JPH10179229A - 収納箱 - Google Patents
収納箱Info
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- JPH10179229A JPH10179229A JP8343693A JP34369396A JPH10179229A JP H10179229 A JPH10179229 A JP H10179229A JP 8343693 A JP8343693 A JP 8343693A JP 34369396 A JP34369396 A JP 34369396A JP H10179229 A JPH10179229 A JP H10179229A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side plates
- pair
- storage box
- lid
- bottom plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 収納物を収納した使用の際に上側の空きスペ
ースを利用し、収納物を取り除いた未使用の際に荷物室
の床スペースを有効的に使用する。また使用時、未使用
時に容易に持ち運べるようにする。 【解決手段】 型材6を有して一対の側板3Aと、型材6
を有して各一対の側板3Aと連続して対向する他対の側板
3Bと、矩形状をなし全側板3に連続する軟質な底板4と
で上方に開口する収納箱本体1は、一対の側板3Aが横方
向に偶数等分されて各等分箇所5が内外向きに折曲自在
とされている。各側板3の開口縁には閉塞具10を介して
取り付けられて収納箱本体1の開口を塞ぐ軟質な蓋体2
が設けられている。未使用時には一対の側板3Aを他対の
側板3Bの間に挟むように互い違いに折り畳み、同時に底
板4を他対の側板3Bの間に挟むように折り畳んだ後、係
止具9を以て各他対の側板3Bの間を係止し、蓋体2を巻
回し止め具11を以て収納箱本体1側に止める。
ースを利用し、収納物を取り除いた未使用の際に荷物室
の床スペースを有効的に使用する。また使用時、未使用
時に容易に持ち運べるようにする。 【解決手段】 型材6を有して一対の側板3Aと、型材6
を有して各一対の側板3Aと連続して対向する他対の側板
3Bと、矩形状をなし全側板3に連続する軟質な底板4と
で上方に開口する収納箱本体1は、一対の側板3Aが横方
向に偶数等分されて各等分箇所5が内外向きに折曲自在
とされている。各側板3の開口縁には閉塞具10を介して
取り付けられて収納箱本体1の開口を塞ぐ軟質な蓋体2
が設けられている。未使用時には一対の側板3Aを他対の
側板3Bの間に挟むように互い違いに折り畳み、同時に底
板4を他対の側板3Bの間に挟むように折り畳んだ後、係
止具9を以て各他対の側板3Bの間を係止し、蓋体2を巻
回し止め具11を以て収納箱本体1側に止める。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、折り畳みおよび持
ち運び可能な収納箱に関するものである。
ち運び可能な収納箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、特にアウトドア用品などを収納
し、自動車の荷物室などに載置される収納箱としては、
図4に示すように上方に開口する収納箱本体101と、
その開口を閉塞する着脱自在な蓋体102とを有し、蓋
体102を取り付けた際に蓋体102が収納箱本体10
1に掛止されるように構成された従来例1が知られてい
る。
し、自動車の荷物室などに載置される収納箱としては、
図4に示すように上方に開口する収納箱本体101と、
その開口を閉塞する着脱自在な蓋体102とを有し、蓋
体102を取り付けた際に蓋体102が収納箱本体10
1に掛止されるように構成された従来例1が知られてい
る。
【0003】また、図5に示すように収納箱本体101
が蛇腹構造によって高さ方向に伸縮自在に形成されて、
折り畳まれるように構成された従来例2もある。
が蛇腹構造によって高さ方向に伸縮自在に形成されて、
折り畳まれるように構成された従来例2もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の収納箱では、従来例1の場合、自動車の荷物室
などに載置した際には、蓋体102の上側に他の荷物を
