JPH09305277A - ポータブルコンピュータ - Google Patents

ポータブルコンピュータ

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Publication number
JPH09305277A
JPH09305277A JP8119111A JP11911196A JPH09305277A JP H09305277 A JPH09305277 A JP H09305277A JP 8119111 A JP8119111 A JP 8119111A JP 11911196 A JP11911196 A JP 11911196A JP H09305277 A JPH09305277 A JP H09305277A
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JP
Japan
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transmission
receiving
infrared
reception
receiver
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Pending
Application number
JP8119111A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Ohashi
靖浩 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、拡張ユニットを用いたシステム拡張
等で赤外線データ通信が使用できなくなる不都合を回避
し、各種機器との間で常に正常な赤外線データ通信路を
確保できる、使い勝手の良いポータブルコンピュータを
提供することを課題とする。 【解決手段】コンピュータ本体(PC)1の背面に設け
られた赤外線送受信装置12Bの送受光口が拡張コネク
タ(EX−CN)11にコネクタ接続された拡張ユニッ
ト(EX−UNIT)2により塞がれると、その状態を
検出して、赤外線送受信装置12Bに代え、コンピュー
タ本体(PC)1の前面に設けられた赤外線送受信装置
12Aを動作可状態にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば赤外線等を
用いた光通信手段を備えたポータブルコンピュータに関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、ノートタイプ、ラップトップタイ
プ等のポータブルコンピュータに於いて、外部とのデー
タ転送を赤外線による光通信手段により実現する機種が
開発された。
【0003】この種、赤外線によるデータ通信手段は、
データ転送のためのケーブル及びケーブル接続手段を不
要にすることができ、使い勝手が良いという利点をもつ
が、従来のこの種、赤外線による通信手段をもつパーソ
ナルコンピュータに於いては、コンピュータ本体に対し
て予め定められた特定の位置に於いてのみデータ通信が
可能であり、従って使用用途が限定され、システム拡張
性等の面で問題があった。
【0004】即ち、拡張コネクタを含む各種の接続ポー
トを備えた筐体背面に赤外線送受信装置をもつ構成に於
いては、拡張コネクタに拡張ユニットが接続されると、
赤外線送受信装置の送受光口が拡張ユニットにより塞が
れてしまうことから、赤外線によるデータ通信が困難と
なる。又、拡張ユニットが接続されない場合であっても
携帯型情報機器等との赤外線によるデータ通信が行ない
難い。一方、筐体前面に赤外線送受信装置をもつ構成に
於いては、携帯型情報機器等との赤外線によるデータ通
信は可能となるが、ポータブルコンピュータ相互の間で
赤外線送受信装置を用いてデータ通信を行なうことがで
きない。このように、赤外線送受信装置をもつ従来のポ
ータブルコンピュータに於いては、使用用途が限定さ
れ、システム拡張性等の面で問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように赤外線
