JPH10178607A - 着脱自在なlcdユニット付き小型編集装置 - Google Patents

着脱自在なlcdユニット付き小型編集装置

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JPH10178607A
JPH10178607A JP8337162A JP33716296A JPH10178607A JP H10178607 A JPH10178607 A JP H10178607A JP 8337162 A JP8337162 A JP 8337162A JP 33716296 A JP33716296 A JP 33716296A JP H10178607 A JPH10178607 A JP H10178607A
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JP8337162A
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Yasushi Yamamoto
泰史 山本
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放送局向け等の業務用編集装置として、現
場,海外支局等に容易に持ち運ぶことが出来る新規な小
型ビデオ編集装置を提供する。画像表示部としてLCD
ユニットを導入して、編集装置の小型化及び軽量化を図
る。更に、このLCDユニットを着脱自在とする。 【解決手段】 少なくとも1台の記録再生部と、表示部
と、編集操作部とを備え、上記表示部として液晶表示ユ
ニットを用いたことを特徴とする。このように、放送局
向け等の業務用編集装置に、液晶表示ユニットを導入し
て例は、現在までのところ見られない。更に、液晶表示
ユニットは、編集装置本体と接続機構を介して着脱自在
としている。その接続機構は、電気的な接続はコネクタ
により行われ、また、機械的な接続は結合サポート構造
と固定構造により行われている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、持ち運び可能な小
型ビデオ編集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、編集作業は、例えば現場でビデオ
カメラで撮影した素材テープを、放送局の編集スタジオ
に持ち帰って、編集スタジオにあるビデオ編集装置を使
ってテープを再生しながら調製する方法で編集作業を行
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ニュース等の
速報性の要求等から、ビデオカメラで撮影した素材テー
プを現場で直ちに編集し、編集後又は簡易編集後(粗編
集後)のビデオテープを衛星又はケーブル等を介して放
送局に送信することが必要になっている。また、海外で
撮影したテープ素材を、その現場の状況の記憶が薄れな
いうちに海外支局で編集し、現場の雰囲気を正確に伝え
るテープに仕上げることも重要である。或いは、海外支
局で簡易編集し、真に必要なテープのみを自国の放送局
に送信又は送付することが出来れば経済的にも有利であ
る。
【0004】従来、このような要求に応えるため、スタ
ジオ用の少なくともVTR2台,モニタ(表示装置)及
び編集機(操作卓を含む。)の合計4台の機器部からな
る大型の編集装置一式を車,飛行機等の搬送手段に搭載
して、現場に運んでいた。
【0005】従って、大きな事件,出来事等でなけれ
ば、大型の編集装置一式を持ち込み、現場で編集するこ
とは困難であった。また、従来より、小規模の海外支局
では簡易な放送局向け等の業務用の編集装置の実現が望
まれている。
【0006】簡易且つ小型の編集装置の開発するに際し
て、表示装置として従来通りに陰極線管(CRT)を使
用すると、陰極線管はその原理から一定の厚み方向寸法
を必要とし、必然的に大型のものとなる。また、陰極線
管自体が、ガラス製であるため、その重量も必然的に重
いものとなる。その結果、編集装置の大型化及び大重量
化が避けられない。
【0007】これを避けるため、表示装置として、液晶
表示装置を使用することを検討した。液晶表示装置を採
用するに当たり、編集装置及び関連機器の従来技術を調
査したところ、現時点において、BCVTR(放送局向
けVTR),業務用VTR及びその他記録装置付機材
(ハードディスクドライブHDD,光磁気ディスクドラ
イブMOD,半導体メモリ等)の分野において、VTR
の表示部に液晶表示装置(LCDユニット)を使用した
タイプは存在しない。しかし、既に、一般民生機器の分
野においては、LCDユニットを使用したVTRが商品
化されている。
【0008】民生用VTRにおける液晶表示装置(LC
Dユニット)の採用例では、LCDユニットが、VTR
ユニットに対して一辺を回転軸としその周りを或る角度
で回動し得る機構により、機械的及び電気的に接続され
ている。しかしながら、LCDユニットが、VTRユニ
ットに対して着脱自在な機構を採用した例は見られな
い。
【0009】もし、現状の民生用VTRの接続機構をそ
のままBCVTR等に採用した場合、LCDユニットは
VTRユニットに後日交換不能な状態で接続されてしま
う。一般に、放送局用機器は高精度であるため高価であ
り、製品寿命が長い。これに対して、現在のLCDユニ
ットの技術の進歩はめざましいので、交換不能な接続で
は、後日、一層進歩した高精細のLCDユニットの開発
がされる都度、VTRを、そして結果的には編集装置自
体を新規商品化しなければならない。このような事態
