって制御される。
【0023】受信信号切り替え回路172は、IrDA
通信コントローラ16への1本の受信信号線と3個の赤
外光送受光モジュール18,19,20それぞれの3本
の受信信号線との間の接続を切り替えるためのものであ
り、3個の赤外光送受光モジュール18,19,20、
つまりポート1,2,3にそれぞれに対応する3個のス
イッチを備えている。この受信切り替え回路172も、
第1および第2の2つののスイッチング状態を有してい
る。第1のスイッチング状態では、3個のスイッチすべ
てがオン状態となる。第2のスイッチング状態では、3
個のスイッチのうち、有効データ検知回路174で有効
データの受信が検知されたポートに対応するスイッチだ
けがオンとなり、他の2つのスイッチはオフされる。受
信信号切り替え回路172のこのようなスイッチング状
態は、送信信号切り替え回路171と同期して選択回路
173によって制御される。
【0024】選択回路173は、有効データ検知回路1
74からの有効データ検出信号および検出ポート識別信
号に基づいて有効データが受信されたポートを認識する
と、送信信号切り替え回路171および受信信号切り替
え回路172を第1のスイッチング状態から第2のスイ
ッチング状態に切り替え、またタイマー175から出力
されるコネクション解放を示すタイムアウト信号に応答
して、送信信号切り替え回路171および受信信号切り
替え回路172を第2のスイッチング状態から第1のス
イッチング状態に切り替える。また、選択回路173
は、現在選択中のポート以外のポートへの誤った切り替
えを防止するために、有効データ検知回路174から有
効データ検出信号から発生されてからタイムアウト信号
が発生されるまでの期間中は、選択中のポートを示す選
択ポート信号を有効データ検知回路174に送り、他の
ポートからの受信信号についての有効データ検知動作を
禁止させる。
【0025】有効データ検知回路174は、ポート1,
2,3それぞれからの受信信号線に接続されており、そ
れら各ポート毎に有効データの受信の有無を検知する。
有効データの検知は、受信パルス信号のパルス幅を検出
して、そのパルス幅がIrDAで規定された基準値以上
であるか否かを調べることによって行われる。IrDA
で規定された基準値以上のパルス幅を持つ受信信号は有
効データであると認識され、また基準値よりもパルス幅
の短い受信信号についてはノイズと見なされる。ここ
で、IrDAで規定されたパルス幅の基準値はデータ通
信速度によって決まる値であり、標準の通信速度(SI
R)の場合には1.6μs程度、高速の通信速度(FI
R)の場合には250ns程度に規定されている。この
ため、有効データ検知回路174においても、有効デー
タか否かを検知するための基準値として1.6μsまた
は250nsが用いられる。これら2つの値のどちらを
使用するかは、予め設定された通信速度によって決定さ
れる。
【0026】この有効データ検知回路174は、ポート
1,2,3のいずれかからの受信信号について有効デー
タであることを検知すると、有効データ検出信号をタイ
マ175に送信する。また、有効データ検知回路174
は、有効データ検出信号および検出ポート識別信号を発
生して、選択回路173に対して有効データが受信され
たことと、その有効データを受信したポートの番号を通
知する。
【0027】タイマー175は、コネクションが確立さ
れているか解放されているかを赤外光送受信ポートに対
する送受信データが途絶えてからの経過時間に基づいて
検出するためのものであり、有効データ検知回路174
から有効データ検出信号が発生された時、またはIrD
A通信コントローラ16から送信信号が送出された時に
そのカウンタ値を「0」にリセットし、それ以外の時は
そのカウンタ値を常時カウントアップする。そして、そ
のカウンタ値が500msに対応する値に達した時に、
コネクションの解放を示すタイムアウト信号を発生す
る。
【0028】前述したように、IrDAで規定されてい
る項目の一つであるIrLAP(Serial Inf
rared Link Access Protoco
l)によると、「コネクションが確立している局の間に
おいては、500msの間に送信権(ポール/ファイナ
ルビット)を移すこと」が要求されている。このこと
は、言い換えれば、「コネクションが確立している局の
間では、500ms以内に必ずデータが授受される」こ
とを意味しており、実際にIrLAPでは「新たにコネ
クションを確立するために送信する局は、最低でも50
0msの間受信をし、他に通信が行われてないことを確
認すること」となっている。そこで、この実施形態で
は、通常、ハードウェアでは知ることができないIrL
AP層における現在のリンク状況(コネクションが確立
されている/確立してない)を、所定時間、つまり50
0msの間、送受信データが途絶えているか否かをタイ
マー175で調べるという手法で、間接的に認識すると
