JPH10179834A - 大ドーム用格納式野球競技用バックネット - Google Patents

大ドーム用格納式野球競技用バックネット

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JPH10179834A
JPH10179834A JP34740596A JP34740596A JPH10179834A JP H10179834 A JPH10179834 A JP H10179834A JP 34740596 A JP34740596 A JP 34740596A JP 34740596 A JP34740596 A JP 34740596A JP H10179834 A JPH10179834 A JP H10179834A
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清一 小川
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信男 向野
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徹 古川
Yutaka Soga
裕 曽我
Ryoichi Imai
良一 今井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吊り橋方式の大ドーム用上方デッドスペース
空間に格納式の野球競技用バックネットに於ける吊り橋
架構維持のための張力導入調整管理の困難を解消する。 【解決手段】 大ドーム用格納式野球競技用バックネッ
トNにあって、メインの吊上用ワイヤー8の天井部位
7,7吊点間スパンSとヘッドロープ5のスパンS’と
を一致させると共にメインの吊上用ワイヤー8,8間に
天井部位より吊架支持のリフトビーム14を摺動昇降可
能に組み付けたうえメインの吊上用ワイヤー8側には上
昇時降下位置のリフトビーム14を引掛け同拌するリフ
トビーム側に確保の受け部21に掛止する突起部28を
設け、フレーム2とフェンス3間に介配の連結部30に
は前記のメインの吊上用ワイヤー8への鉛直方向張力導
入装置を組み込むとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大ドーム用格納式
野球競技用バックネットに関する。
【0002】
【従来の技術】主に野球競技を目的とする大ドームにあ
っては、当然のこととして野球競技用バックネットが備
えられる。ところが大ドームは、野球競技のみにしか使
用しないという無駄は初めから予定しておらず、多目的
にサッカー等の他の競技や各種イベントにも使うことが
出来るように座席等も移動式に設計されるのが普通であ
る。すると、当該バックネットは他の競技やイベントの
際には大いに視界の障害となる。
【0003】そこで、大ドームにあっては、従来より、
野球競技用バックネットを格納式に構成して野球競技以
外の時には格納してしまい、視界の障害を解消しようと
している。本出願人も、特願平6−215868号に
て、バックネット自体並びにネット支持機構が視認性に
優れ、かつ、格納、張設に手間がかからず、移動手段並
びに収納手段を別段必要としないで済む大ドーム用格納
式野球競技用バックネットを提案している。
【0004】その要趣とするところは、メッシュが大で
視認性に優れる金属製の溶接ネットの下辺を剛なスタン
ドのフェンスに沿った形状のフレームで補強したうえ、
ここにカウンターウエイトを確保させ、かつ、上辺を吊
り橋方式でもって水平張架のヘッドロープの両端から弯
曲吊架のメインロープに吊架させて成るバックネット
を、該ヘッドロープの両端をやや後方寄りの天井部位で
メインの吊上用ワイヤーを介して鉛直吊荷すると共に両
側の天井部位で該ヘッドロープに水平張架が確保される
ようにサブの吊上用ワイヤーを介して拡張付勢し、前記
フレームにはスタンドのフェンスとの着脱自在な接続手
段を付備すると共に離接時のガイド用ロープを付設する
としたところにある。
【0005】これにより、バックネットは下辺フレーム
より上方はすべて剛ではないが、吊り橋方式でもって吊
