JPH10181525A - 車両用加速度センサ装置 - Google Patents
車両用加速度センサ装置Info
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- JPH10181525A JPH10181525A JP8342197A JP34219796A JPH10181525A JP H10181525 A JPH10181525 A JP H10181525A JP 8342197 A JP8342197 A JP 8342197A JP 34219796 A JP34219796 A JP 34219796A JP H10181525 A JPH10181525 A JP H10181525A
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- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/34—Belt retractors, e.g. reels
- B60R22/36—Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency
- B60R22/40—Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency responsive only to vehicle movement
- B60R2022/401—Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency responsive only to vehicle movement with adjustable sensor
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Abstract
センサ装置であっても、車体全体が傾斜した場合の感度
を敏感にする(静的ロック角を小さくする)。 【解決手段】 車体側に固定されるハウジングに対し
ブラケット28を回動自由に支受し、ブラケット28の
円錐台形状に形成されたボール受部60に、車両に加わ
る加速度に応じて慣性移動され出力部材を駆動するセン
サボール30を載置し、ブラケット28に設けられたウ
エイト26によってこのブラケット28を回動して一定
の姿勢を取らせるようにし、ウエビングを巻装したスプ
ール軸に連動されるカム部材154によって制動手段を
操作することにより、ウエビングの格納状態でブラケッ
ト28を回動自由に解放し、ウエビングを引き出して使
用している状態でブラケット28がハウジングと相対的
に回動しないよう制止する。
Description
るシートベルト装置用リトラクタ等に用いられる車両用
加速度センサ装置に関する。
場合、シートベルト装置のリトラクタからウエビングが
引き出されないようにするため車両に加わる所定値以上
の大きな加速度を検出するための車両用加速度センサ装
置が装着されている。
えた装置類、例えばシートベルトリトラクタは、車両の
センタピラーやシートクッション等のように、車体に対
し固定した状態で取り付けられる部分へ搭載されてい
る。
ニングシートのシートバック用リトラクタ等の車体に対
して角度が変更される部分へ取り付けて用いるという要
請を受けて、着座姿勢の変更調整等により、このリトラ
クタの加速度センサ装置の取付姿勢が変更されても、加
速度センサ装置が検出すべき設定加速度を検出するた
め、特公平1−57744号公報に開示された図11、
及び図12に示す如き衝撃感知装置が提案されている。
この衝撃感知装置は、その全体の重心位置が中間部材5
10の回転中心Cより下方にあるため、この装置全体は
回転中心Cを中心として、ブラケット512に対して傾
斜し、その軸心は鉛直線A0 −A0 に一致される。この
状態において、揺動子514は中間部材510に対して
回転変位していないので、ロッド516は重錘518に
対して相対的に上昇されない。また伝達部材520の内
周面は回転中心Cを中心とする球面をなすので、この伝
達部材520はロッド516により押上げられることは
なく、爪522は歯車524より離間している。すなわ
ち、シートベルトウエビング526を引出すことが可能
である。この状態で車両に衝撃が働くと、ブラケット5
12が水平状態にある第11図の図示状態と同様に、揺
動子514が中間部材510に対して相対回転し、ロッ
ド516が持上げられ、伝達部材520を介して爪52
2を上方へ回動させる。この結果、爪522は歯車52
4に係止し、シートベルトウエビング526はロックさ
れる。
の作用しない平常時には常に鉛直線に一致し、衝撃時に
発生する揺動子514と中間部材510の相対回転変位
により、衝撃の大きさを感知するようになっている。し
たがって、取付状態の変化を感知することはなく、衝撃
