JPH10181331A - 車両用空調装置 - Google Patents
車両用空調装置Info
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- JPH10181331A JPH10181331A JP6478997A JP6478997A JPH10181331A JP H10181331 A JPH10181331 A JP H10181331A JP 6478997 A JP6478997 A JP 6478997A JP 6478997 A JP6478997 A JP 6478997A JP H10181331 A JPH10181331 A JP H10181331A
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Abstract
層流モードにおける暖房能力を向上する。 【解決手段】 ヒータコア13を内気側の第1空気通路
8と外気側の第2空気通路9とを横断するように配置す
るとともに、ヒータコア13を、温水入口13a側から
温水出口13c側に向けて、温水が一方向に流れる一方
向流れタイプとする。さらに、温水入口13aを第1空
気通路8側に位置させ、温水出口13cを第2空気通路
9側に位置させる。これにより、内気と外気とを区画し
て流す2層流モード時に、ヒータコア13のうち、温水
入口13a側部分では第1空気通路8の内気と熱交換
し、また、温水出口13c側部分では第2空気通路9の
外気と熱交換する。温水入口13aからの高温温水がま
ず最初に内気と熱交換し、その後に外気と熱交換するの
で、温水と内気との温度差が大となり、この内気側にお
ける熱交換効率が向上し、内気側の熱交換器吹出空気温
度が上昇する。
Description
内気側の第1空気通路と外気側の第2空気通路とに区画
形成することにより、フット吹出口からは暖められた高
温内気を再循環して吹き出し、一方、デフロスタ吹出口
からは低湿度の外気を吹き出すようにして、暖房能力の
向上と窓ガラスの防曇性との両立を図った車両用空調装
置に関する。
として、特開平5−124426号公報に開示されたも
のがある。この従来技術の概要を説明すると、車両用空
調装置の空調ケースは、その一端側に内気吸入口および
外気吸入口が形成され、他端側にフット開口部、デフロ
スタ開口部、およびフェイス開口部がそれぞれ形成され
ている。
入口から上記フェイス開口部およびフット開口部にかけ
ての第1空気通路と、上記外気吸入口から上記デフロス
タ開口部にかけての第2空気通路とを区画形成する仕切
り板が設けられている。さらに、上記両空気通路内に
は、暖房用熱交換器、この暖房用熱交換器をバイパスす
るバイパス通路、およびエアミックスドアがそれぞれ設
けられた構成となっている。なお、上記エアミックスド
アは、上記両空気通路にわたって回転可能に設けられた
1本の回転軸に、第1空気通路側のドアと第2空気通路
側のドアとがそれぞれ一体的に設けられた構成となって
いる。
ド、バイレベルモード、およびフットモードのいずれか
が選択されたときは、そのときの内外気モードが内気循
環モードであれば、上記両空気通路内に内気を導入し、
外気導入モードであれば、上記両空気通路内に外気を導
入する。また、吹出モードとしてデフロスタモードが選
択されたときは、上記両空気通路内に外気を導入する。
タモードが選択されたときは、第1空気通路内に内気を
導入し、第2空気通路内に外気を導入する2層流モード
とする。こうすることによって、既に温められている内
気をフット吹出口から吹き出して車室内を暖房できるの
で、暖房性能が向上できる。これと同時に、デフロスタ
吹出口からは低湿度の外気を窓ガラスへ吹き出すので、
窓ガラスの防曇性能を確保できる。
置においては、暖房用熱交換器における温水の出入口
と、内気側・外気側の両空気通路との配置関係について
は何ら注目していないが、本発明者らの実験検討による
と、上記温水出入口と、内気側・外気側の両空気通路と
の配置関係により、車室内への吹出空気温度に差が発生
して、暖房能力に差が発生することが判明した。
口を内気側の第1空気通路に位置させる場合と、温水入
口を外気側の第2空気通路に位置させる場合とで、この
第1、第2空気通路の暖房用熱交換器吹出空気温度がど
のように変化するか、実験により比較検討したところ、
前者の方が後者よりも熱交換器吹出空気温度が上昇し
て、暖房能力を向上できることが分かった。
熱交換器における温水入口を内気側の第1空気通路に位
置させることにより、内気と外気とを仕切って流すこと
ができる2層流モードにおける暖房能力を向上すること
を目的とする。
に、請求項1記載の発明では、暖房用熱交換器(13)
を内気側の第1空気通路(8)と外気側の第2空気通路
(9)とを横断するように配置するとともに、暖房用熱
交換器(13)を、温水入口(13a)側から温水出口
(13c)側に向けて、温水が一方向に流れる一方向流
れタイプとして構成し、さらに、温水入口(13a)を
第1空気通路(8)側に位置させ、温水出口(13c)
を第2空気通路(9)側に位置させることを特徴として
いる。
2層流モード時に、暖房用熱交換器(13)のうち、温
水入口(13a)側部分では第1空気通路(8)の内気
と熱交換し、また、温水出口(13c)側部分では第2
空気通路(9)の外気と熱交換する。そのため、温水入
口(13a)からの高温温水がまず最初に内気と熱交換
し、その後に外気と熱交換する。すなわち、温水温度が
低下する前に内気側で熱交換を行うため、温水と内気と
の温度差が大となり、この内気側における熱交換効率が
向上し、内気側の熱交換器吹出空気温度が上昇する。
るが、内気側空気はもともと、ある程度温度の高い車室
内空気であるため、内気側での熱交換による温水温度の
低下は少ない。従って、外気側での温度差の減少は熱交
換全体としてみると影響は少ない。その結果、熱交換器
吹出空気温度全体の平均吹出温度も上昇し、暖房能力を
向上できる。
して、特に、暖房用熱交換器(13)に供給される温水
の流量または温度を調整して、暖房用熱交換器(13)
による空調空気の加熱量を調整して空気温度を調整する
タイプの温度調整手段(48)を備え、フット開口部
(29、33)とデフロスタ開口部(25)の両方を同
時に開口する吹出モードにおいて、空調空気の通路を、
内気が流れる第1空気通路(8)と外気が流れる第2空
気通路(9)とに区画形成して、第1空気通路(8)を
フット開口部(29、33)に連通させるとともに、第
2空気通路(9)をデフロスタ開口部(25)に連通さ
