JPH10185498A - ミサイルシーカ - Google Patents

ミサイルシーカ

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JPH10185498A
JPH10185498A JP8338438A JP33843896A JPH10185498A JP H10185498 A JPH10185498 A JP H10185498A JP 8338438 A JP8338438 A JP 8338438A JP 33843896 A JP33843896 A JP 33843896A JP H10185498 A JPH10185498 A JP H10185498A
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infrared
intensity light
detecting means
light source
missile
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JP8338438A
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Inventor
Hirotoshi Ogawa
博敏 小川
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザ光のような高強度の光がミサイルシー
カに照射されても飛翔体の姿勢制御機能が維持されるこ
とを目的とする。 【解決手段】 飛翔体6の外周部にレーザ光用検出器7
が複数個設けられている。このレーザ光用検出器7が出
力する電圧信号は、信号処理部9において第1誤差信号
の計算に用いられる。画像検出器2が出力する画像信号
は画像処理部3に供給され、画像処理部3は目標の方向
を計算し、第2誤差信号を出力する。判定部10は、レ
ーザ光が検出されていない場合は、従来と同様に第2誤
差信号を選択して出力するが、レーザ光が検出されてい
る場合は、第1誤差信号を選択して出力する。そのた
め、レーザ光による妨害があった場合においても、正確
に誤差信号を出力することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミサイルシーカに
関する。特に、レーザ光などの高強度光による妨害が行
われた場合においても、目標を見失うことなく追尾をす
ることができるミサイルシーカに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のミサイルシーカを備えた飛翔体の
構成ブロック図が図14に示されている。この図に示さ
れているように、飛翔体6は、光学系1を備えており、
この光学系1により結ばれる像を検出する画像検出器2
が備えられている。さらに、この飛翔体6は画像検出器
2が検出した画像を処理する画像処理部3と、この画像
処理部3の処理結果に基づき飛翔体の飛翔を制御する制
御部4と、を備えている。また、光学系1は、画像検出
器用ウィンド5を介して外部からの光を取り入れ、画像
検出器2の上に画像を結んでいる。
【0003】次に動作について説明する。この飛翔体6
の目標物から放射された赤外線は、画像検出器用ウィン
ド5を透過し、光学系1によって画像検出器2に集光さ
れる。この集光される場所は、画像検出器2に対する目
標の方向により、一意に決定される。この画像検出器2
は、波長3〜5μm帯に感度を有しており、この帯域の
光を電圧に変換する。従って、この画像検出器2は、画
像検出器2上の赤外線照度に応じた電圧の信号を出力す
る。この信号は画像処理部3に供給される。画像処理部
3においては、画像検出器2が出力した信号に基づき、
目標の赤外線特徴量を抽出し、目標と背景の分離を行
う。次に、画像処理部3においてはその目標と画像検出
器2の中心部とのズレを計算し、このズレを誤差信号と
して出力する。誤差信号は制御部4に供給される。制御
部4においては、画像処理部3が出力する誤差信号が小
さくなるように飛翔体6の姿勢の制御を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のミサイルシーカ
を備えた飛翔体は以上のように構成され、動作を行って
いた。従って、画像検出器2にレーザ光のような高強度
の光が入射した場合には、この画像検出器2の出力信号
が飽和してしまい、飛翔体6の姿勢制御が困難となる状
況が生じていた。
【0005】本発明は、上記問題点を解消するためにな
されたものであり、レーザ光のような高強度の光がミサ
イルシーカに照射されても飛翔体の姿勢制御機能が維持
されることを目的とする。具体的には、レーザ光のよう
な高強度の光が照射された場合においても、そのレーザ
光源の方向に向って飛翔体が姿勢を制御することができ
るミサイルシーカを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、赤外線を検出し、赤外線画像信号を生成
