JPH10185328A - 低騒音化構造の給湯器 - Google Patents

低騒音化構造の給湯器

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JPH10185328A
JPH10185328A JP8344977A JP34497796A JPH10185328A JP H10185328 A JPH10185328 A JP H10185328A JP 8344977 A JP8344977 A JP 8344977A JP 34497796 A JP34497796 A JP 34497796A JP H10185328 A JPH10185328 A JP H10185328A
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outside air
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water heater
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弘逸 太田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遮音板を用いた低騒音化構造の給湯器におい
て、遮音効果を従来に比べて向上させるのみならず、防
雨効果も向上させる給湯器を提供する。 【解決手段】 給湯器の前面に取付けられる前板103
には、遮音板102が取付けられる。遮音板102に
は、第1の絞り部分115、第2の絞り部分118、第
3の絞り部分119が形成され、第1の仕切り材120
がネジ止めされ、第2の仕切り材123が取付けられて
いる。これにより、ファンが作動して吸引された外気
は、吸気口112dから入り、第1、第2、第3の絞り
部分115,118,119と第1の仕切り材120に
よって集合し、第2の仕切り材123によって分流さ
れ,ファンに吸引される。反射・屈曲による遮音効果
と、ふるい落とし、水滴化による雨滴の落下、ふるい落
としによる防雨効果とが向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は低騒音化構造の給
湯器に関し、特に、遮音効果の向上のみならず、防雨効
果をも向上させた低騒音化構造の給湯器に関する。
【0002】
【従来の技術】強制燃焼給湯器は、前板に形成された吸
気口から外気を装置本体内に吸引する。その吸引は、フ
ァンによって行われる。ファンで吸引された外気は、バ
ーナの燃焼に用いられ、最終的に装置外へ排気される。
吸引時に、雨が降っている場合には、雨が吸気口から内
部に入る恐れがある。
【0003】そのため、図24に示すように、吸気口5
2a,b,c,dに対応して防雨カバー53a,b,
c,dを取付けて、雨の内部への浸入を防止する工夫が
なされたものがある。一方、防雨の観点というよりは、
遮音という観点から工夫がされた給湯器がある。
【0004】図25は、そのような工夫によって前板に
遮音板が取付けられた状態を示した図である。図26
は、図25に示される遮音板が取付けられた前板が本体
に取付けられた状態の概略断面図である。図25及び2
6を参照して、前板51の下方には、吸気口52a,
b,c,dが形成されている。前板51の下方半分以上
を占めるような遮音板54が対向しつつ取付けられる。
給湯器55は、内部に内部機器56として、モータ5
7、ファン58等を有している。燃焼に伴ってファン5
8は作動する。これによって外気は、吸気口52a〜d
から中に吸引される。吸引された外気は、前板51と遮
音板54との間を下方から上方へ向かって流れ、ファン
58に吸引される。又、モータ57は、例えば循環ポン
プを作動させるために駆動する。ファン58及びモータ
57等は、作動に伴い、音を発する。遮音板54は、こ
のような音の音圧を減衰させ、遮音効果を発揮し、給湯
器を低騒音化構造にしている。又、遮音板54は、吸気
口52a〜dから内部に入る雨滴が内部機器56に当ら
ないような防雨効果も発揮している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図24
に示す防雨カバー53a〜dでは、防雨効果を向上させ
るべく取付けられるものであるため、遮音効果について
はほとんど考慮されていない。従って、遮音効果はほと
んど期待できない。又、図25及び26に示す遮音板5
4が取付けられる場合には、さらに遮音効果を上げよう
とすれば、前板51と遮音板54との間隔を狭くして抵
抗を大きくすればよい。
【0006】しかしながら、その場合遮音効果は向上す
るものの、前板51と遮音板54との隙間が狭くなるこ
とで吸引された外気の流速が上り、霧状水分はもちろん