載せて収納箱の上側の空きスペースを使用できるが、収
納箱内の収納物を取り除いて収納箱を使用しない時に
は、収納箱そのものが邪魔となってしまうという問題点
があった。
た従来の収納箱では、従来例1の場合、自動車の荷物室
などに載置した際には、蓋体102の上側に他の荷物を
載せて収納箱の上側の空きスペースを使用できるが、収
納箱内の収納物を取り除いて収納箱を使用しない時に
は、収納箱そのものが邪魔となってしまうという問題点
があった。
【0005】また、従来例2の場合、収納箱内の収納物
を取り除いて収納箱を使用しない時には、高さ方向に折
り畳むことにより、自動車の荷物室のスペースを使用す
ることができるようになるが、実際に収納箱が載置され
ている荷物室内の床面積は変わることがなく、その部分
だけ凹凸が生じて不都合が生じる場合がある。
を取り除いて収納箱を使用しない時には、高さ方向に折
り畳むことにより、自動車の荷物室のスペースを使用す
ることができるようになるが、実際に収納箱が載置され
ている荷物室内の床面積は変わることがなく、その部分
だけ凹凸が生じて不都合が生じる場合がある。
【0006】そして、従来例2の場合、折り畳む際に蛇
腹構造によって高さ方向に伸縮されるようになっている
が、使用時において自動車の荷物室などに載置した際
に、蓋体102の上側に他の荷物を載せると収納箱本体
101が畳まれてしまうので、高さ方向の空きスペース
を使用することができないという問題がある。
腹構造によって高さ方向に伸縮されるようになっている
が、使用時において自動車の荷物室などに載置した際
に、蓋体102の上側に他の荷物を載せると収納箱本体
101が畳まれてしまうので、高さ方向の空きスペース
を使用することができないという問題がある。
【0007】さらに、従来例2の場合、アウトドアで使
用する収納物としてはスキー用ブーツやスノーボード用
ブーツなどがあるが、これらの収納物は水滴を含んでい
るため、収納物を降ろした際に収納箱本体101内に水
滴が溜まった状態で残り、収納箱本体101を折り畳ん
だ際にこの溜まった水が荷物室内に溢れるなどの問題が
生じる。
用する収納物としてはスキー用ブーツやスノーボード用
ブーツなどがあるが、これらの収納物は水滴を含んでい
るため、収納物を降ろした際に収納箱本体101内に水
滴が溜まった状態で残り、収納箱本体101を折り畳ん
だ際にこの溜まった水が荷物室内に溢れるなどの問題が
生じる。
【0008】また、従来例2の場合、折り畳んだ際に、
底部に面積が変わらずあまり小型化されていないので、
折り畳んだ状態での持ち運びが不便である。
底部に面積が変わらずあまり小型化されていないので、
折り畳んだ状態での持ち運びが不便である。
【0009】そこで本発明は、上記課題を解消するため
に、内部に収納物を収納した使用の際に上側の空きスペ
ースを利用することができるとともに、収納物を取り除
いた未使用の際に、自動車の荷物室の床スペースを有効
的に使用することができ、さらに未使用時の持ち運びを
良くすることができる収納箱を提供することを目的とし
ている。
に、内部に収納物を収納した使用の際に上側の空きスペ
ースを利用することができるとともに、収納物を取り除
いた未使用の際に、自動車の荷物室の床スペースを有効
的に使用することができ、さらに未使用時の持ち運びを
良くすることができる収納箱を提供することを目的とし
ている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明による収納箱は、対向する一対の側板3Aと、該
一対の側板3Aと連続して対向する他対の側板3Bと、
軟質なる部材によって矩形状に形成されて前記全ての側
板の下辺に連続する底板4とを有して上方に開口すると
ともに、前記一対の側板3Aがそれぞれ横方向に偶数等
分されて、それぞれの等分箇所5が内外向きに折曲し得
るように形成された収納箱本体1と、軟質なる部材によ
って形成され、各側板の開口縁に対して閉塞具を介して
取り付けられて、前記収納箱本体1の開口を閉塞する蓋
体2と、を備え、前記一対の側板3Aを前記他対の側板
3Bの間に挟まれるように互い違いに内外向きに折り畳
み、これと同時に前記底板4を前記他対の側板3Bの間
に挟まれるように内向きに折り畳むとともに、前記蓋体
2を巻回する構成とされたことを特徴としている。
本発明による収納箱は、対向する一対の側板3Aと、該
一対の側板3Aと連続して対向する他対の側板3Bと、