力のみを感知する。この場合、中間部材510は揺動子
514とは反対方向に揺動するので、その相対回転変位
は比較的大きく、衝撃力を確実に感知することができ
る。
12に示す車体に対して取付姿勢を変更可能な衝撃感知
装置では、これを取り付けたリクライニングシートのシ
ートバックが傾斜した場合でも、また、車体全体が傾斜
した場合でも同様に作用するので、車体全体が傾斜した
場合の感度が鈍く(いわゆる静的ロック角が大きく)な
らざるを得ない。これに対し、一般の車体に固定された
部分に搭載される加速度センサ装置は、車体全体が所定
の小角度傾斜した際に作動するよう車体全体が傾斜した
場合の感度が敏感に(いわゆる静的ロック角が小さくな
るように)設定されている。
姿勢を変更可能なものであっても、車体全体が傾斜した
場合の感度を敏感にした(静的ロック角を小さくした)
加速度センサ装置を新たに提供することを目的とする。
車両用加速度センサ装置は、車両に加わる加速度に応じ
て慣性体を慣性移動させることにより、出力部材を駆動
する車両用加速度センサ装置であって、車体側に固定さ
れるハウジングと、前記ハウジングの回転軸芯の回りに
回動自由に支受されたブラケットと、前記ハウジングが
車体への取付け角度を変更されても自重により前記ブラ
ケットを前記回転軸芯の回りに回動させて前記ブラケッ
トの前記回転軸芯の回りに一定の姿勢を取らせるように
前記ブラケットに設けられたウエイトと、前記ブラケッ
トの前記ハウジングに対する回動動作を制止し、又は回
動自由に解放する制止手段と、リトラクタのウエビング
を巻装したスプール軸に連動され、前記ウエビングの格
納状態で前記制止手段を操作することにより前記ブラケ
ットを回動自由に解放し、前記ウエビングを引き出して
使用している状態で前記制止手段を操作することによ
り、前記ブラケットが前記ハウジングと相対的に回動し
ないよう制止するカム部材と、を有することを特徴とす
る。
このリトラクタを備えたリクライニングシートに着座
し、シートバックのリクライニング操作をすると、シー
トバックの傾斜に対応して、適正な加速度を検出し得る
ようブラケットが回動する。この後、着座した乗員がシ
ートベルトウエビングを装着すると、その動作に連動さ
れたカム部材によって制止手段が操作され、ブラケット
がシートバックの傾斜に対応した位置で固定され、車体
全体が所定の小角度傾斜した際に、敏感な感度で(いわ
ゆる静的ロック角が小さくなるように)作動する。
サ装置は、車両に加わる加速度に応じて慣性体を慣性移
動させることにより、出力部材を駆動する車両用加速度
センサ装置であって、車体側に固定されるハウジング
と、前記ハウジングの回転軸芯の回りに回動自由に支受
されたブラケットと、前記ハウジングが車体への取付け
角度を変更されても自重により前記ブラケットを前記回
転軸芯の回りに回動させて前記ブラケットの前記回転軸
芯の回りに一定の姿勢を取らせるように前記ブラケット
に設けられたウエイトと、前記ブラケットの前記ハウジ
ングに対する回動動作を制止し、又は回動自由に解放す
る制止手段と、リトラクタのスプール軸に巻装されたシ
ートベルトウエビングの巻径を検出し、前記ウエビング
が格納状態近くの大きな巻径となったとき、前記制止手
段を操作することにより前記ブラケットを回動自由に解
放し、前記ウエビングを引き出して使用している状態で
前記制止手段を操作することにより、前記ブラケットが
前記ハウジングと相対的に回動しないよう制止する巻径
検知手段と、を有することを特徴とする。
このリトラクタを備えたリクライニングシートに着座
し、シートバックのリクライニング操作をすると、シー
トバックの傾斜に対応して、適正な加速度を検出し得る
ようブラケットが回動する。この後、着座した乗員がシ
ートベルトウエビングを装着すると、そのシートベルト
ウエビングの巻径を検出して動作する巻径検知手段によ
って制止手段が操作され、ブラケットがシートバックの
傾斜に対応した位置で固定され、車体全体が所定の小角
度傾斜した際に、敏感な感度で(いわゆる静的ロック角
が小さくなるように)作動する。
加速度センサ装置を、シートベルト装置に用いられるリ
トラクタの加速度センサとして構成した第1実施の形態
が、図1〜図9に示されている。
グを巻装するスプールの軸10の両端部をそれぞれ支受
するリトラクタベース12の一方である軸支側面部12
Aには、ロック機構部14と、加速度センサ本体16が
装着されている。さらに、図2に示すようにこの軸支側
面部12Aには、ロック機構部14及び加速度センサ本
体16を収納する上カバー18が取り付けられている。 (加速度センサ装置の構成)図2に示すように、加速度
センサ本体16は、リトラクタベース12の軸支側面部
12Aに穿設された略長円形状の開口20部分に装着さ
れている。加速度センサ本体16は、センサカバー22
とハンガ24とで構成されるハウジング内に、ウエイト
26、ブラケット28、慣性体であるセンサボール3
