JPH10178313A - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

Info

Publication number
JPH10178313A
JPH10178313A JP33958196A JP33958196A JPH10178313A JP H10178313 A JPH10178313 A JP H10178313A JP 33958196 A JP33958196 A JP 33958196A JP 33958196 A JP33958196 A JP 33958196A JP H10178313 A JPH10178313 A JP H10178313A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
array
sub
antenna device
element antenna
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33958196A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Takahashi
徹 高橋
Masataka Otsuka
昌孝 大塚
Yoshihiko Konishi
善彦 小西
Shuji Urasaki
修治 浦崎
Hiroyuki Sato
裕之 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP33958196A priority Critical patent/JPH10178313A/ja
Publication of JPH10178313A publication Critical patent/JPH10178313A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アレーアンテナ全体と素子アンテナ回転駆動
による粗調整と微調整ビーム走査方式を実現する。 【解決手段】 アレーアンテナ1で仰角と水平方向駆動
機構4と5による回転駆動で仰角と水平方向にビーム走
査をする。アレーアンテナ1の同一平面上に当該電波の
放射方向が垂直方向から斜めに向くように配列する複数
のホーンアンテナ2で送信機7による送信信号に対し電
力分配をする分配器8と励振位相を調整する移相器6と
を介し電波放射をすると共に、素子アンテナ駆動機構3
による回転駆動で仰角方向にビーム走査をする(図1
(a))。または移相器6aで送受信信号の励振信号を
変化することにより素子アンテナ駆動機構3を用いない
で仰角方向に電子的にビーム走査をする(図1
(b))。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は通信/レーダ等に
適用し、仰角方向の広い範囲にビーム走査をする低姿勢
なアンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば文献(関根:SNGを利用した
移動体衛星通信、放送技術、pp.87−93、199
6年4月)に示す従来の移動体SNG(Satelli
teNews Gathering)用アンテナ装置は
図7(a)のように、反射鏡24と一次放射器25を備
えるアンテナ装置全体に対し水平方向のビーム走査をす
るときは方位軸26を機械的に制御し、仰角方向のビー
ム走査をするときは俯仰軸27を機械的に制御し広範囲
に駆動させることによりビーム方向を変える方式(装置
全体回転駆動によるビーム走査方式)を採る。またたと
えば特開平1−261005号公報に示す従来の移動体
受信用アンテナ装置は図7(b)のようにビーム走査を
するとき、水平方向については水平方向駆動機構29で
複数のサブアレー28を備えるアンテナ装置全体の機械
駆動をし、仰角方向については仰角方向駆動機構30で
サブアレー28単位で機械駆動をさせることによりビー
ム方向を変える方式(装置全体とサブアレー単位回転駆
動によるビーム走査方式)を採る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のア
ンテナ装置では、装置全体または装置全体とサブアレー
単位回転駆動によるビーム走査方式を採るから、仰角方
向の広範囲かつ高速なビーム走査時はアンテナ装置全体
を駆動する必要があり、高姿勢化かつ大型化/複雑化す
る。低仰角方向のビーム走査時は隣接サブアレーによる
ブロッキング回避のためサブアレー間隔を広げる必要が
ありグレーティングローブが発生する問題点があった。
【0004】この発明が解決しようとする課題は、アン
テナ装置で全体を低姿勢に保ち、かつ隣接素子アンテナ
またはサブアレーによるブロッキングの回避/低減と仰
角方向の広範囲ビーム走査を実現するように、アレーア
ンテナ全体と素子アンテナまたはサブアレーの回転駆動
による粗調整と微調整ビーム走査の組合せを用いること
によりビーム方向を変える方式(アレーアンテナ全体と
