JP4435714B2 - 床版構造体及び床版構造体の製造方法及び床版の施工方法 - Google Patents

床版構造体及び床版構造体の製造方法及び床版の施工方法 Download PDF

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Description

本発明は、床版構造体、床版構造の製造方法及び床版構造体の施工方法に関するものである。
一般の床版は、合板ベニアを支保工という仮設材で支えながら型枠を形成し、その内側に鉄筋を組み立てた後、コンクリートを注入して乾燥養生後に型枠材を解体し且つ当該支保工を撤去して完成させる施工方法が最も多く、その他にプレファブ床版といわれているものが、一部に存在する。
図10、図11を参照しながら、従来の床版の施工方法及び構成の基本的技術思想について説明する。
即ち、図10から理解される様に、床版1は、鉄筋とコンクリートの構成体である。
一部には、全てが、鋼製で構成されている床版も存在する。
また図10から理解されるように一般的な床版を製作するには、支保工14により型枠を支えた上で、ベニア等の木材で構成された適宜の型枠22内に鉄筋を組み立てた後にコンクリートを注入する。
従って、型枠22を造る人を型枠工、鉄筋を組み立てる人を鉄筋工と称しているが、それぞれ熟練者がそれぞれの分野で個別に施工するため、昨今では熟練工の不足や工事費の高騰、工事施工日数の負担が、多いことが現状であり、その改善が求められている。
一方、図11のプレファブ床版8は、本発明の構造に酷似しているものの、上段鉄筋6と下段鉄筋7とを接続する際に使用する固定圧着金具11が溶接又は、圧着かしめによって接続構成された床版である。
この施工方法は、上段鉄筋6と下段鉄筋7とを完全に圧着しきれない為、すべり現象を起し本来発生し得る剛性を発揮していないのが現状であり、その為従来のプレファブ床版では該域内にコンクリート打設した際に鋼製型枠が垂れ下がってしまう。
特に、図10に於ける橋梁の道路幅方向の両端部16は、橋桁の支持がなく、当該床版部分にコンクリートを打ち込むと当該床版は、コンクリートの重さに耐え切れず、その端部の床版16が下方に垂れ下がり、設計上問題を発生させるという問題がある。
その為、当該道路幅の中央部の床版17に先にコンクリートを打ち込みその後で当該端部の床版16にコンクリートを打ち込む方法が考えられているが、その場合には、当該端部の床版が上方に跳ね上がり、上記と同じ問題を起こす事になる。
逆に、当該端部の床版16に先にコンクリートを打ち込みその後で当該道路幅の中央部の床版17にコンクリートを打ち込む方法は、上記した様により大きく当該端部の床版16が下方に垂れ下がることから問題が更に大きくなる。
その為、現在では、図10に示す様な端部補強鋼15を斜交いとして使用して上記問題の解決と計っているが、コストが高騰する原因でもある。
従って本発明の目的は、上記した従来技術の欠陥を改良し、運搬や施工作業が容易で、工期は短く、製作及び施工コストが低くて、しかも大きな剛性、耐震性をもっており、さらに高い耐久性を備えた床版構造体を提供するものであり更には、当該床版構造体の製造方法及び当該床版構造体の施工方法を提供するものである。
本発明は、上記した目的を達成するため以下に記載されたような、基本的な技術構成を採用するものである。