0、第1パウル32、及び第2パウル34が装着されて
構成されている。
軸支側面部12Aの開口20と相似形で一回り小さい平
板部36の周囲から直角に筒状の周壁38を立設し、こ
の周壁38開口側端部から直角に外方へ向けて延びるフ
ランジ部40を一体的に設けて構成されている。
0における図3に向って真横に当たる各部分は、それぞ
れ小さい範囲に渡って切欠されて切欠部42が形成され
ており、各々の切欠部42には、それそれ周壁38から
矩形舌片状に延出する係着突片44が一体的に突設され
ている。各係着突片44の自由端部には、外方へ向けて
突出する鉤形で先すぼまりとなるよう斜面が形成された
係留部46が形成されている。
ハンガ24は、正面半円形状の前面板部48の円弧状周
端部から半筒状の周側壁50を直角方向に延出するよう
一体的に突設することにより、その内側をブラケット2
8の収容部として形成されている。さらに、前面板部4
8の半径方向に延びて鈍角をなす斜状の各辺部48Bの
中央には、小半円形状の軸受板部48Aが一体に突設さ
れている。この軸受板部48Aの部分には、小円孔状の
軸孔52が穿孔されている。
は、それぞれ矩形板状の固定部54が一体に設けられ、
その前面板部48と反対側の端部は、外方へ向けて直角
に折曲して延設され、その各自由端部には、固定ピン5
6が突設されている。各固定部54には周側壁50の内
方を向いた側面部に、前面板部48側から、その中間部
にかけて浅溝が穿設され、各固定部54の中間に位置
し、かつ浅溝の底面から直角に立ち上がる段状に形成さ
れた前記係着突片44に係合用の係止部58が設けられ
ている。
に示される如くその周側壁50の自由端をセンサカバー
22のフランジ部40に当接させ、図3から解るように
係着突片44の係留部46を係止部58に係止させるこ
とによりセンサカバー22と一体的に組み合わされ、加
速度センサ本体16のハウジングを構成するようにされ
ている。
構成されるハウジング内部に支受されるブラケット28
は合成樹脂製で、頂部を下にした円錐台形状の凹部であ
るボール受部60を有する台部62の直径方向両端部
に、ボール受部60のある側(図3に向って上側)に向
けて延出する支板64と、支受支板66とが一体に設け
られている。この支板64は、矩形小板の自由端部にボ
ール受部60側に向けて曲がった小鉤状の係留部68を
一体に設け、さらに、この支板64のボール受部60と
反対側の外側面中央部には、長円柱状の軸ピン70が一
体に設けられている。
部に、それぞれ支柱部72を一体に立設し、これらの支
柱部72の自由端部に軸受孔74を同軸上に穿孔し、さ
らに、支受支板66のボール受部60と反対側の外側面
中央部に、小円柱状の軸ピン76(図7)が一体に突出
されている。
の中心線が同軸となり、かつこの中心線がボール受部6
0上に通常状態で載置されたセンサボール30の中心を
通る回転軸芯Xとなるように配置されている。すなわ
ち、これらの軸ピン70、76はブラケット28の回転
軸となるので、ブラケット28の回転軸が通常位置のセ
ンサボール30の中心を通るように設定されている。
孔52に回動自由に支受される。また、他方の軸ピン7
6は、センサカバー22の平板部36中央部に一体的に
突設された筒状の軸受部78に支受される。これによ
り、ブラケット28は、センサカバー22とハンガ24
とが組み合わさって構成されたハウジング内部に回動自
由に装着される。
の回転軸芯Xと直交する直径方向(矢印Y方向)の両端
部には、それぞれウエイト係着部80が一体的に設けら
れている。この各ウエイト係着部80は、ボール受部6
0の両側部から矩形台状の台部82を一体に突設し、そ
の外側下辺中央部から、係留部68、及び支柱部72の
延出方向と逆の方向(図3に向って下方向)に、舌片状
の係着片84を一体に突設して、形成されている。さら
に係着片84の自由端部には、ボール受部60側に向っ
て鉤状に突設された係着突起86が一体に形成されてい
る。
一体的に組み付けられる。このウエイト26は金属製
で、ブラケット28におけるボール受部60と反対側の
底面部を凹部に入れるようにして組み付けられる台盤部
88の一方の側面部に側面U字状のカウンタウエイト部
90が回転軸芯Xに対し対象形状となるように一体的に
形成されている。さらに、この台盤部88の他方の側面
の両角部分には、後述するブラケット28取付けのため
小角柱状の支持柱部92が一体的に立設されている。ま
た、台盤部88の各カウンタウエイト部90と各支持柱
部92との間の位置には、それぞれ台盤部88の一部を
段部94Aを有する矩形溝状に形成された係着溝94が
穿設されている。
の一対のカウンタウエイト部90の間にブラケット28
の支板64を入れ、その一対の支持柱部92の間に支受
支板66と一体の支柱部72を入れ、各カウンタウエイ
ト部90と各支持柱部92との間に台部82を入れ、さ
らに各係着片84をそれぞれ係着溝94に通して、その
