JPH10178383A - 無線システム - Google Patents
無線システムInfo
- Publication number
- JPH10178383A JPH10178383A JP8340134A JP34013496A JPH10178383A JP H10178383 A JPH10178383 A JP H10178383A JP 8340134 A JP8340134 A JP 8340134A JP 34013496 A JP34013496 A JP 34013496A JP H10178383 A JPH10178383 A JP H10178383A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radio
- antenna
- interference section
- data
- antennas
- Prior art date
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- Pending
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Radio Transmission System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 隣接する基地局に接続された漏洩同軸ケーブ
ル間の電波干渉区間で、車上局が受信困難な状態になる
といった欠点を除去し、列車が電波干渉区間にあって
も、データの伝送ができる無線システムを提供する。 【解決手段】 電波干渉区間に対し、十分長い所定長の
間隔でアンテナを２つ設置し、片系のアンテナが電波干
渉区間にあっても、もう一方のアンナテが安定に電波を
受信できるように構成する。
ル間の電波干渉区間で、車上局が受信困難な状態になる
といった欠点を除去し、列車が電波干渉区間にあって
も、データの伝送ができる無線システムを提供する。 【解決手段】 電波干渉区間に対し、十分長い所定長の
間隔でアンテナを２つ設置し、片系のアンテナが電波干
渉区間にあっても、もう一方のアンナテが安定に電波を
受信できるように構成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、列車と地上に設置
された中央装置の間でデータ伝送を行う無線システムに
関するものである。
された中央装置の間でデータ伝送を行う無線システムに
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】線路上を走行する列車無線移動局と、沿
線に敷設された基地局と、それに接続された漏洩同軸ケ
ーブルを介し中央装置とデータ伝送を行う場合、従来
は、隣接基地局に接続された漏洩同軸ケーブル同士の電
波干渉区間において、データの伝送が困難であった。従
来の無線システムの構成例を図２に示す。図２におい
て、１は移動局に設置されたアンテナ、２は１のアンテ
ナに接続された無線部、３，４は沿線に設置された無線
基地局、５，６は各基地局に接続されている漏洩同軸ケ
ーブル、７は中央装置と基地局をつなぐアプローチケー
ブル、８は中央装置を示す。
線に敷設された基地局と、それに接続された漏洩同軸ケ
ーブルを介し中央装置とデータ伝送を行う場合、従来
は、隣接基地局に接続された漏洩同軸ケーブル同士の電
波干渉区間において、データの伝送が困難であった。従
来の無線システムの構成例を図２に示す。図２におい
て、１は移動局に設置されたアンテナ、２は１のアンテ
ナに接続された無線部、３，４は沿線に設置された無線
基地局、５，６は各基地局に接続されている漏洩同軸ケ
ーブル、７は中央装置と基地局をつなぐアプローチケー
ブル、８は中央装置を示す。
【０００３】次に、この従来の無線システムにおけるデ
ータ伝送方法を説明する。従来のデータ伝送方法は、中
央装置から送信されたデータを基地局、漏洩同軸ケーブ
ルを介し車上で受信することにより、データ伝送を行う
もので、中央装置８からアプローチライン７を経由して
各基地局３，４にデータを伝送する。各基地局３，４で
は、データを変調しそれぞれに接続されている漏洩同軸
ケーブル５，６で電波を漏洩し、列車に設置されたアン
テナ１で電波を受信し無線部２で復調する。しかし、こ
の従来システムにおいては、列車が進行し、電波干渉区
間９にさしかかると、基地局３，４に接続された各漏洩
同軸ケーブル５，６の電波が干渉して、受信困難な状態
になるという欠点があった。
ータ伝送方法を説明する。従来のデータ伝送方法は、中
央装置から送信されたデータを基地局、漏洩同軸ケーブ
ルを介し車上で受信することにより、データ伝送を行う
もので、中央装置８からアプローチライン７を経由して
各基地局３，４にデータを伝送する。各基地局３，４で
は、データを変調しそれぞれに接続されている漏洩同軸
ケーブル５，６で電波を漏洩し、列車に設置されたアン
テナ１で電波を受信し無線部２で復調する。しかし、こ
の従来システムにおいては、列車が進行し、電波干渉区
間９にさしかかると、基地局３，４に接続された各漏洩
同軸ケーブル５，６の電波が干渉して、受信困難な状態
になるという欠点があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このように、前述の従
来の技術では、隣接する基地局に接続された漏洩同軸ケ
ーブル間の電波干渉区間で、車上局が受信困難な状態に
なるという欠点がある。本発明は以上の欠点を除去し、
列車が電波干渉区間にあっても、データの伝送ができる
