JPH10186044A - 2次元放射線固体検出器 - Google Patents

2次元放射線固体検出器

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JPH10186044A
JPH10186044A JP35638696A JP35638696A JPH10186044A JP H10186044 A JPH10186044 A JP H10186044A JP 35638696 A JP35638696 A JP 35638696A JP 35638696 A JP35638696 A JP 35638696A JP H10186044 A JPH10186044 A JP H10186044A
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JP
Japan
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scintillator
detector
metal plate
dimensional
channel
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JP35638696A
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English (en)
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Ichiro Miura
一朗 三浦
Mototatsu Doi
元達 土肥
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
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Hitachi Medical Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 各チャンネルにおけるシンチレータおよび遮
蔽板の高さ方向の精度を向上した2次元放射線固体検出
器を提供する。 【解決手段】 シンチレータブロック体20をフォトダ
イオード基板24上に成膜されたフォトダイオード23
に接着した後に、シンチレータブロック体20を縦およ
び横方向に溝切り加工をして各チャンネルに切り分け、
その溝にチャンネル幅間隔の切り込み26を入れた長方
形の金属板25を、溝と切り込み26が一致するように
挿入する。金属板25としては、縦方向に挿入するもの
25bは上向きの切り込み26bをもち、横方向に挿入
するもの25aは下向きの切り込み26aをもち、前者
を先に、後者を後に溝に挿入することにより、両方向の
切り込み26a、26bが重なり、シンチレータ21の
各チャンネルが遮蔽板により分離される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線コンピュータ
断層(以下、X線CTという)撮影システムに使用され
る放射線検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】図2に、X線CT撮影システムの一例を
示す。人体の組織断面を撮影するX線CT撮影システム
10は、ガントリー11と被検体テーブル13と制御装
置(図示せず)などから構成される。ガントリー11の
スキャナ12は開口部16を有し、その開口部16を挾
んでその一方の側にはX線源14が、もう一方の側には
1個以上のX線検出器15が取り付けられている。スキ
ャナ12の開口部16には被検体テーブル13に載せら
れた被検体17が挿入される。被検体テーブル13は、
被検体17を開口部16内の異なる位置に位置決めする
ためにモータ駆動式となっている。X線源14とX線検
出器15はスキャナ12の回転に伴い開口部16に挿入
された被検体17の周りを回転し、被検体17を透過し
たX線量の減衰測定値を複数の異なる角度で収集する。
【0003】図3には、X線源14とX線検出器15の
拡大図を示す。X線源14は図示の如く円錐(コーン)
状のX線ビーム18を発生する。このコーン状X線ビー
ム18は、被検体17を透過した後、複数チャンネルの
検出器素子が2次元的に並んだX線検出器15に到達す
る。X線検出器15の各チャンネルからは、被検体17
の別々の位置のX線量の減衰信号が出力され、記憶装置
の別々の位置に記憶され、スキャナ12の1つの回転角
度における減衰信号分布が形成される。スキャナ12は
回転を停止したり、またはデータ測定中回転し続けるこ
とができる。X線源14およびX線検出器15は次の回
転角度におけるX線量の減衰信号分布を得るために、次
の回転角度の方へ連続して回転する。このような操作を
繰り返すことにより、被検体17の組織の横断面画像お
よび3次元画像を再構成するのに必要データを取得す
る。
【0004】X線量の減衰測定値分布を得るのに必要な
X線検出器15の例を図4に示す。図4において、X線
検出器15は、X線を吸収することにより発光するシン
チレータ21と、シンチレータ21の発光を受光するこ
とにより電流を発生するシリコンフォトダイオードのよ
うな光検出器23と、X線およびシンチレータ21の発
光が隣接するチャンネルのシンチレータ21に漏洩しな
いようにするモリブデン製の薄板(以下、遮蔽板とい
う)22から構成される。シンチレータ21は吸収した
X線量が多ければ高い輝度で、少なければ低い輝度で発