送受信装置をもつ従来のポータブルコンピュータに於い
ては、使用用途が限定され、システム拡張性等の面で問
題があった。本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
赤外線等の光送受信装置をもつポータブルコンピュータ
に於いて、システム拡張等で赤外線等による光データ通
信が使用できなくなる不都合を回避し、各種機器との間
で常に赤外線等による光データ通信路を確保できる、使
い勝手の良いポータブルコンピュータを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、筐体の少なく
とも二面にそれぞれ独立して設けられた複数の光送受信
装置と、前記各光送受信装置のいずれか一つを動作可状
態に設定する手段と、システム構成又はシステム動作が
特定の状態にあるとき前記設定に拘らず所定の光送受信
装置を動作可状態にする手段とを具備して、システム拡
張等で赤外線等の光データ通信が使用できなくなる不都
合を回避し、各種機器との間で常に赤外線等の光データ
通信路を確保できるようにしたことを特徴とする。
【0007】又、本発明は、筐体の少なくとも二面にそ
れぞれ独立して設けられた複数の光送受信装置と、前記
各光送受信装置のいずれか一つを動作可状態に設定する
手段と、動作可状態に設定された光送受信装置が光送受
信路の遮断等により正常に動作できない状態にあるとき
前記設定に拘らず他の光送受信装置を動作可状態にする
手段とを具備して、システム拡張等で赤外線等の光デー
タ通信が使用できなくなる不都合を回避し、各種機器と
の間で常に赤外線等のデータ通信路を確保できるように
したことを特徴とする。
【0008】又、本発明は、筐体の少なくとも二面にそ
れぞれ独立して設けられた複数の光送受信装置と、前記
各光送受信装置の信号受信状態を監視し、信号受信状態
にある光送受信装置を選択して、当該光送受信装置を用
い外部の機器との間でデータ通信を行なう通信制御手段
とを具備して、外部機器との間で赤外線等の光データ通
信路を常に確保できるようにしたことを特徴とする。
【0009】又、本発明は、拡張ユニットを接続する拡
張コネクタを筐体の背面に設けてなるポータブルコンピ
ュータに於いて、前記筐体の背面に設けられた第1の赤
外線送受信装置と、前記筐体の前面又は側面に設けられ
た第2の赤外線送受信装置と、前記第1の赤外線送受信
装置又は第2の赤外線送受信装置を動作可状態に設定す
る手段と、前記拡張コネクタに前記拡張ユニットが接続
されているとき、前記設定に拘らず第2の赤外線送受信
装置を動作可状態にする手段とを具備して、システム拡
張等で赤外線データ通信が使用できなくなる不都合を回
避し、各種機器との間で常に赤外線データ通信路を確保
できるようにしたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態を説明する。図1は本発明の第1実施形態による要
部の構成を示すブロック図である。この第1実施形態に
於いては、コンピュータ本体の前面及び背面にそれぞれ
赤外線送受信装置を設けて、そのいずれか一つを動作可
状態に設定し、コンピュータ本体に拡張ユニットが接続
されたとき当該状態を電気的に検出して、前記設定状態
に拘らずコンピュータ本体の前面に設けられた赤外線送
受信装置を動作可状態にする機能をもつ構成としたこと
を特徴とする。
【0011】図1に於いて、1はコンピュータ本体(P
C)、2はコンピュータ本体(PC)1に拡張コネクタ
(EX−CN)11を介して接続される拡張ユニット
(EX−UNIT)である。
【0012】10乃至16はそれぞれコンピュータ本体
(PC)1に設けられた本発明の構成要素である。この
うち、10はシステム全体の制御を司るCPUであり、
ここでは、赤外線によるデータ通信処理機能をもつ。こ
の実施形態に於いて、CPU10は、セットアッププロ
グラム等により設定された、赤外線送受信装置を指定す
る赤外線送受信装置指定情報を制御レジスタ(F/F)
16に保持して、指定された赤外線送受信装置との間で