無線システムを提供することを目的とする。
来の技術では、隣接する基地局に接続された漏洩同軸ケ
ーブル間の電波干渉区間で、車上局が受信困難な状態に
なるという欠点がある。本発明は以上の欠点を除去し、
列車が電波干渉区間にあっても、データの伝送ができる
無線システムを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、電波干渉区間に対し、十分長い所定長の間
隔でアンテナを２つ設置し、片系のアンテナが電波干渉
区間にあっても、もう一方のアンテナが安定に電波を受
信できるようにしたものである。
成するため、電波干渉区間に対し、十分長い所定長の間
隔でアンテナを２つ設置し、片系のアンテナが電波干渉
区間にあっても、もう一方のアンテナが安定に電波を受
信できるようにしたものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図１により説
明する。１，１１は隣接した電波干渉区間の長さに対
し、十分長い間隔で配置されたアンテナ、２，１２はア
ンテナに接続された無線機、１３，１４は無線機で復調
されたデータの誤りを検出する誤り検出部、１５は誤り
検出部１３，１４で判定した情報をもとに無線機を選定
する判定部、３，４は中央装置８からアプローチケーブ
ル７を経由して送信されてくるデータを変調し、各々に
接続された漏洩同軸ケーブル５，６へ送信する無線基地
局、９は隣接した基地局に接続された漏洩同軸ケーブル
どうしの電波干渉区間を示している。
明する。１，１１は隣接した電波干渉区間の長さに対
し、十分長い間隔で配置されたアンテナ、２，１２はア
ンテナに接続された無線機、１３，１４は無線機で復調
されたデータの誤りを検出する誤り検出部、１５は誤り
検出部１３，１４で判定した情報をもとに無線機を選定
する判定部、３，４は中央装置８からアプローチケーブ
ル７を経由して送信されてくるデータを変調し、各々に
接続された漏洩同軸ケーブル５，６へ送信する無線基地
局、９は隣接した基地局に接続された漏洩同軸ケーブル
どうしの電波干渉区間を示している。
【０００７】以下、この実施例の動作について説明す
る。図１において、中央装置８からデータが基地局３，
４にアプローチケーブル７を介して伝送され、各基地局
から伝送されたデータを変調した電波が漏洩同軸ケーブ
ル５，６に送信され、電波が漏洩される。車上に設置さ
れたアンテナ１，１１はそれぞれの位置の電波を受信
し、無線部２，１２で復調し、誤り検出部１３，１４で
誤り検出を行い、誤りを判定する。判定部１５では誤り
検出部の出力をもとに、各無線機の出力のうちどちらを
使用するかを選定する。例えば、列車が進行して、アン
テナ１が電波干渉区間９に差し掛かった場合、アンテナ
１からの受信データは大きく誤り、誤り検出部で誤りを
検出する。このとき、少なくとも、電波干渉区間の長さ
より離れて設置されているアンテナ１１は、電波干渉区
間９には入っておらず良好な受信データが得られる。さ
らに、列車が進行して、アンテナ１１が電波干渉区間９
に入るときには、少なくとも、電波干渉区間の長さより
離れた車上に設置されているアンテナ１は電波干渉区間
に入っておらず、良好な受信データを得ることが出来
る。
る。図１において、中央装置８からデータが基地局３，
４にアプローチケーブル７を介して伝送され、各基地局
から伝送されたデータを変調した電波が漏洩同軸ケーブ
ル５，６に送信され、電波が漏洩される。車上に設置さ
れたアンテナ１，１１はそれぞれの位置の電波を受信
し、無線部２，１２で復調し、誤り検出部１３，１４で
誤り検出を行い、誤りを判定する。判定部１５では誤り
検出部の出力をもとに、各無線機の出力のうちどちらを
使用するかを選定する。例えば、列車が進行して、アン
テナ１が電波干渉区間９に差し掛かった場合、アンテナ
１からの受信データは大きく誤り、誤り検出部で誤りを
検出する。このとき、少なくとも、電波干渉区間の長さ
より離れて設置されているアンテナ１１は、電波干渉区
間９には入っておらず良好な受信データが得られる。さ
らに、列車が進行して、アンテナ１１が電波干渉区間９
に入るときには、少なくとも、電波干渉区間の長さより
離れた車上に設置されているアンテナ１は電波干渉区間
に入っておらず、良好な受信データを得ることが出来
る。
【０００８】以上のようにして、列車が移動し、片系の
アンテナが電波干渉区間に入っている時、もう一方のア
ンテナは良好な電波状態を得ることが出来るように構成
することにより、電波干渉に影響されずデータの伝送を
行う方法を提供できる。
アンテナが電波干渉区間に入っている時、もう一方のア
ンテナは良好な電波状態を得ることが出来るように構成
することにより、電波干渉に影響されずデータの伝送を
行う方法を提供できる。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
列車が電波干渉区間を通過しても誤りなくデータの受信
ができる。
列車が電波干渉区間を通過しても誤りなくデータの受信
ができる。
【図１】本発明による無線システムの一実施例の構成を
示す図。
示す図。
【図２】従来の無線システムの構成例を示す図。
【符号の説明】 １，１１：アンテナ、 ２，１２：無線
部、１３，１４：誤り検出部、 １５：判定
部、３：基地局Ａ、 ４：基地局
Ｂ、５：Ａゾーン用漏洩同軸ケーブル、 ６：Ｂゾーン
用漏洩同軸ケーブル、７：アプローチケーブル、
８：中央装置、９：電波干渉区間。
部、１３，１４：誤り検出部、 １５：判定
部、３：基地局Ａ、 ４：基地局