素子アンテナまたはサブアレー回転駆動による粗調整と
微調整ビーム走査方式)を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のアンテナ装置
は、上記課題を解決するためつぎの手段を設け、アレー
アンテナ全体と素子アンテナまたはサブアレー回転駆動
による粗調整と微調整ビーム走査方式を採ることを特徴
とする。
【0006】アレーアンテナは、第1と第2の回転機構
による全体機械駆動で仰角方向と水平方向にビーム走査
をする。
【0007】素子アンテナまたはサブアレーは、複数設
け、アレーアンテナの同一平面上に当該電波の放射方向
が垂直方向から斜めに向くように配列する。送受信信号
の励振位相を調整する移相器と第3の回転機構による機
械駆動で仰角方向にビーム走査をする。または素子アン
テナとして、所望の直線偏波との斜め45度の2つの直
交直線偏波を送受信できるアンテナを用い、当該2つの
直交直線偏波に対応する2つの給電点と、2つの給電点
に接続し送受信信号の振幅増幅をする2つの増幅器と、
2つの増幅器に対し独立に当該振幅出力制御をする制御
回路と、2つの増幅器に対し入力送信信号の電力分配/
出力受信信号の電力合成をする分配器/合成器とを別途
設ける。または素子アンテナとして用いる円偏波アンテ
ナ前面に配置し当該放射円偏波を直接偏波に変換し空間
に放射する偏波変換器と、偏波変換器に対し当該直線偏
波の放射方向を回転軸として機械駆動をする第4の回転
機構とを別途設ける。または素子アンテナまたはサブア
レーに対し、当該電波の放射方向を回転軸として機械駆
動をする第5の回転機構を別途設ける。または素子アン
テナとして用いる反射鏡アンテナの一次放射器に対し当
該電波の放射方向を回転軸として機械駆動をする第6の
回転機構を別途設ける。または素子アンテナもしくはサ
ブアレーに対し、アレーアンテナを含み仰角面に垂直を
特定面においてアレーファクタで定まるグレーティング
ローブと素子パターンもしくはサブアレーパターンの零
点とを一致させるように配置する。または素子アンテナ
もしくはサブアレーに対し、任意のカット面においてア
レーファクタで定まるグレーティングローブが扇状ビー
ム形状素子もしくはサブアレーパターンの範囲外になる
ように配置する。または素子アンテナもしくはサブアレ
ーに対し、当該配列のランダム化をし周期性を取り除く
ように配置する。または素子アンテナとして、当該前面
に誘電体レンズを装着するホーンアンテナを用いる。ま
たは素子アンテナまたはサブアレーとして、仰角方向に
ビーム幅の広い放射パターンをもつホーンアンテナを用
いる。
【0008】アンテナ装置は、アレーファクタで定まる
グレーティングローブ発生のない特定観測面と他のアン
テナ装置が存在している観測面とを一致させるように当
該アレーアンテナ全体の傾きまたは当該素子アンテナも
しくはサブアレーの位置を調整する。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の実施の一形態を示す送
信アンテナ装置は図1(a)と(b)のように、アレー
アンテナ1は、仰角と水平方向駆動機構4と5による回
転駆動で仰角方向と当該天頂方向Iを回転軸とする水平
方向にビーム走査をする。ホーンアンテナ2は、当該正
面方向IIIに対しアレーアンテナ1の正面方向IIか
ら零でない角度θだけ傾いた方向の同一平面上に配列す
る複数素子アンテナの一例で、特に制限はなくホーンア
ンテナ2に代えて他のアンテナを用いてもよい。送信機
7による送信信号に対し電力分配をする分配器8と励振
位相を調整する移相器6を介して電波放射をすると共
に、素子アンテナ駆動機構3による回転駆動で仰角方向
にビーム走査をする。アレーアンテナ1全体とホーンア
ンテナ2の回転駆動による粗調整と微調整ビーム走査の
組合せで送信アンテナ装置全体を低姿勢に保ち、かつ隣
接ホーンアンテナ2によるブロッキングの回避/低減と
仰角方向の広範囲ビーム走査を実現できる。またホーン
アンテナ2の回転駆動による微調整ビーム走査で素子パ
ターンによる利得低下を回避でき、高速ビーム走査に容
易な対応できる。
【0010】上記実施の形態の送信アンテナ装置は、ア
レーアンテナ全体と素子アンテナの回転駆動による粗調
整と微調整ビーム走査の組合せを用いることによりビー
ム方向を変える方式(全体と素子アンテナ回転駆動によ
る粗調整と微調整ビーム走査方式)を採る。
【0011】なお上記図1(b)に示す発明の実施の形
態で素子アンテナ駆動機構3を用いないで図1(c)の
ように、ホーンアンテナ2の正面方向IIIをアレーア
ンテナ1の正面方向IIから零でない角度θだけ傾いた
方向に固定し、さらに移相器6aで送信信号の励振移相
を変化することにより、仰角方向に電子的にビーム走査
をしてもよい。アレーアンテナ1全体の回転駆動とホー
ンアンテナ2の電子的駆動による粗調整と微調整ビーム
走査の組合せで上記図1(b)と同じ効果を得ると共に
高速ビーム走査ができる。
【0012】また上記図1(b)と(c)に示す発明の