架されるので、全長に渡って均等吊架で座屈無く展張さ
れ、しかも、このメインの吊上用ワイヤーによるバック
ネットの支持はほぼ直上の力学的に合理的で、かつ、ワ
イヤー細径化、しいては視認性良好となる、やや後方寄
りに設定のメインの吊上用ワイヤーによる後倒姿勢を是
正するが如く作用するサブの吊上用ワイヤーは、その役
割りであるヘッドロープの水平張架を該是正作用故に有
効に機能させ得るので、吊り橋方式の大前提であるヘッ
ドロープの水平張架が合理的に確保される、しかして、
常時好適な展張下にあるバックネットが提供され、スタ
ンドのフェンスから離脱させて、上昇させれば、上方の
デットスペースをたくみに利用した形でもって格納をな
してしまうし、下降させればたちまちにしてバックネッ
ト設置が完了してしまう、また、メイン並びにサブの吊
上用ワイヤーは天井からの垂下であるので、水平状に観
覧者の前を横切るものでないので視認性を全く損なうこ
とがない、等の作用効果を奏するものである。
【0006】これを図12〜16にもとづいて説明する
と、図中Nは強度が高くメッシュ間隔を広く認定でき、
視認性能の良い金属製の溶接ネットで構成のバックネッ
トで、一枚構成とするよりも縦ロープ1,…を介して区
画し、当該各縦ロープ1,…上端を後述の如く吊り橋方
式における各吊り点とするのが合理的である。バックネ
ットNの下辺はH型鋼等の剛材からなるフレーム2で縁
取り補強されており、当該フレーム2はスタンドのフェ
ンス3と取り合いできるよう、これに沿った弯曲形状に
設計される。剛なるため該フェンス3への取り付けが容
易である。
【0007】フレーム2の両端部には吊り橋成立のため
に必要なカウンターウエイト4,4を固定するのが格納
時の安定上必要となる。バックネットNは、水平張架の
ヘッドロープ5の両端固定点から弯曲吊架のメインロー
プ6に対して、前記の各縦ロープ1,…を夫々延長若し
くは延長することなく接続することで、吊り橋方式にて
吊架されている。
【0008】バックネットNは、ヘッドロープ5の両端
をやや後方寄りの天井部位7,7にてメインの吊上用ワ
イヤー8,8を介して合理的(側方吊荷に比して)に鉛
直吊荷するものとしている。但し、吊り点が格納に好適
なるよう後方寄りであるので、このままではバックネッ
トNは後倒れとなる。これは、両側の天井部位9,9に
配され該ヘッドロープ5の両端に接続のサブの吊上用ワ
イヤー10,10の引張りでもって是正される。
【0009】サブの吊上用ワイヤー10,10の主な役
割りは、吊り橋方式の大前提たるヘッドロープ5の水平
張架設定にあるが、後方に引かれている状態のヘッドロ
ープ5を前方に引き寄せ是正する際、両側への拡張付勢
力がヘッドロープ5に強固なる水平張架をもたらす(こ
の水平張架は、見掛上切梁様に見えるが,ヘッドロープ
5自体に剛直性は全く無く、鉛直方向のメインの吊上用
ワイヤー8と水平方向のサブの吊上用のワイヤー10と
の間でのテンション均衡によって成り立っているもので
あり、バックネットNを吊っているメインロープ6の接
続を受けて常時内折れ座屈付勢を受けている下端を自由
端とするメインの吊上用ワイヤー8には、所定のテンシ
ョンを確保すべく該カウンターウェイト4の補完が必要
となる)。バックネットNは叙上の如く下端はフレーム
2で弯曲であるが、上端はヘッドロープ5で直状であ
る。しかして、図13に示される如く、上部両側を後倒
させて、観覧者を保護する態様となっている。
【0010】叙上天井部位7,7,9,9には滑車を配
し、ワイヤーを地上設置のウインチに接続すると視覚、
メンテ上良い。該フレーム2とフェンス3との間には図
16に示される如く、連結金具11が配され、着脱自在
である。フレーム2の両端にはバックネットN離接時の
ガイド用ロープ12,12を付設して、離接作業をすみ
やかになし得るものとしている。
【0011】図13に示す如くフェンス3部には、ガイ
ド用ロープ12,12の巻取機収納ボックス13,13
が設けられている。しかして、図12に示す如く、バッ
クネットNはメインの吊上用ワイヤー8,8によって昇
降変位するが、いずれの部位にあっても、サブの吊上用