赤外線によるデータ通信を行なう。又、拡張コネクタ
(EX−CN)11に接続された拡張ユニット(EX−
UNIT)2との間でデータ転送を行なう。
【0013】11はコンピュータ本体(PC)1の背面
に設けられた、システムバスにつながる拡張コネクタ
(EX−CN)であり、ここでは拡張ユニット(EX−
UNIT)2がコネクタ接続される。
【0014】12A,12Bはそれぞれ赤外線送受信装
置であり、ここでは赤外線送受信装置12Aがコンピュ
ータ本体(PC)1の前面に設けられ、赤外線送受信装
置12Bが拡張コネクタ(EX−CN)11とともにコ
ンピュータ本体(PC)1の背面に設けられる。
【0015】13は上記赤外線送受信装置12A,12
Bのいずれか一方を選択する選択回路(SEL)であ
り、ここでは制御レジスタ(F/F)16の値により赤
外線送受信装置12A,12Bのいずれか一方を選択し
送受信制御回路(T/R)14に回路接続して、選択し
た赤外線送受信装置(12A/12B)を動作可状態に
する。
【0016】14は選択回路(SEL)13で選択され
た赤外線送受信装置(12A/12B)を送受信制御す
る送受信制御回路(T/R)であり、赤外線送受信装置
(12A/12B)で受信した信号(シリアルデータ)
をパラレルデータに変換処理してCPU10に渡し、C
PU10より受けたデータをシリアル変換した後、所定
の伝送制御手順に従い信号処理して赤外線送受信装置
(12A/12B)に渡す。
【0017】15は拡張コネクタ(EX−CN)11に
拡張ユニット(EX−UNIT)2が接続されたことを
検出するユニット検出回路(DET)であり、ここでは
拡張コネクタ(EX−CN)11の特定端子の信号状態
(“1”/“0”)から拡張ユニット(EX−UNI
T)2が接続されているか否かを検出する。この実施形
態では拡張コネクタ(EX−CN)11に拡張ユニット
(EX−UNIT)2が接続されることにより特定端子
の信号状態がロウレベル(“0”)となり、この信号を
受けてユニット検出回路(DET)15が制御レジスタ
(F/F)16をリセットする。
【0018】16は選択回路(SEL)13を制御する
制御レジスタ(F/F)であり、CPU10により、セ
ットアップで設定された、赤外線送受信装置を指定する
赤外線送受信装置指定情報を保持する。ここでは説明を
簡素にするため赤外線送受信装置12Aを指定した際に
“0”を保持し、赤外線送受信装置12Bを指定した際
に“1”を保持するものとする。更にその後は、ユニッ
ト検出回路(DET)15より、拡張ユニット(EX−
UNIT)2が接続されていることを示すユニット検出
信号を受けることにより、強制的にリセット制御され
て、“0”を保持した状態となる。
【0019】ここで上記第1実施形態の動作を説明す
る。システム立上げ時に於いて、CPU10は、セット
アップ画面上で設定された、赤外線送受信装置の指定に
従う赤外線送受信装置指定情報を制御レジスタ(F/
F)16に保持し、指定された赤外線送受信装置との間
で送受信制御回路(T/R)14を介して赤外線による
データ通信を行なう。
【0020】即ち、ここでは、例えばセットアップ画面
上に於いて、コンピュータ本体(PC)1の前面に設け
られた赤外線送受信装置12Aが指定されると、制御レ
ジスタ(F/F)16に“0”が保持され、コンピュー
タ本体(PC)1の背面に設けられた赤外線送受信装置
12Bが指定されると、制御レジスタ(F/F)16に
“1”が保持される。
【0021】この際、携帯型情報機器等との赤外線によ
るデータ通信を行なう場合は、コンピュータ本体(P
C)1の前面に設けられた赤外線送受信装置12Aを指
定することにより、そのデータ通信が容易に可能とな
る。又、ポータブルコンピュータ相互の間で赤外線によ
るデータ通信を行なう場合は、コンピュータ本体(P
C)1の背面に設けられた赤外線送受信装置12Bを指
定することにより、そのデータ通信が容易に可能とな
る。
【0022】ここで、コンピュータ本体(PC)1の背
面に設けられた赤外線送受信装置12Bが指定された際
は、制御レジスタ(F/F)16に“1”が保持され、
