JPH10184659A - ボールジョイントのシート構造 - Google Patents

ボールジョイントのシート構造

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JPH10184659A
JPH10184659A JP34634596A JP34634596A JPH10184659A JP H10184659 A JPH10184659 A JP H10184659A JP 34634596 A JP34634596 A JP 34634596A JP 34634596 A JP34634596 A JP 34634596A JP H10184659 A JPH10184659 A JP H10184659A
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JP
Japan
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dimple
spherical portion
ball joint
ball stud
ball
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JP34634596A
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English (en)
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Yasutaka Fukumoto
康孝 福本
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高温雰囲気下において使用しても、ディンプ
ル底部に過度の応力が生じるのを防止する。 【解決手段】 サスペンションのロアボールジョイント
において、ソケットとボールスタッドの球状部との間に
介在されるロアシート42の本体部42Aに形成される
ディンプル60の断面形状を、引張荷重の作用方向を長
軸方向とする楕円形状とした。これにより、ディンプル
60の底部の曲率半径が大きくなるため、高温雰囲気下
において使用しても、ディンプル60の底部に過度の応
力が生じるのを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボールスタッドの
球状部とこの球状部が収容されるソケットとの間に介在
され、球状部と接触する内周面側に潤滑剤溜まりとして
機能する複数のディンプルを備えたボールジョイントの
シート構造に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般
に、自動車のサスペンション等において用いられるボー
ルジョイントは、軸部及び球状部から成るボールスタッ
ドと、このボールスタッドの球状部を収容するソケット
と、このソケットとボールスタッドの球状部との間に介
在される樹脂製のシートと、を含んで構成されている。
このシートには、通常、潤滑剤溜まりとして機能する複
数のディンプル(窪み)が形成されている。この種のシ
ート構造の一例が実開昭59−7914号公報に開示さ
れており、以下に簡単に説明する。
【0003】図8には、ボールスタッドの球状部とソケ
ットとの間に介在されるシート100の縦断面構造が開
示されている。この図に示されるように、シート100
の中央部には、ボールスタッドの球状部を収容するため
の球状の凹部102が形成されている。また、シート1
00の上端部には、ボールスタッドの球状部を凹部10
2に嵌合させる際のエア抜き等に利用される貫通孔10
4が形成されている。さらに、シート100における凹
部102の内周面には、正面視での形状が円形とされた
複数のディンプル106が形成されている。これによ
り、ボールスタッドの球状部が凹部102の内周面上を
摺動する際に、ディンプル106内に貯留された潤滑剤
(グリース)が摺動面に供給されて潤滑性が確保される
ようになっている。
【0004】ここで、上記公報に開示されたディンプル
106は、比較的底が浅くかつ径方向寸法が比較的大き
い円形に形成されているが、このようなディンプル10
6が多数形成されたシート100を用いると、シート1
00とボールスタッドの球状部との接触面積が減少する
ため、面圧が高くなる。このため、シート100ひいて
はボールジョイントの耐久性が低下する不利がある。従
って、ディンプルの正面形状のみならず、ディンプルの
断面形状をも円形としてかつ底を深くし、シートと球状
部との接触面積をある程度確保しつつ、潤滑剤も適量貯
留し得るような手法が採られている。
【0005】しかしながら、このようにディンプルの断
面形状を底の深い円形にすると、ディンプル底部の曲率
半径が小さくなるため、以下に説明する新たな問題が生
じ得る。すなわち、ボールジョイントのシート(特に
は、サスペンションのロアボールジョイントのシート)
には、コイルスプリングの弾性反発力がショックアブソ
ーバ並びにボールスタッドを介して引張方向への荷重と
して常時作用するため、円形深底断面のディンプルを採
用すると、特に高温雰囲気下においてディンプル底部に
過度の応力が集中することがある。
【0006】本発明は上記事実を考慮し、高温雰囲気下
において使用しても、ディンプル底部に過度の応力が生
じるのを防止することができるボールジョイントのシー
