JPH10180734A - プレキャストコンクリート製階段の製造方法及びプレキャストコンクリート製の単位段板並びに段板支持装置 - Google Patents
プレキャストコンクリート製階段の製造方法及びプレキャストコンクリート製の単位段板並びに段板支持装置Info
- Publication number
- JPH10180734A JPH10180734A JP8343231A JP34323196A JPH10180734A JP H10180734 A JPH10180734 A JP H10180734A JP 8343231 A JP8343231 A JP 8343231A JP 34323196 A JP34323196 A JP 34323196A JP H10180734 A JPH10180734 A JP H10180734A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stair
- unit
- height
- slab
- precast concrete
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】階高に限定されず、段数及び蹴上げ高さの調整
可能範囲を適切に組み合わせることにより任意の段数及
び蹴上げ高さを有する階段を製造する。 【解決手段】蹴上げ1a、踏面1b及び階段スラブ接続
面1cとから構成される単位段板1を複数製造し、この
複数の単位段板1の蹴上げ1a及び踏面1bを下側に
し、階段スラブ接続面1cをほぼ水平になるように上側
にして支持し、踏面長さ、蹴上げ高さを所定の階高に調
整可能にした段板支持装置20で支持し、この段板支持
装置20を操作して所定の階高を満足するように複数の
単位段板1の位置を調整し、階段スラブ接続面1cによ
り階段スラブコンクリート打設用型枠面を形成し、階段
スラブ鉄筋を配筋し、さらに側面型枠を組み立てた後、
コンクリートを打設して各単位段板1と階段スラブとを
一体化して一枚の階段を製造する。
可能範囲を適切に組み合わせることにより任意の段数及
び蹴上げ高さを有する階段を製造する。 【解決手段】蹴上げ1a、踏面1b及び階段スラブ接続
面1cとから構成される単位段板1を複数製造し、この
複数の単位段板1の蹴上げ1a及び踏面1bを下側に
し、階段スラブ接続面1cをほぼ水平になるように上側
にして支持し、踏面長さ、蹴上げ高さを所定の階高に調
整可能にした段板支持装置20で支持し、この段板支持
装置20を操作して所定の階高を満足するように複数の
単位段板1の位置を調整し、階段スラブ接続面1cによ
り階段スラブコンクリート打設用型枠面を形成し、階段
スラブ鉄筋を配筋し、さらに側面型枠を組み立てた後、
コンクリートを打設して各単位段板1と階段スラブとを
一体化して一枚の階段を製造する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プレキャストコ
ンクリート製階段の製造方法及びプレキャストコンクリ
ート製の単位段板並びに段板支持装置に関するものであ
る。
ンクリート製階段の製造方法及びプレキャストコンクリ
ート製の単位段板並びに段板支持装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、共同住宅等に設ける階段は、通
常階高の半分の高さに踊り場を設け、そこで折り返して
昇降する構造であるが、この階段部分をプレキャストコ
ンクリートで構築する場合には、踊り場スラブと半階分
の階段に分割する場合が多い。
常階高の半分の高さに踊り場を設け、そこで折り返して
昇降する構造であるが、この階段部分をプレキャストコ
ンクリートで構築する場合には、踊り場スラブと半階分
の階段に分割する場合が多い。
【0003】ところで、共同住宅の階高は、通常2,6
50〜2,950mm程度で約300mmの幅がある
が、踏面の奥行は260mm前後、段数は16段程度と
する場合が多いので、階高により異なる勾配となり、蹴
上げ高さは約165〜184mmの範囲で変化すること
になる。このため、プレキャストコンクリートの階段を
製造する際には、各階高に適合する型枠を新規に製作し
ていた。
50〜2,950mm程度で約300mmの幅がある
が、踏面の奥行は260mm前後、段数は16段程度と
する場合が多いので、階高により異なる勾配となり、蹴
上げ高さは約165〜184mmの範囲で変化すること
になる。このため、プレキャストコンクリートの階段を
製造する際には、各階高に適合する型枠を新規に製作し
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、各階高に
応じて型枠を新規に製作する従来の階段の製造方法は、
型枠の転用回数が少なく、その製作にも時間がかかり、
コスト高を招く難点があった。
応じて型枠を新規に製作する従来の階段の製造方法は、
型枠の転用回数が少なく、その製作にも時間がかかり、
コスト高を招く難点があった。
【0005】この発明は、上記課題を解決し、前記階高
に限定されず、段数及び蹴上げ高さの調整可能範囲を適
切に組み合わせることにより任意の段数及び蹴上げ高さ
を有する階段の製造が可能であり、段数及び蹴上げ高さ
が変化しても型枠を新規に製作する必要がなく、組立時
間が短く、コスト低減が図れるプレキャストコンクリー
