JPH10185269A - 集合住宅用換気空調システム - Google Patents

集合住宅用換気空調システム

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Publication number
JPH10185269A
JPH10185269A JP34107596A JP34107596A JPH10185269A JP H10185269 A JPH10185269 A JP H10185269A JP 34107596 A JP34107596 A JP 34107596A JP 34107596 A JP34107596 A JP 34107596A JP H10185269 A JPH10185269 A JP H10185269A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
room
living room
exhaust
ventilation
air
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP34107596A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Shikanuma
芳彦 鹿沼
Masaaki Arai
公明 荒井
Kazuyoshi Aigami
和佳 相上
Shinichi Imai
伸一 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
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Publication date
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Publication of JPH10185269A publication Critical patent/JPH10185269A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダクト配管を不要とし、工事期間を短縮で
き、また、コストを低減できる集合住宅の換気空調シス
テムを提供する。 【解決手段】 便所3、居室5、居室8及び洗面脱衣所
9には、それぞれガラリ16を有するドア15がヒンジ
により開閉可能に設けられている。食堂台所兼居間1、
居室5、居室8及び居室11の各外壁には、それぞれグ
リルを有する給気口17が設けられ、また、納戸2、便
所3、洗面脱衣所9及び浴室10の各天井には、それぞ
れグリルを有する排気吸込口18が設けられている。天
井裏19の全体のスペースに連通して、天井裏19又は
屋外に排気ファン20を設置する。排気ファン20が作
動すると、4箇所の給気口17から流入した空気は、全
室を通過して4箇所の排気吸込口18から天井裏19へ
流出する。そして、排気ファン20により屋外へ排出さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集合住宅に使用す
る換気空調システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の集合住宅では、台所や浴室・便所
・洗面所等のサニタリーゾーンの排気を、天井裏にダク
ト配管を設置することにより行なっている。したがっ
て、台所のレンジフードの配管とサニタリーゾーンの配
管との少なくとも2本の配管が必要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の集合住宅では、
台所やサニタリーゾーンの換気設備は、整っているが、
各居室の換気は、必要量が確保されず、室内空気汚染・
結露・カビの発生等の弊害が生じている。
【0004】従来の集合住宅の天井裏に換気システムの
ダクト配管を設置しようとすると、天井裏の高さが低
く、また、スペースが狭いため、配管作業が繁雑であ
り、コストも高価となる。
【0005】そこで、本発明は、前記従来の集合住宅の
換気空調システムの欠点を改良し、ダクト配管を不要と
し、また、工事期間を短縮することができ、更に、コス
トを低減することができる集合住宅の換気空調システム
を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次の手段を採用する。
【0007】(1)外壁に対面した少なくとも一室に
は、グリル(格子状の口)等を有する給気口を設け、各
室のドアには、ガラリ(複数枚の羽板が平行に取付けら
れた開口部。よろい窓ともいう。)又はアンダーカット
を有する通気口を設け、少なくとも一室の天井には、グ
リル等を有する排気吸込口を設け、天井裏のスペースを
換気ダクトとして利用し、排気ファンにより換気する集
合住宅用換気空調システム。
【0008】(2)外壁に対面した少なくとも一室には
給気口を設け、各室のドアには通気口を設け、少なくと
も一室の内装壁には排気吸込口を設け、集合住宅のく体
(建築物の建具・造作・仕上・設備等を除いた部分。主
として強度を受持つ。)と内装壁の間隙を換気ダクトと
して利用し、排気ファンにより換気する集合住宅用換気
空調システム。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の二実施の形態例を図1と
図2を参照して説明する。
【0010】まず、本発明の第1実施の形態例を図1
(a)と(b)に示す。この集合住宅の間取は、食堂台
所兼居間1、納戸2、便所3、押入4、居室5、玄関
6、廊下7、居室8、洗面脱衣所9、浴室10、居室
(和室)11及びベランダ12から構成される。なお、
各室の内装壁13は、集合住宅のく体14に隣接する。
【0011】便所3、居室5、居室8及び洗面脱衣所9
には、それぞれガラリ16を有するドア15がヒンジに
より開閉可能に設けられている。食堂台所兼居間1、居
室5、居室8及び居室11の各外壁には、それぞれグリ
ルを有する給気口17が設けられ、また、納戸2、便所
3、洗面脱衣所9及び浴室10の各天井には、それぞれ
グリルを有する排気吸込口18が設けられている。
【0012】集合住宅の天井裏19の全体のスペースに
連通して、天井裏19又は屋外に排気ファン20を設置
する。
【0013】排気ファン20が作動すると、4箇所の給
気口17から流入した空気は、全室を通過して4箇所の
排気吸込口18から天井裏19へ流出する。そして、排
気ファン20により屋外へ排出される。
【0014】第1実施の形態例では、天井裏19の全体
