JPH10184988A - 弁体加熱装置 - Google Patents

弁体加熱装置

Info

Publication number
JPH10184988A
JPH10184988A JP8355772A JP35577296A JPH10184988A JP H10184988 A JPH10184988 A JP H10184988A JP 8355772 A JP8355772 A JP 8355772A JP 35577296 A JP35577296 A JP 35577296A JP H10184988 A JPH10184988 A JP H10184988A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
valve
valve body
temperature
heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8355772A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3366542B2 (ja
Inventor
Toshiaki Iwabuchi
俊昭 岩淵
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Benkan Corp
Original Assignee
Benkan Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Benkan Corp filed Critical Benkan Corp
Priority to JP35577296A priority Critical patent/JP3366542B2/ja
Publication of JPH10184988A publication Critical patent/JPH10184988A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3366542B2 publication Critical patent/JP3366542B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K49/00Means in or on valves for heating or cooling
    • F16K49/002Electric heating means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K3/00Gate valves or sliding valves, i.e. cut-off apparatus with closing members having a sliding movement along the seat for opening and closing
    • F16K3/30Details
    • F16K3/314Forms or constructions of slides; Attachment of the slide to the spindle
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K51/00Other details not peculiar to particular types of valves or cut-off apparatus
    • F16K51/02Other details not peculiar to particular types of valves or cut-off apparatus specially adapted for high-vacuum installations