ト製階段の製造方法及びプレキャストコンクリート製の
単位段板並びに段板支持装置を提供することを目的とし
ている。
に限定されず、段数及び蹴上げ高さの調整可能範囲を適
切に組み合わせることにより任意の段数及び蹴上げ高さ
を有する階段の製造が可能であり、段数及び蹴上げ高さ
が変化しても型枠を新規に製作する必要がなく、組立時
間が短く、コスト低減が図れるプレキャストコンクリー
ト製階段の製造方法及びプレキャストコンクリート製の
単位段板並びに段板支持装置を提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、蹴上げ、踏面及び階段スラ
ブ接続面とから構成される略三角柱状のプレキャストコ
ンクリート製の単位段板を複数製造し、この複数の単位
段板の蹴上げ及び踏面を下側にし、しかも階段スラブ接
続面をほぼ水平になるように上側にして支持するととも
に、踏面長さを一定とし、且つ蹴上げ高さを所定の階高
を満足するように調整可能にした段板支持装置で支持
し、この段板支持装置を操作して所定の階高を満足する
ように複数の単位段板の位置を調整し、この複数の単位
段板の階段スラブ接続面により階段スラブコンクリート
打設用型枠面を形成し、この階段スラブコンクリート打
設用型枠面に階段スラブ鉄筋を配筋し、さらに側面型枠
を組み立てた後、コンクリートを打設して各単位段板と
階段スラブとを一体化して一枚の階段を製造することを
特徴としている。
に、請求項1記載の発明は、蹴上げ、踏面及び階段スラ
ブ接続面とから構成される略三角柱状のプレキャストコ
ンクリート製の単位段板を複数製造し、この複数の単位
段板の蹴上げ及び踏面を下側にし、しかも階段スラブ接
続面をほぼ水平になるように上側にして支持するととも
に、踏面長さを一定とし、且つ蹴上げ高さを所定の階高
を満足するように調整可能にした段板支持装置で支持
し、この段板支持装置を操作して所定の階高を満足する
ように複数の単位段板の位置を調整し、この複数の単位
段板の階段スラブ接続面により階段スラブコンクリート
打設用型枠面を形成し、この階段スラブコンクリート打
設用型枠面に階段スラブ鉄筋を配筋し、さらに側面型枠
を組み立てた後、コンクリートを打設して各単位段板と
階段スラブとを一体化して一枚の階段を製造することを
特徴としている。
【0007】プレキャストコンクリート製の単位段板を
別途製造し、これを階段スラブ型枠として利用するもの
であり、この単位段板の蹴上げ及び踏面を下側にして踏
面長さを一定に保ちつつ所定の階高を実現するように蹴
上げ高さを調整して複数の単位段板による階段スラブコ
ンクリート打設用型枠面を形成する。この階段スラブコ
ンクリート打設用型枠面に階段スラブの配筋及びコンク
リート打設を行うことで、単位段板と階段スラブとを一
体化して一枚の階段を容易に製造する。また、階高に限
定されず、段数及び蹴上げ高さの調整可能範囲を適切に
組み合わせることにより任意の段数及び蹴上げ高さを有
する階段の製造が可能である。
別途製造し、これを階段スラブ型枠として利用するもの
であり、この単位段板の蹴上げ及び踏面を下側にして踏
面長さを一定に保ちつつ所定の階高を実現するように蹴
上げ高さを調整して複数の単位段板による階段スラブコ
ンクリート打設用型枠面を形成する。この階段スラブコ
ンクリート打設用型枠面に階段スラブの配筋及びコンク
リート打設を行うことで、単位段板と階段スラブとを一
体化して一枚の階段を容易に製造する。また、階高に限
定されず、段数及び蹴上げ高さの調整可能範囲を適切に
組み合わせることにより任意の段数及び蹴上げ高さを有
する階段の製造が可能である。
【0008】請求項2記載の発明は、蹴上げ、踏面及び
階段スラブ接続面とから構成される略三角柱状をなし、
前記踏面と階段スラブ接続面との間に前記踏面と直角な
第1の調整面を有し、前記蹴上げの前記階段スラブ接続
面側に前記第1の調整面と平行な第2の調整面を有する
ことを特徴としている。単位段板に第1の調整面と第2
の調整面を平行に設けることで、踏面長さを一定に保ち
つつ所定の階高を満足するように複数の単位段板の位置
を容易にかつ正確にしかも隙間を生じさせることなく調
整することができる。
階段スラブ接続面とから構成される略三角柱状をなし、
前記踏面と階段スラブ接続面との間に前記踏面と直角な
第1の調整面を有し、前記蹴上げの前記階段スラブ接続
面側に前記第1の調整面と平行な第2の調整面を有する
ことを特徴としている。単位段板に第1の調整面と第2
の調整面を平行に設けることで、踏面長さを一定に保ち
つつ所定の階高を満足するように複数の単位段板の位置
を容易にかつ正確にしかも隙間を生じさせることなく調
整することができる。
【0009】請求項3記載の発明は、複数のプレキャス
トコンクリート製の単位段板に応じて複数の支持筒を支
持架構に固定し、この複数の支持筒同士は平行かつ等間
隔であり、この支持筒に支持棒をスライド可能に設け、
前記支持棒の上端部にプレキャストコンクリート製の単
位段板の蹴上げと踏面を支持する単位段板支持枠を配置
し、この単位段板支持枠に形成された踏面を支持する面
が前記支持棒の上端部に直交して固定され、さらに前記
単位段板支持枠は、各々が支持する前記単位段板が同方
向かつ等間隔になるように配置され、前記単位段板支持
枠を前記桁部材の上面にてスライド可能に支持させ、こ
