JPH10185939A - ガスレートセンサ - Google Patents

ガスレートセンサ

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JPH10185939A
JPH10185939A JP8343455A JP34345596A JPH10185939A JP H10185939 A JPH10185939 A JP H10185939A JP 8343455 A JP8343455 A JP 8343455A JP 34345596 A JP34345596 A JP 34345596A JP H10185939 A JPH10185939 A JP H10185939A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
rate sensor
cylindrical frame
gas rate
pump
Prior art date
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Pending
Application number
JP8343455A
Other languages
English (en)
Inventor
Sokichi Hayashi
宗吉 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tamagawa Seiki Co Ltd filed Critical Tamagawa Seiki Co Ltd
Priority to JP8343455A priority Critical patent/JPH10185939A/ja
Publication of JPH10185939A publication Critical patent/JPH10185939A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のガスレートセンサは、本体を取付ブロ
ックで保持し、本体と取付ブロックとの間に複数のOリ
ングを介装させていたため、ガスレートセンサとしては
形状が大形化し、小形化の要望に応じることが困難であ
った。 【解決手段】 本発明によるガスレートセンサは、気体
ポンプ(4)と筒状フレーム(1)との間に弾性体(100)を設
けることにより、気体ポンプ(4)を筒状フレーム(1)に対
して弾性的に支持することができ、弾性体(100)をガス
レートセンサの外部ケース(17)内に内蔵することがて
き、ガスレートセンサ本体の形状を従来よりも小形化し
た構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスレートセンサ
に関し、特に、気体ポンプを弾性体を介してケースの内
側の筒状フレームから浮かすことにより、ガスレートセ
ンサ自体を使用時にOリングで浮かすと云う必要性を除
去するための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のガスレー
トセンサとしては、一般に図5に示すようにして用いら
れていた。すなわち、この種のガスレートセンサとして
は、特開平1−167671号公報に開示されている
が、気体ポンプは筒状フレームと機械的に結合され、さ
らに筒状フレームはケースと機械的に結合されており、
ガスレートセンサ200を使用する場合には、図5に示
すように、別に用意された箱形の取付ブロック201内
にガスレートセンサ200を内設し、このガスレートセ
ンサ200のケースと取付ブロック201間に少なくと
も4個のOリング100を設け、気体ポンプの機能を損
うことなく、また、気体ポンプの振動をケース側に伝達
しないように構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のガスレートセン
サは、以上のように構成されていたため、次のような課
題が存在していた。すなわち、取付ブロックを必要とす
ると共に、この取付ブロックとガスレートセンサとの間
に複数のOリングを用いなければならず、ガスレートセ
ンサ自体の形状が取付ブロックの分だけ大形化し、小形
化のニーズに対応することが困難であった。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、気体ポンプを弾性体を介し
てケースの内側の筒状フレームから浮かすことにより、
ガスレートセンサ自体を使用時にOリングで浮かすと云
う必要性を除去するようにしたガスレートセンサを提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるガスレート
センサは、筒状フレームに設けられた気体ポンプから送
り出された気体を、気体流路からノズルを介して1対の
センサに供給し、前記各センサの信号差を用いて前記気
体の偏位を検出するようにしたガスレートセンサにおい
て、前記気体ポンプと前記筒状フレームとの間に弾性体
が設けられている構成である。
【0006】さらに詳細には、前記弾性体は、前記筒状
フレームの溝に設けられたOリングよりなる構成であ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるガ
スレートセンサの好適な実施の形態について説明する。
すなわち、図1から図4において符号1で示されるもの
は全体がほぼ円筒状をなし、その両端が開放された形状
からなる筒状フレームであり、この筒状フレーム1の各
端部は、ポンプホルダ2及び中継端子板3によって各々
閉塞され、筒状フレーム1内が外部から遮断されている
と共に、この筒状フレーム1の外側には外部ケース17
が設けられている。以上の構成は従来のガスレートセン
サと同一である。このポンプホルダ2には、電歪形のセ
ラミック円板からなる振動板4aが設けられ、その周縁
部がポンプホルダ2に一体状に固着されることによっ
て、電歪振動形の気体ポンプ4が構成されている。この
