JP2008224624A - シンチレータ、放射線検出器、x線ct装置、および放射線検出器の製造方法 - Google Patents

シンチレータ、放射線検出器、x線ct装置、および放射線検出器の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、生産性が高く、かつ、シンチレータ部分における光学的なクロストークを抑制することができるシンチレータ、放射線検出器、X線CT装置、および放射線検出器の製造方法を提供する。
【解決手段】放射線を受けて蛍光を発する板状のシンチレータであって、前記シンチレータの前記放射線が入射する側の面に設けられたコリメータ板を挿入する溝と、前記溝の底部に設けられた連結部と、を備えたことを特徴とするシンチレータが提供される。また、上記のシンチレータと、接着層を介して前記シンチレータと接合された光電変換手段と、を備えたることを特徴とする放射線検出器が提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は、シンチレータ、放射線検出器、X線CT装置、および放射線検出器の製造方法に関する。
近年のX線CT(Computer Tomography)装置においては、検出点数を多くして空間分解能を上げるために、シンチレータを用いた固体検出器(以下、放射線検出器という)が用いられている。
放射線検出器は、基板上に区画されて設けられた多数の光電変換素子と、この上に積層されたシンチレータとを備えており、シンチレータは光電変換素子の各検出区画に対応して、溝により分離、区画されている。また、個々のシンチレータに入射するX線を制御するとともに散乱線を吸収して、散乱線によるクロストークを低減させるためにコリメータ板が配設されている。
そして、シンチレータの隣接する検出区画間における光学的なクロストークを抑制するために、シンチレータを分離している溝にコリメータ板の一端を挿入する技術が開示されている(例えば、特許文献1、2を参照)。
しかしながら、特許文献1、2に開示されている技術では、シンチレータが溝により完全に分離されているため、各シンチレータを精度よく光電変換素子と接合させる必要があり、生産性を低下させる要因となっていた。
特開2003−35777号公報 特開平10−10235号公報
本発明は、コリメータの薄厚化を達成しながらもコリメータ、検出器間の位置合わせの高精度化が可能で生産性が高く、かつ、シンチレータ部分における光学的なクロストークを抑制することができるシンチレータ、放射線検出器、X線CT装置、および放射線検出器の製造方法を提供する。
本発明の一態様によれば、放射線を受けて蛍光を発する板状のシンチレータであって、前記シンチレータの前記放射線が入射する側の面に設けられたコリメータ板を挿入する溝と、前記溝の底部に設けられた連結部と、を備えたことを特徴とするシンチレータが提供される。
また、本発明の他の一態様によれば、上記のシンチレータと、接着層を介して前記シンチレータと接合された光電変換手段と、を備えたることを特徴とする放射線検出器が提供される。
また、本発明のさらに他の一態様によれば、X線源と、前記X線源から放出されたX線を検出する上記のX線検出器と、前記X線源と前記X線検出器とが設置され、被検体の周りを回転する回転リングと、前記X線検出器により検出された放射線の強度に基づいて前記被検体の断層像を画像再構成する再構成装置と、を備えたことを特徴とするX線CT装置が提供される。
また、本発明のさらに他の一態様によれば、シンチレータと、接着層を介して前記シンチレータと接合された光電変換手段と、を有する放射線検出器の製造方法であって、前記シンチレータの放射線が入射する側の面から前記シンチレータの厚さよりも浅い溝を設けることで連結部を形成し、前記シンチレータの放射線が入射する側の面と対向する側の面に光電変換手段を接着すること、を特徴とする放射線検出器の製造方法が提供される。
また、本発明のさらに他の一態様によれば、シンチレータと、接着層を介して前記シンチレータと接合された光電変換手段と、を有する放射線検出器の製造方法であって、前記シンチレータの放射線が入射する側の面と対向する側の面に光電変換手段を接着し、前記シンチレータの放射線が入射する側の面から前記シンチレータの厚さよりも浅い溝を設けることで連結部を形成すること、を特徴とする放射線検出器の製造方法が提供される。
本発明によれば、コリメータの薄厚化を達成しながらもコリメータ、検出器間の位置合わせの高精度化が可能で生産性が高く、かつ、シンチレータ部分における光学的なクロストークを抑制することができるシンチレータ、放射線検出器、X線CT装置、および放射線検出器の製造方法が提供される。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明をする。