段部94Aに係着突起86を係着することによって、こ
のウエイト部90がブラケット28に対し、ワンタッチ
で一体的に組み付けられる。
支柱状部の外側面部の中間位置には、それぞれ外方へ突
出する段部96が形成され、ブラケット28に一体に組
み付いたウエイト26が回転動作したとき、各段部96
のいずれかが、対応する辺部48Bに当接して、このブ
ラケット28部分の回動範囲を制限するように構成され
ている。
直径約12.7ミリメートルの金属球であるセンサボー
ル30が斜面を転動可能に載置されている。また、ブラ
ケット28の支柱部72の軸受孔74部分には、第2パ
ウル34が軸着されている。この第2パウル34は、円
形の皿を伏せた形状の頭部98から梁部100が一体に
延設され、この梁部100の自由端部に対しT字状とな
るように軸ピン部102が設けられている。
ピン部102を軸受孔74に軸挿して、その頭部98の
下面部に円錐台形状の凹部に穿設した図7に示す被動用
凹部104をセンサボール30に被せるように装着され
ている。
頭部98には、小矩形突片状の制止用突部106が突設
されており、この制止用突部106はブラケット28の
支板64の係留部68と台部62との間位置に移動自在
に臨まされている。そしてブラケット28が水平方向に
対し傾くよう回動する場合や加速度が作用する場合に、
センサボール30がボール受部60の円錐台形状の斜面
を転動して外周側へ乗り上げるとともに、頭部98の被
動用凹部104の外周側へ転接することによって、第2
パウル34をボール受部60から離間するように動かし
た際、この制止用突部106が係留部68に係止され
て、ボール受部60の外周部と被動用凹部104の外周
部との間隔が、センサボール30の直径より小さくなる
ように制限し、これらボール受部60と被動用凹部10
4との間からセンサボール30が抜け落ちないように構
成されている。また、センサボール30によって微小角
上方へ回動操作される第2パウル34の頭部98におけ
る被動用凹部104と反対側の上面部中央部位には、第
1パウル32を操作するための小突起部105が一体的
に突設されている。
部108の一端部を直角に立ち上げて全体がL字を横に
寝せた側面形状となるように形成されている。この第1
パウル32の梁状部108の一部には、筒状の軸受孔部
110が一体に設けられている。また、梁状部108か
ら直角に立ち上がった自由端部には、台形板状に一方の
横側に突出する係止爪部112が一体に形成され、さら
にこの係止爪部112の突出していない側面部の近接部
位には、小突片状の動作範囲制限部114が突設されて
いる。また、梁状部108における軸受孔部110と係
止爪部112との間部分には、係止爪部112の突出方
向と同方向に突出する受け面部116が設けられてい
る。この受け面部116には、係止爪部112の延出方
向に凸となるように湾曲させて小突起部105を摺接さ
せるようにし、回転軸芯Xを中心とする円弧面に形成さ
れた当接面部118が設けられている。
パウル32の梁状部108の係止爪部112と反対側で
あって、軸受孔部110より自由端側には、制動保持部
120が一体に設けられている。この制動保持部120
は正面略円弧形状に形成され、この部分の係止爪部11
2の延出側(図6の上方側)の側部近くを矩形突台状の
制止突部122として残し、この他の部分を台形状平面
に切欠して図5の奥側に凹んだ摺接面部124が形成さ
れている。このように構成された第1パウル32は、そ
の軸受孔部110に、センサカバー22のフランジ部4
0から突設した丸軸棒126が通されて、軸着されてい
る。また、フランジ部40には、その丸軸棒126に軸
着した第1パウル32の制動保持部120の自由端の外
方近傍に、丸軸棒126と平行に支柱128が立設され
ている。この支柱128の自由端部には、この支柱12
8の軸線に対し直角方向に折曲し摺接面部124上へ臨
むように鉤形に形成された保持部130が一体に形成さ
れている。
摺接するようにして押え、第1パウル32が丸軸棒12
6から抜け落ちないように保持するとともに、保持部1
30が制止突部122に当ることによって、第1パウル
32の第2パウル34から離れる方向(矢印A方向)へ
の回動範囲を制限する。また、図8に示すように、第1
パウル32が矢印Aと逆方向へ回動する場合には、その
動作範囲制限部114が、フランジ部40から突設され
た制止突片132に当って、それ以上第2パウル34に
接近する方向(矢印Aと逆方向)へ回動しないように制
限する。よって、図6及び図8から分かるように、第1
パウル32は、制止突部122及び保持部130に制止
される位置と、動作範囲制限部114及び制止突片13
2に制止される位置との間の範囲を回動自由に支受さ
れ、しかも、この範囲内では保持部130が摺接面部1
24から外れることなく、この摺接面部124を押えて
第1パウル32が丸軸棒126から抜け出すのを防止す
る。
