JPH10178441A - 通信システム - Google Patents

通信システム

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JPH10178441A
JPH10178441A JP9276742A JP27674297A JPH10178441A JP H10178441 A JPH10178441 A JP H10178441A JP 9276742 A JP9276742 A JP 9276742A JP 27674297 A JP27674297 A JP 27674297A JP H10178441 A JPH10178441 A JP H10178441A
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アンドレアス・シュティークラー
Patrick Heck
パトリック・ヘック
Herbert Hetzel
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Silicon Systems Multimedia Engr GmbH
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/42Loop networks

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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  • Communication Control (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Eye Examination Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信システムを簡略化し、システムの変
更を容易とする。 【解決手段】 少なくとも1の端末が特別なアドレスを
有し、このアドレスはインタフェース回路(3)内部の
コマンドデコーダ(11)に受信されたデータパケット
が直接供給されるようになっている。コマンドデコーダ
(11)がデータパケットに含まれているコマンドコー
ドをビットベースでデコーディングすることにより、イ
ンタフェース回路(3)または端末がコマンドコードに
対応したコマンドに直接応答する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタル化されたソ
ースデータと制御データを共同伝送するためのリング回
線に各端末がインタフェース回路によって接続されてい
る複数端末間の通信システムであって、ソースデータと
制御データがそれぞれ1つのデータチャンネルを形成す
る部分ビットグループに細分された等しい長さの各ビッ
トグループの時分割順序を指定するフォーマットで伝送
され、1つの行先アドレスを有したデータパケットで伝
送される制御データ用に少なくとも1つのデータチャン
ネルが設けられ、各端末のインタフェース回路がアドレ
スデコーダを含んでいる通信システムに関する。この種
の通信システムは、一部複雑な方法で相互に情報を交換
する必要のある各種の電気装置と電子装置が、物理的に
単純に構築されたデータ回線によって互いにネットワー
ク化されている場において使用される。こうしたデータ
回線を経て、端末はソースデータならびに制御データの
双方を交換することができる。例えばオーディオ分野に
おいて、データソース例えばCDプレーヤー、ラジオ受
信機およびカセットレコーダー等のオーディオデータ
が、データシンク例えば増幅器−スピーカー−コンビネ
ーション等に伝送される。それと同時に、音量制御など
の制御データを伝送することが可能である。この場合、
例えばカセットレコーダーがそうであるように、1つの
装置が同時にデータソースとデータシンクとして形成さ
れていてもよい。
【0002】
【従来の技術】データ回線を介して接続されているデー
タソースとデータシンク間のソースデータと制御データ
の共同伝送方式は、一般にヨーロッパ特許公開公報(E
P−A−0725522)号に記載されている。この方
式は、その他に、刊行物“OCC8001・CONAN'OPTICAL TRA
NSCEIVER"、 C&C Electronics Ltd.、1996にも記載
されている。この刊行物は、各端末をリング回線に接続
するためのインタフェース回路を詳細に示している。こ
のインタフェース回路は専用のインテリジェンスを有し
ていないことから、マイクロコントローラ、つまり制御
データの一環として伝達されるコマンドを、システムに
使用されているプロトコルに応じて解釈し、このように
してインタフェース回路またはそれが所属する端末をコ
マンドに一致して制御することができ、特別な任務のた
めにシステム中に設けられているマイクロプロセッサと
組み合わされないかぎり動作不可能である。
【0003】マイクロコンピュータにおけるコマンドの
正しい解釈には、通信システムの全端末のマイクロコン
ピュータが統一的なプロトコルを有していることが前提
となる。システムの機能が、新たな端末が加わることに
より変更されるような場合には、コマンドインタープリ
タも新たに作成されるか、又は変更されなければなら
