JPH10182026A - エレベータの乗り場表示装置 - Google Patents

エレベータの乗り場表示装置

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Publication number
JPH10182026A
JPH10182026A JP34580496A JP34580496A JPH10182026A JP H10182026 A JPH10182026 A JP H10182026A JP 34580496 A JP34580496 A JP 34580496A JP 34580496 A JP34580496 A JP 34580496A JP H10182026 A JPH10182026 A JP H10182026A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display device
elevator
light source
display
landing floor
Prior art date
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Pending
Application number
JP34580496A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Terasaki
正幸 寺崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Elevator and Building Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Elevator Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Elevator Co Ltd filed Critical Toshiba Elevator Co Ltd
Priority to JP34580496A priority Critical patent/JPH10182026A/ja
Publication of JPH10182026A publication Critical patent/JPH10182026A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンクリートの乗り場壁に大きな据え付け用
の穴を設けることなく、取り付け可能な乗り場表示装置
を提供することを目的とする。 【解決手段】 光源6にEL素子等の面発光素子61,
62,63を採用し、光源6により照射される板状の表
示部2には、乗りかごの現在位置または運転方向を描
き、これらを枠体1に収納するよう構成した。光源6を
EL素子等の面発光素子61,62,63で形成したの
で、装置全体は小形軽量化され、薄型に構成できるの
で、乗り場壁への取り付けが容易となった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗り場壁面に取り
付けられるエレベータの乗り場表示装置の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、エレベータの乗り場の側壁に
は、乗りかごの現在位置または運転方向を表示するエレ
ベータの乗り場表示装置が取り付けられている。
【0003】すなわち、図3及び図4は従来の乗り場表
示装置の構成を示したもので、表示装置は、表示面側に
開口部1aを有する枠体1と、この枠体1に収納された
板状の表示部2と、この表示部2に連ねて枠体1内に順
次収容される着色板3及び光源4とで構成されている。
表示部2はエレベータの停止階等が透光により表示され
るよう刻印され、利用客が枠体1の開口部1a側から見
ることができるよう構成されている。また、着色板3は
文字板2の表示文字を着色する透光性の合成樹脂板から
なり、光源4には複数の小型の電球4aが使用され、電
球4aの光が表示部2が所定の停止階等を表す文字や数
字に集光するよう、傘4bが設けられている。なお、光
源4には電球4aに代えLED(発光ダイオード)も採
用されたが、光源4は図示しないエレベータ制御盤から
の制御信号によって点灯制御され、傘4bは電球4a等
の発熱によって変形しないように肉厚に形成されてい
た。
【0004】光源4に組み込まれる電球4aやLED
は、図4に矢印Yで示す光の照射方向の形状の長さが長
いから、光源4を組み込んだ装置全体も、その矢印Y方
向、すなわち乗り場壁3に対し垂直な奥行き方向に長く
なるのは避けられなかった。
【0005】従って、できるだけ乗り場側空間へ突出す
る部分が短くなるようにするには、図4に示したよう
に、乗り場壁5に穴5aを穿って、装置をその穴5aに
嵌め込み、図3に示したように、壁5面からの突出部分
の長さhができるだけ短くなるように据え付けられた。
光源4に仮にLED採用しても、短いものでも40mm
程度の長さを有するから、壁面からの突出部分の長さh
を小さくするには、相当の深さにコンクリートの穴開け
工事を必要とした。
【0006】一般に、乗り場のビルの壁は堅いコンクリ
ート壁で形成されている。コンクリート壁に矩形状の穴
5aを開ける作業は容易ではなく、乗り場表示装置を取
り付ける場合には、ビルの建築当初から予め設計施工さ