の桁部材の一端部は支持軸を回動支点として構造体に支
持し、前記桁部材の他端部は昇降装置により所定高さに
上下動可能であり、前記桁部材を前記支持軸を回動支点
として垂直面内を上下動可能に構成したことを特徴とし
ている。
トコンクリート製の単位段板に応じて複数の支持筒を支
持架構に固定し、この複数の支持筒同士は平行かつ等間
隔であり、この支持筒に支持棒をスライド可能に設け、
前記支持棒の上端部にプレキャストコンクリート製の単
位段板の蹴上げと踏面を支持する単位段板支持枠を配置
し、この単位段板支持枠に形成された踏面を支持する面
が前記支持棒の上端部に直交して固定され、さらに前記
単位段板支持枠は、各々が支持する前記単位段板が同方
向かつ等間隔になるように配置され、前記単位段板支持
枠を前記桁部材の上面にてスライド可能に支持させ、こ
の桁部材の一端部は支持軸を回動支点として構造体に支
持し、前記桁部材の他端部は昇降装置により所定高さに
上下動可能であり、前記桁部材を前記支持軸を回動支点
として垂直面内を上下動可能に構成したことを特徴とし
ている。
【0010】桁部材を支持軸を回動支点として垂直面内
を上下動することで、複数の単位段板の蹴上げ及び踏面
を下側にして支持し踏面長さを一定に保ちながら所定の
階高を実現するように蹴上げ高さを調整することがで
き、簡単な装置で複数の単位段板による階段スラブコン
クリート打設用型枠面を容易に形成することができる。
を上下動することで、複数の単位段板の蹴上げ及び踏面
を下側にして支持し踏面長さを一定に保ちながら所定の
階高を実現するように蹴上げ高さを調整することがで
き、簡単な装置で複数の単位段板による階段スラブコン
クリート打設用型枠面を容易に形成することができる。
【0011】請求項4記載の発明は、前記支持棒の側部
には、支持軸部材が突出して設けられ、この支持軸部材
を前記桁部材に形成された材軸方向のガイド溝にスライ
ド可能に設けたことを特徴としている。支持軸部材及び
ガイド溝を設けることで、桁部材の上下動に対し、支持
棒をより円滑にしかも確実にスライドさせることができ
る。
には、支持軸部材が突出して設けられ、この支持軸部材
を前記桁部材に形成された材軸方向のガイド溝にスライ
ド可能に設けたことを特徴としている。支持軸部材及び
ガイド溝を設けることで、桁部材の上下動に対し、支持
棒をより円滑にしかも確実にスライドさせることができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態を添
付図面に基づき説明する。図1はプレキャストコンクリ
ート製階段の製造方法により製造される階段を示す図で
ある。
付図面に基づき説明する。図1はプレキャストコンクリ
ート製階段の製造方法により製造される階段を示す図で
ある。
【0013】共同住宅等に設ける階段10は、踊り場ス
ラブ11と廊下スラブ12との間に設けられる。この階
段10は、別途製造したプレキャストコンクリート製の
単位段板1を、例えば7個を階段スラブ部分のコンクリ
ート後打ちにより一体化して製造され、単位段板1の個
数を変えることなく、階段スラブ13の傾斜角θを可変
にし、単位段板1の踏面長さLを一定に保ちつつ蹴上げ
高さHを可変にして所定の階高に調整する。
ラブ11と廊下スラブ12との間に設けられる。この階
段10は、別途製造したプレキャストコンクリート製の
単位段板1を、例えば7個を階段スラブ部分のコンクリ
ート後打ちにより一体化して製造され、単位段板1の個
数を変えることなく、階段スラブ13の傾斜角θを可変
にし、単位段板1の踏面長さLを一定に保ちつつ蹴上げ
高さHを可変にして所定の階高に調整する。
【0014】図2はプレキャストコンクリート製階段の
製造方法を説明する工程図である。図2(a)はプレキ
ャストコンクリート製の単位段板1の組み立て前の状態
を示し、図2(b)は組み立て状態を示し、図2(c)
はプレキャストコンクリート製階段の完成状態を示す。
製造方法を説明する工程図である。図2(a)はプレキ
ャストコンクリート製の単位段板1の組み立て前の状態
を示し、図2(b)は組み立て状態を示し、図2(c)
はプレキャストコンクリート製階段の完成状態を示す。
【0015】図2(a)に示すように、蹴上げ1a、踏
面1b及び階段スラブ接続面1cとから構成される略三
角柱状のプレキャストコンクリート製の単位段板1を複
数製造する。図2(b)に示すように、複数の単位段板
1の蹴上げ1a及び踏面1bを下側にし、しかも階段ス
ラブ接続面1cをほぼ水平になるように上側にして支持
するとともに、踏面長さLを一定に保ちつつ蹴上げ高さ
Hを所定の階高を満足するように調整可能に支持し、所
定の階高を満足するように複数の単位段板1の位置を調
整し、この複数の単位段板1の階段スラブ接続面1cに
より階段スラブコンクリート打設用型枠面Aを形成し、
側面型枠を組み立てる。その後、階段スラブコンクリー
ト打設用型枠面Aに階段スラブ鉄筋3を配筋し、図2
(c)に示すように階段スラブ13部分のコンクリート
を打設して各単位段板1と階段スラブ13とを一体化し
て一枚の階段10を製造する。
面1b及び階段スラブ接続面1cとから構成される略三
角柱状のプレキャストコンクリート製の単位段板1を複
数製造する。図2(b)に示すように、複数の単位段板
1の蹴上げ1a及び踏面1bを下側にし、しかも階段ス
ラブ接続面1cをほぼ水平になるように上側にして支持