ず、このことは容易でない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
した通信システムを簡略化し、システムの変更を容易と
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は、請求項記載
の発明により達成される。即ち、上記課題は、本発明に
よりこの種の通信システムにおいて、少なくとも1の端
末が特別なアドレスを有し、このアドレスはインタフェ
ース回路内部のコマンドデコーダに受信されたデータパ
ケットが直接供給されるようになっていて、前記コマン
ドデコーダがデータパケットに含まれているコマンドコ
ードをビットベースでデコーディングすることにより、
前記インタフェース回路または前記端末が前記コマンド
コードに対応したコマンドに直接に応答することによっ
て解決される。端末によって受信され、この端末に対応
した行先アドレスを備えたコマンドが、コマンドの内容
とは無関係にマイクロコントローラに供給されて解釈さ
れる先行技術とは異なり、本発明の場合、特別なアドレ
スを有するコマンドは、なんらかのプロトコルに基づい
て解釈されるのではなく、直接に実行される。これは、
例えば、コマンドのビット値が、特別なアドレスを有す
る端末の運転状態を指定する制御レジスタに、直接書き
込まれることによって行なうことができる。この場合の
デコーディングは、コマンドコードをビットで制御レジ
スタに書き込むことを本旨としており、当該コマンドに
対する応答は、前記端末がその運転状態を制御レジスタ
の内容にしたがって自動的に調節することを本旨として
いる。コマンドを送信する端末は、制御レジスタのどの
値がコマンド受信者のいかなる運転状態に対応している
かを承知しており、コマンド中に含まれるビットを最初
から適正に調整する。
【0006】更に、データパケットで伝送されるデータ
を、インタフェース回路内に記憶する特別なコマンドを
発することができる。これらのコマンドは、それに応じ
た書込動作を結果的に行う。しかも、特別なアドレスを
有する端末をリセット又はキャリブレーションするコマ
ンドを、発することも可能である。なんらかの手続きに
依拠したプログラム言語の解釈を必要としない特別なコ
マンドによる制御動作によって、かなりの端末の場合に
マイクロコントローラを不要とすることができ、これに
より一層電力消費が減少することになる。マイクロコン
トローラの省略は、特に、自らはデータを送信せずにデ
ータを受信するのみで、一定のコマンドに応答しなけれ
ばならない端末、例えばオーディオデータの他に音量制
御データを受信する増幅器−スピーカー−コンビネーシ
ョン等の場合に合理的である。但し、本発明は専用のマ
イクロコントローラを有する端末の場合にも利点を供す
る。頻繁に更新されるデータ、例えばリング回線におけ
る全端末の位置に関する表示が、直接に端末の当該レジ
スタに書き込まれることにより、既存のマイクロコント
ローラの負担を軽減させる。
【0007】本発明の好ましい実施形態において少なく
とも1つのコマンドは、特別なアドレスを有する端末の
インタフェース回路に記憶されているデータ又は状態を
好ましくは受信されるデータパケットに埋め込まれた形
で、リング回線を介して返送するためのコマンドであ
る。この場合のデコーディングは、コマンドを読み出し
要求として認識することを本旨としており、コマンドに
対する応答はデータパケットを照会されたデータと共に
返送することを本旨としている。コマンドの解釈が不要
であることから、照会を行なう端末は最短時間で応答を
得るが、それはこの端末が読み出しコマンドを発したの
と同一のビットグループ(単数または複数)で照会され
た情報を得ることができるからである。公知のシステム
において、この種の読み出し動作は別々の2つの通信、
つまり要求と応答で行なわれ、その際、応答時間は不定
である。更に、照会された端末は、全動作が完了するま
で、その間に行なわれる他のアクセスから保護されてい
なければならない。これに反して本発明は、端末が1回
のアクセスで他の端末の内容を読み出すことを可能と
し、しかも、伝送時間は決定性を有し、さらに極めてわ
ずかな伝送時間しか必要としない。
【0008】こうした読み出し動作の一環として伝送さ
れるデータパケットは、送信または返送の間に産み出さ
れるチェックコードを含むこともできる。これにより、
データの正しい伝送の可否を同じく1回の動作でチェッ
クすることができ、しかも、単一のデータパケットがネ
ット内を流れるだけである。前記したすべての場合にお
いて、全端末のインタフェース回路は同一の構成を有す
ることができ、このことが本通信システムの実現を容易
にすると同時にコストを低下させることになる。この通
信システムは、マイクロコントローラを備えた端末とマ
イクロコントローラを備えていない端末とが併存でき
る。
【0009】前記動作に際する制御データパケットを伝
送するため、公知の方法でビットグループ内の一定の個
々のビットポジションによって形成されるデータチャン
ネルを利用することができる。その際、連続した複数の
ビットグループのビットポジションが定義された長さの
制御データブロックにまとめられる。
【0010】本発明の別の好適な構成において、ビット
グループ内のソースデータ用に任意の大きさのまとまっ