は、VTR又は編集装置のメーカにとっても、また、利
用者である放送会社にとっても一層の出費となり、資源
保護及び地球環境の観点からも好ましいことでない。
【0010】また、現在の画面のアスペクトレシオ(横
縦比)4:3から最近採用され始めた16:9のそれ
に、容易に取り替えることができる機構とすることも必
要である。従って、民生用VTRの液晶表示装置の接続
機構をそのまま、業務用編集装置に導入することは適当
でない。
【0011】以上のような状況をふまえ、当初、本発明
者は、図17に示すような編集装置を検討した。この編
集装置は、概して直方体の外形形状を有し、前面部に編
集操作部(操作パネル)5及びテープカセット(テープ
カートリッジ,テープマガジンともいう。)の挿入口
(スロット)30を設け、この操作パネル5の後方に記
録再生部(VTR機器)7が配置されている。このよう
な配置では、前面部にテープカセットの挿入口(スロッ
ト)30を設けるため、操作パネルに割り当て可能な面
積が制限され、操作パネル上の多数の操作スイッチ類の
レイアウトの自由が限定されたものとなってしまう。レ
イアウトの自由を確保するために編集操作部に一層広い
面積を割り当てた場合、結果として、編集装置全体のサ
イズが一層大きなものとなってしまう。
【0012】また、前面部に操作パネル5を設けると、
操作パネル5は垂直に位置しており、人間工学的な観点
から操作性の点で問題がある。操作性を容易なものにす
るためには、図17の下方に示すように、操作パネル5
の上辺を中心として回動し得る可動式機構を設けること
も必要となるが、屈曲部の電気的な接続,機械的構造等
が複雑になり、また価格も高いものとなる。
【0013】従って、本発明は、現場,海外支局等に容
易に持ち運ぶことが出来る新規な小型ビデオ編集装置を
提供することを目的とする。
【0014】更に本発明は、単一の装置でビデオ編集に
必要な全ての機能を有し、この装置だけで編集作業を遂
行できる簡易なビデオ編集装置を提供することを目的と
する。
【0015】更に本発明は、放送局向け等の業務用編集
装置に対して、画像表示部としてLCDユニットを導入
して、編集装置の小型化及び軽量化を図ることを目的と
する。
【0016】更に本発明は、画像表示部としてLCDユ
ニットを導入し、このLCDユニットを着脱自在にし、
LCDユニットの技術革新に対応して容易に交換可能と
することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に係る小型編集装
置は、少なくとも1台の記録再生部と、表示部と、編集
操作部とを備え、上記表示部として液晶表示ユニットを
用いたことを特徴とする。このように、放送局向け等の
業務用編集装置に、液晶表示ユニットを導入して例は、
現在までのところ見られない。
【0018】更に本発明に係る小型編集装置は、液晶表
示ユニットは、編集装置本体と接続機構を介して着脱自
在としている。その接続機構は、電気的な接続はコネク
タにより行われ、また、機械的な接続は結合サポート構
造と固定構造により行われている。
【0019】更に本発明に係る小型編集装置は、液晶表
示ユニットとして、異なるアスペクトレシオの画面又は
画面サイズの複数種の交換用液晶表示ユニットが用意さ
れている。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る小型ビデオ編
集装置の実施例について、添付の図面を参照しながら説
明する。
【0021】[全体]まず最初に、本実施例に係る小型
編集装置について全体的に簡単に説明する。この小型編
集装置は、概して直方体の小型アタッシュケース状の外
観を有し、持ち運びのための取っ手を有していてもよ
い。テープ編集時には、この小型編集装置は、横倒しの
状態で位置決めされる。上面は、約2/3の面積が、上
辺部を中心に水平線から角度約75度程度まで回動して
蓋部が開くように、開閉自在になっている。この蓋部の
裏面(内面)は、液晶表示部になっている。
【0022】この状態では、この小型編集装置は、全体
として、典型的なノートブック型パーソナルコンピュー
タを線分比2.5倍(体積比6倍)程度にした形態と類
似のものとなっている。
【0023】本実施例の特徴の1つは、BCVTRに対
して、LCDユニットを導入したことにある。これによ
り、編集装置の小型化・軽量化がはかれる。更に、本実
施例の特徴の1つは、LCDユニットを取り外し可能と
したことにある。このとき、LCDユニットの外形寸法
及び編集装置本体との接続機構を共通化している。これ
により、利用者のニーズに合わせてLCDユニットを選
択することが出来、また、LCDユニットの技術進歩に
合わせてLCDユニットを交換することが出来る。
【0024】この表示装置を開いた状態では、蓋部の内
方にこの面積とほぼ同じ面積を有する操作パネルがほぼ
水平状態にあり、表示装置の下端部近傍から手前に延在
している。デスクトップスタイルで使用される小型編集
装置にとって、水平状態の操作パネルは人間工学的に見
て非常に操作性に優れていることが判る。
【0025】この操作パネルの裏面側(内方)には、V
TR機能を有する2台の記録再生部が左右に配置されて
いる。本実施例に係る小型編集装置の1つは、操作パネ
ルの直下或いはその近傍に1又は2以上の記録再生部を
配置することにある。即ち、記録再生部の上面に、操作
パネルを水平方向に配置することにより、編集装置の小
型化が可能となる。
【0026】操作パネルは、表示パネルと同様に上辺部
を中心に水平線から角度35度程度まで開閉自在であ
