JPH10183640A - コンクリート打設用型枠 - Google Patents

コンクリート打設用型枠

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JPH10183640A
JPH10183640A JP34088296A JP34088296A JPH10183640A JP H10183640 A JPH10183640 A JP H10183640A JP 34088296 A JP34088296 A JP 34088296A JP 34088296 A JP34088296 A JP 34088296A JP H10183640 A JPH10183640 A JP H10183640A
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JP
Japan
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formwork
joining member
plate
concrete
concrete casting
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JP34088296A
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English (en)
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Takayuki Matsuzaki
隆行 松崎
Shigeo Awano
繁雄 粟野
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Showa Denko Materials Co Ltd
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Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 横配筋の位置にかかわらず、組み立て及び積
載できるようにするとともに、強度的にも優れたコンク
リート打設用型枠の提供。 【解決手段】 硬質発泡プラスチック成形品からなる型
枠板に、接合部材を着脱自在に装着することによって、
型枠を形成する住宅等の基礎コンクリート打設用型枠に
おいて、前記型枠板の内面側から外面側に向う最深部を
幅広とした溝を、前記型枠板の上辺から下辺に貫通して
形成するとともに、前記接合部材の両端に前記溝に対し
て型枠板の上辺及び下辺のいずれからも装着可能な係止
片を形成し、さらに、高さ方向の係止率を40%〜10
0%とし、水平方向の係止率を20%〜30%としたコ
ンクリート打設用型枠。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は住宅の基礎コンクリ
ート打設用型枠に関するものであり、特に、硬質発泡プ
ラスチック成形品からなる型枠板を接合部材で接合して
組み立てるコンクリート打設用型枠に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年の住宅においては、住宅を高断熱、
高気密にすることによって省エネルギー化を図っている
が、この気運は年々高まっている。また、住宅建築に携
わる施工業者の高年齢化、絶対数の不足も深刻な問題と
なっており、基礎工事の簡易化、作業工数の低減は建築
業界における今後の大きな課題となっている。
【0003】一方、従来、住宅のコンクリート基礎工事
に用いる型枠としては、コンクリートパネルあるいは金
属板等を用いたものが使用されており、このような型枠
は、型枠自体の重量が大きくなるため型枠施工に労力を
要する上、型枠の施工作業に熟練技術を必要としてい
た。また、寒冷地あるいは冬期においては、温度条件の
関係上、コンクリート養生に長時間を要し、ときにはヒ
ーター等による加温養生作業が必要な場合もある。さら
に、コンクリート養生後における型枠の取り外し作業、
型枠洗浄等の作業にも長時間を必要としていた。このよ
うに、従来の基礎工事には種々の問題があり、熟練作業
者と長期の施工期間を必要としていた。
【0004】このような問題を解決するため、近年、硬
質発泡プラスチックを素材とした軽量型枠材が一般に使
用されるようになってきた。硬質発泡プラスチックによ
る型枠材は、型枠材が発泡プラスチックであることか
ら、従来の合板、金属板に比較して、非常に軽量であ