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lift Valve (AREA)
  • Sliding Valves (AREA)
  • Details Of Valves (AREA)
  • Thermistors And Varistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体製造装置用のゲートバルブのゲートや
バタフライバルブのフラッパーなどを加熱するにおい
て、熱電対や温度コントローラを不要にして加熱温度を
一定にでき、また接触不良や断線を無くして接触信頼性
を高くし、薄形ヒータとした場合でも250℃程度まで
使用でき、しかも半永久的に使用できてネンテナンス不
要とした長寿命の弁体加熱用ヒータを提供する。 【解決手段】 ゲートバルブのゲート2やバタフライバ
ルブのフラッパー26に、自己制御温度100℃以上の
高温用サーミスタヒータに電線を高温ハンダ付け又はろ
う付けした加熱用ヒータ5や28を内蔵する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弁体加熱用ヒータ
に係り、特に半導体製造装置用のゲートバルブのゲート
やバタフライバルブのフラッパーなどの加熱用ヒータに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体製造装置用のゲートバルブのゲー
トやバタフライバルブのフラッパーは、反応ガスが触れ
る部位で使用される場合、生成物が付着しないように加
熱制御される。加熱制御は、ゲートやフラッパーにシー
ズヒータやカートリッジヒータを埋め込み、熱電対で温
度制御している。
【0003】ところで、シーズヒータやカートリッジヒ
ータは、細いニクロム線を使用している為、ニクロム線
の太さのばらつきにより寿命がさまざまで不良品の選別
が不可能である。また、温度を一定にするのに熱電対や
温度コントローラが必要であった。さらに、シーズヒー
タやカートリッジヒータは、溶接シール構造で内蔵する
為、断線した場合、ヒータのみの交換が不可能で、溶接
ユニット部品全ての交換となるので、寿命が短く、且つ
不経済である。
【0004】他方、機器の加熱制御にサーミスタヒータ
を用いることが行われているが、サーミスタヒータは、
セラミック自体が発熱する構造であるため、セラミック
に銀電極やニッケル電極及びハンダ電極等をめっきし、
電線をスプリングなどによる荷重で接触させている。こ
のようにサーミスタヒータは、接触による電線取り付け
方式である為、250℃程度まで使用できる薄形ヒータ
は無く、電線接触部の信頼性もよくないので、半導体製
造装置用のゲートバルブのゲートやバタフライバルブの
フラッパーには使用できなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、熱電
対や温度コントローラを不要にして加熱温度を一定にで
き、また、接触不良や断線を無くして接触信頼性を高く
し、薄形ヒータとした場合でも250℃程度まで使用で
き、しかも半永久的に使用できてメンテナンス不要とし
た長寿命の弁体加熱用ヒータを提供しようとするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の弁体加熱用ヒータの1つは、ゲートバルブの
弁体に内蔵された加熱用ヒータが、自己制御温度100
℃以上の高温用サーミスタヒータに、電線を高温ハンダ
付け又はろう付けしたものであることを特徴とするもの
である。
【0007】この弁体加熱用ヒータに於けるゲートバル
ブの弁体に内蔵された高温用サーミスタヒータ及び電線
は、ホットプレートの表面に形成されたヒータ溝及び電
線溝に装着され、さらに電線が弁体のステムの軸中心部
に設けられた透孔に貫通されて外部に導出され、ホット
プレートの表面にシールプレートが全周シール溶接され
て高温用サーミスタヒータが完全密閉された上、シール
プレートの表面にゲートが脱着可能にホットプレートの
背面からボルト締めされていることが好ましい。
【0008】本発明の弁体加熱用ヒータの他の1つは、
バタフライバルブの弁体に内蔵された加熱用ヒータが、
自己制御温度100℃以上の高温用サーミスタヒータ
に、電線を高温ハンダ付け又はろう付けしたものである
ことを特徴とするものである。
【0009】この弁体加熱用ヒータに於けるバタフライ
バルブの弁体に内蔵された高温用サーミスタヒータ及び
電線は、フラッパーの裏面から内部に削設された円形凹
部に装着され、さらに電線が前記円形凹部からフラッパ
ーの下部軸に設けられた透孔に貫通されて外部に導出さ
れ、フラッパーの円形凹部の開口部にキャップが嵌合溶
接されて、高温用サーミスタヒータが完全密閉されてい
ることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の弁体加熱用ヒータの一実
施形態を半導体製造装置用ゲートバルブの場合について
説明する。図1、図2において、1はボディ、2はボデ
ィ1の前面側に設けられた流路口3を開閉するゲート
で、表面周縁部にフッ素ゴム製Oリング4が備えられ、
裏面側に後述する本発明の加熱用ヒータ5が内蔵され
る。ゲート2の上縁中央に接続されたステム6は、ボデ
ィ1の上面に固設されたボンネット7の中央透孔8の下
側周縁にフランジ9が固設されて立設されたベローズ1
0に挿通の上、ベローズ10の上端に結合されたステム
ホルダー11に支持されている。ベローズ10は外周側
にシーズヒータ12及び熱電対13を備えている。ステ
ムホルダー11は前記ボンネット7上の左右両側に立設
されたシリンダー14の駆動により上下動し、これによ
りステム6及びゲート2が上下動してゲートバルブが開
閉するようになっている。
【0011】然して、上記の半導体製造装置用ゲートバ
ルブに於けるゲート2の裏面側に内蔵される本発明の加