る。このパネルは、編集操作盤(操作パネル)であり、
表面(外面)に多数の操作スイッチが配置されている。
【0027】操作パネルの裏面には、カセットコンパー
トメント(テープカセット保持用部材,カセットコンテ
ナともいう。)が設けられている。表示パネル及び操作
パネルを全開した時、挿入スロットが利用者の目前に位
置し、テープカセットを挿入スロットから操作パネル裏
面に沿って前方下向きに挿入し、また後方(手前方向)
上向きに排出するようになっている。
【0028】本実施例の特徴の1つは、操作パネルとカ
セット挿入スロットを別個に設けることにより、操作パ
ネルを一層広くすることが出来、操作スイッチ類のレイ
アウトの自由があるため、操作性を考慮した操作スイッ
チ類の配置が実現できることにある。
【0029】上述したように、編集装置は、その機能と
して、少なくとも2台のVTR(記録再生部)と、表示
装置と、編集機(操作パネルを含む。)とを備えること
が必要である。このうち、2台の記録再生部及びこれら
の操作スイッチは、編集装置に向かって、垂直方向中心
線に対して概して左右対称に配置されている。装置に向
かって、左側の編集操作部Aには素材(取材)テープを
装填する素材用VTR(再生用VTR,オリジナルVT
Rともいう。)が設けられ、右側の編集操作部Bには編
集用VTR(記録用VTR,マスタVTRともいう。)
が設けられている。この左右の割り当ては専ら習慣的な
ものであり、勿論この反対であってもよい。
【0030】2台の記録再生部及びこれらの操作スイッ
チは、編集装置として機能する場合は、一方は素材用V
TR用であり、他方は編集用VTR用であるが、他の場
合には、夫々独立した2台のVTRとして機能する。
【0031】このため、表示パネル及び操作パネルは、
上下方向中心線で左右に分割されていて、各々が独立し
て開閉出来るようになっている。しかし、試作の段階で
は、この変形例として、表示パネルが左右一体化されて
同時に開閉出来る構造とし、左半分に再生用画面、右半
分に記録用画面を配置したものも検討している。また、
操作パネルも左右一体化され同時に開閉出来る構造であ
ってもよい。以上が装置全体の概要である。
【0032】[装置の細部と特徴]次に、各図面に沿っ
て、本実施例に係る編集装置の細部について、この装置
の特徴を明らかにしながら説明する。
【0033】(全体)図1を参照願いたい。本実施例に
係る小型編集装置1は、全体として小型のアタッシュケ
ース状の外観を有し、ディスクトップ形編集装置として
機能する。アタッシュケースと同様に、持ち運びに便利
なように、取っ手(図示せず。)を有していてもよい。
編集作業時には、蓋部2a,2bを開けてこの裏面に位
置する表示装置を見えるようにして作業を行う。図1
は、作業状態の本実施例に係る小型編集装置を示してい
る。
【0034】編集装置は、その機能として、少なくとも
2台のVTR(記録再生部)と、表示装置と、編集機
(操作パネルを含む。)とを備えることが必要である。
向かって左半分は、素材テープを装填する再生用VTR
であり、本明細書及び図面を通して、編集操作部Aと
し、各要素の符号にはaを付することとする。一方、右
半分はマスタテープを装填する記録用VTRであり、編
集操作部Bとし、各要素の符号にはbを付することとす
る。再生用VTRは、既に蓄積されたアナログ形式のテ
ープ(出願人のソニー株式会社では「SXテープ」と称
している。)とディジタル形式のテープ(同「SPテー
プ」と称している。)のいずれも使用可能のVTRであ
り、記録用VTRは、現在の放送局の現状から判断して
ディジタル形式のテープ(「SPテープ」)のみ使用可
能なVTRである。
【0035】また、上述したように、編集時以外には、
編集操作部A及びBは、各々独立したVTRとして機能
する。放送局の編集スタジオでは、時としてビューア
(再生専用のVTRに相当する機器)4を使用すること
もあるが、編集操作部A及びBのいずれもビューアとし
ての機能を有しているため、ビューアを別個設ける必要
はない。
【0036】この小型編集装置は、編集作業として、最
終的な放送用テープを編集する(完全)編集と、簡易編
集(粗編集)の両方に対応できる。編集作業後、マスタ
テープは、適当なインタフェース回路(IF)又はモデ
ムを通って、アンテナから通信衛星,RF回線,ISD
N(ディジタル総合サービス網)等の適当な伝達手段を
介して、放送局に送られる。
【0037】(表示パネル及び操作パネルの開閉)図2
は、本実施例に係る小型編集装置の蓋部の開閉状態を示
す右側面図である。先ず、蓋部2を回転中心8の周りに
回動して一杯に、即ち、角度A−A′が約75度程度に
なるまで、開く。蓋部の裏面(内側面)は表示装置(表
示パネルともいう。)3となっている。なお、蓋部2及
表示装置3は、編集操作部A及びBに夫々対応して分割
されている。しかし、変形例として、一体化されていて
もよい。
【0038】本体右側面には編集操作部Bの端子盤6b
が、本体左側面には編集操作部Aの端子盤6aが、夫々
設けられている。これらの端子盤は各々、電源端子,外
部入力又は出力用のビデオRGBの各端子,S端子,外
部入力又は出力用のオーディオチャンネル1及び2の各
端子等が集約的に配置されている。
【0039】操作パネル5の上面には、多数の操作スイ
ッチが配置されている。操作パネル5上には、テープカ
セットを挿抜するスロットが存在しなく、このため個数
の多い操作スイッチの配置の自由度が充分に確保されて
いる。操作スイッチの具体的な配置に関しては後で説明