する赤外線検出手段と、前記赤外線検出手段の赤外線画
像信号に基づき、赤外線の光源の方向を計算する赤外線
光源方向計算手段と、高強度光を検出し、所定の検出信
号を出力する高強度光検出手段と、前記高強度光検出手
段の検出信号に基づき、高強度光の光源の方向を計算す
る高強度光光源方向計算手段と、前記高強度光検出手段
が高強度光を検出する場合、前記高強度光光源方向計算
手段が計算する光源の方向を表す信号を出力する判定手
段と、を含むのである。
【0007】さらに、本発明は、上記課題を解決するた
めに、前記高強度光検出手段は、ミサイルの外周に分散
して設けられている複数の単素子であって、高強度光を
検出し所定の検出信号を出力する複数の単素子群、を含
むものである。
【0008】さらに、本発明は、上記課題を解決するた
めに、前記高強度光検出手段は、ミサイルの外周に分散
して設けられている複数のアレイ型検出手段であって、
高強度光を検出し、所定の検出信号を出力する複数のア
レイ型検出手段、を含むものである。
【0009】さらに、本発明は、上記課題を解決するた
めに、前記高強度光検出手段は、ミサイルの外周に分散
して設けられている複数の光検出手段であって、高強度
光が入射する小開口が設けられている筐体と、前記筐体
中に設けられている光検出器であって前記小開口と中心
軸がずれて設けられている光検出器と、を備えている複
数の光検出手段、を含むものである。
【0010】さらに、本発明は、上記課題を解決するた
めに、前記高強度光検出手段は、ミサイルの外周に分散
して設けられている複数の画像検出手段であって、高強
度光を検出し、所定の高強度光画像信号を出力する複数
の高強度光画像検出手段、を含むものである。
【0011】さらに、本発明は、上記課題を解決するた
めに、前記赤外線検出手段が検出する前記赤外線は、波
長が3〜5μmの赤外線であることを特徴とするもので
ある。
【0012】さらに、本発明は、上記課題を解決するた
めに、前記高強度光検出手段が検出する前記高強度光
は、波長が3〜5μmのレーザ光であるものである。
【0013】また、本発明は、上記課題を解決するため
に、赤外線を検出し、赤外線画像信号を生成する赤外線
検出手段と、前記赤外線検出手段の赤外線画像信号に基
づき、赤外線の光源の方向を計算する赤外線光源方向計
算手段と、高強度光を検出し、所定の検出信号を出力す
る1個の単素子と、ミサイルのローリング運動を検出
し、前記ミサイルのローリング角度を検出する角度検出
手段と、前記単素子の前記検出信号と、前記角度検出手
段が検出するローリング角度とに基づき、高強度光の光
源の方向を計算する高強度光光源方向計算手段と、前記
単素子が高強度光を検出する場合、前記高強度光光源方
向計算手段が計算する光源の方向を表す信号を出力する
判定手段と、を含むものである。
【0014】さらに、本発明は、上記課題を解決するた
めに、前記赤外線検出手段が検出する前記赤外線は、波
長が3〜5μmの赤外線であるものである。
【0015】さらに、本発明は、上記課題を解決するた
めに、前記単素子が検出する前記高強度光は、波長が3
〜5μmのレーザ光であるものである。
【0016】また、本発明は、上記課題を解決するため
に、赤外線を検出し、赤外線画像信号を生成する赤外線
検出手段と、前記赤外線検出手段の赤外線画像信号に基
づき、赤外線の光源の方向を計算する赤外線光源方向計
算手段と、高強度光を検出し所定の検出信号を出力す
る、1個のアレイ型高強度光検出手段と、ミサイルのロ
ーリング運動を検出し、前記ミサイルのローリング角度
を検出する角度検出手段と、前記アレイ型高強度光検出
手段の前記検出信号と、前記角度検出手段が検出するロ
ーリング角度とに基づき、高強度光の光源の方向を計算
する高強度光光源方向計算手段と、前記アレイ型高強度
光検出手段が高強度光を検出する場合、前記高強度光光
源方向計算手段が計算する光源の方向を表す信号を出力
する判定手段と、を含むものである。
【0017】さらに、本発明は、上記課題を解決するた
めに、前記赤外線検出手段が検出する前記赤外線は、波
長が3〜5μmの赤外線であるものである。
【0018】さらに、本発明は、上記課題を解決するた
めに、前記アレイ型高強度光検出手段が検出する前記高
強度光は、波長が3〜5μmのレーザ光であるものであ
る。
【0019】また、本発明は、上記課題を解決するため
に、赤外線を検出し、赤外線画像信号を生成する赤外線
検出手段と、前記赤外線検出手段の赤外線画像信号に基
づき、赤外線の光源の方向を計算する赤外線光源方向計
算手段と、高強度光が入射する小開口が設けられている
筐体と、前記筐体中に設けられている光検出器であって
前記小開口と中心軸がずれて設けられている光検出器
と、を備えている1個の高強度光検出手段と、ミサイル
のローリング運動を検出し、前記ミサイルのローリング
角度を検出する角度検出手段と、前記高強度光検出手段
の前記検出信号と、前記角度検出手段が検出するローリ
ング角度とに基づき、高強度光の光源の方向を計算する
