JPH10180384A - コイルばねの切断方法 - Google Patents

コイルばねの切断方法

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JPH10180384A
JPH10180384A JP35530996A JP35530996A JPH10180384A JP H10180384 A JPH10180384 A JP H10180384A JP 35530996 A JP35530996 A JP 35530996A JP 35530996 A JP35530996 A JP 35530996A JP H10180384 A JPH10180384 A JP H10180384A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 破損し易い芯金を使用することなく、切断部
にバリも生じ難いようにコイルばねを切断する方法の提
供。 【解決手段】 線ガイド2から送り出される線材Wを捲
回工具3A,3Bに衝合させて、巻回されるコイルばね
Sの最終巻回部が座巻き成形され線材Wの送り出しが停
止された後、下方で待機中のピッチ工具13がピッチ成
形位置よりも前進して、傾斜面13aがコイルばね巻回
終端面の終端Wzと対向する位置の捩じり付与部Wtに
当接し、ピッチ工具13の更なる前進で傾斜面13aに
よりコイルばねSをコイルばね成形繰り出し方向に押圧
し、補助工具20の角部が当接する線材Wのコイルばね
終端Wzに捩じり荷重を付与し、この捩じり荷重が線材
Wの破断限界応力を超すまでピッチ工具13を前進さ
せ、コイルばね終端Wzを捩じり切って切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンルばねの切断
方法に係る方法であって、さらに詳しくは、コイルばね
製造機の線ガイドから送り出される線材を捲回工具に衝
合させて巻回されたコイルばねの終端を切断する方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コイルばね製造機におけるコイル
ばねの切断方法は、図10の従来の技術の説明図に示す
ように、線ガイド102から送り出される線材Wを捲回
工具103A,103Bに衝合させて巻回し、巻回され
たコイルばねSの内周が当接する半円柱状の芯金106
の切刃面106a上端に形成された切刃と、進退可能な
切断工具105の切刃面105a前進端に形成された切
刃との剪断作用によってコイルばね終端Wzの線材Wを
切断する方法が一般的である。
【0003】また、最近開発された技術では実公平4−
44285号公報に記載された公知の技術がある。この
ものは図11に示すように、曲げダイス203によって
円柱状の芯金206の外周に巻回されたコイルばねの終
端部に傷つけ手段207により線材Aの軸方向に対して
横断状で、芯金206に向かって凹入する切り目イを入
れ、この切り目イの前後位置に捩じり折り手段208で
線材Aに捩じり力を加えることにより、切り目イに応力
集中が生じて、ここから線材Aをねじり折るものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べた図
10の芯金106と切断工具105とを用いて線材Wを
剪断して切断する方法は、コイル径が小径のコイルばね
を切断する場合、芯金も小径になる。特に線材径が大き
いコイルばねの場合には、線材W切断時の切断工具10
5によって付加される剪断力で芯金106が破損し易い
という問題を有している。その上剪断作用によって生じ
るバリがコイルばねの内周側に突出し易いので、コイル
ばねを軸に挿通して使用する場合に軸の挿入が困難にな
るという問題をも有している。
【0005】また、実公平4−44285号公報に記載
された先行技術は、線材Aを捩じり折るために、芯金2
06,傷つけ手段207,捩じり折り手段208が必要
でり、装置の構造が煩雑になるとともに、傷つけ手段に
よって切り目イを入れる必要があるため、コイルばねの
成形加工に要するサイクルタイムが長くなるという問題
を有している。更にコイル径が小径のコイルばねの場合
には、芯金206も小径となり強度不足となる。特に線
材径が大きいコイルばねを切断する場合には、線材Aに