せるようになっている。
装置において、上記請求項1の特徴事項を具備してい
る。それ故、請求項2によると、請求項1による作用効
果に加えて次の作用効果を発揮できる。すなわち、フッ
ト開口部(29、33)とデフロスタ開口部(25)の
両方を同時に開口する吹出モードにおいて、暖房能力の
抑制のために、温度調整手段(48)により暖房用熱交
換器(13)に供給される温水の流量低減または温度低
下が行われた場合でも、第1空気通路(8)では外気に
比して十分温度の高い内気が流れるため、温水の放熱量
が小となり、温水の温度低下が少ない。その結果、第2
空気通路(9)を流れる低温の外気と、比較的温度の高
い温水とを熱交換できるため、第2空気通路(9)を通
ってデフロスタ開口部(25)に流れる外気温風の温度
をある程度高めにすることができる。
フロスタ開口部(25)の両方を同時に開口する吹出モ
ードにおいて、全外気吸入モードを設定した場合には、
温度調整手段(48)により暖房用熱交換器(13)に
供給される温水の流量低減または温度低下を行うと、デ
フロスタ開口部(25)への外気温風の温度が、第1空
気通路(8)を通ってフット開口部(29、33)に流
れる内気温風の温度に比して極端に低下する、いわゆ
る、クールデフという不具合が発生するが、請求項2に
よると、このクールデフの不具合をも良好に防止でき
る。
は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を
示す。
示すものであり、本実施形態は、ディーゼルエンジンを
搭載する車両、電気自動車、ハイブリッド車等のよう
に、暖房用として十分な熱源の確保が困難な車両におけ
る空調装置に適用されるものである。 図1は本実施形
態における空調装置通風系の全体構成を示す概要図で、
図2はその中の空調ユニット部の縦断面図である。
て、送風機ユニット1と空調ユニット100の2つの部
分に分かれている。最初に、送風機ユニット1部を説明
すると、送風機ユニット1部は、車室内の計器盤下方部
のうち、中央部から助手席側へオフセットして配置され
ている。そして、送風機ユニット1には内気(車室内空
気)を導入する第1、第2内気導入口2、2aと、外気
(車室外空気)を導入する外気導入口3が備えられてい
る。これらの導入口2、2a、3はそれぞれ第1、第2
の内外気切替ドア4、5によって開閉可能になってい
る。
回転軸4a、5aを中心として回動操作されるものであ
って、図示しないリンク機構およびサーボモータのよう
なアクチュエータによって、空調装置の内外気導入モー
ド制御信号に応じて連動操作される。そして、上記導入
口2、2a、3からの導入空気を送風する第1(内気
側)ファン6aおよび第2(外気側)ファン7が、送風
機ユニット1内に配置されている。この両ファン6、7
は周知の遠心多翼ファン(シロッコファン)からなるも
のであって、図示しない1つの共通の電動モータにて同
時に回転駆動される。
ており、第1内外気切替ドア4は第1内気導入口2を開
放して外気導入口3からの外気通路3aを閉塞している
ので、第1(内気側)ファン6の吸入口6aに内気が吸
入され、一方、第2内外気切替ドア5は第2内気導入口
2aを閉塞して外気導入口3からの外気通路3bを開放
しているので、第2(外気側)ファン7の吸入口7aに
外気が吸入される。
内気導入口2からの内気を、第1(内気側)通路8に送
風し、第2ファン7は、外気導入口3からの外気を第2
(外気側)通路9に送風するようになっており、第1、
第2通路8、9は、第1ファン6と第2ファン7との間
に配置された仕切り板10により仕切られている。この
仕切り板10は、両ファン6、7を収納する樹脂製のス
クロールケーシング10aに一体成形できる。
11内に蒸発器(冷房用熱交換器)12とヒータコア
(暖房用熱交換器)13とを両方とも一体的に内蔵する
タイプのものである。以下、空調ユニット100部の具
体的構造を図2により詳述すると、空調ケース11はポ
リプロピレンのような、ある程度の弾性を有し、強度的
にも優れた樹脂の成形品からなり、図2の上下方向(車
両上下方向)に分割面を有する左右2分割のケースから
なる。この左右2分割のケースは、上記熱交換器12、
13、後述するドア等の機器を収納した後に、金属バネ
クリップ、ネジ等の締結手段により一体に結合されて、
空調ケース11を構成する。
下方部のうち、車両左右方向の略中央部に配置されるも
のであり、そして、空調ケース11の、最も車両前方側
の部位には空気流入口14が配設されている。この空気
流入口14には、送風機ユニット1から送風される空調
空気が流入する。この空気流入口14は助手席前方の部
位に配置される送風機ユニット1の空気出口部に接続す
るために、空調ケース11のうち、助手席側の側面に開
口している。
4直後の部位に蒸発器12が第1、第2空気通路8、9
の全域を横切るように配置されている。この蒸発器12
は周知のごとく冷凍サイクルの冷媒の蒸発潜熱を空調空
気から吸熱して、空調空気を冷却するものである。ここ
で、蒸発器12は図2に示すように、車両前後方向には
薄型で、車両上下方向に長手方向が向く形態で空調ケー
ス11内に設置されている。
る空気通路は、仕切り板15により車両下方側の第1空
気通路8と車両上方側の第2空気通路9とに仕切られて
いる。この仕切り板15は空調ケース11に樹脂にて一
体成形され、水平方向に延びる固定仕切り部材である。
そして、蒸発器12の空気流れ下流側(車両後方側)
に、所定の間隔を開けてヒータコア13が隣接配置され
ている。このヒータコア13は、蒸発器12を通過した
冷風を再加熱するものであって、その内部に高温のエン
ジン冷却水(温水)が流れ、この温水を熱源として空気
を加熱するものである。このヒータコア13も蒸発器1
2と同様に、車両前後方向には薄型で、車両上下方向に
長手方向が向く形態で空調ケース11内に設置されてい
る。但し、ヒータコア13は垂直より若干の角度だけ車
両前方側へ傾斜して配置されている。
ヒータコア13との中間部の上方側には、ヒータコア1
3をバイパスして空気(冷風)が流れる冷風バイパス通
路16が形成されている。また、空調ケース11内で、
ヒータコア13と蒸発器12との間には、ヒータコア1
3で加熱される温風とヒータコア13をバイパスする冷
風(すなわち、冷風バイパス通路16を流れる冷風)と
の風量割合を調整する平板状の主エアミックスドア1
7、および補助エアミックスドア18が配置されてい
る。ここで、この両エアミックスドア17、18は、そ
れぞれ水平方向に配置された回転軸17a、18aと一