即ち、本発明に於ける第1の態様としては、鉄筋構成体と当該鉄筋構成体を収納する型枠部とから構成されている床版構造体であって、当該鉄筋構成体は、複数の互いに平行に隣接して第1の配置平面に配置されている上段鉄筋群と、複数の互いに平行に隣接して当該第1の配置平面よりも下方に位置している、当該第1の配置平面と平行な第2の配置に配置されている下段鉄筋群とからなり、当該第1の配置平面に於ける各上段鉄筋と当該第2の配置平面於ける当該上段鉄筋と対応する各下段鉄筋とが所定の間隔で圧着金具に連結固定されており、且つ当該上段鉄筋と当該下段鉄筋のそれぞれは、当該上段鉄筋及び当該下段鉄筋の配列方向と直交する方向に所定の間隔で配置されている複数本の配力筋とそれぞれ結合されており、当該型枠部は、所定の形状を有する底部と当該底部の周縁に形成された壁部とからなり、当該鉄筋構成体は当該型枠部の内部に挿入されて、当該型枠部の底部と当該鉄筋構成体の一部とが当該圧着金具を介して、吊り金具により接続固定されており、且つ、当該圧着金具は、当該上段鉄筋と当該下段鉄筋に近接する上下縁部分のそれぞれに、2個の独立して形成された巻き付けかしめ部を有するX字に近似した形状を有するものであり、更に当該それぞれの巻き付けかしめ部の当該上段鉄筋と当該下段鉄筋と接合している接合部分の表面若しくは当該上段鉄筋と当該下段鉄筋と接合している面に、凸状或は凹状の傷状部、溝部、畝部、押陥状部、突起状部から選択された何れかが形成されており、更には、当該上段鉄筋と当該下段鉄筋間を接続する、当該圧着金具の一つおき、或は2つおきに当該圧着金具を越えて斜めに延展せしめられている補強鋼部が設けられている事を特徴とする床版構造体である。
又、本発明に係る第2の態様としては、工事現場から離れた工場等で形成された上記した第1の態様に記載されている複数個の床版構造体を工事現場に搬送し、予め構成されている橋台上又は橋桁上に道路幅方向に互いに並行に隣接した配列した後、一つの床版構造体における当該型枠部の一部の側壁部が、隣接する当該型枠部の対向する側壁部の一部と適宜の手段で連接して固定し、次いで、当該型枠部内と当該鉄筋構成体の内部空間領域内にコンクリートを注入する事を特徴とする床版構造体の施工方法である。
本発明に於ける当該床版構造体は、上記した様な技術構成を採用しているので、特に、鉄筋構成体と鋼製型枠との構造体であって、当該鉄筋は、上下2段に配置され、その上段の鉄筋と下段の鉄筋は、圧着金具により固定されており、当該上段鉄筋、下段鉄筋、圧着金具の構成体と鋼製型枠とが、吊金具によって一体となった構造体であると共に、更に当該上段鉄筋、下段鉄筋が圧着金具と一体となる際に、圧着金具の圧着方法にプレス機械に装着される金型の主要部分に突起部分を設け、傷状突起により圧着力を増大させる機能を持っているので、当該床版構造体が自重或はコンクリートの重さに十分に耐えられる強靭性を持つことが可能となり、従来の様な問題の発生は防止できると同時に、コンクリートを当該床版構造体内に打ち込む順序を考慮する必要がなくなるので、作業の大幅な効率化が達成できることになる。
更に、本発明に係る当該床版構造体、床版及び床版の施工方法は、上記した様な技術構成を採用しているので、基本的には主構成体は、工場にて製作される構造を有する事によって、従来の床版と異なり、補強鋼部13を使用しなくても上記した問題が発生せず、現場での工数を低く抑えることが可能となり、コストを低減するのみならず、圧着金具の採用により鋼製型枠の垂れ下がりを防止することにより、完成度の高い橋梁床版が完成するものである。
さらに、床版の運搬作業や、施工作業を容易に行うことができるようになるので、工期と工事費を大幅に低減することが可能となる。
実施例
以下に本発明に係る床版構造体及び床版の施工方法に関する幾つかの具体例の図面を参照しながら詳細に説明する。
即ち、図1は、本発明に係る床版構造体1の具体例の構成を示す斜視図であり、図中、鉄筋構成体20と当該鉄筋構成体20を収納する型枠部5とから構成されている床版構造体1であって、当該鉄筋構成体20は、複数の互いに平行に隣接して第1の配置平面に配置されている上段鉄筋群6と、複数の互いに平行に隣接して当該第1の配置平面よりも下方に位置している、当該第1の配置平面と平行な第2の配置に配置されている下段鉄筋群7とからなり、当該第1の配置平面に於ける各上段鉄筋6と当該第2の配置平面於ける当該上段鉄筋6と対応する各下段鉄筋7とが所定の間隔で圧着金具11に連結固定されており、且つ当該上段鉄筋6と当該下段鉄筋7のそれぞれは、当該上段鉄筋6及び当該下段鉄筋7の配列方向と直交する方向に所定の間隔で配置されている複数本の配力筋10とそれぞれ結合されており、当該型枠部5は、所定の形状を有する底部16と当該底部16の周縁に形成された壁部17とからなり、当該鉄筋構成体20は当該型枠部5の内部に挿入されて、当該型枠部5の底部16と当該鉄筋構成体20の一部とが吊り金具9により接続固定されている床版構造体1が示されている。