たビットポジション領域を、そのために確保しておくこ
とのできるデータチャンネルを介して制御データパケッ
トを伝送することが可能である。これにより、たとえば
前記した読み出し動作に際して発生し得るような相対的
に長いデータパケットも、既存の総伝送容量の最適利用
下で極めて迅速に伝送することができる。
【0011】データパケットを送信する端末は、伝送さ
れるべきデータパケットの連続したビットをデータパケ
ットで伝送されるデータ用に確保されている互いに隣接
したビットポジションに書き込むことができる。データ
パケットで伝送されるデータ用に確保されているビット
グループ領域よりも大きなビットポジションを含んだデ
ータパケットは、データパケット用に確保されている複
数の連続したビットグループ領域で伝送することができ
る。連続したデータフローで伝送されるソースデータ用
のビットポジションは、同じくまとまった領域を形成す
るのが好ましく、その際、連続したデータフローで伝送
されるソースデータ用の領域と、データパケットで伝送
されるデータ用の領域とは、互いに隣接している。連続
したデータフローで伝送されるソースデータ用の領域
と、データパケットで伝送されるデータ用の領域との間
の境界は、固定的に設定されているか、もしくは連続運
転中にちょうど必要となる伝送容量に合わせて設定され
るかのいずれかの方法で設定される。リング回線の全端
末は、如何なる応用ソフトウェア又は如何なるプロトコ
ルが使用されているかに関わらず、しかもその物理アド
レスとビット伝送層に埋め込まれた伝送メカニズムに基
づいて制御データの交換に参加することができる。つま
り、単に行き先アドレスが知らされるだけで、残りは端
末またはそれに属するインタフェース回路内で行なわれ
る。
【0012】連続的なデータフローで伝送され、以下に
おいて同期データとも称されるソースデータについては
これは不可能である。ソースデータを連続的なデータフ
ローで送信しようとするいずれの端末に対しても、一定
のデータチャンネルが割り当てられなければならない。
データチャンネルのすぐれた活用を可能とするデータ伝
送の分散管理方式は、ヨーロッパ特許公開公報(EP−
A−0752520)号に記載されている。しかしなが
ら、アクセス前提条件は上位のプロトコルを介して処理
されなければならず、その際、全端末は同一のネットワ
ーク管理構造と現下のチャンネル割り当てに関する完全
な情報を有していなければならない。このことは、全端
末にとってこの領域における同一のプロトコルを前提し
ており、これは各端末のシステム資源のうち比較的高い
割合の資源、つまり多くの記憶場所、計算能力および時
間を要求する。
【0013】他方、本発明に基づく迅速な制御動作また
は読み出し動作は、むしろ集中的なチャンネル割り当て
情報管理を可能とし、これは制御データ交換の場合と同
様な簡単で直接的な処理を許容する。この場合、必ずし
もすべての端末に同じ情報が供されている必要はない。
このため、すべてのデータチャンネルの使用と非使用に
関する情報は、1ヶ所に保持されていればよい。これ
は、通信システムにおいて起動者として現われることが
好ましく、それによってビットグループが伝送されると
共に、他のすべての端末はそれに自己を合わせるクロッ
クを発する端末である。この端末は、ただ1つであるこ
とから、現下のチャンネル割り当てに関する完全な情報
をいずれの端末が保持しているかの決定プロセスは不要
となる。この端末(以下では、クロック発信者とも称さ
れる)は要求に応じて他のすべてのチャンネルにつきチ
ャンネルの割り当てを行い、その都度の有効なチャンネ
ル割り当て情報を、例えば割り当て表の形で通信網に配
布する。各端末は必要に応じてのみ、提供された多様な
情報から自己の要求に合った情報を取り出すことができ
る。これによって各端末は、自己に関係した情報を管理
しさえすればよく、もはや通信網の接続情報全体を管理
する必要はない。上位のコンフリクト管理は不要であ
る。
【0014】同期データの伝送を望む端末は、クロック
発信者に空いているチャンネルを、前記した読み出し動
作によって要求するが、その際、その都度の有効な割り
当て表または要求を為す当該端末に関係する割り当て表
部分のみが、クロック発信者から読み出される。送信を
望む端末は、同割り当て表から空いているチャンネルを
選択する。クロック発信者に要求を為す端末の付加的情
報は、本発明に基づき、クロック発信者が自ら割り当て
を指示したことから不要である。クロック発信者は割り
当て表を相応して変更し、変更された割り当て表を好ま
しくは定期的な間隔で通信網に報知する。変更された割
り当て表が、前記した迅速な制御動作(この場合、これ
は書き込み動作である)で配布される場合には、割り当
て表は非常な頻度で報知され得ることから、同期データ
の伝送を望む端末は、次に配布される割り当て表を待っ
て、そこからチャンネルをセレクトすることが可能であ
る。この場合、チャンネル要求の動作は不必要である。
【0015】リング回線は、2端末毎に互を結合し、且
つ高速なデータ伝送速度を可能とする光ファイバーによ
って形成されることが好ましい。自動車用通信システム
の場合には、それに加えて、光ファイバーの軽量性が特
に好適である。ただし、本発明は回線の一部が、例えば
同軸ケーブルで形成されている純電気的なリング通信網
