JPH10186927A - 定着装置 - Google Patents
定着装置Info
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- JPH10186927A JPH10186927A JP34437696A JP34437696A JPH10186927A JP H10186927 A JPH10186927 A JP H10186927A JP 34437696 A JP34437696 A JP 34437696A JP 34437696 A JP34437696 A JP 34437696A JP H10186927 A JPH10186927 A JP H10186927A
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- roller
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Abstract
ることができて、転写紙に付着させることがなくて、転
写紙を汚染することがない定着装置を提供する。 【解決手段】 転写紙上に形成されたトナー像を転写紙
に定着させる定着用の一対のローラと、このローラ対の
少なくとも一方のローラの表面に接触して、従動回転し
ながらオフセット防止用のオイルを塗布する塗布ローラ
3とを有する定着装置の塗布ローラ3が、芯金4の外周
にオイル保持層5と、オイル保持層5の表面を被覆して
オイルの塗布量を制御するオイル制御層6とを有し、オ
イル制御層6の両端面にオイルの滲み出しを防止する規
制部材7を設けた。
Description
定着装置に関する。
装置には、転写紙上に形成されたトナー像を転写紙に定
着させる定着用の一対のローラと、このローラ対の少な
くとも一方のローラの表面に接触して、従動回転しなが
らオフセット防止用のオイル(以下オイルという)を塗
布する塗布ローラを有するものがある。それは、図8,
9に示すようであって、塗布ローラ3′は、芯金4の外
周に、オイル2を含浸させた、例えば発泡性スポンジや
紙等で形成されたオイル保持層5と、このオイル保持層
5の表面にオイル2の塗布量を制御する例えば多孔性チ
ューブからなるオイル制御層6′が設けられていて、定
着用のローラ対1a,1bのうちの一方のローラ1aに
図示しないバネ等で加圧された塗布ローラ3′を当接さ
せて設け、塗布ローラ3′は一方のローラ1aの回転に
従動して、前記一方のローラ1aの表面にオイル2を塗
布している。なお20は塗布ローラ3′にオイル2を供給
する保持部材21に保持されたブレード、22はオイル溜
め、23はヒータ、24、及び24′は定着用のローラ対1
a,1bをそれぞれクリーニングするクリーニング部材
である。
金4とオイル制御層6′の隙間14からオイル2が滲み出
して、滲み出したオイル2が塗布ローラ3′の端部を伝
わり、塗布ローラ3′が当接している前記一方のローラ
1aに多量のオイル2を付着させ、その結果、一方のロ
ーラ1aに付着したオイル2が、一方のローラ1aの最
大画像領域15内に広がると、それがさらに転写紙16に移
り、オイル垂れ等のクレームが発生するという問題があ
る。
めに、定着用のローラ対1a,1bの表面にフッ素コー
トを施したものが用いられているが、塗布ローラ3′の
表面はトナーの離型性が悪く、複写作業を長期間行って
いると、時間の経過とともに、塗布ローラ3′が当接し
ている一方のローラ1aに微量に付着したトナー17等が
塗布ローラ3′の表面に移って固着して固まり、このト
ナー固着物が、時には塗布ローラ3′から落下して転写
紙16に付着して異常画像となり、ユーザクレームとなる
という問題がある。そこで、近年、このような問題を解
消するために、塗布ローラ3′の表面をフッ素処理また
はフッ素系チューブで被覆したものが用いられている。
ッ素処理またはフッ素系チューブで被覆した塗布ローラ
は、塗布ローラの芯金に巻かれたオイル塗布層を被覆し
ただけなので、塗布ローラ両端部のチューブと芯金との
隙間からオイルが滲み出して、滲み出した前記オイルが
多量になると、それが塗布ローラが当接している一方の
ローラの表面に移り、移った前記オイルが転写紙に付着
して、転写紙が汚染されるという問題を解消することが
できない。そこで、この問題を解消する方策としては、
フッ素処理またはフッ素系チューブで被覆した塗布ロー
ラの両端部と、芯金との隙間をシールすることが必要で
あるが、塗布ローラの表面に設けられたフッ素処理また
はフッ素系チューブが高離型性であるので、接着性が悪
くて、シール部材を接着することができなくて、芯金と
の前記隙間からオイルが滲み出さないようにすることが
困難であるという問題がある。
来の定着装置のもつ問題を解消し、塗布ローラに発生す
る余剰のオイルを除去することができて、転写紙に付着
させることがなくて、転写紙を汚染することがない定着
装置を提供するにある。
な目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、前