構成されたハウジングの内部に装着されたブラケット2
8部分は、ボール受部60内にセンサボール30を置い
た通常の使用状態において、ウエイト26の作用で、軸
ピン70、76により支受されている部分全体の重心
が、この軸ピン70、76の回転軸芯より鉛直方向の下
方に位置しているので、ハウジングの姿勢が傾いてもボ
ール受部60を水平状態、すなわちボール受部60水平
仮想線に対して直角の仮想垂直軸VCを鉛直に保持する
ようブラケット28が回転軸芯Xの回りに自動調節す
る。
部には凹部60Aが形成されており通常時にこの凹部6
0Aの部分にセンサボール30が安定して載置されるよ
うに構成されている。
イト部90は、軸ピン70、76の回転軸芯Xに直交
し、かつ水平方向(矢印Y方向)の加速度が加わったと
き、この軸ピン70、76に支受されたブラケット28
及びウエイト26の回転軸芯Xより鉛直下方の慣性モー
メントを、カウンタウエイト部90の回転軸芯Xより鉛
直上方の慣性モーメントで相殺して、ブラケット28部
分の回動動作を抑制するよう設定されている。
グ部分は、図2に示すように、その2個の固定ピン56
のうちの一方を軸支側面部12Aの開口20に近接した
透孔134に通し、他方の固定ピン56を開口20の一
部に形成した長溝部136に通すことにより、所定位置
に配置されている。このように配置された加速度センサ
本体16における第1パウル32は、図1に示す如くロ
ック機構部14に隣接して位置し、加速度センサ本体1
6が加速度検出動作を行うと、第1パウル32が矢印A
方向に回動し、その係止爪部112が一般に用いられて
いる構成のロック機構部14のVギヤ138に係止し
て、Vギヤ138の矢印E方向(ウエビング引き出し回
転方向)への回動を制止する。
印E方向へ回動を第1パウル32によって制止された状
態でウエビングWが小量引き出されると、スプール軸1
0が少量ウエビング引き出し回転方向へ回動する。する
と、スプール軸10とVギヤ138とが相対的に回動
し、スプール軸10側に装着された一対のロック片14
0が、その側面に突設されたピン146を、Vギヤ13
8のカム溝148内を摺動されることにより移動操作さ
れて、そのロック片140の歯部142を軸支側面部1
2Aに穿設された内歯歯車状のロック内歯部144に噛
合してスプール軸10のウエビングW引出方向の回転を
制止するよう構成されている。なお、ロック機構部14
としては加速度センサ本体16の作動によりウエビング
の引出しを停止させることができるその他種々の構成の
ものを用いても良い。 (制止手段の構成)上述のようにセンサカバー22とハ
ンガ24とに所定角度回動自由に支受されたブラケット
28には、所定条件の下でその回動を制止し、又は回動
自由に解放するための制止手段が装着されている。
ガ24の軸受板部48Aの軸孔52から延出した軸ピン
70に取り付けられるスプリングクラッチ150と、レ
バー部材152とカム部材154とを具備する。
イルばねであり、そのコイル部分150Aが軸ピン70
に挿通されて配置されており、このスプリングクラッチ
150に負荷が加わらない状態でコイル部分150Aが
軸ピン70を両者が相対的に回動しないよう弾性的に締
め付けるよう巻装し、一体的に保持するように構成され
ている。さらに、スプリングクラッチ150は、そのコ
イル部分150Aから延出する一方の端部150Bが前
面板部48の平面所定位置に穿孔された透孔156に挿
通して係着され、他方の端部150Cがレバー部材15
2に穿孔された透孔158に挿通して係着されている。
であって、その一端部には軸ピン70を遊挿する軸孔を
設けた軸筒部160が設けられている。さらに、レバー
部材152の他端部には、カム部材154に連動される
ための丸棒状の従動バー162が突設されている。
ール軸10部分に支受され、このスプール軸10に設け
られた減速用遊星歯車機構用の太陽歯車10Aに遊星歯
車164を介して噛合連動されるALRカム用内歯歯車
172と兼用に構成されている。
に用いられているリトラクタ用であるのでその関連部分
の詳細は図示しないが、この実施の形態に示されたロッ
ク機構を備えたリトラクタにおいて、通常はウエビング
の巻取り及び引出しが可能で、車両急減速時になると加
速度センサ装置によってこれを感知し瞬時にスプール軸
10のウエビング引出方向回転を阻止する所謂ELR
(エマージェンシー・ロッキング・リトラクタ)の機能
と、ウエビングを任意の長さに引き出した後、少しでも
巻き込ませると自動的にそれ以上の引出しを阻止すると
共に、このウエビングの引出し阻止状態が、ウエビング
をリトラクタにほぼ全部巻き込ませると解除され、再度
ウエビングの引出しが可能とされる所謂ALR(オート
マチック・ロッキング・リトラクタ)機能とが併設され
ている。
軸10に追従して回転すると共に回転が阻止されること
によりロック機構部14を作動させスプール軸10のウ
エビング引出方向回転を阻止するVギヤ138と、この
