JPH10186989A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH10186989A JPH10186989A JP8355173A JP35517396A JPH10186989A JP H10186989 A JPH10186989 A JP H10186989A JP 8355173 A JP8355173 A JP 8355173A JP 35517396 A JP35517396 A JP 35517396A JP H10186989 A JPH10186989 A JP H10186989A
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- JP
- Japan
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- toner
- cleaning blade
- image
- lubricant
- image carrier
- Prior art date
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- Cleaning In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 クリーニングブレードを揺動させることによ
り、現像幅領域や画像幅領域の外側まで延在するよう
な、クリーニングブレードの幅及び配置の設定である画
像形成装置であっても、使用の初期におけるクリーニン
グブレードの巻き込み及び画像劣化の防止を可能にす
る。 【解決手段】 像担持体11上に残留するトナーを除去
するクリーニングブレード16Aが現像幅領域や画像幅
領域の外側まで延在するように、該クリーニングブレー
ドの幅及び配置を設定し、上記クリーニングブレードと
像担持体との間の摩擦係数を低下させるために該クリー
ニングブレードが当接する像担持体表面に潤滑剤を供給
する潤滑剤供給手段と、上記クリーニングブレードを幅
方向に揺動させる揺動手段71,73とを設けた。
り、現像幅領域や画像幅領域の外側まで延在するよう
な、クリーニングブレードの幅及び配置の設定である画
像形成装置であっても、使用の初期におけるクリーニン
グブレードの巻き込み及び画像劣化の防止を可能にす
る。 【解決手段】 像担持体11上に残留するトナーを除去
するクリーニングブレード16Aが現像幅領域や画像幅
領域の外側まで延在するように、該クリーニングブレー
ドの幅及び配置を設定し、上記クリーニングブレードと
像担持体との間の摩擦係数を低下させるために該クリー
ニングブレードが当接する像担持体表面に潤滑剤を供給
する潤滑剤供給手段と、上記クリーニングブレードを幅
方向に揺動させる揺動手段71,73とを設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは、
像担持体に当接するクリーニングブレードにより該像担
持体上に残留するトナーを除去するクリーニング装置を
備えた画像形成装置に関するものである。
ミリ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは、
像担持体に当接するクリーニングブレードにより該像担
持体上に残留するトナーを除去するクリーニング装置を
備えた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置では、像担
持体上の残留トナーを除去するクリーニングブレード、
特にカウンターブレード、と像担持体との間の摺動摩擦
に起因してクリーニングブレードのめくれや欠けによる
画像不良が発生することが知られている。この不具合を
防止するために、上記クリーニングブレードの当接する
像担持体の表面に、現像装置のトナーを強制的に供給す
るためトナー像パターンを像担持体上に形成し、該クリ
ーニングブレードの像担持体に対する当接位置に像担持
体表面の移動で該トナー像パターンのトナーを供給する
発明が提案されている(例えば、特開平1−10859
2号公報、特開平6−194917号公報参照)。この
公知の発明によれば、上記当接位置に強制的に供給した
トナーを潤滑剤として機能させることで、上記当接部に
おける摺動摩擦力を低下させることができる。
持体上の残留トナーを除去するクリーニングブレード、
特にカウンターブレード、と像担持体との間の摺動摩擦
に起因してクリーニングブレードのめくれや欠けによる
画像不良が発生することが知られている。この不具合を
防止するために、上記クリーニングブレードの当接する
像担持体の表面に、現像装置のトナーを強制的に供給す
るためトナー像パターンを像担持体上に形成し、該クリ
ーニングブレードの像担持体に対する当接位置に像担持
体表面の移動で該トナー像パターンのトナーを供給する
発明が提案されている(例えば、特開平1−10859
2号公報、特開平6−194917号公報参照)。この
公知の発明によれば、上記当接位置に強制的に供給した
トナーを潤滑剤として機能させることで、上記当接部に
おける摺動摩擦力を低下させることができる。
【0003】また、画像形成装置をオフィス等に設置し
たり、像担持体を新品のものに交換したりした後の使用
初期に、クリーニングブレード、特にカウンターブレー
ド、の巻き込みを防止するために、像担持体の表面およ
びクリーニングブレードの表面にセッティングパウダー
を塗布することが行われている。このセッティングパウ
ダーは、クリーニングブレードと像像担持体との当接部
における摩擦力を低下させるて上記巻き込みを起こりに
くくするものである。このセッティングパウダーとして
は、例えばポリフッ化ビニリデン樹脂粉末(商品名:カ
イナー)、体積粒径が0.1〜30μmのスチレン系樹
脂粉末、同粒径のポリエステル系樹脂粉末、トナー等の
潤滑剤が用いられる。
たり、像担持体を新品のものに交換したりした後の使用
初期に、クリーニングブレード、特にカウンターブレー
ド、の巻き込みを防止するために、像担持体の表面およ
びクリーニングブレードの表面にセッティングパウダー
を塗布することが行われている。このセッティングパウ
ダーは、クリーニングブレードと像像担持体との当接部
における摩擦力を低下させるて上記巻き込みを起こりに
くくするものである。このセッティングパウダーとして
は、例えばポリフッ化ビニリデン樹脂粉末(商品名:カ
イナー)、体積粒径が0.1〜30μmのスチレン系樹
脂粉末、同粒径のポリエステル系樹脂粉末、トナー等の
潤滑剤が用いられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、例えば、図
7(a)に示すように、クリーニングブレード16A
が、現像装置における現像スリーブ14Aの幅等で決ま
るトナー供給可能な最大幅である現像幅領域や形成可能
な画像の最大幅である画像幅領域の外側まで延在するよ
うな、クリーニングブレード16Aの幅及び配置の設定
である画像形成装置では、以上のようなクリーニングブ
レードの巻き込み等を防止する発明を適用するだけで
は、上記使用初期におけるクリーニングブレードの巻き
込みを防止することが困難であるという問題点があっ
た。
7(a)に示すように、クリーニングブレード16A
が、現像装置における現像スリーブ14Aの幅等で決ま
るトナー供給可能な最大幅である現像幅領域や形成可能
な画像の最大幅である画像幅領域の外側まで延在するよ
うな、クリーニングブレード16Aの幅及び配置の設定
である画像形成装置では、以上のようなクリーニングブ
レードの巻き込み等を防止する発明を適用するだけで
は、上記使用初期におけるクリーニングブレードの巻き
込みを防止することが困難であるという問題点があっ
た。
【0005】すなわち、上記クリーニングブレードの幅
及び配置の設定は、これは現像装置の幅方向両端部から
飛散して潜像担持体11に付着するトナーをクリーニン
グブレード16Aで阻止するために有効な設定である。
通常は、現像幅領域をクリーニングブレード16Aより
も両端部それぞれ8〜20mm内側に位置するように設定
する。また、画像幅領域と現像幅領域は一致させる。
及び配置の設定は、これは現像装置の幅方向両端部から
飛散して潜像担持体11に付着するトナーをクリーニン
グブレード16Aで阻止するために有効な設定である。
通常は、現像幅領域をクリーニングブレード16Aより
も両端部それぞれ8〜20mm内側に位置するように設定
する。また、画像幅領域と現像幅領域は一致させる。
【0006】このような画像形成装置では、現像装置の
トナーからなる上記強制供給用のトナー像パターンの幅
が現像幅領域内にしか設定できない。例えば、クリーニ
ングブレード両端部より10〜18mm程度小さい幅のト
ナー像パターンにならざるをえない。このため、このト
ナー像パターンによってはトナー供給を直接行うことが
できない図中ハッチングを付したクリーニングブレード
16Aの両端部分Aが生じる。また、現像幅領域と画像
幅領域がほぼ一致する図示の例では、このクリーニング
ブレード16Aの両端部には、画像幅領域内にのみ存在
する転写残トナーも供給されない。
トナーからなる上記強制供給用のトナー像パターンの幅
が現像幅領域内にしか設定できない。例えば、クリーニ
ングブレード両端部より10〜18mm程度小さい幅のト
ナー像パターンにならざるをえない。このため、このト
ナー像パターンによってはトナー供給を直接行うことが
できない図中ハッチングを付したクリーニングブレード
16Aの両端部分Aが生じる。また、現像幅領域と画像
幅領域がほぼ一致する図示の例では、このクリーニング
ブレード16Aの両端部には、画像幅領域内にのみ存在
する転写残トナーも供給されない。
【0007】以上のように、上記両端部分Aでは、トナ
ーの供給が内側の部分に比して少ないため、クリーニン
グブレード16Aと像担持体11との摺動摩擦が比較的