いう構成を採用している。
【0029】図3には、有効データ検知回路174の具
体的な回路構成が示されている。有効データ検知回路1
74には、図示のように、ポート1,2,3にそれぞれ
対応して3つのパルス幅検出用カウンタ201,20
3,203と、3つの比較回路204,205,206
が設けられている。パルス幅検出用カウンタ201,2
03,203は、それぞれポート1,2,3からの受信
信号のパルス幅を計数するカウンタであり、それらのカ
ウンタ値は、対応する比較回路204,205,206
にそれぞれ入力され、そこで基準値と比較される。これ
ら比較回路204,205,206からの出力信号は、
前述した選択回路173に対する有効データ検出および
検出ポート識別信号として使用される。また、比較回路
204,205,206からの出力信号はOR回路30
4を通してタイマ175に有効データ検出信号として送
られる。
【0030】パルス幅検出用カウンタ201,203,
203の入力段には、コネクションが確立しているポー
ト以外の他のポートからの受信信号の入力を禁止するた
めのAND回路301,302,303がそれぞれ設け
られており、選択回路173からのポート選択信号で選
択されたポートに対応するAND回路に入力される受信
信号だけが対応するパルス幅検出用カウンタに入力され
る。選択回路173からのポート選択信号は、有効デー
タ検知回路174で有効データの受信が検知されるまで
はAND回路301,302,303すべてのゲートを
オンし、有効データの受信が検知されると、その有効デ
ータを受信したポートに対応するAND回路のゲートだ
けがオン状態に維持され、他のAND回路のゲートはオ
フされる。これにより、コネクションが確立しているポ
ートに関する信号受信状態を正しくタイマ175などに
通知することが可能となる。
【0031】次に、図4および図5を参照して、赤外光
ポート自動切り替え回路17の動作状態の遷移について
説明する。なお、図4および図5では、簡単のために、
2つのポート間での自動切り替えの様子が示されてい
る。
【0032】状態1:どのポートについてもコネクショ
ンが確立してないアイドル状態であり、有効データ検知
回路174によってポート1,2それぞれについて有効
データの受信の有無が監視されている。また、この状態
では、送信信号切り替え回路171および受信信号切り
替え回路172は共に第1のスイッチ状態にあり、ポー
ト1,2の双方が選択されている。
【0033】状態2:ポート1について有効データの受
信が検知された状態であり、有効データ検知回路174
から選択回路173に対してポート1より有効データを
受信したことが通知され、またタイマー175はリセッ
トされ、初期値からカウント動作を開始する。
【0034】状態3:有効データの受信が検知されたポ
ート1だけが選択され、ポート2の切り離しが行われた
状態である。この状態では、送信信号切り替え回路17
1および受信信号切り替え回路172は共に第2のスイ
ッチ状態となり、ポート1だけがIrDA通信コントロ
ーラ16に接続される。
【0035】状態4:ポート1を用いた赤外線データ通
信が行われている状態であり、ポート1が選択されてい
ることを示す選択回路173からのポート選択信号によ
り、ポート2についての有効データの検知動作は禁止さ
れる。タイマー175のカウント値は、送信動作が行わ
れたとき、またはポート1に有効データが受信されたと
きに初期値に戻される。
【0036】状態5:タイマー175のカウント値が5
00msに達したときに対応する状態であり、すべての
回路は状態1のアイドル状態に戻される。
【0037】以上のように、この実施形態においては、
赤外光送受信ポート18,19,20の中で実際に赤外
線データ通信のための使用対象となっているポートが赤
外光ポート自動切り替え回路17によって自動的に選択
されるので、その選択したポートのみを用いた赤外線信
号の送受信が可能となる。また、この場合、他のポート
についてはIrDA通信コントローラ16から分離され
ているので、複数のポート18,19,20すべてを同
時駆動する場合に比し、電力消費の低減、および混信に
よる通信エラー率の低減を実現できる。さらに、コネク
ションの解放がタイマー175が検出されるまでの期間
については使用中のポート以外のポートへの切り替えは
行われず、使用中のポートにロックされる。したがっ
て、外来ノイズ等による誤った接続切り替えの発生等を
防止することができる。なお、この実施形態はポータブ
ルコンピュータのみならず、複数の赤外光送受信ポート
を有するすべての電子機器に適用することができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、OSに何等手を加えることなく、複数の赤外光送受
信ポートを自動的に切り替えて使用できるようになり、
低消費電力で、且つ通信エラー率の低い赤外線データ通