のこと、雨滴までもが重力に逆らって落下することな
く、遮音板54の高さまで上昇してしまい、内部機器5
6にかかってしまうという問題がある。即ち、従来の技
術では、遮音効果を向上させれば、防雨効果が下がって
しまうという問題があった。
【0007】ゆえに、請求項1の発明は、遮音効果を向
上させるとともに、防雨効果をも向上させる低騒音化構
造の給湯器を提供することを課題とする。請求項2の発
明は、請求項1の発明の課題に加えて、外気を集合させ
ることで抵抗を大きくして遮音効果 向上させると共
に、水滴化により雨滴を落下し易くして防雨効果を向上
させる給湯器を提供することを課題とする。
【0008】請求項3の発明は、請求項2の発明の課題
に加えて、仕切り材を用いて、音を反射・屈曲させ、外
気を反射させて、遮音効果及び防雨効果を向上させる給
湯器を提供することを課題とする。請求項4の発明は、
請求項2の発明の課題に加えて、仕切り材を用いて、音
を反射・屈曲させ、外気を反射させると共に大きく蛇行
するように屈曲させることで、遮音性と防雨性を向上さ
せる給湯器を提供することを課題とする。
【0009】請求項5の発明は、請求項1の発明の課題
に加えて、外気の分流、その後の集合を行うことで、抵
抗を大きくして遮音効果を向上させると共に、水滴のふ
るい落とし、その後の水滴化により雨滴を落下し易くし
て防雨効果を向上させる給湯器を提供することを課題と
する。請求項6の発明は、請求項1の発明の課題に加え
て、外気の集合、その後の分流により、抵抗を大きくし
て遮音効果を向上させると共に、水滴化による雨滴の落
下、ふるい落としによる防雨効果を向上させる給湯器を
提供することを課題とする。
【0010】請求項7の発明は、請求項1の発明の課題
に加えて、外気の分流、その後の集合、さらなる分流に
より、抵抗を大きくして遮音効果を向上させると共に、
ふるい落とし、その後の水滴化による雨滴の落下、さら
なるふるい落としにより防雨効果を向上させる給湯器を
提供することを課題とする。請求項8の発明は、請求項
6の発明の課題に加えて、部品点数を減らすことが可能
な給湯器を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、前板
と、吸気口と、遮音板と、ファンとを備える給湯器であ
って、流路断面積変化手段を備えたことを特徴とする低
騒音化構造の給湯器である。吸気口は、前板の下部に形
成される。遮音板は、前板に対向する。ファンは、外気
を吸気口から前板と遮音板との間を介して本体内に吸引
する。流路断面積変化手段は、前板と遮音板との間の流
路断面積を外気の流れに対して変化させる。
【0012】このような流路断面積変化手段によって、
流路断面積が外気の流れに対して変化することで抵抗が
生じ、音圧が減衰すると共に、外気の流れに変化が生じ
て、例えば雨滴がふるい落とされるような現象が生じ
る。請求項2の発明は、請求項1の流路断面積変化手段
が、流路断面積を小さくして外気を流路方向成分を除外
しつつ集合させることを特徴としている。外気が集合す
ることで外気の衝突が生じ、抵抗が生じて音圧が減衰す
ると共に、霧状の水分が水滴化することになる。
【0013】請求項3の発明は、流路断面積が略矩形状
をなしており、請求項2の流路断面積変化手段が、対向
するように短辺のそれぞれから長辺に沿って中心側に延
びた仕切り材を含むことを特徴としている。このような
仕切り材によって、請求項2の作用に加えて、外気が仕
切り材に衝突して水分が付着すると共に、本体内からの
音も反射・屈曲して音圧が減衰する。
【0014】請求項4の発明は、流路断面積が略矩形状
をなしており、請求項2の流路断面積変化手段が、第1
の仕切り材と、第2の仕切り材とを含んでいる。第1の
仕切り材は、短辺のうち一辺から長辺に沿って他辺側に
延びた仕切り材である。第2の仕切り材は、第1の仕切
り材の下流側で短辺のうち他辺から長辺に沿って一辺側
に延びた仕切り材である。
【0015】このような第1の仕切り材と第2の仕切り
材によって、本体内からの音はそれぞれの仕切り材によ
って二度の反射・屈曲を生じ、音圧を減衰させる。又、
第1の仕切り材で短辺のうちの他辺側に外気が集合して
水滴化し、その水滴化された雨滴が第2の仕切り材に到
達するまでに大きく蛇行するように屈曲することでふる
い落とされ、第2の仕切り材によってさらに水滴化する
ことになる。さらに、第1、第2の仕切り材に外気が衝
突して、水分が付着する。
【0016】請求項5の発明は、請求項1の流路断面積
変化手段が、流路方向成分を除外しつつ、流路断面積を
小さくして外気を分流させ、その後、流路断面積を小さ
くして外気を集合させることを特徴としている。このよ
うな外気の分流、集合によって、抵抗が集合のみの場合