大きくなる。そして、上記使用初期には、例えば上記セ
ッティングパウダーの塗布を行っていても、潜像担持体
上のパウダー量が画像形成動作の繰り返しで減少する。
しかも、クリーニングブレード16Aでせき止められた
画像幅領域の転写残トナーのクリーニングブレード16
Aエッジを伝わっての外側への広がりもそれほどすすん
でない。このため、この使用初期に上記両端部分Aで摺
動摩擦が大きく、クリーニングブレード16Aの巻き込
みが生じやすく、これを防止するのは困難であった。
ーの供給が内側の部分に比して少ないため、クリーニン
グブレード16Aと像担持体11との摺動摩擦が比較的
大きくなる。そして、上記使用初期には、例えば上記セ
ッティングパウダーの塗布を行っていても、潜像担持体
上のパウダー量が画像形成動作の繰り返しで減少する。
しかも、クリーニングブレード16Aでせき止められた
画像幅領域の転写残トナーのクリーニングブレード16
Aエッジを伝わっての外側への広がりもそれほどすすん
でない。このため、この使用初期に上記両端部分Aで摺
動摩擦が大きく、クリーニングブレード16Aの巻き込
みが生じやすく、これを防止するのは困難であった。
【0008】なお、上記使用初期のクリーニングブレー
ドの巻き込み防止のみを図るのであれば、上記セッティ
ングパウダーの塗布量を多量に設定することも考えられ
る。しかし、次のように、このような過剰な塗布量設定
は画像劣化を生じてしまうおそれがあり、画像品質の点
から困難であった。
ドの巻き込み防止のみを図るのであれば、上記セッティ
ングパウダーの塗布量を多量に設定することも考えられ
る。しかし、次のように、このような過剰な塗布量設定
は画像劣化を生じてしまうおそれがあり、画像品質の点
から困難であった。
【0009】すなわち、上記セッティングパウダーが過
剰であると、クリーニングブレードによるクリーニング
が不良になり、画像劣化が生じる。また、像担持体を一
様に帯電する帯電手段として、コロナチャージに比べて
低オゾン、低エネルギーのメリットがある例えば帯電ロ
ーラなどの接触式の帯電部材を採用する場合、該帯電部
材表面へのセッティングパウダー付着による帯電不良で
画像欠陥を生じる。このセッティングパウダーの付着
は、上記セッティングパウダーの塗布量が多すぎると、
例えば図7(b)に示すように、クリーニングブレード
16Aの像担持体表面移動方向下流側でセッティングパ
ウダーがクリーニングブレード16Aから脱落する。図
中70Aが脱落したセッティングパウダーを示す。この
セッティングパウダーが帯電部材としての帯電ローラ1
2に、図中70Bで示すように付着する。そして、帯電
部材方式の帯電は、接触帯電のため像担持体上に残留し
ている微量なトナー粒子が付着しても帯電ムラによる画
像欠陥を生じるものであるため、上記セッティングパウ
ダーの付着によっても同様の画像欠陥が生じるのであ
る。この不具合は、スコロトロン方式のような非接触帯
電では発生しない、接触帯電方式特有の不具合である。
また、異物が付着してから帯電ローラを清掃しても、既
に帯電後なので画像形成には間に合わないため、ローラ
のクリーニングは、この不具合の解消策にはならない。
剰であると、クリーニングブレードによるクリーニング
が不良になり、画像劣化が生じる。また、像担持体を一
様に帯電する帯電手段として、コロナチャージに比べて
低オゾン、低エネルギーのメリットがある例えば帯電ロ
ーラなどの接触式の帯電部材を採用する場合、該帯電部
材表面へのセッティングパウダー付着による帯電不良で
画像欠陥を生じる。このセッティングパウダーの付着
は、上記セッティングパウダーの塗布量が多すぎると、
例えば図7(b)に示すように、クリーニングブレード
16Aの像担持体表面移動方向下流側でセッティングパ
ウダーがクリーニングブレード16Aから脱落する。図
中70Aが脱落したセッティングパウダーを示す。この
セッティングパウダーが帯電部材としての帯電ローラ1
2に、図中70Bで示すように付着する。そして、帯電
部材方式の帯電は、接触帯電のため像担持体上に残留し
ている微量なトナー粒子が付着しても帯電ムラによる画
像欠陥を生じるものであるため、上記セッティングパウ
ダーの付着によっても同様の画像欠陥が生じるのであ
る。この不具合は、スコロトロン方式のような非接触帯
電では発生しない、接触帯電方式特有の不具合である。
また、異物が付着してから帯電ローラを清掃しても、既
に帯電後なので画像形成には間に合わないため、ローラ
のクリーニングは、この不具合の解消策にはならない。
【0010】特に、セッティングパウダーとして従来か
らよく使用されてきたポリフッ化ビニリデン樹脂粉末
(商品名:カイナー)の粉体は体積固有抵抗値が高く、
また粒径が微少のため凝集性が高く、帯電ローラに付着
すると帯電不良が発生しやすかった。特開平5−666
98号公報や特開平4−245283号公報には、セッ
ティングパウダーの電気抵抗、樹脂基材の材質を使用ト
ナーと近い特性に規定する発明が提案されている。しか
し、これらは、ポリフッ化ビニリデン樹脂粉末(商品
名:カイナー)に比べると潤滑効果が低く、ポリカーボ
ネートをベースにしたOPC表層に比較的付着しにくい
特性のため、塗布量も微少になりがちであった。このた
め、塗布量下限側で、初期ブレード巻き込みが発生して
しまう。
らよく使用されてきたポリフッ化ビニリデン樹脂粉末
(商品名:カイナー)の粉体は体積固有抵抗値が高く、
また粒径が微少のため凝集性が高く、帯電ローラに付着
すると帯電不良が発生しやすかった。特開平5−666
98号公報や特開平4−245283号公報には、セッ
ティングパウダーの電気抵抗、樹脂基材の材質を使用ト
ナーと近い特性に規定する発明が提案されている。しか
し、これらは、ポリフッ化ビニリデン樹脂粉末(商品
名:カイナー)に比べると潤滑効果が低く、ポリカーボ
ネートをベースにしたOPC表層に比較的付着しにくい
特性のため、塗布量も微少になりがちであった。このた
め、塗布量下限側で、初期ブレード巻き込みが発生して
しまう。
【0011】以上、画像劣化を防止するためには上記セ
ッティングパウダーの塗布量はなるべく微量が望ましい
が、従来設定されていたセッティングパウダーの塗布範
囲の下限側の塗布量というように微量な塗布量だと、入
力トナーが無い前述の図7(a)に示す画像幅領域より
外側のクリーニングブレード16Aの端部分Aで、像担
持体11とクリーニングブレード16Aとの摩擦力が増
大し、クリーニングブレードの巻き込みが発生してしま
ていたのである。
ッティングパウダーの塗布量はなるべく微量が望ましい
が、従来設定されていたセッティングパウダーの塗布範
囲の下限側の塗布量というように微量な塗布量だと、入
力トナーが無い前述の図7(a)に示す画像幅領域より
外側のクリーニングブレード16Aの端部分Aで、像担
持体11とクリーニングブレード16Aとの摩擦力が増
大し、クリーニングブレードの巻き込みが発生してしま
ていたのである。
【0012】本発明は以上の背景に鑑みなされたもので
あり、その目的は、クリーニングブレードが、現像幅領
域や画像幅領域の外側まで延在するような、クリーニン
グブレードの幅及び配置の設定である画像形成装置であ
って、使用の初期におけるクリーニングブレードの巻き
込み及び画像劣化の防止が可能な画像形成装置を提供す
ることである。
あり、その目的は、クリーニングブレードが、現像幅領
域や画像幅領域の外側まで延在するような、クリーニン
グブレードの幅及び配置の設定である画像形成装置であ
って、使用の初期におけるクリーニングブレードの巻き
込み及び画像劣化の防止が可能な画像形成装置を提供す
ることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、像担持体に当接するクリーニン
グブレードにより該像担持体上に残留するトナーを除去
するクリーニング装置を備えた画像形成装置において、
上記クリーニングブレードが現像幅領域や画像幅領域の
外側まで延在するように、該クリーニングブレードの幅
及び配置を設定し、上記クリーニングブレードと像担持
体との間の摩擦係数を低下させるために該クリーニング
ブレードが当接する像担持体表面に潤滑剤を供給する潤
滑剤供給手段と、上記クリーニングブレードを幅方向に
揺動させる揺動手段とを設けたことを特徴とするもので
ある。上記潤滑剤供給手段としては、例えば、上記クリ
ーニングブレードの当接する像担持体の表面に上記潤滑
剤としてのトナーを供給するためのトナー供給用のトナ
ー像パターンを像担持体上に形成する手段を用いること
ができる。
に、請求項1の発明は、像担持体に当接するクリーニン
グブレードにより該像担持体上に残留するトナーを除去
するクリーニング装置を備えた画像形成装置において、
上記クリーニングブレードが現像幅領域や画像幅領域の
外側まで延在するように、該クリーニングブレードの幅
及び配置を設定し、上記クリーニングブレードと像担持
体との間の摩擦係数を低下させるために該クリーニング
ブレードが当接する像担持体表面に潤滑剤を供給する潤
滑剤供給手段と、上記クリーニングブレードを幅方向に
揺動させる揺動手段とを設けたことを特徴とするもので
ある。上記潤滑剤供給手段としては、例えば、上記クリ
ーニングブレードの当接する像担持体の表面に上記潤滑
剤としてのトナーを供給するためのトナー供給用のトナ
ー像パターンを像担持体上に形成する手段を用いること
ができる。
【0014】この請求項1の画像形成装置では、クリー
ニング装置のクリーニングブレードが当接する像担持体
表面に潤滑剤供給手段で潤滑剤を供給し、クリーニング
ブレードの像担持体に対する当接部のうち、現像幅領域
や画像幅領域に対応する部分に潤滑剤を直接煮供給す
る。そして、該当接部のうち現像幅領域や画像幅領域に
対応する部分より外側の部分には、揺動手段で上記クリ
ーニングブレードを幅方向に揺動させることにより、上