光する。光検出器23は、シンチレータ21から放出さ
れた光の輝度に応じて電流を発生する。このように構成
することにより、被検体17を透過して減衰したX線量
の減衰信号分布が電気信号に変換される。
【0005】X線検出器15の各チャンネルの大きさは
約1mm程度であるため、シンチレータ21およびシリ
コンフォトダイオード23の各チャンネルの大きさも約
1mm角程度になる。シリコンフォトダイオード23は
真空蒸着などの方法により基板24上に形成され、マス
キング治具を使用して各チャンネルの大きさを約1mm
角程度にすることができる。シンチレータ21は通常数
10mm角(例えば、30mm角)のシンチレータブロ
ック体20から1mm角程度の大きさに切断される。シ
ンチレータ21を1mm角のチャンネルに切断した後
に、図5に示すようにシンチレータ21の各チャンネル
間に幅約1mm程度の遮蔽板22が挿入される。シンチ
レータ21の各チャンネルは四方を遮蔽板22によって
囲まれることになる。全チャンネルのシンチレータ21
の間に遮蔽板22が挿入された後にシンチレータ21と
シリコンフォトダイオード23とが、チャンネル毎に一
致するように、接合され、2次元放射線固体検出器とな
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の如き方法で製作
した2次元放射線固体検出器では、部品加工から組立て
までの間に遮蔽板22の反りが生じたり、接合作業時に
遮蔽板22とシンチレータ21などの接合の仕方が各チ
ャンネル毎に違っているなどの理由により、シンチレー
タ21および遮蔽板22の高さ方向の寸法精度が出しに
くい。高さ方向の精度がでない場合、シンチレータ21
からシリコンフォトダイオード23に伝達される光の輝
度に差が生じるため、シンチレータ21が同じX線量を
吸収してもチャンネルにより出力電流が大きく異なるこ
とがある。この現象は、再構成画像の解像度を劣化させ
る。そのため、本発明では、各チャンネルにおけるシン
チレータ21および遮蔽板22の高さ方向の精度を向上
した2次元放射線固体検出器を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の2次元放射線固体検出器は、入射する放射
線を検知することにより、発光する複数個のシンチレー
タと該シンチレータの発光を受光することにより該シン
チレータが検知した放射線の線量に対応する出力信号を
発生する複数個の光検出器と、前記入射した放射線およ
びシンチレータの発光が隣接するシンチレータへ漏洩し
ないように前記シンチレータの周囲を囲う遮蔽板とを有
し、前記複数個のシンチレータと光検出器との組(以
下、検出器チャンネルという)が2次元的に配列されて
いる2次元放射線固体検出器において、前記遮蔽板は複
数枚の金属板の一部であり、該金属板は複数個の検出器
チャンネルにわたって連らなっているものである(請求
項1)。更に、前記金属板はそれぞれ交差する2つの方
向に平行に配列されているものである(請求項2)。
【0008】この構成では、各検出器チャンネルの遮蔽
板を、各検出器チャンネル毎に形成するのではなく、複
数検出器チャンネルにわたる金属板で形成することにな
るので、検出器の特性の検出器チャンネル毎のばらつき
を抑えることができるとともに、遮蔽板の加工工数の低
減も図ることができる。
【0009】本発明の2次元放射線固体検出器では更
に、前記金属板には前記検出器チャンネルの幅に等しい
ピッチで前記金属板を挿入できる幅の切り込みが入れて
あり、前記交差する2つの方向で切り込みの入れる向き
が反対になっている(請求項3)。
【0010】この構成では、各シンチレータの境界と金
属板の切り込みの位置とが一致するように、各金属板が
シンチレータ間に配列され、一方の切り込みの向きと他
の方向の切り込みの向きを逆向きにして金属板の切り込
みを組み合わせることができ、その結果各シンチレータ
の周囲を金属板で囲うことができる。また、この切り込
みを基準にして、遮蔽板の組立てを行うことができるの
で、組立てが容易になり、組立て寸法精度も向上する。
【0011】本発明の2次元放射線固体検出器では更
に、前記金属板の切り込みの深さは一つの方向の切り込
み深さと他の方向の切り込みの深さとの和が金属板の幅
寸法に等しいか、それより大くなっている(請求項
4)。この構成では、金属板同士を切り込みを基準にし
て組み合わせた場合、遮蔽板の高さが金属板の幅寸法と
同等にすることができ、ほぼ均一な高さとすることがで
きる。この高さの均一性は再構成画像の解像度向上に寄
与する。
【0012】本発明の2次元放射線固体検出器では更
に、前記金属板は重金属板の表面に光反射膜を形成した
ものである(請求項5)。この構成では、遮蔽板の材料
が重金属であることからX線吸収率が高いので、X線漏
洩防止効果が大きく、遮蔽板の表面に光反射膜が形成さ
れていることにより、シンチレータ内の発光が有効に光
検出器に伝達される。この結果、光検出器から入射X線
量に比例した電気信号を出力することができるので、請
求項4の場合と同様、再構成画像の解像度向上に寄与す
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を添付図面
に基づいて説明する。図1に、本発明の2次元放射線固
体検出器の実施例を示す。本発明の2次元放射線固体検
出器の外観は図4とほぼ同じであるので、次下の説明で
は図4も利用する。図1は、本発明の要部である2次元