れるのが一般的である。
【0007】しかしながら、そのようにしてビルの建築
当初から据え付けられた乗り場表示装置も、老朽化が進
み、新しい表示装置に置き換を必要としたり、あるいは
エレベータ装置そのものの改修や交換等に伴い、より大
型にまた表示面が見やすく改良された装置への更新がし
ばしば行われた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
エレベータ乗り場表示装置は、装置全体が奥行きに長さ
の長い形状となったから、それを乗り場壁5面に取り付
けると、乗り場壁5の壁面から乗り場側へ長く突出する
ことになる。表示全面の位置が、乗り場壁面から離れれ
ば離れるほど、エレベータ乗り場の利用客には、その表
示画面が見にくくなる上、壁面の美観を損ねるという問
題点があった。
【0009】乗り場側へ突出する部分の長さを短くする
には、上述のように、建築後のコンクリート壁に、深さ
の深い面倒な穴開け工事を必要とするので改善が要望さ
れていた。
【0010】また、光源に電球を使用した場合はもとよ
り、例えばLEDを使用したばあいでも発熱量が多い。
従って、光源に設けた傘はもとより、光源に連なる表示
板や着色板も、その熱による変形を起こしやすいので、
相当の板厚を必要とし、それが装置全体の重量を増加さ
せる要因となった。
【0011】ビル建築当初から乗り場表示装置取り付け
用の穴が、既に乗り場壁面に設けられている場合でも、
表示装置の形状が大型化し、新たに取換えが行われる場
合、既設の据え付け用の穴5aに入らない場合が多いこ
とから、改修工事が必要となる。このような工事は、エ
レベータの利用効率を著しく阻害するので改善が要望さ
れていた。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記従来の課
題を解決するためになされたもので、乗り場側壁に取り
付けられ、乗りかごの現在位置または運転方向が表示さ
れるエレベータの乗り場表示装置において、EL(El
ectro Luminescence)素子等の面発
光素子で形成された光源と、この光源により照射され、
乗りかごの現在位置または運転方向が描かれた板状の表
示部と、この板状の表示部及び前記光源とを連ねて保持
し、前記乗り場側壁に取り付けられる枠体とを具備する
ことを特徴とする。
【0013】上記のように、本発明は、表示用の光源と
して取り付けられるEL素子等の薄型面発光素子を採用
したので、エレベータの乗り場表示装置の取付方法には
大きな自由度が得られ、より取り付け変更が容易となる
ので、建物への穴開け作業を行うことなく、表示文字や
表示内容の変更、追加を容易に行うことができる。
【0014】このように、本発明装置によれば、装置の
交換取り付け作業の簡易化が実現し、その工事に要する
時間の短縮化により、エレベータの運行休止時間を短く
することができ、エレベータの利用効率を向上させるこ
とができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるエレベータの
乗り場表示装置の一実施の形態を図1及び図2を参照し
詳細に説明する。なお、図3及び図4に示した従来のエ
レベータの乗り場表示装置と同一構成には同一符号を付
して、詳細な説明は省略する。
【0016】すなわち、図1は、本発明によるエレベー
タの乗り場表示装置の一実施の形態を示す構成図で、表
示面に開口部1aを有する比較的奥行きの狭い枠体1
と、この枠体1に収納される板状の表示部2と、従来と
同様に、この表示部2に連なり枠体1に順次収容される
着色板3及び光源6とで構成した。
【0017】着色板3は表示部2の透光性の合成樹脂板
からなるが、光源6には複数のEL素子等の面発光素子
61,62,63で形成され、光源6は従来と同様に図
示しない電源ケーブルに接続され、エレベータ制御盤か
らの制御信号によって発光制御されるよう構成されてい
る。
【0018】枠体1は、厚さ0.5mm程度のポリカー
ボネート樹脂からなる板材で形成され、表示部2は同じ
く厚さ0.5mm程度のアクリル樹脂あるいはポリカー
ボネート樹脂で構成され、乗りかごの現在位置あるいは
エレベータの運転方向が透光部として描かれている。同
様に後方の着色板3も厚さ0.5mm程度の薄いアクリ
ル樹脂あるいはポリカーボネート樹脂で構成した。
【0019】光源6は交流6Vの電源電圧の供給より発
光し、その発光動作は、図示しないエレベータ制御装置
からの制御信号により行われる。光源6に電圧が制御印
加されると、素子全面がほぼ均等の光度で発光し、着色
板3にて決定される色彩で、表示部2に表示された文字
等が均一の明るさで照らされ表示される。
【0020】また、EL素子からなる光源6は薄型であ
り、面全体が均等の光度で発光し、光源6の面積も表示
部2の表示文字等の大きさに応じて比較的容易に変更可
能である。
【0021】また、EL等の面発光素子からなる光源6
の発熱量は従来の電球等とは相違して、極めて少ないの
で、上記のように隣接する着色板3、表示部2及び枠体
1はいずれも0.5m前後の薄板で構成しても、変形等
を起こすことがなくなり、装置全体の厚さ(矢印Y方
向)も精々10mm以下に押えることができる。
【0022】従って、この実施の形態によるエレベータ
の乗り場表示装置によれば、少ない消費電力で、比較的
大きな面積に表示が可能となり、しかも奥行きの長さが