熱用ヒータ5は、次のように構成した。即ち、図3に示
すようにゲート2の裏面側の同じ大きさのホットプレー
ト15の表面に4個の円形のヒータ溝16を形成し、且
つこのヒータ溝16を上下で連絡するように水平な電線
溝17を形成し、さらに上下の電線溝17を中央で連絡
するように垂直な電線溝17′を形成した上、この各ヒ
ータ溝16及び電線溝17、17′に、自己制御温度
(スイッチング温度)100℃以上の高温用サーミスタ
ヒータとこれに高温ハンダ付け又はろう付けした電線
を、本例の場合、図4の(a)、(b)に示すようにス
イッチング温度200℃±5℃の縦30mm、横22.
5mm、厚さ1mmの薄形矩形のPTCサーミスタ(チ
タン酸バリウムを主成分とした酸化物半導体セラミック
スで、温度の上昇に対し、正の抵抗値変化をする特徴を
有する)18の上下縁に、電線として線径0.6mmの
ハンダめっき線19を融点300℃以上の高温ハンダ付
けし、PTCサーミスタ18の両面にシリコン接着剤2
0にてアルミナ絶縁板21を接着してなるものを、図5
に示すように夫々シリコン接着剤にて接着して装着する
と共にハンダめっき線19同士を電線溝17内で結合
し、さらに上下のハンダめっき線19に結合したリード
用ハンダめっき線19′を電線溝17′を経由してステ
ム6の軸中心部に設けた透孔22に貫通して外部に導出
し、ホットプレート15の表面に図6に示すようにシー
ルプレート23を全周シール溶接してPTCサーミスタ
18を完全密閉し、このシールプレート23の表面に図
7に示すようにゲート2を脱着可能にホットプレート1
5の背面からボルト24にて締め付けて、加熱用ヒータ
5を構成した。
【0012】次に本発明の弁体加熱用ヒータの他の実施
形態を半導体製造装置用バタフライバルブの場合につい
て説明する。図8において、25はボディ、26はボデ
ィ25に設けられた流路27を開閉するフラッパーで、
裏面側に後述する本発明の加熱用ヒータ28が内蔵され
る。フラッパー26の上部軸29と下部軸30はボディ
25の筒状支持部31、31′に回転可能に支持されて
いる。上部軸29にはボディ25の筒状支持部31の上
方に立設したボンネット32内に回転可能に挿通したス
テム33が連繋され、このステム33がアクチュエータ
34により正逆回転され、フラッパー26が開閉される
ようになっている。下部軸30はボディ25の筒状支持
部31′の下方に垂設したボンネット35内に回転可能
に挿通されて、その下端にキャップ36が嵌着固定され
ている。
【0013】然して、上記半導体製造装置用バタフライ
バルブに於けるフラッパー26の裏面側に内蔵される本
発明の加熱用ヒータ28は次のように構成した。即ち、
図9に示すようにフラッパー26の裏面から内部に円形
凹部37を削設し、この円形凹部37から下部軸30の
中心に透孔38を貫設し、前記円形凹部37に、図10
に示すように前記実施形態と同じPTCサーミスタ18
の左右両側縁に、ハンダめっき線19を融点300℃以
上の高温ハンダ付けし、PTCサーミスタ18の両面に
シリンコン接着剤20にてアルミナ絶縁板21を接着し
てなるものを、図11に示すようにシリコン接着剤にて
接着して装着すると共に左右両側のハンダめっき線19
を一緒に下部軸30の透孔38に貫通して外部に導出
し、フラッパー26の円形凹部37の開口部に図12に
示すようにキャップ39を嵌合溶接して、PTCサーミ
スタ18を完全密閉し、加熱用ヒータ28を構成した。
【0014】上記各実施形態に示す本発明の弁体加熱用
ヒータを備えた半導体製造装置用ゲートバルブやバタフ
ライバルブは、例えばCVD装置の反応炉とロードロッ
ク室の仕切りに用いられ、ゲートバルブのゲート2やバ
タフライバルブのフラッパー26は、裏面側に内蔵され
た加熱用ヒータ5や28により加熱し、ゲート2やフラ
ッパー26にCVD装置に反応炉で生成した反応生成物
が付着しないようにする。
【0015】このようにゲート2やフラッパー26を加
熱する加熱用ヒータ5や28は、自己制御温度(スイッ
チング温度)100℃以上の高温用サーミスタヒータ
に、電線を高温ハンダ付け又はろう付けしてなるもので
あるから、自己温度制御により加熱温度を一定にできて
熱電対や温度コントローラは不要であり、電線が高温ハ
ンダ付け又はろう付けされていることにより、接触不良
や断線が無くて、接触信頼性が高いものとなる。また、
加熱用ヒータ5や28は、ゲート2やフラッパー26に
完全密閉されて内蔵されているので、ガス流路に露出せ
ず、従って大気圧から真空圧への圧力変化があってもゲ
ート2やフラッパー26は均一に加熱されて、局部的に
反応生成物が付着するようなことがない。さらに、前述
のように接触不良や断線が無いので、半永久的に使用で
き、これにより交換や補修が不可能な場所での使用が可
能となり、メンテナンス不要の長寿命の弁体加熱用ヒー
タとなる。また、実施形態に示されるように弁体加熱用
ヒータを薄形矩形のPTCサーミスタの側縁にハンダメ
ッキ線を高温ハンダ付けした形状とした場合でも250
℃程度まで使用でき、しかもヒータの厚みを3mm程度
にできるので、小型の機器にも組み込みできる。
【0016】
【発明の効果】以上の説明で判るように本発明の弁体加
熱用ヒータは、熱電対や温度コントローラを不要にして
弁体加熱温度を一定にできる。また、接触不良や断線が
無くて、接触信頼性が高く、且つ半永久的に使用でき
て、メンテナンス不要で長寿命である。さらに、薄形ヒ
ータとした場合でも250℃程度まで使用でき、しかも
ヒータの厚みを3mm程度にできて、小型機器にも組み
込める。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の弁体加熱用ヒータを備えた半導体製造
装置用ゲートバルブの開状態の要部縦断正面図である。
【図2】図1の要部縦断側面図である。
【図3】図1のゲートバルブのゲートの裏面側のホット