に比べて大きくなり、音圧をより減衰させることができ
ると共に、分流による雨滴のふるい落とし、その後の集
合によるふるい落とされなかった霧状水分の水滴化を行
える。
【0017】請求項6の発明は、請求項1の流路断面積
変化手段が、流路方向成分を除外しつつ、流路断面積を
小さくして外気を集合させ、その後、流路断面積を小さ
くして外気を分流させることを特徴としている。このよ
うな外気の集合、分流によって、外気を集合させる場合
に比べて、さらに抵抗を大きくして音圧の減衰を図るこ
とができると共に、外気の集合による水滴化、さらに分
流による水滴化された雨滴のふるい落としを行える。
【0018】請求項7の発明は、請求項1の流路断面積
変化手段が、流路方向成分を除外しつつ、流路断面積を
小さくして外気を分流させ、その後流路断面積を小さく
して外気を集合させ、さらに流路断面積を小さくして外
気を分流させることを特徴とする。このような外気の分
流、集合、分流によって、外気の集合のみの場合に比べ
て抵抗を大きくでき、音圧をさらに減衰させることがで
きると共に、分流による雨滴のふるい落とし、集合によ
る水滴化、さらなる分流による雨滴のふるい落としを行
える。
【0019】請求項8の発明は、流路断面積が略矩形状
をなしており、請求項6の流路断面積変化手段が、絞り
部分と、第1の仕切り材と、第2の仕切り材とを含むこ
とを特徴としている。絞り部分は、短辺のうちの一辺近
傍で遮音板の一部を前板側に突出させたものである。第
1の仕切り材は、短辺のうちの他辺から長辺に沿って絞
り部分側に延びたものである。第2の仕切り材は、絞り
部分及び第1の仕切り材の下流側で、短辺のそれぞれに
対向しつつ、長辺に沿って延びたものである。
【0020】このような絞り部分と第1の仕切り材によ
って、絞り部分と第1の仕切り材との間に外気が集合
し、集合された外気は、第2の仕切り材によって分流す
ることになる。これにより、請求項6の作用と同様の作
用が得られる。さらに、絞り部分を用いたことによっ
て、部品点数を減らすことができる。
【0021】
【発明の効果】請求項1の発明は、流路断面積が外気の
流れに対して変化することで、抵抗が生じて音圧が減衰
し、遮音効果を向上させることができる。そして、流路
断面積が変化することで空気の流れが変化して、例えば
水滴化のような現象が生じ、前板と遮音板との間の外気
の流れに対して、重力の方が大きくなって落下するよう
な大きな雨滴が生じ易くなり、防雨効果も向上する。
【0022】請求項2の発明は、流路方向成分が除外さ
れながら外気が集合することで、吸気口から流路方向に
沿って直線的に直接本体内に吸引される外気が排除され
つつ、抵抗が生じることに伴う遮音効果と防雨効果を向
上させることができる。特に、集合することで水滴化が
生じて雨滴になり、霧状の水分のまま本体内に吸引され
ることが防止されて、防雨効果が向上する。
【0023】請求項3の発明は、略矩形状をなした流路
断面積の中心部分に外気を集合させる仕切り材を用いる
ことで、請求項2の発明の効果と同様の効果を得る。さ
らに、仕切り材によって、内部からの音は、反射・屈曲
して音圧が減衰し、遮音効果が向上すると共に、霧状の
水分は仕切り板に衝突して付着し、内部への浸入が防止
されて防雨効果が向上する。
【0024】請求項4の発明は、第1の仕切り材によっ
て略矩形状をなした流路断面の短辺側に外気が集合さ
れ、下流側の第2の仕切り材によって短辺の一辺側に外
気が集合されて、請求項2の発明の効果と同様の効果を
得る。又、第1の仕切り材と第2の仕切り材の集合部分
が短辺の異なる辺側であることから、第1の仕切り材か
ら第2の仕切り材に外気が流れる際に外気が大きく蛇行
するように屈曲し、水滴化された雨滴はふるい落とされ
ることになる。大きく屈曲することで、内部からの音に
対しても抵抗が生じ、音圧が減衰して減衰効果が向上す
る。さらに、第1の仕切り材と第2の仕切り材によっ
て、内部からの音は反射・屈曲して音圧が減衰して遮音
効果が向上し、霧状の水分は第1及び第2の仕切り材に
衝突して付着し、内部への浸入が防止されて防雨効果が
向上する。
【0025】請求項5の発明は、外気を分流、集合させ
ることで、内部からの音は、集合によって衝突を生じ、
分流によって屈曲するので、音圧が減衰し、遮音効果を
向上させることができる。又、外気の分流による水滴の
ふるい落とし、集合による水滴化された雨滴の落下が生
じて、防雨効果を向上させることができる。請求項6の
発明は、外気を集合、分流させるので、内部からの音
は、分流によって屈曲し、集合によって衝突して、音圧
が減衰して、遮音効果を向上させることができる。又、
外気の集合による霧状水分の水滴化、水滴化された雨滴
の落下を生じ、分流によるふるい落としを行えるので、
防雨効果を向上させることができる。