実施の形態でホーンアンテナ2に代えて図2(a)のよ
うに、所望の直線偏波aと斜め右/左45゜の角度をな
す直線偏波bとcを放射する。素子アンテナ、たとえば
円形ホーンアンテナ9(特に制限はなく円形ホーンアン
テナ9に代えて他のアンテナを用いてもよい)を用い、
送信機7による送信信号に対し電力分配をする分配器1
2と増幅器振幅出力を独立に制御する制御装置13に従
い任意比に振幅増幅をする増幅器11aと11bを介し
給電点11aと11b経由互いに直交する直線偏波bと
cとして放射するための素子アンテナ給電回路を別途設
けてもよい。所望の直線偏波aからずれても偏波制御下
で信号を送信できる。また所望の直線偏波aからのずれ
が小さいときに増幅器11aと11bの出力差が小さく
なり双方とも高電力付加効率状態で動作できる。(直線
偏波bとcに対し所望の直線偏波aと同一/直交方向の
直線偏波とすると、所望の直線偏波aからのずれが小さ
いときは増幅器11aと11b双方とも高電力付加効率
状態で動作させることは難しい)。また偏波制御機構を
各素子アンテナに分散して装着するときは、エッジ散乱
等の周囲環境相違による各素子アンテナの偏波ずれを高
速かつ完全に補正できる。
【0013】また上記図1(b)と(c)に示す発明の
実施の形態でホーンアンテナ2に代えて、図2(b)の
ように、円偏波を放射する素子アンテナ14を用い、当
該円偏波を直線偏波に変換するポラライザ15と素子ア
ンテナ正面方向IIIを回転軸としてポラライザ15を
回転するポラライザ回転駆動機構16とを別途設けても
よい。またホーンアンテナ2は図2(c)のように、素
子アンテナ正面方向IIIを回転軸としてホーンアンテ
ナ2を回転する素子アンテナ偏波面回転駆動機構17を
別途設けてもよい。またホーンアンテナ2に代えて図2
(d)のように、一次放射器19付き反射鏡アンテナ1
8を素子アンテナとして用い、当該正面方向を回転軸と
して一次放射器19を回転する一次放射器回転駆動機構
20別途設けてもよい。当該回転駆動機構16、17ま
たは20による回転で所望の直線偏波aからずれても偏
波制御下で信号を送信できる。また偏波制御機構を各素
子アンテナに分散して装着するから、エッジ散乱等の周
囲環境相違による各素子アンテナの偏波ずれを高速かつ
完全に補正できる。
【0014】また上記図1(b)と(c)に示す発明の
実施の形態でホーンアンテナ2に代えて、図3、図4ま
たは図5のように、アレーアンテナ1を含み仰角面に垂
直な特定面(軌道面)においてアレーファクタBで定ま
るグレーティングローブDと素子パターンCの零点Eと
を一致させるように、任意のカット面においてアレーフ
ァクタBで定まるグレーティングローブDが扇状ビーム
形状素子パターンFの範囲外になるように、または当該
素子アンテナ配列をランダム化し周期性を取り除くよう
に、配置する素子アンテナを用いてもよい。アレー合成
パターンAは図3/図4のようになり、軌道面/任意カ
ット面におけるグレーティングローブ発生を抑制/低減
できる。またはランダム配列アレーアンテナのアレー合
成パターンGは図5のようになり、等間隔配列アレーア
ンテナ合成パターンHに比べグレーティングローブ発生
を低減できる。
【0015】また上記図1(b)と(c)に示す発明の
実施の形態で送信アンテナ装置は図6(a)のように、
特に用途制限はないが、たとえば静止軌道上の交信する
衛星21と交信しない他の衛星22aと22b(当該衛
星軌道の選択は特に制限がなく任意の衛星軌道に存在す
る他の衛星でもよい)に対し、地球上の送信アンテナ装
置のアレーアンテナ1全体の傾きまたは素子アンテナの
位置を調整し、送信アンテナ装置のグレーティングロー
ブチャートを表す図6(b)で静止軌道に相当する曲線
Zがグレーティングローブ発生点X上を通らないよう
に、アレーファクタで定まるグレーティングローブ発生
のない特定観測面と他の送信アンテナ装置が存在してい
る観測面とを一致させてもよい。静止軌道上のグレーテ
ィングローブ発生を回避でき、その結果当該静止軌道上
に存在する他の衛星22aと22bへの干渉を低減でき
る。
【0016】また上記図1(b)と(c)に示す発明の
実施の形態でホーンアンテナ2は図6(c)のように、
当該ホーンアンテナ2前面に装着する誘電体レンズ23
を別途設けてもよい。ホーンアンテナ2の長さを短くで
き、装置を低姿勢化できる。また隣接ホーンアンテナと
の干渉を回避して素子アンテナ間隔を狭くでき、グレー
ティングローブ発生を抑制できる。
【0017】また上記図1(c)に示す発明の実施の形
態でホーンアンテナ2は図6(d)のように、仰角方向
にビーム幅の広い素子パターンJをもつ素子アンテナと
して用いてもよい。仰角方向だけ電子的ビーム走査をす
るから、仰角方向の広範囲な電子的ビーム走査ができ
る。
【0018】また上記図1〜図6に示す発明の実施の形
態で素子アンテナに代えて、複数の素子アンテナで構成
するサブアレーを用いてもよく、また送信アンテナ装置
に代えて受信アンテナ装置を用いてもよいのはいうまで
もない。
【0019】