尚、本発明の実施の形態に係るシンチレータ、放射線検出器は、X線のほかにもγ線などの各種放射線の場合にも適用させることができるが、説明の便宜上、放射線の中の代表的なものとしてX線の場合を例にとり説明する。したがって、以下の実施の形態の「X線」を「放射線」に置き換えることにより、他の放射線にも適用させることができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る放射線検出器を例示するための模式断面図である。 また、図2は、本発明者が検討した比較例を例示するための模式断面図である。
まず、図2の比較例から説明をする。
図2に示すように、放射線検出器10は、多数の光電変換素子を有する光電変換手段12、接着層13、シンチレータ14、コリメータ板15、回路基板18などを備えている。尚、図中の矢印はX線の入射方向を示している。
シンチレータ14は光電変換素子の検出区画に対応して区画され、各検出区画間には溝16が形成されている。すなわち、各シンチレータ14が溝16により完全に分離された構成となっている。また、多数の光電変換素子を有する光電変換手段12も、シンチレータ14の区画に対応するように区画されている。そして、シンチレータ14と光電変換手段12とが、互いの区画を対応させるように、接着層13を介して接着されている。接着層13は、例えば、透明接着剤からなり、シンチレータ14と光電変換手段12との間の光の透過を良好にしつつ両者が接合されるようになっている。このように、各シンチレータ14は、透明な接着層13を介して、光電変換手段12の図示しない光電変換素子の受光部に対向するようにして接合されている。
光電変換手段12のシンチレータ4が接着される側の面と対向する側の面には、回路基板18が接合されている。回路基板18も、シンチレータ14の区画に対応するように区画されており、各区画毎の電気信号を取り込むことができるようになっている。また、回路基板18に図示しない増幅器やAD変換器等を設けるようにすることもできる。
尚、光電変換手段12と回路基板18とは、必ずしも接合されている必要はなく、分離して設けるようにすることもできる。また、図示しない増幅器やAD変換器等も別途設けるようにすることができる。
シンチレータ14同士の間の溝16には、コリメータ板15が挿入されている。また、溝16とコリメータ板15との間には、隔壁層17が設けられている。隔壁層17は、例えば、白色の接着剤からなり、前述の各シンチレータ14の区画間における光学的分離と反射を行わせることで、各区画間における光学的クロストークを抑制する役割を果たしている。尚、隔壁層17は、白色の接着剤からなるものに限定されるわけではなく、例えば、白色の板状体を挿入、あるいは接着したものであってもよい。
シンチレータ14は、X線などの放射線を受けて蛍光を発する。蛍光は、例えば、可視光線などの光である。シンチレータ14は、その材質により、最大発光波長、減衰時間、反射係数、密度、光出力比や蛍光効率の温度依存性等が異なるので、それぞれの用途の特性に応じてその材質を選択することができる。X線CT(Computer Tomography)装置に用いるものとしては、例えば、希土類酸硫化物の焼結体からなるセラミックシンチレータを例示することができる。ただし、これに限定されるわけではなく、適宜選択することができる。
光電変換手段12に備えられる光電変換素子としては、例えば、pin構造のシリコンフォトダイオードを例示することができる。そして、この光電変換素子でシンチレータ14の区画に対応した出力光を受光して、それを電気信号に変換する。尚、光電変換手段12は、シリコンフォトダイオードを備えたものに限定されるわけではなく、シンチレータ14からの出力光を電気信号へ変換する手段(例えば、CCD(Charge Coupled Device)など)を適宜選択することができる。
コリメータ板15は、各シンチレータに入射するX線を制御するとともに散乱線を吸収してこの散乱線によるクロストークを低減させる役割を果たす。コリメータ板は、例えば、W(タングステン)、Mo(モリブデン)、Ta(タンタル)、Pb(鉛)または、少なくともこれらの金属の1つを含む合金などからなるものとすることができる。ただし、これに限定されるわけではなく適宜選択することができる。
図3は、コリメータ板の断面形状を例示するための模式断面図である。
図3(a)に示すように、コリメータ板15は、その厚みを一定とすることができる。また、例えば、図3(b)に示すように、コリメータ板15aの溝6に挿入される部分を細くすることもできる。ただし、その場合であっても、コリメータ板15a同士が対向してX線を制御するとともに散乱線を吸収する部分においては、平坦面とすることが好ましい。