り、持ち運びが行いやすく、現場での切削加工性も良い
ため、型枠組み立て作業に従来のような熟練技術を必要
とせず、施工期間の短縮が図れるといった利点がある。
【0005】また、硬質発泡プラスチックによる型枠板
は、打設された基礎コンクリートに密着し、そのまま基
礎コンクリート部分を覆う断熱材としての役割を果すの
で、型枠板として硬質プラスチックを素材としたものを
用いると、基礎断熱施工をコンクリート打設と同時に行
うことができ、従来、基礎工事の後に行っていた基礎部
への断熱材取付け工程を省略できることからも施工期間
の短縮を図ることができる。
【0006】このような観点から、硬質発泡プラスチッ
クを用いた型枠が種々提案されており、例えば、実公平
2−27048号における型枠板と接合部材を一体成形
したブロック構造状のもの、あるいは、図13に示す特
開平6−129099号の型枠のように、上辺から下方
向に所定の長さの溝30を形成した型枠板10をこの溝
30が対向するように二枚配置し、これら型枠板10の
溝30に接合部材50の端縁51を上辺側から装着して
型枠を形成するものがある。
【0007】ここで、一体成形した型枠を使用して施工
を行うときは、通常、縦配筋を配設したベースコンクリ
ート上に墨打ちを行い、一体成形型枠を縦配筋に接合部
材が当たらないように差し込み、ベース上の墨に沿って
型枠を並べていく。また、型枠板10を接合部材50で
接合して型枠を形成するものについては、ベースコンク
リート40上の墨に沿って二枚の型枠板10を対向配置
させ、縦配筋41を避けながら、接合部材20をその型
枠板10に装着して型枠を組み立てていく。なお、型枠
板と接合部材を着脱自在に装着して組み立て型枠を構成
するタイプのもの方が、一体成形したものより持ち運
び,保管及び組み立て時の自由度に優れていることか
ら、現在では、型枠板と接合部材を着脱自在に装着して
組み立て型枠を構成するタイプのものが多用されつつあ
る。
【0008】一体成形した型枠、型枠板と接合部材の分
離した型枠のいずれの場合においても、横配筋42は、
型枠を一段ごと組み立ててから配設するが、多くの場合
は、接合部材の上に横配筋42を置き、結束線を用いて
接合部材や縦配筋41に横配筋42を結束する。この作
業を繰り返し、所望の基礎高さまで、型枠を積載する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな施工方法では、縦配筋を避けながら型枠を組み立て
ることはできるものの、横配筋を避けることは難しく、
例えば、ユニット鉄筋等を使用した場合には横配筋が接
合部材に干渉し、型枠組み立てができないといった問題
がある。
【0010】すなわち、図13に示すように、型枠板1
0を接合部材50で接合する型枠にあっては、型枠板1
0に形成してある接合部材50を装着する溝30が型枠
板10の上辺から所定の長さだけしか設けられていない
ため、接合部材50は上辺側からしか装着できない。し
たがって、型枠板10の上辺と上段の横配筋42との間
隔が十分あいていない場合には、図14に示すように接
合部材50が横配筋42と干渉して接合部材50を型枠
板10の溝30に装着できない事態を生じることがあ
る。
【0011】本発明は、上記の事情にかんがみてなされ
たものであり、硬質発泡プラスチックからなる型枠板
と、これら型枠板を接合部材によって装着する型枠を、
横配筋の位置にかかわらず、組み立て及び積載できるよ
うにするとともに、強度的にも優れたコンクリート打設
用型枠の提供を目的とする。
【0012】
【発明を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係るコンクリート打設用型枠は、硬質発
泡プラスチック成形品からなる型枠板に、接合部材を着
脱自在に装着することによって、型枠を形成する住宅等
の基礎コンクリート打設用型枠において、前記型枠板の
内面側から外面側に向う最深部を幅広とした溝を、前記
型枠板の上辺から下辺に貫通して形成するとともに、前
記接合部材の両端に前記溝に対して型枠板の上辺及び下
辺のいずれからも装着可能な係止片を形成した構成とし
てある。
【0013】このような構成からなるコンクリート打設
用型枠によると、横配筋の位置に応じて、接合部材を型
枠板の溝に対して、型枠板の上辺又は下辺のいずれから
でも自由に装着することができる。また、型枠板として
硬質発泡プラスチック成形品を用いているので、コンク
リート打設後は、型枠板をそのまま断熱材として使用す
ることができる。
【0014】また、請求項2に係るコンクリート打設用