記直接供給した潤滑剤の一部を、該クリーニングブレー
ドのエッジに沿って移動させて供給する。これにより、
使用初期から、クリーニングブレードの両端部にも潤滑
剤わ供給して、クリーニングブレードと像担持体との間
の摺動摩擦の増加を抑えることができる。
ニング装置のクリーニングブレードが当接する像担持体
表面に潤滑剤供給手段で潤滑剤を供給し、クリーニング
ブレードの像担持体に対する当接部のうち、現像幅領域
や画像幅領域に対応する部分に潤滑剤を直接煮供給す
る。そして、該当接部のうち現像幅領域や画像幅領域に
対応する部分より外側の部分には、揺動手段で上記クリ
ーニングブレードを幅方向に揺動させることにより、上
記直接供給した潤滑剤の一部を、該クリーニングブレー
ドのエッジに沿って移動させて供給する。これにより、
使用初期から、クリーニングブレードの両端部にも潤滑
剤わ供給して、クリーニングブレードと像担持体との間
の摺動摩擦の増加を抑えることができる。
【0015】請求項2の発明は、請求項1の画像形成装
置において、上記潤滑剤供給手段を、上記クリーニング
ブレードの当接する像担持体の表面に上記潤滑剤として
現像装置のトナーを供給するためのトナー供給用のトナ
ー像パターンを像担持体上に形成するように構成し、該
トナー像パターンを、画像形成動作による上記クリーニ
ングブレードと像担持体との当接部に対する入力トナー
量の幅方向の偏りを相殺できる関係になるように、幅方
向中央に対し左右で非対称に形成することを特徴とする
ものである。
置において、上記潤滑剤供給手段を、上記クリーニング
ブレードの当接する像担持体の表面に上記潤滑剤として
現像装置のトナーを供給するためのトナー供給用のトナ
ー像パターンを像担持体上に形成するように構成し、該
トナー像パターンを、画像形成動作による上記クリーニ
ングブレードと像担持体との当接部に対する入力トナー
量の幅方向の偏りを相殺できる関係になるように、幅方
向中央に対し左右で非対称に形成することを特徴とする
ものである。
【0016】この請求項2の画像形成装置では、現像装
置のトナーで像担持体上にトナー供給用のトナー像パタ
ーンを形成し、これを上記潤滑剤として用いる。このよ
うに現像装置のトナーを潤滑剤として用いる場合、画像
形成動作によって上記クリーニングブレードと像担持体
との当接部に入力されるトナー量には、幅に方向におけ
る偏りが生じる。例えば、二成分現像剤を用いる現像装
置内では幅方向の現像剤撹拌機構を、幅方向で均一なト
ナー濃度を達成できることを狙いとしながらも、安全サ
イドであるいずれか一方がトナー濃度が高くなるように
設定する結果、上記クリーニングブレードと像担持体と
の当接部に入力されるトナー量には、幅方向における偏
りが生じることがある。また、二成分現像剤を用いる現
像装置内のトナー濃度を、像担持体上に形成した検出用
トナー像パターンの光学濃度を検出して間接的に検出す
る装置では、光学濃度検出センサの取り付け上の便宜か
ら、該検出用トナー像パターンを幅方向のいずれか一方
に寄った位置に形成する結果、この検出用トナー像パタ
ーンにより上記クリーニングブレードと像担持体との当
接部に入力されるトナー量の分だけ、上記クリーニング
ブレードと像担持体との当接部に入力されるトナー量に
幅方向における偏りが生じることがある。そこで、この
画像形成装置では、上記トナー供給用のトナー像パター
ンを、幅方向中央に対し左右で非対称に形成し、上記画
像形成動作による上記クリーニングブレードと像担持体
との当接部における入力トナー量の幅方向の偏りを相殺
するのに寄与させる。
置のトナーで像担持体上にトナー供給用のトナー像パタ
ーンを形成し、これを上記潤滑剤として用いる。このよ
うに現像装置のトナーを潤滑剤として用いる場合、画像
形成動作によって上記クリーニングブレードと像担持体
との当接部に入力されるトナー量には、幅に方向におけ
る偏りが生じる。例えば、二成分現像剤を用いる現像装
置内では幅方向の現像剤撹拌機構を、幅方向で均一なト
ナー濃度を達成できることを狙いとしながらも、安全サ
イドであるいずれか一方がトナー濃度が高くなるように
設定する結果、上記クリーニングブレードと像担持体と
の当接部に入力されるトナー量には、幅方向における偏
りが生じることがある。また、二成分現像剤を用いる現
像装置内のトナー濃度を、像担持体上に形成した検出用
トナー像パターンの光学濃度を検出して間接的に検出す
る装置では、光学濃度検出センサの取り付け上の便宜か
ら、該検出用トナー像パターンを幅方向のいずれか一方
に寄った位置に形成する結果、この検出用トナー像パタ
ーンにより上記クリーニングブレードと像担持体との当
接部に入力されるトナー量の分だけ、上記クリーニング
ブレードと像担持体との当接部に入力されるトナー量に
幅方向における偏りが生じることがある。そこで、この
画像形成装置では、上記トナー供給用のトナー像パター
ンを、幅方向中央に対し左右で非対称に形成し、上記画
像形成動作による上記クリーニングブレードと像担持体
との当接部における入力トナー量の幅方向の偏りを相殺
するのに寄与させる。
【0017】ここで、請求項1の画像形成装置のように
潤滑剤供給手段を設けた場合、クリーニングブレードめ
くれの発生は上記使用初期に限られ、それ以降はほとん
ど発生しない。このようにクリーニングブレードめくれ
がほとんど発生しない時期になっても、潤滑剤供給を形
成することは、かえって新たな不具合を発生させること
が判った。例えば、前述のセッティングパウダーの過剰
塗布の場合と同様に、クリーニング不良や画像不良を発
生させるという不具合が発生する。また、上記潤滑剤供
給手段として、上記クリーニングブレードの当接する像
担持体の表面に上記潤滑剤としてのトナーを供給するた
めのトナー供給用のトナー像パターンを像担持体上に形
成する手段を用いる場合、トナー飛散を招くという不具
合が発生する。このように副作用が大きかった。
潤滑剤供給手段を設けた場合、クリーニングブレードめ
くれの発生は上記使用初期に限られ、それ以降はほとん
ど発生しない。このようにクリーニングブレードめくれ
がほとんど発生しない時期になっても、潤滑剤供給を形
成することは、かえって新たな不具合を発生させること
が判った。例えば、前述のセッティングパウダーの過剰
塗布の場合と同様に、クリーニング不良や画像不良を発
生させるという不具合が発生する。また、上記潤滑剤供
給手段として、上記クリーニングブレードの当接する像
担持体の表面に上記潤滑剤としてのトナーを供給するた
めのトナー供給用のトナー像パターンを像担持体上に形
成する手段を用いる場合、トナー飛散を招くという不具
合が発生する。このように副作用が大きかった。
【0018】そこで、請求項3の発明は、請求項1の画
像形成装置において、上記像担持体の駆動時間を積算す
る駆動時間積算手段と、上記駆動時間積算手段の積算結
果に基づいて、上記潤滑剤供給手段による潤滑剤供給を
制御する制御手段とを設けたものである。
像形成装置において、上記像担持体の駆動時間を積算す
る駆動時間積算手段と、上記駆動時間積算手段の積算結
果に基づいて、上記潤滑剤供給手段による潤滑剤供給を
制御する制御手段とを設けたものである。
【0019】この請求項3の画像形成装置では、装置本
体に新品の像担持体をセットしてからの像担持体の駆動
時間を駆動時間積算手段で積算する。この積算結果か
ら、通常の画像形成動作における像担持体の駆動時間だ
けでなくサービスマン等による装置の調整時等における
像担持体の駆動時間も積算した時間、すなわち像担持体
とクリーニングブレードが実際に摺擦した時間を把握す
ることができる。この像担持体の駆動時間の積算結果に
基づき、上記潤滑剤供給手段による潤滑剤供給を制御
し、不必要な潤滑剤をクリーニングブレードが当接する
像担持体の表面に供給しないようにする。
体に新品の像担持体をセットしてからの像担持体の駆動
時間を駆動時間積算手段で積算する。この積算結果か
ら、通常の画像形成動作における像担持体の駆動時間だ
けでなくサービスマン等による装置の調整時等における
像担持体の駆動時間も積算した時間、すなわち像担持体
とクリーニングブレードが実際に摺擦した時間を把握す
ることができる。この像担持体の駆動時間の積算結果に
基づき、上記潤滑剤供給手段による潤滑剤供給を制御
し、不必要な潤滑剤をクリーニングブレードが当接する
像担持体の表面に供給しないようにする。
【0020】請求項4の発明は、請求項3の画像形成装
置において、上記駆動時間積算手段の積算結果が規定値
に達したときに、上記潤滑剤供給手段による潤滑剤の供
給を禁止することを特徴とするものである。
置において、上記駆動時間積算手段の積算結果が規定値
に達したときに、上記潤滑剤供給手段による潤滑剤の供
給を禁止することを特徴とするものである。
【0021】この請求項4の画像形成装置では、上記駆
動時間積算手段の積算結果が、潤滑剤の供給が必要なく
なる駆動時間の積算時間として予め設定した規定値に達
したときに、上記潤滑剤供給手段による潤滑剤の供給を
禁止し、クリーニングブレードが当接する像担持体の表
面に潤滑剤を供給しないようにする。
動時間積算手段の積算結果が、潤滑剤の供給が必要なく
なる駆動時間の積算時間として予め設定した規定値に達
したときに、上記潤滑剤供給手段による潤滑剤の供給を
禁止し、クリーニングブレードが当接する像担持体の表
面に潤滑剤を供給しないようにする。
【0022】請求項5の発明は、請求項1の画像形成装
置において、上記潤滑剤供給手段を、上記クリーニング
ブレードの当接する像担持体の表面に上記潤滑剤として
現像装置のトナーを供給するためのトナー供給用のトナ
ー像パターンを像担持体上に形成するように構成し、上
記クリーニングブレードにより像担持体表面から除去し
たトナーを上記現像装置内に搬送する搬送手段を設けた
ことを特徴とするものである。
置において、上記潤滑剤供給手段を、上記クリーニング