プレートの表面形状を示す正面図である。
【図4】本発明の弁体加熱用ヒータを構成するPTCサ
ーミスタとこれに接続したハンダめっき線を示すもの
で、(a)は正面図、(b)は縦断面図である。
【図5】図4のPTCサーミスタとこれに接続したハン
ダめっき線を図3のホットプレートの表面のヒータ溝と
電線溝に装着し、さらにハンダめっき線をゲートのステ
ムの透孔に貫通して外部に導出した状態を示す縦断面図
である。
【図6】図5のホットプレートの表面にシールプレート
を全周シール溶接してPTCサーミスタを完全密閉した
状態を示す正面図である。
【図7】図6のシールプレートの表面にゲートを脱着可
能に取り付けた状態を示す要部縦断側面図である。
【図8】本発明の弁体加熱用ヒータを備えた半導体製造
装置用バタフライバルブの閉状態の要部縦断側面図であ
る。
【図9】図8のバタフライバルブのフラッパーの縦断側
面図である。
【図10】図9のフラッパーの内部に装着するPTCサ
ーミスタとこれに接続したハンダめっき線を示す一部破
断正面図である。
【図11】図9のフラッパーの円形凹部と下部軸の透孔
に図10のPTCサーミスタとこれに接続したハンダめ
っき線を装着した状態を示す縦断背面図である。
【図12】図11のフラッパーの円形凹部の開口部にキ
ャップを嵌合溶接してPTCサーミスタを完全密閉した
状態を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
2 ゲート 5 加熱用ヒータ 6 ステム 15 ホットプレート 16 ヒータ溝 17、17′ 電線溝 18 PTCサーミスタ 19、19′ ハンダめっき線 22 透孔 23 シールプレート 24 ボルト 26 フラッパー 28 加熱用ヒータ 30 下部軸 37 円形凹部 38 透孔 39 キャップ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年2月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 弁体加熱装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バルブの弁体を加
熱するための装置、特に、半導体製造装置用のゲートバ
ルブやバタフライバルブの弁体を加熱するために用いる
のに適する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体製造装置用のゲートバルブやバタ
フライバルブの弁体であるゲートやフラッパーは、反応
ガスが触れる部位で使用される場合、反応生成物が付着
しないように加熱制御される。具体的には、ゲートやフ
ラッパーにシーズヒータやカートリッジヒータを埋め込
み、熱電対等を用いた温度コントローラで温度制御して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、シーズヒー
タやカートリッジヒータは、細いニクロム線を使用して
いる為、ニクロム線の太さのばらつきにより寿命がさま
ざまで、不良品の選別も不可能である。また、シーズヒ
ータやカートリッジヒータは、温度を一定にするのに熱
電対等を用いた温度コントローラを必要とする。さら
に、シーズヒータやカートリッジヒータは、ゲートバル
ブやバタフライバルブのボディの内部に対して閉鎖し得
るようにゲートやフラッパーにシールプレート等の溶接
によるシール状態に被覆して取付ける為、断線した場
合、ヒータのみの交換が不可能で、溶接ユニット部品全
ての交換となるので、寿命が短く、且つ不経済である。
【0004】一方、機器の加熱制御にサーミスタを用い
たヒータも利用されているが、このサーミスタを用いた
ヒータは、セラミック自体が発熱する構造であるため、
セラミックに銀電極、ニッケル電極、ハンダ電極等をめ
っきし、この電極に導線をスプリングなどによる荷重で
接触させている。このようにサーミスタヒータは、接触
による導線接続方式である為、250℃程度まで使用で
きる薄形ヒータは無く、導線接触部の信頼性もよくない
ので、半導体製造装置用のゲートバルブのゲートやバタ
フライバルブのフラッパーには使用できなかった。
【0005】本発明の目的は、温度コントローラを不要
にして加熱温度を一定にでき、また、接触不良や断線を
無くして接触信頼性を高くし、薄形ヒータとした場合で
も250℃程度まで使用でき、しかも半永久的に使用で
きてメンテナンスを不要とした長寿命の弁体加熱装置を
提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の弁体加熱装置は、自己制御温度が100℃以
上の高温用のサーミスタを用いたヒータ本体部、前記サ
ーミスタの電極に高温用ハンダによりハンダ付けされ、
若しくはろう付けされた導線を有する弁体加熱用ヒータ
と、この弁体加熱用ヒータをバルブのボディの内部に対
して閉鎖した状態で前記バルブの弁体を加熱し得るよう
に内蔵する内蔵手段とを備えたものである。
【0007】前記バルブがゲートバルブである場合、前
記弁体加熱用ヒータの内蔵手段として、前記弁体を交換
可能に取付けるための弁体ホルダに形成され、前記弁体
加熱用ヒータを収納する収納部と、前記弁体ホルダに連
結されたステムに形成され、前記弁体ホルダに収納され
た弁体加熱用ヒータの導線の延出部を外部に導出する孔
と、前記収納部に前記弁体加熱用ヒータが収納された状
態で前記弁体ホルダに全周がシール状態に溶接されて前
記弁体加熱用ヒータを前記ゲートバルブのボディの内部
に対して閉鎖した密閉状態に被覆するシールプレート
と、このシールプレートに前記弁体の裏面を重ねた状態
で前記弁体を前記シールプレート及び弁体ホルダに着脱
可能に取付ける締着具とを備えることができる。そし
て、このゲートバルブにあっては、前記弁体加熱用ヒー
タが複数個のヒータ本体部のサーミスタを導線により並