放射線固体検出器の遮蔽板22の構造と検出器の組立手
順を説明するための図である。2次元放射線固体検出器
としては、図4に示す如く、シンチレータブロック体2
0を溝切り加工して各検出器チャンネルに切り分けられ
たシンチレータ21と、シンチレータ21間に挿入され
た遮蔽板22と、シンチレータ21に接合されたフォト
ダイオード(例えばシリコンフォトダイオード)23、
フォトダイオード基板24とから構成されている。
【0014】図1において、シンチレータ21を切り分
ける前のシンチレータブロック体20は、フォトダイオ
ード基板24上に成膜されたフォトダイオードマトリッ
クス(複数個のフォトダイオード23を含む)に、耐X
線性、光透過性を有する接着剤を用いて接着してある。
フォトダイオード23はフォトダイオードマトリックス
の成膜時に各検出器チャンネル分として必要な大きさに
形成されている。シンチレータ21は各検出器チャンネ
ルのフォトダイオード23の大きさに合わせてシンチレ
ータブロック体20から溝切り加工される。シンチレー
タブロック体20およびシンチレータ21は不透明であ
るため、接着後は各検出器チャンネルのフォトダイオー
ド23を目視することができない。そこで、フォトダイ
オード基板24の側面およびシンチレータブロック体2
0が接着されていない上面に、各検出器チャンネルのフ
ォトダイオード23の不感帯部分の位置が分かるように
マークしておく。フォトダイオード23の不感帯部分と
は、光が入射しても検出しない部分で、各検出器チャン
ネルのフォトダイオード23の境界部分であり、シンチ
レータブロック体20の溝切り加工時に一緒に切削され
る。この不感帯部分の幅はシンチレータブロック体20
の溝切り加工幅よりも広い。
【0015】シンチレータブロック体20の溝切り加工
において、溝の深さはフォトダイオード23の内部まで
切り込み、溝の幅はこの後挿入する遮蔽板22の厚さよ
りも若干大きい値をとるようにする。溝の深さをフォト
ダイオード23の内部にまで切り込むのは、挿入する遮
蔽板22により隣接検出器チャンネルの光をフォトダイ
オード23が検知しないようにするためである。
【0016】シンチレータブロック体20の溝に挿入す
る遮蔽板22としては、金属板、例えば安価で重金属で
あるモリブデンに、アルミニウムを成膜したものを用い
る。遮蔽板22は、X線を遮蔽し、光を反射するための
ものであるので、その材料はモリブデンなどの重金属が
よい。他に、タングステンなども用いられる。アルミニ
ウム膜は光を反射するためにモリブデンの表面に蒸着な
どにより成膜されるものであるが、アルミニウムは可視
光の波長の全領域において85%程度の高い反射率を持
つ。この光反射膜としては、アルミニウム以外の光反射
材料を用いてもよい。
【0017】本実施例では、1枚の金属板25が複数個
の遮蔽板22を含むように構成されている。その金属板
25は細長い長方形をしており、シンチレータブロック
体20内の一方向のシンチレータ21全体をカバーす
る。その長辺の一方側に検出器のチャンネル幅ピッチで
切り込み26を入れておく。この金属板25の2つの切
り込み26の間の部分が1個の遮蔽板22に相当する。
切り込み26の深さは長方形の短辺の長さ(遮蔽板22
の高さに相当)の半分より若干大きな値をとるようにす
る。切り込み26の幅はシンチレータブロック体20の
溝の幅と同程度とする。切り込み26を入れる作業はア
ルミニウム成膜前に行い、切り込み26部分に生ずるバ
リは取り除いておく。
【0018】シンチレータブロック体20は、縦方向お
よび横方向の2方向について溝切り加工される。これら
の溝は平行に複数本加工される。縦方向および横方向の
溝は通常直交するように加工されるが、別の角度で交差
してもよい。また、溝の間隔は方向ごとに一定であり、
通常縦方向と横方向は同じ間隔であるが、必要な場合に
は縦方向と横方向とで異なる間隔にしてもよい。以上の
如く溝切り加工することにより、シンチレータ21とフ
ォトダイオード23とからなる検出器チャンネルが形成
される。これらの検出器チャンネルは溝に沿って複数個
ずつ形成されることになる。検出器チャンネルの形状
は、四角形であるが、交差角度、溝間隔の差により、正
方形、菱形、長方形、平行四辺形などになる。通常正方
形のものが用いられる。
【0019】各々の溝には、金属板25が挿入される。
図1に示す実施例では横方向の溝に挿入される金属板2
5aには切り込み26aが下向きに設けられており、縦
方向の溝に挿入される金属板25bには切り込み26b
が上向きに設けられている。各金属板25aおよび25
bの切り込み26aおよび26bの間隔は、シンチレー
タブロック体20の溝間隔(方向によって異なる場合が
ある。)に合わせて加工されている。金属板25aおよ
び25bの溝への挿入にあたっては、上向きの切り込み
26bをもつ金属板25bを先に、切り込み25bの位
置が横方向の溝の位置に合うように配列し、次に下向き
の切り込み26aをもつ金属板25aを両者の切り込み
26a、26bが組み合わせるように挿入する。このと
き、切り込み26a、26bの深さは金属板25a、2
5bの短辺の長さの半分以上にしてあるので、両者の切
り込み26a、26bを組み合わせたとき両者の組合せ
長は、金属板25の短辺の長さとほぼ等しくなる。ま
た、この切り込み26の深さについては、上向きの切り
込み26bと下向きの切り込み26aとが組み合うもの
であるので、例えば前者の深さを浅くし、後者の深さを
深くすることにし、両者の深さの和を金属板25の短辺