軟質なる部材によって矩形状に形成されて前記全ての側
板の下辺に連続する底板4とを有して上方に開口すると
ともに、前記一対の側板3Aがそれぞれ横方向に偶数等
分されて、それぞれの等分箇所5が内外向きに折曲し得
るように形成された収納箱本体1と、軟質なる部材によ
って形成され、各側板の開口縁に対して閉塞具を介して
取り付けられて、前記収納箱本体1の開口を閉塞する蓋
体2と、を備え、前記一対の側板3Aを前記他対の側板
3Bの間に挟まれるように互い違いに内外向きに折り畳
み、これと同時に前記底板4を前記他対の側板3Bの間
に挟まれるように内向きに折り畳むとともに、前記蓋体
2を巻回する構成とされたことを特徴としている。
【0011】前記一対の側板3Aおよび底板4が前記他
対の側板3Bの間に挟持されるように前記他対の側板3
B同志を係止する係止具9を備えるとともに、前記蓋体
2を巻回された状態で収納箱本体1側に止める止め具1
1を備えた構成としてしてもよい。
対の側板3Bの間に挟持されるように前記他対の側板3
B同志を係止する係止具9を備えるとともに、前記蓋体
2を巻回された状態で収納箱本体1側に止める止め具1
1を備えた構成としてしてもよい。
【0012】前記等分された一対の側板3Aのそれぞ
れ、および前記他対の側板3Bには、型材6が設けられ
た構成としてもよい。
れ、および前記他対の側板3Bには、型材6が設けられ
た構成としてもよい。
【0013】前記収納箱本体1および蓋体2をなす部材
は、防水性を備え、前記側板と、底板4と、蓋体2との
連続部分は、止水構造とされた構成としてもよい。
は、防水性を備え、前記側板と、底板4と、蓋体2との
連続部分は、止水構造とされた構成としてもよい。
【0014】前記収納箱本体1を構成する他対の側板3
Bの外壁には、把持部7が設けられた構成としてもよ
い。
Bの外壁には、把持部7が設けられた構成としてもよ
い。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して具体的に説明する。図1(a)は本発明によ
る収納箱の一例を示す斜視図である。
を参照して具体的に説明する。図1(a)は本発明によ
る収納箱の一例を示す斜視図である。
【0016】この実施の形態における収納箱は、収納箱
本体1と蓋体2とで構成されている。収納箱本体1は、
防水性を備えた軟質の合成樹脂部材より形成されてい
て、四方を側板3に囲まれているとともに、矩形状の底
板4を有して上側に開口する箱体をなしている。
本体1と蓋体2とで構成されている。収納箱本体1は、
防水性を備えた軟質の合成樹脂部材より形成されてい
て、四方を側板3に囲まれているとともに、矩形状の底
板4を有して上側に開口する箱体をなしている。
【0017】四方の側板3のうち、対向する一対の側板
3Aは、それぞれ横方向に偶数等分(図1(a)で示す
ものは四等分)され、それぞれの等分箇所5が内外方向
に折曲し得るように構成されている。そして等分された
それぞれが独立して袋状に形成され、その内部に合成樹
脂板あるいは厚紙板よりなる硬質の型材6が収納されて
いる。
3Aは、それぞれ横方向に偶数等分(図1(a)で示す
ものは四等分)され、それぞれの等分箇所5が内外方向
に折曲し得るように構成されている。そして等分された
それぞれが独立して袋状に形成され、その内部に合成樹
脂板あるいは厚紙板よりなる硬質の型材6が収納されて
いる。
【0018】四方の側板3のうち、対向する他対の側板
3Bは、それぞれ袋状に形成されて、その内部に合成樹
脂板あるいは厚紙板よりなる硬質の型材6が収納されて
いる。また、他対の側板3Bの外壁には、それぞれ把持
部7が設けられているとともに、小物などを収納し得る
補助収納部8を備えている。
3Bは、それぞれ袋状に形成されて、その内部に合成樹
脂板あるいは厚紙板よりなる硬質の型材6が収納されて
いる。また、他対の側板3Bの外壁には、それぞれ把持
部7が設けられているとともに、小物などを収納し得る
補助収納部8を備えている。
【0019】他対の側板3Bの外壁の側部には、他対の
側板3B同志を所定間隔を置いて係止できるように、雌
雄の係止具9が設けられている。なお、他対の側板3B
同志の所定間隔とは、後述する一対の側板3Aを折り畳
んだ際の他対の側板3B同志の間隔である。
側板3B同志を所定間隔を置いて係止できるように、雌
雄の係止具9が設けられている。なお、他対の側板3B