する。通常、この状態で編集作業が行われる。デスクト
ップ形の編集装置として、操作パネル5がほぼ水平状態
にあり、操作性に優れている。同時に、操作パネル5を
垂直状態でなく、ほぼ水平状態にしたことで、編集装置
の小型化が図れる。
【0040】操作パネル5の下方には、VTRの本体で
ある記録再生部7が配置され、装置正面から見て左側は
再生用の記録再生部7aであり、右側は記録用の記録再
生部7bとなっている。各々の記録再生部7は、概し
て、前方(図面で見て左方)にテープカセットを挿入す
るカセットコンパートメント10と、これに隣接して電
気的及び機械的な制御を行う制御部11とを有する。
【0041】次に、イジェクトボタン(後で説明す
る。)を押して、図3に示すように、操作パネル5を回
転中心9の周りに一杯に回動し、即ち角度C−C′が約
35度程度になるまで、開く。操作パネル5は、編集操
作部A及びBに夫々対応して操作パネル5a及びbに分
割されている。しかし、変形例として、一体化されてい
てもよい。この状態で、各々の操作パネル5の下側に、
テープカセットの挿入スロット(図示せず。)が現れ
る。
【0042】(テープカセットの挿抜)図4は、この操
作パネル5を開け、テープカセット13を操作パネル5
の下方に位置するカセットコンパートメント10にセッ
ト(挿入)する状態を説明する図である。カセットコン
パートメント10も、編集操作部A及びBに夫々対応し
て夫々設けられている。図で判るように、操作パネル5
を開けることで、制御部11のドラムアッセンブリ12
等に対し容易にアクセスできる。また、制御部11の電
子回路はサイズが標準化されたPCB(プリント回路
板)66を多段に配置した構成となっている。両者によ
って、修理の容易性の向上にも考慮が払われている。
【0043】図5は、本実施例に係る小型編集装置の右
側面から見た状態で、蓋部2b及び編集操作部5bを開
けてテープカセット13の挿抜の様子を説明する図であ
る。操作パネル5bの裏面に沿って、カセットコンパー
トメント10が設けられている。
【0044】テープカセット13の挿入について説明す
る。操作パネル5のイジェクトボタン(図10に関連し
て後で説明する。)を押すことにより、操作パネル5は
回転中心9を中心にCの位置からC′の位置へ自動的に
開く。その後、テープカセット13を矢印の方向に挿入
する。操作パネル5をCの位置に閉めることにより、テ
ープカセット13は所定の位置に装填される。
【0045】次に、テープカセット13の取り出しにつ
いて説明する。操作パネル5のイジェクトボタンを押す
ことにより、操作パネル5は回転中心9を中心にCの位
置からC′の位置へ自動的に開く。その後、テープカセ
ット13を矢印と反対方向に取り出す。以上の手順は、
編集操作部A及びBの両方について別々に行われる。
【0046】このようにテープコンパートメント10が
飛び出し、テープカセット13が容易に挿抜出来る構造
は、一般に、ポップアップ方式と称されている。ポップ
アップ方式の構造を図6に示す。しかし、ポップアップ
方式の構造単体は既に公知であり、また、本発明と直接
関係がないためその詳細な説明は省略する。
【0047】図7は、編集操作部A及びBの一方の制御
部11の機械的配置の概略平面図である。編集操作部A
及びBに関して、制御部11は各々、VTRとして必要
な機能を独立して有している。そのため、編集作業時以
外は、単独のVTRとして機能する。全体的には、供給
リール14のテープが回転ドラムアッセンブリ12の周
囲を走行して、巻取リール15に巻取られる。即ち、供
給リール14のテープは、供給テンションアーム22,
全幅消去ヘッド21,CTL(コントロール)ヘッド2
0を通って、ドラム12に達する。その後、テープは、
オーディオ/TCヘッド19,ピンチローラ18,キャ
プスタンモータ17,巻取テンションアーム16を通っ
て、巻取リール15に巻き取られる。
【0048】図8は、この小型編集装置の部分的に透視
の平面図,正面図及び左側面図である。平面図で見る
と、上述したような制御部が、編集操作部A及びBに対
して、夫々設けられているのが判る。
【0049】(操作パネル)図9は、この小型編集装置
の蓋部を開けた状態の平面図であり、主として操作パネ
ル5の様子を示している。また、図10は、この小型編
集装置の正面図であり、主として表示装置3の様子を示
している。
【0050】操作パネル5から説明する。操作パネル5
は、編集操作部A及びBに対応して、中心から2つに分
割され、両者は編集操作部Bに外部入力オーディオ用の
ボリュウム54が追加されていることを除き、略同じで
ある。操作パネル5には、テープの挿抜スロットが存在
し無く、全面にわたって操作スイッチを配置することが
でき、配置の自由度が確保されている。更に、図9に示
すように、操作パネル5には、利用者が手を置くことが
出来るパッド部23a,bが設けられている。これらの
パッド部23a,bは、スライド式の可動パッドであ
り、矢印方向に移動でき、編集作業時の手の疲れを軽減
することができる。
【0051】図11は、操作パネル5の一変形例を示す
図である。この操作パネル5は本体から取り外し可能で
あり、利用者の所望の位置で使用できる。このような取
り外し可能操作パネルは、編集操作部A及びBの両方を
一体として取り外してもよく、任意の片方を取り外すこ
ともできる。
【0052】図12は、この小型編集装置の使用状態の
平面図であり、左側の操作パネル5aは編集操作部Aに
対応し、左側の操作パネル5bは編集操作部Bに対応し
ている。各々の操作パネルには、ジョグダイヤル41と
