JPH10180380A - ロールフィード装置 - Google Patents

ロールフィード装置

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JPH10180380A
JPH10180380A JP35693996A JP35693996A JPH10180380A JP H10180380 A JPH10180380 A JP H10180380A JP 35693996 A JP35693996 A JP 35693996A JP 35693996 A JP35693996 A JP 35693996A JP H10180380 A JPH10180380 A JP H10180380A
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JP
Japan
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roll
feed
guide plate
downward
moved
Prior art date
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Pending
Application number
JP35693996A
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English (en)
Inventor
Isamu Komatsu
小松勇
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Aida Engineering Ltd
Original Assignee
Aida Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ジグザグブランキングを行うための移動させる
移動部分の重量を軽量化し、プレス機械の高速化に対応
出来るロールフィード装置を提供する。 【解決手段】ロールフィード装置15の下送りロール1
7と上送りロール19とを下及び上送りロール軸18、
20のスプライン部23、24に沿って滑合させ、一端
部の溝25、26をガイドプレート27の下及び上スラ
イダドグ28、29と係合させ、ガイドプレート27を
ガイドロッド33とボールねじ32でロール軸方向に案
内するとともに、ナット34をボールねじ32に螺合さ
せ、下及び上送りロール17、19の送り回転の停止時
期にボールねじ32を正転、または逆転させて、ガイド
プレート27とともに、下及び上送りロール17、19
を距離Lだけ移動させるようにし、ロールフレーム16
を移動しないようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジグザグブランキ
ングを行うために使用するロールフィード装置に関し、
ジグザグブランキングを前段に持つトランスファプレス
の高速化に対応出来るロールフィード装置の改良に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、トランスファプレスのジグザグブ
ランキングステージにコイル材を一定の送り長さずつ間
欠的に供給するロールフィード装置は、コイル材の供給
が停止する時期に同調させて、ロールフィード装置全体
をコイル材の幅方向に一定の距離で往復動させていた。
【0003】このような従来の技術におけるロールフィ
ード装置としては、例えば、特開昭56−117841
に示すものがある。この従来例の要点を図3に示す。図
3に示すロールフィード装置12において、コイル材を
送るための上ロール1と下ロール2を有するロールフィ
ーダ本体3を、ガイドバーで上下ロール1、2の軸方向
に摺動自在に支持する。ロールフィーダ本体3の下面に
立設した移動レバー5の縦方向の溝6にクランク7の先
端を係合し、クランク軸8に同心に設けたスプロケット
9に巻掛けたチェーン10の両端を、上下ロール1、2
と平行な方向に設けた2本のシリンダ11、11のピス
トンロッドに連結する。上下ロール1、2がコイル材を
送って停止した時期に、2本のシリンダ11、11を交
互に伸縮させ、クランク7をクランク軸8回りに回転し
てロールフィーダ本体3全体をコイル材の幅方向に移動
させるロールフィーダ装置12が構成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術におけるロ
ールフィーダ装置は、上ロールと下ロールを有するロー
ルフィーダ本体の全重量を往動、または復動させてコイ
ル材を幅方向に移動させている。ロールフィーダ本体に
は、図示していないが、上ロールと下ロールの前後にコ
イル材が横振れしないように案内するガイドも取り付け
られており、重量が極めて大きい。従って、往復動にお
ける慣性力が大きく、精度良く、高速で移動させること
が出来ないので、ジグザグブランキングを前段に持つト