列状態に接続して構成され、弁体ホルダの長手方向に沿
って複数箇所に形成された凹所に前記各ヒータ本体部が
収納され、前記凹所間を連通する溝に前記導線が収納さ
れるのが好ましい。
【0008】前記バルブがバタフライバルブである場
合、前記弁体加熱用ヒータの内蔵手段として、前記弁体
の裏面側に形成され、前記弁体加熱用ヒータを収納し得
る凹所と、この凹所に連通され、前記弁体からアクチュ
エータとは反対側に延びる軸に形成され、前記弁体加熱
用ヒータの導線の延出部を外部に導出する孔と、前記弁
体の裏面に前記凹所を閉鎖するように全周がシール状態
に溶接されて前記弁体加熱用ヒータを前記バタフライバ
ルブのボディの内部に対して閉鎖した密閉状態に被覆す
るキャップとを備えることができる。
【0009】前記のように本発明によれば、自己制御温
度(スイッチング温度)が100℃以上の高温用のサー
ミスタの電極に導線を高温用ハンダによりハンダ付け、
若しくはろう付けした弁体加熱用ヒータを用いている。
したがって、熱電対等を用いた温度コントローラを不要
にして弁体加熱温度をほぼ一定に保つことができ、ま
た、接触不良や断線が無くて、接触信頼性が高く、且つ
半永久的に使用できる。さらに、薄形ヒータとした場合
でも250℃程度まで使用することができ、しかもヒー
タの厚みを3mm程度にできる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。まず、本発明の第1の実
施形態として、半導体製造装置用のゲートバルブに適用
した例について説明する。
【0011】ゲートバルブの概略について説明すると、
図1、図2に示すように、ボディ1内に弁体(ゲート)
2が設けられ、この弁体2によりボディ1の正面側に形
成された流路口3が開閉される。弁体2の表面側周縁部
にフッ素ゴム製のシール部材4が設けられ、弁体2によ
り流路口3を閉じる際、シール部材4がボディ1におけ
る流路口3の周縁部に圧接されて密閉されるようになっ
ている。ステム6の下端が弁体ホルダ15の上縁中央部
に連設され、弁体2が弁体ホルダ15等に対してボルト
24により着脱可能に、即ち、交換可能に取付けられて
いる。ステム6はボディ1の上部に位置するボンネット
7の中央部に形成された透孔8から外方へ突出されてい
る。
【0012】ボンネット7上にはステム6の両側におい
てエアシリンダ14が取付けられている。各エアシリン
ダ14におけるシリンダ14aの内側対向位置には垂直
方向に案内溝14bが形成されている。案内溝14bに
はステムホルダ11の両側で回転可能に軸支されたロー
ラ11aが昇降可能に、且つ回転可能に支持されてい
る。ステムホルダ11にはステム6の上部が一体的に昇
降可能に、且つローラ11aを中心として一体的に回転
し得るように連結されている。ステム6の上端部と流体
圧シリンダ装置14のピストンロッド14cの上端部と
は連係手段(図示省略)により連係されている。ボンネ
ット7における透孔8の内側周縁に支持部材9が取付け
られ、ステム6におけるステムホルダ11の下面外周に
支持部材6aが取付けられ、これら支持部材9と支持部
材6aにステム6の外周においてベローズ10の下端と
上端が連結され、ボディ1内が気密に保たれている。
【0013】而して、エアシリンダ14のピストンロッ
ド14cを後退させる(縮める)ことにより、ステムホ
ルダ11のローラ11aが案内溝14bに案内され、ス
テムホルダ11、ステム6、弁体ホルダ15、弁体2等
が下降される。図2に示すように、弁体2が流路口3に
対向した状態で更にピストンロッド14cが後退される
と、連係手段によりステムホルダ11、ステム6、弁体
ホルダ15、弁体2等が案内溝14bに支持されている
ローラ11aを中心として回動され、弁体2により流路
口3が閉塞される。これとは逆に、エアシリンダ14の
ピストンロッド14cを前進(伸長)させることによ
り、上記とは逆に、連係手段によりステムホルダ11、
ステム6、弁体ホルダ15、弁体2等がローラ11aを
中心として回動されて弁体2が流路口3から離れ、続い
て、ステムホルダ11のローラ11aが案内溝14bに
案内され、ステムホルダ11、ステム6、弁体ホルダ1
5、弁体2等が上昇され、流路口3が開放される。
【0014】ベローズ10の外周にはシーズヒータ12
が設けられ、ステムホルダ11にはシーズヒータ12の
外側において熱電対等を用いた温度コントローラ13が
設けられている。そして、シーズヒータ12は温度コン
トローラ13により加熱温度がほぼ一定となるように制
御される。
【0015】弁体2の背面側において弁体加熱用ヒータ
5がボディ1の内部に対して閉鎖した状態で弁体2を加
熱し得るように内蔵される。弁体加熱用ヒータ5は自己
制御温度が100℃以上の高温用のサーミスタを用いた
ヒータ本体部と、前記サーミスタの電極に高温用ハンダ
によりハンダ付けされ、若しくはろう付けされた導線と
を有している。弁体加熱用ヒータ5の一例としてPTC
(positivetemperature coef
ficient)ヒータが用いられている。PTCヒー
タについて具体的に説明すると、図3ないし図5に示す
ように、PTCサーミスタ(チタン酸バリウムを主成分
とする酸化物半導体セラミックスで、温度の上昇に対
し、正の抵抗値変化をする特徴を有する)18はスイッ
チング温度200℃±5℃で扁平矩形状(例えば、縦3
0mm、横22.5mm、厚さ1mm)に形成され、こ
のPTCサーミスタ18が複数個(図示例では4個)用
いられ、各PTCサーミスタ18が所望間隔で並列さ
れ、両側の電極18aにハンダめっき線から成る導線
(例えば、線径が0.6mm)19が融点300℃以上
の高温ハンダによりハンダ付けされ、各PTCサーミス
タ18が導線19により並列に接続されている。各PT
Cサーミスタ18の両側扁平面にはアルミナ製の絶縁板
21がシリコン接着剤20により接着され、例えば、
2.7mmの厚さに形成されている。