その周囲にシャトルダイヤル42が設けられ、また、多
数の操作スイッチが配置されている。なお、スライド式
音量調節24は、編集操作部Aには2個、編集操作部B
には4個設けられている。
【0053】これら操作スイッチの詳細について、図1
3を参照しながら説明する。なお、この小型編集装置
は、試作段階では種々の操作パネルを制作し、また、今
後の商品化の段階で幾つかのタイプを検討しており、そ
のため図12の操作スイッチの配置とこれから説明する
図13に示す操作スイッチの配置とは、細部において若
干の相違があるが、本発明の特徴であるカセット挿入ス
ロットを操作パネル面から外し、操作スイッチに対し一
層広い面積の操作パネルを割り当てていることでは共通
していることを承知されたい。
【0054】操作パネル5の各種の操作スイッチ類を符
号の順に説明する。なお、スライド式音量調節24を除
いて、右側操作部Aと左側操作部Bは同じであり、右側
操作部Aに関してのみ説明する。
【0055】符号31:「アッセブル(編集)」ボタン アッセンブル編集する時に押す。ビデオ編集は普通、I
N点だけ決めて編集に入るアッセンブルモードと、IN
点,OUT点の双方を決めて編集を、編集を完結するイ
ンサートモードに分類されている。アッセンブルモード
で冒頭から順次編集を行い、インサートモードで編集完
成度を高めることが多い。
【0056】なお、このアッセンブル編集は、ビデオ
(映像),オーディオ(音声)及びタイムコード(T
C)の全部を同時に編集可能とした特徴を有する。通
常、撮影された素材のビデオテープのビデオ,オーディ
オ及びタイムコードTCは、同じ時間軸で記録されてい
る。この時間軸の関係を維持しながら、ビデオ,オーデ
ィオ及びタイムコードTCが同時に編集される。
【0057】符号32:「インサート(挿入)」ボタン 編集点のIN点,OUT点を決めて、インサート編集す
る時に3つのボタン(ビデオ,オーディオチャネル1又
は2)の内、必要なボタンを押す。インサート編集で
は、編集済みテープに対し、ビデオ,オーディオチャネ
ル1及びオーディオチャネル2の各データを選択的に入
れ替えられる。新規テープに対しては、選択されたデー
タのみが記録される。例えば、オーディオチャネル1及
び2のデータを選択的に入れ替えるアフレコや、ニュー
ス素材に対しオーディオチャネルの一方は現場周囲音に
使用され、他方はナレーションを記録する場合に使用さ
れる。
【0058】符号33:「デリート(削除)」ボタン 一旦設定した編集点(IN点,OUT点)の削除を行
う。既に設定されている編集点のうち、IN又はOUT
ボタン35のいずれかと同時に押すと、その編集点が削
除される。
【0059】符号34:「トリミング(微調整)」ボタ
ン (+)か(−)の表示のある2個のボタンからなり、一
旦設定した編集点を1フレーム単位で修正する。IN又
はOUTボタン5のいずれかを押しながら、トリミング
・ボタン4のいずれかを押す。(+)トリミング・ボタ
ンを押すと静止画状態で1フレーム進み、(−)トリミ
ング・ボタンを押すと1フレーム戻る。
【0060】符号35:「IN/OUT(編集開始点/
終了指定点)」ボタン このボタンを押しながらエントリ・ボタン36を押し
て、編集開始点又は終了指定点を設定する。
【0061】符号36:「エントリ(編集点設定)」ボ
タン IN/OUTボタン5と同時に押して編集点を設定す
る。
【0062】符号37:「レビュー(最終確認)」ボタ
ン 一区間の編集を実行後、このボタンを押すと、記録テー
プの編集した区間の再生画を見ることが出来る。本編集
の直後に直前に編集したイベント部分(1編集単位)を
自動頭出しして、編集効果を最終確認する。
【0063】符号38:「オートエディト(自動編
集)」ボタン 編集点を設定した後、このボタンを押すと、自動編集を
実行する。即ち、再生側テープのIN点,OUT点及び
記録側テープのIN点を決め、オートエディット・ボタ
ンを押すと、自動的に両テープの頭出しがされて編集が
実行される。
【0064】符号39:「プレビュー(予確認)」ボタ
ン 編集点を設定した後、実際の編集記録を実行する前に、
編集結果の画像を見ることが出来る編集状況確認のため
の動作。この時、素材テープは走行するが、実際の記録
・編集(本編集)は実行されない。この結果、再考の余
地を発見したら修正する。
【0065】符号40:「レコード(記録)」ボタン このボタンを押しながら、プレイ・ボタン15を押す
と、記録を開始する。なお、編集を行っていない時は、
編集操作部A及びBは、それぞれ独立のVTRとして機
能するので、レコード・ボタンは編集操作部A及びBの
両方にある。
【0066】符号41:「エディット(編集)」ボタン 手動編集する時、プレイバック・ボタン45を押しなが
ら、このボタンを押すと、その部分が記録テープに記録
される。
【0067】符号43:「イジェクト(カセット取り出
し)」ボタン このボタンを押すとテープカセットがアンスレッドし
(外れ)、編集操作部1が自動的に開く。
【0068】符号44:「リワインド(巻き戻し)」ボ
タン テープの巻き戻しを行う。
【0069】符号45:「プレイバック(再生)」ボタ
ン テープの再生を行う。
【0070】符号46:「ファーストフォワード(早送
り)」ボタン テープの早送りを行う。
【0071】符号47:「ストップ(停止)」ボタン テープが停止する。
【0072】符号48:「スタンバイ(準備)」ボタン スタンバイモードのオン/オフを行う。スタンバイ・オ
ンでは、回転ドラムが回転する。スタンドバイ・オフで