ランスファプレスの高速化を阻止する大きな要因となっ
ていた。
【0005】本発明の目的は、上述の課題を解決し、ジ
グザグブランキングのために移動させるロールフィード
装置の移動部分を、上下の送りロール及びコイル材のガ
イド部のみとすることによって、移動部分の重量を軽量
化し、高速ジグザグを行うことを可能としたロールフィ
ード装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明は、ロールフレームに回転支持した一方の
送りロールと、ロールフレームに一方の送りロールに向
け接離可能に回転支持した他方の送りロールと、これら
の一対の送りロールの送り方向の前後にそれぞれ材料幅
ガイドを設けたガイドプレートとを有するロールフィー
ド装置において、一対の送りロールを、ロールフレーム
に対して同調して軸方向に移動駆動可能とする。また、
上述のガイドプレートを、一対の送りロールと同調して
送りロールの軸方向に移動駆動可能とする。
【0007】
【発明の実施の形態】図1と図2に、本発明におけるロ
ールフィード装置の第1の実施例と第2の実施例を示
す。図1には、図1(a)にロールフィード装置の要部
正面図、図1(b)に要部平面図、図1(c)に要部側
面図を示す。また、図2には、要部正面図のみを示し、
かつガイドプレート部分の図示を省略したが、ガイドプ
レート部分は、第1の実施例と同じ概念によるものであ
る。
【0008】図1において、第1の実施例の構成につい
て説明する。ロールフィード装置15には、ロールフレ
ーム16に下送りロールの下ロール軸18が軸受け16
A、16Aを介して回転支持されている。下送りロール
17と平行に対設した上送りロール19は、上ロール軸
20を軸受け16B、16Bを介してロール受け21に
回転支持されている。ロール受け21は、ロールフレー
ム16に上下動可能に、かつ下送りロール17に向けた
付勢して設けられている。従って、上下一対の送りロー
ル17、19は、その間に送り込む図1(b)に示すコ
イル材22を所要の力で挟持する。
【0009】下ロール軸18と上ロール軸20には、所
要の長さにスプライン部23とスプライン部分24とを
設け、これにそれぞれ下送りロール19が同心に、回転
を規制され、かつ軸方向に摺動自在に嵌合している。下
送りロール17、上送りロール19には、一端部の同位
置にそれぞれ溝25、26を設け、これにガイドプレー
ト27の下面及び上面にそれぞれ立設した下スライダド
グ28と上スライダドグ29との先端部が滑合し、ガイ
ドプレート27がロール軸方向に移動すると、下送りロ
ール17及び上送りロール19がともに移動する。
【0010】上スライダドグ29と溝26とは、上送り
ロール19が下送りロール17からレリースしてコイル
材22の挟持を解除した時も、係合が外れない寸法関係
としている。下ロール軸18と上ロール軸20の軸端
は、図1(a)に示すようにカップリング30、30を
介して、図示していない送り駆動装置に連結され、同調
して矢印A、Bの方向へ間欠回転し、コイル材22を、
図1(b)に示す矢印Fの送り方向へ一定の送り長さず
つ送る。
【0011】ガイドプレート27は、図1(b)に示す
平面形の形状をし、図1(c)に示すように、コイル材
22の下面を案内する高さに水平に設けられ、上面に送
りロール17、19の送り方向Fの前後にそれぞれコイ
ル材22の幅方向両側を案内する材料幅ガイド31、3
1を立設している。ガイドプレート27の下面部には、
下送りロール17及び上送りロール19の軸方向と平行
なボールねじ32とガイドロッド33をロールフレーム
16に支持して設けている。ガイドプレート27には、
ボールねじ32と螺合するナット34及びガイドロッド
33と滑合する軸受け35とを設けている。
【0012】ボールねじ32の一端は、カップリング3
6を介して、図示しないロール移動駆動装置に連結さ
れ、下送りロール17及び上送りロール19の送り回転
停止時期に同調して、図1(b)、図1(c)に示す矢
印Cのように、正逆回転制御され、ガイドプレート27
及び下スライダドグ28及び上スライダドグ29を介し
て、下送りロール17及び上送りロール19を、図1
(a)及び図1(b)に示す実線と二点鎖線の距離L間
を移動させては停止し、コイル材22にジグザグ運動を
与える。ガイドプレート27には、下送りロール17及
び上送りロール19と干渉しないようU字形の切り欠き
27Aを設けている。
【0013】図2において、第2の実施例の構成につい
て説明する。下送りロール17及び上送りロール19に
は、それぞれ一体に固定して下ロール軸18及び上ロー
ル軸20を設け、下ロール軸18及び上ロール軸20に
は、一端にロールディスク37A、37Bを、他端部に
は所要の長さにスプライン軸38A、38Bを設ける。
スプライン軸38A、38Bには、互いに噛み合うギヤ
39A、39Bを同心に嵌合させ、下ロール軸18及び
上ロール軸20とギヤ39A、39Bの肩部をロールフ
レーム16に回転支持している。