【0016】前記弁体ホルダ15はステンレス製で、図
3、図5に示すように、表面側に長手方向に沿って4個
の円形の収納用凹所16が形成され、各収納用凹所16
の上端部間、下端部間をそれぞれ連通する水平方向の収
納用溝17が形成され、上下の収納用溝17を中央部で
連通する垂直方向の収納用溝17aが形成されている。
収納用溝17aはステム6に軸心方向に沿って形成され
た透孔22に連通されている。
【0017】弁体加熱用ヒータ5のPTCサーミスタ1
8等から成るヒータ本体部が収納用凹所16に収納さ
れ、上下の導線19が各収納用溝17が収納され、上下
の導線19の中央部間に接続されたリード用導線19a
が収納用溝17aに収納されるとともに、ステム6の透
孔22に挿通されて外部に導出されている。弁体ホルダ
15の表面には図6に示すように、ステンレス製のシー
ルプレート23が重ねられ、これら弁体ホルダ15とシ
ールプレート23の全周がシール状態に溶接されてい
る。したがって、弁体加熱用ヒータ5はステム6の透孔
22によって大気中に開放されているが、ボディ1の内
部に対しては閉鎖した完全な密閉状態に被覆されてい
る。
【0018】前記弁体2はステンレス製、若しくはアル
ミニウム製で、その裏面が図2、図7に示すようにシー
ルプレート23の表面上に重ねられ、シールプレート2
3及び弁体ホルダ15に弁体ホルダ15の裏面側からボ
ルト24により着脱可能に取付けられ、交換可能となっ
ている。
【0019】次に、本発明の第2の実施形態として、半
導体製造装置用のバタフライバルブに適用した例につい
て説明する。
【0020】バタフライバルブの概略について説明する
と、図8に示すように、ボディ25内に弁体(フラッパ
ー)26が設けられ、弁体26の上部軸29はステム3
3に連係され、上部軸29及びステム33がボディ25
の筒状支持部31及びその上方に固定されたボンネット
32に回転可能に支持されている。弁体26の下部軸3
0はボディ25の筒状支持部31及びその下方に固定さ
れたボンネット35に回転可能に支持されている。ステ
ム33の上方突出部がアクチュエータ34に連係されて
いる。而して、アクチュエータ34の駆動によりステム
33、弁体26等が正逆回転されることにより、ボディ
25の流路27が開閉されるようになっている。
【0021】弁体加熱用ヒータ28は前記弁体加熱用ヒ
ータ5と基本的構成については同様であるが、1個のヒ
ータ本体部を用いた点及びその大きさにおいて異なる。
すなわち、図10、図11に示すように、PTCサーミ
スタ18はスイッチング温度200℃±5℃で扁平矩形
状に形成され、このPTCサーミスタ18の両側の電極
18aにハンダめっき線から成る導線19が融点300
℃以上の高温ハンダによりハンダ付けされ、PTCサー
ミスタ18の両側扁平面にアルミナ製の絶縁板21がシ
リコン接着剤(図示省略)により接着されている。
【0022】前記弁体26はステンレス製で、図8、図
9、図11、図12に示すように、裏面側に円形の収納
用凹所37が形成され、弁体26からアクチュエータ3
4とは反対側に延びる下部軸30に軸心方向に沿って収
納用凹所37に連通する透孔38が形成されている。
【0023】弁体加熱用ヒータ28のPTCサーミスタ
18等から成るヒータ本体部が弁体26の収納用凹所3
7に収納され、導線19が収納用凹所37から透孔38
に挿通されて外部に導出されている。ボンネット35の
下端にはキャップ36が取付けられている。弁体26の
裏面の収納用凹所37にこの収納用凹所37を閉塞する
ようにステンレス製のキャップ39が嵌合され、弁体2
6の収納用凹所37とキャップ39の全周がシール状態
に溶接されている。したがって、弁体加熱用ヒータ28
は下部軸30の透孔38によって大気中に開放されてい
るが、ボディ25の内部に対しては閉鎖した完全な密閉
状態に被覆されている。
【0024】上記各実施形態に示す弁体加熱用ヒータ
5、若しくは28を備えた半導体製造装置用ゲートバル
ブ、若しくはバタフライバルブは、例えば、CVD装置
の反応炉とロードロック室の仕切りに用いられ、ゲート
バルブの弁体2、若しくはバタフライバルブの弁体26
は、裏面側に内蔵された弁体加熱用ヒータ5、若しくは
28により加熱され、弁体2、若しくは26にCVD装
置の反応炉で生成した反応生成物が付着しないようにす
る。また、ゲートバルブにおいては、ベローズ10の外
周に設けたシーズヒータ12による加熱によりベローズ
10に反応生成物が付着するのを防止することができ
る。
【0025】前記各実施形態のように弁体2、若しくは
26を加熱する弁体加熱用ヒータ5、若しくは28は、
自己制御温度(スイッチング温度)100℃以上の高温
用のサーミスタヒータ18の電極18aに導線19を高
温ハンダによるハンダ付け、若しくはろう付けしてなる
ものであるから、自己温度制御により加熱温度を一定に
できて熱電対等を用いた温度コントローラは不要であ
り、また導線19の接触不良や断線が無くて、接触信頼
性が高いものとなる。また、弁体加熱用ヒータ5、若し
くは28は、弁体2、若しくは26を加熱し得る状態で
ボディ1、若しくは25の内部に対して閉鎖した状態で
内蔵されているので、ガス流路に露出せず、従ってボデ
ィ1、若しくは25の内部で大気圧から真空圧への圧力
変化があっても弁体2、若しくは26は弁体加熱用ヒー
タ5、若しくは28により均一に加熱されて、局部的に
反応生成物が付着するようなことがない。さらに、前述
のように導線19の接触不良や断線が無いので、半永久
的に使用でき、これにより交換や補修が不可能な場所で
の使用が可能となり、メンテナンス不要の長寿命の弁体
加熱装置を得ることができる。また、各実施形態に示さ
れるように弁体加熱用ヒータ5、若しくは28を薄形矩
形のPTCサーミスタ18の側縁にハンダメッキ線を高
温ハンダ付けした形状とした場合でも250℃程度まで
