JPH1018216A - 移動式アスファルト混合機 - Google Patents

移動式アスファルト混合機

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JPH1018216A
JPH1018216A JP17504796A JP17504796A JPH1018216A JP H1018216 A JPH1018216 A JP H1018216A JP 17504796 A JP17504796 A JP 17504796A JP 17504796 A JP17504796 A JP 17504796A JP H1018216 A JPH1018216 A JP H1018216A
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JP
Japan
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asphalt
mixer
filler
aggregate
supply means
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Application number
JP17504796A
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English (en)
Inventor
Koretada Seki
惟忠 関
Yukiro Adachi
幸郎 足立
Yasunori Kagawa
保徳 香川
Haruyuki Hirano
治行 平野
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HANSHIN KOSOKU DORO KODAN
OOBAYASHI DORO KK
Niigata Engineering Co Ltd
Original Assignee
HANSHIN KOSOKU DORO KODAN
OOBAYASHI DORO KK
Niigata Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】加熱されたアスファルト合材を供給できる移動
可能なアスファルト混合機を提供する。 【解決手段】公道上を走行可能なトラック3の荷台にア
スファルト混合機2を搭載した。混合機2は、骨材供給
手段4と、フィラ供給手段5と、アスファルト供給手段
6と、ミキサ7と、アスファルト供給手段とミキサに熱
を供給する加熱手段8と、駆動源である発電機9等を有
している。道路にポットホール等の補修必要箇所が発見
された時には、現場に直ちに駆けつけて加熱したアスフ
ァルト合材を供給し、補修を行うことができる。道路が
危険な状態にある時間が短くなり、常温合材で補修した
場合に比べて補修部分の強度が高いので、特に高速道路
の安全管理上、きわめて有効である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アスファルト舗装
路面に生じるポットホール等の補修に有効な移動式アス
ファルト混合機に関する。
【0002】
【従来の技術】アスファルト舗装時の何らかの欠陥(合
材の温度低下等に起因する圧密不足等)や舗装に作用す
る水分による影響と、車両の通過荷重の影響とによっ
て、路面表層部が剥離してポットホールとよばれる部分
的な穴が生じることがある。このポットホールは、その
直径が10センチ程度のものから数十センチ程度のもの
まで様々であり、一旦発生すると周縁の混合物を破壊し
て急速な勢いで拡大する。高速道路で発生したポットホ
ールは特に危険であり、安全上直ちに補修する必要があ
る。従来は、殆ど常温合材(カットバックアスファル
ト)で補修していたが、強度発現前に破壊してポットホ
ールが再発する等の問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】補修箇所の耐久性を向
上させるためには、路面の表層部と同質の加熱されたア
スファルト合材を用いて補修することが望ましいが、加
熱されたアスファルト合材をアスファルトプラントで製
造する場合、一般には最小でも500kg程度の製造量
になり、この量は補修に必要な実際の使用量である50
〜100kgに対して多すぎる。また、アスファルトプ
ラントで製造するため、入手可能な場所や時期に制限が