するとともに、踏面長さLを一定に保ちつつ蹴上げ高さ
Hを所定の階高を満足するように調整可能に支持し、所
定の階高を満足するように複数の単位段板1の位置を調
整し、この複数の単位段板1の階段スラブ接続面1cに
より階段スラブコンクリート打設用型枠面Aを形成し、
側面型枠を組み立てる。その後、階段スラブコンクリー
ト打設用型枠面Aに階段スラブ鉄筋3を配筋し、図2
(c)に示すように階段スラブ13部分のコンクリート
を打設して各単位段板1と階段スラブ13とを一体化し
て一枚の階段10を製造する。
【0016】図3はプレキャストコンクリート製の単位
段板を踏面長さを一定に保ちつつ所定の階高を実現する
ように蹴上げ高さを調整する方法を説明する図である。
段板を踏面長さを一定に保ちつつ所定の階高を実現する
ように蹴上げ高さを調整する方法を説明する図である。
【0017】単位段板1は、図3に示すように蹴上げ1
a、踏面1b及び階段スラブ接続面1cで囲まれる断面
略三角形状のプレキャストコンクリート製で、角部には
金属製やタイル製等のノンスリップ材4を埋込み、階段
スラブ接続面1cからはメッシュ鉄筋5の端部を突設す
る構成である。さらに、単位段板1は、踏面1bと階段
スラブ接続面1cとの間に踏面1bと直角な第1の調整
面1c1を有し、蹴上げ1aの階段スラブ接続面側に第
1の調整面1c1と平行な第2の調整面1a1を有して
いる。
a、踏面1b及び階段スラブ接続面1cで囲まれる断面
略三角形状のプレキャストコンクリート製で、角部には
金属製やタイル製等のノンスリップ材4を埋込み、階段
スラブ接続面1cからはメッシュ鉄筋5の端部を突設す
る構成である。さらに、単位段板1は、踏面1bと階段
スラブ接続面1cとの間に踏面1bと直角な第1の調整
面1c1を有し、蹴上げ1aの階段スラブ接続面側に第
1の調整面1c1と平行な第2の調整面1a1を有して
いる。
【0018】この複数の単位段板1は、図3(a)に示
すように、一方の単位段板1の第2の調整面1a1に、
他方の単位段板1の第1の調整面1c1を当接し、この
当接位置をずらすことで、例えば勾配θ1から大きな勾
配θ2へと、あるいは小さな勾配θ3へとに変化させる
ことができ、踏面長さLを一定に保ちつつ所定の階高を
実現するように蹴上げ高さH1を、H2またはH3のよ
うに調整するとともに階段スラブコンクリート打設用型
枠面Aを形成する。
すように、一方の単位段板1の第2の調整面1a1に、
他方の単位段板1の第1の調整面1c1を当接し、この
当接位置をずらすことで、例えば勾配θ1から大きな勾
配θ2へと、あるいは小さな勾配θ3へとに変化させる
ことができ、踏面長さLを一定に保ちつつ所定の階高を
実現するように蹴上げ高さH1を、H2またはH3のよ
うに調整するとともに階段スラブコンクリート打設用型
枠面Aを形成する。
【0019】このように、プレキャストコンクリート製
の単位段板1を別途製造し、これを階段スラブ型枠とし
て利用するものであり、この単位段板1の蹴上げ1a及
び踏面1bを下側にして踏面長さLを一定に保ちつつ所
定の階高を実現するように蹴上げ高さを調整して複数の
単位段板1による階段スラブコンクリート打設用型枠面
Aを形成する。この階段スラブコンクリート打設用型枠
面Aに階段スラブの配筋及びコンクリート打設を行うこ
とで、単位段板1と階段スラブ13とを一体化して一枚
の階段10を容易に製造することができる。また、階高
に限定されず、段数及び蹴上げ高さの調整可能範囲を適
切に組み合わせることにより任意の段数及び蹴上げ高さ
を有する階段の製造が可能である。
の単位段板1を別途製造し、これを階段スラブ型枠とし
て利用するものであり、この単位段板1の蹴上げ1a及
び踏面1bを下側にして踏面長さLを一定に保ちつつ所
定の階高を実現するように蹴上げ高さを調整して複数の
単位段板1による階段スラブコンクリート打設用型枠面
Aを形成する。この階段スラブコンクリート打設用型枠
面Aに階段スラブの配筋及びコンクリート打設を行うこ
とで、単位段板1と階段スラブ13とを一体化して一枚
の階段10を容易に製造することができる。また、階高
に限定されず、段数及び蹴上げ高さの調整可能範囲を適
切に組み合わせることにより任意の段数及び蹴上げ高さ
を有する階段の製造が可能である。
【0020】このように、段数及び蹴上げ高さが変化し
ても型枠を新規に製作する必要がなく、組立時間が短
く、コスト低減が図れる。また、単位段板1に第1の調
整面1c1と第2の調整面1a1を平行に設けること
で、踏面長さを一定に保ちつつ所定の階高を満足するよ
うに複数の単位段板1の位置を容易にかつ正確にしかも
隙間を生じさせることなく調整することができる。
ても型枠を新規に製作する必要がなく、組立時間が短
く、コスト低減が図れる。また、単位段板1に第1の調
整面1c1と第2の調整面1a1を平行に設けること
で、踏面長さを一定に保ちつつ所定の階高を満足するよ
うに複数の単位段板1の位置を容易にかつ正確にしかも
隙間を生じさせることなく調整することができる。
【0021】次に、プレキャストコンクリート製階段の
製造に用いる段板支持装置について説明する。図4は段
板支持装置の概略構成図、図5は段板支持装置の調整状
態を示す概略構成図、図6は段板支持装置の上部拡大断
面図である。
製造に用いる段板支持装置について説明する。図4は段