当該レジスタ出力により赤外線送受信装置12Bが送受
信制御回路(T/R)14に回路接続されて、CPU1
0が送受信制御回路(T/R)14を介し、赤外線送受
信装置12Bを用いて外部機器との間で赤外線によるデ
ータ通信を行なうことができる。
【0023】この際、送受信制御回路(T/R)14
は、赤外線送受信装置12Bで受信した信号(シリアル
データ)をパラレルデータに変換処理してCPU10に
渡し、CPU10より受けたデータをシリアル変換した
後、所定の伝送制御手順に従い信号処理して赤外線送受
信装置12Bに渡す。
【0024】この赤外線送受信装置12Bが選択されて
いる状態で、コンピュータ本体(PC)1の背面に、拡
張コネクタ(EX−CN)11を介して拡張ユニット
(EX−UNIT)2が接続されると、この拡張ユニッ
ト(EX−UNIT)2の接続状態がユニット検出回路
(DET)15により検出され、当該ユニット検出信号
により制御レジスタ(F/F)16がリセット制御され
る。
【0025】これにより、制御レジスタ(F/F)16
の保持内容が“1”から“0”に切り替わり、これに伴
い、選択回路(SEL)13は、赤外線送受信装置12
Bに代えて赤外線送受信装置12Aを動作可状態にす
る。即ち、選択回路(SEL)13は、制御レジスタ
(F/F)16の出力が“1”から“0”に切り替わる
と、赤外線送受信装置12Bに代わって赤外線送受信装
置12Aを送受信制御回路(T/R)14に回路接続
し、赤外線送受信装置12Aを用いた赤外線データ転送
を可能にする。
【0026】この際、送受信制御回路(T/R)14
は、赤外線送受信装置12Aで受信した信号(シリアル
データ)をパラレルデータに変換処理してCPU10に
渡し、CPU10より受けたデータをシリアル変換した
後、所定の伝送制御手順に従い信号処理して赤外線送受
信装置12Aに渡す。
【0027】このように、コンピュータ本体(PC)1
の背面に設けられた赤外線送受信装置12Bの送受光口
が拡張コネクタ(EX−CN)11にコネクタ接続され
た拡張ユニット(EX−UNIT)2により塞がれる
と、その状態を検出して、赤外線送受信装置12Bに代
え、コンピュータ本体(PC)1の前面に設けられた赤
外線送受信装置12Aを動作可状態にする。
【0028】これにより、赤外線送受信装置12Bの送
受光口が拡張コネクタ(EX−CN)11にコネクタ接
続された拡張ユニット(EX−UNIT)2により塞が
れて動作不能となっても、これに代わって赤外線送受信
装置12Aが動作化状態となり、赤外線送受信装置12
Aを用いた赤外線データ転送機能が維持される。尚、こ
の際は通信が正常に行なえるよう、コンピュータ本体
(PC)1の配置位置の変更が必要となる場合もある。
【0029】上記したように本発明の第1実施形態によ
れば、システム拡張等で赤外線データ通信が使用できな
くなる不都合を回避でき、各種機器との間で常に赤外線
データ通信路を確保できる、使い勝手の良いポータブル
コンピュータが実現できる。
【0030】次に図2を参照して本発明の第2実施形態
を説明する。尚、図2に於いて、図1と同一部分には同
一符号を付し、その説明を省略する。この第2実施形態
に於いては、コンピュータ本体の前面及び背面にそれぞ
れ赤外線送受信装置を設けて、その着信通知に従いCP
Uが受信データを読み込み、赤外線送受信装置を選択し
て、当該赤外線送受信装置を用い外部機器との間で赤外
線によるデータ通信を行なう機能をもつ構成としたこと
を特徴とする。従ってこの第2実施形態に於いては、拡
張ユニットの接続状態に拘らず、常に、外部機器よりデ
ータを受信した赤外線送受信装置、又は、CPUが送信
指定した赤外線送受信装置が選択されて、外部機器との
間で赤外線によるデータ通信を行なう。又、この第2実
施形態に於いては、コンピュータ本体の前面及び背面に
設けられた赤外線送受信装置がそれぞれ独立して外部機
器との間でデータ通信を行なうことができ、CPUが前
記各赤外線送受信装置を介して複数の外部機器と赤外線
によるデータ通信を行なうことができる。
【0031】図2に於いて、14Aはコンピュータ本体