ト構造を得ることが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、ボールスタッドの球状部とこの球状部が収容される
ソケットとの間に介在され、球状部と接触する内周面側
に潤滑剤溜まりとして機能する複数のディンプルを備え
たボールジョイントのシート構造であって、前記ディン
プルの断面形状を、ボールスタッドを介してシートに作
用する荷重の作用方向を長軸方向とする略楕円形とし
た、ことを特徴としている。
【0008】請求項2記載の本発明は、請求項1に記載
の発明において、ディンプル形成によりボールスタッド
の球状部と非接触となる面積を、ディンプルを正面視で
円形に形成した場合における当該球状部との非接触面積
に略一致させた、ことを特徴としている。
【0009】請求項1記載の本発明によれば、以下の作
用が得られる。ボールジョイントのシートにはボールス
タッドを介して荷重が作用する。ここで、本発明では、
ディンプルの断面形状をシートに作用する荷重の作用方
向を長軸方向とする略楕円形としたので、ディンプル底
部における荷重作用方向に沿う部分の曲率半径が大きく
なる。このため、ディンプル底部に応力集中が生じにく
くなる。
【0010】請求項2記載の本発明によれば、ディンプ
ル形成によりボールスタッドの球状部と非接触となる面
積を、ディンプルを正面視で円形に形成した場合におけ
る当該球状部との非接触面積に略一致させたので、ディ
ンプルの断面形状を前述した如く略楕円形としても、シ
ートとボールスタッドの球状部との接触面積は何ら変わ
らない。すなわち、シートのボールスタッドの球状部に
対する受圧面積は変化しない。このため、シートとボー
ルスタッドの球状部との接触面における面圧が高くなる
こともない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図7を用いて、本発
明の一実施形態について説明する。
【0012】図5には、自動車のフロントサスペンショ
ン及びリヤサスペンションの全体斜視図が示されてい
る。この図に示されるように、前輪10及び後輪12
は、各々に対応して設けられたサスペンション機構によ
って支持されている。以下、代表例として、右側の前輪
10に対応して設けられたサスペンション機構について
簡単に説明する。
【0013】図4には、右側の前輪10に対応して設け
られたサスペンション機構の背面図が示されている。こ
の図に示されるように、このサスペンション機構はダブ
ルウィッシュボーン式のサスペンションであり、互いに
上下に略平行に配置されたアッパアーム14とロアアー
ム16とを備えている。アッパアーム14の内端部はブ
シュを介してボディー18に揺動可能に連結されてお
り、又アッパアーム14の外端部はアッパボールジョイ
ント20を介して車輪支持体であるステアリングナック
ル22の上端部に回転、揺動自在に連結されている。同
様に、ロアアーム16の内端部はブシュを介してボディ
ー18に揺動可能に連結されており、又ロアアーム16
の外端部はロアボールジョイント24を介してステアリ
ングナックル22の下端部に回転、揺動自在に連結され
ている。
【0014】上述したステアリングナックル22の軸心
部には、制動用のディスクロータ26及びディスクホイ
ール28が図示しないハブベアリングを介して軸支され
ている。さらに、ロアアーム16の所定位置には、ブラ
ケット30が配設されている。このブラケット30に
は、上端部がボディー18に固定されたショックアブソ
ーバ32の下端部が揺動可能に連結されている。なお、
ショックアブソーバ32の上部外周には、上下の端末が
各々に対応して設けられたスプリングシートに係止され
たコイルスプリング34が巻装されている。
【0015】次に、ボールジョイントの全体構造につい
て説明する。図3には、上述したロアボールジョイント
24の縦断面構造が拡大して示されている。この図に示
されるように、ロアボールジョイント24は、いずれも
金属製とされたボールスタッド36とソケット38とを
含んで構成されている。ボールスタッド36は、先端部
周面に雄ねじが形成されかつ中間部が平滑テーパ面とさ
れた軸部36Aと、この軸部36Aの上端部に一体形成
された球状部36Bと、によって構成されている。軸部
36Aの中間部には前述したロアアーム16の外端部が
挿通されており、この状態で軸部36Aの先端部にナッ
ト40が螺合されることによりロアアーム16の外端部
にボールスタッド36の軸部36Aが固定されている。
【0016】ソケット38は略円筒状に形成されてお
り、上述したボールスタッド36の球状部36Bが収容
されている。より具体的には、ソケット38の内側には
筒状の本体部42A及びこの本体部42Aの上端部から
径方向外側へ延出された鍔部42Bから成る樹脂製のロ
アシート42が挿入されており、このロアシート42の
本体部42Aがソケット38の内周面と球状部36Bの
外周面との間に介在されている。さらに、ロアシート4
2の上端部には、同じく樹脂製のアッパシート44が嵌
合されている。アッパシート44は、球状部36Bに密
着される凹面を備えた基部44Aと、この基部44Aの
軸心部から上方へ向けて突出形成された円筒状のボス部
44Bと、によって構成されている。このアッパシート
44の基部44Aがロアシート42の本体部42Aの上
端部に嵌合された状態で、断面ハット形状のキャップ4
6がソケット38の上端部に被嵌されて当該上端部がか
しめられることによりロアシート42及びアッパシート