【0026】請求項7の発明は、外気の分流、集合、分
流を行うので、内部からの音は、屈曲、衝突、屈曲を行
うことになり、音圧が減衰し、遮音効果を向上させるこ
とができる。又、外気の分流により水滴のふるい落と
し、集合により水滴化、水滴化された雨滴の落下、分流
によるさらなるふるい落としが行えて、防雨効果を向上
させることができる。
【0027】請求項8の発明は、絞り部分と第1の仕切
り材とによって、外気の集合を行い、第2の仕切り材に
よって外気の分流を行うので、請求項6の発明の効果と
同様の効果が得られる。さらに、絞り部分は、新たな材
料を用いたものでなく、前板側に遮音板を突出させたも
のであるため、その分だけ部品点数を必要とせず、部品
点数の削減という効果が得られる。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は、実施の形態にかかる低騒
音化構造の給湯器の断面図であり、図2は、図1のII
−IIラインから見た給湯器内部の状態を示した図であ
る。図1及び図2を参照して、給湯器100は、内部に
内部機器101を有し、遮音板102が取付けられた前
板103が化粧板として取付けられる。内部機器101
として、給湯燃焼ファン104、風呂燃焼ファン105
や、循環ポンプ106がある。給湯燃焼ファン104及
び風呂燃焼ファン105は、外気を本体内に吸引するた
めのファンであり、風切音を生じる。循環ポンプ106
は、モータによって作動し、モータ音が生じる。その
他、給湯バーナ部107や風呂バーナ部108があり、
給湯バーナ部107は、給湯燃焼ファン104によって
吸引された外気を用いてガスを燃焼させ、風呂バーナ部
108は、風呂燃焼ファン105が吸引した外気を用い
てガスを燃焼させる。給湯バーナ部107及び風呂バー
ナ部108の作動時においても、バーナ音等の音が生じ
る。
【0029】尚、給湯バーナ部107には、前板103
側に突出した電極109が設けられている。又、給湯燃
焼ファン104の吸引は、給湯燃焼ファン吸引口104
aから行われ、風呂燃焼ファン105の吸引は、風呂燃
焼ファン吸引口105aから行われる。給湯バーナ部1
07で生じた排ガスは、上方に設けられた給湯バーナ用
排気口110から外部へ排出され、風呂バーナ部108
で生じた排ガスは、同様に風呂バーナ用排気口111か
ら外部へ排出される。
【0030】図3は、遮音板が取付けられた前板の状態
を示した図であり、図4は、前板を示した図である。図
3及び図4を用いて、前板について簡単に説明する。前
板103は、下方に吸気口112a〜dが形成され、上
方に開口113が形成された化粧板である。開口113
は、図2の給湯バーナ用排気口110及び風呂バーナ用
排気口111が嵌め込まれる穴であり。開口113と給
湯バーナ用排気口111、給湯バーナ用排気口110と
の間は、パッキンによってシールされている。ただし、
万一の場合に備えて雨が浸入した場合に、その雨を受け
るための雨受板114が、開口113の下側に取付けら
れている。
【0031】図5は、図3の遮音板のみを示した図であ
り、図6は、図5のVI−VIラインから遮音板を見た
図であり、図7は、VII−VIIライン断面図であ
り、図8は、VIII−VIIIライン断面図であり、
図9は、IX−IXライン断面図である。図3、図5か
ら図9を用いて、遮音板について説明する。遮音板10
2には、内部機器101から見て、左下方に第1の絞り
部分115が形成されている。又、遮音板102には、
第1の絞り部分115から上方に向かうにつれて、第1
の段差部116、第2の段差部117が形成されてい
る。第2の段差部117には、第1の絞り部分115の
ほぼ真上の位置に第3の絞り部分119が形成され、第
3の絞り部分119の右側に第2の絞り部分118が形
成されている。第1の絞り部分115、第1の段差部1
16、第2の段差部117、第2の絞り部分118、第
3の絞り部分119は、基準面に対して、前板103側
に突出させてへこませた形状であるが、これらは、内部
機器101の突出状態に合わせたものである。例えば、
第1の絞り部分115は、給湯燃焼ファン104の突出
形状に対応させたものであり、第2の絞り部分118や
第3の絞り部分119は、給湯バーナ部107の電極1
09の突出形状に対応させたものである。
【0032】尚、第1の絞り部分115及び第3の絞り
部分119は、遮音板102が前板103に取付けられ
た場合において、前板103と接触しないような数ミリ
の間隔が空くようなへこみ形状であるのに対して、第2
の絞り部分118は、前板103に接する位置までへこ
ませた形状である。遮音板102には、第1の絞り部分
115と右側に、第1の仕切り材120を取付けるため
のビス穴121a,bが形成されている。第1の仕切り
