JPH10187214A - プラント制御装置の設計支援装置および設計支援システム - Google Patents

プラント制御装置の設計支援装置および設計支援システム

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JPH10187214A
JPH10187214A JP34608996A JP34608996A JPH10187214A JP H10187214 A JPH10187214 A JP H10187214A JP 34608996 A JP34608996 A JP 34608996A JP 34608996 A JP34608996 A JP 34608996A JP H10187214 A JPH10187214 A JP H10187214A
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JP
Japan
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card
input
plant control
point list
output point
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JP34608996A
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English (en)
Inventor
Koichi Tanaka
浩一 田中
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スケマティックダイヤグラム、外線を結線す
る結線表、および盤内配線表の作成を自動化する。 【解決手段】 カード情報データベース12にはカード
種別とその回路情報を格納しておく。入出力信号の種
類、使用するカード種別、カードの配置などを指定した
入出力点リスト9を入力して入出力点リストデータベー
ス11として格納し、上記両データベース11,12か
らスケマティックダイヤグラム作成手段13でスケマテ
ィックダイヤグラムを作成し、結線表作成手段14で結
線表を作成し、また、盤内の接続位置などの情報を格納
した盤内接続位置情報データベース16と上記両データ
ベース11,12から盤内配線表作成手段15で盤内配
線表を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プラント制御装
置の盤内配線や外部配線などの接続状態を決定し支援す
る設計支援装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図15は、従来のプラント制御装置の設
計作業のフローチャートである。図において、91はブ
ロック図、92はチャンネルリスト、93は入出力点リ
スト、94はシグナルコンディショナカードとPIOカ
ード間の接続情報、95はその他電源等の情報、96は
スケマティックダイヤグラム、97は結線表、98は盤
内配線表である。
【0003】次に動作について説明する。 (1)ハードコピーまたはCADの画面上のブロック図
1を見て、対象のディジタル制御装置の制御内容・範囲
を作図者が決定する。
【0004】(2)チャンネルリスト92には、入出力
点の詳細情報(入出力信号の種類、入出力の電圧または
電流の範囲、最大値・最小値・単位などの工学値等)を
記載しており、作図者は、ハードコピーまたはCAD画
面上に表示したチャンネルリスト92から上記対象とし
たブロック図に対応するチャンネルリスト92を選択す
る。
【0005】(3)作図者は必要な入出力点を、チャン
ネルリスト92の情報を見ながらカード種別を振り分け
るとともに、危険分散等を考慮して、入出力点リスト9
3をCAD画面上で作成する。
【0006】ここで危険分散とは、例えば、制御対象の
ポンプが3系統ある場合は、各系統のカードを同一カー
ドフレームに配置するのでなく、各系統毎にそれぞれ別
のカードフレームに配置して電源喪失などによる全系統
の制御不能を防止することである。
【0007】(4)次に、入出力点リスト93に基づ
き、シグナルコンディショナカードとPIOカード間の
接続情報94を盛り込み、更に装置に必要な電源配線等
の情報95を追加して、作成者はスケマティックダイヤ
グラム96を作成する。
【0008】図16はシグナルコンディショナカードと
PIOカード間の接続例であり、シグナルコンディショ
ナカードは流量、温度などのセンサーからの入力電圧で
ある数mV〜数10mVの信号を1〜5Vなどの統一信
号に変換するカードであり、また、PIO(Proce
ss Input 0utput)カードは、シグナル
コンディショナカードからの信号をメモリしておき、C