44がソケット38内に固定的に保持されている。さら
に、キャップ46とアッパシート44との対向面間には
バックアップスプリング48が配設されており、これに
よりアッパシート44はボールスタッド36の球状部3
6B側へ常時押圧付勢されている。
【0017】また、アッパシート44の基部44Aの軸
心部には貫通孔50が形成されており、この貫通孔50
によってアッパシート44のボス部44B内の中空部5
2と基部44Aの底面、球状部36Bの外周面、ロアシ
ート42の本体部42Aの内周面とで形成される中空部
54とが連通されている。これらの中空部52、54内
には潤滑剤としてのグリース56が貯留されており、グ
リース溜まりを構成している。また、上述したソケット
38の下端部とロアアーム16の外端部の上端面との間
には、ゴム等の弾性材料によって構成された円筒状のダ
ストカバー58が配設されている。このダストカバー5
8内にも、グリース56が貯留されている。
【0018】次に、本実施形態の要部に係るロアシート
42の構造について説明する。図1に示される如く、ロ
アシート42は前述した如く本体部42Aと鍔部42B
とによって構成されているが、この本体部42Aの下部
における内周面側にはグリース溜まりとして機能する複
数のディンプル60が上下二段に形成されている。本実
施形態では、図2に拡大して示されるように、このディ
ンプル60の断面形状並びに正面形状を、いずれも楕円
形状に形成した点に特徴がある。
【0019】より詳しく説明すると、図6及び図7に示
されるように、従来のロアシート62においては、断面
形状並びに正面形状がいずれも円形とされたディンプル
64が採用されていた。なお、このディンプル64の断
面形状における底部の曲率半径は、所定寸法であるrに
設定されている(図7参照)。これに対し、本実施形態
では、図1及び図2に示されるように、ディンプル60
の断面形状が、後述するボールスタッド36を介してロ
アシート42の内周面に作用する引張荷重の作用方向
(図3の矢印P方向)を長軸方向とする楕円形状とされ
ている。従って、本実施形態のディンプル60の断面形
状における底部の曲率半径Rは、従来のディンプル64
の底部の曲率半径rよりも大きく設定されている。な
お、ディンプル60の深さ及び配設個数については従来
のディンプル64の深さ及び配設個数と同一に設定され
ている。さらに、本実施形態では、ディンプル60の正
面形状も楕円形状とされているが、より具体的には楕円
形状のディンプル60を形成したことによってボールス
タッド36の球状部36Bと非接触となる部分の面積
が、円形のディンプル64を形成したことによってボー
ルスタッド36の球状部36Bと非接触となる部分の面
積と一致するように長軸方向の寸法及び短軸方向の寸法
が決定されている。
【0020】次に、本実施形態の作用並びに効果につい
て説明する。一般に、ダブルウィッシュボーン式のサス
ペンションでは、アッパアーム14及びロアアーム16
がアッパボールジョイント20及びロアボールジョイン
ト24によってステアリングナックル22に連結されて
おり、特にロアボールジョイント24のボールスタッド
36にはコイルスプリング34の弾性反発力がショック
アブソーバ32を介して常時図3の矢印Q方向への引張
荷重として作用している。このため、ボールスタッド3
6の球状部36Bが圧接されているロアシート42の本
体部42Aの内周面には、矢印P方向への引張荷重が作
用する。従って、前述した図6及び図7に示されるよう
な円形のディンプル64が形成されたロアシート62を
高温雰囲気下において使用した場合には、ディンプル6
4の底部の曲率半径がrと小さいために、ディンプル6
4の底部に過度な応力集中が生じることがある。
【0021】しかしながら、本実施形態では、ロアシー
ト42に形成されるディンプル60の断面形状を、当該
ロアシート42に作用する引張荷重の作用方向Pを長軸
方向とする楕円形状としたので、ディンプル60の底部
の曲率半径がより大きなR(>r)となる。このため、
本実施形態によれば、高温雰囲気下においてロアシート
42に前記引張荷重が作用したとしても、ディンプル6
0の底部に過度な応力集中が生じるのを防止することが
できる。従って、ディンプル60の底部に微小亀裂が発
生することもない。
【0022】さらに、本実施形態によれば、ディンプル
60を形成したことによってボールスタッド36の球状
部36Bと非接触となる部分の面積を、円形のディンプ
ル64を形成したことによってボールスタッド36の球
状部36Bと非接触となる部分の面積に一致させたの
で、断面楕円形状のディンプル60を用いたとしても、
ロアシート42とボールスタッド36の球状部36Bと
の接触面積は変化しない。すなわち、ロアシート42の
ボールスタッド36の球状部36Bに対する受圧面積は
変化しない。このため、ロアシート42とボールスタッ
ド36の球状部36Bとの接触面における面圧が高くな
ることもない。従って、本実施形態によれば、ロアシー
ト42ひいてはロアボールジョイント24の耐久性を従
来通り良好に維持することができる。
【0023】加えて、本実施形態では、ディンプル60
の深さも従来のディンプル64の深さに一致させている
ので、グリース56を貯留するための容積も変化しな
い。このため、本実施形態によれば、ボールスタッド3
6の球状部36Bに対する潤滑性についても従来通り良
好に維持することができる。