即ち、本発明に於ける当該床版構造体1は、鉄筋6、7と鋼製型枠5との構造体であって、鉄筋6、7は、上下2段に配置され、その上段の鉄筋6と下段の鉄筋7は、圧着金具11により固定されており、当該上段鉄筋6、下段鉄筋7、圧着金具11の構成体20と鋼製型枠5とが、吊金具9によって一体となった構造体であることを特徴とする床版構造体1である。
更に、本発明に係る当該床版構造体1は、鋼製型枠5の内部に上段鉄筋6、下段鉄筋7が、圧着金具11及び吊金具9によって固定されているものであり、更に上段鉄筋6、下段鉄筋7が、予め当該配力筋10で接合されていても良く、或いは、当該配力筋10は、架設後に現場で挿入・緊結されるものであっても良い。更には、現場では、隣接する各床版構造体1間の配力筋10を相互に接合する操作を行うもので有っても良い。
本発明に於ける当該床版構造体1は、道路の長手方向に沿ってみた側面図を示す図2に示す様に、橋台2と橋脚3との間に架設された橋桁4の上に道路の幅方向に並行に複数個を隣接配列して行くものであり、その後で当該各床版構造体1内にコンクリートを打ち込むものである。
即ち図2で示すとおり、工場等で製作された床版構造体1は、トラック等により現場まで、運搬されて、クレーン等により、図示の様に順序正しく架設されてゆく。
さらに図2で示す通り、床版構造体1は、所定の順序で、架設敷設された後、場合によって当該工場等で配力筋10が挿入されていない場合には、図1で示す様に、現場に於いて当該配力筋10を挿入し上段鉄筋6及び下段鉄筋7と当該配力筋10とを別の鉄線により結束する。
これにより鉄筋コンクリートの主材である圧縮側、引張側の骨材が、完了する。
当該配力筋10の緊結が完了すると、当該床版構造体1の内部にコンクリートを流し込み養生期間を経て床版は完成する。
つまり、本発明における当該床版構造体1は、配力筋10の取り付け時期の差異が見られる点を除き、全て工場又は当該現場外にて、製作されることを原則とする。
本発明に於ける当該床版構造体1に使用される当該型枠部5は鋼製である事が望ましい。
次に、本発明に於ける当該上段鉄筋6及び当該下段鉄筋7とを当該鉄筋の長手方向に所定の間隔で、且つ当該上下段鉄筋6、7間を所定の距離だけ相互に離間させて相互に平行に配置設定するため当該圧着金具11で連結固定するものであるが、当該圧着金具11による両鉄筋の連結接合固定方法について説明する。
即ち、本発明に於いて使用される当該圧着金具11は、図3(A)に示す様に本体部111とその両端部に当該上段鉄筋6と当該下段鉄筋7に巻き付けてかしめるための巻き付けかしめ部112が設けられており、係る圧着金具11の当該巻き付けかしめ部112に図3(B)に示す様に、それぞれ当該上段鉄筋6と当該下段鉄筋7とを挿入し、成型溝部41を持った適宜のプレス金型40を使用して押圧成型して図3(C)に示す様に当該上段鉄筋6と当該下段鉄筋7との間を連結接合固着させるものである。
従来では、係る圧着金具11と当該上下段鉄筋との接合固着に際しては、溶接処理をおこなっていたが、当該溶接によると、溶接温度で当該鉄筋6、7の特性、品質が変質して、床版構造体としての強度が低下する事が判明しているので、本発明に於いては、溶接方式は採用せず、非溶接方式として上記したかしめ方式を採用するものである。
即ち、当該圧着金具11は、当該上段鉄筋6と当該下段鉄筋7とに非溶接手段により接合されている事が特徴である。