にも適している。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、実施形
態に基づき本発明を詳細に説明する。図1は、第1の電
子装置であるマイクロコントローラ1とインタフェース
回路2ならびに第2の電子装置であるインタフェース回
路3とマイクロコントローラ4とを示す。双方の電子装
置は、それぞれインタフェース回路2又は3を介して模
式的に示されたリング通信網5に接続されている。この
通信網5は複数の光ファイバー区間を備え、この区間は
それぞれ一方のインタフェース回路の送信端末Txから
他方のインタフェース回路の受信端末Rxまで通じてい
る。このようにしてリング回線が形成される。送信端末
Txと受信端末Rxとは、それぞれ1基の、電子信号を
光信号に変換し、又はその逆の変換を行なうオプトエレ
クトロニクス変換器を有する。
【0017】この実施形態において、第1の電子装置
は、増幅器−スピーカー−コンビネーション6を含む第
2の電子装置の再生音量を変更するために、利用者によ
って入力が行なわれるラジオ受信機とする。通信網を経
て複数の番組が同時に伝送される場合には、例えば、現
在再生中の番組を変更することが望まれることもある。
これを実現するためには、コマンドデジタル符号器7を
含むマイクロコントローラ1において、応用ソフトウェ
アが当該通信システムに使用されているプロトコルに基
づいて制御情報をインタフェース回路2の送信バッファ
8に書き込んで、通信網5を介して伝送を開始しなけれ
ばならない。こうした制御情報は、一般に第2の電子装
置または通信端末の行き先アドレスとコマンドコードと
を含んだデータパケットである。
【0018】制御情報がインタフェース回路3に到着す
ると、その情報は行き先アドレスに基づいて増幅器−ス
ピーカー−コンビネーション6を目的としたものとして
識別され、インタフェース回路3の受信バッファ9に書
き込まれる。マイクロコントローラ4は受信バッファ9
から制御情報を読み出し、その制御情報をプロトコルに
対応したソフトウェアを利用して、つまりコマンドイン
タープリタ10を利用して解釈する。コマンドインター
プリタ10における制御情報の解釈により、マイクロコ
ントローラ4は、増幅器−スピーカー−コンビネーショ
ン6の運転状態の所望の変更をもたらす実際の値を決定
することができる。増幅器−スピーカー−コンビネーシ
ョン6の運転状態の現下の値は、インタフェース回路3
の制御・状態レジスタ11に個別ビットの形で記憶され
ている。マイクロコントローラ4は、制御・状態レジス
タ11の制御値を所望の運転状態に応じて変更し、この
ようにして制御値が変更された結果、インタフェース回
路3の入出力回路12、例えば番組スイッチ又は音量を
決定するアナログ信号を発生させるD/A変換器が、所
望の信号を増幅器−スピーカー−コンビネーション6に
伝達することになる。
【0019】本実施形態を説明するため、図2に示すシ
ステムは、上記技術に基づく前記のシステムに類似して
いることから、図1の場合と同一の構成には同一の番号
が使用されている。この実施形態に係るシステムの場
合、先行技術とは異なり、通信網に基本的に受動的に参
加している増幅器−スピーカー−コンビネーションのよ
うな端末に、マイクロコントローラ4は不要である。こ
れは増幅器−スピーカー−コンビネーション6が、以下
に述べる方法で通信網5を介して制御可能であることに
よって可能となる。例えば、増幅器−スピーカー−コン
ビネーション6の音量または再生中の番組を変更するた
め、マイクロコントローラ1は所望の変更を実施するた
めインタフェース回路3の制御・状態レジスタ11に如
何なる値が必要であるかを決定する。これは、システム
に使用されているプロトコルとは無関係に行なわれる。
これらの値は、特別な行き先アドレスを付されてインタ
フェース回路2の送信バッファ8に書き込まれ、通信網
5を経て送信される。インタフェース回路3が、特別な
行き先アドレスを有したデータパケットを受信すると、
前記回路は行き先アドレスに続くデータを直接、受信バ
ッファ9から制御・状態レジスタ11に書き込む。制御
値が変更された結果、インタフェース回路3の入出力回
路12が所望の信号を増幅器−スピーカー−コンビネー
ション6に伝達することになる。それゆえ、インタフェ
ース回路3は、受信バッファ9の内容が制御・状態レジ
スタ11に直接書き込まれるという形で、特別な行き先
アドレスに応答するコマンドデコーダを有している。し
たがって、増幅器−スピーカー−コンビネーション6を
有する端末は、この場合、超次元的な「インテリジェン
ス」を備えた専用のマイクロプロセッサを必要とせず、
単に標準化可能なインタフェース回路3、D/A変換
器、増幅器およびスピーカーを必要とするにすぎない。
通信網5に直接に接続されるアクティブスピーカーは、
それゆえ極めて低コストで製造することが可能である。
制御エラーの発生確率はわずかであり、全端末に報知さ
れなければならない上位のプロトコルから制御が独立し
ていることにより、通信システムの変更もしくは補充を
容易に実施することができる。
【0020】前記したと同様にして、インタフェース回
路3に記憶されている他のなんらかの値を、通信網5を
介して調節することも可能である。例えば、リング回線