高強度光光源方向計算手段と、前記アレイ型検出手段が
高強度光を検出する場合、前記高強度光光源方向計算手
段が計算する光源の方向を表す信号を出力する判定手段
と、を含むものである。
【0020】さらに、本発明は、上記課題を解決するた
めに、前記赤外線検出手段が検出する前記赤外線は、波
長が3〜5μmの赤外線であるものである。
【0021】さらに、本発明は、上記課題を解決するた
めに、前記高強度光検出手段が検出する前記高強度光
は、波長が3〜5μmのレーザ光であるものである。
【0022】さらに、本発明は、上記課題を解決するた
めに、前記高強度光検出手段は、前記小開口と前記光検
出器との間に設けられているレティクル、を含むもので
ある。
【0023】また、本発明は、上記課題を解決するため
に、赤外線を検出し、赤外線画像信号を生成する赤外線
検出手段と、前記赤外線検出手段の赤外線画像信号に基
づき、赤外線の光源の方向を計算する赤外線光源方向計
算手段と、高強度光を検出し、高強度光画像信号を生成
する1個の高強度光検出手段と、ミサイルのローリング
運動を検出し、前記ミサイルのローリング角度を検出す
る角度検出手段と、前記高強度光検出手段の前記高強度
光画像信号と、前記角度検出手段が検出するローリング
角度とに基づき、高強度光の光源の方向を計算する高強
度光光源方向計算手段と、前記高強度光検出手段が高強
度光を検出する場合、前記高強度光光源方向計算手段が
計算する光源の方向を表す信号を出力する判定手段と、
を含むものである。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を図面に基づいて説明する。
【0025】実施の形態1.図1には、実施の形態1に
係る飛翔体の構成を示すブロック図が示されている。こ
の図1は、飛翔体6に設けられているミサイルシーカの
構成を概念的に表したブロック図である。なお、図1に
はミサイルシーカの構成の他に、この飛翔体の飛翔を制
御する制御部4も示されている。この図に示されている
ように、飛翔体6のミサイルシーカが搭載されている部
位の外周部には、飛翔体の進行方向に対して所定角度を
有するような向きに配置されているレーザ光用検出器7
が取り付けられている。このレーザ光用検出器7は、ミ
サイルシーカの構成の一部である。このレーザ光用検出
器7は、本実施の形態1において特徴的な構成であり、
高強度のレーザ光を検出する単素子の検出器である。こ
のレーザ光用検出器7には、レーザ光用検出器用ウィン
ド8を通過してレーザが入射される。入射されたレーザ
は、レーザ光用検出器7において所定の電圧信号に変換
される。レーザ光用検出器7が出力する電圧信号は、信
号処理部9において第1誤差信号を計算するのに用いら
れる。
【0026】尚、このレーザ光用検出器7は、本発明の
高強度光検出手段に相当する。さらに、このレーザ光用
検出器7は本発明の単素子に相当する。また、信号処理
部9は、本発明高強度光光源方向検出手段に相当する。
【0027】図1に示されているように、飛翔体6には
従来の技術と同様の画像検出器用ウィンド5や、光学系
1も設けられている。この光学系1によって結像された
画像を検出する画像検出器2も設けられている。この画
像検出器2が出力する画像信号は画像処理部3に供給さ
れ、画像処理部3は目標の方向を計算し、飛翔体の進行
が目標の方向とずれている程度を表す第2誤差信号を出
力する。
【0028】尚、この画像検出器2は、本発明の赤外線
検出手段に相当する。また、画像処理部3は、本発明の
赤外線光源方向検出手段に相当する。
【0029】本実施の形態1において特徴的な構成は、
判定部10が設けられていることである。この判定部1
0は、画像処理部3が出力する第2誤差信号(従来のミ
サイルシーカにおける誤差信号と同様の信号)と、信号
処理部9から出力される第1誤差信号のどちらを出力す
べきか否かを判定する。例えば、判定部10は、レーザ
光の有無を観察し、レーザ光が検出されている場合は、
レーザ光用検出器7の検出結果に基づき、第1誤差信号
を出力するのである。
【0030】尚、判定部10は、本発明の判定手段に相
当する。
【0031】図2には、本実施の形態1に係る飛翔体の
外観図が示されている。この図に示されているように、
飛翔体6におけるミサイルシーカが搭載されている部位
の外周にはレーザ光用検出器7が例えば4個備えられて
いる。そして、各レーザ光用検出器7には、レーザ光用
検出器用ウィンド8を介してレーザ光が入射するのであ
る。
【0032】図3には、レーザ光が照射された場合のレ
ーザ光用検出器7の出力信号と、画像検出器2の出力信
号と、レーザ光の照射角度と、の模式的な関係図が示さ
れている。
【0033】これらの図1〜図3を用いて本実施の形態
1の動作について説明する。まず、図1において、レー
ザ光がミサイルシーカに照射された場合、図3に示され
ているように各レーザ光用検出器7は、そのレーザ光用
検出器7に対するレーザ光の照射角度に応じて所定の電
圧の信号を出力する。信号処理部9は、複数のレーザ光