同志の所定間隔とは、後述する一対の側板3Aを折り畳
んだ際の他対の側板3B同志の間隔である。
【0020】全ての側板3において、その開口縁には、
他対の側板3Bのうちの一つにおける中央部分を除くか
たちで閉塞具としてのスライドファスナー10の一方の
務歯列10Aが配設されている。
他対の側板3Bのうちの一つにおける中央部分を除くか
たちで閉塞具としてのスライドファスナー10の一方の
務歯列10Aが配設されている。
【0021】また、底板4は、全ての側板3の下辺に対
し、防水性を保つように配設されている。
し、防水性を保つように配設されている。
【0022】蓋体2は、防水性を備えた軟質の合成樹脂
部材により底板4と略同一の形状に形成され、他対の側
板3Bのうちの一つにおける中央部分に防水性を保よう
に連続して配設されている。この蓋体2の周縁には、閉
塞具としてのスライドファスナー10の他方の務歯列1
0Bが設けられている。
部材により底板4と略同一の形状に形成され、他対の側
板3Bのうちの一つにおける中央部分に防水性を保よう
に連続して配設されている。この蓋体2の周縁には、閉
塞具としてのスライドファスナー10の他方の務歯列1
0Bが設けられている。
【0023】さらに、スライドファスナー10には、一
方および他方の務歯列10Bを噛み合わすように二つの
スライダー10Cが設けられている。また、このスライ
ドファスナー10は、噛合時に防水性を保つように構成
されている。
方および他方の務歯列10Bを噛み合わすように二つの
スライダー10Cが設けられている。また、このスライ
ドファスナー10は、噛合時に防水性を保つように構成
されている。
【0024】このように構成された収納箱は、その使用
時にスライダー10Cを操作してスライドファスナー1
0を噛合させることにより、蓋体2が収納箱本体1の開
口を閉塞して、内部の収納物が収納される。
時にスライダー10Cを操作してスライドファスナー1
0を噛合させることにより、蓋体2が収納箱本体1の開
口を閉塞して、内部の収納物が収納される。
【0025】この際、全ての側板3、底板4および蓋体
2と、それぞれの接続部分とが防水性を保つように構成
されているので、収納物がスキーブーツなどのように水
滴を含んでいても、収納箱の外部に水漏れすることがな
い。また、他対の側板3Bには、把持部7が設けられて
いるので、収納物を収納した状態で収納箱を持ち運ぶこ
とができる。また、全ての側板3に型材6が配設されて
いることにより、上下方向の負荷に抗するようになって
いるので、蓋体2を閉塞した状態で、その上側に他の荷
物を載せることができる。
2と、それぞれの接続部分とが防水性を保つように構成
されているので、収納物がスキーブーツなどのように水
滴を含んでいても、収納箱の外部に水漏れすることがな
い。また、他対の側板3Bには、把持部7が設けられて
いるので、収納物を収納した状態で収納箱を持ち運ぶこ
とができる。また、全ての側板3に型材6が配設されて
いることにより、上下方向の負荷に抗するようになって
いるので、蓋体2を閉塞した状態で、その上側に他の荷
物を載せることができる。
【0026】ところで、上記収納箱は、収納物を取り除
いた未使用の際に、その構成により図1(b)に示すよ
うに折り畳むことが可能であり、その作用を説明する。
図2に示すように、横方向に偶数等分された一対の側板
3Aに関し、隣接する二枚を一つのユニットとして、こ
れらユニットにおける等分箇所5を内向きに折り曲げ
る。これにより、一対の側板3Aにおける上記ユニット
間における等分箇所5は、外向きに折り曲げられること
になる。そして、軟質に形成された底板4が、一対の側
板3Aの折曲げに準じ、一対の側板3Aの外向きに折り
曲げられた部分の対向線および他対の側板3Bとの連続
部分を介して上方に隆起するように内向きに折り曲げら
れる。
いた未使用の際に、その構成により図1(b)に示すよ
うに折り畳むことが可能であり、その作用を説明する。
図2に示すように、横方向に偶数等分された一対の側板
3Aに関し、隣接する二枚を一つのユニットとして、こ
れらユニットにおける等分箇所5を内向きに折り曲げ
る。これにより、一対の側板3Aにおける上記ユニット
間における等分箇所5は、外向きに折り曲げられること
になる。そして、軟質に形成された底板4が、一対の側
板3Aの折曲げに準じ、一対の側板3Aの外向きに折り