は、回転ドラムが停止して、テープテンションを緩め
る。長時間の停止では、スタンドバイ・オフにして、消
費電力を押さえ、テープの伸長,ヘッドのクロッグ防止
を図る。
【0073】符号49:「メニュー(編集リスト)」ボ
タン ボタンを押すと、セットアップメニューの内容をモニタ
等で表示する。再度押すとメニューの内容は変更されず
に保持される。
【0074】符号50:「セット(設定)」ボタン メニュー・ボタンで表示した調製内容の内、セット・ボ
タンで特定した調製内容が保存される。即ち、希望する
セットアップメニューの設定を変更した時、又は、希望
のタイムコードTC等を設定する時、このボタンを押
す。
【0075】符号51:「ジョグダイヤル」 ダイヤルの回転速度に応じた速度でテープを再生、即ち
コマ送りする。
【0076】符号52:「シャトルダイヤル」 ダイヤルの回転角に応じた速度、即ち1倍速,20倍
速,20倍速等の速度でテープを再生する。
【0077】符号53:「VTR−Aのオーディオ記録
レベルボリューム」 素材テープ記録時のチャンネル1,2のオーディオレベ
ルを決定する。
【0078】符号54:「VTR−Bのオーディオ記録
レベルボリューム」 編集操作部Aに対し、チャンネル1と2のボリュウムが
ある。これに対し、編集操作部Bに対し、VTR A
(編集操作部Aからの)のチャンネル1と2の入力ボリ
ュウムと、これとは別にイクスターナル(外部)入力用
のチャンネル1と2のボリュウムがあり、例えば一方に
(VTR Aから)現場周囲音、他方に(イクスターナ
ル入力の)ナレーションを入力するような、それぞれの
音声をミキシングして記録できる。
【0079】(表示装置)再び図10を参照すると、図
10は小型編集装置の正面図であり、主として表示装置
の配置を示している。図14に表示装置の詳細を示す。
図10と図14も上述した理由により、細部において若
干の相違があるが、業務用の小型編集装置にCRTでな
く、LCDユニットを導入したという特徴で共通する。
編集操作部A及びBに、LCD(液晶表示装置)モニタ
3a,bが夫々備えられている。これらのLCDモニタ
は、各々6.4インチモニタである。画面の右側にホー
ルド/リセットランプ,各種警告灯類26がまとめられ
ている。画面の下方に枠(ウインドウ)があり、音声レ
ベル27が表示され、時刻表示28が時,分,秒,ミリ
セコンドで表示される。また、操作パネル3の側部には
スピーカ25が設けられ、本体の下側側部にはヘッドホ
ン端子29が設けられている。
【0080】本実施例に係る小型編集装置の特徴の1つ
に、LCDモニタは取り外し可能であり、後日容易に交
換できることが挙げられる。図15は、編集操作部A又
はBの一方を取り出して図示したものであり、図16は
その一部の拡大図である。図に示すように、編集装置本
体とLCDモニタ3が、適当な接続手段を介して、取り
外し可能となっている。
【0081】接続手段は、電気的な接続はコネクタ(例
えば、D−Sub50ピンコネクタ)60で行われる。
機械的な結合は、例えば表示装置3の底面部両端に設け
られた棒状の突出部63を本体の孔64の差し込む構造
のような結合サポート構造によって行われ、その後、例
えばネジ61を締めてネジ係止部62に対して突き当て
るような固定構造で固定する。このようの共通化された
電気的及び機械的な接続構造を採択することにより、L
CDモニタ3を容易に取り外し、また交換することが出
来る。
【0082】取り外し可能なLCDユニット3は、LC
D本体及び調整基板からなっており、外形寸法は共通化
されている。交換用LCDユニットとして、横縦比4:
3タイプの5インチ,6インチ,8インチのいずれかの
LCD又は横縦比16:9タイプの同様のサイズのLC
Dが対象となっている。
【0083】[編集作業]編集装置使用時について、順
を追って簡単に説明する。 (1)先ず、編集装置1は、蓋部2を上に向けた横倒し
の状態で位置決めされる。 (2)次に、蓋部2、即ち左右の表示パネル3を一杯に
開く。2台の記録再生部に対して蓋部は左右に分割され
独立に開閉出来るが、変形例ではこれらは一体であり、
蓋部裏面のLCDモニタの表示画面が左右に2つに分割
されている。 (3)本体側面に配置された電源スイッチを入れる。 (4)テープカセット挿入のため、操作パネル5を一杯
に開く。なお、この操作パネルは、上下方向中心線で分
割されており、単独のVTRとして使用するときには、
任意の片方の操作パネルのみを開くことが出来る。ま
た、編集装置として使用する時は、左右の操作パネルを
一杯に開く。左右の操作パネルの各々の下方にテープカ
セットの挿入口30が現れる。通常、左側の編集操作部
Aは素材用VTRに、右側の編集操作部Bは編集用VT
Rに割り当てられているため、左側のスロットに素材テ
ープを、右側のスロットに記録用テープを、夫々挿入す
る。
【0084】(5)操作パネル5を閉じる。この状態
で、編集作業を開始することが出来る。
【0085】(6)編集作業には、放送用のマスタテー
プを生成する(完全)編集と、第1段階の編集として行
われ、後で放送局の編集スタジオで本編集が行われる簡
易編集(粗編集)とがある。また、夫々の編集作業は種
々の操作の組み合わせからなる。しかし、各編集作業と
も、基本的には、最初にアッセンブルモードの編集を行
い、その後、インサートモードの編集を行う場合が多
い。
【0086】アッセンブルモード編集は、番組の必要部
分を次々とマスタテープ上にタイミングを合わせて順次
記録してゆく方法である。具体的には、タイミングはオ