(PC)1の前面に設けられた赤外線送受信装置12A
の送受信制御を司る送受信制御回路(T/R)、14B
はコンピュータ本体(PC)1の背面に設けられた赤外
線送受信装置12Bの送受信制御を司る送受信制御回路
(T/R)である。この各送受信制御回路(T/R)1
4A,14Bは、それぞれ対応する赤外線送受信装置1
2A,12Bで受信した信号(シリアルデータ)をパラ
レルデータに変換処理して後述する送受信データバッフ
ァ17A,17Bに貯える。又、CPU10より送出さ
れ送受信データバッファ17A,17Bに貯えられた送
信データをシリアル変換した後、所定の伝送制御手順に
従い信号処理して対応する赤外線送受信装置12A,1
2Bに送出する。
【0032】17Aは赤外線送受信装置12Aの送受信
データを貯える送受信データバッファ(T/R−BU
F)、17Bは赤外線送受信装置12Bの送受信データ
を貯える送受信データバッファ(T/R−BUF)であ
り、それぞれシステムバスを介してCPU10との間で
通信データが受け渡される。
【0033】ここで上記第2実施形態の動作を説明す
る。外部機器から送信された赤外線信号が赤外線送受信
装置12Aに受信されると、当該受信信号(シリアルデ
ータ)が送受信制御回路(T/R)14Aに入力され、
パラレルデータに変換処理されて、対応する送受信デー
タバッファ17A,17Bに貯えられるとともに、当該
着信状態がCPU10に通知される。
【0034】CPU10は送受信制御回路(T/R)1
4Aから着信通知を受けると、送受信データバッファ
(T/R−BUF)17Aより受信データを取り込み、
処理する。
【0035】赤外線送受信装置12Aに赤外線信号が受
信されされた際も上記同様の処理が行なわれる。CPU
10から外部機器へデータを送信する際は、CPU10
が、通信相手の信号を受信する赤外線送受信装置(例え
ば12A)に対応する送受信データバッファ(T/R−
BUF)17Aに送信データを転送し、その後、送受信
制御回路(T/R)14Aに送信指示を出すことにより
データ送信が行なわれる。
【0036】この際、送受信制御回路(T/R)14A
は、送受信データバッファ(T/R−BUF)17Aに
貯えられたCPU10の送信データをパラレル−シリア
ル変換した後、所定の伝送手順に従い信号処理して赤外
線送受信装置12Aに受け渡す。
【0037】このように、コンピュータ本体(PC)1
の前面に設けられた赤外線送受信装置12Aと、コンピ
ュータ本体(PC)1の背面に設けられた赤外線送受信
装置12Bとが、それぞれ独立してデータ送受を行なう
構成であることから、例えば赤外線送受信装置12Bの
送受光口が拡張コネクタ(EX−CN)11にコネクタ
接続された拡張ユニット(EX−UNIT)2により塞
がれて動作不能となっても、これに代わって赤外線送受
信装置12Aが動作化状態となり、赤外線送受信装置1
2Aを用いた赤外線データ転送機能が維持される。尚、
この第2実施形態に於いても第1実施形態と同様に通信
が正常に行なえるようコンピュータ本体(PC)1の配
置位置の変更が必要となる場合もある。
【0038】上記したように本発明の第2実施形態によ
れば、拡張ユニットの接続状態に拘らず、常に、外部機
器よりデータを受信した赤外線送受信装置(12A,1
2B)、又は、CPU10が送信指定した赤外線送受信
装置(12A/12B)が選択されて、外部機器との間
で赤外線によるデータ通信を行なうことができる。又、
コンピュータ本体(PC)1の前面及び背面に設けられ
た赤外線送受信装置12A,12Bがそれぞれ独立して
外部機器との間でデータ通信を行なうことができ、CP
U10が前記各赤外線送受信装置12A,12Bを介し
て複数の外部機器と赤外線によるデータ通信を行なうこ
とができる。
【0039】次に図3を参照して本発明の第3実施形態
を説明する。尚、図3に於いて、図1と同一部分には同
一符号を付し、その説明を省略する。この第3実施形態
に於いては、コンピュータ本体(PC)1の前面及び背
面に設けられた赤外線送受信装置12A,12Bがそれ
ぞれ正常に通信できる状態にあるか否かをチェック信号