用検出器7が出力する信号の相関関係を観察し、この相
関関係に基づきレーザ光の入射方向を計算する。そし
て、このレーザ光の入射方向とミサイルの中心軸方向と
のズレ、すなわち誤差信号を求めこの第1誤差信号を出
力する。
【0034】一方、画像検出器2は、レーザ光が光学系
1を介して入射した場合に、この画像検出器2が出力で
きる最大の電圧を画像検出器2の全面から数フレームに
亘り出力し続ける。これは、レーザ光は入射パワーが大
きいため、画像検出器2の出力信号が飽和してしまうた
めである。
【0035】次に、判定部10はレーザ光が検出された
か否かを検査する。そして、レーザ光が検出の有無に基
づき、信号処理部9が出力する第1誤差信号と、画像処
理部3が出力する第2誤差信号のいずれを優先して使用
するか否かを判定し、優先的に使用すべき誤差信号を選
択して選択された誤差信号を制御部4に供給する。具体
的には、レーザ光が検出されている場合には、判定部1
0は第1誤差信号を選択して出力する。
【0036】制御部4は、本実施の形態1に係るミサイ
ルシーカが出力する誤差信号、すなわち判定部10が出
力する誤差信号が小さくなるように飛翔体(ミサイル)
の姿勢を制御する。
【0037】このように、本実施の形態1に係るミサイ
ルシーカにおいては、判定部10が信号処理部9と画像
処理部3のいずれかの処理部が出力する誤差信号を優先
的に制御部4に供給するのである。この結果、本実施の
形態1によれば、高強度の光すなわちレーザ光が照射さ
れた場合においても、飛翔体の姿勢制御をすることがで
きる。
【0038】また、赤外線センサはその感度を高く維持
するために通常は冷却する必要があるが、本実施の形態
1に用いられているようなレーザ光用検出器7は検出す
るレーザ光の入射パワーが大きいため、特に冷却装置を
設ける必要はなく、いわゆる非冷却検出器が利用でき
る。
【0039】実施の形態2.上記実施の形態1において
はレーザ光用検出器7として、いわゆる単素子の検出器
を用いている。しかしながら、いわゆるリニアアレイ方
式の検出器を配し、レーザ光の照射方向を探知するよう
に構成することも好ましい。このようなリニアアレイ方
式の検出器を用いた場合のミサイルシーカが利用される
飛翔体の構成ブロック図が図4に示されている。
【0040】図4において、特徴的な構成は、図1にお
けるレーザ光用検出器7の代りにレーザ光用リニアアレ
イ検出器12が設けられていることである。また、この
レーザ光用リニアアレイ検出器12に対しては、開口窓
11が図4に示されているように設けられている。さ
て、レーザ光は平行光線であるため、この開口窓11か
ら入射した後、そのまま直進し、レーザ光用リニアアレ
イ検出器12に入射する。その結果、このレーザ光の入
射角度に応じた位置(アドレス)の部位からのみ検出信
号が出力される。
【0041】尚、リニアアレイ検出器12は、本発明の
アレイ型検出手段に相当する。
【0042】周知の如くレーザ光用リニアアレイ検出器
12は複数の検出器をアレイ上に配置したものであり、
どの検出器から検出信号が出力されるか否かによって、
レーザ光の照射方向を検知することができる。従って、
この実施の形態2に係るミサイルシーカにおいては信号
処理部9は、レーザ光用リニアアレイ検出器12におい
て検出信号を出力した検出器のアドレス(位置)の相関
関係から、レーザ光の照射方向を探知することができ
る。なお、ここで相関関係とは、上記実施の形態1と同
様に複数個設けられているレーザ光用リニアアレイ検出
器12の各検出器においてレーザ光を受信した検出器の
アドレスの相関関係を意味する。すなわち、本実施の形
態2においても上記実施の形態1と同様に複数のレーザ
光用リニアアレイ検出器12が設けられているものであ
る。
【0043】このような、各レーザ光用リニアアレイ検
出器12においてレーザ光を受信した検出器のアドレス
の相関関係の説明図が図5に示されている。図5には、
上記実施の形態1における図3と同様に、レーザ光の照
射方向と、レーザ光が照射された場合のレーザ光用リニ
アアレイ検出器12においてレーザ光を受信した検出器
のアドレスと、画像検出器2の出力信号との間の模式的
な関係が示されている。
【0044】実施の形態3.また、レーザ光用検出器7
としては、小さな開口窓11が開けられている筐体の中
にこの開口窓11の中心と、検出器本体の中心とをずら
して検出器本体を設けるように構成し、このレーザ光用
検出器7を飛翔体の外周部に複数個配置することも好ま
しい。図6には、このような本実施の形態3に係るミサ
イルシーカを利用した飛翔体6の構成ブロック図が示さ
れている。
【0045】本実施の形態3に係る飛翔体を進行方向か
ら見た場合の正面図が図7に示されている。図7に示さ
れているように、例えばレーザ光用検出器7は飛翔体6
の周囲に8個設けられており、この8個のそれぞれのレ
ーザ光用検出器7は筐体の中心に開口窓11が設けられ
ている。そして、図7から理解されるように、各レーザ
光用検出器7の中に設けられている検出器本体はその中