そして、本発明では、更に図3及び図4に示す様に、当該圧着金具11に於ける当該上段鉄筋6と当該下段鉄筋7と接合している接合部分、つまり巻き付けかしめ部112の表面に、凹み傷状部、凹状の溝部、押陥状部等の凹み部42が形成されている事が望ましく、又当該圧着金具に於ける当該上段鉄筋6と当該下段鉄筋7と接合している面、つまり当該巻き付けかしめ部112の裏面に、凸状の傷状部、凸状の畝部、突起状部等の突出部43が形成されている事が好ましい。
当該上段鉄筋、下段鉄筋が圧着金具と一体となる際に、圧着金具の圧着方法にプレス機械に装着される金型の主要部分に突起部分を設け、傷状突起により圧着力を増大させる機能を持っているので、これによってすべりを完全に防止した形状となっている。
より具体的には、図5に示す様に、当該プレス金型40の成型溝部41の内面に適宜の長さを持った突起状畝状分44を複数本並列して設けるか、適宜の大きさの突起分45を適当数適宜の部位に設けることによって実現可能である。
かかる操作を行う事によって、当該圧着金具11の当該巻き付けかしめ部112の表面部には、所定の凹み部42が形成されると同時に、これと対応する巻き付けかしめ部112の裏面部には、当該凹み部42に対応した突起状部43が形成される事になり、係る突起状部43が比較的粗い表面を有する当該上段鉄筋6及び当該下段鉄筋7の表面と強固な固定部分を形成する事になり、ずれの問題が解消される。
更に、当該上段鉄筋6及び下段鉄筋7の表面に、図7に示す様に予め適宜の間隔で当該鉄筋の長手方向軸と直交する方向に畝状部30が設けられているものを併用する事により、本発明の効果が倍増する。
本発明に於ける当該圧着金具11に設けられる当該凹み部42或いは突起状部43の間隔や個数は特に限定されるものではなく、適宜に設ける事が可能であるが、上記した鉄筋に設けられる畝状部30の間隔と所定の関連性を持つ様にしておくことも望ましい具体例である。
本発明に於ける当該凹み部42或は当該突出部43は、図7(A)に示す様に、当該圧着金具1に於ける当該接合部分で、当該上段鉄筋6と当該下段鉄筋7が当該圧着金具11と接触する面とは反対側の面に形成されている事が好ましい。
又、本発明に於ける当該圧着金具11の少なくとも一部に、特に当該圧着金具11と当該鉄筋6、7とが接合される部位に近接した位置にコンクリートが流通する窓部50が設けられている事が好ましく、これによって、当該床版構造体1内部にコンクリートを打ちこんだ際に、当該コンクリートが容易に当該床版構造体1内部の空間をスムースに流動して、均一な充填状態を短期間で完成する事に大きな効果を発揮する事が可能である。
同様に、図7(B)に示す様に、当該圧着金具11は、X字状の形状を有しているもので有っても良い。
又、本発明においては圧着金具11の材質としては、鋼製のものを選択しているが、その他プラスチック、セラミックス、アルミニウム、ステンレス、炭素繊維などの材質も状況によって選択する。
更に図9で示す通り本発明に於いては、当該床版構造体1に於ける端部片持ち部の鋼製型枠体5の垂れ下がりを防止する為、端部補強鋼13を装着する事も望ましい。
即ち、本発明に於いては、当該鉄筋構成体20に於ける当該上段鉄筋6と当該下段鉄筋7との間が更に補強鋼部13によって相互に接合されているものであって、上段鉄筋6と当該下段鉄筋7間を、当該圧着金具11の一つおき或いは2つおきに補強鋼部13が斜めに配置される様に構成するものである。
本発明に於いては、更に上段鉄筋6、及び下段鉄筋7、圧着金具11と吊金具9によって鋼製型枠5が一体となり床版構造体1が完成する。
即ち、図8に示す様に、当該型枠部5は、所定の形状を有する底部16と当該底部16の周縁に形成された壁部17とからなり、当該鉄筋構成体20は当該型枠部5の内部に挿入されて、当該型枠部5の底部16と当該鉄筋構成体20の一部とが吊り金具9により接続固定されているものである。