型枠は、前記型枠板の上辺に嵌合凸部を形成し、下辺に
この嵌合凸部と同形状の嵌合凹部を形成した構成として
ある。このような構成からなるコンクリート打設用型枠
によると、型枠を任意の段数だけ積載することができ
る。
【0015】さらに、請求項3又は4に係るコンクリー
ト打設用型枠は、接合部材の中央上側及び/又は下側に
凹部を形成してある。このような構成からなるコンクリ
ート打設用型枠によると、横配筋と接合部材が干渉する
ときに、横配筋を凹部に逃すことができるので、接合部
材の型枠板への装着時の制約と、接合部材を型枠板へ装
着した後における接合部材の移動の制約が小さくなる。
【0016】またさらに、請求項5に係るコンクリート
打設用型枠は、高さ方向の係止率を40%〜100%と
し、水平方向の係止率を20%〜30%とした構成とし
てある。このような構成からなるコンクリート打設用型
枠によると、接合部材を必要以上に大型化かつ数多く設
置することなく、型枠を良好な強度とすることができる
とともに、型枠内に打設したコンクリートから型枠板に
かかる荷重を均等に分散できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照しながら説明する。本実施形態の型枠は、図1に示
す二枚の型枠板10を接合部材20で装着,接合して型
枠を構成するものである。図1は、本実施形態に係る型
枠の一部斜視図を示し、図2は接合部材の斜視図を示
し、図3は図1のA−A線における型枠板のみを断面に
した図を示す。これら図面において、型枠板10は硬質
の発泡プラスチックからなる横長の型枠板で、その上辺
には十字形が連続した嵌合凸部11が形成してあり、下
辺には嵌合凸部11と同形状の嵌合凹部12が形成して
ある。
【0018】また、型枠板10の内面側から外面側に向
って溝13が形成してあり、この溝13の最深部13a
は幅広となっていて、溝全体の水平断面形状はT字状に
なっている。そして、この溝13は、型枠板10の上辺
から下辺まで直線状に貫通して形成してある。なお、型
枠板10の材質は、断熱性能、成形性及び加工性の観点
から、独立気泡体の硬質発泡プラスチックであることが
望ましく、特にビーズ成形法による発泡スチレン樹脂発
泡体とすることが好ましい。
【0019】20は薄い板状の接合部材で、図2に示す
ように、中央付近の上下部分に凹部21を形成するとと
もに、両端には溝13の最深部13aの幅とほぼ同じ幅
の係止片22が設けてある。また、この係止片22の内
側には型枠板10の内面と当接する当接片23が係止片
22と平行に設けてある。この係止片22と当接片23
の間隔は、溝13の最深部13aから型枠板10の内面
までの距離とほぼ同じとなっており、また、当接片23
の幅は係止片22の幅とほぼ同じ寸法となっている。接
合部材の材料としては、強度の大きいプラスチックある
いは金属等を用いることが好ましい。なお、あとで詳し
く説明するように、接合部材の形状は、凹部21の形成
態様に応じ、種々形状のものがある。
【0020】上記型枠板10を二枚平行に配設し、これ
ら型枠板10の上辺側又は下辺側から溝13に対して接
合部材20の両端の係止片22をそれぞれ装着すると、
図3に示すように、二枚の型枠板10は接合部材20に
よって一体化され型枠を構成する。このとき、係止片2
2と当接片23によって型枠板10は挟持された状態と
なるので、接合部材20を型枠板10の任意の高さ位置
に固定することができる。
【0021】次に、上記構成からなる型枠をベースコン
クリート上に型組みしていく手順について、図4〜図6
を参照しながら説明する。縦配筋41を立設したベース
コンクリート40上に二本の墨打ちを行い、この墨打ち
した二本の線上にそれぞれ型枠板10を配置する。この
とき、二枚の型枠板10は、それぞれの溝13が二本の
墨打ちした線に対して直交して対向するように位置決め
する。なお、鉄筋としては、図4に示すように縦配筋4
1に横配筋42を結束してあるユニット鉄筋を用いても
よい。
【0022】次いで、図4(a)に示すように、型枠板
10の上辺側から横配筋42と干渉することなく接合部
材20を装着できるときは、上辺側から接合部材20を
装着し、図4(b)に示すように、接合部材20を任意
の高さ位置に固定する。このとき、接合部材20の中央
付近上下部分には凹部21が形成してあるので、横配筋
42による制約が小さくなり接合部材20の高さ方向の
移動範囲が大きくなる。したがって、強度的に好ましい
位置(高さ)に接合部材20を固定することができる。