PUが順次読み取り処理を行う。
【0009】図16のようにシグナルコンディショナカ
ードとPIOカードは1対1に対応して接続するのでな
く、複数の機能(複数系統の流量、または、流量系統と
温度系統)が一つのシグナルコンディショナカードに混
在しており、また、PIOカードも複数の機能を一つの
PIOカードに混在しているので、接続は図のように複
雑な接続となる。この接続情報は人為的に決めて作成す
る。
【0010】(5)作図者は作成したスケマティックダ
イヤグラム96に基づき、盤・ユニットの組立に必要な
結線表97、盤内配線表98をCAD画面上で作成す
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のディジタル制御
装置は、以上のようなフローチャートで設計作業が進め
られるので、人手による作業が多く、各作業間でのイン
タフェースミス(例えば、チャンネルリスト92から入
出力点リスト93を作成する場合のミス)が発生し易
い、また、設計時間がかかりコストアップになる等の問
題点があった。
【0012】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、盤内配線の標準化を図り、入
出力点の割り振りを決定して入出力リストを作成すれ
ば、スケマティックダイヤグラム、結線表・盤内配線表
が自動生成できる設計支援ツールを得ることを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】
(1)この発明に係わるプラント制御装置の設計支援装
置は、プラント制御の機能毎に一つのカードで構成した
プラント制御装置に対し設計を支援する設計支援装置に
おいて、上記機能毎のカード種別とそのカード種別毎の
回路情報とをカード情報として格納するカード情報デー
タベース、プラントの入出力信号を区別するタグ番号
と、このタグ番号に対応するカード種別と、このカード
種別のカードのプラント制御盤内でのカード位置を示す
カード位置情報とを入出力点リストとして格納する入出
力点リストデータベース、この入出力点リストデータベ
ースの入出力点リストと、この入出力点リストに指定さ
れたカード種別に対応する上記カード種別データベース
内のカード情報とに基づいて、カード間の接続およびカ
ードと外部配線端子間の接続とを決定しスケマティクダ
イヤグラムを作成するスケマティクダイヤグラム作成手
段を備えたものである。
【0014】(2)また、上記(1)において、スケマ
ティックダイヤグラム作成手段で作成したスケマティッ
クダイヤグラムの情報に基づいて、入出力信号またはタ
グ番号に対応する外部からの配線と、この配線が接続さ
れる外部端子とを決定して結線表を作成する結線表作成
手段、プラント制御盤内の外部配線端子および各カード
に接続されるコネクタを予め登録しておき、上記スケマ
ティックダイヤグラム作成手段で作成したスケマティッ
クダイヤグラムの情報に基づいて、カード間の接続およ
びカードと外部配線端子間の接続とを決定し、上記予め
登録したコネクタから上記決定した接続情報の各接続点
のコネクタを順次抽出してコネクタ番号を割り付けると
共に、これらのコネクタ間を接続するケーブル番号を割
り付けて盤内配線表を作成する盤内配線表作成手段の
内、少なくともいずれか一方の手段を備えたものであ
る。
【0015】(3)また、上記(2)において、盤内配
線表作成手段を用いた場合、この盤内配線表作成手段で
割り付けたコネクタ番号またはケーブル番号をスケマテ
ィックダイヤグラム作成手段で作成したスケマティック
ダイヤグラムに記入する手段を設けたものである。
【0016】(4)また、プラント制御の機能毎に一つ
のカードで構成したプラント制御装置に対し設計を支援
する設計支援装置において、上記機能毎のカード種別と
そのカード種別毎の回路情報とをカード情報として格納
するカード情報データベース、プラントの入出力信号を
区別するタグ番号と、このタグ番号に対応するカード種
別と、このカード種別のカードのプラント制御盤内での
カード位置を示すカード位置情報とを入出力点リストと
して格納する入出力点リストデータベース、この入出力
点リストデータベースの入出力点リストと、この入出力
点リストに指定されたカード種別に対応する上記カード
種別データベース内のカード情報に基づいて、入出力信
号またはタグ番号に対応する外部からの配線と、この配
線が接続される外部端子とを決定して結線表を作成する
結線表作成手段を備えたものである。
【0017】(5)また、プラント制御の機能毎に一つ
のカードで構成したプラント制御装置に対し設計を支援
する設計支援装置において、上記機能毎のカード種別と
そのカード種別毎の回路情報とをカード情報として格納
するカード情報データベース、プラントの入出力信号を