ブレードの当接する像担持体の表面に上記潤滑剤として
現像装置のトナーを供給するためのトナー供給用のトナ
ー像パターンを像担持体上に形成するように構成し、上
記クリーニングブレードにより像担持体表面から除去し
たトナーを上記現像装置内に搬送する搬送手段を設けた
ことを特徴とするものである。
【0023】この請求項5の画像形成装置では、現像装
置のトナーで像担持体上にトナー供給用のトナー像パタ
ーンを形成し、これを上記潤滑剤として用いる。そし
て、上記クリーニングブレードで像担持体表面から除去
したトナーは、搬送手段で上記現像装置内に搬送して再
利用する。
置のトナーで像担持体上にトナー供給用のトナー像パタ
ーンを形成し、これを上記潤滑剤として用いる。そし
て、上記クリーニングブレードで像担持体表面から除去
したトナーは、搬送手段で上記現像装置内に搬送して再
利用する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明を画像形成装置とし
ての複写機に適用した実施形態について説明する。図1
は本実施形態に係る複写機の概略構成図である。この複
写機は、像担持体としての感光体ドラム11の表面に対
して接触回転する帯電手段としての帯電ローラ12、図
示しない露光装置、感光体ドラム11上の静電潜像を現
像する現像装置14、感光体ドラム11上のトナー像を
転写紙Tに転写する転写装置15、感光体ドラム11の
表面に当接するクリーニングブレード16Aにより感光
体ドラム11の表面を清掃するクリーニング装置として
のクリーニングユニット16等を備えている。
ての複写機に適用した実施形態について説明する。図1
は本実施形態に係る複写機の概略構成図である。この複
写機は、像担持体としての感光体ドラム11の表面に対
して接触回転する帯電手段としての帯電ローラ12、図
示しない露光装置、感光体ドラム11上の静電潜像を現
像する現像装置14、感光体ドラム11上のトナー像を
転写紙Tに転写する転写装置15、感光体ドラム11の
表面に当接するクリーニングブレード16Aにより感光
体ドラム11の表面を清掃するクリーニング装置として
のクリーニングユニット16等を備えている。
【0025】上記感光体ドラム11は、外周面にOPC
等を光導電層を有するドラム状の像担持体であり、複写
動作時は図中時計方向に回転する。上記帯電ローラ12
は、複写動作時に高圧電圧が印加され、感光体ドラム1
1の表面に一様に電荷(本例ではマイナス電荷)を付与
して帯電する。
等を光導電層を有するドラム状の像担持体であり、複写
動作時は図中時計方向に回転する。上記帯電ローラ12
は、複写動作時に高圧電圧が印加され、感光体ドラム1
1の表面に一様に電荷(本例ではマイナス電荷)を付与
して帯電する。
【0026】図示しない光源としてのハロゲンランプに
より照射された原稿は、図示しない第1ミラー〜第6ミ
ラーにより感光体ドラム11上に投影される。その投影
の際の光の強弱により、感光体ドラム11上のマイナス
電荷が部分的に消滅し、静電潜像が形成される。この静
電潜像のうち不要部分(転写紙エリアよりも大きい部
分)に対してイレーサ23の所定のランプを点灯し、そ
の部分の電荷を除去する。
より照射された原稿は、図示しない第1ミラー〜第6ミ
ラーにより感光体ドラム11上に投影される。その投影
の際の光の強弱により、感光体ドラム11上のマイナス
電荷が部分的に消滅し、静電潜像が形成される。この静
電潜像のうち不要部分(転写紙エリアよりも大きい部
分)に対してイレーサ23の所定のランプを点灯し、そ
の部分の電荷を除去する。
【0027】上記現像装置14は、現像スリーブ14A
や二成分現像剤が収容された現像器部と該現像器に補給
するトナーが収容されているホッパ60とからなる。こ
のホッパ60には現像器内にトナーを補給する補給ロー
ラ61が設けられている。現像器内には、この補給ロー
ラ61で補給されたトナーと、現像器内の現像剤とを混
合撹拌する回転混合部材62、撹拌パドル63、セパレ
ータ64、横撹拌スクリュウ65などが設けられてい
る。そして、上記現像スリーブ14A上の回転によっ
て、トナーを感光体ドラム11の表面に供給し、感光体
ドラム11上に形成されている静電潜像を可視像化す
る。
や二成分現像剤が収容された現像器部と該現像器に補給
するトナーが収容されているホッパ60とからなる。こ
のホッパ60には現像器内にトナーを補給する補給ロー
ラ61が設けられている。現像器内には、この補給ロー
ラ61で補給されたトナーと、現像器内の現像剤とを混
合撹拌する回転混合部材62、撹拌パドル63、セパレ
ータ64、横撹拌スクリュウ65などが設けられてい
る。そして、上記現像スリーブ14A上の回転によっ
て、トナーを感光体ドラム11の表面に供給し、感光体
ドラム11上に形成されている静電潜像を可視像化す
る。
【0028】感光体ドラム11上のトナー像は該ドラム
11の回転により転写装置15の転写位置に搬送され
る。この転写に先立って、転写効率を向上させるために
感光体ドラム11の表面がPLT17によって光除電さ
れる。そして、給紙ユニット19から給紙ローラ19A
でレジストローラ20まで搬送され待機していた転写紙
Tは、感光体ドラム11上の画像とタイミングを合わせ
てレジストローラ20により送り出される。 (以下、余白)
11の回転により転写装置15の転写位置に搬送され
る。この転写に先立って、転写効率を向上させるために
感光体ドラム11の表面がPLT17によって光除電さ
れる。そして、給紙ユニット19から給紙ローラ19A
でレジストローラ20まで搬送され待機していた転写紙
Tは、感光体ドラム11上の画像とタイミングを合わせ
てレジストローラ20により送り出される。 (以下、余白)
【0029】転写装置15の転写ベルト15Aと感光体
ドラム11とのニップ部に転写紙Tの先端が進入すると
同時に、バイアスローラ15Bに転写バイアス電圧が印
加され、転写ベルト15A上に感光体ドラム11上のト
ナーと逆極性の電荷が付与され、転写紙Tへの転写が行
われる。転写ベルト15Aの駆動ローラ15F側には、
ポリウレタンゴムからなるクリーニングブレード15D
が当接している。転写ベルト15Aの表面には、フッ素
系樹脂(ポリフッ化ビニリデン)のコーティングが施さ
れており、クリーニングブレード15Dに対する摩擦係
数μを十分に低くしている。転写ベルト15Aに残留し
た異物(トナー、紙粉など)はクリーニングブレード1
5Dで除去され、下方に位置する受け部15Eに溜めら
れる。
ドラム11とのニップ部に転写紙Tの先端が進入すると
同時に、バイアスローラ15Bに転写バイアス電圧が印
加され、転写ベルト15A上に感光体ドラム11上のト
ナーと逆極性の電荷が付与され、転写紙Tへの転写が行
われる。転写ベルト15Aの駆動ローラ15F側には、
ポリウレタンゴムからなるクリーニングブレード15D
が当接している。転写ベルト15Aの表面には、フッ素
系樹脂(ポリフッ化ビニリデン)のコーティングが施さ
れており、クリーニングブレード15Dに対する摩擦係
数μを十分に低くしている。転写ベルト15Aに残留し
た異物(トナー、紙粉など)はクリーニングブレード1
5Dで除去され、下方に位置する受け部15Eに溜めら
れる。
【0030】転写紙Tに転写されずに感光体ドラム11
に残留したトナーなどは、クリーニング装置16のクリ
ーニングブレード16Aで除去され、スパイラル部材1
6Bで集められ、搬送パイプ22内を搬送コイル21で
搬送され、現像装置14内に戻されて再利用される。最
後に、感光体ドラム11は、除電ランプ(QL)18に
より全面露光され、残留電荷が消去されて次のコピーに
備えられる。
に残留したトナーなどは、クリーニング装置16のクリ
ーニングブレード16Aで除去され、スパイラル部材1
6Bで集められ、搬送パイプ22内を搬送コイル21で
搬送され、現像装置14内に戻されて再利用される。最
後に、感光体ドラム11は、除電ランプ(QL)18に
より全面露光され、残留電荷が消去されて次のコピーに
備えられる。
【0031】図3は、本実施形態に係る複写機の制御系
のブロック図である。制御手段としての主制御部400
は、全体の総括的な信号処理を行うCPU40、該CP
Uで実行されるプログラムを格納するためのROM4
1、ワークエリア等に利用される読み書き可能なRAM
42、入力インターフェース43、出力インターフェー
ス44、タイマー51、電源を切っても記憶内容が保持
される不揮発RAM52等により構成されている。
のブロック図である。制御手段としての主制御部400
は、全体の総括的な信号処理を行うCPU40、該CP
Uで実行されるプログラムを格納するためのROM4
1、ワークエリア等に利用される読み書き可能なRAM
42、入力インターフェース43、出力インターフェー
ス44、タイマー51、電源を切っても記憶内容が保持
される不揮発RAM52等により構成されている。
【0032】複写機本体の操作部に設けられたテンキー
スイッチ45、モードスイッチ46からの設定信号が入
力インターフェース43を介してCPU40に取り入れ
られると、各種モード、複写枚数等の複写条件が認識さ
れる。また、装置本体のメインモータ48の電源47、
帯電ローラ12の高圧電源49、イレーサ23、現像装
置14、転写装置15等に対して、CPU40から出力
インターフェース44を介して感光体ドラム11上への
トナー像形成および転写紙Tへのトナー像転写等の関わ
る制御信号が送られる。クリーニングブレード16Aの
接離手段を設けた場合には、クリーニングブレードを駆
動するためのソレノイド16Fにも制御信号が送られ
る。
スイッチ45、モードスイッチ46からの設定信号が入
力インターフェース43を介してCPU40に取り入れ
られると、各種モード、複写枚数等の複写条件が認識さ
れる。また、装置本体のメインモータ48の電源47、
帯電ローラ12の高圧電源49、イレーサ23、現像装