ある。さらに、プロパンバーナ等を用いて、冷えた加熱
アスファルト合材を現場で再加熱して使用することも考
えられるが、品質上の観点から問題がある。このような
状況から、ポットホールに対して耐久性の十分な補修を
速やかに行うための根本的な対策が望まれている。
【0004】本発明は、ポットホールを補修するために
加熱されたアスファルト合材を供給できる移動可能なア
スファルト混合機を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された移
動式アスファルト混合機は、公道上を走行可能な車両
に、補修用アスファルト合材を製造供給するアスファル
ト混合機を搭載している。
【0006】請求項2に記載された移動式アスファルト
混合機は、請求項1記載の移動式アスファルト混合機に
おいて、車両上のアスファルト混合機が、骨材供給手段
と、フィラ供給手段と、アスファルト供給手段と、前記
骨材供給手段から供給された骨材と前記フィラ供給手段
から供給されたフィラと前記アスファルト供給手段から
供給されたアスファルトを混合するミキサと、前記アス
ファルト供給手段と前記ミキサに熱を供給する加熱手段
と、駆動力供給手段から構成されていることを特徴とす
る。
【0007】請求項3に記載された移動式アスファルト
混合機は、請求項2記載の移動式アスファルト混合機に
おいて、前記加熱手段が、熱媒体油を加熱する電気ヒー
タと、電動機で駆動されて熱媒体油を循環させるポンプ
を有しており、前記駆動力供給手段が発電機であること
を特徴とする。
【0008】請求項4に記載された移動式アスファルト
混合機は、請求項3記載の移動式アスファルト混合機に
おいて、前記車両が自走式の車両であることを特徴とす
る。
【0009】請求項5に記載された移動式アスファルト
混合機は、請求項3記載の移動式アスファルト混合機に
おいて、前記車両が、自走式の車両に牽引される車両で
あることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例を図1
〜図3を参照して説明する。本例の移動式アスファルト
混合機1は、図2及び図3に示すように、加熱された補
修用のアスファルト合材を製造するアスファルト混合機
2を、自走式の車両であるトラック3の荷台に設置した
ものである。本例のトラック3は、ディーゼルエンジン
駆動の4トントラックである。荷台の寸法は2120×
5300(mm)である。
【0011】図1は、前記アスファルト混合機2の構成
を示す図である。アスファルト混合機2は、骨材供給手
段4と、フィラ供給手段5と、アスファルト供給手段6
と、骨材とフィラとアスファルトを混合するミキサ7
と、材料を加熱する加熱手段8と、駆動力供給手段とし
ての発電機9と空気圧縮機10を有している。
【0012】骨材供給手段4は、骨材ホッパ11と、骨
材フィーダ12と、骨材計量ホッパ13を有している。
骨材ホッパ11は水張り1m3 の容量であり、加熱乾燥
した表層用合材配合(例えば13mmトップ密粒アスフ
ァルトコンクリート等)の骨材を、あらかじめアスファ
ルトプラントから1トン程度受け入れて貯蔵する。骨材
フィーダ12は、電動機を駆動源とし、骨材ホッパ11
から排出された骨材を骨材計量ホッパ13に搬送して投
入する。骨材計量ホッパ13は、計量器と、エアシリン
ダで駆動される排出カットゲート14と、ダストカバー
15等を有している。骨材計量ホッパ13は、骨材フィ
ーダ12が搬送した骨材を受け入れて計量器で計量す
る。骨材計量ホッパ13が予め定められた量の骨材を受
け入れると、前記骨材フィーダ12は自動的に停止す
る。骨材計量後、骨材計量ホッパ13は排出カットゲー
ト14を解放して計量された所定量の骨材を後述するミ
キサ7内に投下する。
【0013】フィラ供給手段5は、フィラホッパ16
と、フィラフィーダ17と、フィラ計量ホッパ18と、
フィラ投入スクリュを有している。フィラホッパ16は
水張り0.1m3 の容量であり、補修用のアスファルト
合材を生産するのに必要なフィラ(石粉)を受け入れて
貯蔵する。フィラフィーダは、電動機を駆動源とし、フ
ィラホッパ16から排出されたフィラをフィラ計量ホッ
パ18に搬送して投入する。フィラ計量ホッパ18は、
計量器と、エアシリンダで駆動される排出バタフライ弁
19と、ダストカバー等を有している。フィラ計量ホッ
パ18は、フィラフィーダ17が搬送したフィラを受け
入れて計量器で計量する。フィラ計量ホッパ18が予め