リジナルテープの第1カットの編集開始点(IN点)だ
けを定めてマスタテープに記録(エディット)を開始
し、必要部分を充分記録し終わった適当なところで停止
する。次に、マスタテープを巻き戻して、放送で使用す
る部分の終わりの位置(即ち、不必要部分の始まりのと
ころ。OUT点)を次に続けて記録するIN点として、
オリジナルテープの第2カットのIN点(使用開始位
置)を指定して記録を開始する。第1カットの不要部分
は第2カットで上書きされる。このように、不必要な部
分を次々と消しながら接いで、マスタテープを完成させ
る編集モードをいう。
【0087】なお、本実施例に係る小型編集装置では、
原則として、アッセンブル編集時には、ビデオ(映
像),2チャンネルのオーディオ(音声)が同時に一緒
に編集される。また、オリジナルテープが2個以上ある
場合には、編集操作部Aのオリジナルテープを適宜交換
して編集作業を続行する。
【0088】インサートモード編集は、アッセンブルモ
ードが順次マスタテープ上に接ぎながら完成して行くの
に対して、マスタテープ上の不必要な部分にオリジナル
素材の使用部分をはめ込んで行く方法である。インサー
トモードは、マスタ及びオリジナルの両テープに対し、
アッセンブルモードがIN点のみの指定であったのに対
し、インサートモードではIN点とOUT点の両方を指
定する点で相違している。インサートモードは、普通、
既にアッセンブルモード等で記録されたテープの或る部
分を修正するために使われることが多い。
【0089】インサートモードの特徴は、ビデオ,オー
ディオチャンネル1又はチャンネル2の信号を、選択的
にはめ変えることが出来ることである。例えば、ニュー
ス番組で、オリジナルテープより編集時にチャンネル1
の音声を現場の周囲音とし、チャンネル2のみナレーシ
ョンにはめ変えることが出来る。この場合、チャンネル
1及び2の現場周囲音に対し、外部入力端子を用いてナ
レーションをミキシングして、はめ変えることもでき
る。
【0090】(7)編集作業が終了した後、マスタテー
プは、衛星,通信回線又は現物輸送で放送局に送られ
る。
【0091】[実施例の効果]本実施例に係る小型編集
装置は、操作パネルを水平に配置し、この操作パネルの
下方に記録再生部を内蔵している。このようなレイアウ
トを採用したことにより、小型の編集装置を実現するこ
とが出来る。
【0092】また、操作パネル5とテープカセット挿入
口30を分離したことにより、一層広い面積の操作パネ
ルを確保することが出来、自由に多数の操作スイッチ類
のレイアウトをすることが出来る。
【0093】LCDユニット3を編集装置本体に対して
取り外し可能な構造としたため、利用者はニーズに合わ
せて、LCDユニットを選択することが出来る。
【0094】編集装置自体がシステム商品であり、複数
種のLCDユニットと本体部分を用意することにより、
利用者のニーズに広く対応が出来る。また、他の放送局
システムに組み込む場合、適合性が向上する。
【0095】LCDユニットの外形寸法及びLCDユニ
ットと編集装置本体の接続方法を共通化することによ
り、汎用性の向上及び工数削減による低価格化が実現で
きる。
【0096】LCDユニットと編集装置本体の接続を共
通標準化できる。
【0097】
【発明の効果】本発明によれば、現場,海外支局等に容
易に持ち運ぶことが出来る新規な小型ビデオ編集装置を
提供できる。
【0098】更に本発明によれば、単一の装置でビデオ
編集に必要な全ての機能を有し、この装置だけで編集作
業を遂行できる簡易なビデオ編集装置を提供できる。
【0099】更に本発明によれば、放送局向け等の業務
用編集装置に対して、画像表示部としてLCDユニット
を導入して、編集装置の小型化及び軽量化を図ることが
できる。
【0100】更に本発明によれば、画像表示部としてL
CDユニットを導入し、このLCDユニットを着脱自在
にし、LCDユニットの技術革新に対応して容易に交換
可能とすることができる。
【0101】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る小型編集装置を説明する図であ
る。
【図2】本実施例に係る小型編集装置の右側面図であ
り、蓋部(表示装置)の開閉状態を示している。
【図3】本実施例に係る小型編集装置の右側面図であ
り、操作パネルの開閉状態を示している。
【図4】本実施例に係る小型編集装置の部分透視の右側
面図であり、蓋部(液晶表示装置)及び操作パネルの開
閉の様子を説明しており、併せてテープカセットをカセ
ットコンパートメントの挿入する様子を説明している。
【図5】本実施例に係る小型編集装置の右側面から見た
状態で、蓋部及び編集操作部を開けてテープカセットの
挿抜の様子を説明する図である。
【図6】本実施例に係る小型編集装置のホップアップ式
カセット挿入部の右側面図であり、開閉機構を説明する
図である。
【図7】本実施例に係る小型編集装置の一方の編集操作
部の部分透視の平面図であり、供給リール,回転ドラ
ム,巻取りリール等の配置を説明している。
【図8】本実施例に係る小型編集装置の部分的に透視の
平面図,正面図及び正面図である。
【図9】本実施例に係る小型編集装置の蓋部を開けた状
態を示す平面図であり、主に操作パネルを示している。
【図10】本実施例に係る小型編集装置の蓋部を開けた
状態を示す正面図であり、主に表示パネルを示してい
る。
【図11】本実施例に係る小型編集装置の蓋部を開け、
編集操作部を取り出した状態を示す平面図である。
【図12】本実施例に係る小型編集装置の使用状態の平