心が開口窓11とずれて配置されており、さらにこのず
れる方向は各レーザ光用検出器7毎に異なっている。こ
のずらし方としては、例えば図7に示されているよう
に、飛翔体の中心から外方向に向って各検出器本体をず
らすことも好ましい。なお、このずらし方はその飛翔体
が受ける可能性のあるレーザ光照射方向や、レーザ光用
検出器7が設けられている位置などにより種々のずらし
方を採用することができる。
【0046】尚、開口窓11が設けられているレーザ光
検出器7は、本発明の光検出手段に相当する。
【0047】図8には、本実施の形態3に係るレーザ光
用検出器7における検出信号と、レーザ光の照射角度と
の関係を表す説明図が示されている。この図8に示され
ているように、各レーザ光用検出器7における検出器本
体は開口窓11とそれぞれ異なる方向にずらされている
ため、いずれのレーザ光用検出器7が検出信号を出力し
ているか否かによってレーザ光の照射方向を特定するこ
とができる。すなわち、上記実施の形態2と同様に開口
窓11を通過したレーザ光はそのまま直進し入射角度に
よって検出器本体に照射する場合やもしくは検出器本体
には照射しない場合が種々生じる。また、あるレーザ光
用検出器7においては入射されたレーザ光の一部のみ検
出器に照射されたり、あるいは別のレーザ光用検出器7
においてはレーザ光が全く検出器に照射されない場合が
生じる。従って、それぞれのレーザ光用検出器7の検出
信号は、レーザ光入射角度に応じて種々変化するのであ
る。本実施の形態3における信号処理部9(図6参照)
各レーザ光用検出器7の検出信号に基づきレーザ光の入
射角度を算出することができる。
【0048】実施の形態4.上記実施の形態1〜3まで
においては、図2などに示されているように複数のレー
ザ光用検出器7が飛翔体6の外周部に設けられていた。
しかし、本実施の形態4においては、上記実施の形態1
と同様のレーザ光用検出器7が飛翔体の外周部に1個の
み設けられている。本実施の形態4においては、飛翔体
6そのものが飛行する際にローリングをしており、この
ローリングの効果によって、単一のレーザ光用検出器7
の位置が時々刻々変化する。その結果、単一のレーザ光
用検出器7が備えられていなくとも、飛翔体6の外周上
に複数のレーザ光用検出器7が設けられているのと同様
の効果を奏することができる。
【0049】すなわち、飛翔体6のローリングに従っ
て、レーザ光用検出器7は等価的に飛翔体6の外周部の
複数の位置を占める。そして、レーザ光用検出器7の回
転位置の検出を、ジャイロ(Gyro)部13によって
飛翔体の回転状態を検知することにより行う。そして、
各回転位置におけるレーザ光用検出器7の出力信号は、
その回転位置に設けられているレーザ光用検出器7の出
力信号として扱うことができる。
【0050】尚、このGyro部13は、本発明の角度
検出手段に相当する。
【0051】本実施の形態4における制御部4は、この
Gyro部13が出力する回転状態(回転角度)を観察
し、この状態に応じた制御を行うのである。
【0052】このように、本実施の形態4においては飛
翔体6のローリングを利用し、1個のレーザ光用検出器
7を用いて、上記実施の形態1と同様に複数のレーザ光
用検出器7を備えたのと同等の効果を奏することができ
る。
【0053】実施の形態5.上記実施の形態4において
は飛翔体6のローリング運動を利用して、上記実施の形
態1と同様のレーザ光用検出器7を1つのみ設けたが、
実施の形態1に係るレーザ光用検出器7の代りに、上記
実施の形態2に係るレーザ光用リニアアレイ検出器12
を利用することも好ましい。本実施の形態5は、飛翔体
6のローリング運動を利用し、上記実施の形態2に係る
レーザ光用リニアアレイ検出器12を1個のみ設けたも
のである。本実施の形態5に係るミサイルシーカを利用
した飛翔体6の構成ブロックが図10に示されている。
【0054】本実施の形態5によれば上記実施の形態4
と同様に1個のレーザ光用リニアアレイ検出器12のみ
を用い、上記実施の形態2と同様の効果を得られるので
ある。
【0055】実施の形態6.さらに、上記実施の形態3
におけるレーザ光用検出器7と同様のレーザ光用検出器
を、飛翔体6のローリング運動を利用して1個のみ設け
る構成も好ましい。図11には、このように上記実施の
形態3に係るレーザ光用検出器7を1個のみ設けた場合
の構成ブロック図が示されている。
【0056】本実施の形態6によれば、1個のレーザ光
用検出器7を用いて、上記実施の形態3と同様の効果を
奏することができる。
【0057】実施の形態7.上記実施の形態6において
はレーザ光用検出器7は、小さな開口窓11が開けられ
た筐体と、この開口窓11と中心をずらして設けられて
いる検出器本体とを備えた構成をしているが、小さな開
口窓11の代わりにレーザ光用光学系14を設けること
も好ましい(図12参照)。
【0058】さらに、図12に示されているように、検
出器本体の前にレティクル15を配置することも好まし
い。このレティクル15は、入射光に変調をかけるフィ
