JPH10181058A - サーマルヘッド - Google Patents

サーマルヘッド

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Publication number
JPH10181058A
JPH10181058A JP35513696A JP35513696A JPH10181058A JP H10181058 A JPH10181058 A JP H10181058A JP 35513696 A JP35513696 A JP 35513696A JP 35513696 A JP35513696 A JP 35513696A JP H10181058 A JPH10181058 A JP H10181058A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
cover
head
terminal group
thermal head
Prior art date
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Pending
Application number
JP35513696A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Toyosawa
武 豊澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Graphtec Corp
Original Assignee
Graphtec Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Graphtec Corp filed Critical Graphtec Corp
Priority to JP35513696A priority Critical patent/JPH10181058A/ja
Publication of JPH10181058A publication Critical patent/JPH10181058A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】ベースに、ヘッド基板、中継基板を順次重ねあ
わせ、カバーによりこれらを圧接支持するサーマルヘッ
ドにおいて、組み立ての簡単なサーマルヘッドを提供す
る。 【構成】ベースに凹部を、カバーに突状部をそれぞれ形
成し、カバーの突状部をベースの凹部に押し込んだ際
に、各要素が所定の位置で圧接支持されるよう構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、サーマルヘッドの構
造に関するもので組み立ての改善を図るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のサーマルヘッドの構造を図1を参
照して説明する。なお、図1は本発明の実施例図でもあ
るが、ここでは従来部分について説明する。サーマルヘ
ッドは、一般に、ベース10、ヘッド基板20、中継基
板30及びカバー40を有している。
【0003】ベース10は、通常アルミ板のような放熱
材料から構成される。また、ヘッド基板20には、複数
の発熱素子が一直線上に配置された発熱素子列21、駆
動IC22、ヘッド端子群23及びこれらを接続する導
体パターン(図示せず)が形成されている。中継基板3
0は、図示しない外部制御手段とヘッド基板20とを接
続するためのもので、例えばフレキシブル基板から形成
される。この中継基板30には、ヘッド基板20のヘッ
ド端子群23と重ねられる送出側端子群32、外部制御
手段と接続する外部端子群33及びこれらを接続する導
体パターン(図示せず)が形成されている。カバー40
には、重ねられたヘッド端子群23と送出側端子群32
を圧接するためのゴム等の圧接体が設けられている。そ
して、これらの各要素を所定の位置にて順次重ねあわせ
た後、カバー40をベース10にネジ止めすることでサ
ーマルヘッドが構成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来におけ
る不都合な点としては、各要素を所定の位置に圧接支持
するためにネジ止めを行わなければならないという点で
ある。まず、サーマルヘッドを構成する各要素をベース
10に対して順次重ねあわせていき、複数の各ネジを締
め付けるという作業を行わなければならない。長尺のサ
ーマルヘッドを組み立てる場合、これらのネジは多数と
なる。これらを順次締め付けていくことは作業能率が向
上できない問題があった。この発明は、この点を改善す
るためになされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、この発明で
は、ベース10と、発熱素子列21とこの発熱素子列2
1の各発熱素子に所定の導体構成を介して接続するヘッ
ド端子群23を有したヘッド基板20と、このヘッド基
板20のヘッド端子群23に接触する送出側端子群32
とこの送出側端子群32に所定の導体構成を介して接続
する外部制御手段と接続する外部端子群33を有する中
継基板30と、カバー40とからなり、ベース10上
で、ヘッド基板20のヘッド端子群23と中継基板30
の送出側端子群32とが重なるよう順次載置し、上記カ
バー40により圧接支持するよう構成したサーマルヘッ
ドにおいて、上記カバー40に係止部411、431を
有した下方に延びる突出部41、44を設け、上記ベー
ス10に上記突出部41、44と係合する凹部13を設
け、上記カバー40の突出部を上記ベース10の凹部1
3に押し込むことで上記各要素を圧接支持する構造とし
た。
【0006】
【作用】ベース10の所定位置に凹部13を、カバー4
0の対応する位置に突出部41、44を設け、このカバ
ーの突出部をベース10の凹部に押し込む構造としたの
で、作業能率が向上する。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を説明する。ま
ず、図1、図2を参照して本発明の第1実施例を説明す
る。図1は第1実施例に係るサーマルヘッドの組み立て
方法を示す構成斜視図であり、図2は図1のサーマルヘ
ッドの組み立て完了後の側面図である。この第1実施例
について従来と異なる点は、ベース10の中継基板保持
部12の所定の位置に凹部としての溝13を設けたこ
と、カバー40の対応する位置にピン41を設けたこと
及びカバー40の圧接部42に穴421を形成したこと
である。
【0008】ベース10のヘッド基板保持部11上に、
まずヘッド基板20を発熱素子列21が外方となるよう
載置する。次いで、中継基板30を中継基板保持部12
上に載置する。この時、中継基板30の送出側端子群3
2がすでに載置されているヘッド基板20のヘッド端子
群23に重なるようにする。なお、この中継基板30に
は穴31が形成されており、この中継基板30が上述し
たように載置された際、ベース10の溝13に対応する
位置関係になるよう構成されている。
【0009】そして、カバー40のピン41を穴31を