の長さに対し同等以上にすれば、両者の組合せ長を金属
板25の短辺の長さとほぼ等しくすることができる。こ
れは両金属板25a、25bにおいて、切り込み26
a、26bの深さのとり方を逆にしても同様である。
【0020】金属板25a、25bをシンチレータブロ
ック体20の溝に挿入することにより、検出器チャンネ
ルの周囲が金属板25a、25bの一部である遮蔽板2
2によって囲まれることになる。ここで、遮蔽板22の
高さ寸法は、金属板25aと25bを組み合わせたとき
の短辺の長さ寸法に相当し、この寸法は上記の如く、金
属板25a、25b単体の短辺の長さ寸法と同等にする
ことができる。従って、遮蔽板22の高さ寸法について
は、組立作業による寸法ばらつきは殆ど入らなくなる。
【0021】本実施例によれば、シンチレータ21の高
さ方向の精度はシンチレータの素材から1ブロック分の
シンチレータブロック体20を切り出したときの平坦度
によって決まり、遮蔽板22の高さ方向の精度はシンチ
レータブロック体20の溝切り加工の深さ寸法の精度と
遮蔽板22の加工精度(金属板25の短辺の長さと切り
込み26の加工精度)による。従って、従来技術で生じ
た接合作業時の精度誤差は入る余地がなくなるので、シ
ンチレータ21および遮蔽板22の高さ方向の精度を向
上することができる。
【0022】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、2次
元放射線固体検出器において、各検出器チャンネルにお
けるシンチレータおよび遮蔽板の高さ方向の精度が確保
されるので、X線CT撮影システムでの画像再構成時の
解像度劣化をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の2次元放射線固体検出器の実施例を示
す図。
【図2】X線CT撮影システムの一例。
【図3】X線源とX線検出器の拡大図。
【図4】従来の2次元放射線固体検出器の構成図。
【図5】従来の2次元放射線固体検出器の組立法の概略
図。
【符号の説明】
10 X線CT撮影システム 11 ガントリー 12 スキャナ 13 被検体テーブル 14 X線源 15 X線検出器 16 開口部 17 被検体 18 X線ビーム 20 シンチレータブロック体 21 シンチレータ 22 遮蔽板 23 フォトダイオード(光検出器) 24 フォトダイオード基板 25,25a,25b 金属板 26,26a,26b 切り込み

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入射する放射線を検知することにより発
    光する複数個のシンチレータと、該シンチレータの発光
    を受光することにより該シンチレータが検知した放射線
    の線量に対応する出力信号を発生する複数個の光検出器
    と、前記入射した放射線およびシンチレータの発光が隣
    接するシンチレータへ漏洩しないように前記シンチレー
    タの周囲を囲う遮蔽板とを有し、前記複数個のシンチレ
    ータと光検出器の組(以下、検出器チャンネルという)
    が2次元的に配列されている2次元放射線固体検出器に
    おいて、前記遮蔽板は複数枚の金属板の一部であり、該
    金属板は複数個の検出器チャンネルにわたって連らなっ
    ていることを特徴とする2次元放射線固体検出器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の2次元放射線固体検出器
    において、前記金属板がそれぞれ交差する2つの方向に
    平行に配列されていることを特徴とする2次元放射線固
    体検出器。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の2次元放射線固体検出器
    において、前記金属板には前記検出器チャンネルの幅に
    等しいピッチで前記金属板を挿入できる幅の切り込みが
    入れてあり、前記交差する2つの方向で切り込みの入れ
    る向きが反対になっていることを特徴とする2次元放射
    線固体検出器。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3記載の2次元放射線固体
    検出器において、前記金属板の切り込みの深さは一つの
    方向の切り込み深さと他の方向の切り込みの深さとの和
    が金属板の幅寸法に等しいか、それより大きいことを特
    徴とする2次元放射線固体検出器。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4記載の2次元放射線固体
    検出器において、前記金属板は重金属板の表面に光反射
    膜を形成したものであることを特徴とする2次元放射線
    固体検出器。
JP35638696A 1996-12-26 1996-12-26 2次元放射線固体検出器 Pending JPH10186044A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101604023A (zh) * 2008-06-12 2009-12-16 清华大学 用于辐射探测的阵列固体探测器
JP5170263B2 (ja) * 2009-02-12 2013-03-27 日立金属株式会社 放射線検出器の製造方法

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