JPH10187550A - Icカード - Google Patents

Icカード

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JPH10187550A
JPH10187550A JP34822596A JP34822596A JPH10187550A JP H10187550 A JPH10187550 A JP H10187550A JP 34822596 A JP34822596 A JP 34822596A JP 34822596 A JP34822596 A JP 34822596A JP H10187550 A JPH10187550 A JP H10187550A
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JP
Japan
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error
data
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memory
data stored
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Pending
Application number
JP34822596A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Ikuto
義弘 生藤
Shigemi Chimura
茂美 千村
Haruo Taguchi
治生 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
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Priority to AU78928/98A priority patent/AU7892898A/en
Priority to PCT/JP1997/004691 priority patent/WO1998029814A1/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 予備の不揮発性メモリを内蔵して情報の誤り
に対応できるようなICカードを提供する。 【解決手段】 メインメモリ10に対してサブメモリ1
1を設け、主制御部7からのデータをメインメモリ10
とサブメモリ11に記憶し、誤り検出回路12,13に
よってメインメモリ10とサブメモリ11に記憶したデ
ータの誤りを検出し、誤りのないメモリからのデータが
読出されるようにセレクタ8,9を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はICカードに関
し、特に、各種データを記憶するための不揮発性メモリ
を内蔵していて、質問器と称される制御部との間でデー
タのやり取りを行なうようなICカードに関する。
【0002】
【従来の技術】ICカードには、端子を制御部に電気的
に接続してデータのやり取りを行なうものと、非接触で
データのやり取りを行なうものがある。この非接触式の
ICカードは、アンテナから送信されてくる電波から電
力を得て、内部の不揮発性メモリに記憶している情報を
送信するものであり、スキー場のリフトや鉄道の改札や
荷物の仕分けなどに利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の接触式,非接触
式を問わず、ICカードはその構造上外部からの応力に
弱く、静電気などによって不揮発性メモリに記憶してい
るデータが変化してしまう可能性がある。従来は、IC
カードの不揮発性メモリでは、そのようなデータの変化
を誤りとして検知することができず、ましてやデータの
誤り訂正などを行なうことができなかった。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、予
備用の不揮発性メモリを内蔵して、データの誤りに対応
できるようなICカードを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
質問器との間でデータのやり取りを行なうICカードに
おいて、質問器から与えられるデータを記憶するための
不揮発性記憶手段と、不揮発性記憶手段に記憶されてい
るデータと1対1で対応を行なえるデータを記憶する予
備用不揮発性記憶手段とを備えて構成される。
【0006】請求項2に係る発明では、さらに、不揮発
性記憶手段に記憶されているデータの誤りを検出する誤
り検出手段と、誤り検出手段によって誤りが検出されな
かったことに応じて、不揮発性記憶手段に記憶されてい
るデータを選択し、誤りが検出されたことに応じて予備
用不揮発性記憶手段に記憶されているデータを選択する
選択手段とを備えて構成される。
【0007】請求項3に係る発明では、さらに予備用不
揮発性記憶手段に記憶されているデータの誤りを検出す
る誤り検出手段と、誤りが検出されなかったことに応じ
て予備用不揮発性記憶手段に記憶されているデータを選
択し、誤りが検出されたことに応じて不揮発性記憶手段
に記憶されているデータを選択する選択手段とを備えて
構成される。
【0008】請求項4に係る発明では、請求項1におけ
る予備用不揮発性記憶手段は2個以上設けられていて、
不揮発性記憶手段に記憶されているデータと2個以上の
予備用不揮発性記憶手段のそれぞれに記憶されているデ
ータとの内容の多数決をとるための多数決手段と、多数
決の示された不揮発性記憶手段に記憶されているデータ
を選択するための選択手段とを備えて構成される。
【0009】請求項5に係る発明では、不揮発性記憶手
段と予備用不揮発性記憶手段は同一のデータを格納する
物理的アドレスが異なるように構成される。
【0010】請求項6に係る発明では、請求項1ないし
5の不揮発性記憶手段と予備用不揮発性記憶手段はそれ
ぞれの記憶容量が異なる。
【0011】請求項7に係る発明では、請求項2の誤り
検出手段は1バイトまたは複数バイト毎に誤り検出を行
なう。
【0012】請求項8に係る発明では、請求項2または
7の誤り検出手段の検出結果を不揮発性記憶手段に記憶
する。
【0013】請求項9に係る発明では、請求項2ないし
8の誤り検出結果に基づいてデータの誤りを訂正する。
【0014】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の一実施形態を示
すブロック図である。この図1に示したICカードは、
データの送受および非接触式カードへの電力の供給を1
つの周波数の信号で行なう信号重畳方式を例にとって説
明するが、データの送受と電力供給を別々の周波数の信
号を使用して行なう信号分離方式のICカードであって
もよい。
【0015】図1において、コイルLとコンデンサCと