尚、図8の具体例では、既に配力筋10が当該鉄筋構成体20内に配備されている例を示している。
本発明に於いては、当該吊り金具9は、当該圧着金具11の略中央部にその1端部が接合固定され、他の端部が当該型枠部5の底部16と接合固定されている。
本発明に於ける当該床版構造体1のそれぞれの部材は、鋼製であることが、望ましいもののプラスチック、セラミックス、アルミニウム、ステンレス、炭素繊維などの材質も状況によって選択する。
本発明において、最も特徴的であるものは、圧着金具11を採用していることであるが、その理由は、コンクリートを打設したときにコンクリートの垂れ下がりを防止し、均一なコンクリート成形物を生むことが可能であることと、上段鉄筋6及び下段鉄筋7及び圧着金具11の構造が最も合理的な固着構造となり、これが従来のプレファブ鉄筋コンクリート床版以上の剛性を果たすものである。
本発明に於ける第2の態様は、床版構造体1の製造方法であるが、上記した説明から明らかな様に、当該製造方法は、
上段鉄筋と下段鉄筋とを所定の間隔を介して互いに平行に隣接して配置した後、当該一対の上段鉄筋と下段鉄筋の長手方向に所定の間隔で圧着金具により連結固定する第1の工程、
当該圧着金具により相互に連結固定されている当該一対の上段鉄筋と下段鉄筋の組を複数個用意して、それぞれを起立状態に保持しながら相互に平行に隣接配置する第2の工程
当該上段鉄筋と当該下段鉄筋のそれぞれを、当該上段鉄筋及び当該下段鉄筋の配列方向と直交する方向に所定の間隔で配置されている複数本の配力筋と結合するか結合せずに鉄筋構成体を形成する第3の工程、
当該鉄筋構成体を、所定の形状を有する底部と当該底部の周縁に形成された壁部とからなる型枠部の内部に挿入する第4の工程、及び
当該型枠部の底部と当該鉄筋構成体の一部とを吊り金具により接続固定する第5の工程、
とから構成されている床版構造体の製造方法である。
更に、上記製造方法においては、当該第2、第3若しくは第5の工程の何れかに、当該鉄筋構成体に於ける当該上段鉄筋と当該下段鉄筋との間を補強鋼部によって相互に接合する工程が更に付加されている事も望ましい具体例である。
本発明に於いては、当該床版構造体1は、最終的には、図11に示す様に、複数個の当該床版構造体1が並列に橋桁4上に配列されるが、その際に、図6に示す様に、当該複数個の床版構造体1が互いに平行して配列されており、一つの床版構造体1における当該型枠部5の一部の側壁部17が、隣接する当該型枠部5の対向する側壁部17の一部と適宜の手段48で連接されている事が望ましい。
最終工程で、本発明に於ける床版構造体1は、当該型枠部5内と当該鉄筋構成体20の内部空間領域内にコンクリートが注入されるものである。
その際に、場合によっては、当該構造体1は、工場で製作され、現場で、架設された後、上段鉄筋6、下段鉄筋7とは、直角方向に交わる配力筋10を現場で、結束した後にコンクリートが、注入される様に構成されているもので有っても良い。
本発明に係る当該床版構造体1の一具体例に於ける一部拡大図が図12に示されている。
図12から理解される様に、適宜の上段鉄筋6及び下段鉄筋7が、桁4上に適宜の手段、例えば溶接、溶着等の手段により仮止された状態で配置されている。
又、本発明に係る当該床版構造体1内に打設されるコンクリートは、当該床版構造体1内に均一に打設されることが、望ましい。
又、本発明に係る床版構造体1内に打設するコンクリートが、下部に漏れないことが、望ましい。
一方、本発明に係る当該床版構造体1に於ける本体の長手方向の少なくとも一方の端部に、他の床版構造体1の本体部の端部を接続連結固定させる固定部材が設けられている事が望ましい。
係る、固定部材の構造は特に限定されるものではないが、従来公知の連結手段を使用する事が可能である。
次に本発明に係る当該床版の施工方法について図2を参照しながら説明する。先ず床版構造体1を製造する工場或いは施工現場に於いて、複数個の床版構造体1をトラックなどに積載して現場に搬入し、クレーン等により床版構造体1を1体ずつ順序正しく架設をする。