Vギヤ138に対して通常は離間した位置に位置される
が車両急速時になるとVギヤ138に係合してその回転
を阻止するELRレバー(この実施の形態では第1パウ
ル32)と、Vギヤ138に係合する係合位置及びVギ
ヤ138に対して離間する離間位置に選択的に保持され
るALRレバー(この実施の形態では図示省略)と、を
備えている。さらに、このALRレバーの位置を切り換
えるためにALRカム用内歯歯車172が利用され、こ
れはスプール軸10に対して同軸的に配置されている。
転すると減速されて回転するようになっており、ウエビ
ングがほぼ全量引出し状態とされることによりそのカム
部168がALRレバーを離間位置から係合位置に切換
え、またウエビングがほぼ全量巻取り状態とされること
によりALRレバーを係合位置から離間位置に切り換え
るように構成されている。
板状で、その中央部にスプール軸10が軸挿される軸孔
170が設けられ、この軸孔170と同芯の内歯歯車1
72とカム部168とが設けられており、さらに、その
外周部の所定箇所を半径方向に延長して円弧状の拡張部
に形成された従動バー162の操作用のカム辺部174
が設けられている。
回動に従って、図4から図5に示すように回動し、従動
バー162に当接して、これを押すことにより、レバー
部材152を回動する。なお、上述した制止手段は、ブ
ラケット28のハウジングに対する回動動作を制止し、
又は回動自由に解放できる構成であれば種々の構成を取
り得ることは勿論である。 (第1実施の形態の作用及び動作)次に上述のように構
成した本第1実施の形態に関わる加速度センサ装置の作
用及び動作について説明する。
がリトラクタのスプール軸10に全量巻き取られた状態
では、内歯歯車部材154が図5の位置にあって、その
カム辺部174が従動バー162に当ってこれを矢印E
方向へ押すことにより、レバー部材152をその鉛直位
置から反時計方向(矢印G方向)へ回動した状態となっ
ている。この状態では、スプリングクラッチ150のコ
イル部分150Aがその両端部150B、150Cを巻
き戻される方向へ動かされるため、このコイル部分15
0Aの内径が大きくなり、軸ピン70の外周面との間に
隙間Hを生じ、この軸ピン70はスプリングクラッチ1
50に対して回動自由に解放された結合解除状態にセッ
トされる。この状態において、図9に示すように、車両
内に装着されたリクライニングシートSのシートバック
Bの傾斜角度が調整されると、図6にも示すようにこの
角度変更に伴ってこのシートバックBに装着されたリト
ラクタRの加速度センサ装置のブラケット28が回転軸
芯Xを中心に傾動する。
ラケット28部分はウエイト26の重りの作用により、
シートバックが傾動されなかったときにおける原位置を
維持し、垂直軸VCを常に鉛直とする。すなわち、この
ブラケット28部分は回転軸芯Xを中心に回動してこの
原位置を維持する。
した乗員がシートベルトウエビングWを引き出して装着
すると、この動作に連動してカム部材154が図5の状
態から矢印I方向に回動して図4に示すカム辺部174
が従動バー162から解離した状態に至る。この状態で
はレバー部材152がスプリングクラッチ150の付勢
力で時計方向(矢印J方向)に回動されて鉛直位置に復
帰するとともに、このスプリングクラッチ150のコイ
ル部分150Aがその両端部150B、150Cを巻き
締め方向に回動することによって、このコイル部分15
0Aの内径を縮め軸ピン70の外周面を巻いて締め付
け、軸ピン70とスプリングクラッチ150との結合状
態にセットされる。この結合状態では、スプリングクラ
ッチ150の一端150Bがハンガ24の透孔156に
固定されているため、このスプリングクラッチ150に
一体に結合した軸ピン70をもつブラケット28は、図
9のシートバックBの傾斜状態に対応した傾動位置で固
定される。この状態では、この加速度センサ装置は、従
来の車体に対し固定した状態で取り付けられる部分へ搭
載されたものと同等に作用する。すなわち、この加速度
センサ装置に水平方向の加速度が加わった場合には、セ
ンサボール30は、あらかじめ設定された車体に対する
加速度(0.7G)が作用すると固定されたブラケット
28のボール受部60の中心部上にあったものがボール
受部60の斜面を登り、第2パウル34を被動用凹部1
04に沿って、図7の矢印F方向に回動する。すると、
この第2パウル34の小突起部105が当接面部118
に当り、受け面部116と一体の第1パウル32を図1
の矢印A方向に回動し、第1パウル32の係止爪部11
2をVギヤ138に噛合させロック機構部14をロック
動作させて、ウエビングWの引き出し動作を制止する。
態の加速度センサ装置を装着したリクライニングシート
が車体と共に傾動角度12度以上27度以下の範囲で、
例えば傾動角度15度から20度の範囲の所定の傾動角
度まで傾動されたとき、センサボール30が自重でボー