ルタであり、このような変調をかけたレーザ光により検
出器本体の出力信号は目標の方向を示すようになる。そ
して、この目標の方向を示す検出器本体の出力信号が信
号処理部9において処理され、目標の方向を計算するこ
とができる。
【0059】実施の形態8.上記実施の形態1〜7まで
においては、レーザ光を検出するためにいわゆる単素子
の検出器や、単素子の検出器を複数個並べたアレイ型検
出器を用いていた。しかしながら、レーザ光の検出に画
像検出器を用いることも好ましい。本実施の形態8にお
いてはレーザ光の検出のためにレーザ光用画像検出器1
6を備えたものである。このような構成が図13に示さ
れている。レーザ光の検出のためにレーザ光用画像検出
器16を設けた場合には画像を結像させるためレーザ光
用光学系14が必要となる。また、レーザ光はレーザ光
用検出器用ウィンド8を介して照射されることになる。
【0060】尚、レーザ光用画像検出器16は、本発明
の高強度光画像検出手段に相当する。
【0061】また、上記実施の形態1において述べたよ
うにレーザ光の検出のためには検出器の感度を高く維持
する必要は一般に少ないため、特別な冷却装置は必要な
く、小型のものを利用することができる。
【0062】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によればレー
ザ光用の検出器を通常の画像検出器と共に設けたため、
レーザ光による妨害を受けてもその妨害方向に向けて飛
翔体を飛行させる制御を行うことができる。
【0063】また、本発明によれば、複数の単素子群を
備えているため、精度よく高強度光の検出ができる。
【0064】また、本発明によれば、複数のアレイ型検
出手段を備えているため、精度よく高強度光の検出がで
きる。
【0065】また、本発明によれば、小開口が設けられ
た筐体と、筐体内部の光検出器を備えているため、精度
よく高強度光の検出ができる。
【0066】さらに、本発明によれば、複数の画像検出
手段で高強度光を検出するので、精度よく高強度光の検
出ができる。
【0067】さらに、本発明によれば、赤外線検出手段
が3〜5μmの赤外線を検出するため、赤外線の光源の
方向を表す信号を精度よく出力することができる。
【0068】さらに、本発明によれば、高強度光検出手
段が3〜5μmの赤外線を検出するため、レーザ光など
の高強度光の光源の方向を表す信号を精度よく出力する
ことができる。
【0069】また、ミサイルのローリングを利用したの
で、1個の単素子によって、高強度光の光源の方向を表
す信号を出力することができる。
【0070】さらに、本発明によれば、赤外線検出手段
が3〜5μmの赤外線を検出するため、赤外線の光源の
方向を表す信号を精度よく出力することができる。
【0071】さらに、本発明によれば、1個の単素子が
3〜5μmの赤外線を検出するため、レーザ光などの高
強度光の光源の方向を表す信号を精度よく出力すること
ができる。
【0072】また、本発明によれば、ミサイルのローリ
ングを利用したので、1個のアレイ型高強度検出手段に
よって、高強度光の光源の方向を表す信号を出力するこ
とができる。
【0073】さらに、本発明によれば、赤外線検出手段
が3〜5μmの赤外線を検出するため、赤外線の光源の
方向を表す信号を精度よく出力することができる。
【0074】さらに、本発明によれば、1個のアレイ型
高強度検出手段が3〜5μmの赤外線を検出するため、
レーザ光などの高強度光の光源の方向を表す信号を精度
よく出力することができる。
【0075】また、本発明によれば、ミサイルのローリ
ングを利用したので、小開口が設けられている筐体を備
えた1個の高強度検出手段によって、高強度光の光源の
方向を表す信号を出力することができる。
【0076】さらに、本発明によれば、赤外線検出手段
が3〜5μmの赤外線を検出するため、赤外線の光源の
方向を表す信号を精度よく出力することができる。
【0077】さらに、本発明によれば、1個の高強度検
出手段が3〜5μmの赤外線を検出するため、レーザ光
などの高強度光の光源の方向を表す信号を精度よく出力
することができる。
【0078】さらに、本発明によれば、小開口と光検出
器との間にレティクルを設けているため、レーザ光など
の高強度光の光源の方向を表す信号を精度よく出力する
ことができる。
【0079】また、本発明によれば、ミサイルのローリ
ングを利用したので、1個の高強度検出手段によって、
高強度光の光源の方向を表す信号を出力することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る対レーザ妨害ミ
サイルシーカの構成ブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態2に係る対レーザ妨害ミ
サイルシーカを利用した飛翔体の外観図である。
【図3】 本発明の実施の形態1に係る対レーザ妨害ミ
サイルシーカの動作原理の概念図である。
【図4】 本発明の実施の形態2に係るミサイルシーカ