切り目を入れるための傷つけ手段によって付加される押
圧力で芯金206が破損し易いという問題を有してい
る。
【0006】本発明は、従来の技術の有するこのうよな
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、従来技術の図10に示す芯金106及び切断工
具105、若しくは図11に示す芯金206,傷つけ手
段207等を用いることなくコイルばねの終端を切断す
るようにして、破損し易い芯金を使用することなく、コ
イルばねの切断部にバリが生じ難く、コイルばねの加工
サイクルタイムが短縮され生産能率を向上させる簡素な
構造で低コストにできるコイルばねの切断方法を提供し
ようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のコイルばねの切断方法は、少なくとも一対の
送りローラによって線ガイドから送り出される線材を捲
回工具に衝合させて巻回されたコイルばねの終端を切断
する方法であって、巻回されたコイルばね巻回終端面に
線材捩じり手段の当接面を当接させ該コイルばね巻回終
端面をコイルばね成形繰り出し方向に押圧してコイルば
ね終端部の線材に捩じり荷重を付与し、前記線材捩じり
手段の前進によって前記コイルばね巻回終端面の押圧量
を増大させ前記捩じり荷重がコイルばね終端部の線材自
体の破断限界応力を超えるまで前記線材捩じり手段を前
進させて、コイルばね終端の線材を捩じり切るようにし
たものである。
【0008】請求項1のコイルばねの切断方法によれ
ば、コイルばね巻回終端面を線材捩じり手段によりコイ
ルばね成形繰り出し方向に押圧して、コイルばね終端部
の線材に捩じり荷重を付与し、捩じり荷重がコイルばね
終端部の線材自体の破断限界応力を超えたとき、コイル
ばね終端の線材を捩じり切って切断するようになしたの
で、破損し易い芯金を用いる必要がなく、コイルばねの
切断部にバリが生じ難くなるとともに、コイルばねの加
工サイクルタイムが短縮され生産能率を向上させること
ができ、ローコストで簡素な構造の装置によってコイル
ばねの終端が切断できる。
【0009】また、コイルばね終端部の線材に捩じり荷
重が付与されたとき、コイルばね終端を含む捲回工具側
の線材の外周に近接して設けられた補助工具に前記線材
の外周を当接させて,該線材の外周方向への膨出を規制
するようにしたものである。
【0010】請求項2は、コイルばね終端部の線材に捩
じり荷重が付与されたとき、補助工具にコイルばね終端
を含む捲回工具側の線材Wの外周を当接させて、線材の
外周方向への膨出を規制するようにしたので、コイルば
ねの切断位置であるコイルばね終端の位置設定が容易
で、切断位置の再現性が容易に得られ、コイルばねの切
断位置精度が向上する。
【0011】また、線材捩じり手段が当接するコイルば
ね巻回終端面の捩じり付与部の作用位置は、コイルばね
終端より前方にほぼ半周したコイルばね終端部と対向す
る位置であり、該線材の捩じり付与部に線材捩じり手段
の当接面を当接させてコイルばねをコイル成形繰り出し
方向に押圧するようにしたものである。
【0012】請求項3は、線材捩じり手段が当接するコ
イルばね巻回終端面の捩じり付与部の作用位置を、コイ
ルばね終端より前方にほぼ半周したコイルばね終端部と
対向する位置としたので、コイルばねの切断位置である
コイルばね終端の線材に捩じり荷重を効果的に集中させ
ることができ、切断位置の位置決めが容易にできるとと
もに、てこの原理による小さい力で線材の捩じり付与部
に必要な押圧力を加えることが可能で、捩じり付与部の
線材に線材捩じり手段による傷が付き難く、また線材捩
じり手段の剛性を特別に考慮する必要がない。
【0013】また、線材捩じり手段は、線材捩じり手段
は、前進量が増すに従い巻回されたコイルばねをコイル
ばね成形繰り出し方向へ押圧する押圧量が増すように先
端部に傾斜面を有し、該傾斜面の前進位置を選択的に位
置決めすることによって、コイルばね胴部に所定のピッ
チの付与とコイルばね終端部の線材に捩じり荷重の付与
とが可能なピッチ工具を用いるようにしたものである。
【0014】請求項4は、線材捩じり手段の先端部に形
成された傾斜面の前進位置を選択的に位置決めすること
により、コイルばね胴部に所定のピッチが付与可能であ
