JPH1032536A - 無線システム - Google Patents
無線システムInfo
- Publication number
- JPH1032536A JPH1032536A JP8184505A JP18450596A JPH1032536A JP H1032536 A JPH1032536 A JP H1032536A JP 8184505 A JP8184505 A JP 8184505A JP 18450596 A JP18450596 A JP 18450596A JP H1032536 A JPH1032536 A JP H1032536A
- Authority
- JP
- Japan
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- train
- base station
- mobile station
- information
- zone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
- Near-Field Transmission Systems (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 地形や天候等で電波伝搬特性が変化しても、
移動局と交信する上で、常に最適な基地局を自動的に選
択すると共に、列車の進行方向にいる作業者に対し、接
近する列車の位置情報を正確かつ迅速に伝達する。 【解決手段】 移動局を備えた列車と複数のLCX用基
地局と、該基地局装置を監視制御する中央制御局にて構
成される列車無線システムにおいて、上記移動局が所在
するゾーンの基地局で移動局の進行方向情報を受信検出
し、この検出した進行方向情報を基に、移動局の進行方
向にある隣接する基地局に、列車の接近情報を伝送す
る。
移動局と交信する上で、常に最適な基地局を自動的に選
択すると共に、列車の進行方向にいる作業者に対し、接
近する列車の位置情報を正確かつ迅速に伝達する。 【解決手段】 移動局を備えた列車と複数のLCX用基
地局と、該基地局装置を監視制御する中央制御局にて構
成される列車無線システムにおいて、上記移動局が所在
するゾーンの基地局で移動局の進行方向情報を受信検出
し、この検出した進行方向情報を基に、移動局の進行方
向にある隣接する基地局に、列車の接近情報を伝送す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、列車無線
システム等の無線システムにおいて、移動局の進行方向
に対応する基地局の制御方式に関するものである。
システム等の無線システムにおいて、移動局の進行方向
に対応する基地局の制御方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、列車無線システムにおける列車進
行方向の基地局制御の技術としては、列車に搭載した移
動局からの電波を受けた基地局のS/Nの良否を判定し
て、基地局を選択していた。図2、図3にて詳細を説明
する。図2は従来の列車無線システムの構成例である。
また、図3は従来の基地局装置の構成例である。
行方向の基地局制御の技術としては、列車に搭載した移
動局からの電波を受けた基地局のS/Nの良否を判定し
て、基地局を選択していた。図2、図3にて詳細を説明
する。図2は従来の列車無線システムの構成例である。
また、図3は従来の基地局装置の構成例である。
【0003】図2において、列車に搭載した移動局装置
から空中線を介して送出された電波は、基地局装置の空
中線を介して基地局無線部に供給される。ここで、図3
に示すように、この無線部には、受信した電波の強さを
判定する受信S/N判定部が接続される。受信S/N判
定部は、アプローチ回線を介して、下位基地局から送出
される下位局の受信S/N判定情報と、自局の受信した
電波の強さとを比較判定し、移動局と交信を行うのに最
適な基地局を判定する。また、受信S/N判定部は、信
号制御部と接続され、自局の状態情報を上位基地局へ向
け送出し、上位基地局にて最適基地局を判定できるよう
にしている。基地局から送出される情報は、最終的に中
央制御装置にて着信され、交信を行うのに最適な基地局
装置を中央制御装置で選択制御する。
から空中線を介して送出された電波は、基地局装置の空
中線を介して基地局無線部に供給される。ここで、図3
に示すように、この無線部には、受信した電波の強さを
判定する受信S/N判定部が接続される。受信S/N判
定部は、アプローチ回線を介して、下位基地局から送出
される下位局の受信S/N判定情報と、自局の受信した
電波の強さとを比較判定し、移動局と交信を行うのに最
適な基地局を判定する。また、受信S/N判定部は、信
号制御部と接続され、自局の状態情報を上位基地局へ向
け送出し、上位基地局にて最適基地局を判定できるよう
にしている。基地局から送出される情報は、最終的に中
央制御装置にて着信され、交信を行うのに最適な基地局
装置を中央制御装置で選択制御する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術では、
電界の強弱に応じて最適な基地局装置を判定しているた
め、地形や天候等で電波伝搬特性が変化するため、判定
を誤ることが多い問題があった。また、各基地局におい
て、列車の進行方向を把握できる手段が無く、上記電波
伝搬特性により、列車の進行方向の基地局装置を順序よ
く追跡することができないため、列車進行方向の基地局
ゾーン内にいる作業者は、接近する列車の正確な位置が
把握できない問題が有った。
電界の強弱に応じて最適な基地局装置を判定しているた