からなる同調回路1は質問器(図示せず)から送られて
来る変調信号に同調し、送られて来るキャリアを整流回
路2に与える。整流回路2はそのキャリアを整流し、直
流電源として各部に電圧を供給する。また、同調回路1
は変調信号が送られて来たときには、その変調信号を増
幅復調部3に与え、増幅復調部3はその変調信号からデ
ータを復調する。この復調出力のデータはシリアルに送
られて来ているので、S/P変換部5によってパラレル
なデータに変換されて、主制御部7に与えられる。
【0016】また、主制御部7は質問器へ応答を返すと
きには、不揮発性記憶手段としてのメインメモリ10か
らのデータをP/S変換器6に与えてシリアルデータに
変換し、シリアルデータを変調増幅部4に与え、変調増
幅部4はそのデータを増幅しかつ同調回路1に無変調波
が与えられたときに変調する。さらに、主制御部7に
は、セレクタ8,9を介してメインメモリ10と予備用
不揮発性記憶手段としてのサブメモリ11とが接続され
る。
【0017】メインメモリ10とサブメモリ11はたと
えばE2 ROMやフラッシュメモリや強誘電体メモリな
どが用いられる。サブメモリ11はメインメモリ10の
バックアップ用として用いられ、メインメモリ10と1
対1で対応できるデータを書込む。メインメモリ10と
サブメモリ11のそれぞれに対応して書込んだデータの
誤りを検出するために誤り検出回路12,13が設けら
れる。誤り検出回路12,13としてはパリティチェッ
ク回路やCRCチェック回路などが用いられる。さら
に、誤り検出回路12,13によって誤りが検出された
とき、その誤りを補正するために、誤り補正回路16,
17が設けられる。
【0018】質問器からデータが変調信号として送信さ
れると、同調回路1がその変調信号に同調し、増幅復調
部3によってデータが復調され、シリアルなデータがS
/P変換部5によってパラレルなデータに変換され、主
制御部7に与えられる。主制御部7はそのデータを、セ
レクタ8,9を介してメインメモリ10とサブメモリ1
1に記憶させる。誤り検出回路12,13はそれぞれメ
インメモリ10とサブメモリ11に記憶されているデー
タに誤りがあるか否かを検出する。誤り検出回路12は
メインメモリ10に誤りがなければ、セレクタ8によっ
てメインメモリ10からデータが主制御部7に読出され
るように制御し、サブメモリ11からデータが読出され
ないようにセレクタ9を制御する。誤り検出回路12
は、もしメインメモリ10にデータの誤りがあることを
検出した場合には、メインメモリ10からデータが読出
されないようにセレクタ8を制御し、サブメモリ11か
らデータが読出されるようにセレクタ9を制御する。誤
り検出回路13はサブメモリ11に記憶したデータに誤
りがあるかを検出する。もし、メインメモリ10のみな
らずサブメモリ11にもデータの誤りがあれば、メイン
メモリ10およびサブメモリ11からデータが主制御部
7に与えられない。この場合、主制御部7は質問器に対
してデータの送信を再要求するまたはデータに誤りがあ
ることを明示することになる。メインメモリ10または
サブメモリ11からデータを読出した後、誤り補正回路
16,17はデータの誤りを補正する。
【0019】なお、誤り検出回路13を省略し、誤り検
出回路12のみによってメインメモリ10のデータの誤
りの検出のみを行なうようにしてもよい。
【0020】図2は図1に示した誤り検出回路の一例を
示すブロック図である。この図2に示した誤り検出回路
12はCRCチェックを行なうものであり、5ビットの
シフトレジスタ121と7ビットのシフトレジスタ12
2と4ビットのシフトレジスタ123を、EXORゲー
ト124,125,126によってシリアルに接続した
ものである。
【0021】図3はこの発明の他の実施形態を示すブロ
ック図であり、図1に示した同調回路1からS/P変換
部5とP/S変換部6との間の回路の図示を省略してい
る。この実施形態は、メインメモリ10とサブメモリ1
1の他にさらにサブメモリ14を設け、これらのメイン
メモリ10とサブメモリ11および14に記憶したデー
タの多数決を多数決回路15でとり、メインメモリ10
とサブメモリ11のいずれに記憶したデータが正しいか
を判断し、それによってセレクタ8,9を切換えるよう
にしたものである。
【0022】図4はメインメモリ10とサブメモリ11
のデータを格納する物理的な場所を変えるようにした実
施形態を示す図である。このように、データを格納する
物理的な場所を変えることにより、応力によるデータの
変化が起きてしまった場合でも、データ格納場所が近い
場所でないため、どちらかのデータが正常で残る確率が
高くなる。
【0023】上述の如く、サブメモリ11を設けたこと
によって、応力や静電気などの外部から加えられる力に
よるデータの変化や誤りへの耐性も非常に高めることが
でき、不揮発性記憶ブロックとしての信頼性を高めるこ
とができる。
【0024】なお、メインメモリ10とサブメモリ11
のいずれか一方のデータが正しいと判断した場合、誤り
がある方のメモリの内容を補正するようにしてもよい。
【0025】また、メインメモリ10とサブメモリ11
は同じデータを記憶するようにしたが、メインメモリ1
2はあるデータ値Qという情報を持たせ、サブメモリに
はQの逆数という情報を持たせるようにしてもよい。そ
の他、1対1に対応が行なえるデータであれば補数のよ
うなどのようなデータであっても適用できる。
【0026】さらに、サブメモリ11はメインメモリ1
0と異なる容量のメモリであってもよい。さらに、誤り
検出回路12,13による誤り検出は1バイトまたは複
数バイト毎に行なうようにすればよい。さらに、誤り検
出の結果をメインメモリ10またはサブメモリ11のい
ずれかに記憶させるようにしてもよい。
【0027】さらに、上述の実施形態では、非接触式の
ICカードにこの発明を適用するようにしたが、接触式
のICカードに適用してもよい。
【0028】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、予備
の不揮発性メモリを追加することにより、応力や静電気
などの外部から加えられる力によるデータの変化や誤り
に対して信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示すブロック図であ
る。
【図2】図1に示した誤り検出回路の一例を示すブロッ
ク図である。
【図3】この発明の他の実施形態を示すブロック図であ
る。
【図4】メインメモリ10とサブメモリ11のデータを
格納する物理的な場所を変えるようにした実施形態を示
す図である。
【符号の説明】
1 同調回路 2 整流回路 3 増幅復調部 4 変調増幅部 5 S/P変換部 6 P/S変換部 7 主制御部 8,9 セレクタ 10 メインメモリ 11,14 サブメモリ 12,13 誤り検出回路 15 多数決回路 16,17 誤り補正回路

