JPH10180556A - 部品供給装置 - Google Patents

部品供給装置

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JPH10180556A
JPH10180556A JP35468696A JP35468696A JPH10180556A JP H10180556 A JPH10180556 A JP H10180556A JP 35468696 A JP35468696 A JP 35468696A JP 35468696 A JP35468696 A JP 35468696A JP H10180556 A JPH10180556 A JP H10180556A
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JP
Japan
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component
parts
pressure release
residual pressure
component supply
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Application number
JP35468696A
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English (en)
Inventor
Koji Morita
浩司 森田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移送されたチップ部品を部品供給部において
正規の位置に停止させるようにしてチップ部品の吸着ミ
スを防止し、高速チップ部品装着機の稼働率及び生産性
の向上を図る。 【解決手段】 チップ部品12、12、・・・を多数収
容する部品収容部7から該チップ部品をエアーにより順
次部品移送路15を介して部品供給部16に移送し、移
送されて来たチップ部品を部品供給部において部品スト
ッパ壁17に衝突させて正規の位置に停止させる部品供
給装置1において、上記部品ストッパ壁に外部と連通す
る残圧解放路18を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は部品供給装置に関す
る。詳しくは、チップ部品を多数収容する部品収容部か
ら供給される該チップ部品をエアーにより順次部品移送
路を通じて部品装着機への部品供給部へ移送する部品供
給装置において、移送されたチップ部品を部品供給部に
おいて正規の位置に停止させるようにする技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】プリント基板にチップ部品を実装する高
速チップ部品装着機が知られている。これを図34乃至
図36によって簡単に説明する。
【0003】高速チップ部品装着機aはその略中央部に
バルク化された、即ち、荷作りされていない状態のチッ
プ部品をプリント基板に供給する部品供給部bが設けら
れている。
【0004】部品供給部bには移動ベースcが備えら
れ、該移動ベースcには多数の部品供給装置d、d、・
・・が移動ベースcの移動方向に配列されている。
【0005】部品供給装置dは既知のものであり、その
前端部の図示しない係合部が移動ベースcの前端部に係
合されると共にその後端部に設けられたクランプ爪eが
クランプレバーfの操作によって移動ベースcの後端部
に係合されて、移動ベースcに取り付けられる。
【0006】部品収容部gは透明な薄いケース体として
形成され、その前端面に図示しない開口部が形成され、
該開口部は図示しないシャッターにより開閉されるよう
になっている。そして、部品収容部g内には略直方体状
をしたチップ部品h、h、・・・が多数収納されてい
る。
【0007】上記部品収容部gは上記部品供給装置dの
部品収容部装着部iに取り付けられ、そして、シャッタ
ーがスライドされて開口部が開口される。このようにし
て、部品収容部gが部品供給装置dにセッティングされ
る。
【0008】エアー供給口jは部品供給装置dの上端面
稍前寄りの位置に開口されており、該エアー供給口jか
ら部品供給装置dの内部に向かって延びるエアー供給路
kが形成されている(図36参照)。そして、エアー供
給路kの先端は2つに分岐され、その一方は部品一時保
管部lの部品入口部m側ヘ向かって開口した部品かくは
ん用ノズルnに接続され、他方は部品移送路oに部品入
口部mの反対側に向かって開口した部品移送用ノズルp
に接続されている。また、部品移送路oの幅はチップ部