【発明の効果】上記のようなこの発明のアンテナ装置で
は、アレーアンテナ全体と素子アンテナまたはサブアレ
ーの回転駆動による粗調整と微調整ビーム走査の組合せ
を用いることによりビーム方向を変える方式を採るか
ら、従来のようにアンテナ装置全体の回転駆動またはア
ンテナ装置全体とサブアレー単位の回転駆動によるビー
ム走査を用いる方式に比べ各発明ごとにつぎの効果があ
る。 (1)アンテナ装置全体を低姿勢に保ち、かつ隣接素子
アンテナによるブロッキングの回避/低減と仰角方向の
広範囲ビーム走査を実現できる。また素子パターンによ
る利得低下を回避でき、高速ビーム走査に容易に対応で
きる。 (2)(1)と同じ効果を得ると共に高速ビーム走査が
できる。 (3)所望の直線偏波からずれても偏波制御下で信号を
送信できる。また所望の直線偏波からのずれが小さいと
きに出力差が小さくて済む増幅器が高電力付加効率状態
で動作できる。また偏波制御機構を各素子アンテナに分
散して装着し、エッジ散乱等の周囲環境相違による各素
子アンテナの偏波ずれを高速かつ完全に補正できるし、 (4)(5)(6)当該回転駆動機構による回転で所望
の直線偏波からずれても偏波制御下で信号を送信でき
る。また偏波制御機構を各素子アンテナに分散して装着
し、エッジ散乱等の周囲環境相違による各素子アンテナ
の偏波ずれを高速かつ完全に補正できる。 (7)(8)アレーアンテナを含み仰角面に垂直な特定
面/任意カット面におけるグレーティングローブ発生を
抑制/低減できる。 (9)等間隔配列に比べグレーティングローブ発生を低
減できる。 (10)他のアンテナ装置への干渉を低減できる。 (11)アンテナ装置を低姿勢化できる。また隣接素子
アンテナとの干渉を回避して素子アンテナ間隔を狭くで
きグレーティングローブ発生を抑制できる。 (12)仰角方向の広範囲な電子的ビーム走査ができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の一形態を示す送信アンテナ
装置の全体図と断面図。
【図2】 この発明の実施の他の一形態を示す送信アン
テナ装置の素子アンテナと当該給電回路構成図およびそ
の他の素子アンテナ構成図。
【図3】 この発明の実施の他の一形態を示す送信アン
テナ装置の素子アンテナについて仰角面に垂直な特定面
におけるアレー合成パターンとアレーファクタと素子パ
ターンを説明する図。
【図4】 この発明の実施の他の一形態を示す送信アン
テナ装置の素子アンテナについて任意のカット面におけ
るアレー合成パターンとアレーファクタと素子パターン
を説明する図。
【図5】 この発明の実施の他の一形態を示す送信アン
テナ装置のランダム配列アレーアンテナ/等間隔配列ア
レーアンテナのアレー合成パターンを説明する図。
【図6】 この発明の実施の他の一形態を示す送信アン
テナ装置の使用環境例とグレーティングローブチャート
例を説明する図と当該素子アンテナとして前面に誘電体
レンズを装着したホーンアンテナを用いる場合を説明す
る図と当該素子アンテナの仰角方向の素子パターンを説
明する図。
【図7】 従来の技術を示す移動体SNG用アンテナ装
置と移動体受信用アンテナ装置の構成図。
【符号の説明】
1 アレーアンテナ、2 ホーンアンテナ、3 素子ア
ンテナ駆動機構、4仰角方向駆動機構、5 水平方向駆
動機構、6、6a 移相器、7 送信機、8分配器、9
円形ホーンアンテナ、10 円形ホーンアンテナ給電
点、11増幅器、12 分配器、13 増幅器振幅出力
制御装置、14 円偏波素子アンテナ、15 ポラライ
ザ、16 ポラライザ回転駆動機構、17 素子アンテ
ナ偏波面回転駆動機構、18 反射鏡アンテナ、19
一次放射器、20 一次放射器回転駆動機構、21 交
信する衛星、22 交信しない他の衛星、23 誘電体
レンズ。 なお図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浦崎 修治 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 佐藤 裕之 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1と第2の回転機構による全体機械駆
    動で仰角方向と水平方向にビーム走査をするアレーアン
    テナと、該アレーアンテナの同一平面上に当該電波の放
    射方向が垂直方向から斜めに向くように配列し、送受信
    信号の励振位相を調整する移相器と第3の回転機構によ
    る機械駆動で仰角方向にビーム走査をする複数の素子ア
    ンテナまたはサブアレーとを備えるアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 移相器で送受信信号の励振位相を変化す
    ることにより第3の回転機構を用いないで仰角方向に電
    子的にビーム走査をすることを特徴とする請求項1記載
    のアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 素子アンテナで所望の直線偏波との斜め