なお、接合部材20の凹部21と横配筋42を当接さ
せ、両者を結束することも可能である。
【0023】また、型枠板10の上辺側からは横配筋4
2と干渉して接合部材20を装着できないときは、図5
(a)に示すように、接合部材20をベースコンクリー
ト40上に載置し、型枠板10の下辺側から溝13に係
止片22が装着するように型枠板10を下降させる。装
着後二枚の型枠板10をそれぞれ墨打ちした線上に位置
決めするとともに、接合部材20を移動させて、図5
(b)に示すように、任意の位置(高さ)に固定する。
このように、型枠板10の下辺側からも接合部材20を
装着することができるので、横配筋42の位置にかかわ
らず型枠の組み立てが行える。
【0024】このようにして、一段目の型枠を組み立て
たあとは、必要に応じ、図6に示すように、順次、二段
目,・・・と型枠を同様の作業手順で積載していく。こ
のとき、型枠板10の上辺の嵌合凸部11に、積載する
型枠板10の下辺の嵌合凹部12を嵌合するだけで上下
型枠板の固定を行なえる。また、積載する型枠板10の
位置をずらして、下段の二枚の型枠板10に跨がるよう
に積載すると、下段の隣接する型枠板10の連結をも同
時に行なえる。
【0025】接合部材20は任意の形状とすることがで
き、例えば、図7に示すように中央付近の上下凹部21
を湾曲状とすることもできる。このようにすると、図1
4に示すように、従来の形状の接合部材20では装着が
不可能な位置に横配筋42が位置していても、図8に示
すように凹部21に横配筋42を逃しつつ接合部材20
の係止片22を型枠板10の溝13に装着することが可
能となり、作業性が一層向上する。
【0026】接合部材20における凹部21は上下のい
ずれか一方に大きく形成することもできる。例えば、図
9に示すように、接合部材20の中央下方に深い凹部2
1を形成すると、型枠板10へ装着したあとにおける横
配筋の制約が小さくなって接合部材20の高さ方向の移
動範囲が大きくなる。したがって、図10及び図11に
示すように、接合部材20を型枠板10の上辺側から装
着しても下辺側から装着しても、横配筋42の位置(高
さ)に拘らず、接合部材20を型枠板10を任意の位置
(高さ)に固定することができる。すなわち、接合部材
20を型枠の強度が最も大きくなる位置に固定すること
が可能となる。
【0027】なお、中央上下のいずれか一方にのみ凹部
21を形成した接合部材20の他の例としては、図12
に示すように、凹部21を方形にしたものがある。
【0028】上記のような型枠板と接合部材を装着して
組み立てる型枠における高さ方向の係止率と水平方向の
係止率は、次の割合にすることが好ましい。ここで、高
さ方向の係止率は
【数1】 水平方向の係止率は
【数2】 で求める。a,bおよびcは図1に、dは図2に示され
る部分の長さである。
【0029】通常は、高さ方向の係止率を40%〜10
0%とし、水平方向の係止率を20%〜30%とするこ
とが好ましく、このようにすると、接合部材を大型化す
ることなく良好な型枠強度を得ることができる。ここ
で、高さ方向の係止率が40%より小さいと、型枠板の
高さに対して接合部材の高さが小さ過ぎて組み立てた型
枠の強度が低下する場合があり、100%を超えると接
合部材が型枠板の上辺及び/又は下辺から突出してしま
う。また、水平方向の係止率が20%より小さいと型枠
の基礎幅(二枚の型枠板の間隔)に対する接合部材の設
置間隔が広くなり過ぎて組み立てた型枠の強度が十分で
ない傾向があり、30%より大きいと型枠の基礎幅が大
きくなって型枠内に多量のコンクリートが充填され型枠
板にかかる荷重が大きくなり過ぎる傾向がある。
【0030】上記のような構成からなるコンクリート打
設用型枠によれば、異なるコンクリート基礎幅に使用す
る場合は、コンクリート基礎幅に応じた長さを有する接
合部材を用いるだけで所望の基礎幅の型枠とすることが
できる。すなわち、接合部材の長さにより基礎幅が決ま
るので、特に寸法を確認する必要もなく、接合部材を型
枠板に装着するだけで所望のコンクリート基礎幅が得ら
れる。
【0031】なお、型枠板としてビーズ発泡ポリスチレ
ン成形体を用いた場合、金型成形の関係上、型枠寸法が
一定となるため、基礎によっては高さが合わないことが
ある。したがって、その際には、所望の高さに型枠板を
切削するが、本発明の型枠板は接合部材を装着する溝が
貫通して設けてあるので、どの高さで切削しても上辺、
下辺のいずれにも溝13が形成されていて、接合部材を
自由に装着することができる。