により所定の周期で監視する機能をもつ構成としたこと
を特徴とする。
【0040】即ち、CPU10は、送受信制御回路(T
/R)14、及び選択回路(SEL)13を介して赤外
線送受信装置12A、及び赤外線送受信装置12Bに所
定の周期でチェック用信号を送信し、その信号反射によ
る受信状態から正常に通信できる状態にあるか否かを判
断する。
【0041】この際、コンピュータ本体(PC)1の背
面に設けられた赤外線送受信装置12Bの送受光口が拡
張コネクタ(EX−CN)11にコネクタ接続された拡
張ユニット(EX−UNIT)2により塞がれると、上
記チェック用信号の信号反射による受信状態から、拡張
ユニット(EX−UNIT)2が接続されたことを認識
する。
【0042】CPU10はこの状態認識により、以後は
制御レジスタ(F/F)16の値を変更して、赤外線送
受信装置12Bに代え、コンピュータ本体(PC)1の
前面に設けられた赤外線送受信装置12Aを動作可状態
にする。
【0043】これにより、赤外線送受信装置12Bの送
受光口が拡張コネクタ(EX−CN)11にコネクタ接
続された拡張ユニット(EX−UNIT)2により塞が
れて動作不能となっても、これに代わって赤外線送受信
装置12Aが動作化状態となり、赤外線送受信装置12
Aを用いた赤外線データ転送機能が維持される。尚、こ
の第3実施形態に於いても前述の第1実施形態と同様に
通信が正常に行なえるようコンピュータ本体(PC)1
の配置位置の変更が必要となる場合もある。
【0044】上記したように本発明の第3実施形態によ
れば、システム拡張等で赤外線データ通信が使用できな
くなる不都合を回避でき、各種機器との間で常に赤外線
データ通信路を確保できる、使い勝手の良いポータブル
コンピュータが実現できる。
【0045】尚、上記した実施形態に於いては、いずれ
も赤外線送受信装置をコンピュータ本体の前面と背面に
設けた構成としているが、これに限ることはなく、例え
ばコンピュータ本体の側面、又は上面等に設けた構成、
又は、赤外線送受信装置をコンピュータ本体より着脱可
能にした構成であってもよい。又、通信手段も赤外線通
信に限らず、他の光通信手段を用いた構成であっもよ
い。
【0046】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、赤
外線等の光送受信装置をもつポータブルコンピュータに
於いて、システム拡張等で赤外線等による光データ通信
が使用できなくなる不都合を回避し、各種機器との間で
常に赤外線等による光データ通信路を確保できる、使い
勝手の良いポータブルコンピュータが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による要部の構成を示す
ブロック図。
【図2】本発明の第2実施形態による要部の構成を示す
ブロック図。
【図3】本発明の第3実施形態による要部の構成を示す
ブロック図。
【符号の説明】
1…コンピュータ本体(PC)、 2…拡張ユニット(EX−UNIT)、 10…CPU、 11…拡張コネクタ(EX−CN)、 12A,12B…赤外線送受信装置、 13…選択回路(SEL)、 14,14A,14B…送受信制御回路(T/R)、 15…ユニット検出回路(DET)、 16…制御レジスタ(F/F)、 17A,17B…送受信データバッファ。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体の少なくとも二面にそれぞれ独立し
    て設けられた複数の光送受信装置と、 前記各光送受信装置のいずれか一つを動作可状態に設定
    する手段と、 システム構成又はシステム動作が特定の状態にあるとき
    前記設定に拘らず所定の光送受信装置を動作可状態にす
    る手段とを具備してなることを特徴とするポータブルコ
    ンピュータ。
  2. 【請求項2】 筐体の少なくとも二面にそれぞれ独立し
    て設けられた複数の光送受信装置と、 前記各光送受信装置のいずれか一つを動作可状態に設定
    する手段と、 動作可状態に設定された光送受信装置が正常に動作でき