のスペースをダクト配管として利用する。給気口17を
居室に、排気吸込口18をサニタリーゾーンに、それぞ
れ設けることにより、汚染空気を拡散させずに効率的に
換気することができる。また、給気量と排気量を、給気
口17と排気吸込口18にそれぞれ設けたシャッターの
開閉度の調節により、バランスさせる。更に、浴室9か
らの排気の湿度が所定値より高い場合には、浴室9の排
気吸込口18に湿気回収構造を設け、そのドレーンを浴
室10に流す。更に、床面積、居住人数、気象条件等に
応じて、排気ファン20の回転速度を増減し、排気総量
を調節する。
【0015】次に、本発明の第2実施の形態例を図2に
示す。この集合住宅の間取は、食堂台所兼居間21、納
戸22、便所23、居室24、玄関25、廊下26、居
室27、洗面脱衣所28、浴室29、居室(和室)30
及びベランダ31から構成される。
【0016】便所23、居室24、居室27及び洗面脱
衣所28には、それぞれガラリ又はアンダーカットを有
するドア32がヒンジにより開閉可能に設けられてい
る。食堂台所兼居間21、居室24、居室27及び居室
30の各外壁には、それぞれグリルを有する給気口33
が設けられ、また、納戸22、便所23及び浴室29の
各内装壁36には、それぞれグリルを有する排気吸込口
34が設けられている。
【0017】集合住宅のく体35と両側の内装壁36と
の間に間隙37,38が存在すれば、これを利用し、存
在しなければ、新たに間隙37,38を設置し、間隙3
7,38のベランダ31側に、それぞれ排気ファン3
9,40を設置する。
【0018】排気ファン39,40が作動すると、4箇
所の給気口33から流入した空気は、全室を通過して3
箇所の排気吸込口34から両側の間隙37,38へ流出
する。そして、排気ファン39,40により屋外へ排出
される。
【0019】第2実施の形態例では、集合住宅のく体3
5と両側の内装壁36との間の間隙37,38をダクト
配管として利用する。
【0020】第2実施の形態例の機能、処理及び操作
は、第1実施の形態例のそれらとほぼ同様である。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次の効果を奏することができる。
【0022】(1)ダクト配管が不要となり、簡素な構
造の集合住宅の換気空調システムを得ることができる。
【0023】(2)給排気経路が全室に渡る換気によ
り、臭気や湿気が各室に拡散することなく排出される。
【0024】(3)工事期間を短縮することができ、ま
た、コストを低減することもできる。
【0025】(4)排気ファンをベランダ等の屋外に設
置すれば、点検が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態例を示し、(a)は平
面図、(b)は(a)におけるA−A線断面図である。
【図2】本発明の第2実施の形態例の平面図である。
【符号の説明】
1,21 食堂台所兼居間 2,22 納戸 3,23 便所 4 押入 5,24 居室 6,25 玄関 7,26 廊下 8,27 居室 9,28 洗面脱衣所 10,29 浴室 11,30 居室(和室) 12,31 ベランダ 13,36 内装壁 14,35 く体 15,32 ドア 16 ガラリ 17,33 給気口 18,34 排気吸込口 19 天井裏 20,39,40 排気ファン 37,38 間隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今井 伸一 群馬県伊勢崎市寿町20番地 サンデン株式 会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外壁に対面した少なくとも一室には給気
    口を設け、各室のドアには通気口を設け、少なくとも一
    室の天井には排気吸込口を設け、天井裏のスペースを換
    気ダクトとして利用し、排気ファンにより換気すること
    を特徴とする集合住宅用換気空調システム。
  2. 【請求項2】 外壁に対面した少なくとも一室には給気
    口を設け、各室のドアには通気口を設け、少なくとも一
    室の内装壁には排気吸込口を設け、集合住宅のく体と内
    装壁の間隙を換気ダイトとして利用し、排気ファンによ
    り換気することを特徴とする集合住宅用換気空調システ
    ム。
JP34107596A 1996-12-20 1996-12-20 集合住宅用換気空調システム Withdrawn JPH10185269A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34107596A JPH10185269A (ja) 1996-12-20 1996-12-20 集合住宅用換気空調システム

Applications Claiming Priority (1)

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JP34107596A JPH10185269A (ja) 1996-12-20 1996-12-20 集合住宅用換気空調システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10185269A true JPH10185269A (ja) 1998-07-14

Family

ID=18343022

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34107596A Withdrawn JPH10185269A (ja) 1996-12-20 1996-12-20 集合住宅用換気空調システム

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JP (1) JPH10185269A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100598130B1 (ko) 2005-08-30 2006-07-07 (주)인트라글로리 여과환기시스템

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100598130B1 (ko) 2005-08-30 2006-07-07 (주)인트라글로리 여과환기시스템

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Effective date: 20040302