定められた量のフィラを受け入れると、前記フィラフィ
ーダ17は自動的に停止する。フィラ計量後、フィラ計
量ホッパ18は排出バタフライ弁19を解放して計量さ
れた所定量のフィラをフィラ投入スクリュ20内に投下
する。フィラ投入スクリュ20は、電動機を駆動源と
し、フィラ計量ホッパ18から排出されたフィラを搬送
してパイプシュート20aを介して後述するミキサ7内
に投下する。
【0014】アスファルト供給手段6は、アスファルト
溶解槽21と、アスファルト計量槽と、アスファルトス
プレイポンプとを有している。アスファルト溶解槽21
は、熱媒体油が循環するジャケット22を備えた槽23
と、槽内温度を均一にするために電動機で駆動されて槽
23内を攪拌する攪拌機24と、エアシリンダで駆動さ
れる排出用のボールバルブ25を有している。槽23は
水張り0.1m3 の容量である。アスファルト溶解槽2
1は、ストレートアスファルトを液体又は袋詰(開封、
粉砕)の状態で受け入れ、これを所定の温度(例えば1
60℃)まで昇温させて溶解する。アスファルト計量槽
26は、受けホッパ27と、計量器と、エアシリンダで
駆動される排出ダンプバルブ28を有している。アスフ
ァルト計量槽26は水張り0.03m3 の容量であり、
アスファルト溶解槽21のボールバルブ25から排出さ
れた溶解したアスファルトを受け入れて計量する。アス
ファルト計量槽26が所定量(例えば6kg)のアスフ
ァルトを計量すると、前記アスファルト溶解槽21のボ
ールバルブ25が閉止され、排出ダンプバルブ28が開
放されて計量済みのアスファルトがアスファルトスプレ
イポンプ30に供給される。アスファルトスプレイポン
プ30は、前記アスファルト計量槽26から供給された
所定量のアスファルトを後述するミキサ7内に噴射す
る。
【0015】ミキサ7は、計量された骨材とフィラとア
スファルトを混合するためのものである。ミキサ7は、
1バッチ100kgの容量を有し熱媒体油が循環するジ
ャケット31を備えた槽32と、槽32内に投入された
骨材とフィラとアスファルトを均一に混合するために電
動機で駆動されて槽32内を攪拌する攪拌機33と、エ
アシリンダで駆動される排出用のナイフゲート34を有
している。ナイフゲート34の出口にはシュート35が
連結され、シュート35の出口には手動で開閉するゲー
トがある。攪拌機33の回転数はインバータ制御によっ
て可変である。
【0016】材料を加熱する加熱手段8は、熱媒体油を
蓄える貯槽40と、貯槽40の内部に設けられて熱媒体
油を加熱する電気ヒータ41と、加熱された貯槽40内
の熱媒体油を循環させるポンプ42とを有している。ポ
ンプ42は電動機で駆動される。貯槽40の外面は保温
材で覆われている。貯槽40には、温度の上昇による熱
媒体油の膨張を吸収するエキスパンションタンク40a
が接続されている。貯槽40に連結されたポンプ42の
吐出口は、アスファルト溶解槽21のジャケット22と
ミキサ7のジャケット31の各流入口に、それぞれ配管
43a,44a及び電磁弁43b,44bを介して連結
されている。アスファルト溶解槽21のジャケット22
とミキサ7のジャケット31の各流出口は、それぞれ配
管45a,46a及び弁45b,46bを介して貯槽4
0の戻り口に連結されている。加熱手段は、例えば22
0℃の熱媒体油を供給できる。熱媒体油の温度はサーモ
スタットを利用して所定の範囲に保ことができる。
【0017】駆動力供給手段としての発電機9はディー
ゼルエンジン式の発電機であり、エンジン出力は39/
45PS、容量は30/35kVAである。発電機9
は、加熱手段8の電気ヒータ41に電力を供給し、また
骨材供給手段4とフィラ供給手段5とアスファルト供給
手段6の各電動機に電力を供給する。駆動力供給手段と
しての空気圧縮機10は空気吐出量が46l/min
(60Hz)であり、骨材供給手段4とフィラ供給手段
5とアスファルト供給手段6とミキサ7の各エアシリン
ダを駆動する圧縮空気を供給する。
【0018】本例の移動式アスファルト混合機1は、各
部を操作・制御するための制御盤50を有している。こ
の制御盤50によれば、計量指示計を見ながらスイッチ
で骨材フィーダ12・フィラフィーダ17・ボールバル
ブ25を操作し、骨材・フィラ・アスファルトの計量を
行うことができる。また、排出カットゲート14と、排
出バタフライ弁19と、排出ダンプバルブ28をスイッ
チで操作し、計量された各材料をミキサ7に排出させる