ワイヤー10,10のヘッドロープ5に対する水平張架
付勢は保たれるため、ヘッドロープ5の両端点より吊下
のバックネットNは良好な展張を維持し、見苦しさを生
じることがない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、叙上のバッ
クネットNにあっては、サブの吊上用ワイヤー10,1
0には、不使用上昇格納時にあっても所定の展張姿勢を
保持せねばならぬために、より水平化した不合理な姿勢
(図12,14,15)にあっても、常時強力、かつ、
微妙な張力導入調整管理が要求されるが、かかるテンシ
ョン維持機構の確保は極めて負担が大きい。
【0013】また、この縦・横ワイヤーのテンションバ
ランスで成り立っている吊り橋架構成立のためには、常
時メインの吊上用ワイヤー8には所定のテンションが導
入されていることが必要であるが、そのためには下端の
フレーム2に所定の重量が確保されていなければなら
ず、このため、カウンターウエイト4がフレーム2に付
属されて観客頭上に持ち込まれることとなるので、その
管理には最大の注意を要することと、ネットNの降下設
置時にあっては、フレーム2の重量がフェンス3上に搭
載して差し引かれてしまうために、ウエイトの追加が必
要となるが、上昇・降下のたびに必要となるこの着脱作
業が煩らわしい。
【0014】本発明は、叙上の事情に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、サブの吊上用ワイヤーの
微妙な張力導入調整管理を使用時以外は不要とし、か
つ、吊り橋架構成立のためのカウンターウエイトを一切
不要として、格納時の危険性、上昇・降下の際の煩らわ
しい着脱作業を不要とした改善された大ドーム用格納式
野球競技用バックネットを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の大ドーム用格納式野球競技用バックネット
は、メッシュが大で視認性に優れる金属製の溶接ネット
の下辺を剛なスタンドのフェンスに沿った形状のフレー
ムで補強したうえ、上辺を吊り橋方式でもって水平張架
のヘッドロープの両端から弯曲吊架のメインロープに吊
架させて成るバックネットを、該ヘッドロープの両端を
やや後方寄りの天井部位でメインの吊上用ワイヤーを介
して鉛直吊荷すると共に両側の天井部位で該ヘッドロー
プに水平張架が確保されるようにサブの吊上用ワイヤー
を介して拡張付勢して展張されるバックネットにあっ
て、メインの吊上用ワイヤーの天井部位吊点間スパンと
ヘッドロープのスパンとを一致させると共にメインの吊
上用ワイヤー間に天井部位より吊架支持のリフトビーム
を摺動昇降可能に組み付けたうえメインの吊上用ワイヤ
ー側には上昇時降下位置のリフトビームを引掛け同拌す
るリフトビーム側に確保の受け部に掛止する突起部を設
け、フレームとフェンス間に介配の連結部には前記のメ
インの吊上用ワイヤーへの鉛直方向張力導入装置を組み
込むとしたものである。
【0016】
【作用】通常時は天井に待機のリフトビームは、バック
ネット格納時に出動して下位のヘッドロープ上に向けて
摺動降下させられる。この状態で、リフトビームはヘッ
ドロープが担う水平切梁(見掛上)の役を単独で本物の
切梁機能をもって代替し得るため、サブの吊上用ワイヤ
ーに所定の張力を導入しなくても、また、フレームにメ
インの吊上用ワイヤーに所定のテンションを導入させる
ためのカウンターウエイトを付加せずともバックネット
の吊り橋架構は保持される。この時点からサブの吊上用
ワイヤーの困難な任務が解除される。
【0017】さらに、この状態で格納のためのメインの
吊上用ワイヤーの引き上げを行なうと、掛止用突起の引
っ掛け作用でリフトビームも同動し、バックネットの吊
り橋架構は保持されたままの状態で上昇し、そのまま格
納となる。そして、バックネット設置に際しては、リフ
トビームに既述の水平切梁能を受け持たせたまま降下す
る。この間、サブの吊上用ワイヤーの本来のテンション
導入任務は解除され続ける。バックネットが設置された
ところで、サブの吊上用ワイヤーに本来の任務を遂行さ