ここで、放射線検出器が備えられたX線CT装置においては、各区画毎のX線量を電気信号に変換し、それを演算(再構成)することにより断層画像を得ている。そのため、各区画毎の特性が均等である必要があり、特性にばらつきが存在すると、再構成されたCT画像にリングアーチファクトなどが発生し、画質を劣化させることになる。
各区画毎の特性に影響を与えるものとしては、シンチレータ14と光電変換手段12との位置合わせ精度がある。光電変換手段12からは、受光量に応じた電気信号が出力されるが、シンチレータ14と光電変換手段12との位置関係にズレが生じると、それが特性のばらつきの要因となる。
この場合、光電変換手段12の各検出区画間に不感領域を設けるものとすれば、位置合わせの精度を緩和することができる。しかしながら、不感領域は、光を電気信号へ変換することに寄与できない領域であり、X線の利用効率を低下させるとともにS(信号)/N(ノイズ)比の低下を招くという問題が生じる。
また、特許文献1や2に開示されている技術のように、ブロック状のシンチレータと光電変換手段とを接着し、これに溝を加工するようにすれば、位置合わせの精度を向上させることができる。しかしながら、接着後にシンチレータを分離する溝を加工するものとすれば、光電変換素子を破損させるおそれがある。また、光電変換素子に付着した切削液や切削屑などを除去することが必要になる。
また、特許文献1や2に開示されている分離構造のシンチレータを、光電変換手段に位置合わせ精度よく1個ずつ接着するものとすれば、作業に手間と時間を要し生産性を大幅に低下させることになる。
本発明者は検討の結果、シンチレータの溝を貫通させないようにすれば、シンチレータ14と光電変換手段12とを短時間に位置合わせ精度よく接着することができるとの知見を得た。
図1に示すように、本実施の形態に係る放射線検出器1は、多数の光電変換素子を有する光電変換手段12、接着層3、シンチレータ4、コリメータ板15などを備えている。尚、図中の矢印はX線の入射方向を示している。また、図2で説明をしたものと同様の部分には、同じ符号を付しその説明は省略する。また、各要素の材質も図2で説明をしたものと同等とすることができるので、その説明は省略する。
シンチレータ4は、多数の検出区画毎に区画され、シンチレータ4の各検出区画間には溝6が形成されている。また、溝6はシンチレータ4を貫通することなく、底部には連結部6aが設けられている。そのため、シンチレータ4は、溝6によって分離されることがなく連結部6aを介して一体化されている。
本実施の形態に係るシンチレータ4においては、溝6により区画されたシンチレータ4が一体的に構成されているため、これを光電変換手段12の区画に合わせて接着すれば、位置合わせ精度の良い接合が1度にできる。そのため、生産性を大幅に向上させることができる。
また、シンチレータ4と光電変換手段12とを接着した後に溝6を加工する場合においても、連結部6aを残す分、切削工具と光電変換手段12(光電変換素子)との間に隙間を設けることができるので、光電変換素子を破損させるリスクを大幅に低減させることができる。
また、接着層3の厚さにばらつきがあると、それが特性のばらつきの要因となるが、本実施の形態に係るシンチレータ4においては、一体的に接着をすることができるので、接着層3の厚さの制御が容易となる。そのため、位置合わせ精度の高さとともに均一な厚さの接着層3を得ることができる。その結果、特性のばらつきの少ない放射線検出器1を得ることができる。
また、本実施の形態に係るシンチレータ4によれば、接着層3の厚さを薄くすることもできる。
図4は、放射線検出器の溝部分を例示するための模式断面図である。
尚、図4(a)は図2で説明をした比較例の場合を表し、図4(b)は図1で説明をした本実施の形態に係る場合を表している。
図2で説明をしたような分離されたシンチレータ14においては、平坦度の高い接着面を得ることが困難となる。すなわち、シンチレータ14の接着面の加工においては、長方形断面の短辺側を基準として、これに対向する側の面(接着面となる側の面)の研磨加工を行うことになる。そのため、加工時におけるシンチレータ14の剛性が不足することになり、平坦度の高い研磨加工を行うことが困難となる。
図4(a)に示すように、分離されたシンチレータ14においては、接着面の平坦度の悪さを吸収させるために接着層13の厚さを厚くする必要がある。接着層13の厚さが厚くなれば、隣接する検出区画からの光の漏れが増大し、光学的クロストークが増大することにもなる。ここで、図4(a)の矢印は、光の漏れを表している。
これに対し、本実施の形態に係るシンチレータ4は連結部6aを介して一体化されている。そのため、加工時における剛性が不足することはなく、接着面の平坦度を高くすることができる。
その結果、図4(b)に示すように、接着層3の厚さ薄くすることができ、隣接する検出区画からの光の漏れを抑制して、光学的クロストークを減少させることができる。