体に結合されており、この回転軸17a、18aととも
に車両上下方向に回動可能になっている。
に回転自在に支持され、かつ回転軸17a、18aの一
端部は空調ケース11の外部に突出して、図示しないリ
ンク機構に結合されている。両エアミックスドア17、
18は、このリンク機構およびサーボモータのようなア
クチュエータを介して、空調装置の吹出空気温度制御信
号に応じて連動操作されるようになっている。
補助エアミックスドア18の回転軸18aよりも所定間
隔をあけて上方側に配置され、主、補助の両エアミック
スドア17、18は、互い干渉しないようにして任意の
回動位置に操作可能になっている。最大冷房時には、両
エアミックスドア17、18は図2の2点鎖線に示すよ
うに互いにラップした位置に回動操作されて、両エアミ
ックスドア17、18が空調ケース11側のリブ状のシ
ール面に圧着し、ヒータコア13への空気流入路を全閉
する。
ア17、18は図2の実線位置に回動操作されて、主エ
アミックスドア17が冷風バイパス通路16の入口穴1
6aを全閉すると同時に、補助エアミックスドア18の
先端部が蒸発器12直後の位置で、かつ仕切り板15の
延長線A近傍に位置することにより、補助エアミックス
ドア18は、蒸発器12とヒータコア13との間の空気
通路を第1空気通路8と第2空気通路9とに区画形成す
る可動仕切り部材として作用する。
あって、アルミニュウム等の金属薄板を2枚張り合わせ
て構成した偏平チューブをコルゲートフィンを介在して
多数積層配置し、一体ろう付けしたものである。蒸発器
12内部はコルゲートフィンのフィン面または偏平チュ
ーブの偏平面によって前記延長線A上で空気通路を仕切
ることができ、これにより蒸発器12内部でも第1空気
通路8と前記第2空気通路9とを区画形成することがで
きる。
タコア13の空気下流側(車両後方側の部位)には、ヒ
ータコア13との間に所定間隔を開けて上下方向に延び
る仕切り壁19が空調ケース11に一体成形されてお
り、この仕切り壁19によりヒータコア13の直後から
上方に向かう温風通路19aが形成されている。この温
風通路19aの下流側(上方側)はヒータコア13の上
方部において冷風バイパス通路16と合流し、冷風と温
風の混合を行う冷温風混合空間20を形成している。
コア13の空気下流側の面と対向するようにして、温風
バイパス入口部21が開口しており、この温風バイパス
入口部21は温風バイパスドア22により開閉される。
この温風バイパスドア22は温風バイパス入口部21の
上端部に回動自在に配置された回転軸23に連結され、
この回転軸23と一体に図2の実線位置と2点鎖線位置
との間で回動操作される。
ないリンク機構およびサーボモータのようなアクチュエ
ータを介して、空調装置の吹出空気温度制御信号および
吹出モード制御信号に応じて操作されるようになってい
る。この温風バイパスドア22は、後述のフット吹出モ
ードおよびフットデフロスタ吹出モードにおいて、最大
暖房状態が設定されたとき(2層流モード)には、図2
の実線位置(ヒータコア13の仕切り線Bの近傍位置)
に操作されてヒータコア13直後の温風通路19aを第
1空気通路8と第2空気通路9とに区画形成する可動仕
切り部材として作用する。
造を例示するものであって、温水入口13aを有する温
水入口タンク13bと、温水出口13cを有する温水出
口タンク13dとを対向配置し、この両タンク13b、
13dの間に熱交換用コア部13eを配置した構成であ
る。このコア部13eは周知のように断面偏平状の多数
の偏平チューブ13fを並列配置するとともに、この多
数の偏平チューブ13fの間にコルゲートフィン(フィ
ン手段)13gを介在させている。偏平チューブ13f
の一端は温水入口タンク13b内に連通し、他端は温水
出口タンク13d内に連通している。これにより、ヒー
タコア13は、温水入口13aから温水入口タンク13
b内に流入した温水が多数の偏平チューブ13fに分配
されて、偏平チューブ13fを図2の下方から上方へ向
かって一方向に流れる一方向流れタイプ(全パスタイ
プ)として構成されている。
は、アルミニュウム等の熱伝導性にすぐれた金属から成
形されて、一体ろう付けにより組付けられている。図3
の上下方向と図2の上下方向は一致しており、従って、
ヒータコア13において、温水入口13aおよび温水入
口タンク13bは内気側の第1空気通路8内に位置し、
一方、温水出口13cおよび温水出口タンク13dは外
気側の第2空気通路9内に位置している。
ィン13gのフィン面によって仕切り線B上で空気通路
を仕切ることができ、これにより、ヒータコア13内部
でも第1空気通路8と前記第2空気通路9とを区画形成
することができる。また、ヒータコア13の空気上流側
には、その仕切り線Bと補助エアミックスドア18の回
転軸18aとの間を仕切る固定仕切り板24が空調ケー
ス11に一体成形されている。
方側の部位にはデフロスタ開口部25が開口している。
このデフロスタ開口部25は冷温風混合空間20から温
度制御された空調空気が流入するものであって、図示し
ないデフロスタダクトおよびデフロスタ吹出口を介し
て、車両窓ガラス内面に向けて風を吹き出す。デフロス
タ開口部25に至る通路に設けられた入口穴25aはデ
フロスタドア26により開閉される。このデフロスタド
ア26は回転軸27により回動自在になっている。
スタ開口部25よりも車両後方側(乗員寄り)の部位に
はフェイス開口部28が開口している。このフェイス開
口部28も冷温風混合空間20から温度制御された空調
空気が連通路36を通って流入するものであって、図示
しないフェイスダクトを介して計器盤上方部のフェイス
吹出口より乗員頭部に向けて風を吹き出す。
の側面の上部側には、前席用フット開口部29が開口し
ている。この前席用フット開口部29は冷温風混合空間
20から温度制御された空調空気が連通路36を通って
流入するとともに、最大暖房時には、温風バイパス入口
部21の開口により、このバイパス入口部21からの温
風が温風通路30を通して流入するようになっている。
そして、前席用フット開口部29は図示しない前席用フ
ットダクトを介して前席用フット吹出口から前席側の乗
員足元に温風を吹き出す。
と、フェイス開口部28との間に、フット・フェイス切
替用ドア31が回転軸32により回動自在に設置され、
このドア31により前席用フット開口部29の入口穴2
9aとフェイス開口部28が切替開閉される。また、空
調ケース11のうち、車両後方側(乗員寄り)の側面の
下部側には、後席用フット開口部33が温風バイパス入