るとともに、コイルばね終端部の線材に捩じり荷重が付
与可能なピッチ工具を用いるようにしたので、装置の構
造が簡素になり、工具費の節減もできる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態について
図面にもとづいて説明する。図1は、本発明のコイルば
ね切断方法に用いる装置の構造説明用の正面図、図2は
同じく本発明に用いる装置の構成説明用の側面図であ
る。図1,図2において、コイルばね製造機の前板4上
に線材Wの送り手段として上下に対向配置された一対の
送りローラ1,1を備え、送りローラ1,1の線材Wの
送り方向前側に線材Wの通る貫通案内穴を有する線ガイ
ド2が設けられている。
【0016】更に、前板4上には線ガイド2の線材送り
方向前側の斜め下と斜め上とに第1捲回工具3Aと第2
捲回工具3Bとが、コイルばね巻回中心aの回りに所定
角度を有して放射状に進退位置調節可能に配設されてお
り、巻回中心aに向かう第1捲回工具3Aと第2捲回工
具3Bとの先端面に線材Wと当接する円弧状の案内溝3
a,3aがそれぞれ刻設されている。
【0017】更に、前板4上には巻回中心aの下方に線
材捩じり手段10のスライド体11が案内面を垂直にし
てボルト14,14により締着され、スライド体11の
垂直案内面に沿って進退可能に工具ホルダ12が設けら
れ、工具ホルダ12にピッチ工具13がボルト15,1
5により着脱可能に垂直に取着されており、工具ホルダ
12は図示しない駆動装置により進退と位置決めとが可
能とされている。ピッチ工具13は上端部前側に角度θ
を有する傾斜面13aが形成されていて、傾斜面13a
の背面となる垂直面13bは前進時に線ガイド2の切欠
き面2aと摺動可能に隣接するようになっている。
【0018】更に、前板4には巻回中心aの上方に補助
工具20が突出するように植設されていて、補助工具2
0は線ガイド2の先端から送り出され捲回工具3A,3
Bに衝合されてほぼ半周巻回された状態の線材Wの始端
Wa、すなわち巻回されたコイルばねSの終端Wzを含
む第2捲回工具3B側の線材Wの外周に下端面20aが
接近して配設され、巻回されたコイルばねの終端部に線
材捩じり手段10により捩じり荷重が付与されたとき、
補助工具20の下端面20aに線材Wが当接して前記線
材の外周方向への膨出を規制するようになっている。
【0019】続いて、本実施例のコイルばねの切断方法
の作用例を図3乃至図8の作用説明図によって説明す
る。作用説明に先立って本実施の形態の作用例によって
巻回されるコイルばねについて図9の説明図により説明
する。図9において、コイルばねSは、寸法がコイル平
均径D=5.8mm,線材直径d=2.6mmで、ばね
指数D/d=2.2であるコイル径に対して線材径が大
きいコイルばねで、従来の切断方法では切断用芯金が小
径となって破損し易くなる寸法のコイルばねであり、線
材Wの材質は高抗張力線材であるJIS記号のSWOS
C−V(弁ばね用オイルテンパー線)を使用している。
尚、前記ばね指数D/d=2.2は、本発明の切断方法
によるばね指数の限界を示すものではない。
【0020】図3は、コイルばね成形前の待機位置を示
す説明図、すなわち前のコイルばねの切断が終わって次
のコイルばねの成形をするための待機姿勢を示す図であ
る。図3において、図1に示す送りローラ1,1により
線ガイド2より線材Wが送り出され、第1捲回工具3
A,第2捲回工具3Bに衝合されてほぼ半周巻回された
補助工具20の当接面20aの角部近傍に位置する線材
Wの先端が次に成形するコイルばねSの始端Waとな
る。
【0021】図4は、コイルばねSの成形途中の状態を
示す説明図である。図4において、停止していた送りロ
ーラ1,1が回転されて線材Wの送り出しが再開される
と、下方の待機位置に位置決めされていたピッチ工具1
3が前進して、上端部に形成された傾斜面13aがコイ
ルばねSのピッチ付与部Wpに当接して、線材Wにピッ
チが付与され、コイルばねSの胴部が成形される。
【0022】図5は、コイルばねSの形成が最終段階に
達した状態を示す説明図である。図5において、送りロ
ーラ1,1による線材Wの送り出し量が所定長さに近づ
くと、ピッチ工具13が後退して、線材Wに付与されて
いるピッチが減少し、やがてピッチ工具13が線材Wか