板支持装置の概略構成図、図5は段板支持装置の調整状
態を示す概略構成図、図6は段板支持装置の上部拡大断
面図である。
【0022】段板支持装置20の支持架構21には、複
数のプレキャストコンクリート製の単位段板1に応じて
複数の支持筒22が固定されている。この複数の支持筒
22は、所定角度傾斜して支持筒同士は平行かつ等間隔
に配置されている。支持筒22には、支持棒23が円滑
にかつガタツキがないようにスライド可能に設けられ、
その結果複数の支持棒同士も平行かつ等間隔に配置され
る。
数のプレキャストコンクリート製の単位段板1に応じて
複数の支持筒22が固定されている。この複数の支持筒
22は、所定角度傾斜して支持筒同士は平行かつ等間隔
に配置されている。支持筒22には、支持棒23が円滑
にかつガタツキがないようにスライド可能に設けられ、
その結果複数の支持棒同士も平行かつ等間隔に配置され
る。
【0023】支持棒23の上端部には、単位段板1の蹴
上げ1aと踏面1bを支持する単位段板支持枠24が配
置されている。単位段板支持枠24は、断面略L字型に
形成され、蹴上げ1aを支持する面24aと踏面1bを
支持する面24bを有している。踏面1bを支持する面
24bが支持棒23の上端部に直交して固定され、単位
段板支持枠24は、各々が支持する単位段板1が同方向
かつ等間隔になるように配置されている。
上げ1aと踏面1bを支持する単位段板支持枠24が配
置されている。単位段板支持枠24は、断面略L字型に
形成され、蹴上げ1aを支持する面24aと踏面1bを
支持する面24bを有している。踏面1bを支持する面
24bが支持棒23の上端部に直交して固定され、単位
段板支持枠24は、各々が支持する単位段板1が同方向
かつ等間隔になるように配置されている。
【0024】支持棒23の側部には、支持軸部材25が
突出して設けられ、この支持軸部材25は桁部材26に
形成された材軸方向のガイド溝27にスライド可能に設
けられている。単位段板支持枠24は桁部材26により
支持されるとともに、支持棒23が桁部材26に支持さ
れ、単位段板支持枠24は桁部材26の上下動に追従し
て支持筒22の軸方向に移動可能である。桁部材26の
一端部26aは支持軸28を回動支点として構造体29
に支持され、桁部材26の他端部26bは昇降装置30
により所定高さに上下動可能である。この実施の形態で
は、昇降装置30がジャッキで構成され、上端部に桁部
材26が移動可能に載置されている。昇降装置30の作
動により桁部材26は支持軸28を回動支点として垂直
面内を上下動可能に構成されている。
突出して設けられ、この支持軸部材25は桁部材26に
形成された材軸方向のガイド溝27にスライド可能に設
けられている。単位段板支持枠24は桁部材26により
支持されるとともに、支持棒23が桁部材26に支持さ
れ、単位段板支持枠24は桁部材26の上下動に追従し
て支持筒22の軸方向に移動可能である。桁部材26の
一端部26aは支持軸28を回動支点として構造体29
に支持され、桁部材26の他端部26bは昇降装置30
により所定高さに上下動可能である。この実施の形態で
は、昇降装置30がジャッキで構成され、上端部に桁部
材26が移動可能に載置されている。昇降装置30の作
動により桁部材26は支持軸28を回動支点として垂直
面内を上下動可能に構成されている。
【0025】図6に示すように、昇降装置30により桁
部材26の他端部26bを上方に持ち上げると、桁部材
26の上面をスライドしながらそれぞれの単位段板支持
枠24が連動して移動する。この単位段板支持枠24に
は、単位段板1が蹴上げ1a及び踏面1bを下側にして
載置され、一方の単位段板1の第2の調整面1a1に、
他方の単位段板1の第1の調整面1c1を当接して載置
されており、この当接位置を上下にずらすことで、踏面
長さLを一定に保ちつつ所定の階高を実現するように蹴
上げ高さHを調整して複数の単位段板1による階段スラ
ブコンクリート打設用型枠面Aを形成することができ
る。
部材26の他端部26bを上方に持ち上げると、桁部材
26の上面をスライドしながらそれぞれの単位段板支持
枠24が連動して移動する。この単位段板支持枠24に
は、単位段板1が蹴上げ1a及び踏面1bを下側にして
載置され、一方の単位段板1の第2の調整面1a1に、
他方の単位段板1の第1の調整面1c1を当接して載置
されており、この当接位置を上下にずらすことで、踏面
長さLを一定に保ちつつ所定の階高を実現するように蹴
上げ高さHを調整して複数の単位段板1による階段スラ
ブコンクリート打設用型枠面Aを形成することができ
る。
【0026】このように単位段板1を所定勾配で並列す
ると、連続する階段スラブ接続面1cが階段スラブコン
クリート打設用型枠面Aを形成することになる。次に、
階段スラブ鉄筋3及び側面型枠2を組み立てた後スラブ
コンクリートを打設して、各単位段板1と階段スラブ1
3とを一体化して踏面長さLを一定に保ちつつ階高を変
化可能な一枚の階段10を製造する。
ると、連続する階段スラブ接続面1cが階段スラブコン
クリート打設用型枠面Aを形成することになる。次に、
階段スラブ鉄筋3及び側面型枠2を組み立てた後スラブ
コンクリートを打設して、各単位段板1と階段スラブ1
3とを一体化して踏面長さLを一定に保ちつつ階高を変
化可能な一枚の階段10を製造する。
【0027】このように桁部材26を支持軸28を回動