気体ポンプ4は、前記筒状フレーム1に形成された溝1
Aに設けられた輪状(Oリングでも可)又は非輪状の弾
性体100に弾性的に保持されており、気体ポンプ4が
筒状フレーム1から浮いた状態に保持され、振動が筒状
フレーム1側へ伝達しないように構成されている。又、
この筒状フレーム1の内部には、この振動板4aから所
定距離だけ離間した位置に電極ホルダ5が配置され、こ
の電極ホルダ5は図3に示されるように構成されてい
る。すなわち、電極ホルダ5には、4個のガス案内孔5
a〜5dが形成され、さらに、4個の電極6a〜6d
が、中心軸に対して対称的に配置されている。これらの
電極6a〜6dのうち、電極6a及び6b間及び6c及
び6d間には、ホットワイヤからなるセンサ7a及び7
bが溶着によって接続されている。
【0008】さらに、前記筒状フレーム1内における前
記中継端子板3の近傍位置には、ノズル孔8及び補助孔
9を有するノズル10が設けられ、この中継端子板3と
ノズル10との間には、それらのほぼ中間位置にダスト
プレート11が設けられている。前記気体ポンプ4の振
動板4aと前記ポンプホルダ2との間には、ポンプ室1
2が形成されており、この気体ポンプ4によって送り出
されたガスは、ガス案内孔5a〜5dを経て気体流路1
3に送られる。
【0009】前記筒状フレーム1の中継端子板3の外方
位置には、1Cからなる信号処理回路部14が設けら
れ、この信号処理回路部14は、外部から電力を受け、
又、センサ7a及び7bの出力信号を外部へ取り出すた
めの中継端子板3の中継端子15に接続されている。
【0010】又、前記中継端子板3には、リードピン1
6が設けられ、このリードピン16は外部ケース17に
設けられた外部端子18に接続されている。前記外部端
子18は、前記気体ポンプ4の作動に要する電力及び前
記各センサ7a及び7bを加熱するために要する電力
を、信号処理回路部14及びリードピン16を経ると共
に、筒状フレーム1内の軸方向に配設された複数のリー
ド線19を介して、適宜供給する作用を有している。
又、この外部端子18は、信号処理回路部14を経た後
の各センサ7a及び7bの出力信号を外部に出力する作
用を有する。
【0011】本発明によるガスレートセンサは、前述し
たように構成されており、以下に、その動作について説
明する。まず、気体ポンプ4が通電されると、振動板4
aが振動し、ポンプ室12内のガスが圧縮され、この圧
縮ガスからなる気体はこの振動板4aの吐出口4b及び
電極ホルダ5の吐出口5eを介して気体流路13に流
れ、ノ10とダストプレート11との間に形成された空
間に導かれ、ノズル孔8と補助孔9とを経て、筒状フレ
ーム1内の中空円筒部1a内の空間部1b内を、各電極
6a〜6dに向かって噴出される。
【0012】前述の圧縮ガスは、各電極6a〜6dに溶
接された各センサ7a及び7bを均等に冷却した後、ガ
ス案内孔5a〜5dを経て振動板4aに向かって排出さ
れ、この排出ガスは再び気体ポンプ4の作用によって、
気体流路13を経てノズル10に戻り、筒状フレーム1
内を矢印の方向に従って循環している。前述の状態で、
筒状フレーム1に角速度が印加されない場合には、各セ
ンサ7a及び7bは均一に冷却されるが、外部から角速
度が加えられた場合には、ガス流である気体が筒状フレ
ーム1内において偏位し、各センサ7a及び7bの間に
おいて不均一状態が生じ、そのために各センサ7a及び
7b間には、微少な電圧差が発生し、この電圧差を測定
することにより、筒状フレーム1に加わる角速度を検出
することができる。
【0013】
【発明の効果】本発明によるガスレートセンサは、以上
のように構成されているため、次のような効果を得るこ
とができる。すなわち、外部ケーシングの内側に位置す
る筒状フレームの溝に設けた弾性体によって気体ポンプ
を弾性的に保持しているため、気体ポンプの機能を何ら
損なうことなく気体ポンプを支持することができる。ま
た、従来のように、取付ブロックを用いることがないの
で、従来のように形状が大形化することがなく、小形化
のニーズに対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるガスレートセンサを示す断面図で
ある。
【図2】図1の要部を示す拡大断面図である。
【図3】図1の要部を示す側面図である。
【図4】図1の信号処理回路を示す回路図である。
【図5】従来のガスレートセンサの使用状態を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 筒状フレーム 1A 溝 4 気体ポンプ 7a,7b センサ 10 ノズル 13 気体流路 100 弾性体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状フレーム(1)に設けられた気体ポン
    プ(4)から送り出された気体を、気体流路(13)からノズ
    ル(10)を介して1対のセンサ(7a,7b)に供給し、前記各
    センサ(7a,7b)の信号差を用いて前記気体の偏位を検出
    するようにしたガスレートセンサにおいて、前記気体ポ
    ンプ(4)と前記筒状フレーム(1)との間に弾性体(100)が
    設けられていることを特徴とするガスレートセンサ。
  2. 【請求項2】 前記弾性体(100)は、前記筒状フレーム
    (1)の溝(1A)に設けられたOリングよりなることを特徴
    とする請求項1記載のガスレートセンサ。
JP8343455A 1996-12-24 1996-12-24 ガスレートセンサ Pending JPH10185939A (ja)

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Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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