品h、h、・・・がスムーズに移動され易いようにチッ
プ部品h、h、・・・のそれよりも稍大きく形成されて
いる。
【0009】しかして、部品収容部gからのチップ部品
h、h、・・・の取り出しは、以下のようにして為され
る。
【0010】部品収容部gのシャッターがスライドされ
て開口部が開口されると部品収容部g内に収納されてい
たチップ部品h、h、・・・が部品供給装置d内に設け
られた部品一時保管部lに供給され該チップ部品h、
h、・・・の先端部が部品入口部mに自重により達す
る。
【0011】次に、部品供給装置dに設けられたフィー
ドレバーqが図示しない押圧レバーにより押圧されると
共に、図示しない正圧エアー供給装置から正圧エアーが
エアー供給口jに供給され、該正圧エアーはエアー供給
路kを通って上記2つのノズル、即ち、部品かくはん用
ノズルn及び部品移送用ノズルpから噴射される。
【0012】部品かくはん用ノズルnから噴射された正
圧エアーによって部品入口部m付近に固まっていたチッ
プ部品h、h、・・・が吹き上げられ、そして、自重に
よって部品入口部m付近に落下し、その内の一つhが部
品入口部mから部品移送路o内に落下していく。部品移
送路o内に落下したチップ部品hは部品移送用ノズルp
から噴射された正圧エアーによって部品供給部rまで送
られる。
【0013】部品供給部rは三方から囲まれる凹部とし
て形成され、チップ部品h、h、・・・は上記三方に位
置する壁のうち部品移送路oを移動されて来るチップ部
品h、h、・・・に対向するようにして形成された部品
ストッパ壁sに衝突したところで停止され部品供給部r
に位置される。
【0014】部品供給部rに送られたチップ部品hは吸
着ノズルtにより吸着され、そして、再度フィードレバ
ーqが押圧レバーにより押圧されると共に、正圧エアー
供給装置から正圧エアーがエアー供給口jに供給され、
次のチップ部品hが部品供給部rまで送られる。そし
て、このような動作が間欠的に繰り返される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記高速チ
ップ部品装着機aの部品供給装置dにおいては、移送さ
れたチップ部品h、h、・・・を部品供給部rで正規の
位置に停止させる必要がある。
【0016】なぜなら、部品供給部rにおいてチップ部
品h、h、・・・が正規の位置に停止していないと、吸
着ノズルtによるチップ部品h、h、・・・の吸着ミス
につながり、高速チップ部品装着機aの吸着率の低下に
よる稼働率及び生産性の低下を来してしまうからであ
る。
【0017】しかしながら、部品供給装置dにおいて
は、上記のように、部品供給部rが三方から囲まれた凹
部として形成されており、部品移送用ノズルpから間欠
的に部品供給部rへ向かって噴射された正圧エアーの一
部は上方側の大気中へ解放されるが、残りの一部が部品
供給部rに残圧として残ってしまうことにより部品供給
部rの圧力が高まってしまい、部品供給部rに既に位置
されたチップ部品hに悪影響を与えてしまう。
【0018】即ち、部品供給部rの圧力が高まってしま
うと、その圧力が部品供給部rに位置するチップ部品h
の各面に力を及ぼし、該チップ部品hの部品供給部rで
の姿勢が変化され、吸着ノズルtによるチップ部品h、
h、・・・の吸着ミスが発生してしまう。
【0019】そこで、本発明部品供給装置は、上記した
問題点を克服し、移送されたチップ部品を部品供給部に
おいて正規の位置に停止させるようにしてチップ部品の
吸着ミスを防止し、高速チップ部品装着機の稼働率及び
生産性の向上を図ることを課題とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明部品供給装置は、
上記した課題を解決するために、部品ストッパ壁に外部
と連通する残圧解放路を形成したものである。
【0021】従って、部品供給部に残留する正圧エアー
が残圧解放路を介して速やかに解放される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明部品供給装置の実
施の形態を図示した実施の一例に従って説明する。
【0023】部品供給装置1のフレーム2に所要部材が
取着されている(図1及び図2参照)。
【0024】フレーム2にはクランプレバー3、該クラ
ンプレバー3により操作されるクランプ爪4が取着され
ており、図示しない部品装着機の移動ベース5の前端部
にフレーム2下面の前端部に設けられた図示しない係合
部が係合されると共に移動ベース5の後端部前縁に上記
クランプ爪4が係止されて、部品供給装置1が移動ベー
ス5に取着される。