内の全端末の位置に関する表を絶えず更新し、アクティ
ブスピーカーに他のスピーカーとの関連から見たその位
置を示し、場合により信号を遅延させ、通信網5におけ
る通過時間差が音響信号の位相ずれを結果的に生じない
ようにすることができる。リング回線内の個々のインタ
フェース回路が、前記情報をマイクロコントローラが受
け取ったり、あるいはそのためにマイクロコントローラ
が必要とされたりすることなく、直接に応答し得る制御
信号のその他の例は、たとえば1端末または複数端末の
初期化、リセットあるいはキャリブレーションを行なう
ための信号である。
【0021】マイクロコントローラを備えた端末の場合
にも、マイクロコントローラを使用しない前述したよう
な制御が合理的なこともある。その場合、この端末は2
つもしくはそれ以上のアドレスを有する。一方のアドレ
スを有するデータパケットはマイクロコントローラに転
送され、他方のアドレスを有するデータパケットのビッ
トは直接このアドレスに対応したレジスタに記憶され、
あるいは同端末の電子装置または装置部分に供給され
る。端末が直接に応答するビットベースでの前記のコマ
ンドデコーディングは、更に、1回のアクセスで端末の
データまたは状態を読み出すことを可能とする。図3〜
5を参考にして、これを説明する。
【0022】図3は鎖線で、それぞれ通信システムの1
端末に属する2つのインタフェース回路20と30とを
示す。インタフェース回路20と30とは2本の光ファ
イバー28と29で互いに結合されており、これら光フ
ァイバーはそれぞれ一方のインタフェース回路20、3
0の送信端末Txから他方のインタフェース回路30な
いし20の受信端末Rxへ通じる。光ファイバー28と
29によって形成されるリング回線は、その他の端末の
インタフェース回路をリング回線に包摂するなおその他
の光ファイバーを含めることが可能である。
【0023】インタフェース回路20は、受信端末Rx
部の受信回路21、受信バッファ22、送信バッファ2
3、状態レジスタ24、いわゆるCRC開閉装置25、
つまり、検査合計手続きを実施するための開閉装置、お
よび送信端末Tx部の送信回路26を含む。切り替えス
イッチS1は、CRC開閉装置25と連結している1つ
の切り替え接点と、受信回路21または送信バッファ2
3と連結している2つの固定接点とを有する。切り替え
スイッチS2は、送信回路26と連結している1つの切
り替え接点と、CRC開閉装置25または送信バッファ
23と連結している2つの固定接点とを含む。
【0024】インタフェース回路30はインタフェース
回路20と同じ構造を有していて、受信端末Rx部の受
信回路31、受信バッファ32、送信バッファ33、状
態レジスタ34、CRC開閉装置35および、送信端末
Tx部の送信回路36を含んでいる。切り替えスイッチ
S3は、CRC開閉装置35と連結している1つの切り
替え接点と、受信回路31または送信バッファ33と連
結している2つの固定接点とを含む。切り替えスイッチ
S4は、送信回路36と連結している1つの切り替え接
点と、CRC開閉装置35または送信バッファ33と連
結している2つの固定接点とを有する。インタフェース
回路20を有する端末が、端末30のインタフェース回
路30の状態レジスタ34を読み出したい場合には、こ
の端末は、インタフェース回路30を有した端末の行き
先アドレス、読み出しコマンドを表わすコマンドコー
ド、そして一群の空バイトを直列式に含んだデータパケ
ットである読み出し通信を開始する。伝送の開始と共に
双方のCRC開閉装置25と35とは、リセット信号3
8と39とによってゼロにリセットされる。インタフェ
ース回路20において切り替えスイッチS1はポジショ
ン1にセットされ、切り替えスイッチS2もポジション
1にセットされる。インタフェース回路30において、
切り替えスイッチS3はポジション2にセットされ、切
り替えスイッチS4もポジション2にセットされる。イ
ンタフェース回路20は、読み出し通信の行き先アドレ
スとコマンドコードとを、送信バッファ23から送信回
路26と光ファイバー28とを介して、インタフェース
回路30の受信回路31に伝送し、その際、CRC開閉
装置25において当該チェックコードまたはチェック値
27を計算する。
【0025】伝送に際してなんらのエラーも発生しなか
った場合には、インタフェース回路30のCRC開閉装
置35は行き先アドレスとコマンドコードから、チェッ
ク値27と一致したチェック値37を計算する。これに
応じてインタフェース回路20は、切り替えスイッチS
1をポジション2にセットし、インタフェース回路30
は、切り替えスイッチS3をポジション1にセットす
る。コマンドコードによって指定された値(単数または
複数)は、状態レジスタ34から、今や、インタフェー
ス回路30により送信バッファ33、CRC開閉装置3
5、送信回路36および光ファイバー29を経てインタ
フェース回路20の受信回路21、CRC開閉装置25
および受信バッファ22に伝送される。その際、CRC
開閉装置25および35において、それぞれ当該チェッ
ク値が再度計算される。伝送エラーが発生しなかった場
合には、チェック値27と37とは依然として同一であ
る。最後にインタフェース回路30は切り替えスイッチ
S4をポジション2にセットし、計算されたチェック値