材120は、板状部分と直方体部部分とが一体となった
略L字状の部材であり、ビス122a,bがビス穴12
1a,bに嵌め込まれ、板状部分がネジ止めされること
で遮音板102と固定される。
【0033】第1の仕切り材120が取付けられる位置
の上方には、基準面に対し内部機器101突出させた形
状の突出部124が形成されている。さらに、遮音板1
02の最上部で、第1の絞り部分115と第1の仕切り
材120の間のほぼ中心位置には、第2の仕切り材12
3が取付けられている。尚、第2の仕切り材123は、
部材を溶接して取付けてもよく、プレス加工で一体的に
形成してもよい。
【0034】図3に示すように、このような遮音板10
2が前板103に取付けられるが、取付けの際に、第2
の絞り部分118、第1の仕切り材120の直方体部
分、第2の仕切り材123は、スポット溶接される。こ
れは、単に、前板103と接するだけでは、モータ等の
振動が遮音板102に伝わり、前板103と遮音板10
2との間で振動による衝突音が生じることがあり、これ
を防止するためである。逆に、第1の絞り部分115や
第3の絞り部分119のように接触しない場合にはに、
このことを考慮する必要がない。
【0035】以上のような遮音板102が取付けられた
前板103が、内部機器101前面に取付けられた場合
において、給湯器100が動作した場合について説明す
る。まず、遮音効果について説明する。例えば、給湯燃
焼ファン104、風呂燃焼ファン105、循環ポンプ1
06が動作することで、音が内部から外部に伝播する。
初めは、遮音板102によって、反射等され、その音圧
が減衰する。その後、減衰された音圧の音は、第2の仕
切り材123によって反射・屈曲される。反射・屈曲に
よって音圧が減衰し、減衰された音圧の音は、さらに、
第2の絞り部分118、第3の絞り部分119によって
反射・屈曲され、より音圧が減衰される。
【0036】第2の仕切り材123や第2の絞り部分1
18、第3の絞り部分119によって反射・屈曲され
ず、そのままの音圧で伝播する音であっても、第1の絞
り部分115、第1の仕切り材120があるため、これ
らにより、反射・屈曲され、音圧が減衰する。即ち、遮
音板102と前板103の間の空間において、直線的な
音の伝播が困難な状態となっているため、音は、反射・
屈曲し、その音圧が減衰された状態となって、吸気口1
12から外部に漏れ出る。このような音圧の減衰による
遮音効果は、遮音板102と前板103との間の空気の
流路断面積が、空気の流路方向(図では上下方向)に対
して、一定でなく、変化していることが原因である。従
って、第1の絞り部分115、第2の絞り部分118、
第3の絞り部分119で第1の仕切り材120、第2の
仕切り材123はもちろんのこと、第1の段差部11
6、第2の段差部117、突出部124も、遮音効果に
寄与している。
【0037】図10は、本発明の実施の形態にかかる給
湯器の遮音効果を示すためのグラフである。縦軸は騒音
レベル(dB)とし、横軸は周波数(Hz)としてい
る。丸を結んだ折れ線グラフは、図24に示した従来例
に近い給湯器のデータを示したものであり、三角を結ん
だ折線グラフは、図25に示した従来例に近い給湯器の
場合のデータを示したものであり、四角を結んだ折線グ
ラフは、図1に示した本発明の実施の形態にかかる給湯
器のデータを示したものである。
【0038】騒音レベルは、それぞれ順に50.7d
B、50.7dB、48.7dBとなった結果が得られ
た。本発明の実施の形態にかかる給湯器が最も遮音効果
が高い構造であることが実験により証明された。遮音板
を用いた従来例(三角を結んだグラフ)においては、1
25Hz付近の低周波と、2KHz以上の高周波は、遮
音板によりかなり騒音レベルが下がっていることが分か
るが、1KHz付近にピークを持ち、この点で本発明の
実施の形態にかかる給湯器(四角を結んだグラフ)に比
べて劣っていることが示されている。この1KHz付近
は、吸収材を用いても減衰されにくいレベルであり、こ
の1KHz付近が下がることで、トータルの騒音レベル
が下がっている。従って、遮音板に単に吸収材を取付け
て得られる遮音効果以上の効果が、本発明の実施の形態
にかかる給湯器によって得られている。
【0039】次に、本発明の実施の形態にかかる低騒音
化構造の給湯器によって、遮音効果の他に得られる防雨
効果について説明する。図11は、図3の前板と遮音板
とを模式的に示した図であり、第2の絞り部分118及
び第3の絞り部分119については第1の絞り部分11
5に含ませている。図12は、図11のXII−XII
ライン断面図であり、図13は、図11のXIII−X
IIIライン断面図である。
【0040】図12に示された本来の流路断面125a