    45度の2つの直交直線偏波を送受信できるアンテナを
    用い、当該2つの直交直線偏波に対応する2つの給電点
    と、該2つの給電点に接続し送受信信号の振幅増幅をす
    る2つの増幅器と、該2つの増幅器に対し独立に当該振
    幅出力制御をする制御回路と、前記2つの増幅器に対し
    入力送信信号の電力分配/出力受信信号の電力合成をす
    る分配器/合成器とを別途設けることを特徴とする請求
    項1または2記載のアンテナ装置。
  4. 【請求項4】 素子アンテナで円偏波アンテナを用い、
    該円偏波アンテナ前面に配置し当該放射円偏波を直線偏
    波に変換し空間に放射する偏波変換器と、該偏波変換器
    に対し当該直線偏波の放射方向を回転軸として機械駆動
    をする第4の回転機構とを別途設けることを特徴とする
    請求項1または2記載のアンテナ装置。
  5. 【請求項5】 素子アンテナまたはサブアレーで当該電
    波の放射方向を回転軸として機械駆動をする第5の回転
    機構を別途設けることを特徴とする請求項1または2記
    載のアンテナ装置。
  6. 【請求項6】 素子アンテナで反射鏡アンテナを用い、
    該反射鏡アンテナの一次放射器に対し当該電波の放射方
    向を回転軸として機械駆動をする第6の回転機構を別途
    設けることを特徴とする請求項1または2記載のアンテ
    ナ装置。
  7. 【請求項7】 素子アンテナまたはサブアレーでアレー
    アンテナを含み仰角面に垂直な特定面においてアレーフ
    ァクターで定まるグレーティングローブと素子パターン
    またはサブアレーパターンの零点とを一致させるように
    配置することを特徴とする請求項1または2記載のアン
    テナ装置。
  8. 【請求項8】 素子アンテナまたはサブアレーで任意の
    カット面においてアレーファクタで定まるグレーティン
    グローブが扇状ビーム形状素子またはサブアレーパター
    ンの範囲外になるように配置することを特徴とする請求
    項1または2記載のアンテナ装置。
  9. 【請求項9】 素子アンテナまたはサブアレーで当該配
    列のランダム化をし周期性を取り除くように配置するこ
    とを特徴とする請求項1または2記載のアンテナ装置。
  10. 【請求項10】 アレーファクタで定まるグレーティン
    グローブ発生のない特定観測面と他のアンテナ装置が存
    在している観測面とを一致させるように当該アレーアン
    テナ全体の傾きまたは当該素子アンテナもしくはサブア
    レーの位置を調整することを特徴とする請求項1または
    2記載のアンテナ装置。
  11. 【請求項11】 素子アンテナで当該前面に誘電体レン
    ズを装着するホーンアンテナを用いることを特徴とする
    請求項1または2記載のアンテナ装置。
  12. 【請求項12】 素子アンテナまたはサブアレーで仰角
    方向にビーム幅の広い放射パターンをもつホーンアンテ
    ナを用いることを特徴とする請求項2記載のアンテナ装
    置。
JP33958196A 1996-12-19 1996-12-19 アンテナ装置 Pending JPH10178313A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33958196A JPH10178313A (ja) 1996-12-19 1996-12-19 アンテナ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33958196A JPH10178313A (ja) 1996-12-19 1996-12-19 アンテナ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10178313A true JPH10178313A (ja) 1998-06-30

Family

ID=18328835

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33958196A Pending JPH10178313A (ja) 1996-12-19 1996-12-19 アンテナ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10178313A (ja)

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000045463A1 (fr) * 1999-01-28 2000-08-03 Sharp Kabushiki Kaisha Système d'antennes
JP2003110335A (ja) * 2001-09-27 2003-04-11 Fujitsu Ltd アレーアンテナ装置及びグレーティング抑圧方法