口部21の直後に対向するように開口している。この後
席用フット開口部33は、温風バイパス入口部21およ
び温風通路30からの温風が流入し、この温風を図示し
ない後席用フットダクトを介して後席用フット吹出口か
ら後席側の乗員足元に温風を吹き出す。
る2層流モード時に、ヒータコア13の空気下流側で、
温風バイパスドア22が実線位置に操作されて、第1、
第2空気通路8、9を仕切るが、デフロスタドア26が
連通路36を開放することにより、この連通路36を介
して第1、第2空気通路8、9が前席用フット開口部2
9近傍位置にて連通するようにしてある。
替用ドア31は、吹出モード切替用のドア手段であっ
て、図示しないリンク機構に連結されて、サーボモータ
のようなアクチュエータにより、空調装置の吹出モード
制御信号に応じて、連動操作されるようになっている。
なお、上述した各ドア4、5、17、18、22、2
6、31は、いずれも単体の状態では同一構造であり、
各回転軸4a、5a、17a、18a、23、27、3
2と一体に結合された樹脂または金属製のドア基板を有
し、この基板の表裏両面にウレタンフォームのような弾
性シール材を貼着した構造である。
を説明すると、車両用空調装置は、周知のように、空調
操作パネルに設けられた各種操作部材からの操作信号お
よび空調制御用の各種センサからのセンサ信号が入力さ
れる電子制御装置(図示せず)を備えており、この制御
装置の出力信号により各ドア4、5、17、18、2
2、26、31の位置が制御される。以下、吹出モード
別に作動を説明する。
吹出モードにおいて、最大暖房状態が設定されて、2層
流モードが設定されたドア位置を示しており、この状態
では、送風機ユニット1において、第1ファン6aは、
内気導入口2からの内気を第1(内気側)通路8に送風
し、第2ファン6bは、外気導入口3からの外気を第2
(外気側)通路9に送風する。
エアミックスドア17、18は図示の実線位置に回動操
作されて、主エアミックスドア17が冷風バイパス通路
16の入口穴16aを全閉すると同時に、補助エアミッ
クスドア18の先端部が蒸発器12直後の位置で、かつ
仕切り板15の延長線A近傍に位置するように設定して
ある。これにより、補助エアミックスドア18は、蒸発
器12とヒータコア13との間の空気通路を第1空気通
路8と第2空気通路9とに区画形成する可動仕切り部材
として作用する。
線位置に操作されてヒータコア13直後の温風通路19
aを第1空気通路8と第2空気通路9とに区画形成する
可動仕切り部材として作用するとともに、温風バイパス
入口部21を開放する。また、デフロスタドア26は連
通路36とデフロスタ開口部25の入口穴25aとの中
間位置に操作されて、この両者25a、36をともに開
口している。フット・フェイス切替用ドア31はフェイ
ス開口部28を閉塞し、前席用フット開口部29の入口
穴29aを開口している。
り、内気導入口2からの内気と外気導入口3からの外気
は、仕切り部材10、15、18、22、24により仕
切られて、第1空気通路8と第2空気通路9とをそれぞ
れ区分されたまま流れる。この内気と外気はすべてヒー
タコア13を通過し、最大限加熱される。内気はヒータ
コア13で加熱された後に、温風バイパス入口部23を
通って温風通路30を経由して、前席用、後席用フット
開口部29、33に至る。これに対して、外気はヒータ
コア13で加熱された後に、温風バイパスドア22上方
側の温風通路19aを経て、冷温風混合空間20に至
り、さらに、ここから外気は2つの流れに分岐して、そ
の一方の外気はデフロスタ開口部25に流入し、残余の
外気は連通路36を通って前席用フット開口部29に流
入する。
湿度の外気を加熱した温風が流れて、窓ガラス内面にこ
の低湿度の温風が吹き出すので、窓ガラスの防曇性を良
好に確保できる。しかも、前席用、後席用フット開口部
29、33には内気を加熱した温度の高い温風を吹き出
して、暖房効果を向上させることができる。このとき、
デフロスタ開口部25への吹出風量と、フット開口部2
9、33への吹出風量の割合は、デフロスタドア26の
中間位置への操作により、第2空気通路9側の外気を前
席用フット開口部29側へ流入させることにより、フッ
ト開口部29、33への吹出風量を80%程度、デフロ
スタ開口部25への吹出風量を20%程度に設定でき
る。
ミックスドア17、18を最大暖房状態から吹出空気温
度の制御のために中間開度位置(図1の状態から所定量
だけ時計方向に回動した位置)に操作すると、空調ユニ
ット100は通常のフットモードの状態となる。この通
常モード状態では、両エアミックスドア17、18が中
間開度位置に操作されて、主エアミックスドア17が冷
風バイパス通路16の入口穴16aを開放するので、こ
の冷風バイパス通路16を通って冷風がヒータコア13
をバイパスして直接、冷温風混合空間20に至る。
に連動して、温風バイパスドア22が2点鎖線位置に操
作されて温風バイパス入口部21を閉塞するとともに、
ヒータコア13直後の温風通路19aに対する仕切り作
用を消滅する。従って、ヒータコア13を通過して加熱
された温風はすべて温風通路19aを上昇した後に空間
20にて冷風バイパス通路16からの冷風と混合して所
望の温度となる。この温風は、その大部分は連通路36
を通って前席用、後席用フット開口部29、33側に至
り、乗員足元に吹き出す。
開口部25側に至り、窓ガラス内面に吹き出す。フット
吹出モードにおいて、上記したごとくエアミックスドア
17、18が中間開度位置に操作される温度制御域にな
ると、最大暖房能力を必要としていないため、内外気導
入モードは、通常、第1、第2の内気導入口2、2aを
ともに閉塞し、外気導入口3のみを開放する全外気モー
ドに設定する。しかし、乗員の手動操作よる設定にて、
外気導入口3を閉塞して、第1、第2の内気導入口2、
2aをともに開放する全内気モードとしたり、前述のよ
うに内気と外気とを同時に導入する内外気混入モードと
することもできる。
モードでは、温風バイパス入口部21の閉塞により前席
用、後席用フット開口部29、33側への吹出風量が減
少しようとするので、デフロスタドア26の位置を図2
よりも連通路36の開口面積が大となる位置に変更する
ことにより、上記吹出風量の減少を防止することができ
る。
後席用フット開口部29、33からの吹出風量と、デフ
ロスタ開口部25からの吹出風量とを略同等とするフッ
トデフロスタ吹出モードにおいて、最大暖房状態が設定
されて、2層流モードが設定される場合には、図2の状
態から、デフロスタドア26の位置を連通路36を閉塞