支点として垂直面内を上下動することで、複数の単位段
板1の蹴上げ1a及び踏面1bを下側にして支持しなが
ら踏面長さLを一定に保ちつつ所定の階高を実現するよ
うに蹴上げ高さHを調整することができ、簡単な装置で
複数の単位段板1による階段スラブコンクリート打設用
型枠面Aを容易に形成することができる。
支点として垂直面内を上下動することで、複数の単位段
板1の蹴上げ1a及び踏面1bを下側にして支持しなが
ら踏面長さLを一定に保ちつつ所定の階高を実現するよ
うに蹴上げ高さHを調整することができ、簡単な装置で
複数の単位段板1による階段スラブコンクリート打設用
型枠面Aを容易に形成することができる。
【0028】なお、段板支持装置20は、支持軸部材2
5及びガイド溝27がなくても機能するが、支持軸部材
25及びガイド溝27を設けることで、桁部材26の上
下動に対し、支持棒23をより円滑にしかも確実にスラ
イドさせることができる。
5及びガイド溝27がなくても機能するが、支持軸部材
25及びガイド溝27を設けることで、桁部材26の上
下動に対し、支持棒23をより円滑にしかも確実にスラ
イドさせることができる。
【0029】また、段板支持装置20は、支持筒22の
間隔を可変にすることにより任意の踏面長さを有する階
段にも対応することができる。さらに支持筒22の個数
を所定段数分用意することにより任意の段数にも対応す
ることができ、任意の段数、蹴上げ高さ及び踏面長さを
有する階段の製造が可能である。
間隔を可変にすることにより任意の踏面長さを有する階
段にも対応することができる。さらに支持筒22の個数
を所定段数分用意することにより任意の段数にも対応す
ることができ、任意の段数、蹴上げ高さ及び踏面長さを
有する階段の製造が可能である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明では、プレキャストコンクリート製の単位段板を別途
製造し、これを階段スラブ型枠として利用するものであ
り、この単位段板の蹴上げ及び踏面を下側にして踏面長
さを一定に保ちつつ所定の階高を実現するように蹴上げ
高さを調整して複数の単位段板による階段スラブコンク
リート打設用型枠面を形成する。この階段スラブコンク
リート打設用型枠面に階段スラブの配筋及びコンクリー
ト打設を行うことで、単位段板と階段スラブとを一体化
して一枚の階段を容易に製造する。また、階高に限定さ
れず、段数及び蹴上げ高さの調整可能範囲を適切に組み
合わせることにより任意の段数及び蹴上げ高さを有する
階段の製造が可能であり、型枠を新規に製作する必要が
なく、組立時間が短く、コスト低減が図れる。
明では、プレキャストコンクリート製の単位段板を別途
製造し、これを階段スラブ型枠として利用するものであ
り、この単位段板の蹴上げ及び踏面を下側にして踏面長
さを一定に保ちつつ所定の階高を実現するように蹴上げ
高さを調整して複数の単位段板による階段スラブコンク
リート打設用型枠面を形成する。この階段スラブコンク
リート打設用型枠面に階段スラブの配筋及びコンクリー
ト打設を行うことで、単位段板と階段スラブとを一体化
して一枚の階段を容易に製造する。また、階高に限定さ
れず、段数及び蹴上げ高さの調整可能範囲を適切に組み
合わせることにより任意の段数及び蹴上げ高さを有する
階段の製造が可能であり、型枠を新規に製作する必要が
なく、組立時間が短く、コスト低減が図れる。
【0031】請求項2記載の発明では、単位段板に第1
の調整面と第2の調整面を平行に設けることで、踏面長
さを一定に保ちつつ所定の階高を満足するように複数の
単位段板の位置を容易にかつ正確にしかも隙間を生じさ
せることなく調整することができる。
の調整面と第2の調整面を平行に設けることで、踏面長
さを一定に保ちつつ所定の階高を満足するように複数の
単位段板の位置を容易にかつ正確にしかも隙間を生じさ
せることなく調整することができる。
【0032】請求項3記載の発明では、桁部材を支持軸
を回動支点として垂直面内を上下動することで、複数の
単位段板の蹴上げ及び踏面を下側にして支持し踏面長さ
を一定に保ちながら所定の階高を実現するように蹴上げ
高さを調整することができ、簡単な装置で複数の単位段
板による階段スラブコンクリート打設用型枠面を容易に
形成することができる。
を回動支点として垂直面内を上下動することで、複数の
単位段板の蹴上げ及び踏面を下側にして支持し踏面長さ
を一定に保ちながら所定の階高を実現するように蹴上げ
高さを調整することができ、簡単な装置で複数の単位段
板による階段スラブコンクリート打設用型枠面を容易に
形成することができる。
【0033】請求項4記載の発明では、支持軸部材及び
ガイド溝を設けることで、桁部材の上下動に対し、支持
棒をより円滑にしかも確実にスライドさせることができ
る。
ガイド溝を設けることで、桁部材の上下動に対し、支持
棒をより円滑にしかも確実にスライドさせることができ
る。
【図1】プレキャストコンクリート製階段の製造方法に
より製造される階段を示す図である。
より製造される階段を示す図である。
【図2】プレキャストコンクリート製階段の製造方法を
説明する工程図である。
説明する工程図である。
【図3】プレキャストコンクリート製の単位段板を踏面
長さを一定に保ちつつ所定の階高を実現するように蹴上
げ高さを調整する方法を説明する図である。