【0025】フレーム2の上端部にはガイド6が設けら
れ、該ガイド6に案内されて部品収容部7が取り付けら
れる(図1及び図2参照)。
【0026】部品収容部7は偏平な箱状をした透明なケ
ース体として形成されており、その前端に開口8が形成
され、該開口8はシャッター9によって開閉されるよう
になっている(図3参照)。そして、部品収容部7には
その後面に複数の空気抜き孔7a、7a、・・・が形成
されている。
【0027】シャッター9の基端部にはノブ10が設け
られ、該ノブ10は部品収容部7の上面に形成された臨
ませ孔11内に位置している。このような部品収容部7
内にバルク状態の直方体状をしたチップ部品12、1
2、・・・が収納されて供給される。そして、部品収容
部7が部品供給装置1に取り付けられるとシャッター9
が開けられ、開口8が開放されるようになっている。
【0028】部品供給装置1の略中央部のフレーム2内
にはチップ部品12、12、・・・を一時的に保管する
比較的大きな空間である部品一時保管部13が形成され
ており、その先端部が部品入口部14とされている(図
4参照)。
【0029】部品入口部14は部品移送路15に連通さ
れ、該部品移送路15の先端部は部品供給部16とされ
ている(図1参照)。そして、部品移送路15は部品供
給部16側の一部を除いてトンネル状に形成され、その
横断面の大きさはチップ部品12、12、・・・の最小
端面の大きさよりも一回りだけ大きくされている。
【0030】部品供給部16は上方に開口し三方から囲
まれる凹部として形成され、該三方に位置する壁のうち
部品移送路15を移動されて来るチップ部品12、1
2、・・・に対向する部分は部品ストッパ壁17とされ
ている(図5参照)。
【0031】部品ストッパ壁17における部品移送路1
5を移動されて来るチップ部品12、12、・・・に対
向する面はストッパ面17aとされている。そして、部
品ストッパ壁17には外部と連通する残圧解放路18が
形成されている(図5参照)。
【0032】残圧解放路18は横断面形状が正方形状を
為し、かつ、チップ部品12、12、・・・の最小端面
よりも稍小さい形状とされている。そして、残圧解放路
18は、ストッパ面17aと部品ストッパ壁17の外面
との間を貫通しチップ部品12、12、・・・の移送方
向に延びるようにして形成されている。従って、部品供
給部16は残圧解放路18により外部と連通されてい
る。
【0033】尚、残圧解放路18の横断面形状をチップ
部品12、12、・・・の最小端面よりも稍小さい形状
に形成したのは、後述するようにチップ部品12、1
2、・・・が部品ストッパ壁17に衝突するときに、誤
って残圧解放路18内に入り込んでしまわないようにす
るためのものである。
【0034】エアー供給口19がフレーム2の上端部に
開口され、該エアー供給口19からは内部に向かって延
びるエアー供給路20が形成されている(図4参照)。
【0035】エアー供給路20は先端で2つに分岐さ
れ、その一方は上記部品入口部14の先端部の底面に開
口した部品かくはん用ノズル21に接続され、他方は部
品移送路15の中間部の底面に部品供給部16側を向い
て開口した部品移送用ノズル22に接続されている。
【0036】上記エアー供給路20のエアー供給口19
寄りの位置にはチェック弁23が介挿されており、該チ
ェック弁23はエアー供給路20内に供給された正圧エ
アーのエアー供給口19側への逆流を防止するためのも
のである。
【0037】また、フレーム2の略中央部の一方の側面
には、図示しない部品装着機の押圧部によって押圧され
るフィードレバー24が回動自在に支持されている(図
1及び図2参照)。
【0038】しかして、部品収容部7がフレーム2の上
端部に設けられた上記ガイド6に案内されて部品供給装
置1に取り付けられると、上記したようにシャッター9
が開けられ、開口8が開放される。
【0039】開口8が開放されると部品収容部7に収容
されていたチップ部品12、12、・・・が上記部品一
時保管部13に供給され、これらチップ部品12、1
2、・・・塊の先端部が部品一時保管部13の先端部で
ある部品入口部14に位置される。
【0040】そして、図示しない部品装着機の押圧部が
フィードレバー24を押圧すると、上記チップ部品12
が一個宛部品供給部16に供給される。
【0041】即ち、フィードレバー24が押圧されると
共に、エアー供給口19に接続された図示しない正圧エ
アー供給装置から正圧エアーが供給され、該正圧エアー
がエアー供給路20を経て部品かくはん用ノズル21と
部品移送用ノズル22から噴射される。
【0042】部品かくはん用ノズル21から正圧エアー