ここで、連結部6aの厚さt1は、後述する加工精度(平坦度)を考慮してシンチレータ4の厚さTの1/100以上、光学的クロストークを考慮してシンチレータ4の厚さTの1/10以下とすることができる。
ただし、連結部6aの厚みt1に関しては、接着層3の厚みとの合計寸法t2を考慮することが好ましい。合計寸法t2をあまり大きくすると、光学的クロスオーバが増加するからである。また、連結部6aの厚さt1を小さくしすぎると連結部6aの強度が不足して、後述する加工精度(平坦度)が悪化するおそれがあるからである。そのため、合計寸法t2は50μm以上、150μm以下とすることが好ましい。
放射線検出器1とコリメータ板15との位置関係がずれると、シンチレータ4に入射するX線の量が不安定となる。そのため、前述した放射線検出器1の各検出区画における特性が均等であっても、X線検出の感度および感度パターンの特性が影響を受け、画質の低下をもたらすおそれがある。
本実施の形態に係る放射線検出器1においては、シンチレータ4に設けられた溝6にコリメータ板15の一端を挿入するようにしているため、放射線検出器1とコリメータ板15との位置合わせの精度を高くすることができる。また、コリメータ板15の一端を挿入することでこの部分を拘束することができるため、コリメータ板15の剛性を上げることができる。このことは、コリメータ板15の薄型化が図れることをも意味し、X線の利用効率を上げ、S/N比を向上させることができることにもなる。
また、放射線検出器1とコリメータ板15との間に別途部材を設けて、放射線検出器1とコリメータ板15との位置合わせをする必要もなくなるので、生産性を大幅に向上させることができる。また、別途部材を設ける必要がないので製造コストも抑制することができる。
次に、放射線検出器1の作用を説明する。
コリメータ板15に沿って入射するX線は、コリメータ板15同士の間に形成される空間を経てシンチレータ4に到達する。この際、コリメータ板15が配設された方向とは異なる方向から入射してくるX線、すなわち散乱X線は、コリメータ板15に吸収されるのでシンチレータ4に到達することはない。
シンチレータ4に到達したX線は、X線の強度に比例した強度を有する光に変換される。変換された光は、隔壁層17の表面、シンチレータ4と隔壁層17との界面等で反射を繰り返しながら光電変換手段12に入射される。
光電変換手段12に入射した光は、光電変換され、光の強度に比例した強度の電気信号として出力される。
前述したように、本実施の形態に係るシンチレータ4においては、各区画における特性の均等化、光学的クロストークの抑制を図ることができる。また、シンチレータ4に設けられた溝6にコリメータ板15の一端を挿入することで、放射線検出器1とコリメータ板15との位置合わせの精度を高くすることができる。また、コリメータ板15の剛性を上げるとともに薄型化を図ることもできる。そのため、X線の利用効率を上げ、S/N比を向上させることができるので、画質を向上させることができる。
次に、放射線検出器1の製造方法を説明する。
放射線検出器1の用途に応じて、シンチレータ4の材質を選定し、外形を切削加工してブロック体20を形成させる。例えば、X線CT装置に用いるシンチレータ4の材質としては、希土類酸硫化物の焼結体からなるセラミックスを例示することができる。
次に、表面と裏面、すなわち、X線入射面と光電変換手段12との接着面を、研磨機により研磨加工する。この際、連結部6aが所定の寸法となるようにする。
次に、図5に例示するように、ダイヤモンドカッター19等を用いて溝6の加工を行う。
次に、シンチレータ4と光電変換手段12との区画を互いに合わせるようにして、透明の接着剤を用いて接着する。この際、接着層3と連結部6aの合計寸法が所定の範囲となるよう接着層3の厚さを制御する。接着層3の厚さの制御は、例えば、接着剤の供給量(供給体積)を調整することで制御することができる。
次に、必要に応じて、光電変換手段12と回路基板18とを接着し、光電変換手段12と回路基板18との配線を行う。
次に、シンチレータ4に設けられた溝6にコリメータ板15の一端を挿入するとともに、白色の接着剤を用いて接着する。
尚、後述するように、放射線検出器1を2次元検出器システム103(図7を参照)に取り付ける際に、溝6とコリメータ板15との接着が行われるようにすることもできる。
また、X線入射面と光電変換手段12との接着面を研磨加工したシンチレータ4のブロック体を光電変換手段12に接着した後、連結部6aを残すようにして溝6を加工することもできる。この場合、連結部6aを残す分、ダイヤモンドカッター19の刃先と光電変換手段12(光電変換素子)との間に隙間を設けることができるので、光電変換素子を破損させるリスクを大幅に低減させることができる。