ら離れて最終巻回部の座巻き成形が行われ、線材送り出
し量が所定長さに達すると送りローラ1,1の回転は停
止され、線材の送り出しが止まり、コイルばねSの巻回
が終わる。
【0023】図6は、巻回が終わったコイルばねSの終
端部に捩じり荷重が付与される状態を示す説明図であ
る。図6において、送りローラ1,1の回転が停止され
た後、ピッチ工具13が再び前進して傾斜面13aがコ
イルばねSの巻回終端面の捩じり付与部Wtに当接し、
ピッチ工具13の前進量が増すに従い傾斜面13aの図
2に示す傾斜角θによってコイルばねSがコイルばね成
形繰り出し方向に押圧される。この押圧により補助工具
20の当接面20aに終端Wzを含む第2捲回工具3B
側の線材W外周が当接する。そしてコイルばね成形繰り
出し方向に押圧されたコイルばねSは、終端部の線材W
が補助工具20と当接し、更に巻回当接部Wbの線材W
が第2捲回工具3Bの案内溝3aと当接していて、線材
Wの切断すべき終端Wzよりほぼ半周前の終端Wzと対
向する捩じり付与部Wtがピッチ工具13の傾斜面13
aによりコイルばね成形繰り出し方向に押圧されている
ので、コイルばねSの終端Wzには、線材Wの軸線を横
断する方向に捩じり荷重が集中する。
【0024】図7は、コイルばねSが切断される直前の
状態を示す説明図、図8は切断された直後の状態を示す
説明図である。図7において、ピッチ工具13が更に前
進してコイルばねSの捩じり付与部Wtをさらに押圧
し、この押圧によるコイルばねSの終端Wzに集中する
捩じり荷重が、コイルばね終端部の線材W自体の破断限
界応力を超えると、図8においてコイルばねSの終端W
Zが捩じり切られて切断され、コイルばねSは線材Wか
ら分断されて落下する。そしてピッチ工具13が後退し
て待機位置に戻り図3に示す待機姿勢となる。
【0025】尚、補助工具20は、上述のように捩じり
荷重付与時にコイルばねの終端Wzが、当接面20aの
角部に係合するように第2捲回工具3B側に近接して、
終端部の線材Wの外周方向への膨出を規制しているの
で、コイルばねSの終端Wzに荷重が集中し易くなり、
切断位置の再現が容易になるなどの効果を有するもので
あるが、必ずしも必要ではなく、コイルばねSの切断位
置精度さえ許されれば無くてもよい。
【0026】また、上述した線材Wを衝合させてコイル
状に巻回する捲回工具3A,3Bは必ずしも2本必要で
はなく、コイル径と線材径との関係により1本でもよ
い。
【0027】また、線材捩じり手段10は、コイルばね
成形繰り出し方向に進退可能な例えば周知の押出しピッ
チ工具を用い、コイルばねSの巻回終端面を押圧するよ
うにしても本発明は実施できる。
【0028】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で次に記載する効果を奏する。請求項1は、巻回された
コイルばね巻回終端面を押圧してコイルばね終端部の線
材に捩じり荷重を付与し、捩じり荷重が線材の破断限界
応力を超えたときコイルばね終端を捩じり切って切断す
るようにしたので、簡素な構造の装置によりコイルばね
終端の切断が可能になり、破損し易い芯金を用いる必要
がなくなり、コイルばねの切断部にバリが生じ難くな
り、コイルばねの加工サイクルタイムが短縮され生産能
率を向上できる。
【0029】請求項2は、コイルばね終端部の線材に捩
じり荷重が付与されたとき、補助工具にコイルばね終端
を含む捲回工具側の線材外周を当接させて、線材の外周
方向への膨出を規制するようにしたので、コイルばねの
切断位置の位置設定が容易で、切断位置の再現性に優
れ、コイルばねの切断位置精度が向上する。
【0030】請求項3は、線材捩じり手段が当接するコ
イルばね巻回終端面の捩じり付与部の作用位置を、コイ
ルばね終端より前方にほぼ半周したコイルばね終端部と
対向する位置としたので、コイルばねの切断位置である
コイルばね終端の線材に捩じり荷重を効果的に集中させ
ることが可能となり、切断位置の位置決めが容易にでき
るとともに、小さな力で線材の捩じり付与部に必要な押
圧力を加えることができ、捩じり付与部の線材に線材捩
じり手段による傷が付き難く、また線材捩じり手段の剛
性も特別に配慮する必要がない。
【0031】請求項4は、線材捩じり手段の先端部に形
成された傾斜面の前進位置を選択的に位置決めすること