する位置に操作すればよい。
開口部29側へ流入する空気流れがなくなるので、前席
用、後席用フット開口部29、33からの吹出風量と、
デフロスタ開口部25からの吹出風量とを略同等にする
ことが可能となる。他の点はフット吹出モードにおける
2層流モードと同じである。なお、空調ユニット100
における各部の通風抵抗は製品ごとに変化するので、フ
ットデフロスタ吹出モードにおける2層流モード時に、
デフロスタドア26を連通路36が若干量開放される位
置に操作してもよいことはもちろんである。このように
すると、2層流モードではフット吹出モードだけでな
く、フットデフロスタ吹出モードでも、前席用フット開
口部29に連通路36を通って第2空気通路9側から外
気が流入するようになる。
て、両エアミックスドア17、18を最大暖房状態から
吹出空気温度の制御のために中間開度位置に操作した場
合は、両エアミックスドア17、18の操作に連動し
て、温風バイパスドア22が図2の2点鎖線位置に操作
されて温風バイパス入口部21を閉塞する。そこで、前
席用、後席用フット開口部29、33側への空気流れ通
路を確保するために、デフロスタドア26を図2に示す
中間位置に操作して、フット開口部29、33側への吹
出風量と、デフロスタ開口部25側への吹出風量とを略
同等にする、という風量割合を維持する。
ドにおいては、ドア22が温風バイパス入口部21の閉
塞位置、ドア26が入口穴25aの閉塞位置に操作さ
れ、かつドア31は入れ口穴29aの閉塞位置に操作さ
れるため、フェイス開口部28への空気通路のみを開放
している。従って、両エアミックスドア17、18の回
動位置により温度調整された所望温度の冷風をフェイス
開口部28側へ吹き出す。
モードにおいては、上記フェイス吹出モードに対して、
フットフェイス切替用ドア31を中間位置に操作して、
フェイス開口部28側への空気通路とフット開口部2
9、33側への空気通路を同時に開放する。これによ
り、冷風バイパス通路16からの冷風が主にフェイス開
口部28側へ流れ、温風通路19aからの温風が主にフ
ット開口部29、33側へ流れるので、フェイス開口部
28側の吹出温度がフット開口部29、33側の吹出温
度より低くなり、頭寒足熱の吹出温度分布が得られる。
モードにおいては、ドア22が温風バイパス入口部21
の閉塞位置に操作され、かつ、ドア26が連通路36を
閉塞し、入口穴25aを開放する位置に操作されるた
め、デフロスタ開口部25への空気通路のみを開放して
いる。従って、両エアミックスドア17、18の回動位
置により温度調整された所望温度の温風をデフロスタ開
口部25側へ吹き出す。
温水入口13aおよび温水出口13cの、内気側の第1
空気通路8および外気側の第2空気通路9に対する位置
関係と、ヒータコア吹出空気温度との関係を説明する実
験データであり、図4のは上述の本実施形態のよう
に、温水入口13aを内気側の第1空気通路8に位置さ
せ、温水出口13cを外気側の第2空気通路9に位置さ
せた場合である。
を外気側の第2空気通路9に位置させ、温水出口13c
を内気側の第1空気通路8に位置させた場合である。図
4に示す実験条件において、、におけるヒータコア
吹出空気温度を測定したところ、の場合では、ヒータ
コア13のコア部13eにおいて、温水入口13aから
の温水(50°C)がまず最初に第2空気通路9の低温
(0°C)外気と熱交換することにより急速に温度低下
して、第1空気通路8に位置する部分では温水流入温度
が44.4°Cまで低下してしまう。その結果、温水と
内気との温度差が小さくなって、熱交換の効率が低下
し、内気側のヒータコア吹出空気温度は41.9°Cと
なり、外気側のヒータコア吹出空気温度(44.4°
C)との平均吹出温度は43.2°Cとなる。
は、温水入口13aからの温水(50°C)がまず最初
に第1空気通路8の内気(20°C)と熱交換するよう
になっているので、温水と内気との温度差が大(30°
C)となり、この内気側における熱交換効率が向上し、
内気側のヒータコア吹出空気温度が46.9°Cまで上
昇する。
度と外気側のヒータコア吹出空気温度(41.7°C)
との平均吹出温度を44.3°Cまで、高めることがで
き、暖房能力を向上できる。 (第1実施形態の変形例)上記第1実施形態では、各ド
ア4、5、17、18、22、26、31の操作をリン
ク機構を介してサーボモータのようなアクチュエータに
より行う場合について説明したが、空調操作パネルに設
けられた内外気導入設定レバー、温度制御レバー、吹出
モードレバー等の手動操作部材に加えられる手動操作力
にて、上記各ドアを操作するようにしてもよい。
房用熱交換器)12を配設しないタイプの空調装置にも
同様に本発明を適用できることはもちろんである。ま
た、2層流モードを設定する最大暖房時とは、エアミッ
クスドア17、18が冷風のバイパスを完全に防止する
位置に操作されている場合に厳格に限定されるものでな
く、若干量の冷風のバイパスを許容するエアミックスド
ア位置の場合をも含むものである。
13の上流側および下流側における第1、第2通気通路
8、9の仕切り部材として、補助エアミックスドア18
および温風バイパスドア22からなる可動仕切り部材を
使用しているが、ヒータコア13上流側および下流側の
仕切り部材として空調ケース11側に設けた固定仕切り
部材(部材15、24と同様のもの)であってもよい。
このような固定仕切り部材を用いた公知例としては、特
開平5−124426号公報がある。なお、後述の第2
実施形態ではヒータコア13上流側および下流側の仕切
り部材として固定仕切り板24a、24bを用いてい
る。
パスドア22や後席用フット開口部33を廃止した空調
装置にも本発明を同様に適用できることはいうまでもな
い。 (第2実施形態)上記第1実施形態では、ヒータコア1
3による空調空気の加熱量を調整して空気温度を調整す
る温度調整手段として、冷風と温風の風量割合を調整す
るエアミックスドア17、18を使用しているが、これ
に対し、第2実施形態では図5に示すようにエアミック
スドア17、18の代わりに、ヒータコア13に流入す
る温水の流量を調整する温水弁48を用い、この温水弁
48の温水流量の調整作用により空気温度を調整するタ
イプの空調装置に関する。
同一もしくは均等部分には同一符号を付して説明を省略
する。第2実施形態において、送風機ユニット1の部分
および蒸発器12部分は第1実施形態と同じである。な
お、図5では図示の便宜上、送風機ユニット1を空調ユ
ニット100の空気流れ上流側に直線的に配置するレイ