を利用した飛翔体の構成を表す構成ブロック図である。
【図5】 本発明の実施の形態2に係るミサイルシーカ
の動作原理を表す概念図である。
【図6】 本発明の実施の形態3に係るミサイルシーカ
を利用した飛翔体の構成を表す構成ブロック図である。
【図7】 本発明の実施の形態3に係るミサイルシーカ
を利用した飛翔体の外観正面図である。
【図8】 本発明の実施の形態3に係るミサイルシーカ
の動作原理を表す概念図である。
【図9】 本発明の実施の形態4に係るミサイルシーカ
を利用した飛翔体の構成ブロック図である。
【図10】 本発明の実施の形態5に係るミサイルシー
カを利用した飛翔体の構成を表す構成ブロック図であ
る。
【図11】 本発明の実施の形態6に係るミサイルシー
カを利用した飛翔体の構成を表す構成ブロック図であ
る。
【図12】 本発明の実施の形態7に係るミサイルシー
カを利用した飛翔体の構成を表す構成ブロック図であ
る。
【図13】 本発明の実施の形態8に係るミサイルシー
カを利用した飛翔体の構成を表す構成ブロック図であ
る。
【図14】 従来のミサイルシーカを利用した飛翔体の
構成を表す構成ブロック図である。
【符号の説明】
1 光学系、2 画像検出器、3 画像処理部、4 制
御部、5 画像検出器用ウィンド、6 飛翔体、7 レ
ーザ光用検出器、8 レーザ光用検出器用ウィンド、9
信号処理部、10 判定部、11 開口窓、12 レ
ーザ光用リニアアレイ検出器、13 Gyro部、14
レーザ光用光学系、15 レティクル、16 レーザ
光用画像検出器。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤外線を検出し、赤外線画像信号を生成
    する赤外線検出手段と、 前記赤外線検出手段の赤外線画像信号に基づき、赤外線
    の光源の方向を計算する赤外線光源方向計算手段と、 高強度光を検出し、所定の検出信号を出力する高強度光
    検出手段と、 前記高強度光検出手段の検出信号に基づき、高強度光の
    光源の方向を計算する高強度光光源方向計算手段と、 前記高強度光検出手段が高強度光を検出する場合、前記
    高強度光光源方向計算手段が計算する光源の方向を表す
    信号を出力する判定手段と、 を含むことを特徴とするミサイルシーカ。
  2. 【請求項2】 前記高強度光検出手段は、 ミサイルの外周に分散して設けられている複数の単素子
    であって、高強度光を検出し所定の検出信号を出力する
    複数の単素子群、 を含むことを特徴とする請求項1記載のミサイルシー
    カ。
  3. 【請求項3】 前記高強度光検出手段は、 ミサイルの外周に分散して設けられている複数のアレイ
    型検出手段であって、高強度光を検出し、所定の検出信
    号を出力する複数のアレイ型検出手段、 を含むことを特徴とする請求項1記載のミサイルシー
    カ。
  4. 【請求項4】 前記高強度光検出手段は、 ミサイルの外周に分散して設けられている複数の光検出
    手段であって、高強度光が入射する小開口が設けられて
    いる筐体と、前記筐体中に設けられている光検出器であ
    って前記小開口と中心軸がずれて設けられている光検出
    器と、を備えている複数の光検出手段、 を含むことを特徴とする請求項1記載のミサイルシー
    カ。
  5. 【請求項5】 前記高強度光検出手段は、 ミサイルの外周に分散して設けられている複数の画像検
    出手段であって、高強度光を検出し、所定の高強度光画
    像信号を出力する複数の高強度光画像検出手段、 を含むことを特徴とする請求項1記載のミサイルシー
    カ。
  6. 【請求項6】 前記赤外線検出手段が検出する前記赤外
    線は、波長が3〜5μmの赤外線であることを特徴とす
    る請求項1、2、3、4又は5記載のミサイルシーカ。
  7. 【請求項7】 前記高強度光検出手段が検出する前記高
    強度光は、波長が3〜5μmのレーザ光であることを特
    徴とする請求項1、2、3、4又は5記載のミサイルシ
    ーカ。
  8. 【請求項8】 赤外線を検出し、赤外線画像信号を生成
    する赤外線検出手段と、 前記赤外線検出手段の赤外線画像信号に基づき、赤外線
    の光源の方向を計算する赤外線光源方向計算手段と、 高強度光を検出し、所定の検出信号を出力する1個の単
    素子と、 ミサイルのローリング運動を検出し、前記ミサイルのロ
    ーリング角度を検出する角度検出手段と、 前記単素子の前記検出信号と、前記角度検出手段が検出
    するローリング角度とに基づき、高強度光の光源の方向
    を計算する高強度光光源方向計算手段と、 前記単素子が高強度光を検出する場合、前記高強度光光
    源方向計算手段が計算する光源の方向を表す信号を出力
    する判定手段と、 を含むことを特徴とするミサイルシーカ。
  9. 【請求項9】 前記赤外線検出手段が検出する前記赤外
    線は、波長が3〜5μmの赤外線であることを特徴とす