JP2008258772A (ja) * 2007-04-02 2008-10-23 Toshiba Corp アンテナ装置
WO2009039998A3 (en) * 2007-09-13 2009-05-22 Overhorizon Cyprus Plc Antenna system for communications on-the-move
US7962134B2 (en) 2006-01-18 2011-06-14 M.N.C. Microsat Networks (Cyprus) Limited Systems and methods for communicating with satellites via non-compliant antennas
US8050628B2 (en) 2007-07-17 2011-11-01 M.N.C. Microsat Networks (Cyprus) Limited Systems and methods for mitigating radio relay link interference in mobile satellite communications
JP2011239078A (ja) * 2010-05-07 2011-11-24 Mitsubishi Heavy Ind Ltd フェーズドアレイレーダ装置およびこれを備えた車両
US8078141B2 (en) 2006-01-18 2011-12-13 Overhorizon (Cyprus) Plc Systems and methods for collecting and processing satellite communications network usage information
US8326217B2 (en) 2006-01-18 2012-12-04 Overhorizon (Cyprus) Plc Systems and methods for satellite communications with mobile terrestrial terminals
JP2013118620A (ja) * 2011-10-18 2013-06-13 Imec ビームフォーミングの方法及び当該方法を使用する装置
US8713324B2 (en) 2006-01-18 2014-04-29 Overhorizon (Cyprus) Plc Systems and methods for tracking mobile terrestrial terminals for satellite communications
US8948080B2 (en) 2007-07-17 2015-02-03 Overhorizon (Cyprus) Plc Methods comprising satellites having a regenerative payload, onboard computer, payload interface and interference elimination system
JP2016152507A (ja) * 2015-02-17 2016-08-22 日本電信電話株式会社 アレーアンテナの設計装置、設計方法および設計プログラム
WO2019202789A1 (ja) * 2018-04-18 2019-10-24 三菱電機株式会社 アンテナ装置、アンテナ制御方法、およびプログラム
WO2020012584A1 (ja) * 2018-07-11 2020-01-16 三菱電機株式会社 アレーアンテナ装置及び通信装置
US10804972B2 (en) 2018-06-20 2020-10-13 Overhorizon Ab Personal on-the-move satellite communications terminal
US20200350681A1 (en) * 2019-05-03 2020-11-05 Isotropic Systems Ltd Gain roll-off for hybrid mechanical-lens antenna phased arrays
US10855365B2 (en) 2013-02-13 2020-12-01 Overhorizon Ab Method for shifting communications of a terminal located on a moving platform from a first to a second satellite antenna beam
CN112271427A (zh) * 2020-06-29 2021-01-26 京信通信技术(广州)有限公司 一种天线安装组件和基站天线

Cited By (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6310582B1 (en) 1999-01-28 2001-10-30 Sharp Kabushiki Kaisha Antenna system