区別するタグ番号と、このタグ番号に対応するカード種
別と、このカード種別のカードのプラント制御盤内での
カード位置を示すカード位置情報とを入出力点リストと
して格納する入出力点リストデータベース、プラント制
御盤内の外部配線端子および各カードに接続されるコネ
クタを予め登録しておき、上記入出力点リストデータベ
ースの入出力点リストと、この入出力点リストに指定さ
れたカード種別に対応する上記カード種別データベース
内のカード情報とに基づいて、カード間の接続およびカ
ードと外部配線端子間の接続とを決定し、上記予め登録
したコネクタから上記決定した接続情報の各接続点のコ
ネクタを順次抽出してコネクタ番号を割り付けると共
に、これらのコネクタ間を接続するケーブル番号を割り
付けて盤内配線表を作成する盤内配線表作成手段を備え
たものである。
【0018】(6)この発明に係わるプラント制御装置
の設計支援システムは、上記(1)〜(5)のいずれか
1項のプラント制御装置の設計支援装置とパソコン等の
小型計算機とを備え、上記小型計算機を用いて入出力点
リストを作成し、この作成した入出力点リストを上記設
計支援装置の入出力点リストデータベースに入力して格
納するようにしたものである。
【0019】(7)また、上記(1)〜(5)のいずれ
か1項のプラント制御装置の設計支援装置と上記プラン
ト制御装置とを伝送路を介して接続すると共に、上記プ
ラント制御装置にはこの装置内のカード位置とカード種
別とを読み取るカード配置情報読み取り手段を備え、上
記プラント制御装置のカード配置情報読み取り手段が読
み取った内容を上記設計支援装置に伝送し、上記設計支
援装置内の入出力点リストデータベースに格納するよう
にしたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1を図に基
づいて説明する。図1はこの実施の形態のハードウエア
構成で、100はワークステーション等を用いた設計支
援装置であり、CPU1、ハードディスクなどの記憶装
置2、CRT3、キーボード・マウス等の入力装置4、
プリンタ5から構成されている。
【0021】図2は設計支援装置100の機能構成図
で、7はハードコピーのブロック図、8はハードコピー
のチャンネルリスト、9はハードコピーの入出力点リス
トである。11は入出力点リストデータベース、12は
カード情報データベース、13はスケマティックダイヤ
グラム作成手段、14は結線表作成手段、15は盤内配
線表作成手段、16は盤内接続位置情報データベース、
17はスケマティックダイヤグラムデータベース、18
は結線表データベース、21はスケマティックダイヤグ
ラム、22は結線表、23は盤内配線表である。
【0022】図3はブロック図7の一例である。図4は
チャネルリスト8の一例である。図5は入出力点リスト
9の一例で、アナログ入力の例であるが、その他ディジ
タル入力、アナログ出力、ディジタル出力等がある。図
6はプラント制御装置のカード構成を示し、図7はその
接続状態を示す図である。図8はプラント制御装置内の
カード配置を示す図である。図9はスケマティックダイ
ヤグラムの一例を示す図である。図10は結線表を示す
図である。図11は設計支援装置の他の機能構成を示す
図である。図12は盤内配線表である。
【0023】次に動作を説明する。 (1)ブロック図7を見て、対象のディジタル制御装置
の制御内容・範囲を作図者が決定する。 (2)チャンネルリスト8には、図4のように入出力点
の詳細情報(入出力信号の種類、測定するレンジ、最大
値・最小値・単位などの工学値等)を記載しており、作
図者は上記対象としたブロック図に対応するチャンネル
リスト8を選択する。
【0024】(3)作図者は図5に示すように、必要な
入出力点(信号名称)を、チャンネルリスト8の情報を
見ながらタグ番号、カード種別、カード位置、工学値な
どを決めて入出力点リスト9を作成する。上記(1)か
ら(3)までは従来と同様で、作成者の手作業または設
計支援装置100をCADとして用いCAD画面上で作
成する。
【0025】(4)入出力点リスト9が決定されれば、
これを入力し入出力点リストデータベース11として格
納する。 (5)プラント制御に使用するカードの種別とそのカー
ド毎の回路情報とを入力しカード情報データベース12
として格納する。
【0026】(6)スケマティックダイヤグラム作成手
段13は、入出力点リストデータベース内の入出力点リ
ストに指定されたカード種別をカード情報データベース
12から抽出し、図9のようなスケマティックダイヤグ
ラムを作成する。
【0027】例えば、カード64のピン1Aは端子台5
8(TB01)の1番目の端子1Cに割当てられる。次
にカード64のピン2Aは端子台58(TB01)の2
番目の端子2Cに割当てられる。このようにしてカード