ル受部60を登り、第1、第2パウル32、34を作動
してロック機構部14をロック動作させウエビングWの
引き出し操作を停止させるので、いわゆる静的ロック角
を小さく(敏感に)できる。
働かせた加速度が作用しなくなると、乗員の慣性移動も
ないのでウエビングWを引き出す力がなくなり、Vギヤ
138と係止爪部112との噛合解除によって、各部材
の自重によって通常状態に復帰する。
る乗員がシートベルトウエビングを外し、このウエビン
グをリトラクタに巻き取らせると、この動作に連動して
図4の状態から図5の状態に移行し、ブラケット28が
回動自由な状態となり、再びシートバックのリクライニ
ングの調整に適した状態とされる。 (第2実施の形態)次に、本発明の第2実施の形態を、
図10によって説明する。本第2実施の形態は、スプー
ル軸10に巻装されたシートベルトウエビングWの巻径
を検知してレバー部材152を操作し、ブラケット28
の制止と解除を行なわせるように構成されている。
る制止手段としてのレバー部材152に、ウエビングW
の巻径検知手段が接続されている。この巻径検知手段を
構成するため、リトラクタには、略逆コ字形状の接続部
材176が装着されている。この接続部材176の長尺
の線状部176Aの自由端部はレバー部材152の従動
レバー162に回動自由に支受されており、さらにこの
線状部176Aの中間部位はスライドガイド178によ
って線状部176Aのスプール軸10の半径方向と平行
な軸線方向に摺動自在に支受されている。また接続部材
176の短尺の線状部176Bの自由端部には、スプー
ル軸10に巻装されたウエビングWの表面に転接するた
めのローラ180が軸着されている。
82との間に圧縮コイルばね184を架設しスプール軸
10の半径方向である図の矢印K方向に移動するよう付
勢し、ローラ180を、スプール軸10に巻装した最外
周のウエビングW表面に押し付けるように転接させる。
スプール軸10にウエビングWが不使用格納状態まで巻
き込まれた図10に実線で示す状態において、スプール
軸10に巻装されたウエビングWの巻径が大となり接続
部材176が矢印Kと逆方向へ移動されて、レバー部材
152が矢印Jと逆方向へ回動された状態となってい
る。この図10に実線で示す状態では、スプリングクラ
ッチ150が図5に示したと同等の状態となり、このス
プリングクラッチ150と軸ピン70との結合が解除さ
れ、ブラケット28が回動自由な状態とされ、シートバ
ックのリクライニングの調整に適した状態とされる。
た乗員がシートベルトウエビングWを装着した場合に
は、スプール軸10に巻装されていたウエビングWが引
き出され、その巻径が小となり、接続部材176が図1
0に2点鎖線で示す位置まで矢印K方向へばね184の
付勢力で移動されることによって、レバー部材152が
図10の2点鎖線の位置まで矢印J方向へ回動した状態
となる。
プリングクラッチ150が図4に示したと同等の状態と
なり、スプリングクラッチ150と軸ピン70とが結合
され、ブラケット28が回動不能な状態とされ、この加
速度センサ装置は、従来の車体に対し固定した状態で取
り付けられる部分へ搭載されたものと同等に車両加速度
に対して反応しウエビングWの引出しを阻止し、また車
体が傾いた場合に、いわゆる静的ロック角を小さく(敏
感に)できる。また、上述した巻径検知手段は、スプー
ル軸10に巻装されたウエビング10の巻径に対応して
ブラケット28の回動を制止し、又は解除できる構成で
あれば、種々の構成を取り得ることは勿論である。
した以外の構成、作用、及び効果は前述した第1実施の
形態と同様であるので、その詳細な説明を省略する。ま
た、本発明の構成は上述した第1、及び第2実施の形態
に限定されるものではなく、図11、及び図12に示し
た従来の加速度センサ装置におけるブラケット512に
対する中間部材510の回動動作を制止する制止手段を
設け、さらにこの制止手段を、スプール軸の回転動作に
連動して操作するように構成し、又はスプール軸に巻装
されたウエビングの巻径の大小に対応して操作するよう
に構成しても良い。
体に対して姿勢を変更可能で、しかも車体全体が傾斜し
た場合の感度を敏感にし、いわゆる静的ロック角を小さ
くできるという優れた効果を有する。
センサ装置を取り付けたウエビング巻取装置の要部を一
部断面で示す側面図である。
置を取り付けたウエビング巻取装置の要部を示す分解斜
視図である。
示す分解斜視図である。
センサ装置のブラケット固定状態における要部を取り出
して示す概略説明図である。
センサ装置のブラケット回動自由状態における要部の動
作状態を説明するための説明図である。
センサ装置部分を示す図1の一部拡大図に相当する部分
断面正面図である。
センサ装置の図6のVII −VII線に対応する縦断面図で
ある。
センサ装置における図6のVIII−VIII線に対応した縦断
面図である。
ンサ装置を備えたウエビング巻取装置を装着した車両用