WO2000045463A1 (fr) * 1999-01-28 2000-08-03 Sharp Kabushiki Kaisha Système d'antennes
JP2003110335A (ja) * 2001-09-27 2003-04-11 Fujitsu Ltd アレーアンテナ装置及びグレーティング抑圧方法
US8078141B2 (en) 2006-01-18 2011-12-13 Overhorizon (Cyprus) Plc Systems and methods for collecting and processing satellite communications network usage information
US8713324B2 (en) 2006-01-18 2014-04-29 Overhorizon (Cyprus) Plc Systems and methods for tracking mobile terrestrial terminals for satellite communications
US7962134B2 (en) 2006-01-18 2011-06-14 M.N.C. Microsat Networks (Cyprus) Limited Systems and methods for communicating with satellites via non-compliant antennas
US8326217B2 (en) 2006-01-18 2012-12-04 Overhorizon (Cyprus) Plc Systems and methods for satellite communications with mobile terrestrial terminals
JP2008258772A (ja) * 2007-04-02 2008-10-23 Toshiba Corp アンテナ装置
US8050628B2 (en) 2007-07-17 2011-11-01 M.N.C. Microsat Networks (Cyprus) Limited Systems and methods for mitigating radio relay link interference in mobile satellite communications
US8948080B2 (en) 2007-07-17 2015-02-03 Overhorizon (Cyprus) Plc Methods comprising satellites having a regenerative payload, onboard computer, payload interface and interference elimination system
US8248318B2 (en) 2007-09-13 2012-08-21 Overhorizon (Cyprus) Plc Antenna system for communications on-the-move
WO2009039998A3 (en) * 2007-09-13 2009-05-22 Overhorizon Cyprus Plc Antenna system for communications on-the-move
EP3937304A1 (en) * 2007-09-13 2022-01-12 Ovzon Sweden AB Antenna system for communications on-the-move
JP2011239078A (ja) * 2010-05-07 2011-11-24 Mitsubishi Heavy Ind Ltd フェーズドアレイレーダ装置およびこれを備えた車両
JP2013118620A (ja) * 2011-10-18 2013-06-13 Imec ビームフォーミングの方法及び当該方法を使用する装置
US10855365B2 (en) 2013-02-13 2020-12-01 Overhorizon Ab Method for shifting communications of a terminal located on a moving platform from a first to a second satellite antenna beam
JP2016152507A (ja) * 2015-02-17 2016-08-22 日本電信電話株式会社 アレーアンテナの設計装置、設計方法および設計プログラム
JPWO2019202789A1 (ja) * 2018-04-18 2020-06-11 三菱電機株式会社 アンテナ装置、アンテナ制御方法、およびプログラム
WO2019202789A1 (ja) * 2018-04-18 2019-10-24 三菱電機株式会社 アンテナ装置、アンテナ制御方法、およびプログラム
US10804972B2 (en) 2018-06-20 2020-10-13 Overhorizon Ab Personal on-the-move satellite communications terminal