前述したように、本実施の形態に係るシンチレータ4においては、溝6により区画されたシンチレータ4が一体的に構成されているため、位置合わせ精度の高い接着が1度にできる。また、シンチレータ4に設けられた溝6にコリメータ板15の一端を挿入することで、位置合わせ精度の高い接合を容易にすることができる。また、溝6により区画されたシンチレータ4が一体的に構成されているため、接着層3の厚さの制御を容易とすることができる。そのため、X線の利用効率、S/N比が高く、画質の優れた放射線検出器1を効率よく生産することができる。
次に、本実施の形態に係るX線CT装置について説明をする。
図6は、X線CT装置の概略構成を例示するための模式ブロック図である。
図6に示すように、X線CT装置100は、撮影手段100aと処理・表示手段100bとを備えている。
撮影手段100aでは、被検体にX線を曝射し、被検体を透過したX線を検出して投影データ(又は生データ)を取得する。撮影手段には、X線管球と2次元検出器システムとが一体として被検体の周囲を回転する回転/回転(ROTATE/ROTATE) タイプ、リング状に多数の検出素子が併設され、X線管球のみが被検体の周囲を回転する固定/回転(STATIONARY/ROTATE)タイプ、電子ビームを偏向させることで電子的にX線源の位置をターゲット上で移動させるタイプ等様々なタイプがあるが、いずれのタイプでも本実施の形態に係る放射線検出器1を適用させることができる。尚、ここでは、説明の便宜上、回転/回転タイプのX線CT装置を例にとって説明をする。
図6に示すように、撮影手段100aは、X線管球101、回転リング102、2次元検出器システム103、データ収集回路(DAS)104、非接触データ伝送装置105、架台駆動部107、スリップリング108、放射線検出器1(図6では図示しない)を備えている。
X線源であるX線管球101は、X線を発生する真空管であり、回転リング102に設けられている。X線管球101には、X線の曝射に必要な電力(管電流、管電圧)が高電圧発生装置109からスリップリング108を介して供給される。X線管球101は、供給された高電圧により加速させた電子をターゲットに衝突させることで、有効視野領域FOV内にある被検体に向けてX線を曝射する。
尚、X線管球101と被検体との間には、X線管球101から曝射されるX線ビームの形状をコーン状(四角錐状)又はファンビーム状に整形する図示しないX線管球側コリメータが設けられている。
2次元検出器システム103は、被検体を透過したX線を検出する検出器システムであり、X線管球101に対向するようにして回転リング102に設けられている。2次元検出器システム103には、図示しない放射線検出器1が複数取り付けられている。尚、放射線検出器1の取り付けに関しては後述する。
X線管球101及び2次元検出器システム103は、回転リング102に設けられている。この回転リング102は、架台駆動部107により駆動され、被検体の回りを回転する。
データ収集回路(DAS)104は、DASチップが配列された複数のデータ収集素子列を有し、2次元検出器システム103で検出されたデータ(以下、生データという)が入力される。そして、入力された生データを増幅処理、A/D変換処理等した後、データ伝送装置105を介して処理・表示手段100bに備えられた前処理装置106に伝送する。
架台駆動部107は、診断用開口内に挿入された被検体の体軸方向に平行な中心軸のまわりに、X線管球101と2次元検出器システム103とを一体的に回転させる等の駆動とその制御を行う。
次に、処理・表示手段100bについて説明する。処理・表示手段100bは、前処理装置106、高電圧発生装置109、ホストコントローラ110、記憶装置111、再構成装置114、入力装置115、表示装置116、画像処理部118、ネットワーク通信装置119、データ/制御バス300を備えている。
前処理装置106は、データ伝送装置105を介して、データ収集回路(DAS)104から生データを受け取り、感度補正やX線強度補正を実行する。尚、前処理装置106によって前処理が施された生データは、「投影データ」と呼ばれる。
高電圧発生装置109は、スリップリング108を介して、X線の曝射に必要な電力をX線管球101に供給する。高電圧発生装置109は、高電圧変圧器、フィラメント加熱変換器、整流器、高電圧切替器等を備えている。
ホストコントローラ110は、撮影処理、データ処理、画像処理等の各種処理に関する統括的な制御を行う。
記憶装置111は、収集した生データ、投影データ、CT画像データ等の画像データを記憶する。
再構成装置114は、所定の再構成パラメータ(再構成領域サイズ、再構成マトリクスサイズ、関心部位を抽出するための閾値等)に基づいて、投影データを再構成処理することで所定のスライス分の再構成画像データを作成する。一般に、再構成処理には、コーンビーム再構成(Feldkamp法、ASSR法など)とファンビーム再構成とがあるが、いずれの方法でも実行することができる。