せると、リフトビームに加わっていた両側のメインの吊
上用ワイヤーからの挾圧力は除かれて自由となり、単独
上昇復帰が可能となる。
【0018】一方、フレームとフェンス間にあっては、
連結部にメインの吊上用ワイヤーへの鉛直方向張力導入
装置が組み込まれているので、連結に際して所定のテン
ションを自在に導入できるため、カウンターウエイトは
不要となる。しかして、格納時観客の頭上にカウンター
ウエイトを持ち込むという事態は解消し、セットと同時
にメインの吊上用ワイヤーへのカウンターウエイト無し
での所定のテンション導入がなし得、サブの吊上用ワイ
ヤーのテンション導入との協同でバックネットNの展張
をなして使用に供する以外の格納上昇、格納中、セット
位置降下間は、カウンターウエイト管理、テンション管
理から解放されるところの大幅な負担軽減化が達成され
ることとなる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1〜11
にて、図12〜16における構成部と同一のものについ
ては同一符号を付して説明する。図1,2において、バ
ックネットNのメインの吊上用ワイヤー8,8の天井部
位7,7の吊点間スパンSは、ヘッドロープ5の水平張
架スパンS′と一致して設定されている。そして、当該
ワイヤー8,8間にはリフトビーム14が摺動昇降可能
に組み付けられている。当該リフトビーム14は、該ワ
イヤー8,8のシーブ15,15の内側に隣接したシー
ブ16,16を介して昇降用ロープ17,17で吊架さ
れている。
【0020】リフトビーム14に求められる性能は、水
平張架のヘッドロープ5に代る切梁様の間隔材であり、
サブの吊上用ワイヤー10のテンション解除のもと内方
に向けて作用するメインの吊上用ワイヤー8の座屈に耐
えればよく、かつ、格納時は観客の頭上に納まることか
ら、図4,5に詳示の如く、軽量化された断面三角のフ
ランジ接合で形成の立体トラス架構梁材より成り、両側
端は縦長プレート材18,18に収斂している。
【0021】当該縦長プレート材18外側面の上半の上
下2点には、メインの吊上用ワイヤー8挾持用のガイド
ローラーブロック19,19が持ち出しアーム20,2
0を介して突き出されているうえ、下半には、立壁で形
成の門型の受け部21が設けられている。当該受け部2
1の下端は、後述するメインの吊上用ワイヤー8側に確
保の突起部に対してすみやかに降下嵌合し得るよう三方
に向け末広に形成される。尚図6中に現われる縦長プレ
ート材18下端の切り込み22は、該ヘッドロープ5並
びにメインロープ6の取合部23のためのものであり、
また、図中24は該昇降用ロープ17の止め部である。
【0022】リフトビーム14と対関係のメインの吊上
用ワイヤー8側の手当てについては、図8,9に詳示さ
れている。すなわち、介装プレート25の下半に設けら
れた該取合部23の上方には、上,下2点に互いに軸方
向を直交させてローラー26,27が突設されて突起部
28が形成されている。上位ローラー26は、該受け部
21への掛止を受け持つもので、該縦長プレート材18
に直交する軸に取り付けされている。
【0023】これに対して、下位ローラー27は、縦長
プレート材18に並行する持ち出しされた軸に取り付け
されており、縦長プレート材18の滑走化と既述のリフ
トビーム14の間隔材機能時の接圧部を受け持つ。図中
29は、該サブの吊上用ワイヤー10の止め部である。
フレーム2とフェンス3との間に所定間隔をもって介配
の連結部30は図10,11に詳示される。すなわち、
所定間隔を置いた縦ロープ1若しくはメインの吊上用ワ
イヤー8に装着されるところの連結部30は、フェンス
3の地盤31に荷重計32の基端を枢止して立ち上げた
うえその上端にターンバックル33の下端を枢止し、当
該ターンバックル33の上端に縦ロープ1等の先端に装
着のアイエンド34をピン35を介して着脱自在に連結
し得るとして成る。
【0024】図中36は、グラウンド側に被覆されるク
ッション層を示す。図11に示す如く、叙上連結部30
の間には、連結ガイド40が配されるを良しとする。す
なわち、フェンス3側から突設のガイドコーン37に対