曲げられた部分の対向線および他対の側板3Bとの連続
部分を介して上方に隆起するように内向きに折り曲げら
れる。
【0027】これにより、他対の側板3Bの間におい
て、一対の側板3Aが挟まれるように互い違いに内外向
きに折り畳まれるとともに、底板4が挟まれるように折
り畳まれる。この状態で、他対の側板3Bに設けられた
雌雄の係止具9を係止させることにより、一対の側板3
Aおよび底板4が他対の側板3Bの間で所定間隔とされ
た状態で保持される。
て、一対の側板3Aが挟まれるように互い違いに内外向
きに折り畳まれるとともに、底板4が挟まれるように折
り畳まれる。この状態で、他対の側板3Bに設けられた
雌雄の係止具9を係止させることにより、一対の側板3
Aおよび底板4が他対の側板3Bの間で所定間隔とされ
た状態で保持される。
【0028】さらに、軟質に形成された蓋体2を巻回さ
せる。ここで、図3に示すように蓋体2が設けられた他
対の側板3Bにおける把持部7の取付部分には伸縮性を
有した環状体をなす止め具11が設けられている。そし
て、巻回された蓋体2の両端部を前記止め具11に挿通
させることにより、図1(a)に示すように蓋体2が巻
回された状態で保持される。
せる。ここで、図3に示すように蓋体2が設けられた他
対の側板3Bにおける把持部7の取付部分には伸縮性を
有した環状体をなす止め具11が設けられている。そし
て、巻回された蓋体2の両端部を前記止め具11に挿通
させることにより、図1(a)に示すように蓋体2が巻
回された状態で保持される。
【0029】なお、止め具11に関しては、上述のよう
に伸縮性を有した環状体に限らず、例えば、他対の側板
3Bに設けられた各把持部7を互いにホックなどで止め
て、巻回された蓋体2を押さえるように構成したり、あ
るいは巻回された蓋体2の上部を介すように面ファスナ
ーあるいはホックによって止められるバンドなどを設け
たりしてもよい。また、バンドを設けた場合、各他対の
側板3Bを係止する雌雄の係止具9を構成せずに、該バ
ンドを以て各他対の側板3Bと、巻回された蓋体2とを
共に止めるように構成してもよい。
に伸縮性を有した環状体に限らず、例えば、他対の側板
3Bに設けられた各把持部7を互いにホックなどで止め
て、巻回された蓋体2を押さえるように構成したり、あ
るいは巻回された蓋体2の上部を介すように面ファスナ
ーあるいはホックによって止められるバンドなどを設け
たりしてもよい。また、バンドを設けた場合、各他対の
側板3Bを係止する雌雄の係止具9を構成せずに、該バ
ンドを以て各他対の側板3Bと、巻回された蓋体2とを
共に止めるように構成してもよい。
【0030】このように折り畳まれた収納箱は、横方向
に畳まれる構成のために、未使用の際には荷物室内の片
隅に置くことができるので、自動車の荷物室の床スペー
スを有効的に使用することができる。
に畳まれる構成のために、未使用の際には荷物室内の片
隅に置くことができるので、自動車の荷物室の床スペー
スを有効的に使用することができる。
【0031】また、仮に収納箱本体1の内部に水滴が溜
まっていたとしても、収納箱本体1の高さ方向に関して
は変化しないので折り畳んだ際に水漏れすることがな
い。
まっていたとしても、収納箱本体1の高さ方向に関して
は変化しないので折り畳んだ際に水漏れすることがな
い。
【0032】また、折り畳んだ状態では、把持部7が設
けられた他対の側板3Bの大きさと、折り畳まれた一対
の側板3Aによる厚さとによる小型の形状になり、さら
に各把持部7がそのままの状態であるので、折り畳まれ
た収納箱を持ち運ぶことができる。
けられた他対の側板3Bの大きさと、折り畳まれた一対
の側板3Aによる厚さとによる小型の形状になり、さら
に各把持部7がそのままの状態であるので、折り畳まれ
た収納箱を持ち運ぶことができる。
【0033】なお、上述した収納箱では、収納箱を構成
する全ての側板3、底板4、蓋体2が軟質なる部材によ
って形成され、各側板3に適宜に型材6が設けられた構
成とされているが、一対の側板3Aが折曲自在に等分さ
れるように構成されていれば、全ての側板3を硬質なる
部材で形成してもよく、この構成であっても上記作用効
果を得ることができる。
する全ての側板3、底板4、蓋体2が軟質なる部材によ
って形成され、各側板3に適宜に型材6が設けられた構
成とされているが、一対の側板3Aが折曲自在に等分さ
れるように構成されていれば、全ての側板3を硬質なる