入力装置115には、キーボードや各種スイッチ、マウス等が設けられており、オペレータによりスライス厚やスライス数等の各種スキャン条件が入力できるようになっている。
画像処理部118は、再構成装置114により作成された再構成画像データに対して、ウィンドウ変換、RGB処理等の表示のための画像処理を行い、表示装置116に出力する。また、画像処理部118は、オペレータからの指令に基づき、任意断面の断層像、任意方向からの投影像、3次元表面画像等のいわゆる疑似3次元画像の作成を行い、表示装置116に出力する。出力された画像データは、表示装置116においてX線CT画像として表示される。
ネットワーク通信装置119は、ネットワークを介して、他の装置やRIS(Ragiology Information System)等のネットワークシステムと種々のデータの送受信を行う。
データ/制御バス300は、各装置間を接続し、各種データ、制御信号、アドレス情報等を送受信するための信号線である。
次に、2次元検出器システム103についてさらに説明をする。
図7は、本実施の形態に係る2次元検出器システムを例示するための模式図である。 また、図8は、本発明者が検討をした比較例に係る2次元検出器システムを例示するための模式図である。
まず、図8に示す比較例を説明する。
図8に示すように、2次元検出器システム130は、円弧形状の第1のサポート部材130a、第2のサポート部材130bと、サポート部材130aと第2のサポート部材130bとの間に設けられる第3のサポート部材130c、第4のサポート部材130dと、第1のサポート部材130a・第2のサポート部材130bの内周側に設けられるカバー130e、外周側に設けられる突き当て板130fと、突き当て板130fの外側に設けられる図示しない放射線検出器と、が備えられている。
第1のサポート部材130a及び第2のサポート部材130bは、それぞれ円弧形状に形成されており、コリメータ板15を挿入するための溝130gが設けられている。この溝130gは、挿入されたコリメータ板15を含む平面内にX線焦点が存在するように、X線入射方向に沿って同ピッチで形成されている。第1のサポート部材130aと第2のサポート部材130bとは、対応する溝130gが互いに対向するように、第3のサポート部材130c、第4のサポート部材130dによって位置決め、固定されている。
突き当て板130fは、2次元検出器システム130の外周側形状(すなわち、第1のサポート部材130a及び第2のサポート部材130bの外周側形状)に対応するように円弧形状に形成された板状部材である。また、第1のサポート部材130a及び第2のサポート部材130bが有する溝130gと同ピッチで形成された溝130hを備えている。この突き当て板130fには、X線に対する耐性、加工性、X線透過性、機械構造的強度が良好な材料、例えば、ポリエチレンテレフタレート、エポキシ樹脂その他のカーボンファイバー樹脂などを用いることができる。突き当て板130fは、溝130hと、第1のサポート部材130a及び第2のサポート部材130bの溝130gとが対応するように、第1のサポート部材130a及び第2のサポート部材130bの円弧形状の外側(外円弧側、すなわち放射線検出器の取り付け側)に固定されている。
カバー130eは、2次元検出器システム130の内周側形状(すなわち、第1のサポート部材130a及び第2のサポート部材130bの内周側形状)に対応できるように、チャンネル方向に沿って複数設けられている。また、カバー130eは、コリメータ板15を第1のサポート部材130a及び第2のサポート部材130bの内周側から支持する。そのため、カバー130eには、コリメータ板15の一端を挿入するための溝130iが設けられている。カバー130eには、突き当て板130fと同様に、X線に対する耐性、加工性、X線透過性、機械構造的強度が良好な材料、例えば、ポリエチレンテレフタレート、エポキシ樹脂その他のカーボンファイバー樹脂などを用いることができる。
コリメータ板15は、図8に示すように、溝130g、溝130h、溝130iに挿入され、接着剤により接着される。そのため、コリメータ板15は、その4辺が拘束された状態で固定されることになる。
突き当て板130fの外側には、チャンネル方向に沿って図示しない放射線検出器が複数設けられている。放射線検出器には、図2で説明をした放射線検出器10と同様のものを用いることができるので、その説明は省略する。ただし、2次元検出器システム130においては、突き当て板130fに設けられた溝130hにコリメータ板15が挿入されるため、放射線検出器10のシンチレータの溝16にはコリメータ板15が挿入されない。 そのため、放射線検出器とコリメータ板15との位置関係がずれ、シンチレータに入射するX線の量が不安定となるおそれがある。また、放射線検出器とコリメータ板15との位置合わせに時間がかかり、生産性が低下するおそれがある。