信装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る赤外線データ通信
装置が適用されるコンピュータシステムの構成を示すブ
ロック図。
【図2】同実施形態の赤外線データ通信装置に設けられ
ている赤外光ポート自動切り替え回路の構成を示す図。
【図3】図2の赤外光ポート自動切り替え回路に設けら
れている有効データ検知回路の具体的な回路構成の一例
を示す図。
【図4】図2の赤外光ポート自動切り替え回路の動作状
態の遷移の様子を示す図。
【図5】図2の赤外光ポート自動切り替え回路の動作状
態の遷移の様子を示す図。
【符号の説明】
11…CPU、16…IrDA通信コントローラ、17
…赤外光ポート自動切り替え回路、18,19,20…
赤外光送受光モジュール、171…送信信号切り替え回
路、172…受信信号切り替え回路、173…選択回
路、174…有効データ検知回路、175…タイマ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報機器に設けられた複数の赤外光送受
    信ポートを選択的に使用して、他の機器との間で所定の
    プロトコルによる赤外線データ通信を行う赤外線データ
    通信装置であって、 前記複数の赤外光送受信ポートに接続され、前記各赤外
    光送受信ポートごとに前記プロトコルで規定された有効
    データの受信の有無を検出する有効データ検出手段と、 前記複数の赤外光送受信ポートと前記赤外線データ通信
    装置の通信制御装置間に設けられ、前記有効データ検出
    手段によって有効データの受信が検出された赤外光送受
    信ポートを前記通信制御装置に接続し、それ以外の他の
    赤外光送受信ポートを前記通信制御装置から切り離す赤
    外光送受信ポート切り替え手段とを具備することを特徴
    とする赤外線データ通信装置。
  2. 【請求項2】 前記通信制御装置に接続中の赤外光送受
    信ポートに対する送受信データが途絶えてからの経過時
    間を計数し、その経過時間が前記プロトコルで規定され
    た所定時間に達したとき、前記赤外線受信ポートを介し
    た他の装置との間のコネクションが解放されたことを検
    出するコネクション解放検出手段と、 このコネクション解放検出手段によってコネクションの
    解放が検出されるまでの期間中、前記赤外光送受信ポー
    ト切り替え手段が、前記有効データ検出手段の検出結果
    に従って前記通信制御装置に接続される赤外光送受信ポ
    ートを切り替えることを禁止する手段とをさらに具備す
    ることを特徴とする請求項1記載の赤外線データ通信装
    置。
  3. 【請求項3】 前記コネクション解放検出手段は、 前記有効データ検出手段によって最初に有効データの受
    信が検出された時に初期値からカウント動作を開始し、
    そのカウント値が所定の値に達したときに前記コネクシ
    ョンの解放を示すタイムアウト信号を発生するタイマ回
    路を含み、 このタイマ回路は、 最初に有効データの受信が検出された赤外光送受信ポー
    トと同一のポートからの有効データの受信が前記有効デ
    ータ検出手段によって検出されたとき、または前記通信
    制御装置から送信データが出力されたときに、前記初期
    値からカウント動作を再開するように構成されているこ
    とを特徴とする請求項2記載の赤外線データ通信装置。
  4. 【請求項4】 前記赤外光送受信ポート切り替え手段
    は、 前記複数の赤外光送受信ポートのすべてを前記通信制御
    装置に接続する第1のスイッチ状態と、前記有効データ
    検出手段によって有効データの受信が検出された赤外光
    送受信ポートのみを前記通信制御装置に接続する第2の
    スイッチ状態とを有し、 前記赤外光送受信ポート切り替え手段は、前記有効デー
    タ検出手段によって有効データの受信が検出されたとき
    前記第1スイッチ状態から前記第2スイッチ状態に移行
    し、前記コネクション解放検出手段によってコネクショ
    ンの解放が検出されたとき前記第2のスイッチ状態から
    前記第1のスイッチ状態に復帰するように構成されてい
    ることを特徴とする請求項2記載の赤外線データ通信装
    置。
  5. 【請求項5】 情報機器に設けられた複数の赤外光送受
    信ポートを選択的に使用して、他の機器との間で所定の
    プロトコルによる赤外線データ通信を行う赤外線データ
    通信装置であって、 前記複数の赤外光送受信ポートに接続され、前記各赤外
    光送受信ポートごとに前記プロトコルで規定された有効
    データの受信の有無を検出する有効データ検出手段と、 前記有効データの受信が検出された赤外光送受信ポート
    に関する送受信データが途絶えてからの経過時間に基づ