アウトを示しているが、実際の車両搭載上は第1実施形
態と同様に、送風機ユニット1を空調ユニット100の
助手席側の側方に配置してもよい。
流れタイプであり、第1実施形態と同様に、ヒータコア
13の温水入口13aが第1空気通路8側に位置し、温
水出口13cが第2空気通路9側に位置するように、ヒ
ータコア13が空調ユニット100内に配置されてい
る。そして、第2実施形態では、エアミックスドア1
7、18の廃止に伴って、ヒータコア13の上流側およ
び下流側には、第1空気通路8と第2空気通路9とを仕
切る固定仕切り板24a、24bが設けてある。固定仕
切り板24bの下流側には、第1空気通路8と第2空気
通路9とを連通する連通路40が形成されている。
閉される。すなわち、フットドア41はフット開口部2
9を開閉する役割と連通路40を開閉する役割を兼ねる
ものであって、連通路40を閉じているときは、フット
ドア41は第1空気通路8と第2空気通路9とを仕切る
役割も果たす。フットドア41は回転軸42を中心とし
て回動する。
路43が形成され、この冷風バイパス路43は冷風バイ
パスドア44により開閉されるようになっている。ま
た、デフロスタ開口部25を開閉するデフロスタドア2
6は、フェイス開口部28を開閉する役割を兼ねるよう
にしてある。次に、ヒータコア13に温水(エンジン冷
却水)を循環する温水回路45について説明すると、4
6は車両走行用の水冷式エンジンであり、このエンジン
46により駆動される機械駆動式のウォータポンプ47
が温水回路45に備えられている。エンジン46の運転
時には、ウォータポンプ47が作動して温水回路45に
温水が循環するようになっている。
を調整する温水弁であり、この温水弁48は本件出願人
の出願に係る特開平8−72529号公報記載のものと
実質的に同一構成でよいので、詳細な説明は省略し、そ
の概要を説明すると、樹脂製の弁ハウジング49にはエ
ンジン45からの温水が流入する温水入口50、バイパ
ス開口51、および温水出口(図示せず)が形成されて
いる。この温水出口は、弁ハウジング49の底部側(図
5の紙面奥側)に形成され、ヒータコア13のの温水入
口13aに連結されるものである。
製弁体(ロータ)52が回動可能に収納されている。こ
の弁体52は、図示しない弁体操作機構に連結されて回
動操作される。この弁体操作機構は、空調用制御装置に
より自動制御されるアクチュエータ(サーボモータ)に
より操作されるか、または空調操作パネルの温度調整用
の手動操作機構により手動操作される。
ス開口51に接続されたバイパス通路55が形成されて
いる。このバイパス通路55は温水回路45においてヒ
ータコア13と並列に設けられ、ヒータコア13をバイ
パスして温水を流すためのものである。さらに、弁ハウ
ジング49には、ヒータコア13の温水出口13cに接
続される戻り温水入口53、およびエンジン46のウォ
ータポンプ47吸入側に接続される戻り温水出口54が
形成されている。そして、弁ハウジング49の内部にバ
イパス通路55からのバイパス温水と、ヒータコア13
からの戻り温水とを合流させる合流部56が形成されて
いる。
ス弁)57が備えられており、この圧力応動弁57はバ
イパス開口51の開口面積を調整する弁体58と、この
弁体58にばね力を作用するコイルスプリング(ばね手
段)59とを有している。圧力応動弁57は、エンジン
回転数の変動によるヒータコア13への温水流量の変動
を抑制するためのものである。
定値まで上昇すると、圧力応動弁57の弁体58がコイ
ルスプリング59のばね力に抗して上方へリフトして、
バイパス開口51を開口するとともに、このバイパス開
口51の開口面積を圧力応動弁57の前後差圧に応じて
可変することにより、エンジン46のウォータポンプ4
7の吐出圧が変動しても、ヒータコア13の前後圧を一
定値に近づけるものである。
された円柱状弁体52は、前記した温水入口50、バイ
パス開口51、および温水出口(図示せず)を開閉する
三方弁タイプのものであり、温水流量調整のための制御
流路521を有している。この制御流路521には、温
水入口50の開度を調整する入口側開口部522、52
3と、この入口側開口部522、523が連通している
中間通路部524と、この中間通路部524から温水を
バイパス開口51へ流出させるバイパス側開口部525
と、中間通路部524から温水を温水出口(図示せず)
へ流出させる出口側開口部526、527が設けられて
いる。
柱状弁体52の開度(回転角)の調整により、温水入口
50の開口面積A1、温水出口(ヒータコア13への入
口)の開口面積A2、およびバイパス開口51の開口面
積A3を図6に示すように連続的に調整して、ヒータコ
ア13およびバイパス通路55への温水流量を調整でき
る。
図11により吹出モード別に説明する。 「フェイス吹出モード」図7はフェイス吹出モードにお
ける各ドアの操作位置を示しており、フェイス吹出モー
ドにおける最大冷房状態では、冷風バイパス路43が冷
風バイパスドア44により開放されて、通風抵抗を減ら
して風量増加を図る。また、温水弁48においては弁体
52が図6の開度=0の位置に操作されて、温水出口
(ヒータコア13への入口)を全閉して、ヒータコア1
3への温水の循環を遮断する。
気切替ドア4、5が全内気吸入状態の位置に操作され
て、第1、第2空気通路8、9にともに内気が流れる。
従って、第1空気通路8側の内気が蒸発器12により冷
却された後、ヒータコア13、連通路40を通ってフェ
イス開口部28に向かうとともに、第2空気通路9側の
内気は蒸発器12により冷却された後、ヒータコア13
および冷風バイパス路43を並列に通過してフェイス開
口部28に向かう。そして、フェイス開口部28の冷風
は、図示しないフェイスダクトを通って、フェイス吹出
口から車室内の乗員頭部に向けて吹出して冷房作用を行
う。
52の開度調整よりヒータコア13への温水流量を調整
して、ヒータコア13による再加熱量の調整により行う
ことができる。なお、最大冷房状態以外のときは、冷風
バイパス路43が冷風バイパスドア44により閉塞され
る。
ル吹出モードにおける各ドアの操作位置を示しており、
バイレベル吹出モードでは、フェイス吹出モードに比し
て、冷風バイパス路43が冷風バイパスドア44により
閉塞されるとともに、フットドア41が連通路40の閉
塞位置に操作され、フット開口部29が開放される。ま
た、送風機ユニット1においては、内外気切替ドア4、
5が全内気吸入状態の位置に操作されて、第1、第2空
気通路8、9にともに内気が流れる。
春秋の中間シーズンにて使用されるので、温水弁48の