と端子間の接続が一意的に決定される。
【0028】カード間の接続においても同様で、例え
ば、カード64のピン1Bはマザーボードの1番目のピ
ン1Dから1E、カード65の1番目のピン1Fに接続
される。
【0029】(7)作成されたスケマティックダイヤグ
ラム21は、スケマティックダイヤグラムデータベース
17として格納すると共にプリントアウトされる。
【0030】ここでプラント制御装置のカード構成を説
明する。図6に示すように、流量#1の入力はI/Oカ
ード51で1〜5Vの統一信号にして出力される。リピ
ータカード52は各I/Oカード#1,#2,・・・#
n,・・の出力を順次シリアルI/Oバスマスタカード
53のメモリに入力し、CPUカード54のCPUはメ
モリされた信号を順次読み取って所定のデータ処理を行
う。
【0031】この場合に、流量#1はI/Oカード51
の#1に、流量#2はI/Oカード51の#2に入力す
るように、制御対象の所定の機能単位に対し一つのカー
ドを対応させる。このようにすると故障その他の障害時
に最小限のその影響される範囲を限定して、そのカード
のみ取り替えることで故障の影響を少なくし、また、故
障の回復を迅速にすることができる。
【0032】このように機能毎に1カードにしているの
で、接続も簡単に自動的にすることができる。図7はそ
の接続状態を示すもので、機能単位の各I/Oカード5
1と端子台58の各端子との対応を一意的に決めること
ができる。即ちコネクタ付きケーブル56およびマザー
ボード55を介して各I/Oカード51と端子台58の
各端子との接続を決めることができる。
【0033】従来の図16と比較すると、従来は機能単
位毎に1カードにしていないので、自動作成する場合に
種々の条件を設定する必要があり自動化が困難であり、
また、従来はシグナルコンディショナカードとPIOカ
ードに分かれていたものをこの発明の実施の形態では1
つの入出力カードとして統合し、盤内の配線を削減して
いる。
【0034】I/Oカードフレーム50は、マザーボー
ド55とI/Oカード51とが収納されているが、その
構造は図8に示すように構成されている。カードフレー
ム61内の奥にはマザーボード62を取付け、そのマザ
ーボード62に各カード63が挿入されている。系統
1、系統2、・・・とあるのは、例えば制御対象のポン
プが3系統ある場合、各系統毎にカードフレーム61を
別にして危険分散をするためである。
【0035】次に図2に示す結線表作成手段14で結線
表を作成する動作について説明する。図2の結線表作成
手段14では、スケマティックダイヤグラム作成手段1
3と同様に入出力点リストデータベース11とカード情
報データベース12から入出力点と、その入出力点に対
応するカード種別、カード位置、カードの回路内容など
を参照して端子台の各端子との接続状態を決定するの
で、各端子に対する入出力点の信号が一意的に決定し、
図10に示すような結線表22を作成する。
【0036】この結線表22によりタグ番号または入出
力信号の種類と端子台の各端子の対応付けができ、外部
からの配線はタグ番号まはた入出力信号が分かっている
ので、各端子への接続ができる。
【0037】この結線表22は、スケマティックダイヤ
グラム作成手段13で図9のようなスケマティックダイ
ヤグラムを作成する場合と取り扱うデータは同一なの
で、スケマティックダイヤグラムを作成すると共に結線
表22を作成するようにしてもよい。
【0038】図11はその要部の機能構成図でスケマテ
ィックダイヤグラム作成手段13で作成したスケマティ
ックダイヤグラムを元にして、結線表作成手段14で結
線表を作成する。また、図11でスケマティックダイヤ
グラムデータベース17からのデータを利用して結線表
作成手段14で結線表を作成するようにしてもよい。
【0039】次に盤内配線表作成手段15を用いて盤内
配線表を作成する動作を説明する。 (1)盤内の各端子や各カードと接続されるコネクタは
予め分かっているので、盤内配線表作成手段23に登録
しておく。例えば使用するコネクタが1種類であれば、
このコネクタの使用箇所は全てであるので、そのコネク
タのみ登録しておく。また、2〜3種類などの複数のコ
ネクタが使用される場合、各コネクタの使用箇所(どこ
の端子、カードに用いられているか)の登録をしてお
く。この登録内容は盤内配線表作成手段23とは別に盤
内配線情報データベースとして格納するようにしてもよ
い。
【0040】(2)一方、カードと端子台との接続は、
入出力点リストデータベース11とカード情報データベ
ース12からスケマティックダイヤグラムを作成すると
同様にして接続を決定する。この接続情報は図9のスケ
マティックダイヤグラムの接続情報と同一である。
【0041】(3)上記の登録したコネクタから上記の