により、コイルばねの胴部のピッチ付与と、コイルばね
終端の捩じり荷重付与とが可能なピッチ工具を用いるよ
うにしたので装置の構成が一層簡素になり、工具費も節
減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコイルばねの切断方法に用いる装置の
構造説明用の正面図である。
【図2】本発明のコイルばねの切断方法に用いる装置の
構造説明用の側面図である。
【図3】本発明の作用説明図で、加工前の待機位置を示
す、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図4】同じく本発明の作用説明図で、コイルばね形成
途中の状態を示す、(a)は正面図、(b)は側面図で
ある。
【図5】同じく本発明の作用説明図で、コイルばねの最
終巻回部が座巻き成形される状態を示す、(a)は正面
図、(b)は側面図である。
【図6】同じく本発明の作用説明図で、コイルばね終端
に捩じり荷重が付与される状態を示す、(a)は正面
図、(b)は側面図である。
【図7】同じく本発明の作用説明図で、コイるばね終端
が切断される直前の状態を示す、(a) は正面図、
(b)は側面図である。
【図8】同じく本発明の作用説明図で、コイルばねが線
材から切断された状態を示す、(a)は正面図、(b)
は側面図である。
【図9】巻回されたコイルばねの説明図で、(a)は正
面図、(b)は側面図である。
【図10】従来の技術の切断工具と芯金とによるコイル
ばね切断の説明図で、(a)は正面図、(b)は側面図
である。
【図11】従来の技術の傷つけ手段により線材に切り目
を入れたのち切断するコイルばね切断の説明図である。
【符号の説明】
1 送りローラ 2 線ガイド 3A 第1捲回工具 3B 第2捲回工具 10 線材捩じり手段 13 ピッチ工具 13a 傾斜面 20 補助工具 20a 当接面 S コイルばね W 線材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一対の送りローラによって線
    ガイドから送り出される線材を捲回工具に衝合させて巻
    回されたコイルばねの終端を切断する方法であって、巻
    回されたコイルばね巻回終端面に線材捩じり手段の当接
    面を当接させ該コイルばね巻回終端面をコイルばね成形
    繰り出し方向に押圧してコイルばね終端部の線材に捩じ
    り荷重を付与し、前記線材捩じり手段の前進によって前
    記コイルばね巻回終端面の押圧量を増大させ前記捩じり
    荷重がコイルばね終端部の線材自体の破断限界応力を超
    えるまで前記線材捩じり手段を前進させて、コイルばね
    終端の線材を捩じり切るようにしたことを特徴とするコ
    イルばねの切断方法。
  2. 【請求項2】 コイルばね終端部の線材に捩じり荷重が
    付与されたとき、コイルばね終端を含む捲回工具側の線
    材の外周に近接して設けられた補助工具に前記線材の外
    周を当接させて,該線材の外周方向への膨出を規制する
    ようにしたことを特徴とする請求項1に記載のコイルば
    ねの切断方法。
  3. 【請求項3】 線材捩じり手段が当接するコイルばね巻
    回終端面の捩じり付与部の作用位置は、コイルばね終端
    より前方にほぼ半周したコイルばね終端部と対向する位
    置であり、該線材の捩じり付与部に線材捩じり手段の当
    接面を当接させてコイルばねをコイル成形繰り出し方向
    に押圧するようにしたことを特徴とする請求項1又は2
    に記載のコイルばねの切断方法。
  4. 【請求項4】 線材捩じり手段は、前進量が増すに従い
    巻回されたコイルばねをコイルばね成形繰り出し方向へ
    押圧する押圧量が増すように先端部に傾斜面を有し、該
    傾斜面の前進位置を選択的に位置決めすることによっ
    て、コイルばね胴部に所定のピッチの付与とコイルばね
    終端部の線材に捩じり荷重の付与とが可能なピッチ工具
    を用いるようにしたことを特徴とする請求項1,2又は
    3の何れか1項に記載のコイルばねの切断方法。
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