【0024】総じていえば、本実施形態に係るロアシー
ト42によれば、耐久性及び潤滑性については従来通り
の性能を確保しつつ、ディンプル底部に過度の応力集中
が発生(ひいては微小亀裂が発生)するのを防止するこ
とができる。
【0025】また、本実施形態では、上述したようにロ
アシート42に形成されるディンプル60の断面形状
を、当該ロアシート42に作用する引張荷重の作用方向
Pを長軸方向とする楕円形状としたので、ロアシート4
2の成形性を向上させることができる。つまり、通常、
ロアシート42を形成する場合、雄型と雌型との間にロ
アシート成形用のキャビティを設定し、そのキャビティ
内に樹脂を流し込み、樹脂が硬化した後、雄型を引き抜
くという手順を踏む。なお、雄型の表面所定位置には、
ディンプル60を形成するための凸部が形成されてい
る。ここで、本実施形態によれば、この雄型の引き抜き
方向とディンプル60の長軸方向とが同一方向になるた
め、雄型を引き抜く際に、当該雄型の凸部によってディ
ンプル60のエッジ部分が欠けたり、ロアシート42に
おけるディンプル60の上部表面に線状の損傷が生じる
といったことが起こりにくくなる(即ち、アンダーカッ
トによるかじりが少なくなる)。従って、本実施形態に
よれば、ロアシート42の成形性を向上させることがで
きる。
【0026】なお、本実施形態では、引張荷重が常時入
力されるロアボールジョイント24のロアシート42に
対して本発明を適用し、又それが特に有益でもあるが、
これに限らず、アッパボールジョイント20やそれ以外
の部位に適用されるボールジョイントに対して本発明を
適用してもよい。
【0027】また、本実施形態では、ボールスタッド3
6の球状部36Bとの接触面積が変化しないように配慮
したが、請求項1記載の本発明との関係においては、断
面形状が上述した引張荷重の作用方向を長軸方向とする
略楕円形状のディンプルであればよい。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の本発明に係るボールジョ
イントのシート構造は、シートに設けられるディンプル
の断面形状を、ボールスタッドを介してシートに作用す
る荷重の作用方向を長軸方向とする略楕円形としたの
で、ディンプル底部における荷重作用方向に沿う部分の
曲率半径を大きくすることができ、これにより高温雰囲
気下において使用しても、ディンプル底部に過度の応力
が生じるのを防止することができるという優れた効果を
有する。
【0029】請求項2記載の本発明に係るボールジョイ
ントのシート構造は、請求項1に記載の発明において、
ディンプル形成によりボールスタッドの球状部と非接触
となる面積を、ディンプルを正面視で円形に形成した場
合における当該球状部との非接触面積に略一致させたの
で、シートとボールスタッドの球状部との接触面におけ
る面圧が高くなるのを防止することができ、これにより
シートひいてはボールジョイントの耐久性を良好に維持
することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るロアシートの縦断面図であ
る。
【図2】図1に示されるロアシートの要部拡大図であ
る。
【図3】図1に示されるロアシートを備えたロアボール
ジョイントの全体構成を示す縦断面図である。
【図4】図1に示されるロアボールジョイントが適用さ
れたフロントサスペンションの背面図である。
【図5】本実施形態に係る自動車のサスペンションの全
体斜視図である。
【図6】本実施形態の効果を説明するための説明図であ
り、円形のディンプルを備えたロアシートを示す図1に
対応する断面図である
【図7】図6に示されるロアシートの要部拡大図であ
る。
【図8】従来例に係るボールジョイントのシート構造を
示す縦断面図である。
【符号の説明】
24 ロアボールジョイント 36 ボールスタッド 36B 球状部 38 ソケット 42 ロアシート 56 グリース 60 ディンプル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボールスタッドの球状部とこの球状部が
    収容されるソケットとの間に介在され、球状部と接触す
    る内周面側に潤滑剤溜まりとして機能する複数のディン
    プルを備えたボールジョイントのシート構造であって、 前記ディンプルの断面形状を、ボールスタッドを介して
    シートに作用する荷重の作用方向を長軸方向とする略楕
    円形とした、 ことを特徴とするボールジョイントのシート構造。
  2. 【請求項2】 ディンプル形成によりボールスタッドの
    球状部と非接触となる面積を、ディンプルを正面視で円
    形に形成した場合における当該球状部との非接触面積に
    略一致させた、 ことを特徴とする請求項1に記載のボールジョイントの
    シート構造。
JP34634596A 1996-12-25 1996-12-25 ボールジョイントのシート構造 Pending JPH10184659A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006300264A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Somic Ishikawa Inc ボールジョイント及びそのベアリングシート
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