    る請求項8記載のミサイルシーカ。
  10. 【請求項10】 前記単素子が検出する前記高強度光
    は、波長が3〜5μmのレーザ光であることを特徴とす
    る請求項8又は9記載のミサイルシーカ。
  11. 【請求項11】 赤外線を検出し、赤外線画像信号を生
    成する赤外線検出手段と、 前記赤外線検出手段の赤外線画像信号に基づき、赤外線
    の光源の方向を計算する赤外線光源方向計算手段と、 高強度光を検出し所定の検出信号を出力する、1個のア
    レイ型高強度光検出手段と、 ミサイルのローリング運動を検出し、前記ミサイルのロ
    ーリング角度を検出する角度検出手段と、 前記アレイ型高強度光検出手段の前記検出信号と、前記
    角度検出手段が検出するローリング角度とに基づき、高
    強度光の光源の方向を計算する高強度光光源方向計算手
    段と、 前記アレイ型高強度光検出手段が高強度光を検出する場
    合、前記高強度光光源方向計算手段が計算する光源の方
    向を表す信号を出力する判定手段と、 を含むことを特徴とするミサイルシーカ。
  12. 【請求項12】 前記赤外線検出手段が検出する前記赤
    外線は、波長が3〜5μmの赤外線であることを特徴と
    する請求項11記載のミサイルシーカ。
  13. 【請求項13】 前記アレイ型高強度光検出手段が検出
    する前記高強度光は、波長が3〜5μmのレーザ光であ
    ることを特徴とする請求項11又は12記載のミサイル
    シーカ。
  14. 【請求項14】 赤外線を検出し、赤外線画像信号を生
    成する赤外線検出手段と、 前記赤外線検出手段の赤外線画像信号に基づき、赤外線
    の光源の方向を計算する赤外線光源方向計算手段と、 高強度光が入射する小開口が設けられている筐体と、前
    記筐体中に設けられている光検出器であって前記小開口
    と中心軸がずれて設けられている光検出器と、を備えて
    いる1個の高強度光検出手段と、 ミサイルのローリング運動を検出し、前記ミサイルのロ
    ーリング角度を検出する角度検出手段と、 前記高強度光検出手段の前記検出信号と、前記角度検出
    手段が検出するローリング角度とに基づき、高強度光の
    光源の方向を計算する高強度光光源方向計算手段と、 前記アレイ型検出手段が高強度光を検出する場合、前記
    高強度光光源方向計算手段が計算する光源の方向を表す
    信号を出力する判定手段と、 を含むことを特徴とするミサイルシーカ。
  15. 【請求項15】 前記赤外線検出手段が検出する前記赤
    外線は、波長が3〜5μmの赤外線であることを特徴と
    する請求項14記載のミサイルシーカ。
  16. 【請求項16】 前記高強度光検出手段が検出する前記
    高強度光は、波長が3〜5μmのレーザ光であることを
    特徴とする請求項14又は15記載のミサイルシーカ。
  17. 【請求項17】 前記高強度光検出手段は、 前記小開口と前記光検出器との間に設けられているレテ
    ィクル、 を含むことを特徴とする請求項13記載のミサイルシー
    カ。
  18. 【請求項18】 赤外線を検出し、赤外線画像信号を生
    成する赤外線検出手段と、 前記赤外線検出手段の赤外線画像信号に基づき、赤外線
    の光源の方向を計算する赤外線光源方向計算手段と、 高強度光を検出し、高強度光画像信号を生成する1個の
    高強度光検出手段と、 ミサイルのローリング運動を検出し、前記ミサイルのロ
    ーリング角度を検出する角度検出手段と、 前記高強度光検出手段の前記高強度光画像信号と、前記
    角度検出手段が検出するローリング角度とに基づき、高
    強度光の光源の方向を計算する高強度光光源方向計算手
    段と、 前記高強度光検出手段が高強度光を検出する場合、前記
    高強度光光源方向計算手段が計算する光源の方向を表す
    信号を出力する判定手段と、 を含むことを特徴とするミサイルシーカ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011163589A (ja) * 2010-02-05 2011-08-25 Mitsubishi Electric Corp 誘導飛翔体装置
JP2012058012A (ja) * 2010-09-07 2012-03-22 Toshiba Corp 対象物位置推定装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011163589A (ja) * 2010-02-05 2011-08-25 Mitsubishi Electric Corp 誘導飛翔体装置
JP2012058012A (ja) * 2010-09-07 2012-03-22 Toshiba Corp 対象物位置推定装置

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