次に、本実施の形態に係る2次元検出器システム103について説明をする。
図7に示すように、2次元検出器システム103は、円弧形状の第1のサポート部材103a、第2のサポート部材103bと、サポート部材103aと第2のサポート部材103bとの間に設けられる第3のサポート部材103c、第4のサポート部材103dと、第1のサポート部材103a・第2のサポート部材103bの内周側に設けられるカバー103e、第1のサポート部材103a・第2のサポート部材103bの外周側に設けられる放射線検出器1と、が備えられている。
第1のサポート部材103a及び第2のサポート部材103bは、それぞれ円弧形状に形成されており、コリメータ板15を挿入するための溝103gが設けられている。この溝103gは、挿入されたコリメータ板15を含む平面内にX線焦点が存在するように、X線入射方向に沿って同ピッチで形成されている。第1のサポート部材103aと第2のサポート部材103bとは、対応する溝103gが互いに対向するように、第3のサポート部材103c、第4のサポート部材103dによって位置決め、固定されている。
カバー103eは、2次元検出器システム103の内周側形状(すなわち、第1のサポート部材103a及び第2のサポート部材103bの内周側形状)に対応できるように、チャンネル方向に沿って複数設けられている。また、カバー103eは、コリメータ板15を第1のサポート部材103a及び第2のサポート部材103bの内周側から支持する。そのため、カバー103eには、コリメータ板15の一端を挿入するための溝103iが設けられている。カバー103eには、X線に対する耐性、加工性、X線透過性、機械構造的強度が良好な材料、例えば、ポリエチレンテレフタレート、エポキシ樹脂その他のカーボンファイバー樹脂などを用いることができる。
放射線検出器1は、2次元検出器システム103の外周側形状(すなわち、第1のサポート部材103a及び第2のサポート部材103bの外周側形状)に対応できるように、チャンネル方向に沿って複数設けられている。
コリメータ板15は、図7に示すように、溝103g、溝103i、及び放射線検出器1に設けられた溝6に挿入され、接着剤により接着される。そのため、コリメータ板15は、その4辺が拘束された状態で固定されることになる。
本実施の形態に係る2次元検出器システム103においては、放射線検出器1に設けられた溝6にコリメータ板15の一端を挿入するようにしているため、放射線検出器1とコリメータ板15との位置合わせの精度を高くすることができる。また、コリメータ板15の4辺を拘束することができるため、コリメータ板15の剛性を上げることができる。このことは、コリメータ板15の薄型化が図れることをも意味し、X線の利用効率を上げ、S/N比を向上させることができることにもなる。
また、放射線検出器1とコリメータ板15との間に突き当て板130fを別途設けて、放射線検出器1とコリメータ板15との位置合わせをする必要もなくなるので、生産性を大幅に向上させることができる。また、突き当て板130fを設ける必要がないので製造コストも抑制することができる。
次に、本実施の形態に係るX線CT装置の作用について説明をする。
診断用開口内に挿入された被検体を撮影して、所望の画像を得るにあたり、まず、入力装置115からスライス厚やスライス数等の各種スキャン条件が入力される。
X線CT装置100の運転開始とともに回転リング102が回転を開始し、同時にX線管球101より被検体に向けてX線が曝射される。
被検体を透過したX線は、被検体を挟んでX線管球101と対向するように設けられた2次元検出器システム103の放射線検出器1に到達する。
放射線検出器1には、コリメータ板15が設けられており、X線管球101の焦点方向以外から入射してくる散乱X線がカットされる。そのため、放射線検出器1の光電変換手段12には、X線管球101の焦点方向からのX線に基づく光のみが入射されることになる。
光電変換手段12に受光された光は、その強度に比例した電気信号に変換されてデータ収集回路(DAS)104に出力される。データ収集回路(DAS)104に入力された電気信号(生データ)は、増幅処理、A/D変換処理等が行われた後、前処理装置106に伝送される。前処理装置106では、伝送された生データの感度補正やX線強度補正が行われ投影データが作成される。再構成装置114では、所定の再構成パラメータに基づいて、投影データから所定のスライス分の再構成画像データが作成される。画像処理部118では、再構成画像データのウィンドウ変換、RGB処理等の表示のための画像処理が行われ表示装置116に出力される。これにより、被検体の断層像(スライス画像)が得られる。また、画像処理部118では、オペレータからの指令に基づき、任意断面の断層像、任意方向からの投影像、3次元表面画像等のいわゆる疑似3次元画像の作成も行われる。尚、生データ、投影データ、画像データ等は、記憶装置111に格納される。