が噴射されると部品入口部14に位置していたチップ部
品12、12、・・・が吹き上げられてかくはんされ自
重により落下する。
【0043】そして、部品入口部14に落下したチップ
部品12、12、・・・のうちの一つ12が部品移送路
15内に落下する。尚、部品移送路15は、上記したよ
うに、その横断面の大きさがチップ部品12、12、・
・・の最小端面の大きさよりも一回りだけ大きくされて
いるため、直方体状のチップ部品12、12、・・・は
その最小端面が前後方向を向くようにして部品移送路1
5内に落下しその状態で移動される。
【0044】部品移送路15内に落下したチップ部品1
2は上記部品移送用ノズル22から噴射される正圧エア
ーにより部品供給部16へ向けて移動され、部品供給部
16の部品ストッパ壁17のストッパ面17aに衝突し
稍反発して停止され、即ち、ストッパ面17aと稍離間
して停止される。
【0045】部品供給部16に移送されたチップ部品1
2は図示しない吸着ノズルにより吸着され、そして、再
度フィードレバー24が押圧レバーにより押圧されると
共に、正圧エアー供給装置から正圧エアーがエアー供給
口19に供給され、次のチップ部品12が部品供給部1
6まで送られる。そして、このような動作が間欠的に繰
り返えされる。
【0046】チップ部品12、12、・・・が部品供給
部16まで送られるときには、上記したように、部品移
送用ノズル22から部品供給部16の方向へ間欠的に正
圧エアーが噴射され、該間欠的に噴射される正圧エアー
が部品移送路15における部品移送用ノズル22の前側
の部分と部品供給部16の圧力を高めるように作用す
る。
【0047】ところが、部品移送用ノズル22の前側か
ら部品供給部16にかけて残圧として残る正圧エアーの
一部は上記部品ストッパ壁17に形成された残圧解放路
18から速やかに解放される。
【0048】即ち、残圧として残る正圧エアーの一部
は、部品供給部16と外部との圧力差により部品供給部
16に形成された残圧解放路18から外部に自然に解放
され、または、チップ部品12が部品移送路15を移動
するときに、チップ部品12の最小端面により押圧され
るようにして部品供給部16に運ばれ、既に部品供給部
16に位置したチップ部品12と部品供給部16の側面
との間や当該チップ部品12の上面を這うようにして残
圧解放路18を介して外部に解放される(図6及び図7
参照)。
【0049】尚、上記のように、チップ部品12が部品
移送路15を移動するときに、チップ部品12の最小端
面により押圧されるようにして部品供給部16に運ばれ
る正圧エアーにより部品供給部16に位置するチップ部
品12が後方から押圧されるが、この押圧力はさほど大
きくないため、これによりチップ部品12の姿勢が変化
してしまうようなことはない。
【0050】さらには、部品供給部16に位置していた
チップ部品12が吸着ノズルにより吸着され部品供給部
16にチップ部品が存在しない状態である場合には、正
圧エアーはさらに速やかに残圧解放路18から外部に解
放される。
【0051】尚、残圧として残る正圧エアーの残りの一
部は部品移送路15と部品供給部16から上方側の大気
中に解放される。
【0052】従って、部品供給部16における圧力がそ
こに位置するチップ部品12の姿勢を変化させる程に高
まってしまうようなことがないためチップ部品12、1
2、・・・の吸着ミスが生じるようなこともない。
【0053】これにより、高速チップ部品装着機の稼働
率及び生産性の向上が図られる。
【0054】尚、部品かくはん用ノズル22から噴射さ
れ、部品一時保管部13内のチップ部品12、12、・
・・をかくはんしたエアーは、部品一時保管部13と部
品収容部7内部とが連通されて大きな空間が形成されて
いることから、該空間に解放されることになり、さら
に、部品収容部7の後面に形成された空気抜き孔7a、
7a、・・・からエアーが外部に解放されるため内部に
高い残圧が残ることはない。
【0055】以下に、上記した残圧解放路18の変形例
を図8乃至図33に従って説明する。
【0056】図8に第1の変形例18Aを示す。残圧解
放路18Aは上方に開口された凹溝として形成されてい
る。
【0057】図9に第2の変形例18Bを示す。残圧解
放路18Bは横断面形状が左右方向に長い矩形状の貫通
孔として形成されている。
【0058】図10に第3の変形例18Cを示す。残圧
解放路18Cは左右方向に離間して形成された2つの貫
通孔25、25から成り、該貫通孔25、25は横断面
形状が正方形状に形成されている。
【0059】図11に第4の変形例18Dを示す。残圧
解放路18Dは上下方向に離間して形成された2つの貫