記のような定着装置において、塗布ローラが、芯金の外
周にオイル保持層と、この保持層の表面を被覆してオイ
ルの塗布量を制御するオイル制御層とを有し、前記オイ
ル制御層の両端面にオイルの滲み出しを防止する規制部
材を設けたことを特徴とするものである。
着装置において、塗布ローラが、芯金の外周にオイル保
持層と、この保持層の表面を被覆してオイルの塗布量を
制御するオイル制御層とを有し、前記ローラ対の最大画
像領域に対応して、塗布ローラをクリーニングするクリ
ーニング部材を設けるとともに、塗布ローラの前記最大
画像領域外に滲み出した余剰オイルを除去するオイル吸
収部材を設けたことを特徴とするものである。
着装置において、塗布ローラが、芯金の外周にオイル保
持層と、この保持層の表面を被覆してオイルの塗布量を
制御するオイル制御層とを有し、前記ローラ対の軸方向
の最大画像領域外に滲み出した余剰オイルを除去するオ
イル吸収部材を、少なくとも一方のローラに当接させて
設けたことを特徴とするものである。
おいて、前記従来と同様の部分については、同一の符号
を引用して説明を省略し、主として異なる部分について
説明する。この発明の第1実施形態は、図1に示すよう
であって、塗布ローラ3が、芯金4の外周にオイル保持
層5と、このオイル保持層5の表面を被覆してオイルの
塗布量を制御するオイル制御層6とを有しており、オイ
ル制御層6の両端外面部にそれぞれ規制部材7を設けた
ものである。規制部材7は、芯金4とオイル制御層6と
の隙間14からオイル2の滲み出しを防止するように、例
えばフェルトのようなオイルを吸収する部材からなり、
その中心を芯金4に密着させている。
より滲み出るオイル2を規制部材7によって吸収させ
て、塗布ローラ3の両端部からオイルの滲み出しを防止
し、一方のローラ1aの外側にオイル2が付着するのを
防止することができて、転写紙に余分なオイル2を付着
させることがなくて、転写紙を汚染することがない。
部材7を、塗布ローラ3の両端部にあって、オイル制御
層6とオイル保持層5との間に設けたものである以外第
1実施形態と異なるところがない。
って、塗布ローラ3が、芯金4の外周にオイル保持層5
と、このオイル保持層5の表面を被覆してオイルの塗布
量を制御するオイル制御層6とを有しており、塗布ロー
ラ3が当接している一方のローラ1aの最大画像領域15
に対応する位置にあって、塗布ローラ3をクリーニング
するマイラーフィルムからなるクリーニング部材8を設
けるとともに、最大画像領域15外はトナー除去する必要
がなくて、塗布ローラ3に当接させて、最大画像領域15
外に滲み出した余剰オイルを除去するオイル吸収部材9
を設けたものである。
ィルムの代わりに樹脂繊維ブラシ等の除去部材を用いて
もよい。
材8によって、塗布ローラ3の表面に付着して固まった
トナーを掻き取って除去することができて、固まったト
ナーが落下して転写紙を汚染することがなく、また、塗
布ローラ3の最大画像領域15外に付着したオイル2はオ
イル吸収部材9によって、吸収して除去し、オイル2が
一方のローラ1aの最大画像領域15内に移ることがなく
て、一方のローラ1aから転写紙に移ることがなくて、
転写紙を汚染することがない。
塗布ローラ3のオイル吸収部材9を除去し、図6,7に
示すように、塗布ローラ3が当接している一方のローラ
1aの最大画像領域15外に付着した余剰オイル2を除去
する第2オイル吸収部材10を一方のローラ1aに当接さ
せて設けたものである。
はクリーニング部材8が設けてあり、塗布ローラ3に付
着したトナーを除去する一方、塗布ローラ3の両端部よ
り滲み出したオイル2が一方のローラ1aに付着した
際、第2オイル吸収部材10が滲み出した前記余剰のオイ
ル2を除去して、転写紙に移ることを防止して、転写紙
を汚染することがない。
項1に記載の発明は、前記のような定着装置において、
塗布ローラが、芯金の外周にオイル保持層と、この保持
層の表面を被覆してオイルの塗布量を制御するオイル制
御層とを有し、前記オイル制御層の両端面にオイルの滲
み出しを防止する規制部材を設けたので、塗布ローラの
両端部から滲み出した余剰オイルを除去することができ
て、定着装置が簡単で安価であり、転写紙を汚染するこ
とがないという効果がある。
着装置において、塗布ローラが、芯金の外周にオイル保
持層と、この保持層の表面を被覆してオイルの塗布量を
制御するオイル制御層とを有し、前記ローラ対の最大画
像領域に対応して、塗布ローラをクリーニングするクリ
ーニング部材を設けるとともに、塗布ローラの前記最大
画像領域外に滲み出した余剰オイルを除去するオイル吸
収部材を設けたので、塗布ローラのオイル保持層の容積
を大きくすることができて、塗布ローラに多量のオイル
を含浸させることができて、長期間の使用に耐えること
ができるうえ、塗布ローラの両端部から滲み出したオイ
ルを容易に除去することができて、また、塗布ローラに
付着したトナーを除去することができて、転写紙を汚染
することがないという効果がある。
着装置において、塗布ローラが、芯金の外周にオイル保
持層と、この保持層の表面を被覆してオイルの塗布量を