Ｂ、５：Ａゾーン用漏洩同軸ケーブル、 ６：Ｂゾーン
用漏洩同軸ケーブル、７：アプローチケーブル、
８：中央装置、９：電波干渉区間。
Claims (1)
- 【請求項１】 列車無線車上局と、沿線に敷設した漏洩
同軸ケーブルと接続する複数の無線基地局と、当該基地
局を監視制御し車上局とデータ通信を行う中央装置から
構成される無線システムにおいて、 隣接基地局に接続された漏洩同軸ケーブル間の電波干渉
区間に対し、所定長の間隔で車上局にアンテナを２本配
置し、各アンテナにそれぞれ無線機と無線機出力のデー
タ誤りを検出する誤り検出部を設け、誤り検出部で判定
した情報をもとに判定部で無線部を選定することを特徴
とする無線システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8340134A JPH10178383A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 無線システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8340134A JPH10178383A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 無線システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10178383A true JPH10178383A (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=18334058
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8340134A Pending JPH10178383A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 無線システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10178383A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005081558A1 (ja) * | 2004-02-23 | 2005-09-01 | Nec Corporation | 移動機、及び無線インターフェースの配置方法 |
| JP2009130701A (ja) * | 2007-11-26 | 2009-06-11 | Toshiba Tec Corp | 無線通信システム及び無線通信端末 |
| JP2010011466A (ja) * | 2009-07-16 | 2010-01-14 | Mitsubishi Electric Corp | 受信装置 |
| JP2010193336A (ja) * | 2009-02-20 | 2010-09-02 | Mitsubishi Electric Corp | 移動局および無線通信システム |
| CN107078767A (zh) * | 2014-12-31 | 2017-08-18 | 华为技术有限公司 | 预测天线重配置方法、装置及系统 |
| JP2019075671A (ja) * | 2017-10-16 | 2019-05-16 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 移動体無線通信システム |
-
1996
- 1996-12-19 JP JP8340134A patent/JPH10178383A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005081558A1 (ja) * | 2004-02-23 | 2005-09-01 | Nec Corporation | 移動機、及び無線インターフェースの配置方法 |
| US7904085B2 (en) | 2004-02-23 | 2011-03-08 | Nec Corporation | Mobile device and radio interface arrangement method |
| JP2009130701A (ja) * | 2007-11-26 | 2009-06-11 | Toshiba Tec Corp | 無線通信システム及び無線通信端末 |
| JP2010193336A (ja) * | 2009-02-20 | 2010-09-02 | Mitsubishi Electric Corp | 移動局および無線通信システム |
| JP2010011466A (ja) * | 2009-07-16 | 2010-01-14 | Mitsubishi Electric Corp | 受信装置 |
| CN107078767A (zh) * | 2014-12-31 | 2017-08-18 | 华为技术有限公司 | 预测天线重配置方法、装置及系统 |
| CN107078767B (zh) * | 2014-12-31 | 2020-09-04 | 华为技术有限公司 | 预测天线重配置方法、装置及系统 |
| JP2019075671A (ja) * | 2017-10-16 | 2019-05-16 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 移動体無線通信システム |
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