大幅に小さく、全体としてより小形・軽量化を図ること
ができ、壁掛け形での取り付け、あるいは単に壁面への
接着による取り付けも可能となる。
【0023】勿論、既設された従来の装置に代え、本発
明装置に置き換え設置する場合には、壁に穿った穴5a
を覆うように取り付けることも可能であり、そのための
電源コードも既設の穴をそのまま使用することができ
る。
【0024】従って、本発明装置によれば、従来のよう
に乗り場壁5に格別穴5aを設けることなく、単に電源
コード配線用の小穴をドリル等で開けるだけで良いの
で、取り付け場所も任意に選択できるなど、実用に際し
得られる効果大である。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明装置によれば、薄
型化・軽量化及び省電力化が実現可能となり、また建物
の構造による制約を受けることなく、表示装置の形状及
び取り付け位置等に大きな自由度が得られるので、実用
上の効果大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるエレベータの乗り場表示装置の
一実施の形態を示す斜視図である。
【図2】図1に示す装置の分解斜視図である。
【図3】従来のエレベータの乗り場表示装置を示す斜視
図である。
【図4】図3に示す装置の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 枠体 2 表示板 3 着色板 4 光源 4a 電球 5 乗り場壁 6 光源 61,62,63 面発光素子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗り場側壁に取り付けられ、乗りかごの
    現在位置または運転方向が表示されるエレベータの乗り
    場表示装置において、 EL素子等の面発光素子で形成された光源と、 この光源により照射され、乗りかごの現在位置または運
    転方向が描かれた板状の表示部と、 この板状の表示部及び前記光源とを連ねて保持し、前記
    乗り場側壁に取り付けられる枠体とを具備することを特
    徴とするエレベータの乗り場表示装置。
JP34580496A 1996-12-25 1996-12-25 エレベータの乗り場表示装置 Pending JPH10182026A (ja)

Priority Applications (1)

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JP34580496A JPH10182026A (ja) 1996-12-25 1996-12-25 エレベータの乗り場表示装置

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JP34580496A JPH10182026A (ja) 1996-12-25 1996-12-25 エレベータの乗り場表示装置

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JPH10182026A true JPH10182026A (ja) 1998-07-07

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ID=18379103

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JP34580496A Pending JPH10182026A (ja) 1996-12-25 1996-12-25 エレベータの乗り場表示装置

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JP (1) JPH10182026A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002076870A1 (fr) * 2001-03-15 2002-10-03 Fujitec Co., Ltd. Unite d'affichage d'ascenseur
JP2007015804A (ja) * 2005-07-07 2007-01-25 Otis Elevator Co エレベーターの表示装置

Cited By (2)

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WO2002076870A1 (fr) * 2001-03-15 2002-10-03 Fujitec Co., Ltd. Unite d'affichage d'ascenseur
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A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20070116

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20070309

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Effective date: 20070710

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02