以上、本発明の実施の形態について説明をした。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。
前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。
例えば、放射線検出器1、X線CT装置100が備える各要素の形状、寸法、材質、配置などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、放射線検出器1、シンチレータ4の製造や加工に関する条件や、接着剤の種類、加工装置などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。 また、前述した各実施の形態が備える各要素は、可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
本発明の実施の形態に係る放射線検出器を例示するための模式断面図である。 本発明者が検討した比較例を例示するための模式断面図である。 コリメータ板の断面形状を例示するための模式断面図である。 放射線検出器の溝部分を例示するための模式断面図である。 シンチレータの溝加工を例示するための模式図である。 X線CT装置の概略構成を例示するための模式ブロック図である。 本実施の形態に係る2次元検出器システムを例示するための模式図である。 本発明者が検討をした比較例に係る2次元検出器システムを例示するための模式図である。
符号の説明
1 放射線検出器、3 接着層、4 シンチレータ、6 溝、6a 連結部、10 放射線検出器、12 光電変換手段、13 接着層、14 シンチレータ、15 コリメータ板、16 溝、17 隔壁層、18 回路基板、100 X線CT装置、100a 撮影手段、100b 処理・表示手段、101 X線管球、103 2次元検出器システム

Claims (10)

  1. 放射線を受けて蛍光を発する板状のシンチレータであって、
    前記シンチレータの前記放射線が入射する側の面に設けられたコリメータ板を挿入する溝と、
    前記溝の底部に設けられた連結部と、
    を備えたことを特徴とするシンチレータ。
  2. 前記連結部の厚みは、前記シンチレータの厚みの1/100以上、1/10以下であることを特徴とする請求項1記載のシンチレータ。
  3. 請求項1または2に記載のシンチレータと、
    接着層を介して前記シンチレータと接合された光電変換手段と、
    を備えたることを特徴とする放射線検出器。
  4. 前記溝に挿入されたコリメータ板をさらに備えたることを特徴とする請求項3記載の放射線検出器。
  5. 前記接着層の厚みと、前記連結部の厚みとの合計は、50μm以上、150μm以下であることを特徴とする請求項3または4記載の放射線検出器。
  6. X線源と、
    前記X線源から放出されたX線を検出する請求項3〜5のいずれか1つに記載のX線検出器と、
    前記X線源と前記X線検出器とが設置され、被検体の周りを回転する回転リングと、
    前記X線検出器により検出されたX線の強度に基づいて前記被検体の断層像を画像再構成する再構成装置と、
    を備えたことを特徴とするX線CT装置。
  7. シンチレータと、接着層を介して前記シンチレータと接合された光電変換手段と、を有する放射線検出器の製造方法であって、
    前記シンチレータの放射線が入射する側の面から前記シンチレータの厚さよりも浅い溝を設けることで連結部を形成し、
    前記シンチレータの放射線が入射する側の面と対向する側の面に光電変換手段を接着すること、を特徴とする放射線検出器の製造方法。
  8. シンチレータと、接着層を介して前記シンチレータと接合された光電変換手段と、を有する放射線検出器の製造方法であって、
    前記シンチレータの放射線が入射する側の面と対向する側の面に光電変換手段を接着し、
    前記シンチレータの放射線が入射する側の面から前記シンチレータの厚さよりも浅い溝を設けることで連結部を形成すること、を特徴とする放射線検出器の製造方法。
  9. 前記連結部の厚みは、前記シンチレータの厚みの1/100以上、1/10以下であること、を特徴とする請求項7または8記載の放射線検出器の製造方法。
  10. 前記接着により形成される接着層の厚みと、前記連結部の厚みとの合計が50μm以上、150μm以下であること、を特徴とする請求項7または8に記載の放射線検出器の製造方法。
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