37を、送信回路36と光ファイバー29を介して、イ
ンタフェース回路20の受信回路21とCRC開閉装置
25に伝送する。インタフェース回路30のチェック値
37を用いて、CRC開閉装置25におけるチェック値
計算が実施された後、これによって得られた値に基づい
て、以下の判定を行なうことができる。1)CRC開閉
装置25において得られたチェック値がゼロに等しい場
合には、伝送にエラーはなかった。質問(行き先アドレ
スと読み出しコマンド)ならびに応答は合致しており、
正しい。2)CRC開閉装置25において得られたチェ
ック値がゼロに等しくない場合には、伝送にエラーがあ
った。質問および/又は応答は無効である。場合によ
り、読み出しコマンドが繰り返される必要がある。
【0026】図4は、インタフェース回路30から光フ
ァイバー29を介してインタフェース回路に伝送される
データパケット40を示す。既述したように、このデー
タパケット40は、行き先アドレス41、コマンドコー
ド42、読み出されたデータ43およびチェック値また
はチェックコード37を有する。従って、インタフェー
ス回路30を備えた端末の行き先アドレスは、図2との
関連で述べた制御コマンドの場合と同様に、インタフェ
ース回路30が、それによって自動的に応答する特別な
アドレスである。インタフェース回路30は、この特別
なアドレスで伝送されるビットフローがそのCRC開閉
装置35を通過するようにして、この特別なアドレスの
受信に応答する。コマンドコード41はデコーディング
され、続いて、状態レジスタ34からの値に関するチェ
ック値37を計算するために、CRC開閉装置35が利
用される。このようにして、インタフェース回路20を
有する、要求を為す端末は、チェック値27が正しい場
合に、到着するデータが正しく伝送されているか否かを
検査することができる。
【0027】CRC開閉装置25および35に替えて、
他のなんらかの公知のエラーチェック回路またはエラー
修正回路も、伝送チェックのためのチェックコードまた
はチェック値を得るために使用することができる。前記
回路を、その他のエラーチェック方式に適応させる方法
は、専門家にとっては明らかである。場合によっては、
データパケットの送信に際してもチェック値が一緒に、
つまり行き先アドレスとコマンドコードとに付加して伝
送されなければならない。送信されるデータパケット中
の空バイトも、同じく必ずしも絶対に必要というわけで
はない。
【0028】図5は、図2に関連して述べた制御コマン
ド、または図4のデータパケット40の伝送に特に適し
たビットグループフォーマットを示す。フレームとも称
されるビットグループ50は、64バイト、つまり51
2ビットを有する。ビットグループ50は、端末のPL
L回路に受信クロックへの同期化を可能とする、4ビッ
トを包む前文51を有する。それぞれ16のビットグル
ープ50が1ブロックにまとめられており、その際、各
ブロックの最初の前文51は特別なブロック識別ビット
を含んでいる。前文51には4ビットを包むデータ領域
52が続いており、その機能については、さらに以下に
おいて説明する。データ領域52には、同期データ用の
領域53、例えば異なった種類のオーディオデータの場
合がそうであるように、データパケットとは異なって連
続的なデータフローで伝送されるソースデータ用の領域
が続いている。この領域53は、公知の方法で、通信シ
ステムの1端末にそれぞれ対応した等しい長さの複数の
部分ビットグループ60に細分することができる。部分
ビットグループ60と、それぞれの端末との間の対応関
係は、前文51で定められる。
【0029】同期データ用領域53には、データパケッ
トで伝送されるデータ用領域54が続いている。同期デ
ータと区別するため、パケットで伝送されるデータは・
・・たとえそれらが通信網を経て伝送される間に、いず
れかの端末が定めるクロックに拘束されているとしても
・・以下では非同期データとも称される。同期データ用
の領域53と非同期データ用の領域54とは両者でビッ
トグループ50のうちの60バイトを占める。通信網の
同期ソースデータおよび非同期ソースデータのための総
伝送容量はこの60バイトによって形成される。非同期
データ用の領域54の大きさは0,4,8,・・・56
または60バイトに達することができ、同期データ用の
領域53の前に位置するデータ領域52に記憶されてい
る1つの値ASY(ASY=0,1,2,・・・15)
によって定められる。同期データ用の領域54は、した
がって60−(4×ASY)バイトを包むこととなる。
値ASYはあらかじめ固定的に定められているか、もし
くはその時々の同期または非同期データの伝送容量需要
に応じて動的に設定することも可能である。
【0030】非同期データ用の領域54の後にはチェッ
クビット用の16ビット又は2バイトの大きさのデータ
領域が続いている。1ブロックのチェックビット、つま
り32バイト又は256ビットが、チェック情報または
制御情報を形成する。チェックビット用のデータ領域5
5の後には、6ビットで構成されるデータ領域56が続
いている。クロックを発する端末またはクロック発信者
または装置は、このデータ領域56に「0」を書き込
み、データ領域56のこの値は、リング回線内のその後
に続く各端末によって1だけ引き上げられることから、