通孔26、26から成り、該貫通孔26、26は横断面
形状が正方形状に形成されている。
【0060】図12に第5の変形例18Eを示す。残圧
解放路18Eは左右方向に離間して形成され上方に開口
された2つの凹溝27、27から成る。
【0061】図13に第6の変形例18Fを示す。残圧
解放路18Fは左右方向に離間して形成された凹溝28
と貫通孔29とから成り、図13で見て左下側に位置す
る凹溝28は上方に開口され、右上側に位置する貫通孔
29は横断面形状が正方形状に形成されている。
【0062】図14に第7の変形例18Gを示す。残圧
解放路18Gは左右方向に離間して形成された貫通孔3
0と凹溝31とから成り、図14で見て左下側に位置す
る貫通孔30は横断面形状が正方形状に形成され、右側
に位置する凹溝31は上方に開口されている。残圧解放
路18Gは上記18Fの凹溝と貫通孔が左右で逆の位置
に形成されたものである。
【0063】図15に第8の変形例18Hを示す。残圧
解放路18Hは上下方向に離間して形成され横断面形状
が左右方向に長い矩形状の2つの貫通孔32、32から
成る。
【0064】図16に第9の変形例18Iを示す。残圧
解放路18Iは上下方向に離間して形成された2つの貫
通孔33、34から成り、上方に位置する貫通孔33は
横断面形状が正方形状に形成され、その下方に位置する
貫通孔34は横断面形状が左右方向に長い矩形状に形成
されている。
【0065】図17に第10の変形例18Jを示す。残
圧解放路18Jは上下方向に離間して形成された2つの
貫通孔35、36から成り、上方に位置する貫通孔35
は横断面形状が左右方向に長い矩形状に形成され、その
下方に位置する貫通孔36は横断面形状が正方形状に形
成されている。残圧解放路18Jは上記18Iの2つの
貫通孔が上下で逆の位置に形成されたものである。
【0066】図18に第11の変形例18Kを示す。残
圧解放路18Kは3つの凹溝37、38、38から成
る。即ち、部品ストッパ壁17の左右方向における中央
部に形成され上方に開口された凹溝37と該凹溝37の
左右に位置する部品ストッパ壁17の上下方向における
中央部に形成され凹溝37側に開口するようにされた2
つの凹溝38、38とから成る。
【0067】図19に第12の変形例18Lを示す。残
圧解放路18Lは上記残圧解放路18Kと同様に3つの
凹溝39、40、40から成る。即ち、部品ストッパ壁
17の左右方向における中央部に形成され上方に開口さ
れた凹溝39と該凹溝39の左右に位置する部品ストッ
パ壁17の上下方向における中央部に形成され凹溝39
側に開口された2つの凹溝40、40とから成り、該凹
溝40、40の左右方向の長さが上記残圧解放路18K
の凹溝38、38のそれよりもかなり短くされている。
【0068】図20に第13の変形例18Mを示す。残
圧解放路18Mは貫通孔41として形成されており、横
断面形状が左右方向に長い矩形状の主部41aとその左
右方向における中央部の上下にそれぞれ形成された凹溝
部41b、41bとから成る。
【0069】図21に第14の変形例18Nを示す。残
圧解放路18Nは上方に開口された上側凹溝42とその
左右方向における中央部に上方に開口して形成された下
側凹溝43とから成り、該下側凹溝43の底面は部品供
給部16の底面と同一の平面上に位置されている。
【0070】図22に第15の変形例18Oを示す。残
圧解放路18Oは上記残圧解放路18Nと同様に上方に
開口された上側凹溝44とその左右方向における中央部
に上方に開口して形成された下側凹溝45とから成り、
上側凹溝44の左右方向の幅が上記残圧解放路18Nの
上側凹溝42のそれよりもかなり短くされ、下側凹溝4
5の底面は部品供給部16の底面と同一の平面上に位置
されている。
【0071】図23に第16の変形例18Pを示す。残
圧解放路18Pは上記残圧解放路18N及び残圧解放路
18Oと同様に上方に開口された上側凹溝46とその左
右方向における中央部に上方に開口して形成された下側
凹溝47とから成り、該下側凹溝47が浅い凹部として
形成されている。
【0072】図24に第17の変形例18Qを示す。残
圧解放路18Qは下方に形成された貫通孔48とその上
方に形成された溝49とから成り、貫通孔48はその底
面が部品供給部16の底面と同一の平面上に位置するよ
うに形成され、溝49は貫通孔48の左右方向における
中央部の上面と部品ストッパ壁17の上面との間を連通
するように形成されている。
【0073】図25に第18の変形例18Rを示す。残
圧解放路18Rは上記残圧解放路18Qと同様に下方に
形成された貫通孔50とその上方に形成された溝51と