WO2020012584A1 (ja) * 2018-07-11 2020-01-16 三菱電機株式会社 アレーアンテナ装置及び通信装置
US20200350681A1 (en) * 2019-05-03 2020-11-05 Isotropic Systems Ltd Gain roll-off for hybrid mechanical-lens antenna phased arrays
WO2020225688A1 (en) * 2019-05-03 2020-11-12 Isotropic Systems Ltd Improved gain roll-off for hybrid mechanical-lens antenna phased arrays
CN113785441A (zh) * 2019-05-03 2021-12-10 同向系统有限公司 用于混合机械透镜天线相控阵列的改进增益滚降
US11735816B2 (en) 2019-05-03 2023-08-22 All.Space Networks Limited Gain roll-off for hybrid mechanical-lens antenna phased arrays
CN112271427A (zh) * 2020-06-29 2021-01-26 京信通信技术(广州)有限公司 一种天线安装组件和基站天线

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10178313A (ja) アンテナ装置
US8134511B2 (en) Low profile quasi-optic phased array antenna
EP0963006B1 (en) Reconfigurable multiple beam satellite phased array antenna
KR101183482B1 (ko) 이동 타겟을 추적하기 위한 페이즈드 어레이 평면형 안테나및 추적방법
JP2607198B2 (ja) 1以上の幅及び/又は方向を変更可能なビームを有するアンテナの放射パターンの電子制御装置
US6184828B1 (en) Beam scanning antennas with plurality of antenna elements for scanning beam direction
US7161537B2 (en) Low profile hybrid phased array antenna system configuration and element
US6081234A (en) Beam scanning reflectarray antenna with circular polarization
JP4021150B2 (ja) スロットアレーアンテナ
US6259415B1 (en) Minimum protrusion mechanically beam steered aircraft array antenna systems
KR100656785B1 (ko) 다중 위성 접속 안테나 시스템
JP2009538561A (ja) 一体型導波管アンテナ及びアレイ
KR20060114317A (ko) 수직 전기 다운틸트 안테나
KR100561630B1 (ko) 성형 반사판을 이용한 삼중 대역 하이브리드 안테나
JP3047662B2 (ja) 反射型アレイアンテナ
JP3036159B2 (ja) 偏波共用アンテナ
US6552695B1 (en) Spin-scan array
JPH06291535A (ja) アレイアンテナ
KR100682984B1 (ko) 다중대역 하이브리드 안테나 시스템
US6441785B1 (en) Low sidelobe antenna with beams steerable in one direction
JP3283589B2 (ja) Sng用平面アンテナ装置
JP3084344B2 (ja) 移動体衛星通信用車載アンテナ
JP2015179950A (ja) アンテナ装置
JP3010208B2 (ja) 偏波可変フェーズドアレーアンテナ
JP2685117B2 (ja) 電子走査アンテナ

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20040716

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050413

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050419

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050617

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051213