置14、転写装置15等に対して、CPU40から出力
インターフェース44を介して感光体ドラム11上への
トナー像形成および転写紙Tへのトナー像転写等の関わ
る制御信号が送られる。クリーニングブレード16Aの
接離手段を設けた場合には、クリーニングブレードを駆
動するためのソレノイド16Fにも制御信号が送られ
る。
【0033】また、図4(a)に示すように、イレーサ
23は複数のLED23Aが感光体ドラム11の軸方向
に配列されたいわゆるLEDアレイ構造となっている。
各LED23Aは、感光体ドラム11上に対応する位置
が予め決定されており、出力インターフェース44に対
し、LED点灯パターンに対応するデータを出力ことに
より、感光体ドラム11上にトナー付着パターンのため
潜像パターンを形成できる。
23は複数のLED23Aが感光体ドラム11の軸方向
に配列されたいわゆるLEDアレイ構造となっている。
各LED23Aは、感光体ドラム11上に対応する位置
が予め決定されており、出力インターフェース44に対
し、LED点灯パターンに対応するデータを出力ことに
より、感光体ドラム11上にトナー付着パターンのため
潜像パターンを形成できる。
【0034】また、現像装置14は、現像スリーブ14
Aを回転させるための現像クラッチ(CL)53と、現
像スリーブ14Aに現像バイアス電圧を印加する現像高
圧電源54とを備えている。また、転写装置15は、転
写ベルト15Aを感光体ドラム11に接離させるための
転写ベルト接離クラッチ(CL)55と、転写ベルト1
5Aへ電荷を付与するための転写バイアス電圧をバイア
スローラ16Bに印加する転写高圧電源56とを備えて
いる。
Aを回転させるための現像クラッチ(CL)53と、現
像スリーブ14Aに現像バイアス電圧を印加する現像高
圧電源54とを備えている。また、転写装置15は、転
写ベルト15Aを感光体ドラム11に接離させるための
転写ベルト接離クラッチ(CL)55と、転写ベルト1
5Aへ電荷を付与するための転写バイアス電圧をバイア
スローラ16Bに印加する転写高圧電源56とを備えて
いる。
【0035】また、感光体ドラム11の駆動時間を積算
する駆動時間積算手段は、タイマー51により一定時間
の間隔で割り込み信号がCPU40の割り込み端子に入
力され、CPU40側でタイマーデータ(RAM42又
は不揮発RAM52にそのデータの格納領域が割り付け
られている)を割り込みごとにカウントアップするよう
に構成されている。但し、本実施形態では、無条件にタ
イマーデータをカウントアップするのではなく、メイン
モータ電源47をONし、メインモータ48を駆動させ
る(感光体ドラム11を回転させる)ための出力インタ
ーフェース44のポートがアクティブ(メインモータ4
8を回転させる状態)となっている場合に、カウントア
ップするようにしている。
する駆動時間積算手段は、タイマー51により一定時間
の間隔で割り込み信号がCPU40の割り込み端子に入
力され、CPU40側でタイマーデータ(RAM42又
は不揮発RAM52にそのデータの格納領域が割り付け
られている)を割り込みごとにカウントアップするよう
に構成されている。但し、本実施形態では、無条件にタ
イマーデータをカウントアップするのではなく、メイン
モータ電源47をONし、メインモータ48を駆動させ
る(感光体ドラム11を回転させる)ための出力インタ
ーフェース44のポートがアクティブ(メインモータ4
8を回転させる状態)となっている場合に、カウントア
ップするようにしている。
【0036】ここで、本実施形態の複写機は、工場出荷
時には、感光体11及びクリーニングブレード16Aに
セッティングパウダーとしてポリフッ化ビニリデン樹脂
粉末(商品名:カイナー)が塗布されている。また、現
像幅領域、画像幅領域、及び、クリーニングブレード1
6Aの3者の関係が前述の図7の装置と同じに関係にな
っている。
時には、感光体11及びクリーニングブレード16Aに
セッティングパウダーとしてポリフッ化ビニリデン樹脂
粉末(商品名:カイナー)が塗布されている。また、現
像幅領域、画像幅領域、及び、クリーニングブレード1
6Aの3者の関係が前述の図7の装置と同じに関係にな
っている。
【0037】そして、10枚コピーに1回の間隔でジョ
ブ終了後、紙間に図6(a)の様なトナーパターン像P
1,P2,P3を現像し、転写ベルト15Aを感光体1
1から離間させた状態で転写材に転写せずに直接クリー
ニングブレード16Aに入力させる。このうち、中央の
トナーパターン像P1は、濃度を図示を省略した光学セ
ンサで読み込みこの濃度に合わせてトナー補給ローラ6
1の回転を制御することでトナー補給を行い、濃度制御
するためのものである。両端部のトナーパターン像P
2,P3は、使用初期におけるブレード巻き込み防止の
ために潤滑剤としてのトナーを強制的に入力するための
ものである。これらのトナーパターン像の作成は、帯電
ローラ12によって帯電された感光体11に対し、紙間
でパターン相当量域に対するイレーサ23のLEDを消
去し、電位を落とさずに現像することで行う。両端部の
トナーパターン像P2,P3の幅方向外側縁間の領域
は、現像幅領域プラスαで、クリーニングブレード16
Aの幅より両端それぞれ10mm内側に入っている。この
結果、クリーニングブレード16Aの両端部には、上記
強制的なトナー入力用のトナーパターン像P2,P3の
トナーや、画像幅領域内の転写残トナーが、直接には入
力されない部分が生じる。
ブ終了後、紙間に図6(a)の様なトナーパターン像P
1,P2,P3を現像し、転写ベルト15Aを感光体1
1から離間させた状態で転写材に転写せずに直接クリー
ニングブレード16Aに入力させる。このうち、中央の
トナーパターン像P1は、濃度を図示を省略した光学セ
ンサで読み込みこの濃度に合わせてトナー補給ローラ6
1の回転を制御することでトナー補給を行い、濃度制御
するためのものである。両端部のトナーパターン像P
2,P3は、使用初期におけるブレード巻き込み防止の
ために潤滑剤としてのトナーを強制的に入力するための
ものである。これらのトナーパターン像の作成は、帯電
ローラ12によって帯電された感光体11に対し、紙間
でパターン相当量域に対するイレーサ23のLEDを消
去し、電位を落とさずに現像することで行う。両端部の
トナーパターン像P2,P3の幅方向外側縁間の領域
は、現像幅領域プラスαで、クリーニングブレード16
Aの幅より両端それぞれ10mm内側に入っている。この
結果、クリーニングブレード16Aの両端部には、上記
強制的なトナー入力用のトナーパターン像P2,P3の
トナーや、画像幅領域内の転写残トナーが、直接には入
力されない部分が生じる。
【0038】上記各トナーパターン像がクリーニングブ
レード16Aに入力し、掻き取られたトナーはエッジを
つたって次第に両端部方向に広がっていき、非画像幅領
域の潤滑剤となる。この広がる時間は、通紙サイズや、
画像比率、転写率などに影響されてしまうため、トナー
がクリーニングブレード16Akエッジ端部まで回り込
む前にクリーニングブレードが巻き込まれる可能性もあ
る。
レード16Aに入力し、掻き取られたトナーはエッジを
つたって次第に両端部方向に広がっていき、非画像幅領
域の潤滑剤となる。この広がる時間は、通紙サイズや、
画像比率、転写率などに影響されてしまうため、トナー
がクリーニングブレード16Akエッジ端部まで回り込
む前にクリーニングブレードが巻き込まれる可能性もあ
る。
【0039】そこで、本実施形態では、図1(a)に示
すように、クリーニングブレード16Aを可動式のブラ
ケット71に固定し、このブラケット71を揺動ギア7
3によって矢印を付した幅方向の揺動運動を常に加えて
いる。揺動の幅は1〜5mm以上あればよい。 図1
(a)において、クリーニングブレード16Aの手前側
には、ブレード加圧支持ピン(コロ)72があり、揺動
ギヤ73端面に揺動圧縮スプリング74で圧接されてい
る。揺動ギヤ73の端面72はカム状になっているた
め、クリーニングブレード16Aはスラスト方向に揺動
する。図1(b)において、クリーニングユニットに
は、メインモータ75からの駆動をタイミングベルト7
6と本体ジョイントギヤ78に伝達される。該ユニット
に伝達された駆動は、トナー回収コイルギヤ79へと伝
達する。この本体ジョイントギヤ78が固設されている
軸の手前側端部に上記揺動ギヤ73と噛み合うギヤが固
設されている。これにより、上記メインモータ75から
の駆動を揺動ギヤ73に常時伝達している。
すように、クリーニングブレード16Aを可動式のブラ
ケット71に固定し、このブラケット71を揺動ギア7
3によって矢印を付した幅方向の揺動運動を常に加えて
いる。揺動の幅は1〜5mm以上あればよい。 図1
(a)において、クリーニングブレード16Aの手前側
には、ブレード加圧支持ピン(コロ)72があり、揺動
ギヤ73端面に揺動圧縮スプリング74で圧接されてい
る。揺動ギヤ73の端面72はカム状になっているた
め、クリーニングブレード16Aはスラスト方向に揺動
する。図1(b)において、クリーニングユニットに
は、メインモータ75からの駆動をタイミングベルト7
6と本体ジョイントギヤ78に伝達される。該ユニット
に伝達された駆動は、トナー回収コイルギヤ79へと伝
達する。この本体ジョイントギヤ78が固設されている
軸の手前側端部に上記揺動ギヤ73と噛み合うギヤが固
設されている。これにより、上記メインモータ75から
の駆動を揺動ギヤ73に常時伝達している。
【0040】図5(b)は、図5(a)に示すエッジに
トナーが無い(回り込んでいない)クリーニングブレー
ド16Aの端部幅Hを縦軸に取り、使用開始からのコピ
ー枚数を横軸にとって、コピー枚数に応じたクリーニン
グブレード端部へのトナーの広がりのスピードを表した
ものである。同図中、特性線aは、クリーニングブレー
ド16Aを幅方向に揺動させる本実施形態に対応するの