から成り、貫通孔50はその底面が部品供給部16の底
面と同一の平面上に位置するように形成され、溝49は
貫通孔48の左右方向における中央部の上面と部品スト
ッパ壁17の上面との間を連通するように形成されてい
る。そして、貫通孔50の左右方向の幅が残圧解放路1
8Qの貫通孔48のそれよりもかなり短く形成されてい
る。
【0074】図26に第19の変形例18Sを示す。残
圧解放路18Sは貫通孔52として形成されており、左
右方向に長い主部52aとその左右方向における中央部
の上面に形成された溝部52bとから成る。
【0075】図27に第20の変形例18Tを示す。残
圧解放路18Tは2つの凹溝53、54から成る。即
ち、図27で見て部品ストッパ壁17における左下側に
寄った位置に形成され上方に開口された凹溝53とその
上下方向における中央部に開口するように形成された凹
溝54とから成る。
【0076】図28に第21の変形例18Uを示す。残
圧解放路18Uは上記残圧解放路18Tと同様に2つの
凹溝55、56から成る。即ち、図28で見て部品スト
ッパ壁17における左下側に寄った位置に形成され上方
に開口された凹溝55とその上下方向における中央部に
開口するように形成された凹溝56とから成り、該凹溝
56の左右方向の深さが残圧解放路18Tの凹溝54の
それよりもかなり浅い凹部として形成されている。
【0077】図29に第22の変形例18Vを示す。残
圧解放路18Vは貫通孔57として形成されており、左
右方向に長い横断面形状が矩形状の主部57aと図29
で見てその左下端部の上下に開口するように形成された
溝部57b、57bとから成る。
【0078】図30に第23の変形例18Wを示す。残
圧解放路18Wは2つの凹溝58、59から成る。即
ち、図30で見て部品ストッパ壁17における右上側に
寄った位置に形成され上方に開口された凹溝58とその
上下方向における中央部に開口するように形成された凹
溝59とから成り、上記残圧解放路18Tの凹溝53、
54が左右で逆の位置になるように形成されたものであ
る。
【0079】図31に第24の変形例18Xを示す。残
圧解放路18Xは上記残圧解放路18Wと同様に2つの
凹溝60、61から成る。即ち、図31で見て部品スト
ッパ壁17における右上側に寄った位置に形成され上方
に開口された凹溝60とその上下方向における中央部に
開口するように形成された凹溝61とから成り、該凹溝
61の左右方向の深さが残圧解放路18Wの凹溝59の
それよりもかなり浅い凹部として形成されており、上記
残圧解放路18Uの凹溝55、56が左右で逆の位置に
なるように形成されたものである。
【0080】図32に第25の変形例18Yを示す。残
圧解放路18Yは貫通孔として形成されており、左右方
向に長い横断面形状が矩形状の主部62aと図32で見
てその右上端部の上下に開口するように形成された溝部
62b、62bとから成り、上記残圧解放路18Vの溝
部57b、57bが主部57aに対して左右で逆の位置
になるように形成されたものである。
【0081】図33に第26の変形例18Zを示す。残
圧解放路18Zは左右方向に離間して形成された3つの
貫通孔63、63、63から成り、該貫通孔63、6
3、63は横断面形状が上下方向に稍長い矩形状に形成
されている。
【0082】しかして、上記した第1の変形例18A乃
至第26の変形例18Zにおいても、上記第1の実施例
における残圧解放路18と同様の効果を生じ、部品供給
部16の残圧が速やかに各残圧解放路から解放され、部
品供給部16の圧力が底に位置するチップ部品12の姿
勢を変化させる程に高まってしまうようなことがないた
めチップ部品12、12、・・・の吸着ミスが生じるよ
うなこともない。
【0083】尚、上記したように、各変形例18A乃至
18Zは種々の形状を有しているが、部品ストッパ面1
7a側の開口形状は何れもチップ部品12、12、・・
・が衝突したときに内部に入り込まないような大きさに
形成されている。
【0084】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明部品供給装置は、チップ部品を多数収容する
部品収容部から該チップ部品をエアーにより順次部品移
送路を介して部品供給部に移送し、移送されて来たチッ
プ部品を部品供給部において部品ストッパ壁に衝突させ
て正規の位置に停止させる部品供給装置において、上記
部品ストッパ壁に外部と連通する残圧解放路を形成した
ので、部品供給部の残圧が速やかに残圧解放路を介して
解放され、部品供給部の圧力がチップ部品の姿勢を変化
させる程に高まってしまうようなことがなくチップ部品
の吸着ミスを生じるようなこともない。