    いて、前記赤外線受信ポートを介した他の装置との間の
    コネクションが解放されたことを検出するコネクション
    解放検出手段と、 前記複数の赤外光送受信ポートと前記赤外線データ通信
    装置の通信制御装置間に設けられ、前記複数の赤外光送
    受信ポートのすべてを前記通信制御装置に接続する第1
    のスイッチ状態と、前記有効データ検出手段によって有
    効データの受信が検出された赤外光送受信ポートのみを
    前記通信制御装置に接続する第2のスイッチ状態とを有
    し、前記有効データ検出手段によって有効データの受信
    が検出されたとき前記第1スイッチ状態から前記第2ス
    イッチ状態に移行し、前記コネクション解放検出手段に
    よってコネクションの解放が検出されたとき前記第2状
    態から前記第1状態に復帰する赤外光送受信ポート切り
    替え手段とを具備することを特徴とする赤外線データ通
    信装置。
  6. 【請求項6】 コンピュータ本体と、このコンピュータ
    本体に内蔵され、所定プロトコルで赤外線データ通信を
    行うための通信制御装置と、前記コンピュータ本体上の
    互いに異なる位置に設けられ、前記通信制御装置によっ
    て制御可能な複数の赤外光送受信ポートとを備えたコン
    ピュータにおいて、 前記複数の赤外光送受信ポートに接続され、前記各赤外
    光送受信ポートごとに前記プロトコルで規定された有効
    データの受信の有無を検出する有効データ検出手段と、 前記複数の赤外光送受信ポートと前記赤外線データ通信
    装置の通信制御装置間に設けられ、前記有効データ検出
    手段によって有効データの受信が検出された赤外光送受
    信ポートを前記通信制御装置に接続し、それ以外の他の
    赤外光送受信ポートを前記通信制御装置から切り離す赤
    外光送受信ポート切り替え手段とを具備することを特徴
    とするコンピュータ。
  7. 【請求項7】 コンピュータ本体と、このコンピュータ
    本体に内蔵され、所定プロトコルで赤外線データ通信を
    行うための通信制御装置と、前記コンピュータ本体上の
    互いに異なる位置に設けられ、前記通信制御装置によっ
    て制御可能な複数の赤外光送受信ポートとを備えたコン
    ピュータにおいて、 前記複数の赤外光送受信ポートに接続され、前記各赤外
    光送受信ポートごとに前記プロトコルで規定された有効
    データの受信の有無を検出する有効データ検出手段と、 前記有効データの受信が検出された赤外光送受信ポート
    に関する送受信データが途絶えてからの経過時間に基づ
    いて、前記赤外線受信ポートを介した他の装置との間の
    コネクションが解放されたことを検出するコネクション
    解放検出手段と、 前記複数の赤外光送受信ポートと前記赤外線データ通信
    装置の通信制御装置間に設けられ、前記複数の赤外光送
    受信ポートのすべてを前記通信制御装置に接続する第1
    のスイッチ状態と、前記有効データ検出手段によって有
    効データの受信が検出された赤外光送受信ポートのみを
    前記通信制御装置に接続する第2のスイッチ状態とを有
    し、前記有効データ検出手段によって有効データの受信
    が検出されたとき前記第1スイッチ状態から前記第2ス
    イッチ状態に移行し、前記コネクション解放検出手段に
    よってコネクションの解放が検出されたとき前記第2状
    態から前記第1状態に復帰する赤外光送受信ポート切り
    替え手段とを具備することを特徴とするコンピュータ。
  8. 【請求項8】 情報機器に設けられた複数の赤外光送受
    信ポートを選択的に使用して他の機器との間で所定のプ
    ロトコルによる赤外線データ通信を行う赤外線データ通
    信装置の制御方法において、 前記各赤外光送受信ポートごとに前記プロトコルで規定
    された有効データの受信の有無を検出し、 有効データの受信が検出されたとき、前記複数の赤外光
    送受信ポートの中で有効データの受信が検出された赤外
    光送受信ポート以外の他のすべての赤外光送受信ポート
    を前記赤外線データ通信装置の通信制御装置から切り離
    し、 有効データの受信が検出された赤外光送受信ポートに関
    する送受信データが途絶えてからの経過時間に基づい
    て、前記有効データの受信が検出された赤外線受信ポー
    トを介した他の装置との間のコネクションが解放された
    か否かを検出し、 コネクションが解放されたことが検出されたとき、前記
    複数の赤外光送受信ポートのすべてを前記赤外線データ
    通信装置の通信制御装置に接続することを特徴とする赤
    外線データ通信装置の制御方法。
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