であり、特性線bは、クリーニングブレード16Aを揺
動させない場合に対応するものである。このグラフから
も判るように、トナーがクリーニングブレード端部に回
り込むスピードは揺動しないクリーニングブレードに比
べて非常に早い。このため、本実施形態のようにクリー
ニングブレード幅が現像幅領域より大きいシステムにお
いて、この揺動機構は大きなメリットになる。
トナーが無い(回り込んでいない)クリーニングブレー
ド16Aの端部幅Hを縦軸に取り、使用開始からのコピ
ー枚数を横軸にとって、コピー枚数に応じたクリーニン
グブレード端部へのトナーの広がりのスピードを表した
ものである。同図中、特性線aは、クリーニングブレー
ド16Aを幅方向に揺動させる本実施形態に対応するの
であり、特性線bは、クリーニングブレード16Aを揺
動させない場合に対応するものである。このグラフから
も判るように、トナーがクリーニングブレード端部に回
り込むスピードは揺動しないクリーニングブレードに比
べて非常に早い。このため、本実施形態のようにクリー
ニングブレード幅が現像幅領域より大きいシステムにお
いて、この揺動機構は大きなメリットになる。
【0041】また、本実施形態では、図6(a)に拡大
して示すように、強制的にトナーを入力するためのトナ
ーパターン像P2,P3のうち、手前側のものP2につ
いては5ドット、後ろ側のものP3については2ドット
のイレーサのLEDを消去して、手前側P2で22mm、
後ろ側P3で8mmの幅のトナーパターン像を作成した。
いずれも感光体11周方向長さは35mmである。このよ
うに互いにトナーパターン像の幅を、異なるせたのは、
次の理由による。
して示すように、強制的にトナーを入力するためのトナ
ーパターン像P2,P3のうち、手前側のものP2につ
いては5ドット、後ろ側のものP3については2ドット
のイレーサのLEDを消去して、手前側P2で22mm、
後ろ側P3で8mmの幅のトナーパターン像を作成した。
いずれも感光体11周方向長さは35mmである。このよ
うに互いにトナーパターン像の幅を、異なるせたのは、
次の理由による。
【0042】すなわち、トナーパターン像幅とクリーニ
ングブレード端部へのトナー回り込みを調査した結果、
現像剤横撹拌の方向による現像能力の差や上記光学セン
サ配置が例えば感光体11の中心よりも奥側に配置して
光学センサ取り付け基板の小型化を図るなどのユニット
構成上の制約にともなう、トナー濃度検出用トナーパタ
ーン像P1が位置設定などで、クリーニングブレード1
6Aの幅方向前後でのトナーの回り込みの速度は必ずし
も一致しないことが分かった。例えば、濃度検知用Pパ
ターンの位置が中央からずれていた場合など当然前後の
トナー入力量のバランスは不均一になる。この状態で前
後均一のトナーパターン像をクリーニングブレード16
Aに入力させても、端部側への回り込み速度が前後で異
なる。図6(b)は、この様子を示すクラフであり、特
性線aが手前側、特性線bが後側に対応する。縦軸、横
軸は、前述の図5(b)のグラフと同じである。このた
め、トナー回り込みが遅い方が摩擦係数が大きくなりブ
レードめくれが発生しやすくなる。したがって、強制ト
ナー入力用のトナーパターン像を前後で異ならせること
によって、トナー非画像領域に回り込むトナーのスピー
ドをほぼ同じにする。これにより、ブレードが捲れにく
くしているのである。なお、トナー供給量を前後で異な
らせるのには、幅を異ならせるのに代え、トナー像パタ
ーンの幅方向の位置を異ならせたり、感光体11周方向
の幅を異ならせたりしてもよい。
ングブレード端部へのトナー回り込みを調査した結果、
現像剤横撹拌の方向による現像能力の差や上記光学セン
サ配置が例えば感光体11の中心よりも奥側に配置して
光学センサ取り付け基板の小型化を図るなどのユニット
構成上の制約にともなう、トナー濃度検出用トナーパタ
ーン像P1が位置設定などで、クリーニングブレード1
6Aの幅方向前後でのトナーの回り込みの速度は必ずし
も一致しないことが分かった。例えば、濃度検知用Pパ
ターンの位置が中央からずれていた場合など当然前後の
トナー入力量のバランスは不均一になる。この状態で前
後均一のトナーパターン像をクリーニングブレード16
Aに入力させても、端部側への回り込み速度が前後で異
なる。図6(b)は、この様子を示すクラフであり、特
性線aが手前側、特性線bが後側に対応する。縦軸、横
軸は、前述の図5(b)のグラフと同じである。このた
め、トナー回り込みが遅い方が摩擦係数が大きくなりブ
レードめくれが発生しやすくなる。したがって、強制ト
ナー入力用のトナーパターン像を前後で異ならせること
によって、トナー非画像領域に回り込むトナーのスピー
ドをほぼ同じにする。これにより、ブレードが捲れにく
くしているのである。なお、トナー供給量を前後で異な
らせるのには、幅を異ならせるのに代え、トナー像パタ
ーンの幅方向の位置を異ならせたり、感光体11周方向
の幅を異ならせたりしてもよい。
【0043】なお、上記強制トナー入力用のトナーパタ
ーン像P2,P3を必要とするのは複写機の設置時ある
いはクリーニングブレード16Aや感光体11の交換後
の初期のみである。経時に至っては現像剤が劣化するこ
とによってトナーの帯電能力が低下し、帯電量の低いト
ナーが飛散しやすくなる。このため、上記パターンが無
くてもブレード両端部に飛散トナーが入力するようにな
る。また、経時、感光体劣化によって感度が低下する
と、上記トナー濃度検出用のトナーパターン像のトナー
付着量が低下して高めにトナー濃度が制御される結果と
しても、トナー飛散が増加する。
ーン像P2,P3を必要とするのは複写機の設置時ある
いはクリーニングブレード16Aや感光体11の交換後
の初期のみである。経時に至っては現像剤が劣化するこ
とによってトナーの帯電能力が低下し、帯電量の低いト
ナーが飛散しやすくなる。このため、上記パターンが無
くてもブレード両端部に飛散トナーが入力するようにな
る。また、経時、感光体劣化によって感度が低下する
と、上記トナー濃度検出用のトナーパターン像のトナー
付着量が低下して高めにトナー濃度が制御される結果と
しても、トナー飛散が増加する。
【0044】そこで、本実施例では、コピー枚数あるい
は、回転時間をカウントし、この値がたとえば回転時間
にして5時間以降は上記のブレード両端部に入力するパ
ターン像は形成せず、トナー濃度検出用のトナーパター
ン像のみ形成するようにした。これによって、経時のト
ナー飛散が防止できる。
は、回転時間をカウントし、この値がたとえば回転時間
にして5時間以降は上記のブレード両端部に入力するパ
ターン像は形成せず、トナー濃度検出用のトナーパター
ン像のみ形成するようにした。これによって、経時のト
ナー飛散が防止できる。
【0045】図4(b)は、上記制御のフローチャート
である。図4(b)において、クリーニングブレード1
6Aの当接位置に潤滑剤としてのトナーを供給するため
のトナー供給用のトナー像パターンの作成を行うタイミ
ングであると判断したとき(ステップS1)は、不揮発
RAM52中の変数「NV_ドラム回転時間」に記憶さ
れている感光体ドラム11の回転駆動時間の積算値と、
トナー供給を禁止するタイミングとして予め設定した規
定値、本実施例の場合には5時間、との比較を行う(ス
テップS2)。上記感光体ドラム11の回転駆動時間の
積算値が上記規定値を超えていたら、クリーニング装置
16のクリーニングブレード16Aの当接位置にトナー
を供給するための処理(ステップS3)を実行しないよ
うに制御する。
である。図4(b)において、クリーニングブレード1
6Aの当接位置に潤滑剤としてのトナーを供給するため
のトナー供給用のトナー像パターンの作成を行うタイミ
ングであると判断したとき(ステップS1)は、不揮発
RAM52中の変数「NV_ドラム回転時間」に記憶さ
れている感光体ドラム11の回転駆動時間の積算値と、
トナー供給を禁止するタイミングとして予め設定した規
定値、本実施例の場合には5時間、との比較を行う(ス
テップS2)。上記感光体ドラム11の回転駆動時間の
積算値が上記規定値を超えていたら、クリーニング装置
16のクリーニングブレード16Aの当接位置にトナー
を供給するための処理(ステップS3)を実行しないよ
うに制御する。
【0046】上記規定値は、予めROM41等の格納し
てもいいし、あるいはサービスマンにより設定可能なデ
ータの場合は不揮発RAM52に格納し可変可能なデー
タとしてもいい。
てもいいし、あるいはサービスマンにより設定可能なデ
ータの場合は不揮発RAM52に格納し可変可能なデー
タとしてもいい。
【0047】また、図4(b)中のステップS1におけ
る「トナー供給用のパターン作成タイミングか?」の判
断は、例えば、コピー中における感光体ドラム11上の
紙間エリアである非画像領域や、コピー終了直前の非画
像領域であるか否かにより行うことができる。
る「トナー供給用のパターン作成タイミングか?」の判
断は、例えば、コピー中における感光体ドラム11上の
紙間エリアである非画像領域や、コピー終了直前の非画
像領域であるか否かにより行うことができる。
【0048】図4(b)のステップS3のトナー供給用
のトナー像パターンは例えばイレーサ23により形成で
きる。例えば、まず、パターン形成のための前処理とし
て、帯電ローラ12への帯電電圧の印加、現像装置14
の現像スリーブ14Aへの現像バイアス電圧の印加、現
像スリーブ14Aの回転のための現像クラッチのON処
理等を行う。次いで、イレーサ23を点灯制御して所定
形状の潜像パターンを形成する。これパターンが上記駆
動状態の現像装置14で現像され所定形状のトナー像パ
ターンが形成される。最後に後処理として、上記前処理
で起動したアクチュエータ関連のOFF処理を行う。
のトナー像パターンは例えばイレーサ23により形成で
きる。例えば、まず、パターン形成のための前処理とし