部材で形成してもよく、この構成であっても上記作用効
果を得ることができる。
【0034】また、蓋体2は、他対の側板3Bのうちの
一つに連続して配設されているが、収納箱本体1の開口
を閉塞し得るように閉塞具としてのスライドファスナー
10を介して側板3から着脱自在される別体の構成とし
てもよい。このように蓋体2を収納箱本体1と別体の構
成にした場合でも、収納箱本体1を折り畳んだ際には、
巻回させて止め具11を以て収納箱本体1に止めておけ
ばよい。
一つに連続して配設されているが、収納箱本体1の開口
を閉塞し得るように閉塞具としてのスライドファスナー
10を介して側板3から着脱自在される別体の構成とし
てもよい。このように蓋体2を収納箱本体1と別体の構
成にした場合でも、収納箱本体1を折り畳んだ際には、
巻回させて止め具11を以て収納箱本体1に止めておけ
ばよい。
【0035】さらに、上述した収納箱において、底板4
の所定位置に水抜き用の栓を設けておいてもよく、これ
によれば、収納箱本体1に溜まった水を抜くことが可能
となる。また、上述した収納箱において、他対の側板3
Bに設けられた把持部7は、他対の側板3Bの間に連続
して配設されたショルダータイプにしてもよい。
の所定位置に水抜き用の栓を設けておいてもよく、これ
によれば、収納箱本体1に溜まった水を抜くことが可能
となる。また、上述した収納箱において、他対の側板3
Bに設けられた把持部7は、他対の側板3Bの間に連続
して配設されたショルダータイプにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明による収納箱
は、一対の側板が横方向に折り畳まれて、他対の側板の
間に挟まれるとともに、底板が軟質な部材により形成さ
れて一対の側板と共に他対の側板の間に挟まれるように
構成されて、さらに蓋体が軟質な部材により形成されて
巻回されるように構成されているので、収納物を収納し
ない未使用の際には、自動車の荷物室内の片隅に置くこ
とができ、荷物室の床スペースを有効的に使用すること
ができる。
は、一対の側板が横方向に折り畳まれて、他対の側板の
間に挟まれるとともに、底板が軟質な部材により形成さ
れて一対の側板と共に他対の側板の間に挟まれるように
構成されて、さらに蓋体が軟質な部材により形成されて
巻回されるように構成されているので、収納物を収納し
ない未使用の際には、自動車の荷物室内の片隅に置くこ
とができ、荷物室の床スペースを有効的に使用すること
ができる。
【0037】また、折り畳んだ際に他対の側板同志を係
止する係止具と、巻回された蓋体を収納箱本体側に止め
る止め具とを備えたことにより、折り畳んだ際の状態を
保持することができる。
止する係止具と、巻回された蓋体を収納箱本体側に止め
る止め具とを備えたことにより、折り畳んだ際の状態を
保持することができる。
【0038】また、一対の側板および他対の側板に型材
6を備えたことにより、上下方向の負荷に抗するように
なっているので、収納物を収納した使用の際に、蓋体を
閉塞した状態で、その上側に他の荷物を載せることがで
き、収納箱の上側の空きスペースを使用することができ
る。
6を備えたことにより、上下方向の負荷に抗するように
なっているので、収納物を収納した使用の際に、蓋体を
閉塞した状態で、その上側に他の荷物を載せることがで
き、収納箱の上側の空きスペースを使用することができ
る。
【0039】また、収納箱本体および蓋体をなす部材に
おいて防水性を備えたことにより、収納物が水滴を含ん
でいても、収納箱の外部に水漏れすることがない。さら
に、収納箱を折り畳んだ際に、収納箱本体の内部に水滴
が溜まっていても、収納箱本体の高さ方向に関して変化
がないので畳んだ状態でも水漏れすることがない。
おいて防水性を備えたことにより、収納物が水滴を含ん
でいても、収納箱の外部に水漏れすることがない。さら
に、収納箱を折り畳んだ際に、収納箱本体の内部に水滴
が溜まっていても、収納箱本体の高さ方向に関して変化
がないので畳んだ状態でも水漏れすることがない。
【0040】また、他対の側板に把持部を設けたことに
より、使用時、未使用時に限らず収納箱を持ち運ぶこと
が容易となる。
より、使用時、未使用時に限らず収納箱を持ち運ぶこと
が容易となる。
【図1】(a)本発明による収納箱の一例を示す斜視
図。 (b)同収納箱の作用を示す斜視図。
図。 (b)同収納箱の作用を示す斜視図。