    ない状態にあるとき前記設定に拘らず他の光送受信装置
    を動作可状態にする手段とを具備してなることを特徴と
    するポータブルコンピュータ。
  3. 【請求項3】 筐体の少なくとも二面にそれぞれ独立し
    て設けられた複数の光送受信装置と、 前記各光送受信装置の信号受信状態を監視し、信号受信
    状態にある光送受信装置を選択して、当該光送受信装置
    を用い外部の機器との間でデータ通信を行なう通信制御
    手段とを具備してなることを特徴とするポータブルコン
    ピュータ。
  4. 【請求項4】 拡張ユニットを接続する拡張コネクタを
    筐体の背面に設けてなるポータブルコンピュータに於い
    て、 前記筐体の背面に設けられた第1の赤外線送受信装置
    と、 前記筐体の前面又は側面に設けられた第2の赤外線送受
    信装置と、 前記第1の赤外線送受信装置又は第2の赤外線送受信装
    置を動作可状態に設定する手段と、 前記拡張コネクタに前記拡張ユニットが接続されている
    とき、前記設定に拘らず第2の赤外線送受信装置を動作
    可状態にする手段とを具備してなることを特徴とするポ
    ータブルコンピュータ。
  5. 【請求項5】 筐体の少なくとも二面にそれぞれ独立し
    て設けられた複数の送受光部と、 前記各送受光部に送受信信号を入出力する送受信回路
    と、 前記各送受光部と送受信回路との間に介在されて、前記
    送受信回路に接続される送受光部を選択する切換回路
    と、 前記切換回路を制御する制御手段とを具備してなること
    を特徴とするポータブルコンピュータ。
  6. 【請求項6】 筐体の少なくとも二面にそれぞれ独立し
    て設けられた複数の送受光部と、 前記複数の送受光部に対応して設けられた複数の送受信
    回路と、 前記複数の送受信回路を制御する通信制御手段とを具備
    してなることを特徴とするポータブルコンピュータ。
  7. 【請求項7】 筐体の少なくとも二面にそれぞれ独立し
    て設けられた複数の送受光部と、 前記各送受光部に送受信信号を入出力する送受信回路
    と、 前記各送受光部と送受信回路との間に介在されて、前記
    送受信回路に接続される送受光部を選択する切換回路
    と、 前記各送受光部を一定の順序で間欠的に送受信動作させ
    て前記各送受光部の状態を監視する手段と、 前記監視の結果に従い前記切換回路を制御する制御手段
    とを具備してなることを特徴とするポータブルコンピュ
    ータ。
  8. 【請求項8】 初期動作時は、設定された1つの送受光
    部が送受信可能となる請求項5又は6又は7記載のポー
    タブルコンピュータ。
  9. 【請求項9】 初期動作時は、設定された1つの送受光
    部が送信可能となり、全ての送受光部が受信可能となる
    請求項5又は6又は7記載のポータブルコンピュータ。
  10. 【請求項10】 全ての送受光部を受信可能にして、全
    ての送受光部の受信状態を監視する手段をもつ請求項5
    又は6又は7記載のポータブルコンピュータ。
  11. 【請求項11】 送受光部が少なくともコンピュータ本
    体の前面と背面、又は隣合う二面に設けられる請求項5
    又は6又は7記載のポータブルコンピュータ。
  12. 【請求項12】 送受光部の少なくとも1つがコンピュ
    ータ本体に着脱可能に設けられる請求項5又は6又は7
    記載のポータブルコンピュータ。
  13. 【請求項13】 切換回路を制御する制御手段は、拡張
    ユニットの接続有無を示す状態信号により切換回路を切
    換制御する手段をもつ請求項5又は7記載のポータブル
    コンピュータ。
  14. 【請求項14】 切換回路を制御する制御手段は、入出
    力機器の使用状態を示す信号により切換回路を切換制御
    する手段をもつ請求項5又は7記載のポータブルコンピ
    ュータ。
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