は、矩形状をなしていたが、第2の仕切り材123によ
って、その断面積が小さくされている。即ち、短辺12
6a,bのそれぞれに対向し、かつ、長辺127a,b
に沿うようにして、中央位置に第2の仕切り材123が
設けられているため、第2の仕切り材123の面積分だ
け流路断面積は小さくなっている。しかも、第2の仕切
り材123が中心位置にあるため、下方から流れてくる
外気は、小さくなった断面積分だけ流速を上げながら左
右に分流する。
【0041】一方、図13に示された本来の流路断面1
25bにおいても、矩形状をなしていたが、第1の絞り
部分115と第1の仕切り材120によって、その断面
積が小さくされている。即ち、第1の絞り部分115
は、短辺128a近傍で、遮音板102が前板103側
に突出させて形成されたものであり、その分だけ、流路
断面積は小さくなっている。同様に、第1の仕切り材1
20は、短辺128bから短辺128a側(第1の絞り
部分115側)に長辺129a,bに沿って延びた部材
であるため、その面積分だけ流路断面積は小さくなって
いる。しかも、外気が流れることの可能な部分は、第1
の絞り部分115と第1の仕切り材120とによって中
心位置に限られ、その結果、外気は、小さくなった面積
分だけ流速を上げながら中心位置に集合する。
【0042】以上のような状況で、給湯燃焼ファン10
4や風呂燃焼ファン105が作動すると、吸気口112
から入った外気は、下方から上方へ向かって、即ち流路
方向に沿って流れようとする。ところが、第1の絞り部
分115及び第1の仕切り材120によって、外気は中
心位置に集合されるため、外気は、第1の絞り部分11
5及び第1の仕切り材120に衝突して水分を付着させ
ながら屈曲し、大きな雨滴はこの際にふるい落とされ
る。ふるい落とされない雨滴や霧状の水分は、集合位置
で他の雨滴や水分と衝突し合って水滴化して大きな雨滴
になる。大きくなり過ぎた雨滴は外気の流れによる力以
上に重力が大きくなり、落下する。
【0043】そして、落下しない雨滴を含む外気は、次
に第2の仕切り材123によって分流される。集合され
た外気が両側に分流されるため、この際に外気は、第2
の仕切り材に衝突して水分を付着させながら屈曲する。
従って、これによって、雨滴はふるい落とされる。この
ようにして、第2の仕切り材123を通過した外気は、
可能な限り水分が排除された状態となっており、防雨効
果が従来に比べて向上している。特に、屈曲、集合、分
流によって防雨効果が上がっているのみならず、第1の
絞り部分115、第1の仕切り材120、第2の仕切り
材123によって外気が衝突しているため、その際に水
分が付着し、排除されている。即ち、屈曲・集合・分流
だけでも効果はあるが、流路方向である上下方向に直線
的な外気の流れる部分が可能な限り排除されており、こ
の意味でも防雨効果が向上している。これは、模式的に
表した図11のみならず、図3に示した実施の形態にお
いても同様である。ちょうど直線的な外気の流れが排除
されるような仕切り板や絞り部が形成されている。
【0044】尚、このような第1の仕切り材120、第
2の仕切り材123、第1の絞り部分115を設けるこ
とによって、流路抵抗が従来に比べて上がっているた
め、ファンの吸引力等を上げなければならないという問
題が考えられるが、この点、図3に示した実施の形態で
は、突出部124によって流路断面積が大きくなってい
ることから、バランスをとるような工夫がなされてい
る。
【0045】図14、図15、図16、図17は、図1
1の他の例を示した図である。図14は、第1の絞り部
分115の代わりに、仕切り材130を用いている状態
を示した図であり、図15は、第1の仕切り材120の
代わりに、絞り部分131を用いた状態を示した図であ
り、図16及び図17は、仕切り材132a〜c,仕切
り材133a〜cのように、流路断面に対して傾斜して
取付けられる仕切り材を用いた状態を示した図である。
【0046】特に、図16及び図17に示すような、仕
切り材132a〜c,仕切り材133a〜cのような形
状にすることによって、屈曲、集合、分流のような外気
の流れの変化を大きくして、遮音効果及び防雨効果を向
上させることができる。図18は、仕切り材134aに
よって外気が分流、仕切り材134b,cによって外気
が集合をする状態を示した図であり、図14に示した状
態と逆の変化を与える場合を示している。このような状
態においても、まず分流することで、屈曲がおこり、水
滴のふるい落としが行われ、その後集合する際に屈曲が
おこり、集合により水滴化に伴う雨滴の落下がおこり、
防雨効果が向上している。遮音効果については同様であ
る。
【0047】図19は、仕切り材135aによって分
流、仕切り材135b,cによって集合、第2の仕切り