この場合、最大64端末となる各端末は、リング回線内
におけるその位置に関する直接の情報を得ることとな
る。データ領域55の後には、単一のビットポジション
57が続いており、これによって非同期データ用の領域
54内のデータパケットが、ビットグループ50に続く
ビットグループにつながっているか否かが示される。こ
のビットポジション57には、エラーチェックのための
パリティビット用ビットポジション58が続いている。
【0031】図2に関連して述べた制御コマンドまたは
図4のデータパケット40は、それ自体公知の方法によ
りデータ領域55のチェックビットによって伝送され
る。但し、非同期データ用の領域54を介した伝送はよ
り迅速な伝送を可能とする。この場合、当該データパケ
ットは、それが同期データ用の領域53と非同期データ
用の領域54との間の境界59で開始するようにして、
非同期データ用の領域54に挿入される。当該データパ
ケットが、1ビットグループ50内の非同期データ用の
領域54よりも長い場合には、同データパケットの残り
はビットグループ50に続くビットグループと、場合に
より、さらにその後に続くビットグループで伝送される
が、このことは、ビットポジション57のマーカーによ
って示される。
【0032】部分ビットグループ60は、同期データ用
のチャンネル、つまり連続したビットフローで伝送され
るデータ用のチャンネルを形成する。こうしたチャンネ
ルを経て送信しようと望む端末は、クロックを発し、且
つチャンネル割り当てを集中管理している端末に、先述
の読み出し動作によって空いているチャンネルを要求す
ることができる。クロック発振器は、全端末に周期的に
その都度有効なチャンネル割り当てに関する表を、好ま
しくは、先述した、表または表の一部を個々の端末の当
該レジスタに書き込むための制御コマンドによって報知
する。空いているチャンネルを要求する端末は、自己の
ために空チャンネルを選択し、その同期データを、この
チャンネルを介して送信する。
【0033】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】先行技術に基づく制御シーケンスを説明するた
め、リング回線で接続された2通信端末のインタフェー
ス回路およびマイクロコントローラを示す図
【図2】本発明に基づく制御シーケンスを説明するた
め、1つのマイクロコントローラを欠いた図1のシステ
ムを示す図
【図3】本発明に基づく読み出し動作を説明するため、
2端末のインタフェース回路の詳細を示す図
【図4】読み出し動作に際して伝送されたデータパケッ
トを示す図
【図5】本発明に特に適したビットグループフォーマッ
トの詳細図
【符号の説明】
2、3、30 インタフェース回路 5、28、29 リング回線 11 制御レジスタ 37 チェックコード 40 データパケット 41 コマンドコード 50 ビットグループ 53、54 領域 59 境界
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 597143074 HAID‐UND‐NEUSTRASSE 7, D‐76131 KARLSRUHE, BUNDESREPUBLIK DEU TSCHLAND (71)出願人 596014841 ベッカー・ゲー・エム・ベー・ハー BECKER GMBH ドイツ連邦共和国 デー‐76307 カール スバート イム・シュテックメードレ 1 IM STOECKMAEDLE 1, D‐76307 KARLSBAD, BUN DESREPUBLIK DEUTSCH LAND (72)発明者 アンドレアス・シュティークラー ドイツ連邦共和国 76275 エットリンゲ ン エペライアーシュトラーセ 34 (72)発明者 パトリック・ヘック ドイツ連邦共和国 76448 ドゥルマース ハイム ハウプトシュトラーセ 42アー (72)発明者 ヘルベルト・ヘッツェル ドイツ連邦共和国 76889 シュヴァイゲ ン イム・プファルヴィンゲルト 18

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル化されたソースデータと制御デ
    ータを共同伝送するためのリング回線に各端末がインタ
    フェース回路によって接続されている複数端末間の通信
    システムであって、前記ソースデータと制御データがそ
    れぞれ1つのデータチャンネルを形成する部分ビットグ
    ループに細分された等しい長さの各ビットグループの時
    分割順序を指定するフォーマットで伝送され、1つの行
    先アドレスを有するデータパケット(40)で伝送され
    る制御データ用に少なくとも1つのデータチャンネルが
    設けられていると共に、各端末のインタフェース回路が
    アドレスデコーダを含んでいる通信システムにおいて、
    少なくとも1の端末が特別なアドレスを有し、このアド
    レスはインタフェース回路(3,30)内部のコマンド
    デコーダに受信されたデータパケットが直接供給される
    ようになっていて、前記コマンドデコーダがデータパケ
    ットに含まれているコマンドコード(41)をビットベ
    ースでデコーディングすることにより、前記インタフェ
    ース回路または前記端末が前記コマンドコードに対応し