【0032】なお、本発明は上記の実施例に限定される
ものではなく、要旨の範囲内における種々変形態様を含
むものであり、例えば、型枠板の上辺及び下辺に形成し
た嵌合凸部及び嵌合凹部は十字形以外の凹凸であっても
よい。また、接合部材20の形状も上記した実施形態以
外の形状であってもよい。さらに、接合部材20の当接
片は23は、係止片22の幅と異なる幅であってもよ
い。
【0033】
【発明の効果】以上のように請求項1に係るコンクリー
ト打設用型枠によれば、横配筋の位置に応じて、接合部
材を型枠板の溝に対して、型枠板の上辺又は下辺のいず
れからでも自由に装着することができるので、型枠の組
み立て作業がきわめて容易となる。また、請求項2に係
るコンクリート打設用型枠によれば、型枠の積載を簡単
に行なうことができる。
【0034】さらに、請求項3又は4に係るコンクリー
ト打設用型枠によれば、横配筋と接合部材が干渉すると
きに、横配筋を凹部に逃すことができるので、接合部材
の型枠板への装着時の制約と、接合部材を型枠板へ装着
した後における接合部材の移動の制約が小さくなり、作
業性の向上を図ることができる。
【0035】またさらに、請求項5に係るコンクリート
打設用型枠によれば、接合部材を必要以上に大型化かつ
数多く設置することなく、良好な型枠強度を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るコンクリート打設用
型枠の一部斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るコンクリート打設用
型枠の接合部材の一例を示す斜視図である。
【図3】図1の要部(溝を通る縦断面)における型枠板
のみを断面にした図である。
【図4】図2に示す接合部材の装着例を示す断面図で、
(a)は装着前、(b)は装着後の状態である。
【図5】図2に示す接合部材の装着例を示す断面図で、
(a)は装着前、(b)は装着後の状態である。
【図6】型枠を積載した例の断面図である。
【図7】本発明の一実施形態に係るコンクリート打設用
型枠の接合部材の他の一例を示す斜視図である。
【図8】図7に示す接合部材の装着例を示す断面図であ
る。
【図9】本発明の一実施形態に係るコンクリート打設用
型枠の接合部材のさらに他の一例を示す斜視図である。
【図10】図2に示す接合部材の装着例を示す断面図
で、(a)は装着前、(b)は装着後の状態である。
【図11】図2に示す接合部材の装着例を示す断面図
で、(a)は装着前、(b)は装着後の状態である。
【図12】本発明の一実施形態に係るコンクリート打設
用型枠の接合部材のさらに他の一例を示す斜視図であ
る。
【図13】従来のコンクリート打設用型枠の要部断面図
である。
【図14】従来のコンクリート打設用型枠における接合
部材の装着不可能な状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 型枠板 11 嵌合凸部 12 嵌合凹部 13 溝 20 接合部材 21 凹部 22 係合片 23 当接片 40 ベースコンクリート 41 縦配筋 42 横配筋

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬質発泡プラスチック成形品からなる型
    枠板に、接合部材を着脱自在に装着することによって、
    型枠を形成する住宅等の基礎コンクリート打設用型枠に
    おいて、前記型枠板の内面側から外面側に向う最深部を
    幅広とした溝を、前記型枠板の上辺から下辺に貫通して
    形成するとともに、前記接合部材の両端に前記溝に対し
    て型枠板の上辺及び下辺のいずれからも装着可能な係止
    片を形成したことを特徴とするコンクリート打設用型
    枠。
  2. 【請求項2】 前記型枠板の上辺に嵌合凸部を形成し、
    下辺にこの嵌合凸部と同形状の嵌合凹部を形成した請求
    項1記載のコンクリート打設用型枠。
  3. 【請求項3】 接合部材の中央上側及び下側に凹部を形
    成した請求項1又は2記載のコンクリート打設用型枠。
  4. 【請求項4】 接合部材の中央上側又は下側に凹部を形
    成した請求項1又は2記載のコンクリート打設用型枠。
  5. 【請求項5】 高さ方向の係止率を40%〜100%と
    し、水平方向の係止率を20%〜30%とした請求項
    1,2,3,又は4記載のコンクリート打設用型枠。
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