決定した接続情報の各接続点に対応するコネクタを順次
抽出し、図12のようにコネクタ番号を割り付ける。こ
こでA側は例えば外線と接続される端子側のコネクタK
001、B側はカード側のコネクタL001、または、
A側B側共カード間を接続するコネクタの場合は、K0
02とL002と云うように割り付ける。
【0042】(4)次にコネクタ番号が決定すればその
間を接続するケーブルの番号を順次C001、C002
と云うように割り付ける。 (5)作成した盤内配線表23は盤内配線表データベー
ス19として格納すると共にプリントアウトする。
【0043】この盤内配線表23の作成時に利用する入
出力点リストデータベース11とカード情報データベー
ス12のデータは、スケマティックダイヤグラム作成手
段13で図9のようなスケマティックダイヤグラムを作
成する場合のデータと同一なので、スケマティックダイ
ヤグラムを作成すると共に盤内配線表23を作成するこ
ともできる。
【0044】図11はその要部の機能構成図でスケマテ
ィックダイヤグラム作成手段13で作成したスケマティ
ックダイヤグラムを元にして、盤内配線表作成手段14
で盤内配線表を作成する。また、図11でスケマティッ
クダイヤグラムデータベース17からのデータを利用し
て盤内配線表作成手段14で盤内配線表23を作成する
ようにしてもよい。
【0045】以上のようにこの実施の形態は、プラント
制御装置を機能単位毎に1カードとし、自動的にスケマ
ティックダイヤグラム、結線表、盤内配線表を作成する
ようにしたので、作成時間を大幅に削減することがで
き、また、接続誤りを減少することができる。
【0046】実施の形態2.実施の形態1では図12の
ように盤内配線表23を作成したが、この実施の形態で
は、作成した盤内配線表23を図9のスケマティックダ
イヤグラムに反映させるようにする。
【0047】図12の盤内配線表23のケーブル番号C
001を、図9のケーブル56の番号としてC001を
記入する。また、端子台58のコネクタ部分である1
C,2Cの所にコネクタ番号K001を記入し、カード
64のピン1A,2Aの所にコネクタ番号L001を記
入するようにしてもよい。
【0048】実施の形態3.上記実施の形態1では、設
計支援ツールに入出力点リストの情報を打ち込むんで入
力し、入出力点リストデータベースに格納したが、この
実施の形態は打ち込み作業の効率を向上するものであ
る。
【0049】図13はそのシステム構成を示すもので、
パソコン71,72,73などの小型計算機を伝送路7
4を介して設計支援装置100に接続し、入出力点リス
トの打ち込みを、パソコン上のEXCEL等の汎用スプ
レットシート(表計算ソフト)にて行い、打ち込んだデ
ータをデータ変換して、設計支援装置100に伝送し入
出力点リストデータベース11に格納する。
【0050】これにより、汎用のパソコンを適用した設
計作業を可能として、複数の作業者が平行して作業がで
きる環境を提供し、設計作業の効率化を図る。なお、伝
送路74を利用せず、パソコン71,72,73で作成
データをフロッピー、MOなどの記憶媒体に格納し、設
計支援装置100で読み取るようにしてもよい。
【0051】実施の形態4.上記実施の形態1、3で
は、入出力点リストを設計支援ツールか、もしくはパソ
コンにて設計者が打ち込むこととしたが、この実施の形
態では、プラント制御装置に実装した入出力カードよ
り、カード情報を読み取ることにより、カード配置情報
を得て、入出力点リストに展開できるようにするもので
ある。
【0052】図14にそのシステム構成を示す。プラン
ト制御装置67と設計支援装置100とを伝送路68で
接続し、プラント制御装置67内にはカードの配置とカ
ードの種別とを読み取るカード配置情報読み取り手段6
9を設け、読み取ったカード配置、カード種別を伝送路
68を介して設計支援装置100内の入出力点データベ
ース11に格納する。
【0053】なお、カードの種別を判別するには、カー
ドをスロットに挿入した状態でカードの所定のピンに電
圧を加えて電流量から判別したり、また、カード配置の
判別はカードがスロットに挿入されると所定の回路が導
通したりして判別する。また、カード内のROMにカー
ド種別毎のカードIDを書き込んでおき、CPUがこの
カードIDを読み出して判別する。この判別手段は既に
種々の手段があり詳細な説明を省略する。
【0054】以上のように、この実施の形態は設計者が
入出力点リストを打ち込む手間を省略することができ
る。
【0055】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、プラン
ト制御装置の盤内配線の図面作成を自動化したので、次
の効果がある。 (1)配線図に係わる図書を作成する際の作業間のイン