材123によって分流が行われ、より防雨効果を向上さ
せた場合を示した図である。この状態は、図14に示し
た状態と、図18に示した状態を組み合わせたものであ
る。即ち、仕切り材135aによる分流によってふるい
落としが行われ、ふるい落とせなかった霧状の水分が仕
切り材135b,cによって水滴化され、水滴化された
雨滴が落下し、第2の仕切り材123による分流によっ
て落下しなかった雨滴がふるい落とされる。このよう
に、より防雨効果が向上している。遮音効果について
も、同様に向上している。
【0048】図20は、仕切り材136a,bによって
集合する場合のみを示した図である。図11に示した実
施の形態のような遮音効果は見られないかもしれない
が、防雨効果の面から言えば、外気を集合させるのみで
も十分である。即ち、図20に示すように中心位置に集
合させることでも、外気は屈曲しつつ中心位置に集合す
るので、ふるい落としと水滴化による落下は行われる。
この場合に、下方から上方に向かって直線的に進行する
外気がありえるとも考えられるが、仕切り材136a側
からは中心に向かって外気が流れ、仕切り材130bか
らも中心側に向かって外気が流れるので、中心位置で
は、左右からの衝突により、外気がぶつかっている。従
って、単なる直線的な外気の流れは生じていないと考え
られる。防雨効果はこのような場合であっても十分だと
考えられる。但し、遮音効果についても、仕切り材13
0a,b自体の他、外気の衝突部分では音の干渉が生じ
ていると考えられ、従来例に比べれば向上している。
【0049】図21は、仕切り材136a,bの代わり
に仕切り材137a,bを用いた状態を示した図であ
る。仕切り材137a,bのように、単に中心位置に集
合させるような形状であっても、水滴化がおこり得るの
で、この点でも防雨効果は上がる。但し、この場合に
は、仕切り材136a,bのような屈曲によるふるい落
としの効果は少ないと考えられる。遮音効果について
も、従来例に比べれば、向上している。
【0050】図22は、外気を集合させて、大きく屈曲
できる場合を示した図である。短辺のうち一辺から他辺
に向けて延ばした仕切り材138aを取付け、その下流
側で短辺のうち他辺から一辺に向けて延ばした仕切り材
138bを取付ける。仕切り材130aによって小さく
なった流路断面の他辺側に外気が集合し、仕切り材13
8bによって小さくなった流路断面の一辺側に外気が集
合することで、外気は大きく蛇行するように屈曲する。
即ち、まず最初に仕切り材138aによって屈曲、集合
がおこり、その後大きな屈曲がおこり、仕切り材138
bによって集合、屈曲がおこるので、防雨効果は向上す
る。遮音効果についても同様である。
【0051】図23は、流路断面積を流路方向に対して
変化させる場合の他の例を示した図である。図23で
は、遮音板102を前板103に対して傾斜させて取付
けている。このように傾斜させることでも、従来に比べ
れば、抵抗が生じるため音圧の減衰による遮音効果が向
上し、L1の部分で外気が集合することになり防雨効果
も向上する。防雨効果は、単に、集合による水滴化とい
う効果のみではなく、下方では流速が遅いため水滴が落
下し易いという効果もある。
【0052】尚、実施の形態で示した仕切り材は、その
形状が限定されるものでない。直線的な形状のみなら
ず、例えば、曲線的な形状のものであってもよい。又、
仕切り材は、前板と遮音板との間を隙間なく取付けられ
ているが、絞り部分のように前板と仕切り材との間に隙
間が設けられていてもよく、逆に、前板に取付けられた
仕切り材と遮音板との間に隙間があってもよい。ただ
し、仕切り材が遮音板と前板の両者に接触するような大
きさであれば、絞り部分の場合と同様に、スポット溶接
等の対処をすることが好ましい。
【0053】さらに、実施の形態では、仕切り材、絞り
部分、複数の場合が示されているが、例えば図22に示
す仕切り材138a,bのうちいずれか一個であって
も、吸気口が、仕切り材のある側に設けられていれば、
効果は損なわれない。さらに、絞り部分については、遮
音板をへこませているが、これは前述のように器具との
形状の関係で工夫したものであるが、例えば、器具との
余裕があれば、前板をへこませて絞り部分を形成しても
よい。同じように、図13に示す突出部124を設け
ず、前板側を突出させて流路断面積を確保してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる低騒音化構造の給
湯器の断面図である。
【図2】給湯器の内部機器を示した図である。
【図3】遮音板が取付けられた前板の状態を示した図で
ある。
【図4】前板を示した図である。
【図5】図3の遮音板のみを示した図である。
【図6】図5のVI−VIラインから見た図である。