【0014】ヨークディスク40は、ロールディスク3
7A、37Bに係合する溝を有d、内径部には雌ねじ部
を設け、これにロールフレーム16に固定したシフトモ
ータ41の軸のねじ42を螺合させている。他方、ロー
ルフレーム16に固定した送りモータ43の軸に設けた
ピニオン44を一方のギヤ39に噛み合わせて設け、送
りモータ43を矢印Eに従って間欠的に回転制御し、下
送りロール17及び上送りロール19を矢印A、Bの方
向に回転し材料を一定の送り長さずつ送り、送りの停止
時期に同調させてシフトモータ41を矢印Dに従って往
動、または復動させ、ねじ42、ヨークディスク40及
び下ロール軸18及び上ロール軸20を介して、下送り
ロール17及び上送りロール19を実線と二点鎖線の間
の距離Lずつ移動させる。
【0015】材料幅ガイドを有するガイドプレートは図
示していないが、第1の実施例と同じような構造とし、
ヨークディスク40に連結して設ける。
【0016】以上は、ロールフィード装置について述べ
たが、同様の設計思想に基づきグリッパフィーダを構成
することも出来る。その他、同様の設計思想に属するフ
ィーダ装置が、本発明に含まれることは言うまでもな
い。また、これらのフィード装置は、トランスファプレ
スのブランキングステージに適用される他、単なるブラ
ンキングだけを行うプレス機械に適用して生産力を向上
することが出来る。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ジグザクブランキングを行うために移動させ
る部分を上下の送りロールと、要すれば材料を案内する
ガイドプレートとし、移動部分の重量を軽量化したの
で、移動に伴う慣性力が小さく、精度よくジグザグ運動
をさせることが出来る。従って、プレス機械の高速化を
実現させることが出来ると言う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の第1の実施例におけるロールフ
ィード装置の要部正面図 (b)同じく、ロールフィード装置の要部平面図 (c)同じく、ロールフィード装置の要部左側面図
【図2】本発明の第2の実施例におけるロールフィード
装置の要部正面図
【図3】従来例における要部正面図
【符号の説明】
15はロールフィード装置、16はロールフレーム、1
6A、16Bは軸受け、17は下送りロール、18は下
ロール軸、19は上送りロール、20はウエロール軸、
21はロール受け、22はコイル材、23、24はスプ
ライン部、25、26は溝、27はガイドプレート、2
8は下スライダドグ、29は上スライダドグ、30A、
30B、36はカップリング、31は材料幅ガイド、3
2はボールねじ、33はガイドロッド、34はナット、
35は軸受け、37A、37Bはロールディスク、38
A、38Bはスプライン軸、39A、39Bはギヤ、4
0はヨークディスク、41はシフトモータ、42はね
じ、43は送りロール、44はピニオン、である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロールフレームに回転支持した一方の送り
    ロールと、ロールフレームに一方の送りロールに向け接
    離可能に回転支持した他方の送りロールと、これらの一
    対の送りロールの送り方向の前後にそれぞれ材料幅ガイ
    ドを設けたガイドプレートを有するロールフィード装置
    において、前記一対の送りロールを、前記ロールフレー
    ムに対して同調して軸方向に移動駆動可能としたことを
    特徴とするロールフィード装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記ガイドプレート
    を、前記一対の送りロールと同調して前記一対の送りロ
    ールの軸方向に移動駆動可能としたことを特徴とするロ
    ールフィード装置。
JP35693996A 1996-12-26 1996-12-26 ロールフィード装置 Pending JPH10180380A (ja)

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JP35693996A JPH10180380A (ja) 1996-12-26 1996-12-26 ロールフィード装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006326627A (ja) * 2005-05-25 2006-12-07 Asahi-Seiki Mfg Co Ltd 材料供給装置
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CN105428596A (zh) * 2015-12-28 2016-03-23 东莞市亿鑫丰精密机械设备科技有限公司 一种高速可多段制片设备

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