床版構造体1を数体敷設したところで、配力筋10を挿入し上段鉄筋6及び下段鉄筋7との交点を細い鉄線などにより緊結する。
上記作業を繰り返すことにより、床版の敷設が、完了し、コンクリートを最後に全体に打設することにより完成する。
コンクリートが固化すると、コンクリート、床版構造体1が一体化して、剛性構造となり、大きな剛性をもち、しかも従来の床版に比べて高い剛性の床版ができるので、従来の技術を使用した場合より桁4の間隔を長くでき、桁4の数を少なくする事ができる。
また、床版構造体1の本体が床版の外壁を構成することになるので、コンクリート型枠を組んだり、これを外したりする必要がない。
さらに、仮設材をまったく設けずに床版構造体1を施工することが可能となる。
即ち、本発明に於ける床版の施工方法としては、基本的には、上記した構成からなる当該床版構造体1を橋台上又は橋脚上、に敷設する工程及び当該床版構造体1の該空間領域内にコンクリートを注入する工程とから構成されているものであり、又他の態様としては、複数の当該床版構造体1を一定の方向に直線的に配置隣接させ、それぞれの当該床版構造体の互いに隣接する端部同士を互いに連結する工程、当該連結された床版構造体を橋台又は橋脚上に架設搭載させる工程とから構成されている床版の施工方法である。
以上本発明の実施の形態について詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更などがあっても本発明に含まれる。
上記した本発明に於ける床版構造体の施工方法を要約すると、工事現場か離れた工場等で形成された請求項1乃至9に記載されている複数個の床版構造体を工事現場に搬送し、予め構成されている橋台上又は橋桁上に道路幅方向に互いに並行に隣接した配列した後、一つの床版構造体における当該型枠部の一部の側壁部が、隣接する当該型枠部の対向する側壁部の一部と適宜の手段で連接して固定し、次いで、当該型枠部内と当該鉄筋構成体の内部空間領域内にコンクリートを注入する事を特徴とする床版構造体の施工方法である。
以上のように本発明によれば、従来の床版は、全ての工程を現場で、製作する工法と違って、主要な構造物を全て、工場で行い、正確な製品を現場に搬入し、わずか、配力筋を挿入して結束するだけの工程を消化するだけで、コンクリート打設作業ができるので、工期は、早く労働力の縮減を提供できて、正確な床版を完成することができる。
さらに、強度面に於いて従来のプレファブ床版の最大の欠点であった、鋼製型枠5の垂れ下がりを防止し、堅固な橋梁床版を完成することが可能になったことと、コスト面においては、床版の運搬作業や、施工作業を容易に行うことができるようになるので、工事費を大幅に低減することが可能となる。
図1は本発明の床版構造体の一具体例の構成を示部分斜視図である。 図2は、本発明の床版構造体の施工方法の一具体例の構成を示す断面図である。 図3は、本発明の圧着金具の斜視図である。 図4は、本発明の圧着金具と鉄筋との結合状態を示す断面部である。 図5は、本発明の圧着金具のプレス加工処理の例を示す断面図である。 図6は、本発明の床版構造体の接続状態を説明する断面図である。 図7は、本発明の圧着金具の具体例における断面を示す正面図である。 図8は、本発明に係る型枠部の構成の一例を示す断面図である。 図9は、本発明に係る鉄筋構成体の他の具体例の構成を示す断面図である。 図10は、従来工法の具体例における断面構造を示す正面図である。 図11は、従来プレファブ床版の具体例における架設状況を示す斜視図である。 図12は、本発明に於ける床版構造体の施工方法の例を説明する図である。
符号の説明
1…床版構造体
2…橋台
3…橋脚
4…橋桁
5…鋼製型枠
6…上段鉄筋
7…下段鉄筋
8…従来プレファブ床版
9…吊金具
10…配力筋
11…圧着金具