    たコマンドに直接応答することを特徴とする通信システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記コマンドデコーダが、特別なアドレ
    スを有する端末の運転状態を指定する制御レジスタ(1
    1)からなる請求項1記載の通信システム。
  3. 【請求項3】 少なくとも1つのコマンドが、データパ
    ケットで伝送されるデータを、特別なアドレスを有する
    端末のインタフェース回路(3)に記憶すべき旨のコマ
    ンドである請求項1又は2記載の通信システム。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つのコマンドが、特別なア
    ドレスを有する端末のリセットおよび/又はキャリブレ
    ーションを実行すべき旨のコマンドである請求項1〜3
    のいずれか1項記載の通信システム。
  5. 【請求項5】 特別なアドレスを有する端末が、ソース
    データの受信者である請求項1〜4のいずれか1項記載
    の通信システム。
  6. 【請求項6】 少なくとも1つのコマンドが、特別なア
    ドレスを有する端末のインタフェース回路(3)に記憶
    されているリング回線(5)に関するデータを送信すべ
    き旨のコマンドである請求項1〜5のいずれか1項記載
    の通信システム。
  7. 【請求項7】 インタフェース回路(3)に記憶されて
    いるデータが、それ以外に、受信されたデータパケット
    からのデータをも有するデータパケット(40)で送信
    される請求項6記載の通信システム。
  8. 【請求項8】 受信および/又は送信されるデータパケ
    ットが、チェックコード(37)を有する請求項7記載
    の通信システム。
  9. 【請求項9】 全端末のインタフェース回路(2,3;
    20,30)が、同一の構成を有する請求項1〜8のい
    ずれか1項記載の通信システム。
  10. 【請求項10】 ビットグループ(50)内に、ソース
    データ用の任意の大きさのまとまったビットポジション
    領域(54)が、データパケットで伝送されるデータ用
    に確保され得る請求項1〜9のいずれか1項記載の通信
    システム。
  11. 【請求項11】 データパケットを送信する端末が、伝
    送されるデータパケットの連続したビットをデータパケ
    ットで伝送されるデータ用に確保されている互いに隣接
    したビットポジションに書き込み、データパケットで伝
    送されるデータ用に1ビットグループ内で確保されてい
    る領域(54)よりも多くのビットポジションを含むデ
    ータは複数の連続したビットグループの、データパケッ
    ト用に確保されている領域で伝送される請求項10記載
    の通信システム。
  12. 【請求項12】 連続したデータフローで伝送されるソ
    ースデータ用に確保されているビットポジションがまと
    まった領域(53)を形成しており、連続したデータフ
    ローで伝送されるソースデータ用の領域(53)とデー
    タパケットで伝送されるデータ用の領域(54)とが互
    いに隣接し、連続したデータフローで伝送されるソース
    データ用の領域とデータパケットで伝送されるデータ用
    の領域との間の境界(59)が固定的に設定されている
    か、又は連続運転中に必要となる伝送容量に合わせて設
    定されている請求項10又は11記載の通信システム。
  13. 【請求項13】 特別なアドレスを有する端末のインタ
    フェース回路に記憶されているリング回線(28,2
    9)に関するデータを送信するためのコマンドが、連続
    したデータフローで伝送されるソースデータの送信を望
    む端末の空きチャンネルを求める要求である請求項6〜
    12のいずれか1項記載の通信システム。
  14. 【請求項14】 連続したデータフローで伝送されるソ
    ースデータを送信し得るいずれの端末も、特別なアドレ
    スを有し、及び/又は受信されたデータパケット中の現
    下のチャンネル割り当てに関するデータが直接、相当レ
    ジスタに書き込まれるようにする、特別なコマンドを識
    別する請求項1〜13のいずれか1項記載の通信システ
    ム。
  15. 【請求項15】 単一の端末が、連続したデータフロー
    で伝送されるソースデータ用のチャンネルの現下の割り
    当てに関する十分な情報を管理している請求項1〜14
    のいずれか1項記載の通信システム。
  16. 【請求項16】 現下のチャンネル割り当てに関する十
    分な情報を管理している端末が、システムクロックを発
    する端末である請求項15記載の通信システム。
  17. 【請求項17】 リング回線が、2端末毎に相互に接続
    する光ファイバー(5;28,29)である請求項1〜
    16のいずれか1項記載の通信システム。
  18. 【請求項18】 自動車での使用を目的とした請求項1
    〜17のいずれか1項記載の通信システム。
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