座席を例示する概略側面図である。
センサ装置の要部を示す概略説明図である。
ラクタの要部を示す部分断面図である。
ラクタの要部を示す部分断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 車両に加わる加速度に応じて慣性体を慣
性移動させることにより、出力部材を駆動する車両用加
速度センサ装置であって、 車体側に固定されるハウジングと、 前記ハウジングの回転軸芯の回りに回動自由に支受され
たブラケットと、 前記ハウジングが車体への取付け角度を変更されても自
重により前記ブラケットを前記回転軸芯の回りに回動さ
せて前記ブラケットの前記回転軸芯の回りに一定の姿勢
を取らせるように前記ブラケットに設けられたウエイト
と、 前記ブラケットの前記ハウジングに対する回動動作を制
止し、又は回動自由に解放する制止手段と、 リトラクタのウエビングを巻装したスプール軸に連動さ
れ、前記ウエビングの格納状態で前記制止手段を操作す
ることにより前記ブラケットを回動自由に解放し、前記
ウエビングを引き出して使用している状態で前記制止手
段を操作することにより、前記ブラケットが前記ハウジ
ングと相対的に回動しないよう制止するカム部材と、 を有することを特徴とする車両用加速度センサ装置。 - 【請求項2】 車両に加わる加速度に応じて慣性体を慣
性移動させることにより、出力部材を駆動する車両用加
速度センサ装置であって、 車体側に固定されるハウジングと、 前記ハウジングの回転軸芯の回りに回動自由に支受され
たブラケットと、 前記ハウジングが車体への取付け角度を変更されても自
重により前記ブラケットを前記回転軸芯の回りに回動さ
せて前記ブラケットの前記回転軸芯の回りに一定の姿勢
を取らせるように前記ブラケットに設けられたウエイト
と、 前記ブラケットの前記ハウジングに対する回動動作を制
止し、又は回動自由に解放する制止手段と、 リトラクタのスプール軸に巻装されたシートベルトウエ
ビングの巻径を検出し、前記ウエビングが格納状態近く
の大きな巻径となったとき、前記制止手段を操作するこ
とにより前記ブラケットを回動自由に解放し、前記ウエ
ビングを引き出して使用している状態で前記制止手段を
操作することにより、前記ブラケットが前記ハウジング
と相対的に回動しないよう制止する巻径検知手段と、 を有することを特徴とする車両用加速度センサ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34219796A JP3648004B2 (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 車両用加速度センサ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34219796A JP3648004B2 (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 車両用加速度センサ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10181525A true JPH10181525A (ja) | 1998-07-07 |
JP3648004B2 JP3648004B2 (ja) | 2005-05-18 |
Family
ID=18351874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP34219796A Expired - Fee Related JP3648004B2 (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 車両用加速度センサ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3648004B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109177916A (zh) * | 2018-09-14 | 2019-01-11 | 延锋汽车智能安全系统有限责任公司 | 安全带卷收器和安全带组件 |
-
1996
- 1996-12-20 JP JP34219796A patent/JP3648004B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN109177916A (zh) * | 2018-09-14 | 2019-01-11 | 延锋汽车智能安全系统有限责任公司 | 安全带卷收器和安全带组件 |
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JP3648004B2 (ja) | 2005-05-18 |
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