弁体52が図6の中間開度(例えば、30°〜60°)
の位置に操作されて、所定流量の温水がヒータコア13
に流入する。従って、第1空気通路8側の内気が蒸発器
12により冷却された後、ヒータコア13で再加熱され
て所定温度となり、その後、フット開口部29を経て車
室内の乗員足元部へ吹き出す。これと同時に、第2空気
通路9側の内気は蒸発器12により冷却された後、ヒー
タコア13で再加熱されて所定温度となり、その後、フ
ェイス開口部28を経て車室内の乗員頭部に向けて吹出
す。
うに温水が流入する温水入口13a側から温水が流出す
る温水出口13c側に向けて、温水が一方向に流れる一
方向流れタイプとして構成されており、さらに、温水入
口13aが第1空気通路8側に位置し、温水出口13c
が第2空気通路9側に位置している。そのため、温水入
口13aからの高温の温水が第1空気通路8側の内気を
加熱し、そして、第1空気通路8内での熱交換により温
度低下した温水が第2空気通路9側の内気を加熱する。
出空気温度に比して、第2空気通路9側のヒータコア吹
出空気温度が低くなるので、フェイス開口部28とフッ
ト開口部29との間で頭寒足熱型の快適な吹出空気温度
差をつけることができる。車室内への吹出温度は、温水
弁48の弁体52の開度調整より行うことができる。ま
た、バイレベル吹出モードおよびフェイス吹出モードに
おける空気吸入モードをいずれも全内気吸入モードとし
て説明したが、乗員の手動設定等により全外気吸入モー
ドにしてもよいことは勿論である。
ードにおける各ドアの操作位置を示しており、フット吹
出モードでは、デフロスタドア26によりフェイス開口
部28を閉塞するとともに、デフロスタ開口部26を開
放する。また、冷風バイパス路43を冷風バイパスドア
44により閉塞するとともに、フットドア41が連通路
40の上方位置に操作されて、連通路40およびフット
開口部29をともに開放する。
外気切替ドア4、5がフット吹出モードの設定と連動し
て内外気2層流の状態に操作されて、第1空気通路8に
内気が流れるとともに、第2空気通路9には外気が流れ
る。第1空気通路8側の内気は蒸発器12を通過した
後、ヒータコア13で加熱されて温風となり、フット開
口部29を経て車室内の乗員足元部へ吹き出す。また、
第2空気通路9の外気は蒸発器12を通過した後、ヒー
タコア13で加熱されて温風となり、デフロスタ開口部
26を経て車両窓ガラスの内面に吹き出して、窓ガラス
の曇りを除去する。
路40を通ってフット開口部29に流入するので、デフ
ロスタ開口部26への吹出空気風量と、フット開口部2
9への吹出空気風量との割合を、例えば、2:8とし
て、フット開口部29からの温風吹出による暖房効果を
高めることができる。また、内外気2層流モードの設定
により、低熱源エンジン車のように温水温度が比較的低
い場合にも、乗員足元への温風吹出温度を高めて、暖房
効果を高めることができるとともに、デフロスタ開口部
26には低湿度外気の温風を供給することにより、窓ガ
ラスの防曇性を確保することができる。
期の低温時にて使用されるので、暖房始動時には、温水
弁48の弁体52が図6の最大開度(95°)の位置に
操作されて、最大流量の温水がヒータコア13に流入す
る。しかし、暖房開始後の経過時間が長くなって、車室
内温度が上昇してくると、車室内温度の制御のために、
温水弁48の弁体52が図6の最大開度の位置から順
次、中間開度側へ操作される。
開度位置に操作されているときは、ヒータコア13への
温水流量が減少するので、もし、全外気吸入モードが設
定されている場合には、温水温度がヒータコア13の温
水入口側で急激に低下してしまう。すなわち、冬期に外
気温は−10°C程度まで低下するので、全外気吸入モ
ードの設定時には、この−10°Cの低温外気と温水が
熱交換することにより、温水温度がヒータコア13の温
水入口側部分で急速に低下してしまう。
は、この温度低下した温水と低温外気とが熱交換するの
で、その吹出空気温度が温水入口側での吹出空気温度に
比して大幅に低下してしまう。このヒータコア13の温
水出口側、すなわち第2空気通路9側の吹出空気温度が
低下することはデフロスタ吹出空気温度の低下(クール
デフの状態)となり、窓ガラス防曇性の低下を引き起こ
す。
水弁48の弁体52が中間開度位置に操作されてヒータ
コア13への温水流量が減少しても、内外気2層流モー
ドを設定するとともに、ヒータコア13を、図3に示す
一方向流れタイプとして構成し、さらに、温水入口13
aを第1空気通路8側(内気側)に配置し、温水出口1
3cを第2空気通路9側(外気側)に配置している。
度位置に操作されるときには、暖房の進行により、内気
温度が25°C程度の温度まで上昇しているので、第1
空気通路8を流れる内気とヒータコア13との熱交換量
が小さくなり、ヒータコア13の温水入口側(第1空気
通路8側の部分)での温水温度の低下割合を小さくでき
る。
コア13の温水出口側(第2空気通路9側の部分)に比
較的高温の温水を流入させることができるので、ヒータ
コア13の温水出口側部分での吹出空気温度を、全外気
吸入モード設定時に比してかなり高くすることができ
る。 「フットデフロスタ吹出モード」図10はフットデフロ
スタ吹出モードにおける各ドアの操作位置を示してお
り、フットデフロスタ吹出モードでは、上記フット吹出
モードに対して、フットドア42が連通路40を閉じる
位置に操作される点が相違するのみで、他の点はすべて
フット吹出モードと同じである。
が連通路40を通って第1空気通路8側へ流入すること
はない。そのため、フット吹出モードに比してフット開
口部29への吹出空気量が減少し、その代わりにデフロ
スタ開口部25への吹出空気量が増加する。この両開口
部25、29への吹出空気量の割合は例えば、5:5程
度となり、窓ガラスの防曇能力が向上する。
フット吹出モード時と同様の理由にて、上記フット吹出
空気温度とデフロスタ吹出空気温度との温度差を低減で
きる。具体的には、本発明者らの検討によると、フット
デフロスタ吹出モードにおいて、例えば、外気温:−1
0°C、温水流量:0.8リットル/min、温水入口
温度:80°C、送風機ユニット1の風量:150m3
/h、内気温:25°Cの条件において、全外気吸入モ
ード設定時には、ヒータコア13の温水入口側(第1空
気通路8側の部分)と温水出口側(第2空気通路9側の
部分)との吹出空気温度差が14°Cまで拡大した。
一条件において、上記吹出空気温度差を8°Cに減少で
きることが分かった。 「デフロスタ吹出モード」図11はデフロスタ吹出モー