て、帯電ローラ12への帯電電圧の印加、現像装置14
の現像スリーブ14Aへの現像バイアス電圧の印加、現
像スリーブ14Aの回転のための現像クラッチのON処
理等を行う。次いで、イレーサ23を点灯制御して所定
形状の潜像パターンを形成する。これパターンが上記駆
動状態の現像装置14で現像され所定形状のトナー像パ
ターンが形成される。最後に後処理として、上記前処理
で起動したアクチュエータ関連のOFF処理を行う。
【0049】以上、本実施形態によれば、クリーニング
ブレード16Aを幅方向に揺動させるので、強制トナー
入力用のトナーパターン像や画像幅領域の転写残トナー
の直接入力がなく、クリーニングブレード16Aを沿っ
ての回り込みによるトナー供給を待つ必要があるクリー
ニングブレード16Aの両端部に、速やかにトナーを回
り込ませることができる。よって、感光体11、クリー
ニングブレード16Aを初期組み付け時のセッティング
パウダーの塗布量がばらついて微少量になったとして
も、クリーニングブレード端部に強制的にトナーパター
ン像からのトナーを入力させるため、初期ブレード巻き
込みを未然に防止することができる。また、クリーニン
グブレード幅と同じ、あるいは、これより大きな幅でト
ナー強制入力用のトナーパターン像を形成する場合に比
べてトナー飛散を軽減できる。
ブレード16Aを幅方向に揺動させるので、強制トナー
入力用のトナーパターン像や画像幅領域の転写残トナー
の直接入力がなく、クリーニングブレード16Aを沿っ
ての回り込みによるトナー供給を待つ必要があるクリー
ニングブレード16Aの両端部に、速やかにトナーを回
り込ませることができる。よって、感光体11、クリー
ニングブレード16Aを初期組み付け時のセッティング
パウダーの塗布量がばらついて微少量になったとして
も、クリーニングブレード端部に強制的にトナーパター
ン像からのトナーを入力させるため、初期ブレード巻き
込みを未然に防止することができる。また、クリーニン
グブレード幅と同じ、あるいは、これより大きな幅でト
ナー強制入力用のトナーパターン像を形成する場合に比
べてトナー飛散を軽減できる。
【0050】また、感光体ドラム11の駆動時間の積算
値に基づいて上記トナー供給用のトナー像パターンの形
成動作のON/OFFを制御することにより、不必要な
トナーをクリーニングブレード16Aが当接する感光体
ドラム11の表面に供給しないようにし、経時における
感光体ドラム表面の摩耗等によるトナーの飛散を少なく
することができる。また、経時におけるトナーの過剰供
給によるクリーニングブレード16Aのクリーニング性
能の低下を防止できる。なお、上記ON/OFF制御に
代え、上記駆動時間の積算値が大きくなるにつれ、トナ
ー供給用のトナー像パターンを、そのトナー付着量が少
なくなるものに形成条件を切り換え制御してもよい。例
えば、上記トナー像パターンの形状を小さくしたり、ト
ナー像パターンにおけるトナー付着量を少なくしたり、
トナー像パターンの形成する時間間隔を長くしたりす
る。
値に基づいて上記トナー供給用のトナー像パターンの形
成動作のON/OFFを制御することにより、不必要な
トナーをクリーニングブレード16Aが当接する感光体
ドラム11の表面に供給しないようにし、経時における
感光体ドラム表面の摩耗等によるトナーの飛散を少なく
することができる。また、経時におけるトナーの過剰供
給によるクリーニングブレード16Aのクリーニング性
能の低下を防止できる。なお、上記ON/OFF制御に
代え、上記駆動時間の積算値が大きくなるにつれ、トナ
ー供給用のトナー像パターンを、そのトナー付着量が少
なくなるものに形成条件を切り換え制御してもよい。例
えば、上記トナー像パターンの形状を小さくしたり、ト
ナー像パターンにおけるトナー付着量を少なくしたり、
トナー像パターンの形成する時間間隔を長くしたりす
る。
【0051】また、上記感光体ドラム11の駆動時間の
積算値は、主制御部400の不揮発RAM52に格納さ
れ、通常、定期メンテナンスの対象となっており、比較
的管理されたデータである。したがって、上記感光体ド
ラム11の駆動時間の積算値のデータの信頼度は比較的
高い。また、感光体ドラム11に不具合があって交換し
たとしても、上記感光体ドラム11の駆動時間の積算値
はサービスマンによってクリアされるので、クリーニン
グブレード16Aと感光体ドラム11の摺擦時間(摩耗
程度)を正確に把握でき、上記クリーニングブレード1
6Aのめくれおよび経時におけるトナー飛散を確実に防
止できる。
積算値は、主制御部400の不揮発RAM52に格納さ
れ、通常、定期メンテナンスの対象となっており、比較
的管理されたデータである。したがって、上記感光体ド
ラム11の駆動時間の積算値のデータの信頼度は比較的
高い。また、感光体ドラム11に不具合があって交換し
たとしても、上記感光体ドラム11の駆動時間の積算値
はサービスマンによってクリアされるので、クリーニン
グブレード16Aと感光体ドラム11の摺擦時間(摩耗
程度)を正確に把握でき、上記クリーニングブレード1
6Aのめくれおよび経時におけるトナー飛散を確実に防
止できる。
【0052】また、図1(b)の斜視図にも示すよう
に、クリーニングクリーニングブレード16Aで回収し
たトナーをトナー回収コイル16Bにてユニット外に搬
送し、さらに図1(c)の斜視図にも示すように、搬送
コイル16C及び搬送パイプ22によって現像ユニット
ホッパ内に搬送し再利用しているので、トナーパターン
像形成に使用したトナーを廃棄することなく効率的であ
る。
に、クリーニングクリーニングブレード16Aで回収し
たトナーをトナー回収コイル16Bにてユニット外に搬
送し、さらに図1(c)の斜視図にも示すように、搬送
コイル16C及び搬送パイプ22によって現像ユニット
ホッパ内に搬送し再利用しているので、トナーパターン
像形成に使用したトナーを廃棄することなく効率的であ
る。
【0053】なお、上記実施形態では、複写機の場合に
ついて説明したが、本発明は、他のプリンターなどの画
像形成装置にも同様に適用できる。また、上記実施形態
では、潤滑剤としてトナーを供給するものについて説明
したが、感光体ドラム11の駆動時間の積算値に基づい
て、トナー以外の潤滑剤をクリーニングブレード16A
の当接位置に供給するように構成してもよい。
ついて説明したが、本発明は、他のプリンターなどの画
像形成装置にも同様に適用できる。また、上記実施形態
では、潤滑剤としてトナーを供給するものについて説明
したが、感光体ドラム11の駆動時間の積算値に基づい
て、トナー以外の潤滑剤をクリーニングブレード16A
の当接位置に供給するように構成してもよい。
【0054】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、使用初期か
ら、クリーニングブレードの両端部にも潤滑剤わ供給し
て、クリーニングブレードと像担持体との間の摺動摩擦
の増加を抑えることができるので、使用初期におけるク
リーニングブレードの巻き込みを防止することができる
という効果がある。
ら、クリーニングブレードの両端部にも潤滑剤わ供給し
て、クリーニングブレードと像担持体との間の摺動摩擦
の増加を抑えることができるので、使用初期におけるク
リーニングブレードの巻き込みを防止することができる
という効果がある。
【0055】請求項2の発明によれば、上記トナー供給
用のトナー像パターンを、上記画像形成動作による上記
クリーニングブレードと像担持体との当接部における入
力トナー量の幅方向の偏りを相殺するのに寄与させるこ
とができるという効果がある。
用のトナー像パターンを、上記画像形成動作による上記
クリーニングブレードと像担持体との当接部における入
力トナー量の幅方向の偏りを相殺するのに寄与させるこ
とができるという効果がある。
【0056】請求項3の発明によれば、不必要な潤滑剤
をクリーニングブレードが当接する像担持体の表面に供
給しないようにするので、経時における像担持体表面の
摩耗等による潤滑剤の飛散を少なくすることができると
いう効果がある。また、経時における潤滑剤の過剰供給
によるクリーニングブレードのクリーニング性能の低下
を防止できるという効果がある。さらに、上記像担持体
の駆動時間の積算結果に基づいて制御しているので、画
像形成回数に基づいて制御する場合に比して、上記クリ
ーニングブレードと像担持体の摺擦時間(摩耗程度)を
より正確に把握でき、上記経時における像担持体表面の
摩耗による潤滑剤の飛散をより確実に少なくすることが
できるという効果がある。
をクリーニングブレードが当接する像担持体の表面に供
給しないようにするので、経時における像担持体表面の
摩耗等による潤滑剤の飛散を少なくすることができると
いう効果がある。また、経時における潤滑剤の過剰供給
によるクリーニングブレードのクリーニング性能の低下
を防止できるという効果がある。さらに、上記像担持体
の駆動時間の積算結果に基づいて制御しているので、画
像形成回数に基づいて制御する場合に比して、上記クリ
ーニングブレードと像担持体の摺擦時間(摩耗程度)を
より正確に把握でき、上記経時における像担持体表面の
摩耗による潤滑剤の飛散をより確実に少なくすることが
できるという効果がある。
【0057】請求項4の発明によれば、上記駆動時間積
算手段の積算結果が規定値に達したときに、上記潤滑剤
供給手段による潤滑剤の供給を禁止し、クリーニングブ
レードが当接する像担持体の表面に潤滑剤を供給しない
ので、経時における像担持体表面の摩耗等による潤滑剤
の飛散を少なくすることができるという効果がある。
算手段の積算結果が規定値に達したときに、上記潤滑剤
供給手段による潤滑剤の供給を禁止し、クリーニングブ
レードが当接する像担持体の表面に潤滑剤を供給しない
ので、経時における像担持体表面の摩耗等による潤滑剤
の飛散を少なくすることができるという効果がある。