長さを一定に保ちつつ所定の階高を実現するように蹴上
げ高さを調整する方法を説明する図である。
【図4】段板支持装置の概略構成図である。
【図5】段板支持装置の調整状態を示す概略構成図であ
る。
る。
【図6】段板支持装置の上部拡大断面図である。
1 単位段板 1a 蹴上げ 1b 踏面 1c 階段スラブ接続面 3 階段スラブ鉄筋 10 階段 13 階段スラブ 2 側面型枠 A 階段スラブコンクリート打設用型枠面
Claims (4)
- 【請求項1】蹴上げ、踏面及び階段スラブ接続面とから
構成される略三角柱状のプレキャストコンクリート製の
単位段板を複数製造し、この複数の単位段板の蹴上げ及
び踏面を下側にし、しかも階段スラブ接続面をほぼ水平
になるように上側にして支持するとともに、踏面長さを
一定とし、且つ蹴上げ高さを所定の階高を満足するよう
に調整可能にした段板支持装置で支持し、この段板支持
装置を操作して所定の階高を満足するように複数の単位
段板の位置を調整し、この複数の単位段板の階段スラブ
接続面により階段スラブコンクリート打設用型枠面を形
成し、この階段スラブコンクリート打設用型枠面に階段
スラブ鉄筋を配筋し、さらに側面型枠を組み立てた後、
コンクリートを打設して各単位段板と階段スラブとを一
体化して一枚の階段を製造することを特徴とするプレキ
ャストコンクリート製階段の製造方法。 - 【請求項2】蹴上げ、踏面及び階段スラブ接続面とから
構成される略三角柱状をなし、前記踏面と階段スラブ接
続面との間に前記踏面と直角な第1の調整面を有し、前
記蹴上げの前記階段スラブ接続面側に前記第1の調整面
と平行な第2の調整面を有することを特徴とするプレキ
ャストコンクリート製の単位段板。 - 【請求項3】複数のプレキャストコンクリート製の単位
段板に応じて複数の支持筒を支持架構に固定し、この複
数の支持筒同士は平行かつ等間隔であり、この支持筒に
支持棒をスライド可能に設け、前記支持棒の上端部にプ
レキャストコンクリート製の単位段板の蹴上げと踏面を
支持する単位段板支持枠を配置し、この単位段板支持枠
に形成された踏面を支持する面が前記支持棒の上端部に
直交して固定され、さらに前記単位段板支持枠は、各々
が支持する前記単位段板が同方向かつ等間隔になるよう
に配置され、前記単位段板支持枠を前記桁部材の上面に
てスライド可能に支持させ、この桁部材の一端部は支持
軸を回動支点として構造体に支持し、前記桁部材の他端
部は昇降装置により所定高さに上下動可能であり、前記
桁部材を前記支持軸を回動支点として垂直面内を上下動
可能に構成したことを特徴とする段板支持装置。 - 【請求項4】前記支持棒の側部には、支持軸部材が突出
して設けられ、この支持軸部材を前記桁部材に形成され
た材軸方向のガイド溝にスライド可能に設けたことを特
徴とする請求項3記載の段板支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8343231A JPH10180734A (ja) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | プレキャストコンクリート製階段の製造方法及びプレキャストコンクリート製の単位段板並びに段板支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8343231A JPH10180734A (ja) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | プレキャストコンクリート製階段の製造方法及びプレキャストコンクリート製の単位段板並びに段板支持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10180734A true JPH10180734A (ja) | 1998-07-07 |
Family
ID=18359936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8343231A Pending JPH10180734A (ja) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | プレキャストコンクリート製階段の製造方法及びプレキャストコンクリート製の単位段板並びに段板支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10180734A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002167931A (ja) * | 2000-11-28 | 2002-06-11 | Fujita Corp | プレキャスト鉄筋コンクリート階段及びそのササラ桁用型枠 |
CN104552576A (zh) * | 2014-12-31 | 2015-04-29 | 上海拜杰实业有限公司 | 卧式侧翻可调预制楼梯模具 |
CN108466357A (zh) * | 2018-06-03 | 2018-08-31 | 孙栩 | 一种高度、跨度自动调节的楼梯模具 |
CN108532945A (zh) * | 2018-05-22 | 2018-09-14 | 宁夏力丰农机制造有限公司 | 一种公路护坡踏步模板 |