タフェースミスを削減できる。 (2)設計時間の短縮ができる。 (3)設計コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による設計支援装置
のハードウエア構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による設計支援装置
の機能構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態1によるブロック図の
一例を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態1によるチャネルリス
トの一例を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態1による入出力点リス
トのデータ構造を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態1によるプラント制御
装置のカード構成の要部を示す図である。
【図7】 図6の接続状態を示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態1によるプラント制御
装置のカード配置の構成を示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態1によるスケマティク
ダイアグラムの一例を示す図である。
【図10】 この発明の実施の形態1による結線表の一
例を示す図である。
【図11】 この発明の実施の形態1による設計支援装
置の要部の機能構成図である。
【図12】 この発明の実施の形態1による盤内配線表
を示す図である。
【図13】 この発明の実施の形態3による設計支援シ
ステムの構成図である。
【図14】 この発明の実施の形態4による設計支援シ
ステムの構成図である。
【図15】 従来の設計作業のフローチャートである。
【図16】 従来のプラント制御装置のカード構成の要
部を示す図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 記憶装置 3 CRT 4 入力装置 5 プリンタ 7 ブロック図 8 チャンネルリスト 9 入出力点リス
ト 11 入出力点リストデータベース 12 カード情報
データベース 13 スケマティックダイヤグラム作成手段、 14 結線表作成手段 15 盤内配線表
作成手段 16 盤内接続位置情報データベース、 17 スケマティックダイヤグラムデータベース 18 結線表データベース 21 スケマティ
ックダイヤグラム 22 結線表 23 盤内配線表 50 I/Oカードフレーム 51 I/Oカー
ド 52 リピータカード 53 シリアルI
/Oバスマスタカード 54 CPUカード 55 マザーボー
ド 56 ケーブル 57 ターミナル
モジュール 58 端子台 59 外線 61 カードフレーム 62 マザーボー
ド 63,64,65 カード 67 プラント制
御装置 68,74 伝送路 71,72,73
パソコン 100 設計支援装置 200 制御盤

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラント制御の機能毎に一つのカードで
    構成したプラント制御装置に対し設計を支援する設計支
    援装置において、上記機能毎のカード種別とそのカード
    種別毎の回路情報とをカード情報として格納するカード
    情報データベース、プラントの入出力信号を区別するタ
    グ番号と、このタグ番号に対応するカード種別と、この
    カード種別のカードのプラント制御盤内でのカード位置
    を示すカード位置情報とを入出力点リストとして格納す
    る入出力点リストデータベース、この入出力点リストデ
    ータベースの入出力点リストと、この入出力点リストに
    指定されたカード種別に対応する上記カード種別データ
    ベース内のカード情報とに基づいて、カード間の接続お
    よびカードと外部配線端子間の接続とを決定しスケマテ
    ィクダイヤグラムを作成するスケマティクダイヤグラム
    作成手段を備えたことを特徴とするプラント制御装置の
    設計支援装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプラント制御装置の設
    計支援装置において、スケマティックダイヤグラム作成
    手段で作成したスケマティックダイヤグラムの情報に基
    づいて、入出力信号またはタグ番号に対応する外部から
    の配線と、この配線が接続される外部端子とを決定して
    結線表を作成する結線表作成手段、プラント制御盤内の
    外部配線端子および各カードに接続されるコネクタを予