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 質問器との間でデータのやり取りを行な
    うICカードにおいて、 前記質問器から与えられるデータを記憶するための不揮
    発性記憶手段と、 前記不揮発性記憶手段に記憶されるデータと1対1で対
    応を行なえるデータを記憶する予備用不揮発性記憶手段
    とを備えた、ICカード。
  2. 【請求項2】 さらに、前記不揮発性記憶手段に記憶さ
    れているデータの誤りを検出する誤り検出手段と、 前記誤り検出手段によって誤りが検出されなかったこと
    に応じて、前記不揮発性記憶手段に記憶されているデー
    タを選択し、誤りが検出されたことに応じて前記予備用
    不揮発性記憶手段に記憶されているデータを選択する選
    択手段を備えた、請求項1のICカード。
  3. 【請求項3】 さらに、前記予備用不揮発性記憶手段に
    記憶されているデータの誤りを検出する誤り検出手段
    と、 前記誤り検出手段によって誤りが検出されなかったこと
    に応じて、前記予備用不揮発性記憶手段に記憶されてい
    るデータを選択し、誤りが検出されたことに応じて前記
    不揮発性記憶手段に記憶されているデータを選択する選
    択手段を備えた、請求項1のICカード。
  4. 【請求項4】 前記予備用不揮発性記憶手段は2個以上
    設けられていて、 前記不揮発性記憶手段に記憶されているデータと前記2
    個以上の予備用不揮発性記憶手段のそれぞれに記憶され
    ているデータとの内容の多数決をとるための多数決手段
    と、 前記多数決手段によって多数決の示された不揮発性記憶
    手段に記憶されているデータを選択するための選択手段
    とを備えた、請求項1のICカード。
  5. 【請求項5】 前記不揮発性記憶手段と前記予備用不揮
    発性記憶手段は同一のデータを格納する記憶素子のIC
    チップ上の配置において距離を離したことを特徴とす
    る、請求項1ないし4のいずれかに記載のICカード。
  6. 【請求項6】 前記不揮発性記憶手段と前記予備不揮発
    性記憶手段は、それぞれの記憶容量が異なることを特徴
    とする、請求項1ないし5のいずれかに記載のICカー
    ド。
  7. 【請求項7】 前記誤り検出手段は1バイトまたは複数
    バイト毎に誤り検出を行なうことを特徴とする、請求項
    2のICカード。
  8. 【請求項8】 前記誤り検出手段の検出結果が前記不揮
    発性記憶手段に記憶されることを特徴とする、請求項2
    または7のICカード。
  9. 【請求項9】 さらに、前記誤り検出手段の検出結果に
    基づいてデータの誤りを訂正することを特徴とする、請
    求項2ないし8のいずれかに記載のICカード。
JP34822596A 1996-12-26 1996-12-26 Icカード Pending JPH10187550A (ja)