面図であり、右の操作パネルは再生用であり、左の操作
パネルは記録用である。
【図13】本実施例に係る小型編集装置の編集操作部の
詳細を示す平面図である。
【図14】本実施例に係る小型編集装置の使用状態の正
面図であり、右のLCDモニタは再生用の表示部であ
り、左のLCDモニタは記録用VTR用の表示部であ
る。
【図15】本実施例に係る小型編集装置のLCDモニタ
部と本体部との接続部の様子を説明する図である。な
お、この図は、全体の左半分の編集操作部Bのみ示して
いる。
【図16】本実施例に係る小型編集装置のLCDモニタ
部と本体部との接続部の詳細を説明する図である。
【図17】当初検討した小型編集装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 小型編集装置、2 蓋部、3 表示装置,表示パネ
ル,LCDユニット、4 ビューア、5 操作パネル,
操作盤、6 端子盤、7 記録再生部、8 蓋部回転中
心、9 操作パネル回転中心、10 カセットコンパー
トメント、11制御部、12 ドラムアッセンブリ,回
転ドラム、13 テープカセット、14 供給リール、
15 巻取リール、16 巻取テンションアーム、17
キャプスタンモータ、18 ピンチローラ、19 オ
ーディオ/TCヘッド、20CTLヘッド、21 全幅
消去ヘッド、22 供給テンションアーム、23 パッ
ド、24 スライド式音量調節、25 スピーカ、26
警告灯類、27 音声レベル表示、28 時刻表示、
29 コネクタ、31 アッセンブルボタン、32 イ
ンサートボタン、33 デリートボタン、34 トリミ
ングボタン、35 IN・OUTボタン、36 エント
リボタン、37 レビューボタン、38オートエディッ
トボタン、39 プレビューボタン、40 レコードボ
タン、41 エディットボタン、43 イジェクトボタ
ン、44 リワインドボタン、45 プレイボタン、4
6 ファーストフォワードボタン、47 ストップボタ
ン、48 スタンバイボタン、49 メニューボタン、
50 セットボタン、51 ジョグダイヤル、52 シ
ャトルダイヤル、53 VTR−Aのオーディオ記録レ
ベルボリューム、54 VTR−Bのオーディオ記録レ
ベルボリューム、60 コネクタ、61 ネジ、62
ネジ係止部、63 突出部、64 孔、65 回転軸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1台の記録再生部と、 表示部と、 編集操作部とを備え、 上記表示部をとして液晶表示ユニットを用いたことを特
    徴とする、小型編集装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された小型編集装置にお
    いて、 上記液晶表示ユニットは、編集装置本体と接続機構を介
    して着脱自在である、小型編集装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載された小型編集装置にお
    いて、 上記接続機構は、電気的な接続はコネクタにより行わ
    れ、また、機械的な接続は結合サポート構造と固定構造
    により行われている、小型編集装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載された小型編集装置にお
    いて、 上記液晶表示ユニットとして、異なるアスペクトレシオ
    の画面又は画面サイズの複数種の交換用液晶表示ユニッ
    トが用意されている、小型編集装置。
JP8337162A 1996-12-17 1996-12-17 着脱自在なlcdユニット付き小型編集装置 Pending JPH10178607A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8337162A JPH10178607A (ja) 1996-12-17 1996-12-17 着脱自在なlcdユニット付き小型編集装置

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JP8337162A JPH10178607A (ja) 1996-12-17 1996-12-17 着脱自在なlcdユニット付き小型編集装置

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JPH10178607A true JPH10178607A (ja) 1998-06-30

Family

ID=18306036

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JP8337162A Pending JPH10178607A (ja) 1996-12-17 1996-12-17 着脱自在なlcdユニット付き小型編集装置

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JP (1) JPH10178607A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008065698A (ja) * 2006-09-08 2008-03-21 Ritsumeikan 画像生成方法及び画像生成システム
KR100960313B1 (ko) * 2003-12-09 2010-06-07 엘지디스플레이 주식회사 착탈식 액정표시장치

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