使用でき、しかもヒータ本体部の厚みを3mm程度にで
きるので、小型のバルブにも組み込むことができる。
【0026】なお、前記第1の実施形態の弁体加熱用ヒ
ータ5においては、PTCサーミスタ18を用いた複数
個のヒータ本体部を導線19により並列接続している
が、ヒータ本体部は細長く形成すれば1個でもよい。ま
た、本発明は種々の弁体駆動機構のバルブに適用するこ
とができる。このほか、本発明は、その基本技術思想を
逸脱しない範囲で種々設計変更することができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、自
己制御温度(スイッチング温度)が100℃以上の高温
用のサーミスタの電極に導線を高温用ハンダによりハン
ダ付け、若しくはろう付けした弁体加熱用ヒータを用い
ている。したがって、熱電対等を用いた温度コントロー
ラを不要にして弁体加熱温度をほぼ一定に保つことがで
き、また、接触不良や断線が無くて、接触信頼性が高
く、且つ半永久的に使用できる。このようにメンテナン
ス不要で長寿命であり、しかも、経済的である。さら
に、薄形ヒータとした場合でも250℃程度まで使用す
ることができ、しかもヒータの厚みを3mm程度にでき
て、バルブの小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における弁体加熱装置
の適用例である半導体製造装置用のゲートバルブを示
し、弁開状態の要部破断正面図
【図2】同弁体加熱装置を同ゲートバルブに適用した要
部の破断側面図
【図3】同弁体加熱装置に用いる弁体ホルダの正面図
【図4】同弁体加熱装置に用いる弁体加熱用ヒータを示
し、(a)は一部破断正面図、(b)は縦断面図
【図5】同弁体加熱装置を示し、弁体加熱用ヒータを弁
体ホルダに収納した状態の一部破断正面図
【図6】同弁体加熱装置を示し、弁体加熱用ヒータをシ
ールプレートにより弁体ホルダに密閉した状態の正面図
【図7】図6に示すシールプレートの表面に弁体を着脱
可能に取付けた状態の一部破断側面図
【図8】本発明の第2の実施形態における弁体加熱装置
を半導体製造装置用のバタフライバルブに適用した弁閉
状態の要部破断側面図
【図9】同バタフライバルブの弁体の縦断側面図
【図10】同弁体加熱装置に用いる弁体加熱用ヒータを
示す一部破断正面図
【図11】同弁体加熱装置に用いる弁体加熱用ヒータを
バタフライバルブの弁体に収納した状態の一部破断背面
【図12】同弁体加熱装置に用いる弁体加熱用ヒータを
バタフライバルブの弁体に密閉した状態の縦断側面図
【符号の説明】 2 弁体(ゲート) 5 弁体加熱用ヒータ 6 ステム 15 弁体ホルダ 16 収納用凹所 17 収納用溝 18 PTCサーミスタ 19 導線 22 透孔 23 シールプレート 24 ボルト 26 弁体(フラッパー) 28 弁体加熱用ヒータ 30 下部軸 37 収納用凹所 38 透孔 39 キャップ
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【図3】
【図6】
【図1】
【図4】
【図5】
【図7】
【図9】
【図10】
【図8】
【図11】
【図12】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲートバルブの弁体に内蔵された加熱用
    ヒータが、自己制御温度100℃以上の高温用サーミス
    タヒータに、電線を高温ハンダ付け又はろう付けしたも
    のであることを特徴とする弁体加熱用ヒータ。
  2. 【請求項2】 バタフライバルブの弁体に内蔵された加
    熱用ヒータが、自己制御温度100℃以上の高温用サー
    ミスタヒータに、電線を高温ハンダ付け又はろう付けし
    たものであることを特徴とする弁体加熱用ヒータ。
  3. 【請求項3】 ゲートバルブの弁体に内蔵された高温用
    サーミスタヒータ及び電線が、ホットプレートの表面に
    形成されたヒータ溝及び電線溝に装着され、さらに電線
    が弁体のステムの軸中心部に設けられた透孔に貫通され
    て外部に導出され、ホットプレートの表面にシールプレ
    ートが全周シール溶接されて高温用サーミスタヒータが
    完全密閉された上、シールプレートの表面にゲートが脱
    着可能にホットプレートの背面からボルト締めされてい
    ることを特徴とする請求項1記載の弁体加熱用ヒータ。
  4. 【請求項4】 バタフライバルブの弁体に内蔵された高
    温用サーミスタヒータ及び電線が、フラッパーの裏面か
    ら内部に削設された円形凹部に装着され、さらに電線が
    前記円形凹部からフラッパーの下部軸に設けられた透孔
    に貫通されて外部に導出され、フラッパーの円形凹部の
    開口部にキャップが嵌合溶接されて、高温用サーミスタ
    ヒータが完全密閉されていることを特徴とする請求項2
    記載の弁体加熱用ヒータ。
JP35577296A 1996-12-25 1996-12-25 ゲートバルブ Expired - Lifetime JP3366542B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35577296A JP3366542B2 (ja) 1996-12-25 1996-12-25 ゲートバルブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35577296A JP3366542B2 (ja) 1996-12-25 1996-12-25 ゲートバルブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10184988A true JPH10184988A (ja) 1998-07-14
JP3366542B2 JP3366542B2 (ja) 2003-01-14