    め登録しておき、上記スケマティックダイヤグラム作成
    手段で作成したスケマティックダイヤグラムの情報に基
    づいて、カード間の接続およびカードと外部配線端子間
    の接続とを決定し、上記予め登録したコネクタから上記
    決定した接続情報の各接続点のコネクタを順次抽出して
    コネクタ番号を割り付けると共に、これらのコネクタ間
    を接続するケーブル番号を割り付けて盤内配線表を作成
    する盤内配線表作成手段の内、少なくともいずれか一方
    の手段を備えたことを特徴とするプラント制御装置の設
    計支援装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のプラント制御装置の設
    計支援装置において、盤内配線表作成手段を用いた場
    合、この盤内配線表作成手段で割り付けたコネクタ番号
    またはケーブル番号をスケマティックダイヤグラム作成
    手段で作成したスケマティックダイヤグラムに記入する
    手段を設けたことを特徴とするプラント制御装置の設計
    支援装置。
  4. 【請求項4】 プラント制御の機能毎に一つのカードで
    構成したプラント制御装置に対し設計を支援する設計支
    援装置において、上記機能毎のカード種別とそのカード
    種別毎の回路情報とをカード情報として格納するカード
    情報データベース、プラントの入出力信号を区別するタ
    グ番号と、このタグ番号に対応するカード種別と、この
    カード種別のカードのプラント制御盤内でのカード位置
    を示すカード位置情報とを入出力点リストとして格納す
    る入出力点リストデータベース、この入出力点リストデ
    ータベースの入出力点リストと、この入出力点リストに
    指定されたカード種別に対応する上記カード種別データ
    ベース内のカード情報に基づいて、入出力信号またはタ
    グ番号に対応する外部からの配線と、この配線が接続さ
    れる外部端子とを決定して結線表を作成する結線表作成
    手段を備えたことを特徴とするプラント制御装置の設計
    支援装置。
  5. 【請求項5】 プラント制御の機能毎に一つのカードで
    構成したプラント制御装置に対し設計を支援する設計支
    援装置において、上記機能毎のカード種別とそのカード
    種別毎の回路情報とをカード情報として格納するカード
    情報データベース、プラントの入出力信号を区別するタ
    グ番号と、このタグ番号に対応するカード種別と、この
    カード種別のカードのプラント制御盤内でのカード位置
    を示すカード位置情報とを入出力点リストとして格納す
    る入出力点リストデータベース、プラント制御盤内の外
    部配線端子および各カードに接続されるコネクタを予め
    登録しておき、上記入出力点リストデータベースの入出
    力点リストと、この入出力点リストに指定されたカード
    種別に対応する上記カード種別データベース内のカード
    情報とに基づいて、カード間の接続およびカードと外部
    配線端子間の接続とを決定し、上記予め登録したコネク
    タから上記決定した接続情報の各接続点のコネクタを順
    次抽出してコネクタ番号を割り付けると共に、これらの
    コネクタ間を接続するケーブル番号を割り付けて盤内配
    線表を作成する盤内配線表作成手段を備えたことを特徴
    とするプラント制御装置の設計支援装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項記載のプラ
    ント制御装置の設計支援装置とパソコン等の小型計算機
    とを備え、上記小型計算機を用いて入出力点リストを作
    成し、この作成した入出力点リストを上記設計支援装置
    の入出力点リストデータベースに入力して格納するよう
    にしたことを特徴とするプラント制御装置の設計支援シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5のいずれか1項記載のプラ
    ント制御装置の設計支援装置と上記プラント制御装置と
    を伝送路を介して接続すると共に、上記プラント制御装
    置にはこの装置内のカード位置とカード種別とを読み取
    るカード配置情報読み取り手段を備え、上記プラント制
    御装置のカード配置情報読み取り手段が読み取った内容
    を上記設計支援装置に伝送し、上記設計支援装置内の入
    出力点リストデータベースに格納するようにしたことを
    特徴とするプラント制御装置の設計支援システム。
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