制御するオイル制御層とを有し、前記ローラ対の軸方向
の最大画像領域外に滲み出した余剰オイルを除去するオ
イル吸収部材を、少なくとも一方のローラに当接させて
設けたので、定着ローラを直接清掃することができて、
余剰オイルを確実に除去することができ、転写紙を汚染
することがないという効果がある。
ある。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 転写紙上に形成されたトナー像を転写紙
に定着させる定着用の一対のローラと、このローラ対の
少なくとも一方のローラの表面に接触して、従動回転し
ながらオフセット防止用のオイルを塗布する塗布ローラ
とを有する定着装置において、前記塗布ローラが、芯金
の外周にオイル保持層と、この保持層の表面を被覆して
オイルの塗布量を制御するオイル制御層とを有し、前記
オイル制御層の両端面にオイルの滲み出しを防止する規
制部材を設けたことを特徴とする定着装置。 - 【請求項2】 転写紙上に形成されたトナー像を転写紙
に定着させる定着用の一対のローラと、このローラ対の
少なくとも一方のローラの表面に接触して、従動回転し
ながらオフセット防止用のオイルを塗布する塗布ローラ
とを有する定着装置において、前記塗布ローラが、芯金
の外周にオイル保持層と、この保持層の表面を被覆して
オイルの塗布量を制御するオイル制御層とを有し、前記
ローラ対の最大画像領域に対応して、塗布ローラをクリ
ーニングするクリーニング部材を設けるとともに、塗布
ローラの前記最大画像領域外に滲み出した余剰オイルを
除去するオイル吸収部材を設けたことを特徴とする定着
装置。 - 【請求項3】 転写紙上に形成されたトナー像を転写紙
に定着させる定着用の一対のローラと、このローラ対の
少なくとも一方のローラの表面に接触して、従動回転し
ながらオフセット防止用のオイルを塗布する塗布ローラ
とを有する定着装置において、前記塗布ローラが、芯金
の外周にオイル保持層と、この保持層の表面を被覆して
オイルの塗布量を制御するオイル制御層とを有し、前記
ローラ対の軸方向の最大画像領域外に滲み出した余剰オ
イルを除去するオイル吸収部材を、少なくとも一方のロ
ーラに当接させて設けたことを特徴とする定着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34437696A JP3608891B2 (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34437696A JP3608891B2 (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 定着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10186927A true JPH10186927A (ja) | 1998-07-14 |
JP3608891B2 JP3608891B2 (ja) | 2005-01-12 |
Family
ID=18368769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34437696A Expired - Fee Related JP3608891B2 (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 定着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3608891B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6459877B1 (en) * | 1999-01-19 | 2002-10-01 | Seiko Epson Corporation | Fixing device which prevents damage to a fixing belt |
-
1996
- 1996-12-25 JP JP34437696A patent/JP3608891B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6459877B1 (en) * | 1999-01-19 | 2002-10-01 | Seiko Epson Corporation | Fixing device which prevents damage to a fixing belt |
US6792236B2 (en) | 1999-01-19 | 2004-09-14 | Seiko Epson Corporation | Fixing device for an image forming apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3608891B2 (ja) | 2005-01-12 |
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