め、地形や天候等で電波伝搬特性が変化するため、判定
を誤ることが多い問題があった。また、各基地局におい
て、列車の進行方向を把握できる手段が無く、上記電波
伝搬特性により、列車の進行方向の基地局装置を順序よ
く追跡することができないため、列車進行方向の基地局
ゾーン内にいる作業者は、接近する列車の正確な位置が
把握できない問題が有った。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような状
況に鑑み、上記の問題を解決するためになされたもの
で、列車が走行する近くに漏洩同軸ケーブル(以下、L
CX)を布設して基地局装置と接続し、列車に搭載した
移動局および基地局装置にて交信を行うのに十分安定し
た電界レベルを確保するとともに、列車に搭載した移動
局からの送信波に列車進行方向情報をのせ、該移動局が
所在するゾーンの基地局において、この情報を受信検出
して進行方向を判定することにより、最適な基地局装置
の列車の自動追跡ができるようにして、かつ列車進行方
向の基地局ゾーン内における作業者用端末にも、列車接
近情報を伝達するように構成したものである。その結
果、列車に搭載された移動局装置と中央制御装置とアプ
ローチ回線を介した基地局装置を通じて、良好な交信が
できるようになる。また、各作業者は、列車がどの基地
局装置のゾーン内に所在するか極めて容易に判定でき
る。
況に鑑み、上記の問題を解決するためになされたもの
で、列車が走行する近くに漏洩同軸ケーブル(以下、L
CX)を布設して基地局装置と接続し、列車に搭載した
移動局および基地局装置にて交信を行うのに十分安定し
た電界レベルを確保するとともに、列車に搭載した移動
局からの送信波に列車進行方向情報をのせ、該移動局が
所在するゾーンの基地局において、この情報を受信検出
して進行方向を判定することにより、最適な基地局装置
の列車の自動追跡ができるようにして、かつ列車進行方
向の基地局ゾーン内における作業者用端末にも、列車接
近情報を伝達するように構成したものである。その結
果、列車に搭載された移動局装置と中央制御装置とアプ
ローチ回線を介した基地局装置を通じて、良好な交信が
できるようになる。また、各作業者は、列車がどの基地
局装置のゾーン内に所在するか極めて容易に判定でき
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1お
よび図4、図5を参照して説明する。図1は本発明を採
用した列車無線システムの構成例である。中央制御装置
から各基地局装置は、上記基地局装置すなわち基地局A
から基地局B、C、D、Eと順序よく串刺し状にアプロ
ーチ回線で接続される。また、各基地局装置は、別のア
プローチ回線で隣接する基地局装置と接続される。さら
に、各基地局装置は、列車の走行する線路付近に布設さ
れたLCXとも接続されている。
よび図4、図5を参照して説明する。図1は本発明を採
用した列車無線システムの構成例である。中央制御装置
から各基地局装置は、上記基地局装置すなわち基地局A
から基地局B、C、D、Eと順序よく串刺し状にアプロ
ーチ回線で接続される。また、各基地局装置は、別のア
プローチ回線で隣接する基地局装置と接続される。さら
に、各基地局装置は、列車の走行する線路付近に布設さ
れたLCXとも接続されている。
【0007】列車に搭載された移動局装置から車上の空
中線を介して送出された送信波は、LCXを介して基地
局装置に供給される。図4に示すように、基地局装置内
に入った送信波は無線部で復調され、列車進行方向判定
部および進行制御部に送付される。列車進行方向判定部
は、判定した進行方向の基地局装置に対し列車接近情報
をアプローチ回線を介して送出する。また、列車が自局
ゾーン内に所在する間は、スイッチにより下位局からの
回線を切離し、自局が交信中である情報を信号制御部に
伝送し、信号制御部にて中央制御装置に移動局と交信中
であって、移動局は自局ゾーン内に所在するという情報
(位置情報)をアプローチ回線を介して伝送する。
中線を介して送出された送信波は、LCXを介して基地
局装置に供給される。図4に示すように、基地局装置内
に入った送信波は無線部で復調され、列車進行方向判定
部および進行制御部に送付される。列車進行方向判定部
は、判定した進行方向の基地局装置に対し列車接近情報
をアプローチ回線を介して送出する。また、列車が自局
ゾーン内に所在する間は、スイッチにより下位局からの
回線を切離し、自局が交信中である情報を信号制御部に
伝送し、信号制御部にて中央制御装置に移動局と交信中
であって、移動局は自局ゾーン内に所在するという情報
(位置情報)をアプローチ回線を介して伝送する。
【0008】すなわち、基地局装置Bのゾーン内に移動
局装置を搭載した列車がある時は、基地局装置Bは基地
局装置Cに向けて、列車接近情報を送出するとともに、
中央制御装置に移動局装置から送出された情報を伝達す
る。列車上の移動局装置からの列車進行方向情報は、図
5に示す通り、移動局装置を送信状態(プレスON)し
た時、送信波の先頭にのせて送出する。基地局装置は、
移動局装置からの送信した列車進行方向情報を最初に判
定して、列車の進行方向の基地局装置に情報を伝送する
とともに、中央制御装置に列車がどのゾーンに所在する
かを移動局の位置情報として伝送する。
局装置を搭載した列車がある時は、基地局装置Bは基地
局装置Cに向けて、列車接近情報を送出するとともに、
中央制御装置に移動局装置から送出された情報を伝達す
る。列車上の移動局装置からの列車進行方向情報は、図
5に示す通り、移動局装置を送信状態(プレスON)し
た時、送信波の先頭にのせて送出する。基地局装置は、
移動局装置からの送信した列車進行方向情報を最初に判