Family

ID=18445679

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35577296A Expired - Lifetime JP3366542B2 (ja) 1996-12-25 1996-12-25 ゲートバルブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3366542B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009101884A1 (ja) * 2008-02-13 2009-08-20 Eagle Industry Co., Ltd. ゲートバルブ

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011169333A (ja) * 2008-06-03 2011-09-01 Eagle Industry Co Ltd ゲートバルブ
KR101872881B1 (ko) * 2016-10-25 2018-06-29 프리시스 주식회사 게이트밸브용 블레이드

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0320188A (ja) * 1989-06-16 1991-01-29 Hitachi Ltd ゲートバルブ
JPH04251901A (ja) * 1990-12-25 1992-09-08 Nippon Tungsten Co Ltd 出力可変の正特性サーミスタヒータ
JPH0444948Y2 (ja) * 1988-12-28 1992-10-22
JPH0560264A (ja) * 1991-08-27 1993-03-09 Kokusai Electric Co Ltd 圧力調整弁
JPH0669002A (ja) * 1992-08-21 1994-03-11 Nippondenso Co Ltd 正特性サーミスタ
JPH0722159A (ja) * 1993-07-06 1995-01-24 Nippon Tungsten Co Ltd Ptcを用いたパネルヒータ
JP2503729B2 (ja) * 1990-06-18 1996-06-05 株式会社村田製作所 面状発熱体

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0444948Y2 (ja) * 1988-12-28 1992-10-22
JPH0320188A (ja) * 1989-06-16 1991-01-29 Hitachi Ltd ゲートバルブ
JP2503729B2 (ja) * 1990-06-18 1996-06-05 株式会社村田製作所 面状発熱体
JPH04251901A (ja) * 1990-12-25 1992-09-08 Nippon Tungsten Co Ltd 出力可変の正特性サーミスタヒータ
JPH0560264A (ja) * 1991-08-27 1993-03-09 Kokusai Electric Co Ltd 圧力調整弁
JPH0669002A (ja) * 1992-08-21 1994-03-11 Nippondenso Co Ltd 正特性サーミスタ
JPH0722159A (ja) * 1993-07-06 1995-01-24 Nippon Tungsten Co Ltd Ptcを用いたパネルヒータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009101884A1 (ja) * 2008-02-13 2009-08-20 Eagle Industry Co., Ltd. ゲートバルブ

Also Published As

Publication number Publication date
JP3366542B2 (ja) 2003-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1328221A (zh) 启闭阀
WO2009113451A1 (ja) 載置台構造及び処理装置
US20110309068A1 (en) Heating element for a hot air device
EP2293050B1 (en) Heating apparatus for x-ray inspection
GB1501918A (en) Self-regulating electrical resistance heater devices
JP2011152434A (ja) 組織溶着装置用の電気的絶縁性高熱伝導コアを有する管状抵抗加熱ヒータ
US4711270A (en) Thermoelectric valve for channeling refrigerant gases into different tubes in refrigeration devices
US20060070447A1 (en) High-temperature reduced size manometer
EP1351281B1 (en) Ceramic heaters
JPH10184988A (ja) 弁体加熱装置
US20080314320A1 (en) Chamber Mount for High Temperature Application of AIN Heaters
CN101779521A (zh) 发热体装置及其制造方法
JP5411470B2 (ja) 熱処理装置
JP7313169B2 (ja) 真空ベローズホットバルブ
JP3012831B2 (ja) 真空バルブの加熱装置
JP2010112388A (ja) 圧力調整弁
WO2009147902A1 (ja) ゲートバルブ
JP2000097370A (ja) ゲートバルブの加熱装置
CN104633492B (zh) 一体化灯设备及用于制造所述一体化灯设备的方法
JP4264156B2 (ja) ピラニ真空計
CN110645553B (zh) 用于可替换的灯的适配器
CN1871471A (zh) 流体控制器的加热方法
JP3045860B2 (ja) 加熱装置
JPH0536469A (ja) 赤外線ヒ−タ
JP4521083B2 (ja) ヒータ用電極及び半導体製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081101

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081101

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091101

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101101

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111101

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121101

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131101

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term