し、フレーム2側にはガイド孔38が穿がたれ、当該部
位にはファスナー39が介配されて成る。
【0025】叙上の着脱自在な連結部30にあっては、
メインの吊上用ワイヤー8を含む縦ロープ1に、所望の
テンションをカウンターウエイトによらずして任意に導
入可能である。しかして、カウンターウエイトは一切不
要化する。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成されるので、以
下の如き効果を奏する。メッシュが大で視認性に優れる
金属製の溶接ネットの下辺を剛なスタンドのフェンスに
沿った形状のフレームで補強したうえ、上辺を吊り橋方
式でもって水平張架のヘッドロープの両端から弯曲吊架
のメインロープに吊架させて成るバックネットを、該ヘ
ッドロープの両端をやや後方寄りの天井部位でメインの
吊上用ワイヤーを介して鉛直吊荷すると共に両側の天井
部位で該ヘッドロープに水平張架が確保されるようにサ
ブの吊上用ワイヤーを介して拡張付勢して展張されると
ころの上方のデットスペース空間に格納可能なバックネ
ットにあって、メインの吊上用ワイヤー,サブの吊上用
ワイヤーにおける困難な張力導入調整管理が大幅に軽減
・解消されると共に観客頭上にカウンターウエイトを持
ち込むという不快を解消し得て好適となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバックネットの昇降説明用正面図であ
る。
【図2】本発明バックネットの昇・降時説明用平面図で
ある。
【図3】本発明バックネットの昇・降時説明用側面図で
ある。
【図4】aは本発明バックネットのリフトビームの正面
図,bは底面図,cは左側面図である。
【図5】aは図4中囲線A部の拡大断面図,bは囲線A
部上部の拡大詳示図,cは囲線A部下部の拡大詳示図で
ある。
【図6】aは図4中囲線B部の拡大側面図,bは囲線B
部の拡大詳示図である。
【図7】図6中C−C断面拡大図である。
【図8】本発明バックネットのメインの吊上用ワイヤー
のヘッドロープ取合部の詳示図である。
【図9】図8中矢視D図である。
【図10】aは、本発明バックネットのフレームとフェ
ンスとの間の連結部の側面図、bは正面図である。
【図11】aは本発明バックネットのフレームとフェン
スとの間に介配の連結ガイドの側面図,bは正面図であ
る。
【図12】従来のバックネットの昇降説明図である。
【図13】従来のバックネットの俯瞰図である。
【図14】従来のバックネットの大ドームにおける設置
要領説明図である。
【図15】従来のバックネットの大ドームにおける設置
要領説明図である。
【図16】従来のバックネットのフェンス取合説明図で
ある。
【符号の説明】
1 縦ロープ 2 フレーム 3 フェンス 4 カウンターウエイト 5 ヘッドロープ 6 メインロープ 7 天井部位 8 吊上用ワイヤー 9 天井部位 10 吊上用ワイヤー 11 連結金具 12 ガイド用ロープ 13 巻取機収納ボックス 14 リフトビーム 15 シーブ 16 シーブ 17 昇降用ロープ 18 縦長プレート材 19 ガイドローラーブロック 20 持ち出しアーム 21 受け部 22 切り込み 23 取合部 24 止め部 25 介装プレート 26 ローラー 27 ローラー 28 突起部 29 止め部 30 連結部 31 地盤 32 荷重計 33 ターンバックル 34 アイエンド 35 ピン 36 クッション層 37 ガイドコーン 38 ガイド孔 39 ファスナー 40 連結ガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古川 徹 名古屋市中区錦一丁目18番22号 株式会社 竹中工務店名古屋支店内 (72)発明者 曽我 裕 名古屋市中区錦一丁目18番22号 株式会社 竹中工務店名古屋支店内 (72)発明者 今井 良一 名古屋市中区錦一丁目18番22号 株式会社 竹中工務店名古屋支店内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メッシュが大で視認性に優れる金属製の