12…道路側壁
13…補強鋼部
14…支保工
15…端部補強鋼
20…鉄筋構成体
21…床版構造体空内領域
22…型枠ベニア
30…畝状部
40…プレス金型
41…成型溝部
42…凹み部
43…突起状部
44…畝状突部
45…突起状部
50…孔部
111…圧着金具本体部
112…巻き付けかしめ部

Claims (8)

  1. 鉄筋構成体と当該鉄筋構成体を収納する型枠部とから構成されている床版構造体であって、当該鉄筋構成体は、複数の互いに平行に隣接して第1の配置平面に配置されている上段鉄筋群と、複数の互いに平行に隣接して当該第1の配置平面よりも下方に位置している、当該第1の配置平面と平行な第2の配置に配置されている下段鉄筋群とからなり、当該第1の配置平面に於ける各上段鉄筋と当該第2の配置平面於ける当該上段鉄筋と対応する各下段鉄筋とが所定の間隔で圧着金具に連結固定されており、且つ当該上段鉄筋と当該下段鉄筋のそれぞれは、当該上段鉄筋及び当該下段鉄筋の配列方向と直交する方向に所定の間隔で配置されている複数本の配力筋とそれぞれ結合されており、当該型枠部は、所定の形状を有する底部と当該底部の周縁に形成された壁部とからなり、当該鉄筋構成体は当該型枠部の内部に挿入されて、当該型枠部の底部と当該鉄筋構成体の一部とが当該圧着金具を介して、吊り金具により接続固定されており、且つ、当該圧着金具は、当該上段鉄筋と当該下段鉄筋に近接する上下縁部分のそれぞれに、2個の独立して形成された巻き付けかしめ部を有するX字に近似した形状を有するものであり、更に当該それぞれの巻き付けかしめ部の当該上段鉄筋と当該下段鉄筋と接合している接合部分の表面若しくは当該上段鉄筋と当該下段鉄筋と接合している面に、凸状或は凹状の傷状部、溝部、畝部、押陥状部、突起状部から選択された何れかが形成されており、更には、当該上段鉄筋と当該下段鉄筋間を接続する、当該圧着金具の一つおき、或は2つおきに当該圧着金具を越えて斜めに延展せしめられている補強鋼部が設けられている事を特徴とする床版構造体。
  2. 当該型枠部は鋼製である事を特徴とする請求項1に記載の床版構造体。
  3. 当該圧着金具は、当該上段鉄筋と当該下段鉄筋とに非溶接手段により接合されている事を特徴とする請求項1又は2に記載の床版構造体。
  4. 当該凹み部或は当該突出部は、当該圧着金具に於ける当該接合部分で、当該上段鉄筋と当該下段鉄筋が当該圧着金具接触する面とは反対側の面に形成されている事を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の床版構造体。
  5. 当該凹み部或は当該突出部は、プレス金型により付与されている事を特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の床版構造体。
  6. 当該圧着金具の少なくとも一部にコンクリートが流通する窓部が設けられている事を特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の床版構造体。
  7. 当該型枠部内と当該鉄筋構成体の内部空間領域内にコンクリートが注入されている事を特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の床版構造体。
  8. 工事現場から離れた工場等で形成された請求項1乃至7の何れかに記載されている複数個の床版構造体を工事現場に搬送し、予め構成されている橋台上又は橋桁上に道路幅方向に互いに並行に隣接した配列した後、一つの床版構造体における当該型枠部の一部の側壁部が、隣接する当該型枠部の対向する側壁部の一部と適宜の手段で連接して固定し、次いで、当該型枠部内と当該鉄筋構成体の内部空間領域内にコンクリートを注入する事を特徴とする床版構造体の施工方法。
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