【図7】図5のVII−VIIライン断面図である。
【図8】図5のVIII−VIIIライン断面図であ
る。
【図9】図5のIX−IXライン断面図である。
【図10】本発明の実施の形態にかかる低騒音化構造の
給湯器の効果を説明するためのグラフである。
【図11】図3に示した前板と遮音板の模式図である。
【図12】図11のXII−XIIライン断面図であ
る。
【図13】図11のXIII−XIIIライン断面図で
ある。
【図14】図11に示した実施の形態の他の例を示した
図である。
【図15】図11に示した実施の形態のさらに他の例を
示した図である。
【図16】図11に示した実施の形態のさらに他の例を
示した図である。
【図17】図11に示した実施の形態のさらに他の例を
示した図である。
【図18】外気を分流し、集合させる場合を示した図で
ある。
【図19】外気を分流し、集合し、分流する場合を示し
た図である。
【図20】外気を単に集合させる場合を示した図であ
る。
【図21】図20に示した実施の形態の他の例を示した
図である。
【図22】外気を集合させて、大きく蛇行するように屈
曲させる場合を示した図である。
【図23】外気の流路断面積を流路方向に沿って変化さ
せる場合の他の例を示した図である。
【図24】防雨効果のみを考慮した場合の従来例を示し
た図である。
【図25】遮音効果を考慮しつつ、防雨効果も考慮した
従来例を示した図である。
【図26】図25に示した従来例における外気の流れを
示した給湯器の概略断面図である。
【符号の説明】
100・・・給湯器 102・・・遮音板 103・・・前板 112a〜d・・・吸気口 115,118,119,131・・・絞り部分 116,117・・・段差部 120,123,130,132a〜c,133a〜
c,134a〜c,135a〜c,136a,b,13
7a,b,138a,b・・・仕切り材 125a,b・・・流路断面 126a,b,128a,b・・・短辺 127a,b,129a,b・・・長辺 124・・・突出部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前板と、 前記前板の下部に形成された吸気口と、 前記前板に対向する遮音板と、 外気を前記吸気口から前記前板と前記遮音板との間を介
    して本体内に吸引するファンとを備えた給湯器であっ
    て、 前記前板と前記遮音板との間の流路断面積を外気の流れ
    に対して変化させる流路断面積変化手段を備えた、低騒
    音化構造の給湯器。
  2. 【請求項2】 前記流路断面積変化手段は、流路断面積
    を小さくして外気を流路方向成分を除外しつつ集合させ
    る、請求項1に記載の低騒音化構造の給湯器。
  3. 【請求項3】 流路断面は略矩形状をなしており、 前記流路断面積変化手段は、対向するように短辺のそれ
    ぞれから長辺に沿って中心側に延びた仕切り材を含む、
    請求項2に記載の低騒音化構造の給湯器。
  4. 【請求項4】 流路断面は略矩形状をなしており、 前記流路断面積変化手段は、 短辺のうち一辺から長辺に沿って他辺側に延びた第1の
    仕切り材と、 前記第1の仕切り材の下流側で短辺のうち他辺から長辺
    に沿って一辺側に延びた第2の仕切り材とを含む、請求
    項2に記載の低騒音化構造の給湯器。
  5. 【請求項5】 前記流路断面積変化手段は、流路方向成
    分を除外しつつ、流路断面積を小さくして外気を分流さ
    せ、その後、流路断面積を小さくして外気を集合させ
    る、請求項1に記載の低騒音化構造の給湯器。
  6. 【請求項6】 前記流路断面積変化手段は、流路方向成
    分を除外しつつ、流路断面積を小さくして外気を集合さ
    せ、その後、流路断面積を小さくして外気を分流させ
    る、請求項1に記載の低騒音化構造の給湯器。
  7. 【請求項7】 前記流路断面積変化手段は、流路方向成
    分を除外しつつ、流路断面積を小さくして外気を分流さ
    せ、その後、流路断面積を小さくして外気を集合させ、
    さらに、流路断面積を小さくして外気を分流させる、請
    求項1に記載の低騒音化構造の給湯器。
  8. 【請求項8】 流路断面は略矩形状をなしており、 前記流路断面積変化手段は、 短辺のうちの一辺近傍で前記遮音板の一部を前記前板側
    に突出させてへこました絞り部分と、 短辺のうちの他辺から長辺に沿って前記絞り部分側に延
    びた第1の仕切り材と、 前記絞り部分及び第1の仕切り材の下流側で、短辺のそ
    れぞれに対向しつつ、長辺に沿って延びた第2の仕切り
    材とを含む、請求項6に記載の低騒音化構造の給湯器。
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