【0085】従って、高速チップ部品装着機の稼働率及
び生産性の向上が図られる。
【0086】また、請求項2に記載した発明にあって
は、残圧解放路の入口側の開口形状がチップ部品が通過
できない形状に形成されたので、チップ部品が部品スト
ッパ壁に衝突するときに、誤って残圧解放路内に入り込
んでしまうようなことがない。
【0087】尚、上記実施例及び変形例において示した
各部の形状及び構造は、何れも本発明を実施するに際し
ての具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これら
によって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されるよう
なことがあってはならないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図7と共に本発明部品供給装置の実施
の一例を示すものであり、本図は斜視図である。
【図2】移動ベースに取付けられた状態を示す側面図で
ある。
【図3】部品収容部を示す拡大斜視図である。
【図4】部品供給装置の一部を切り欠いて示す拡大側面
図である。
【図5】残圧解放路を示す拡大斜視図である。
【図6】図7と共に正圧エアーの流れを説明するための
図であり、本図は部品供給部を平面で見た状態を示す拡
大断面図である。
【図7】部品供給部を側面から見た状態を示す拡大断面
図である。
【図8】図9乃至図33と共に残圧解放路の変形例を示
すものであり、本図は第1の変形例を示す拡大斜視図で
ある。
【図9】第2の変形例を示す拡大斜視図である。
【図10】第3の変形例を示す拡大斜視図である。
【図11】第4の変形例を示す拡大斜視図である。
【図12】第5の変形例を示す拡大斜視図である。
【図13】第6の変形例を示す拡大斜視図である。
【図14】第7の変形例を示す拡大斜視図である。
【図15】第8の変形例を示す拡大斜視図である。
【図16】第9の変形例を示す拡大斜視図である。
【図17】第10の変形例を示す拡大斜視図である。
【図18】第11の変形例を示す拡大斜視図である。
【図19】第12の変形例を示す拡大斜視図である。
【図20】第13の変形例を示す拡大斜視図である。
【図21】第14の変形例を示す拡大斜視図である。
【図22】第15の変形例を示す拡大斜視図である。
【図23】第16の変形例を示す拡大斜視図である。
【図24】第17の変形例を示す拡大斜視図である。
【図25】第18の変形例を示す拡大斜視図である。
【図26】第19の変形例を示す拡大斜視図である。
【図27】第20の変形例を示す拡大斜視図である。
【図28】第21の変形例を示す拡大斜視図である。
【図29】第22の変形例を示す拡大斜視図である。
【図30】第23の変形例を示す拡大斜視図である。
【図31】第24の変形例を示す拡大斜視図である。
【図32】第25の変形例を示す拡大斜視図である。
【図33】第26の変形例を示す拡大斜視図である。
【図34】図35と共に高速チップ部品装着機の概要を
示すものであり、本図は斜視図である。
【図35】側面図である。
【図36】従来の部品供給装置を示す拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1…部品供給装置、7…部品収容部、15…部品移送
路、16…部品供給部、17…部品ストッパ壁、18、
18A、18B、18C、18D、18E、18F、1
8G、18H、18I、18J、18K、18L、18
M、18N、18O、18P、18Q、18R、18
S、18T、18U、18V、18W、18X、18
Y、18Z…残圧解放路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップ部品を多数収容する部品収容部か
    ら該チップ部品をエアーにより順次部品移送路を介して
    部品供給部に移送し、移送されて来たチップ部品を部品
    供給部において部品ストッパ壁に衝突させて正規の位置
    に停止させる部品供給装置において、 上記部品ストッパ壁に外部と連通する残圧解放路を形成
    したことを特徴とする部品供給装置。
  2. 【請求項2】 残圧解放路の入口側の開口形状がチップ
    部品が通過できない形状に形成されたことを特徴とする
    請求項1に記載の部品供給装置。
JP35468696A 1996-12-20 1996-12-20 部品供給装置 Pending JPH10180556A (ja)

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