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JP34822596A JPH10187550A (ja) 1996-12-26 1996-12-26 Icカード
AU78928/98A AU7892898A (en) 1996-12-26 1997-12-18 IC card
PCT/JP1997/004691 WO1998029814A1 (fr) 1996-12-26 1997-12-18 Carte a circuit integre

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JP34822596A JPH10187550A (ja) 1996-12-26 1996-12-26 Icカード

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JPH10187550A true JPH10187550A (ja) 1998-07-21

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ID=18395592

Family Applications (1)

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JP34822596A Pending JPH10187550A (ja) 1996-12-26 1996-12-26 Icカード

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007109216A (ja) * 2005-09-13 2007-04-26 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置
JP2014038636A (ja) * 2008-03-27 2014-02-27 Ge Healthcare Bioscience Bioprocess Corp 使い捨てバイオプロセス部品の不正使用を防止する方法
JP5575997B1 (ja) * 2013-03-13 2014-08-20 長瀬産業株式会社 半導体装置及び半導体装置に対するエントリアドレス書き込み/読み出し方法
JP2017084357A (ja) * 2008-03-27 2017-05-18 ジーイー・ヘルスケア・バイオサイエンス・バイオプロセス・コーポレイション 関連する使い捨てバイオプロセス部品の不正操作を防止するガンマ線滅菌可能なrfidシステム

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