ことができる。また、ミキサ7内とアスファルト溶解槽
21内の熱媒体油の各温度を温度計で確認しながら、ス
イッチによってミキサ7を操作し、各材料の混合を行う
ことができる。また、混合終了後、製造されたアスファ
ルト合材をスイッチによるナイフゲート34の操作でミ
キサ7から排出することができる。その他、本装置が有
する機器類の調整・操作はすべて、この制御盤50にお
いて簡単なスイッチ操作で行うことができる。
【0019】次に、以上の構成になる移動式アスファル
ト混合機1の使用方法を説明する。この移動式アスファ
ルト混合機1は、例えば高速道路のポットホールの補修
に使用されるものである。補修用アスファルト合材の各
材料は、移動式アスファルト混合機1の所定の位置にあ
らかじめ貯蔵しておく。即ち、骨材ホッパ11には、加
熱乾燥した表層用合材配合の骨材をアスファルトプラン
トから1トン程度受け入れて貯蔵しておく。同様に、フ
ィラホッパ16には100kg程のフィラを受け入れ、
アスファルト溶解槽21には40kg程のアスファルト
を受け入れておく。
【0020】この移動式アスファルト混合機1はアスフ
ァルト混合機2をトラック3に搭載したものであるか
ら、高速道路にポットホール等の補修必要箇所が発見さ
れた時には現場に直ちに駆けつけて加熱アスファルト合
材で補修を行うことができる。そのためには、出動の際
に、発電機9を始動させて加熱手段8の電気ヒータ41
とポンプ42を駆動しておき、熱媒体油を所定温度(例
えば220℃)に加熱して循環させておく。現場到着ま
での時間にもよるが、これによってアスファルト溶解槽
21に蓄えられたアスファルトを溶解させることがで
き、また次に説明するように骨材を予め加熱することも
できる。
【0021】本例においては、幅員の狭い道路であって
も通行でき、かつ機動性が良く普通免許で運転できる4
トン車に前記諸機能を備えた装置を搭載した。各装置は
立体的に1つのユニット内に収納されているので、コン
テナの様にトラックに対して容易に着脱することが可能
であり、トラックを多目的に使用することもできる。
【0022】骨材ホッパ11から排出された骨材を骨材
フィーダ12によって搬送し、骨材計量ホッパ13に投
入して所定量(例えば90kg)に計量する。骨材計量
ホッパ13に投入された骨材の量が所定量に達したこと
を計量器が検知すると、骨材フィーダ12は自動的に停
止する。エアシリンダが駆動されて排出カットゲート1
4が開放され、計量された骨材がミキサ7内に投入され
る。ミキサ7の攪拌機33の回転数は、インバータ制御
により適当な低速回転数に設定しておく。ミキサ7内の
骨材は、ジャケット31内を循環する熱媒体油によって
あらかじめ加熱される。
【0023】移動式アスファルト混合機1が現場に到着
すると、トラック3に載っていた補修作業員が補修すべ
きポットホールの表面はつり、清掃、タックコート散布
等の作業を行う。この作業に並行して、アスファルトの
計量作業を行う。即ち、制御盤50の温度計によってア
スファルト溶解槽21内のアスファルトが所定温度(例
えば160℃)に達していることを確認した後、エアシ
リンダを駆動してボールバルブ25を開放する。溶解し
たアスファルトはアスファルト計量槽26に投入されて
計量器で所定量(例えば6kg)が計量される。
【0024】また、フィラの計量を行う。即ち、フィラ
ホッパ16から排出されたフィラをフィラフィーダによ
って搬送し、フィラ計量ホッパ18に投入して計量器で
所定量に計量する。フィラ計量ホッパ18が予め定めら
れた量のフィラを受け入れると、前記フィラフィーダ1
7は自動的に停止する。
【0025】ミキサ7内の骨材が所定の温度(例えば1
70℃)に達したら、フィラ計量ホッパ18の排出バタ
フライ弁19を解放し、フィラ投入スクリュ20を駆動
する。計量された所定量のフィラはパイプシュート20
aを介してミキサ7内に投下される。ここでミキサ7の
攪拌機33の回転数を高速に切り替える。
【0026】アスファルト計量槽26の排出ダンプバル
ブ28を開放して計量済みのアスファルトをアスファル
トスプレイポンプ30に供給する。アスファルトスプレ
イポンプ30は、前記所定量のアスファルトをミキサ7
内に噴射する。
【0027】アスファルトをミキサ7内に噴射開始して
から約1分後に混合が完了し、所定温度に加熱された補
修用のアスファルト合材ができあがる。エアシリンダを
駆動して排出用のナイフゲート34を開放し、アスファ