【0058】請求項5の発明によれば、上記クリーニン
グブレードで像担持体表面から除去したトナーを現像装
置内に搬送して再利用するので、全てクリーニングユニ
ットに廃トナーとして回収、廃棄する場合に比して、潤
滑剤として供給したトナーの無駄な消費を防ぐことがで
きるという効果がある。
グブレードで像担持体表面から除去したトナーを現像装
置内に搬送して再利用するので、全てクリーニングユニ
ットに廃トナーとして回収、廃棄する場合に比して、潤
滑剤として供給したトナーの無駄な消費を防ぐことがで
きるという効果がある。
【図1】(a)〜(c)は実施形態に係る複写機の駆動
系の説明図。
系の説明図。
【図2】同複写機の概略構成図。
【図3】同複写機の制御系のブロック図。
【図4】(a)は同複写機のイレーサの内部回路図。
(b)は同複写機のトナー供給制御のフローチャート。
(b)は同複写機のトナー供給制御のフローチャート。
【図5】(a)は同複写機のクリーニングブレードの斜
視図。(b)はクリーニングブレード揺動の効果を示す
グラフ。
視図。(b)はクリーニングブレード揺動の効果を示す
グラフ。
【図6】(a)は同複写機のトナーパターン像の説明
図。(b)は非対称のトナーパターン像の効果を説明す
るためのグラフ。
図。(b)は非対称のトナーパターン像の効果を説明す
るためのグラフ。
【図7】(a)及び(b)は従来の不具合の説明するた
めの説明図。
めの説明図。
11 感光体ドラム 12 帯電ローラ 13 イレーサ 14 現像装置 15 転写装置 16 クリーニング装置 16A クリーニングブレード 71 可動式のブラケット71 73 揺動ギヤ
Claims (5)
- 【請求項1】像担持体に当接するクリーニングブレード
により該像担持体上に残留するトナーを除去するクリー
ニング装置を備えた画像形成装置において、上記クリー
ニングブレードが現像幅領域や画像幅領域の外側まで延
在するように、該クリーニングブレードの幅及び配置を
設定し、上記クリーニングブレードと像担持体との間の
摩擦係数を低下させるために該クリーニングブレードが
当接する像担持体表面に潤滑剤を供給する潤滑剤供給手
段と、上記クリーニングブレードを幅方向に揺動させる
揺動手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】請求項1の画像形成装置において、上記潤
滑剤供給手段を、上記クリーニングブレードの当接する
像担持体の表面に上記潤滑剤として現像装置のトナーを
供給するためのトナー供給用のトナー像パターンを像担
持体上に形成するように構成し、該トナー像パターン
を、画像形成動作による上記クリーニングブレードと像
担持体との当接部に対する入力トナー量の幅方向の偏り
を相殺できる関係になるように、幅方向中央に対し左右
で非対称に形成することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】請求項1の画像形成装置において、上記像
担持体の駆動時間を積算する駆動時間積算手段と、上記
駆動時間積算手段の積算結果に基づいて、上記潤滑剤供
給手段による潤滑剤供給を制御する制御手段とを設けた
ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項4】請求項3の画像形成装置において、上記駆
動時間積算手段の積算結果が規定値に達したときに、上
記潤滑剤供給手段による潤滑剤の供給を禁止することを
特徴とする画像形成装置。 - 【請求項5】請求項1の画像形成装置において、上記潤
滑剤供給手段を、上記クリーニングブレードの当接する
像担持体の表面に上記潤滑剤として現像装置のトナーを
供給するためのトナー供給用のトナー像パターンを像担
持体上に形成するように構成し、上記クリーニングブレ
ードにより像担持体表面から除去したトナーを上記現像
装置内に搬送する搬送手段を設けたことを特徴とする画
像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8355173A JPH10186989A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8355173A JPH10186989A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10186989A true JPH10186989A (ja) | 1998-07-14 |
Family
ID=18442373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8355173A Pending JPH10186989A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10186989A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6768879B2 (en) | 2001-12-11 | 2004-07-27 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus that applies lubricant to a surface of image carrier |
EP1484649A1 (en) * | 2003-06-06 | 2004-12-08 | Ricoh Company | Image forming apparatus and process cartridge including lubricant applying device that prevents waste of lubricant |
JP2006018150A (ja) * | 2004-07-05 | 2006-01-19 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2006293286A (ja) * | 2005-03-17 | 2006-10-26 | Ricoh Co Ltd | 研磨クリーニングブレード接離機構、クリーニング装置、画像形成装置 |
JP2007279661A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-10-25 | Ricoh Co Ltd | 現像装置、現像方法、画像形成装置、画像形成方法、及びプロセスカードリッジ |
JP2011053515A (ja) * | 2009-09-03 | 2011-03-17 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
JP2018013641A (ja) * | 2016-07-21 | 2018-01-25 | 富士ゼロックス株式会社 | プロセスカートリッジ、画像形成装置、帯電ユニット |
-
1996
- 1996-12-19 JP JP8355173A patent/JPH10186989A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6768879B2 (en) | 2001-12-11 | 2004-07-27 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus that applies lubricant to a surface of image carrier |
EP1484649A1 (en) * | 2003-06-06 | 2004-12-08 | Ricoh Company | Image forming apparatus and process cartridge including lubricant applying device that prevents waste of lubricant |
US7035582B2 (en) | 2003-06-06 | 2006-04-25 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus and process cartridge including lubricant applying device that prevents waste of lubricant |
JP2006018150A (ja) * | 2004-07-05 | 2006-01-19 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2006293286A (ja) * | 2005-03-17 | 2006-10-26 | Ricoh Co Ltd | 研磨クリーニングブレード接離機構、クリーニング装置、画像形成装置 |
JP2007279661A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-10-25 | Ricoh Co Ltd | 現像装置、現像方法、画像形成装置、画像形成方法、及びプロセスカードリッジ |
JP2011053515A (ja) * | 2009-09-03 | 2011-03-17 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
JP2018013641A (ja) * | 2016-07-21 | 2018-01-25 | 富士ゼロックス株式会社 | プロセスカートリッジ、画像形成装置、帯電ユニット |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040319 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040518 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040730 |