【図2】同収納箱の折り畳み動作を示す平面図。
【図3】同収納箱の側面図。
【図4】従来例1を示す側断面図。
【図5】従来例2を示す側断面図。
1…収納箱本体、2…蓋体、3…側板、3A…一対の側
板、3B…他対の側板、4…底板、5…等分箇所、6…
型材、7…把持部、8…補助収納部、9…係止具、10
…スライドファスナー、10A…一方の務歯列、10B
…他方の務歯列、10C…スライダー、11…止め具。
板、3B…他対の側板、4…底板、5…等分箇所、6…
型材、7…把持部、8…補助収納部、9…係止具、10
…スライドファスナー、10A…一方の務歯列、10B
…他方の務歯列、10C…スライダー、11…止め具。
Claims (5)
- 【請求項1】 対向する一対の側板と、該一対の側板と
連続して対向する他対の側板と、軟質なる部材によって
矩形状に形成されて前記全ての側板の下辺に連続する底
板とを有して上方に開口するとともに、前記一対の側板
がそれぞれ横方向に偶数等分されて、それぞれの等分箇
所が内外向きに折曲し得るように形成された収納箱本体
と、 軟質なる部材によって形成され、各側板の開口縁に対し
て閉塞具を介して取り付けられて、前記収納箱本体の開
口を閉塞する蓋体と、 を備え、前記一対の側板を前記他対の側板の間に挟まれ
るように互い違いに内外向きに折り畳み、これと同時に
前記底板を前記他対の側板の間に挟まれるように内向き
に折り畳むとともに、前記蓋体を巻回する構成とされた
ことを特徴とする収納箱。 - 【請求項2】 前記一対の側板および底板が前記他対の
側板の間に挟持されるように前記他対の側板同志を係止
する係止具を備えるとともに、前記蓋体を巻回された状
態で収納箱本体側に止める止め具を備えたことを特徴と
する請求項1に記載の収納箱。 - 【請求項3】 前記等分された一対の側板のそれぞれ、
および前記他対の側板には、型材が設けられたこと特徴
とする請求項1に記載の収納箱。 - 【請求項4】 前記収納箱本体および蓋体をなす部材
は、防水性を備え、前記側板と、底板と、蓋体との連続
部分は、止水構造とされたことを特徴とする請求項1に
記載の収納箱。 - 【請求項5】 前記収納箱本体を構成する他対の側板の
外壁には、把持部が設けられたことを特徴とする請求項
1に記載の収納箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8343693A JPH10179229A (ja) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | 収納箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8343693A JPH10179229A (ja) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | 収納箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10179229A true JPH10179229A (ja) | 1998-07-07 |
Family
ID=18363528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8343693A Pending JPH10179229A (ja) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | 収納箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10179229A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006115866A (ja) * | 2004-10-19 | 2006-05-11 | Kyushu Kaihatsu Kikaku:Kk | 飲料用給水機 |
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-
1996
- 1996-12-24 JP JP8343693A patent/JPH10179229A/ja active Pending
Cited By (11)
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