介してベース10の溝13に押し込む。これにより、サ
ーマルヘッドの組み立てが完了する。この場合におい
て、この実施例装置においては、ベース10の溝13は
第1係止部131と第2係止部132とが形成され、カ
バー40のピン41はその先端に係止部411が形成さ
れている。カバー40の全てのピン41を、まず溝13
の第1係止部131まで押し込むようにすることが望ま
しい。この時には、ベース10とカバー40との間に所
定の空隙が形成されているのでヘッド基板20あるいは
中継基板30の微調整を行うことができる。
【0010】この組み立てが完了したときには、図2に
示すように、カバー40のピン41が第2係止部132
まで押し込まれ、その基板押え43(図1)が中継基板
30を押しつけ固定する。また、このカバー40の前方
部の圧接部42が、ヘッド基板20のヘッド端子群23
と中継基板30の送出側端子群32の重なり部分を圧接
している。なお、この圧接部42には穴421が設けら
れており、この穴421の下方部分が押されて変形する
ことにより、両端子群23、32の重なり部分に関して
長手方向全域に渡り一様な圧接力が付与されるようにし
ている。
【0011】次に、図3を参照して、本発明の第2実施
例を説明する。この第2実施例では、カバー40に設け
る突出部として所定の長さより少しだけ短い長さを有す
る凸起44を設けるとともにベース10にあってはその
中継基板保持部12を所定の長さ毎に切欠部14で切欠
いた構成を有する。また、この実施例の中継基板30は
フレキシブル基板により構成されており、ベース10の
切欠部14に対応する部分に折り曲げ可能な切片34を
付加し、この切片34に外部端子群を設けるよう構成し
ている。その他の構成は、先の実施例と同様である。し
たがって、この図3にはヘッド基板20は示していな
い。
【0012】まず、第1実施例と同様、ヘッド基板20
と中継基板30とをベース10上の所定の位置に載置す
る。この時には、中継基板30の切片34は切欠部14
上に位置づけられ、その他の部分は溝13より前方に位
置づけられる。
【0013】この状態で、カバー40の凸起44を、中
継基板30の切片34を押し下げるようにしてベース1
0の切欠部14内に挿入する。そして、各凸起44の係
止部441が第1係止部131に係合するようカバー1
0をスライドさせる。この状態は、カバー40をベース
10に仮止めした状態となる。
【0014】この状態で、再度ヘッド基板20と中継基
板30とを調整した後、カバー40の各凸起44を押し
込み、その係止部441をベース10の第2係止部13
2に係合させる。この場合、第1係止部131は大寸に
構成し、第2係止部132については凸起44の係止部
441と合致する寸法に構成することで、容易に仮止め
を可能にするとともにしっかりとした固定を行うことが
できる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、サーマルヘッドの圧接支持に関してカバーのベース
に対するネジ止めをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示すサーマルヘッドの
組み立て構成図である。
【図2】図1のサーマルヘッドの組み立て完了後の側面
図である。
【図3】この発明の第2実施例を示すサーマルヘッドの
組み立て構成図である。
【符号の説明】
10:ベース 20:ヘッド基板 30:中継基板 40:カバー 50:コネクタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベース10と、発熱素子列21とこの発熱
    素子列21の各発熱素子に所定の導体構成を介して接続
    するヘッド端子群23を有したヘッド基板20と、この
    ヘッド基板20のヘッド端子群23に接触する送出側端
    子群32とこの送出側端子群32に所定の導体構成を介
    して接続する外部制御手段と接続する外部端子群33を
    有する中継基板30と、カバー40とからなり、ベース
    10上で、ヘッド基板20のヘッド端子群23と中継基
    板30の送出側端子群32とが重なるよう順次載置し、
    上記カバー40により圧接支持するよう構成したサーマ
    ルヘッドにおいて、 上記カバー40に係止部411、431を有した下方に
    延びる突出部41、44を設け、上記ベース10に上記
    突出部41、44と係合する凹部13を設け、上記カバ
    ー40の突出部を上記ベース10の凹部13に押し込む
    ことで上記各要素を圧接支持することを特徴とするサー
    マルヘッド。
JP35513696A 1996-12-20 1996-12-20 サーマルヘッド Pending JPH10181058A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35513696A JPH10181058A (ja) 1996-12-20 1996-12-20 サーマルヘッド

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JP35513696A JPH10181058A (ja) 1996-12-20 1996-12-20 サーマルヘッド

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Publication Number Publication Date
JPH10181058A true JPH10181058A (ja) 1998-07-07

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ID=18442155

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JP35513696A Pending JPH10181058A (ja) 1996-12-20 1996-12-20 サーマルヘッド

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JP (1) JPH10181058A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012206273A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Toshiba Hokuto Electronics Corp サーマルヘッド
JP2016068304A (ja) * 2014-09-29 2016-05-09 東芝ホクト電子株式会社 サーマルプリントヘッド

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012206273A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Toshiba Hokuto Electronics Corp サーマルヘッド
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