ドにおける各ドアの操作位置を示しており、デフロスタ
吹出モードでは、通常、防曇性のため、図11に示すよ
うに、デフロスタ吹出モードの選択と連動して全外気吸
入モードが選択される。また、フットドア41は連通路
40を開放し、フット開口部29を閉塞する位置に操作
される。
気はヒータコア13で加熱されて温風となった後に、す
べてデフロスタ開口部25に流れ、窓ガラスの曇り止め
を行う。 (第2実施形態の変形例)なお、第2実施形態では温水
弁48の弁体52の開度(位置)を連続的に可変してヒ
ータコア13への温水流量を調整しているが、従来周知
のごとくヒータコア13に対する、エンジン46からの
高温温水の流入割合とヒータコア13で熱交換した後の
低温温水の流入割合とを調整して、ヒータコア13の温
水温度を制御して、車室内への吹出空気温度を調整する
タイプの空調装置にも第2実施形態は適用できる。
供給される温水の流量または温度を調整して、車室内へ
の吹出空気温度を調整するタイプの空調装置であれば、
どのようなものにも適用できるのである。また、ヒータ
コア13に供給される温水の流量や温水の温度を調整す
る手段として、温水弁48の弁体52の開度(位置)を
連続的に可変するタイプのものに限らず、弁体52を異
なる所定の開度(位置)の間でデューティ制御するタイ
プのものでも実施可能である。
ある。
る。
である。
を示す全体構成図である。
ある。
説明図である。
動説明図である。
明図である。
を示す作動説明図である。
作動説明図である。
導入口、4、5…第1、第2内外気切替ドア、6、7…
第1、第2ファン、8、9…第1、第2空気通路、11
…空調ケース、12…蒸発器、13…ヒータコア、13
a…温水入口、13c…温水出口、17…主エアミック
スドア、18…補助エアミックスドア、25…デフロス
タ開口部、28…フェイス開口部、29…前席用フット
開口部、33…後席用フット開口部、48…温水弁、5
2…弁体、100…空調ユニット。
Claims (5)
- 【請求項1】 温水を熱源として空調空気を加熱する暖
房用熱交換器(13)と、 この暖房用熱交換器(13)による空調空気の加熱量を
調整して空気温度を調整する温度調整手段(17、1
8、48)と、 車室内乗員の足元に向けて風を吹き出すフット吹出口に
接続されるフット開口部(29、33)と、 車両窓ガラス内面に向けて風を吹き出すデフロスタ吹出
口に接続されるデフロスタ開口部(25)とを備え、 前記フット開口部(29、33)と前記デフロスタ開口
部(25)の両方を同時に開口する吹出モードにおい
て、少なくとも、前記加熱量が最大となる位置に前記温
度調整手段(17、18)が操作される最大暖房状態が
設定されたときには、前記空調空気の通路を、内気が流
れる第1空気通路(8)と外気が流れる第2空気通路
(9)とに区画形成して、 前記第1空気通路(8)を前記フット開口部(29、3
3)に連通させるとともに、前記第2空気通路(9)を
前記デフロスタ開口部(25)に連通させるようになっ
ており、 前記暖房用熱交換器(13)は前記第1空気通路(8)
と前記第2空気通路(9)とを横断するように配置され
ているとともに、前記暖房用熱交換器(13)は、温水
が流入する温水入口(13a)側から温水が流出する温
水出口(13c)側に向けて、温水が一方向に流れる一
方向流れタイプとして構成されており、 さらに、前記温水入口(13a)が前記第1空気通路
(8)側に位置し、前記温水出口(13c)が前記第2
空気通路(9)側に位置していることを特徴とする車両
用空調装置。 - 【請求項2】 温水を熱源として空調空気を加熱する暖
房用熱交換器(13)と、 この暖房用熱交換器(13)に供給される温水の流量ま
たは温度を調整して、暖房用熱交換器(13)による空
調空気の加熱量を調整して空気温度を調整する温度調整
手段(48)と、 車室内乗員の足元に向けて風を吹き出すフット吹出口に
接続されるフット開口部(29、33)と、 車両窓ガラス内面に向けて風を吹き出すデフロスタ吹出
口に接続されるデフロスタ開口部(25)とを備え、 前記フット開口部(29、33)と前記デフロスタ開口
部(25)の両方を同時に開口する吹出モードにおい
て、前記空調空気の通路を、内気が流れる第1空気通路
(8)と外気が流れる第2空気通路(9)とに区画形成
して、 前記第1空気通路(8)を前記フット開口部(29、3
3)に連通させるとともに、前記第2空気通路(9)を
前記デフロスタ開口部(25)に連通させるようになっ
ており、 前記暖房用熱交換器(13)は前記第1空気通路(8)
と前記第2空気通路(9)とを横断するように配置され
ているとともに、前記暖房用熱交換器(13)は、温水
が流入する温水入口(13a)側から温水が流出する温
水出口(13c)側に向けて、温水が一方向に流れる一
方向流れタイプとして構成されており、 さらに、前記温水入口(13a)が前記第1空気通路
(8)側に位置し、前記温水出口(13c)が前記第2
空気通路(9)側に位置していることを特徴とする車両
用空調装置。 - 【請求項3】 前記温度調整手段は、連続的に位置調整
される弁体(52)を備え、この弁体(52)の連続的
な位置調整により前記暖房用熱交換器(13)に供給さ
れる温水流量を連続的に調整する温水弁(48)からな
ることを特徴とする請求項2に記載の車両用空調装置。 - 【請求項4】 前記フット開口部(29、33)と前記
デフロスタ開口部(25)の両方を同時に開口する吹出
モードが設定されると、この吹出モードの設定と連動し
て、前記第1空気通路(8)に内気を吸入させ、前記第
2空気通路(9)に外気を吸入させる内外気切替ドア
(4、5)を備えることを特徴とする請求項2または3
に記載の車両用空調装置。 - 【請求項5】 前記空調空気の通路を形成する空調ケー
ス(11)を備え、 この1つの空調ケース(11)内に、前記暖房用熱交換
器(13)の空気流れ上流側に前記空調空気を冷却する
冷房用熱交換器(12)が隣接して配設されており、 さらに、前記空調ケース(11)内において、前記暖房
用熱交換器(13)が車両後方側に配置され、前記冷房
用熱交換器(12)が前記暖房用熱交換器(13)より
も車両前方側に配置されており、 前記第1空気通路(8)が車両下方側に配置され、前記
第2空気通路(9)が前記第1空気通路(8)に対して
車両上方側に配置されていることを特徴とする請求項1
ないし4のいずれか1つに記載の車両用空調装置。
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