CN109653455A (zh) * | 2019-01-17 | 2019-04-19 | 江西联保工程咨询有限公司 | 一种有限解构预制刚性连接结构的空心楼梯及其制备方法 |
CN112123524A (zh) * | 2020-09-24 | 2020-12-25 | 浙江庄辰建筑科技有限公司 | 可调踏步楼梯模具 |
CN112663882A (zh) * | 2020-12-08 | 2021-04-16 | 中建西部建设股份有限公司 | 一种超高性能混凝土的轻薄型梁式预制楼梯及其成型工艺 |
CN113043435A (zh) * | 2019-12-27 | 2021-06-29 | 江苏筑铭重工科技有限公司 | 新型高度可调节楼梯模具 |
-
1996
- 1996-12-24 JP JP8343231A patent/JPH10180734A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002167931A (ja) * | 2000-11-28 | 2002-06-11 | Fujita Corp | プレキャスト鉄筋コンクリート階段及びそのササラ桁用型枠 |
CN104552576A (zh) * | 2014-12-31 | 2015-04-29 | 上海拜杰实业有限公司 | 卧式侧翻可调预制楼梯模具 |
CN108532945A (zh) * | 2018-05-22 | 2018-09-14 | 宁夏力丰农机制造有限公司 | 一种公路护坡踏步模板 |
CN108466357A (zh) * | 2018-06-03 | 2018-08-31 | 孙栩 | 一种高度、跨度自动调节的楼梯模具 |
CN109653455A (zh) * | 2019-01-17 | 2019-04-19 | 江西联保工程咨询有限公司 | 一种有限解构预制刚性连接结构的空心楼梯及其制备方法 |
CN109653455B (zh) * | 2019-01-17 | 2024-03-29 | 江西联保工程咨询有限公司 | 一种有限解构预制刚性连接结构的空心楼梯及其制备方法 |
CN113043435A (zh) * | 2019-12-27 | 2021-06-29 | 江苏筑铭重工科技有限公司 | 新型高度可调节楼梯模具 |
CN112123524A (zh) * | 2020-09-24 | 2020-12-25 | 浙江庄辰建筑科技有限公司 | 可调踏步楼梯模具 |
CN112663882A (zh) * | 2020-12-08 | 2021-04-16 | 中建西部建设股份有限公司 | 一种超高性能混凝土的轻薄型梁式预制楼梯及其成型工艺 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN208084637U (zh) | 可调节式楼梯模具及楼梯 | |
CN111015910A (zh) | 预制楼梯模具 | |
CN113146800B (zh) | 一种高强度钢筋混凝土预制楼梯浇筑成型方法 | |
JPH10180734A (ja) | プレキャストコンクリート製階段の製造方法及びプレキャストコンクリート製の単位段板並びに段板支持装置 | |
KR100369757B1 (ko) | 아이엘엠용 피씨박스거더 교량제작 거푸집 시스템 및 이를이용한 세그멘트 제작방법 | |
JP2007092313A (ja) | Pc波形鋼板ウエブ箱桁の構築方法 | |
KR101396434B1 (ko) | 복합 벽체 동시 이동 설치를 위한 이동식 거푸집 장치 | |
JP5221474B2 (ja) | 押し出し桁の後方支持装置及び押し出し架設方法 | |
CN211729635U (zh) | 预制楼梯模具 | |
CN1267260C (zh) | 用于预制混凝土板的模板 | |
KR100597872B1 (ko) | 지그대를 이용한 교량시공방법 | |
CN116377888A (zh) | 一种斜拉桥现浇梁的可调节翼缘模板装置及施工工艺 | |
JPH07279417A (ja) | 梁型枠装置および梁の施工方法 | |
KR20100057293A (ko) | 슬라이드 폼을 이용한 콘크리트 벽체의 연속 타설방법 | |
KR101037581B1 (ko) | 이동 거푸집을 구비한 유형 채널 브리지 거푸집 시스템 및 이를 이용한 유형 채널브리지 제작방법 | |
KR20040102272A (ko) | 연속압출공법을 적용한 프리스트레스트 콘크리트더블-티이 교량 상판 및 그 거푸집 | |
JPH08105240A (ja) | 塔状コンクリート構造物の型枠骨組及び構築工法 | |
CN221818174U (zh) | 一种楼梯预制装置 | |
CN112160339A (zh) | 用于砼挡土墙提模浇筑的施工方法 | |
KR200352052Y1 (ko) | 돌출가설공법용 지그대 | |
CN117754702A (zh) | 楼梯一体成型装置与方法 | |
CN221609315U (zh) | 一种半翻肋梁式预制混凝土楼梯及生产模具 | |
JP2586921B2 (ja) | コンクリート製階段およびその施工方法 | |
CN217531224U (zh) | 一种装配式楼梯模具 | |
JPH0664813U (ja) | Pc階段の型枠装置 |