ルト合材を排出する。ナイフゲート34の出口に連通す
るシュート35の出口において、排出されたアスファル
ト合材を作業員が一輪車51で受ける。このアスファル
ト合材を補修箇所に運び、スコップ等でポットホール内
に敷き均し、可搬式振動ローラやコンパクタ等で転圧し
て平らに仕上げる。
【0028】本例の混合機では、熱媒体油による間接加
熱方式を採用したことにより、熱風式加熱の様に骨材加
熱時の粉塵発生・煤塵発生がない。また攪拌回転数を自
在に変えられるインバータ制御を採用したことにより、
加熱時の骨材粉砕を低速回転により低減すると共に、混
合時の高速回転による短時間混練りを実現させた。
【0029】アスファルト混合機以外の作業に使用する
機器・道具類はトラック3の荷台に設けた作業具置き場
52にコンパクトにまとめて収納することができる。
【0030】以上説明した例においては、自走式の車両
であるトラック3を利用し、その荷台にアスファルト混
合機2を搭載したが、エンジンを持たない台車等の自走
式でない車両にアスファルト混合機を搭載し、これを自
走式の車両であるトラック等によって牽引して移動する
ようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、アスファルト混合機を
トラックに搭載したので、道路にポットホール等の補修
必要箇所が発見された時には、現場に直ちに駆けつけて
加熱したアスファルト合材を供給し、補修を行うことが
できる。このため、道路が危険な状態にある時間が短く
なり、さらに常温合材で補修した場合に比べて補修部分
の強度が高いので、特に高速道路の安全管理上、きわめ
て有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例におけるアスファル
ト混合機の構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態の一例における移動式アス
ファルト混合機の平面図である。
【図3】本発明の実施の形態の一例における移動式アス
ファルト混合機の正面図である。
【符号の説明】
1 移動式アスファルト混合機 2 アスファルト混合機 3 車両としてのトラック 4 骨材供給手段 5 フィラ供給手段 6 アスファルト供給手段 7 ミキサ 8 加熱手段 9 駆動力及び加熱熱量供給手段としての発電機 10 エアシリンダを作動させる駆動力供給手段として
の空気圧縮機 41 電気ヒータ 42 ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関 惟忠 大阪府大阪市中央区久太郎町4丁目1番3 号 阪神高速道路公団内 (72)発明者 足立 幸郎 大阪府大阪市中央区久太郎町4丁目1番3 号 阪神高速道路公団内 (72)発明者 香川 保徳 大阪府大阪市中央区釣鐘町2−4−17 大 林道路株式会社大阪支店内 (72)発明者 平野 治行 群馬県群馬郡群馬町棟高730 株式会社新 潟鉄工所高崎工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公道上を走行可能な車両に、補修用アス
    ファルト合材を製造供給するアスファルト混合機を搭載
    した移動式アスファルト混合機。
  2. 【請求項2】 前記アスファルト混合機が、骨材供給手
    段と、フィラ供給手段と、アスファルト供給手段と、前
    記骨材供給手段から供給された骨材と前記フィラ供給手
    段から供給されたフィラと前記アスファルト供給手段か
    ら供給されたアスファルトを混合するミキサと、前記ア
    スファルト供給手段と前記ミキサに熱を供給する加熱手
    段と、駆動力供給手段とを有する請求項1記載の移動式
    アスファルト混合機。
  3. 【請求項3】 前記加熱手段は、熱媒体油を加熱する電
    気ヒータと、電動機で駆動されて熱媒体油を循環させる
    ポンプとを有しており、前記駆動力供給手段は発電機で
    ある請求項2記載の移動式アスファルト混合機。
  4. 【請求項4】 前記車両が自走式の車両である請求項3
    記載の移動式アスファルト混合機。
  5. 【請求項5】 前記車両が、自走式の車両に牽引される
    車両である請求項3記載の移動式アスファルト混合機。
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