定して、列車の進行方向の基地局装置に情報を伝送する
とともに、中央制御装置に列車がどのゾーンに所在する
かを移動局の位置情報として伝送する。
【0009】また、アプローチ回線を二重に構成してい
るため、一方の回線が断となった場合でも、他方の回線
による運用が可能である。さらに、列車進行方向の基地
局ゾーン内において、作業者用端末を持っている作業者
は、自局ゾーンの前に接近中の列車が所在するという基
地局からの情報を受信することにより、列車の接近を迅
速かつ正確に知ることができる。図1に示す例では、基
地局Bのゾーンにおいて、接近中の列車が所在するとい
う情報を、基地局Dのゾーンにいる作業者は迅速に知る
ことができる。
るため、一方の回線が断となった場合でも、他方の回線
による運用が可能である。さらに、列車進行方向の基地
局ゾーン内において、作業者用端末を持っている作業者
は、自局ゾーンの前に接近中の列車が所在するという基
地局からの情報を受信することにより、列車の接近を迅
速かつ正確に知ることができる。図1に示す例では、基
地局Bのゾーンにおいて、接近中の列車が所在するとい
う情報を、基地局Dのゾーンにいる作業者は迅速に知る
ことができる。
【0010】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、中
央制御装置と列車上の移動局装置との交信が安定してで
きると共に、列車の進行方向情報を列車進行方向基地局
装置に向け送出しているので、線路上の作業者等に列車
接近情報を正確にかつ迅速に伝達できる。また、アプロ
ーチ回線を二重に構成しているため、システムの信頼度
を高くすることができる。本発明は、特に列車接近警報
システムに適用すると、最適である。
央制御装置と列車上の移動局装置との交信が安定してで
きると共に、列車の進行方向情報を列車進行方向基地局
装置に向け送出しているので、線路上の作業者等に列車
接近情報を正確にかつ迅速に伝達できる。また、アプロ
ーチ回線を二重に構成しているため、システムの信頼度
を高くすることができる。本発明は、特に列車接近警報
システムに適用すると、最適である。
【図1】本発明の一実施例の構成を示すシステム構成
図。
図。
【図2】従来の列車無線システムの一例を示す図。
【図3】従来の列車無線基地局装置の一例を示す図。
【図4】本発明を採用した列車無線基地局の構成図。
【図5】本発明を採用した列車無線移動局装置の送信波
のタイミングチャート。
のタイミングチャート。
1:作業者用無線端末装置。
Claims (2)
- 【請求項1】 移動局と、漏洩同軸ケーブルを備えた複
数の無線基地局と、該無線基地局を監視制御する中央制
御局とを含み、該中央制御局と1つの無線基地局との間
はアプローチ回線で接続され、かつ隣接する各無線基地
局間は異なるアプローチ回線で接続される無線システム
において、 上記移動局が所在するゾーンの無線基地局で該移動局の
進行方向情報を受信検出し、検出した進行方向情報を基
に移動局の進行方向の隣接する無線基地局に移動局の接
近情報を伝送することを特徴とする無線システム。 - 【請求項2】 請求項1記載の無線システムにおいて、 上記移動局が所在するゾーンの無線基地局で該移動局の
位置情報を移動局の進行方向の基地局のゾーン内にいる
作業者用無線端末に上記移動局の位置情報を伝達するこ
とを特徴とした無線システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8184505A JPH1032536A (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | 無線システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8184505A JPH1032536A (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | 無線システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1032536A true JPH1032536A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16154373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8184505A Pending JPH1032536A (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | 無線システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1032536A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006211491A (ja) * | 2005-01-31 | 2006-08-10 | Hitachi Kokusai Electric Inc | デジタル無線システム |
-
1996
- 1996-07-15 JP JP8184505A patent/JPH1032536A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006211491A (ja) * | 2005-01-31 | 2006-08-10 | Hitachi Kokusai Electric Inc | デジタル無線システム |
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