    溶接ネットの下辺を剛なスタンドのフェンスに沿った形
    状のフレームで補強したうえ、上辺を吊り橋方式でもっ
    て水平張架のヘッドロープの両端から弯曲吊架のメイン
    ロープに吊架させて成るバックネットを、該ヘッドロー
    プの両端をやや後方寄りの天井部位でメインの吊上用ワ
    イヤーを介して鉛直吊荷すると共に両側の天井部位で該
    ヘッドロープに水平張架が確保されるようにサブの吊上
    用ワイヤーを介して拡張付勢して展張されるバックネッ
    トにあって、メインの吊上用ワイヤーの天井部位吊点間
    スパンとヘッドロープのスパンとを一致させると共にメ
    インの吊上用ワイヤー間に天井部位より吊架支持のリフ
    トビームを摺動昇降可能に組み付けたうえメインの吊上
    用ワイヤー側には上昇時降下位置のリフトビームを引掛
    け同拌するリフトビーム側に確保の受け部に掛止する突
    起部を設け、フレームとフェンス間に介配の連結部には
    前記のメインの吊上用ワイヤーへの鉛直方向張力導入装
    置を組み込むとしたことを特徴とする大ドーム用格納式
    野球競技用バックネット。
  2. 【請求項2】 バックネット面が吊り橋方式の各吊り点
    を構成の縦ロープにて区画形成された請求項1記載の大
    ドーム用格納式野球競技用バックネット。
  3. 【請求項3】 リフトビームを軽量化された断面三角の
    フランジ接合で形成の立体トラス架構梁材で製し、その
    両側端は縦長プレート材に収斂し、当該縦長プレート材
    外側面の上半の上下2点には、メインの吊上用ワイヤー
    挾持用のガイドローラーブロックが持ち出しアームを介
    して突き出されているうえ、下半には、立壁で形成の門
    型の受け部が設けられ、当該受け部の下端は、メインの
    吊上用ワイヤー側に確保の突起部に対してすみやかに降
    下嵌合し得るよう三方に向け末広に形成されたものと
    し、一方、メインの吊上用ワイヤー側の介装プレートに
    は、上,下2点に互いに軸方向を直交させてローラーが
    突設されて突起部が形成され、上位ローラーは、該受け
    部への掛止を受け持ち、該縦長プレート材に直交する軸
    に取り付けされ、下位ローラーは、縦長プレート材に並
    行する持ち出しされた軸に取り付けされており、縦長プ
    レート材の滑走化とリフトビームの間隔材機能時の接圧
    部を受け持つものとし、さらに、フレームとフェンス間
    に介配の連結部として、フェンスの地盤に荷重計の基端
    を枢止して立ち上げたうえその上端にターンバックルの
    下端を枢止し、当該ターンバックルの上端に縦ロープ等
    の先端に装着のアイエンドをピンを介して着脱自在に連
    結し得るとした請求項1又は2記載の大ドーム用格納式
    野球競技用バックネット。
  4. 【請求項4】 フェンス側から突設のガイドコーンに対
    し、フレーム側にはガイド孔が穿がたれ、当該部位には
    ファスナーが介配されて成る連結ガイドを連結部間に配
    した請求項3記載の大ドーム用格納式野球競技用バック
    ネット。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012192142A (ja) * 2011-03-14 2012-10-11 Higashida Shoko Kk ウインチを用いたネット又はシート体の吊り張り移動システム
JP2016059727A (ja) * 2014-09-21 2016-04-25 株式会社タナテック 防煙垂壁設置用装置

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JP2012192142A (ja) * 2011-03-14 2012-10-11 Higashida Shoko Kk ウインチを用いたネット又はシート体の吊り張り移動システム
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